JPH08313006A - 空気調和機の室外機用前面グリル - Google Patents
空気調和機の室外機用前面グリルInfo
- Publication number
- JPH08313006A JPH08313006A JP11820695A JP11820695A JPH08313006A JP H08313006 A JPH08313006 A JP H08313006A JP 11820695 A JP11820695 A JP 11820695A JP 11820695 A JP11820695 A JP 11820695A JP H08313006 A JPH08313006 A JP H08313006A
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- JP
- Japan
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- horizontal
- burble
- axis
- grille
- short
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はグリル形状を工夫することにより、
通風抵抗の増加を抑えつつ羽根車から吐出される流れと
の干渉音および剥離音を極力抑え室外機としての騒音レ
ベルを下げることを目的とするものである。 【構成】 グリルの水平方向の断面形状を短軸と長軸の
比が0.3〜0.45で短軸が4〜9mmとなる略楕円
形としたものである。
通風抵抗の増加を抑えつつ羽根車から吐出される流れと
の干渉音および剥離音を極力抑え室外機としての騒音レ
ベルを下げることを目的とするものである。 【構成】 グリルの水平方向の断面形状を短軸と長軸の
比が0.3〜0.45で短軸が4〜9mmとなる略楕円
形としたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室外機、送
風ダクト等、保安上、送風ファンおよびダクトを囲まな
ければならない機器に利用されるグリルに関するもので
ある。
風ダクト等、保安上、送風ファンおよびダクトを囲まな
ければならない機器に利用されるグリルに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の吹出し口前面グリルを有する空気
調和機の室外機について、添付図面とともに説明する。
調和機の室外機について、添付図面とともに説明する。
【0003】図5に示すように、熱交換器1と外装板2
で囲まれた空間に羽根車3とモータ4が収納されてお
り、羽根車3の周囲にオリフィス5が設けられている。
羽根車3の下流側に面する外装板2には吹出し口6が設
けられ、その外側にはグリル7が取り付けられている。
モータ4はモータ支持台8によって、外装板2に固定さ
れている。
で囲まれた空間に羽根車3とモータ4が収納されてお
り、羽根車3の周囲にオリフィス5が設けられている。
羽根車3の下流側に面する外装板2には吹出し口6が設
けられ、その外側にはグリル7が取り付けられている。
モータ4はモータ支持台8によって、外装板2に固定さ
れている。
【0004】このような構造において、外部空気はモー
タ4に直結された羽根車3の回転により、熱交換器1の
側から空気を吸込み、吹出し口6を通してグリル7から
外部へ吐出される。
タ4に直結された羽根車3の回転により、熱交換器1の
側から空気を吸込み、吹出し口6を通してグリル7から
外部へ吐出される。
【0005】従来、このグリル7は円形の断面形状を有
する針金等で構成され、針金と針金の隙間をJIS C
9612記載の試験方法で指が入らないための最大寸法
約9mm、また針金の直径を強度上問題がない範囲での
最少寸法φ2〜3mmとすることにより、開口部分をよ
り広範囲として通風抵抗を低下させ、外装板2前面より
適当な距離を隔てて平行な平面上に格子状をなして配置
されていた。
する針金等で構成され、針金と針金の隙間をJIS C
9612記載の試験方法で指が入らないための最大寸法
約9mm、また針金の直径を強度上問題がない範囲での
最少寸法φ2〜3mmとすることにより、開口部分をよ
り広範囲として通風抵抗を低下させ、外装板2前面より
適当な距離を隔てて平行な平面上に格子状をなして配置
されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなグリル断面形状では羽根車3から吐出される流れ
と桟との衝突による干渉音や、流出するときに円形断面
の途中で起こる剥離音が高いという課題を有していた。
ようなグリル断面形状では羽根車3から吐出される流れ
と桟との衝突による干渉音や、流出するときに円形断面
の途中で起こる剥離音が高いという課題を有していた。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、通風抵抗の増加を抑えながら前述の干渉音および剥
離音を極力抑え室外機としての騒音レベルを下げること
を目的とするものである。
で、通風抵抗の増加を抑えながら前述の干渉音および剥
離音を極力抑え室外機としての騒音レベルを下げること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は前記グリルの桟と桟の隙間が約9mmで、
水平方向の断面形状が短軸と長軸の比a/bが0.3〜
0.45で短軸が4〜9mmとなる略楕円形で構成され
ている水平桟列としたものである。
に、本発明は前記グリルの桟と桟の隙間が約9mmで、
水平方向の断面形状が短軸と長軸の比a/bが0.3〜
0.45で短軸が4〜9mmとなる略楕円形で構成され
ている水平桟列としたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記グリルの桟と桟の隙間が約9mm
で、水平方向の断面形状が短軸と長軸の比a/bが0.
