JPH0831254B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JPH0831254B2
JPH0831254B2 JP61120733A JP12073386A JPH0831254B2 JP H0831254 B2 JPH0831254 B2 JP H0831254B2 JP 61120733 A JP61120733 A JP 61120733A JP 12073386 A JP12073386 A JP 12073386A JP H0831254 B2 JPH0831254 B2 JP H0831254B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術(第9図) D 発明が解決しようとする問題点(第9図) E 問題点を解決するための手段(第1図、第5図及び
第6図) F 作用(第1図、第5図及び第6図) G 実施例(第1図〜第8図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダに関し、特に、デイジ
タル映像信号及びデイジタルオーデイオ信号を磁気テー
プ上に磁気記録するビデオテープレコーダ(デイジタル
VTR)に適用して好適なものである。
B 発明の概要 本発明はデイジタルVTRにおいて、180°対向して回転
ドラムに配置された記録用ヘツドに、同一のデイジタル
オーデイオ信号を供給して、記録用ヘツドが同時に走査
する記録トラツク上の所定領域に同一のデイジタルオー
デイオ信号を同時に記録することにより、従来に比して
一段と簡易な構成のダブルレコーデイングのデイジタル
VTRを提案しようとするものである。
C 従来の技術 従来、デイジタル映像信号を記録再生するデイジタル
VTRとして、回転ドラムの180°対向した位置に装着され
た一対の磁気ヘツドによつて、第9図に示すように、磁
気テープ1上にトラツクピツチTPで順次斜めに記録トラ
ツクTA−1、TB−1、TA−2……を形成し、隣りの2つ
の記録トラツクTA−1及びTB−1、TA−2……を1組と
して1フイールド分のデイジタル映像信号と共に、デイ
ジタルオーデイオ信号を記録するようになされたものが
用いられている。
この場合、各トラツクTA−1及びTB−1、TA−2及び
TB−2……を、デイジタル映像信号を記録する領域(こ
れを映像領域と呼ぶ)及びデイジタルオーデイオ信号を
記録する領域(これをオーデイオ領域と呼ぶ)に分割
し、映像領域の走査開始端側位置に1つのオーデイオ領
域を形成し(特開昭58−128009号)、又は映像領域の走
査開始端側及び走査終了端側位置に2つのオーデイオ領
域を形成して複数例えば4チヤンネル分のデイジタルオ
ーデイオ信号を記録し(特開昭60−40573号)、かくし
て同じ磁気ヘツドを用いてデイジタル映像信号及びデイ
ジタルオーデイオ信号を再生できるようにしたものが提
案されている。
この種のデイジタルVTRによれば、例えば走査する磁
気テープ上を磁気ヘツドが走査する際に、磁気テープ上
にスクラツチ等の傷がついても、これが小さい範囲のも
のであれば、記録データをシヤフリング記録したり、誤
り符号を用いて誤り訂正したりする等のデイジタル処理
をすることにより実用上正確に映像信号及びオーデイオ
信号を再生し得る。
D 発明が解決しようとする問題点 ここで、磁気テープ上についた傷が大きくて誤り訂正
ができなくなると、映像信号については、周囲の健全な
記録トラツクからピツクアツプしたデータを置き換える
ような誤り修正をすることにより、実用上映像信号を修
復し得る。
しかし、オーデイオ信号については、映像信号につい
て用いられているようなデータの置換えをしても、実用
に供し得るような音声を再現し得なくなるので、オーデ
イオ領域を映像領域の例えば両端位置に分散するように
設け、同一のデイジタルオーデイオ信号を2度記録する
(これをダブルレコーデイングと呼ぶ)方式のものが提
供されている。
このようにすれば、スクラツチによつて一方のオーデ
イオ領域がドロツプアウトするような大きな傷がついた
としても、他方のオーデイオ領域にまで及ぶような傷が
つく確率は十分に低いので、実用上正確なオーデイオ信
号を再生し得る。
ところで、異なる2つのオーデイオ領域ち同一のデイ
ジタルオーデイオ信号を記録する際に、1つの記録用ヘ
ツドを用いてこれが2つのオーデイオ領域を順次走査し
て行くタイミングで記録用ヘツドを記録動作させるよう
