JPH08313399A - 内燃機関用試験装置 - Google Patents

内燃機関用試験装置

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Publication number
JPH08313399A
JPH08313399A JP12253795A JP12253795A JPH08313399A JP H08313399 A JPH08313399 A JP H08313399A JP 12253795 A JP12253795 A JP 12253795A JP 12253795 A JP12253795 A JP 12253795A JP H08313399 A JPH08313399 A JP H08313399A
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JP
Japan
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tilt
rotation
state
internal combustion
combustion engine
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Application number
JP12253795A
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English (en)
Inventor
Masayuki Harada
正幸 原田
Masaru Yoshida
勝 吉田
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Mitsubishi Motors Corp
Nippon Denshi Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Nippon Denshi Kagaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、内燃機関用試験装置に関し、安全
且つ速やかに複合傾斜状態を実現できるようにすること
を目的とする。 【構成】 基台1と、内燃機関を搭載するテーブル2
と、テーブル2を基台1に対して回転可能且つ傾斜可能
に支持する支持部4と、テーブル2を回転させる回転駆
動手段10と、テーブル2を傾斜させる傾斜駆動手段5
と、テーブル2の回転状態及び傾斜状態を指令する指令
手段27,28と、テーブル2の回転状態を検出する回
転状態検出手段43と、テーブル2の傾斜状態を検出す
る傾斜状態検出手段44と、回転駆動手段10と傾斜駆
動手段5との作動を制御する制御手段3とをそなえるよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関をさまざまな
傾斜角度に設定して各種試験を行なうための、内燃機関
用試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等に用いられる内燃機関
(エンジン)では、さまざまな試験を行ない、耐久性や
安全性等の性能を確認しながら開発が進められている。
例えば、不整地を走行するようないわゆるオフロード車
では、車両が大きく傾くようなことも考えられる。そし
て、このような場合であっても、エンジンが正常に作動
するかどうかの確認試験を行なう必要がある。
【0003】そこで、上述のエンジン試験の1つとし
て、従来より、エンジンを傾けて作動させ、異常が生じ
ないかどうかを確認する試験が行なわれている。なお、
このような試験では、主に、排気系から白煙が出ていな
いか、油圧が低下していないか(即ち、オイル循環系に
エアの吸い込みがないか)、異音が発生していないか
(例えば、吸排気弁のラッシュアジャスタの油圧低下に
より生じるカタカタ音等)、オイル漏れが発生していな
いか等を確認する。
【0004】そして、このような試験に用いられる試験
装置としては、従来より、図9に示すような試験台50
が使用されている。なお、51は内燃機関(又はエンジ
ン)を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の内燃機関試験装置では、試験台50を傾ける