3〜0.45で短軸が4〜9mmとなる略楕円形とする
ことにより音源の数が減少し、干渉音としての騒音を抑
えるとともに、前記羽根車から吐出される流れに対し剥
離音を抑えることができる。
で、水平方向の断面形状が短軸と長軸の比a/bが0.
3〜0.45で短軸が4〜9mmとなる略楕円形とする
ことにより音源の数が減少し、干渉音としての騒音を抑
えるとともに、前記羽根車から吐出される流れに対し剥
離音を抑えることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面とともに説明す
る。
る。
【0011】図1は前述した略楕円断面形状の水平桟列
を有するグリルを外装板前面に取り付けた図であり、図
5に示したものと同様の構成には同様の番号を付し説明
を省略する。
を有するグリルを外装板前面に取り付けた図であり、図
5に示したものと同様の構成には同様の番号を付し説明
を省略する。
【0012】図2は本発明の一実施例である吹出し口前
面グリルの詳細図であり、8は短軸a長軸bの略楕円形
断面の水平桟、9はその保持のための鉛直桟で、水平桟
と直交し、格子状グリルを形成する。
面グリルの詳細図であり、8は短軸a長軸bの略楕円形
断面の水平桟、9はその保持のための鉛直桟で、水平桟
と直交し、格子状グリルを形成する。
【0013】図2において水平桟と水平桟の隙間寸法c
はJIS C9612記載の試験方法で指が入らないた
めの最大寸法である約9mmに決められている。
はJIS C9612記載の試験方法で指が入らないた
めの最大寸法である約9mmに決められている。
【0014】また水平桟と水平桟のピッチ寸法をdで表
示している。このようなグリルにおいて、水平桟の断面
形状を略楕円形にすると前方からの流れが変動しても前
縁剥離を起こしにくく後流の乱れも減少する。
示している。このようなグリルにおいて、水平桟の断面
形状を略楕円形にすると前方からの流れが変動しても前
縁剥離を起こしにくく後流の乱れも減少する。
【0015】また水平桟と水平桟との相互作用により剥
離を抑える効果がある。桟の断面サイズは従来より小さ
ければ開口率が増加するため通風抵抗が減少し、大きけ
ればピッチが増えて音源の数が減少するため低騒音とな
ることが知られていた。
離を抑える効果がある。桟の断面サイズは従来より小さ
ければ開口率が増加するため通風抵抗が減少し、大きけ
ればピッチが増えて音源の数が減少するため低騒音とな
ることが知られていた。
【0016】ここで同一風量におけるa/bと騒音値の
関係を図3に、またa/b=0.35におけるbと騒音
値の関係を図4に示す。
関係を図3に、またa/b=0.35におけるbと騒音
値の関係を図4に示す。
【0017】図3よりa/bの値が0.3〜0.45で
低騒音となり、図4よりbの値は4〜9mmで低騒音と
なることがわかる。
低騒音となり、図4よりbの値は4〜9mmで低騒音と
なることがわかる。
【0018】したがって水平断面形状を短軸と長軸の比
a/bが0.3〜0.45で短軸が4〜9mmとなる略
楕円形とすれば通風抵抗の増加を抑えながら剥離を低減
し、室外機の騒音レベルを下げるグリルとなる。
a/bが0.3〜0.45で短軸が4〜9mmとなる略
楕円形とすれば通風抵抗の増加を抑えながら剥離を低減
し、室外機の騒音レベルを下げるグリルとなる。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、前記グリルの桟と桟の隙間が約9mmで、水平方向
の断面形状が短軸と長軸の比が0.3〜0.45で短軸
が4〜9mmとなる略楕円形とすることにより、通風抵
抗の増加を抑えながら羽根車3から吐出される空気の流
れとの干渉音および剥離によって生ずる剥離音を従来の
形状より低く抑えることができる。
に、前記グリルの桟と桟の隙間が約9mmで、水平方向
の断面形状が短軸と長軸の比が0.3〜0.45で短軸
が4〜9mmとなる略楕円形とすることにより、通風抵
抗の増加を抑えながら羽根車3から吐出される空気の流
れとの干渉音および剥離によって生ずる剥離音を従来の
形状より低く抑えることができる。
【図1】本発明の一実施例における略楕円形断面形状吹
出し口前面グリルを取り付けた空気調和機室外機の断面
図
出し口前面グリルを取り付けた空気調和機室外機の断面
図
【図2】同グリル断面拡大図
【図3】同一風量における短軸aと長軸bの比a/bと