にする方法が考えられる。しかしこのようにすると、第
1回目の記録をした後、第2回目の記録をするまでにタ
イミングにずれがるため、第1回目の記録をしたデイジ
タルオーデイオ信号を一時メモリ手段に記憶保持してお
き、第2回目の記録の際にこのメモリ手段の記憶内容を
読み出して磁気テープ上に記録するような複雑な構成を
用意する必要がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ダブル
レコーデイング方式のVTRにおいて、記録時にデイジタ
ルオーデイオ信号を一時記憶維持するためのメモリ手段
を必要としない一段と簡易な構成のビデオテープレコー
ダを提供しようとするものである。
E 問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、回転
ドラム3に180°対向して、異る記録トラツクTA−1、T
B−1、TA−2、TB−2……を形成するように配置され
た第1及び第2の記録用ヘツド4、5を有し、回転ドラ
ム3に磁気テープ1を180°より大きい角度で巻付ける
ようになされたビデオテープレコーダにおいて、180°
対向する第1及び第2の記録用ヘツド4、5に同一のデ
イジタルオーデイオ信号D1を供給することにより、第1
及び第2の記録用ヘツド4、5が同時に走査する記録ト
ラツクTA−1、TB−1、TA−2、TB−2……上の領域AR
A1、ARA2に同一のデイジタルオーデイオ信号D1を記録す
るようにする。
F 作用 第1及び第2の記録用ヘツド4、5に同一のデイジタ
ルオーデイオ信号D1を供給すると、記録用ヘツド4、5
が同時に走査する磁気テープ1上の領域ARA1、ARA2に同
一のデイジタルオーデイオ信号D1が記録される。
記録用ヘツド4、5に、同一のデイジタルオーデイオ
信号D1を供給するだけで済むので、従来に比して一段と
簡易な構成のダブルレコーデイング方式のVTRを得るこ
とができる。
G 実施例 以下図面と共に、本発明の一実施例について詳述す
る。
第9図との対応部分に同一符号を付して示す第5図
は、本発明を適用したデイジタルVTRの磁気テープ1上
の記録フオーマツトを示し、1フイールドのデイジタル
映像信号を順次隣る2つの記録トラツクTA−1、TB−1
に分割して記録する。各記録トラツクTA−1、TB−1、
TA−2、TB−2……の磁気ヘツドが当接し始める走査開
始端側の領域に第1のオーデイオ領域ARA1を設け、磁気
ヘツドが離れて行く走査終了端側の領域に第2のオーデ
イオ領域ARA2を設ける。
さらに各トラツクTA−1、TB−1、TA−2……のオー
デイオ領域ARA1及びARA2の間には、映像領域ARVが設け
られている。
オーデイオ領域ARA1及びARA2においては、デイジタル
映像信号の1/2フイールドに相当するデイジタルオーデ
イオ信号でなる記録データCH1を記録トラツクTA−2の
走査終了端側のオーデイオ領域ARA2と、これに続く記録
トラツクTB−2の走査開始端側のオーデイオ領域ARA1に
ダブルレコーデイングする。
さらに続く1/2フイールド分のデイジタルオーデイオ
信号の記録データCH2が記録トラツクTB−2のオーデイ
オ領域ARA2及び続く記録トラツクのオーデイオ領域ARA1
にダブルレコーデイングする。
このようなフオーマツトの磁気テープ1において、第
6図に示すような構成の記録用ヘツドを用いて記録す
る。
すなわち回転ドラム3はガイドポスト2a及び2bによつ
て磁気テープ1がΩ状に180°より大きい角度で巻付け
られた状態で矢印aに示す方向に回転する。回転ドラム
3上には、180°対向する位置に記録用ヘツド4及び5
が設けられている。一方の記録用ヘツド4は記録トラツ
クTA−1、TB−2……を走査し、他方の記録用ヘツド5
は記録トラツクTB−1、TB−2……を走査するように位
置決めされている。
さらに磁気テープ1を回転ドラム3に巻き付けた状態
において、記録用ヘツド4及び5がテープに当接する範
囲のほぼ中央位置Pを中心として、前後方向に85°ずつ
の範囲(合計170°の範囲)においては、記録用ヘツド
4及び5は、磁気テープ1の映像領域ARVを走査する。
さらにこの範囲の前後10°の範囲において、記録用ヘツ
ド4及び5は磁気テープ1に当接し始める側では第1の
オーデイオ領域ARA1を走査し、磁気テープ1から離れて
行く側では第2のオーデイオ領域ARA2を走査する。
従つて映像領域ARVないし第1のオーデイオ領域ARA1
のトータル角度、及び映像領域ARVないし第2のオーデ