作業を人間の手作業で行なっており、作業効率が良くな
いという課題がある。また、従来の試験台50では、エ
ンジンを傾斜させるための回転軸が1本しかないため、
例えば、エンジンを後方向に15°,右方向に20°傾
けるといった複合傾斜の試験を行なう場合は、エンジン
を試験条件に合わせて試験台50上に搭載し直さなけれ
ばならない。このように、複合傾斜での試験を行なう毎
にエンジンの搭載状態を変更するのは、極めて作業効率
が悪いという課題がある。
【0006】ところで、特開平3−137539号公報
には、支持姿勢変更装置付き内燃機関試験装置が開示さ
れている。しかしながら、この技術は、内燃機関試験装
置をさまざまな機種の内燃機関の搭載に適用できるよう
に汎用化したものであって、種々の方向への複合傾斜を
自由に行なえるように構成されたものではなく、したが
って上述の課題を解決するものではない。
【0007】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、安全且つ速やかに複合傾斜状態を実現できる
ようにした、内燃機関用試験装置をを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の内燃機関用試験装置は、基台と、内燃機関を
搭載するテーブルと、該テーブルを該基台に対して回転
可能且つ傾斜可能に支持する支持部と、該テーブルを回
転させる回転駆動手段と、該テーブルを該基台の一方向
に向かって傾斜させる傾斜駆動手段と、該テーブルの回
転状態及び傾斜状態を指令する指令手段と、該テーブル
の回転状態を検出する回転状態検出手段と、該テーブル
の傾斜状態を検出する傾斜状態検出手段と、該指令手段
からの指令情報と、該回転状態検出手段及び該傾斜状態
検出手段からの検出情報とに基づいて、該回転駆動手段
と該傾斜駆動手段との作動を制御する制御手段と、をそ
なえて構成されていることを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の本発明の内燃機関用
試験装置は、上記請求項1記載の構成に加えて、該テー
ブルの回転状態及び傾斜状態の目標値を設定する目標値
設定手段をそなえ、該制御手段が、該回転状態検出手段
及び該傾斜状態検出手段からの検出情報に基づき、該テ
ーブルの回転状態及び傾斜状態が該目標値設定手段で設
定された目標値に達したときに、該回転駆動手段及び該
傾斜駆動手段の作動を停止するように構成されているこ
とを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載の本発明の内燃機関用
試験装置は、上記請求項1又は2記載の構成に加えて、
該回転駆動手段による連続回転駆動角度が、所定角度内
に制限されていることを特徴としている。また、請求項
4記載の本発明の内燃機関用試験装置は、上記請求項1
〜3のいずれかに記載の構成に加えて、該傾斜駆動手段
による連続傾斜駆動角度が、所定角度内に制限されてい
ることを特徴としている。
【0011】また、請求項5記載の本発明の内燃機関用
試験装置は、上記請求項1〜4のいずれかに記載の構成
に加えて、該制御手段が、該傾斜状態検出手段からの検
出情報に基づいて、該傾斜状態が限度状態に達すると、
該傾斜駆動手段の作動を停止するように構成されている
ことを特徴としている。また、請求項6記載の本発明の
内燃機関用試験装置は、上記請求項1〜5のいずれかに
記載の構成に加えて、該制御手段に、該回転駆動手段及
び該傾斜駆動手段の作動を緊急停止させる非常停止手段
が設けられていることを特徴としている。
【0012】
【作用】上述の請求項1記載の本発明の内燃機関用試験
装置では、内燃機関を搭載するテーブルが支持部を介し
て基台に対して回転可能且つ傾斜可能に支持されてお
り、制御手段にもうけられた指令手段の作動により、回
転駆動手段と傾斜駆動手段との作動状態が制御される。
また、このとき回転状態検出手段によりテーブルの回転
状態が検出され、傾斜状態検出手段によりテーブルの傾
斜状態が検出される。そして、制御手段では、指令手段
からの指令情報と回転状態検出手段及び傾斜状態検出手
段からの検出情報とに基づいて、回転駆動手段と傾斜駆