騒音値の関係を示す説明図
騒音値の関係を示す説明図
【図4】同一風量における短軸aと長軸bの比a/b一
定における短軸bと騒音値の関係を示す説明図
定における短軸bと騒音値の関係を示す説明図
【図5】従来の円形断面形状吹出し口前面グリルを取り
付けた空気調和機室外機の断面図
付けた空気調和機室外機の断面図
【図6】同グリル断面拡大図
【符号の説明】 1 熱交換器 2 外装板 3 羽根車 4 ファンモータ 5 オリフィス 6 吹出し口 7 グリル 8 モータ支持台 9 略楕円形断面水平桟 10 鉛直保持桟
Claims (1)
- 【請求項1】羽根車から吹出し口を通して外側へ空気を
吐出する送風装置の吹出し口の後流側に設けられ、桟と
桟の隙間が約9mmで、水平方向の断面形状が短軸と長
軸の比a/bが0.3〜0.45で短軸が4〜9mmと
なる略楕円形であることを特徴とした水平桟列で構成さ
れている空気調和機の室外機用前面グリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11820695A JPH08313006A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 空気調和機の室外機用前面グリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11820695A JPH08313006A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 空気調和機の室外機用前面グリル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08313006A true JPH08313006A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14730831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11820695A Pending JPH08313006A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 空気調和機の室外機用前面グリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08313006A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100453318B1 (ko) * | 1996-12-16 | 2004-12-31 | 다이낑 고오교 가부시키가이샤 | 공기조화기용실외기 |
KR20050119492A (ko) * | 2004-06-16 | 2005-12-21 | 기아자동차주식회사 | 차량 공조 장치의 벤트 노즐 블레이드 |
JP2010203634A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Daikin Ind Ltd | 空気清浄機 |
JP2011085357A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の室外機 |
-
1995
- 1995-05-17 JP JP11820695A patent/JPH08313006A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100453318B1 (ko) * | 1996-12-16 | 2004-12-31 | 다이낑 고오교 가부시키가이샤 | 공기조화기용실외기 |
KR20050119492A (ko) * | 2004-06-16 | 2005-12-21 | 기아자동차주식회사 | 차량 공조 장치의 벤트 노즐 블레이드 |
JP2010203634A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Daikin Ind Ltd | 空気清浄機 |
JP2011085357A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の室外機 |
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