イオ領域ARA2のトータル角度はそれぞれ180°となり、
しかも当該角範囲では記録用ヘツド4及び5が180°対
向していることから、第1図に示すように、記録用ヘツ
ド4が記録トラツクTA−2の第1のオーデイオ領域ARA1
の直前に位置している時、記録用ヘツド5が後行する記
録トラツクTB−1の第2のオーデイオ領域ARA2の直前に
位置することとなる。
そして、記録用ヘツド4がオーデイオ領域ARA1を走査
し始めると、これと同時に記録用ヘツド5はオーデイオ
領域ARA2を走査し始める。かくして、第2図に示すよう
に、記録用ヘツド4がオーデイオ領域ARA1の走査終了端
に位置した時、記録用ヘツド5はオーデイオ領域ARA2の
走査終了端に位置するようになる。
続いて記録用ヘツド4が映像領域ARVの走査を開始す
ると、記録用ヘツド5は記録トラツTB−1の走査を終了
し、第3図に示すように、記録用ヘツド4が記録トラツ
クTA−2の第2のオーデイオ領域ARA2を走査し始める位
置に来ると、これと同時に記録用ヘツド5が、記録トラ
ツクTA−2に先行する記録トラツクTB−2の第1のオー
デイオ領域ARA1を走査し始める位置に来るようになる。
続いて記録用ヘツド4が、第4図に示すように、第2
のオーデイオ領域ARA2の走査を終了すると、これと同時
に記録用ヘツド5が第1のオーデイオ領域ARA1の走査を
終了する。
記録用ヘツド4が記録トラツクTA−2の走査を終了し
て次の記録トラツクTA−3の走査を開始するまでの間、
記録用ヘツド5は映像領域ARVの走査を行なつた後、再
び第1図に示す相対位置関係に戻る。かくして記録用ヘ
ツド4及び5は次の記録トラツクTA−3及びTB−2のオ
ーデイオ領域ARA1及びARA2の走査を開始するようにな
る。
このようにして、記録用ヘツド4が第1のオーデイオ
領域ARA1を記録している間、これと同時に記録用ヘツド
5が第2のオーデイオ領域ARA2を記録し、これとは逆に
記録用ヘツド4が第2のオーデイオ領域ARA2を記録して
いる間、これと同時に記録用ヘツド5が第1のオーデイ
オ領域ARA1を記録することとなる。
このように磁気テープ1を走査する記録用ヘツド4及
び5は、第7図に示す記録回路から供給されるデイジタ
ルオーデイオ信号SD1及びデイジタル映像信号SD2でなる
記録データD1及びD2を、磁気テープ1上に記録する。
すなわちデイジタルオーデイオ信号SD1はシヤフリン
グ回路10において、デイジタルオーデイオ信号SD1の1/2
フイールド分のデータを1区切りにしてデータシヤフリ
ングをした後、メモリ回路11に格納する。
エンコーダ12は、メモリ回路11に格納されたデイジタ
ルオーデイオ信号SD1のデータを所定のタイミングで順
次読み出した後、所定のデータブロツクごとに、当該デ
ータブロツクの誤り訂正符号を付加して、このデータを
メモリ回路13に格納する。
エンコーダ14は、メモリ回路13に格納されデータを、
順次読み出して、所定のデータブロツク毎に誤り訂正符
号を付加した後、記録用ヘツド4又は記録用ヘツド5が
記録トラツクTA−1、TB−1、TA−2……のオーデイオ
領域ARA1及びARA2を走査する期間の間にデイジタルオー
デイオ信号SD1の記録データD1として選択回路15に出力
する。
同様して、デイジタル映像信号SD2に基づいてメモリ
回路17、エンコーダ18、メモリ回路19、エンコーダ20、
を介して、記録用ヘツド4又は5が記録トラツクTA−
1、TB−1、TA−2……の映像領域ARVを走査する期間
の間に、デイジタル映像信号SD2の12フイールド分の記
録データD2を選択回路15に出力する。
選択回路15は、選択信号CHの論理レベルが「H」のと
きエンコーダ20から得られる1/2フイールド分のデイジ
タル映像信号SD2の記録データD2を選択して出力信号DO
としてロータリートランス21、増幅回路22を介して記録
用ヘツド4及び5に出力する。
これに対して、選択信号CHの論理レベルが「L」のと
き、選択回路15は、エンコーダ14から得られる1/2フイ
ールド分のデイジタルオーデイオ信号SD1の記録データD
1を選択し、これを出力信号DOとしてロータリートラン
ス21及び増幅回路22を介して記録用ヘツド4及び5に出
力する。
選択信号CHは、回転ドラム3の回転位置情報として得
られる記録用ヘツド4又は5の位置情報に基づいて、記
録用ヘツド4又は5が記録トラツクTA−1、TB−1、TA
−2……の映像領域ARVを走査している期間の間、その