動手段との作動を制御する。
【0013】上述の請求項2記載の本発明の内燃機関用
試験装置では、回転状態検出手段及び傾斜状態検出手段
からの検出情報に基づいて、テーブルの回転状態及び傾
斜状態が該目標値設定手段で設定された目標値に達した
ことが検出されると、制御手段により、回転駆動手段及
び傾斜駆動手段の作動が停止する。上述の請求項3記載
の本発明の内燃機関用試験装置では、回転駆動手段によ
り連続的に回転駆動される角度が、所定角度に達する
と、回転駆動手段が停止する。
【0014】上述の請求項4記載の本発明の内燃機関用
試験装置では、傾斜駆動手段により連続的に傾斜駆動さ
れる角度が、所定角度に達すると、傾斜駆動手段が停止
する。上述の請求項5記載の本発明の内燃機関用試験装
置では、傾斜状態検出手段からの検出情報に基づいて、
傾斜状態が限度状態に達したことが検出されると、制御
手段では傾斜駆動手段の作動を停止させる。
【0015】上述の請求項6記載の本発明の内燃機関用
試験装置では、非常事態の発生時は制御手段の非常停止
手段を作動させることで、回転駆動手段及び傾斜駆動手
段の作動が緊急停止して安全が確保される。
【0016】
【実施例】以下、図面により、本発明の一実施例として
の内燃機関用試験装置について説明すると、図1はその
全体構成を示す模式的な斜視図、図2はその模式的な平
面図、図3はその模式的な側面図であって図2における
A方向矢視図、図4はその模式的な正面図であって図3
におけるB方向矢視図、図5はその操作パネルを示す模
式図、図6はその動作を簡単に説明するための模式図で
あって図2におけるC方向矢視図、図7,図8はいずれ
もその駆動部の構成を示す模式的な斜視図である。
【0017】図1〜図4に示すように、本装置は、主
に、基台1,ターンテーブル2,基台1上にターンテー
ブル2を支持する支持部4,支持部4に設けられた駆動
手段5,10及び各駆動手段5,10を制御するコント
ローラ(制御手段)3からなっている。基台1は、本装
置のベースとなる部分であって、この基台1には、移動
用の車輪1Aが取り付けられている。
【0018】また、ターンテーブル2は、支持部4を介
して基台1の上部に取り付けられており、このターンテ
ーブル2上には試験用の内燃機関(以下、単にエンジン
という)51が搭載されるようになっている。支持部4
は、ターンテーブル2を2つの異なる軸方向に対してそ
れぞれ独立して回転可能に構成されており、これにより
ターンテーブル2を回転させたり、傾斜させたりするこ
とができるようになっている。
【0019】すなわち、本装置には、ターンテーブル2
を基台1に対して回転及び傾斜させるための回転駆動手
段10及び傾斜駆動手段5が設けられており、これらの
回転駆動手段10及び傾斜駆動手段5は、それぞれ図1
に示すコントローラ3からの制御信号にしたがって作動
するようになっている。ここで、まず、傾斜駆動手段5
について説明すると、図1〜図3に示すように、この傾
斜駆動手段5は、主に傾動用モータ6及び傾斜駆動機構
8からなっている。
【0020】図1に示すように、傾動用モータ6は傾斜
駆動機構8に接続されており、傾斜駆動機構8は、傾動
用モータ6から回転駆動力が入力されると、略水平面内
に存在する傾斜駆動用回転軸7を中心にして支持部4を
傾斜させるようになっている。そして、支持部4の傾斜
とともに、ターンテーブル2が傾斜するようになってい
るのである。
【0021】本傾斜駆動手段5では、傾動用モータ6と
傾斜駆動用回転軸7との間に、傾斜駆動機構8として、
ベベルギア機構(図8参照)45,ベルトプーリ機構
9,ネジジャッキ11及びロッカアーム部材19が介装
されており、これらの部材を通じて、傾動用モータ6か
ら傾斜駆動用回転軸7への力の伝達が滑らかに行なわれ
る一方、傾斜駆動用回転軸7から傾動用モータ6への力
の伝達は阻止されるようになっている。
【0022】すなわち、傾斜駆動手段5では、傾動用モ
ータ6から回転駆動力が出力されると、ベベルギア機構
45を介してモータ6の出力軸に対して略直角方向に回
転駆動力が伝達され、さらにプーリ9Aやベルト9B等
を介してネジジャッキ11にこの回転駆動力が入力され
るようになっている。また、このネジジャッキ11は、
図7に示すように、入力軸12へ回転駆動力が入力され
ると、この入力軸12と一体に設けられたウォームギア
15が回転して、出力軸13を進退させるようになって
いる。
【0023】ネジジャッキ11には、入力軸12と略直
交する方向に出力軸13が設けられており、この出力軸
13には雄ねじ部14が形成されている。また、出力軸
13と同軸上には、ウォームホイル(ナット)16が設
けられており、このウォームホイル16が上述のウォー
ムギア15と噛合している。また、図示するように、ウ
ォームホイル16の内径側には雌ねじ部16Aが形成さ
れており、この雌ねじ部16Aと出力軸13の雄ねじ部
14とが螺合して配設されている。
【0024】また、このウォームホイル16は、円錐コ
ロ軸受18を介してケース部材17に配設されており、
ウォームホイル16の軸回りの回転動作のみを許容しう
るようになっている。したがって、傾動用モータ6が作
動して入力軸12が回転駆動されると、ウォームギア1
5の回転駆動力がウォームホイル16に伝達されて、ウ
ォームホイル16が回転駆動される。そして、ウォーム
ホイル16が回転するとことで、ウォームホイル16の
雌ねじ部16Aと螺合している出力軸13が前進又は後
退するのである。
【0025】また、図3に示すように、ネジジャッキ1
1の出力軸13は、ロッカアーム部材19に接続されて
いる。このロッカアーム部材19は支持部4に固定され
ており、ロッカアーム部材19と支持部4とは一体に作
動するようになっている。したがって、傾動用モータ6
が作動して出力軸13が進退すると、ロッカアーム部材
19が傾斜駆動用回転軸7を中心に揺動して、ロッカア
ーム部材19に固定された支持部4が傾斜するようにな
っているのである。
【0026】次に、回転駆動手段10について簡単に説
明すると、図4に示すように、この回転駆動手段10
は、主に回動用モータ20,回転駆動用回転軸21及び
回転駆動機構22からなっており、回動用モータ20
は、コントローラ3からの制御信号にしたがってその作
動が制御されるようになっている。ここで、回動用モー
タ20は支持部4に取り付けられており、回動用モータ
20から出力された回転駆動力は、回転駆動機構22を
介して回転駆動用回転軸21に伝達されるようになって
いる。
【0027】また、回転駆動用回転軸21はターンテー
ブル2に対して固定されており、回動用モータ20が作
動すると、支持部4に対してターンテーブル2が回転す
るようになっているのである。なお、上述した回転駆動
機構22は、例えば図8に示すようなベベルギア機構4
5や上述したプーリ9A及びベルト9B等からなってい
る。
【0028】ところで、図1に示すように、基台1に
は、ターンテーブル2の回転角度を検出するポテンショ
メータ(回転状態検出手段)43及び傾斜角度を検出す
るポテンショメータ(傾斜状態検出手段)44が設けら
れており、これにより、基台1を基準としたターンテー
ブル2の回転角度情報及び傾斜角度情報がコントローラ
3に入力されるようになっている。
【0029】次に、本装置の制御手段としてのコントロ
ーラ3について説明する。このコントローラ3の制御パ
ネルには、図5に示すように、複数の制御スイッチ類と
作動ランプとディスプレイが設けられている。ここで、
このコントローラ3の各部について説明すると、23は
電源スイッチ,24は傾斜駆動又は回転駆動を切り換え
るモータ切換スイッチ,25はターンテーブル2の現在
の回転角度を示すディスプレイ,26はターンテーブル
2の現在の傾斜角度を示すディスプレイ,27及び28
はともに指令手段としての作動スイッチであって、27
は傾動用モータ6及び回動用モータ20を一方向に作動
させるためのスイッチ,28は上述のスイッチ27とは
逆方向に傾動用モータ6及び回動用モータ20を作動さ
せるためのスイッチ,29は非常停止手段としての非常
停止スイッチ,30はゼロ設定スイッチ,31はモータ
回転方向切換スイッチ,32,33はそれぞれターンテ
ーブル2の回転状態及び傾斜状態の目標値を設定する目
標値設定手段であって、32はターンテーブル2の回転
停止角度を設定するための回転角度設定部,33はター
ンテーブル2の傾斜停止角度を設定するための傾斜角度
設定部,34〜42はそれぞれ本装置の作動状態を示す
表示ランプである。