論理レベルを「H」に立ち上げる。これとは逆に、記録
用ヘツド4又は5が第1又は第2のオーデイオ領域ARA1
又はARA2を走査している間は論理「L」レベルを維持す
る。
従つて記録用ヘツド4及び5が第8図(B)及び
(C)の時点t1において、記録用ヘツド4が記録トラツ
クTA−2の第1のオーデイオ領域ARA1の走査開始端に位
置すると(第1図)、選択信号CHは論理「H」から論理
「L」に立ち下がり(第8図(A))、その結果選択回
路15の出力信号DOとしてデイジタルオーデイオ信号SD1
の記録データD1を得ることができる。
続いて記録用ヘツド4が時点t2において、第1のオー
デイオ領域ARA1の走査を終了すると(第2図)、選択信
号CHは論理レベルを「L」から「H」に立ち上げ(第8
図(A))、これに応動して選択回路15はその出力信号
DOをデイジタルオーデイオ信号SDの記録データD1からデ
イジタル映像信号SD2の記録データD2に切り換える。
従つて記録用ヘツド4が記録トラツクTA−2の第1の
オーデイオ領域ARA1を走査して、同時に記録用ヘツド5
が記録トラツクTB−1の第2のオーデイオ領域ARA2を走
査している期間T1(第8図の時点t1〜t2)においては、
1/2フイールド分のデイジタルオーデイオ信号の記録デ
ータD1が記録用ヘツドに出力され、記録用ヘツド4及び
5によつて同時に記録トラツクTA−2の第1のオーデイ
オ領域ARA1及び記録トラツクTB−1の第2のオーデイオ
領域ARA2に同一内容のデイジタルオーデイオ信号の記録
データD1をダブルレコーデイングする。
記録用ヘツド4が記録トラツクTA−2の映像領域ARV
の走査を終了して時点t3において第2のオーデイオ領域
ARA2の走査開始端に移ると(第3図)、選択信号CHは論
理「L」レベルに立ち下がり(第8図(A))、その結
果選択回路15の出力信号はデイジタル映像信号SD2の記
録データD2からデイジタルオーデイオ信号SD1の記録デ
ータD1に切り換わる。
従つて記録用ヘツド4が記録トラツクTA−2の映像領
域ARVを走査している期間T2(第8図の時点t2〜t3)に
おいては、1/2フイールド分のデイジタル映像信号SD2の
記録データD2が記録用ヘツド4及び5に出力される。
このとき記録用ヘツド5は何れの記録トラツクTA−
1、TB−1……も走査していない期間に相当し(第8図
(C))、その結果、記録用ヘツド4が走査する記録ト
ラツクTA−2の映像領域ARVにのみ当該記録データD2が
記録される。
続いて記録用ヘツド4が記録トラツクTA−2の第2の
オーデイオ領域ARA2を走査すると共に記録用ヘツド5が
記録トラツクTB−2の第1のオーデイオ領域ARA1を走査
した後、時点t4において記録用ヘツド4が第2のオーデ
イオ領域ARA2の走査終了端に位置し、記録用ヘツド5が
記録トラツクTB−2の映像領域ARVの走査開始端に位置
すると(第4図)、再び選択信号CHが論理「H」に立ち
上る(第8図)。
従つて時点t3から時点t4までの期間T3においては、記
録用ヘツド4及び5は記録トラツクTA−2の第2のオー
デイオ領域ARA2及び記録トラツクTB−2の第1のオーデ
イオ領域ARA1に同時にデイジタルオーデイオ信号SD1の
記録データD1をダブルレコーデイングする。
続いて時点t5において記録用ヘツド4が続く記録トラ
ツクTB−3の第1のオーデイオ領域ARA1の走査開始端に
位置すると、回転ドラム3は時点t1と同一の回転位置に
戻り、その結果選択信号CHは再び論理「H」に立ち上り
(第8図(A))、以降時点t1〜t5の動作を繰り返すこ
ととなる。
時点t4から時点t5までの期間T4においては、期間T2の
場合とは逆に記録用ヘツド4に代えて記録用ヘツド5が
映像領域ARVを走査することとなり、その結果記録トラ
ツクTB−2にデイジタル映像信号SD2の記録データD2が
記録されることとなる。
以上の構成において、記録用ヘツド4及び5が同時に
磁気テープ1を走査する期間T1及びT3(第1図の状態か
ら第2図の状態までの期間及び第3図の状態から第4図
の状態までの期間)において、デイジタルオーデイオ信
号SD1の記録データD1が、それぞれ記録トラツクTA−
1、TA−2及びTB−1TB−2……のオーデイオ領域ARA1
及びARA2にダブルレコーデイングされる。
これに対して、記録用ヘツド4又は5の一方が磁気テ
ープ1に当接している期間T2及びT4(第2図の状態から
第3図の状態までの期間及び第4図の状態から第1図に