【0030】ここで、上述の作動スイッチ27,28は
いずれも、押しているときだけオンになるインチングス
イッチであって、これにより、安全且つ確実にターンテ
ーブル2の角度を制御することができるようになってい
る。また、ターンテーブル2の回転角度及び傾斜角度
は、ポテンショメータからの検出情報に基づいてディス
プレイ25,26に正確に表示されるようになってお
り、これにより、例えば0.1deg単位の精密な角度
制御を行なうことができるようになっている。
【0031】さらに、本装置では、これらのポテンショ
メータからの検出情報に基づいて、ターンテーブル2の
回転角度及び傾斜角度が、上述の回転角度設定部32や
傾斜角度設定部33で設定された角度に達すると、回動
用モータ20及び傾動用モータ6の作動が自動停止する
ようになっている。これにより、作業者は回転角度設定
部32や傾斜角度設定部33でターンテーブル2を所望
の角度に設定するだけで、簡単且つ正確にターンテーブ
ル2の状態を制御することができるようになっているの
である。
【0032】また、本装置では、1回の操作でモータ
6,20が所定量以上連続して作動しないようなシーケ
ンス制御が用いられている。具体的には、コントローラ
3では、1回の操作による連続最大移動角度が、例えば
10°に設定されており、この連続最大移動角度まで作
動すると、モータ6,20の作動が自動停止するように
なっている。
【0033】もちろん、この自動停止は、所定時間が経
過すると自動的にクリアされるようになっており、作動
スイッチ27,28を押し続ければ、所要角度(例えば
10°)移動する毎に一旦停止して、所定時間経過後に
再び移動を開始することになる。そして、このように連
続移動角度を制限することで、作業者に安全確保の注意
を促しながら、移動操作を行なうことができるのであ
る。
【0034】また、傾斜方向に対しては、傾斜限度が設
定されており、ターンテーブル2が例えば45°以上に
なるとモータ6が自動停止するようになっている。この
傾斜限度は、傾斜時に傾斜した部材が、他の部材と干渉
しないようにするものであり、この自動停止機能により
十分な安全を確保することができるのである。また、こ
のような自動停止機能に加えて、コントローラ3には、
非常停止スイッチ29も設けられており、非常時はこの
スイッチ29を押すことで、回転方向及び傾斜方向の作
動が瞬時に停止するようになっている。
【0035】ここで、この非常停止スイッチ29はプッ
シュロックタイプのスイッチとして構成されており、非
常停止スイッチ29を押した後は、このスイッチ29を
捻らないと、通常の作動制御に戻すことができないよう
になっている。なお、ゼロ設定スイッチ30は、ターン
テーブル2の傾斜角のディスプレイ26を0°表示させ
るためのスイッチで、床面の傾斜や内燃機関搭載時の角
度補正に対応できるようになっている。
【0036】モータ回転方向切換スイッチ31は、モー
タ6,20の作動する方向を切り換えるスイッチであ
る。すなわち、ターンテーブル2の回転方向や傾斜方向
は、図1及び図6において符号Fや符号Rで示すように
設定されており、モータ回転方向切換スイッチ31がF
側に設定されている場合は、インチングスイッチ27を
押すと、ターンテーブル2がF側に回転又は傾斜するよ
うになっている。また、インチングスイッチ28を押す
と、これとは逆にR側に回転又は傾斜するようになって
いる。
【0037】また、モータ回転方向切換スイッチ31を
R側に切り換えると、上述とは逆に、インチングスイッ
チ27を押すとターンテーブル2がR側に回転又は傾斜
するようになり、インチングスイッチ28を押すとこれ
とは逆にF側に回転又は傾斜するようになっているので
ある。回転角度設定部32及び斜角度設定部33は、タ
ーンテーブル2を停止させる回転角度や傾斜角度を予め
設定するための部分である。そして、ポテンショメータ
43,44からのフィードバック信号に基づいて、ター
ンテーブル2の回転角度及び傾斜角度がこれら角度設定
部32,33で設定された値になったことが検出される
と、コントローラ3では、モータ20及びモータ6の作
動を停止させるようになっている。
【0038】本発明の一実施例としての内燃機関用試験
装置は、上述のように構成されているので、以下のよう
にしてターンテーブル2の回転角度調整や傾斜角度調整
を行なう。まず、コントローラ3に設けられた電源スイ
ッチ23をオンにして、回転角度設定部32及び斜角度
設定部33に回転角度や傾斜角度の設定値を入力する。
また、ゼロ設定を行なう必要がある場合は、上述した角
度設定値の入力前にゼロ設定スイッチ30を押す。この
とき、ディスプレイ26は0°に表示される。
【0039】ターンテーブル2を回転させる場合は、モ
ータ切換スイッチ24を図中左側に回して、回転ランプ
35を点灯させるとともに、モータ回転方向切換スイッ
チ31により、ターンテーブル2の回転方向(F側に回
転させるのか又はR側に回転させるのか)を設定して、
F側ランプ38又はR側ランプ39のいずれか一方を点
灯させる。
【0040】そして、作動スイッチ27を押すことによ
り運転ランプ40が点灯して、モータ回転方向切換スイ
ッチ31で設定された方向にターンテーブル2が回転す
るのである。また、この場合は、ディスプレイ25にタ
ーンテーブル2の回転角度がリアルタイムで表示され
る。なお、作動スイッチ27はインチングスイッチであ
るので、スイッチ27を押している間しかモータ20は
作動せず、スイッチ27から手を離すとモータ20の作
動が停止して、ターンテーブル2の回転が停止する。
【0041】そして、作動スイッチ27としてこのよう
なインチングスイッチを用いることにより、挟まれやか
み込み等がないかを確認しながら少しずつ本装置を作動
させることができる。また、作動スイッチ27から手を
離すことで瞬時に装置の作動を停止させることができる
のである。さらに、作動スイッチ27を押し続けていて
も、ターンテーブル2の回転角度が回転角度設定部32
で設定された角度になると、自動的にモータ20が停止
して停止ランプ41が点灯する。そして、これによりタ
ーンテーブル2は所望の回転角度に調整されることにな
る。このような自動停止機能により、ターンテーブル2
の回転角度や傾斜角度を簡単且つ速やかに設定でき、タ
ーンテーブル2を正確な角度に設定することができると
いう利点がある。
【0042】また、ターンテーブル2の傾斜角度を調整
する場合は、モータ切換スイッチ24を図中右側に回し
て傾斜ランプ36を点灯させ、作動させるモータを切り
換える以外は、上述の回転角度調整と同様にして行な
う。このように、本装置では、傾斜駆動手段5と回転駆
動手段10とを設けることにより、エンジンの試験目的
に応じて、傾斜方向及び回転方向からなる複合傾斜角度
を自在に設定することができ、エンジンの台上試験に速
やかに開始することができるようになる。
【0043】すなわち、本装置では、ターンテーブル2
を回転や傾斜させることで、従来は実現できなかった複
合的な傾斜状態を簡単に実現することができ、エンジン
の試験目的に応じた角度にターンテーブル2を設定する
ことができるのである。なお、装置の安全性を確保する
ため、1回の作動でターンテーブル2を回転又は傾斜さ
せる角度は、所定値(即ち、連続最大移動角度、例えば
10°)以内に規定され、連続最大移動角度まで移動し
た後は必ず停止するようなシーケンス制御となってお
り、この最大移動角度以上にターンテーブル2を回転又
は傾斜させる場合は、複数回に分けて操作を行なうこと
になる。そして、このようなシーケンス制御により、安
全を確認しながら角度設定を行なうことができる利点を
有している。
【0044】ところで、作業中に非常事態が発生した場
合は、非常停止スイッチ29を押すことで装置の作動を
速やかに停止させることができる。そして、このような
非常停止時は、非常停止ランプ43が点灯するので、作
業者は、非常停止状態を確実に認識することができる。
また、非常停止スイッチ29は、上述したようにプッシ
ュロックタイプのスイッチであり、スイッチ29を捻る
ことでもとの位置に復帰する。これにより、非常停止時
の不用意な再始動が防止される利点もある。
【0045】なお、例えばこの装置の作動中に、基台1
に人が乗ったらこれを検知して、装置の作動を停止させ
るような非常停止機構を設けてもよい。このような非常
停止機構としては、例えば、基台1に所定値以上の荷重
がかかるとオンになるようなスイッチ機構を設けて、作
業者が基台1に乗ったらこれを検出するとともに、この