おいて記号TA−1、TB−1、……をそれぞれ記号TA−
2、TB−2、……に置き換えた状態までの期間)、デイ
ジタル映像信号SD2の記録データD2は記録トラツクTA−
1、TB−1、TA−2……の映像領域ARVに記録されるこ
ととなる。
以上の構成によれば、180°対向した記録用ヘツド
4、5が同時に走査する磁気テープ1上の上下端の所定
領域に記録用ヘツド4及び5に同一信号を供給すること
によつて、ダブルレコーデイングするようにしたので、
従来のようなダブルレコーデイングのために一方の記録
用ヘツドで記録した記録データを一時格納するようなメ
モリ手段を設ける必要をなくし得る。
また、記録用ヘツドは同一信号を常に供給すれば良い
ので、記録用ヘツドごとに供給する信号を切り換える必
要がなく、記録用ヘツドの周辺回路を一段と簡易な構成
としたデイジタルVTRを得ることができる。
なお、上述の実施例においては、記録用ヘツド4及び
5が1トラツクずれたトラツクを走査する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えば3トラツクず
れて走査する場合など広く適用することができる。
さらに上述の実施例においては、オーデイオ領域ARA1
及びARA2を回転ドラムに対して角度10°の範囲に取り、
映像領域ARVを角度170°の範囲に取つてダブルレコーデ
イングするようにした場合について述べたが、本発明は
これに限らず、例えば回転ドラムに巻き付ける角度をよ
り大きくして第1及び第2のオーデイオ領域ARA1及びAR
A2をそれぞれ10°以上又は巻き付ける角度に応じてそれ
以下の範囲に設けるようにしても良く、さらにこの10°
の範囲のうちの所定角度の領域をそれぞれ第1及び第2
のオーデイオ領域として用いても良い。
さらに上述の実施例においては、1チヤンネル分のデ
イジタルオーデイオ信号の記録データをダブルレコーデ
イングする場合について述べたが本発明はこれに限ら
ず、例えばオーデイオ領域ARA1及びARA2を各々2分割し
た領域に2チヤンネル分のデイジタルオーデイオ信号の
記録データをダブルレコーデイングする場合など広く適
用することができる。
また上述の実施例においては2個の記録用ヘツドを1
組として、1/2フイールド分のデイジタル映像信号を1
トラツクに記録する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、例えば4個の記録用ヘツドを2個ずつ組に
して用いて1/4フイールド分のデイジタルオーデイオ信
号を各記録トラツクに分割して記録する場合などに広く
適用することができる。
H 発明の効果 以上のように本発明によれば、180°対向する記録用
ヘツドに同一信号を供給して、記録用ヘツドが同時に走
査する磁気テープ上の領域にダブルレコーデインイグす
ることにより従来に比して一段と簡易な構成のVTRを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明を適用したデイジタルVTRの記
録用ヘツドの走査軌跡を示す略線図、第5図はその磁気
テープの記録フオーマツトを示す平面図、第6図は第1
図の回転ドラム上の磁気ヘツドの配置を示す平面図、第
7図はその記録回路を示すブロツク図、第8図は第1図
のデイジタルVTRの動作の説明に供するタイムチヤー
ト、第9図は従来のデイジタルVTRの磁気テープの記録
フオーマツトを示す略線図である。 1……磁気テープ、3……回転ドラム、4、5……記録
用ヘツド、ARA1、ARA2……オーデイオ領域、ARV……映
像領域、TA−1、TB−1、TB−2、TB−3……記録トラ
ツク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラムに180°対向して異なる記録ト
    ラツクを形成するように配置された第1及び第2の記録
    用ヘツドを有し、上記回転ドラムに磁気テープを180°
    より大きい角度で巻き付けるようになされたビデオテー
    プレコーダにおいて、 上記180°対向する上記第1及び第2の記録用ヘツドに
    同一のデイジタルオーデイオ信号を供給することによ
    り、上記第1及び第2の記録用ヘツドが同時に走査する
    上記記録トラツクの領域に同一のデイジタルオーデイオ
    信号を記録するようにした ことを特徴とするビデオテープレコーダ。
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