スイッチ機構からの検出情報に基づいて、コントローラ
3は装置の作動を停止させるように構成すればよい。こ
のような非常停止機構を設けることにより、さらに安全
性を高めることができるという利点がある。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の内燃機関用試験装置によれば、基台と、内燃機関
を搭載するテーブルと、該テーブルを該基台に対して回
転可能且つ傾斜可能に支持する支持部と、該テーブルを
回転させる回転駆動手段と、該テーブルを該基台の一方
向に向かって傾斜させる傾斜駆動手段と、該テーブルの
回転状態及び傾斜状態を指令する指令手段と、該テーブ
ルの回転状態を検出する回転状態検出手段と、該テーブ
ルの傾斜状態を検出する傾斜状態検出手段と、該指令手
段からの指令情報と、該回転状態検出手段及び該傾斜状
態検出手段からの検出情報とに基づいて、該回転駆動手
段と該傾斜駆動手段との作動を制御する制御手段と、を
そなえて構成されることにより、内燃機関の試験目的に
応じて、従来実現できなかった傾斜方向及び回転方向か
らなる複合傾斜角度を自在に且つ簡単に設定することが
できるという利点がある。これにより、内燃機関の台上
試験に速やかに開始することができるようになり、作業
効率が大きく向上するという利点がある。
【0047】また、請求項2記載の本発明の内燃機関用
試験装置によれば、上記請求項1記載の構成に加えて、
該テーブルの回転状態及び傾斜状態の目標値を設定する
目標値設定手段をそなえ、該制御手段が、該回転状態検
出手段及び該傾斜状態検出手段からの検出情報に基づ
き、該テーブルの回転状態及び傾斜状態が該目標値設定
手段で設定された目標値に達したときに、該回転駆動手
段及び該傾斜駆動手段の作動を停止するように構成され
ることにより、テーブルの回転角度や傾斜角度を簡単且
つ速やかに設定でき、テーブルを正確な角度に設定する
ことができるという利点がある。
【0048】また、請求項3記載の本発明の内燃機関用
試験装置によれば、上記請求項1又は2記載の構成に加
えて、該回転駆動手段による連続回転駆動角度が、所定
角度内に制限されるという構成により、安全を確認しな
がら角度設定を行なうことができるという利点を有して
いる。また、請求項4記載の本発明の内燃機関用試験装
置によれば、上記請求項1〜3のいずれかに記載の構成
に加えて、該傾斜駆動手段による連続傾斜駆動角度が、
所定角度内に制限されるという構成により、やはり安全
を確認しながら角度設定を行なうことができるという利
点を有している。
【0049】また、請求項5記載の本発明の内燃機関用
試験装置によれば、上記請求項1〜4のいずれかに記載
の構成に加えて、該制御手段が、該傾斜状態検出手段か
らの検出情報に基づいて、該傾斜状態が限度状態に達す
ると、該傾斜駆動手段の作動を停止するように構成され
ることにより、傾斜駆動される部材と傾斜しない部材と
の干渉を防止するという利点を有している。
【0050】また、請求項6記載の本発明の内燃機関用
試験装置によれば、上記請求項1〜5のいずれかに記載
の構成に加えて、該制御手段に、該回転駆動手段及び該
傾斜駆動手段の作動を緊急停止させる非常停止手段が設
けられるという構成により、非常事態の発生時には非常
停止手段を作動させることで装置の作動を速やかに停止
させることができ、安全性を高めることができるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての内燃機関用試験装置
における全体構成を示す模式的な斜視図である。
【図2】本発明の一実施例としての内燃機関用試験装置
における模式的な平面図である。
【図3】本発明の一実施例としての内燃機関用試験装置
における模式的な側面図であって図2におけるA方向矢
視図である。
【図4】本発明の一実施例としての内燃機関用試験装置
における模式的な正面図であって図3におけるB方向矢
視図である。
【図5】本発明の一実施例としての内燃機関用試験装置
における操作パネルを示す模式図である。
【図6】本発明の一実施例としての内燃機関用試験装置
における動作を簡単に説明するための模式図であって図
2におけるC方向矢視図である。
【図7】本発明の一実施例としての内燃機関用試験装置
における駆動部の構成を示す模式的な斜視図である。
【図8】本発明の一実施例としての内燃機関用試験装置
における駆動部の構成を示す模式的な斜視図である。
【図9】従来の内燃機関用試験装置を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 基台 1A 車輪 2 ターンテーブル 3 コントローラ(制御手段) 4 支持部 5 傾斜駆動手段 6 傾動用モータ 7 傾斜駆動用回転軸 8 傾斜駆動機構 9A プーリ 9B ベルト 10 回転駆動手段 11 ネジジャッキ 12 入力軸 13 出力軸 14 雄ねじ部 15 ウォームギア 16 ウォームホイル(ナット) 16A 雌ねじ部 17 ケース部材 18 円錐コロ軸受 19 ロッカアーム部材 20 回動用モータ 21 回転駆動用回転軸 22 回転駆動機構 23 電源スイッチ 24 モータ切換スイッチ 25 回転角度用ディスプレイ 26 傾斜角度用ディスプレイ 27,28 指令手段としての作動スイッチ 29 非常停止手段としての非常停止スイッチ 30 ゼロ設定スイッチ 31 モータ回転方向切換スイッチ 32 回転角度設定部(目標値設定手段) 33 傾斜角度設定部(目標値設定手段) 34〜42 作動状態表示ランプ 43 回転角度検出用ポテンショメータ(回転状態検出
手段) 44 傾斜角度検出用ポテンショメータ(傾斜状態検出
手段) 45 ベベルギア機構 50 試験台 51 内燃機関又はエンジン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 内燃機関を搭載するテーブルと、 該テーブルを該基台に対して回転可能且つ傾斜可能に支
    持する支持部と、 該テーブルを回転させる回転駆動手段と、 該テーブルを該基台の一方向に向かって傾斜させる傾斜
    駆動手段と、 該テーブルの回転状態及び傾斜状態を指令する指令手段
    と、 該テーブルの回転状態を検出する回転状態検出手段と、 該テーブルの傾斜状態を検出する傾斜状態検出手段と、 該指令手段からの指令情報と、該回転状態検出手段及び
    該傾斜状態検出手段からの検出情報とに基づいて、該回
    転駆動手段と該傾斜駆動手段との作動を制御する制御手
    段と、をそなえて構成されていることを特徴とする、内
    燃機関用試験装置。
  2. 【請求項2】 該テーブルの回転状態及び傾斜状態の目
    標値を設定する目標値設定手段をそなえ、該制御手段
    が、該回転状態検出手段及び該傾斜状態検出手段からの
    検出情報に基づき、該テーブルの回転状態及び傾斜状態
    が該目標値設定手段で設定された目標値に達したとき
    に、該回転駆動手段及び該傾斜駆動手段の作動を停止す
    るように構成されていることを特徴とする、請求項1記
    載の内燃機関用試験装置。
  3. 【請求項3】 該回転駆動手段による連続回転駆動角度
    が、所定角度内に制限されていることを特徴とする、請
    求項1又は2記載の内燃機関用試験装置。
  4. 【請求項4】 該傾斜駆動手段による連続傾斜駆動角度
    が、所定角度内に制限されていることを特徴とする、請
    求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関用試験装置。
  5. 【請求項5】 該制御手段が、該傾斜状態検出手段から
    の検出情報に基づいて、該傾斜状態が限度状態に達する
    と、該傾斜駆動手段の作動を停止するように構成されて
    いることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載
    の内燃機関用試験装置。
  6. 【請求項6】 該制御手段に、該回転駆動手段及び該傾
    斜駆動手段の作動を緊急停止させる非常停止手段が設け
    られていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか
    に記載の内燃機関用試験装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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