JPH08312481A - 船外機用エンジン - Google Patents

船外機用エンジン

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JPH08312481A
JPH08312481A JP12026095A JP12026095A JPH08312481A JP H08312481 A JPH08312481 A JP H08312481A JP 12026095 A JP12026095 A JP 12026095A JP 12026095 A JP12026095 A JP 12026095A JP H08312481 A JPH08312481 A JP H08312481A
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crankshaft
oil filter
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幸次 小石川
Masaki Tsunoda
正樹 角田
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンブロックの側面に吸気管と他の補機
類とを合理的に配置して船外機用エンジンを小型化す
る。 【構成】 クランク軸を縦置きしたV型多気筒エンジン
7の左側面に沿って、左側のバンクとスロットルボディ
32とを接続する上下2本の吸気管30a,30bを配
置する。下側の吸気管30bはスタータモータ48とオ
イルフィルタ94との間に形成されたデッドスペースを
利用して配置され、またオイルフィルタ94は上下の吸
気管30a,30b間に形成されたデッドスペースを利
用して配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランク軸を縦置きに
支持するとともに該クランク軸から後方に向けて拡開す
るように複数のシリンダがV字状に形成されたエンジン
ブロック小組立体と、エンジンブロック小組立体の後端
に結合されたシリンダヘッドと、エンジンブロック小組
立体の前方に配置されたスロットルボディと、スロット
ルボディからエンジンブロック小組立体の左右両側部を
通ってシリンダヘッドに接続された複数本の吸気管とを
備えた船外機用エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】かかる船外機用エンジンは、特開平6−
264757号公報により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものはエンジンブロックの左右両側部に沿って複数本の
吸気管が前後方向に延びているため、それら吸気管と他
の補機類とを合理的に配置しないとエンジンが大型化し
てしまい、転舵時やチルトアップ時等の取扱いに支障を
来す虞がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、エンジンブロックの側部に吸気管および補機類を合
理的に配置して船外機用エンジンの小型化を図ることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、クランク軸を縦置き
に支持するとともに該クランク軸から後方に向けて拡開
するように複数のシリンダがV字状に形成されたエンジ
ンブロック小組立体と、エンジンブロック小組立体の後
端に結合されたシリンダヘッドと、エンジンブロック小
組立体の前方に配置されたスロットルボディと、スロッ
トルボディからエンジンブロック小組立体の左右両側部
を通ってシリンダヘッドに接続された複数本の吸気管と
を備えた船外機用エンジンにおいて、エンジンブロック
小組立体の一側下部にクランク軸を駆動するスタータモ
ータを設けるとともに該スタータモータの上方にオイル
フィルタを設け、前記スタータモータおよびオイルフィ
ルタ間を通して前記複数本の吸気管のうちの少なくとも
1本の吸気管を配置したことを特徴とする。
【0006】また請求項2に記載された発明は、クラン
ク軸を縦置きに支持するとともに該クランク軸から後方
に向けて拡開するように複数のシリンダがV字状に形成
されたエンジンブロック小組立体と、エンジンブロック
小組立体の後端に結合されたシリンダヘッドと、エンジ
ンブロック小組立体の前方に配置されたスロットルボデ
ィと、スロットルボディからエンジンブロック小組立体
の左右両側部を通ってシリンダヘッドに接続された複数
本の吸気管とを備えた船外機用エンジンにおいて、エン
ジンブロック小組立体の一側部に配置された複数本の吸
気管のうちの隣接する2本の吸気管の間にオイルフィル
タを配置したことを特徴とする。
【0007】また請求項3に記載された発明は、請求項
1又は2の構成に加えて、エンジンブロック小組立体の
下半部を覆うアンダーケース部と、このアンダーケース
部の上縁に着脱自在に結合されてエンジンブロック小組
立体の上半部を覆うエンジンカバーとを備えており、オ
イルフィルタはアンダーケース部の上縁よりも高い位置
に着脱自在に設けられていることを特徴とする。
【0008】また請求項4に記載された発明は、請求項
3の構成に加えて、上下方向に重なり合う前記複数のシ
リンダはシリンダブロック小組立体の左右両側部に交互
に振り分けられており、最下位から2番目のシリンダが
シリンダブロック小組立体の前記一側部側に形成された
ことを特徴とする。
【0009】また請求項5に記載された発明は、請求項
4の構成に加えて、オイルフィルタに潤滑油を供給する
オイルポンプを前記最下位から2番目のシリンダの下方
に配置したことを特徴とする。
【0010】また請求項6に記載された発明は、クラン
ク軸を縦置きに支持するとともに該クランク軸から後方
に向けて拡開するように複数のシリンダがV字状に形成
されたエンジンブロック小組立体と、エンジンブロック
小組立体の後端に結合されたシリンダヘッドと、エンジ
ンブロック小組立体の前方に配置されたスロットルボデ
ィと、スロットルボディからエンジンブロック小組立体
の左右両側部を通ってシリンダヘッドに接続された複数
本の吸気管とを備えた船外機用エンジンにおいて、エン
ジンブロック小組立体の下半部を覆うアンダーケース部
と、このアンダーケース部の上縁に着脱自在に結合され
てエンジンブロック小組立体の上半部を覆うエンジンカ
バーとを備えており、エンジンブロック小組立体の一側
部におけるアンダーケース部の上縁よりも高い位置であ
り、且つ前記一側部に配置された最下位の吸気管よりも
高い位置にオイルフィルタが着脱自在に設けられている
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の構成によれば、エンジンブロック小
組立体の一側部に上下に配置したオイルフィルタおよび
スタータモータ間に形成されたデッドスペースを利用し
て吸気管が配置される。
【0012】請求項2の構成によれば、エンジンブロッ
ク小組立体の一側部に配置した複数本の吸気管のうちの
隣接する2本の吸気管の間に形成されたデッドスペース
を利用してオイルフィルタが配置される。
【0013】請求項3の構成によれば、アンダーケース
部からエンジンカバーを外してオイルフィルタをメンテ
ナンスするとき、アンダーケース部に邪魔されずにオイ
ルフィルタを着脱することができる。
【0014】請求項4の構成によれば、最下位のシリン
ダが形成されたシリンダブロック小組立体の他側部にオ
イルフィルタを配置する場合に比べて、オイルフィルタ
の位置を更に高くなってメンテナンス性が向上する。
【0015】請求項5の構成によれば、最下位から2番
目のシリンダの下方に形成されたデッドスペースを利用
してオイルポンプが配置される。
【0016】請求項6の構成によれば、アンダーケース
部からエンジンカバーを外してオイルフィルタをメンテ
ナンスするとき、アンダーケース部に邪魔されずにオイ
ルフィルタを着脱することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0018】図1は本発明を適用した船外機の全体側面
図である。符号1は船外機本体であり、取付装置2を介
して船尾3に取付けられている。
【0019】船外機本体1はエンジンマウントケース4
とエクステンションケース5と含む船外機本体ケース6
を有し、該船外機本体ケース6の上部にエンジン7が搭
載される。エンジン7の下半部はエクステンションケー
ス5の上端に連なるアンダーケース部6aにより覆われ
るとともに、エンジン7の上半部は前記アンダーケース
部6aの上縁に着脱自在に結合されるエンジンカバー8
により覆われる。エンジンカバー8内には空気取入口8
aを通じて外部の空気が導入される。
【0020】エンジン7については後で詳述するが、そ
のクランク軸9は上下方向に指向し、該クランク軸9に
連結された駆動軸10が船外機本体ケース6の内部を下
方に延びている。駆動軸10の下端は前後進切換装置1
1を介してプロペラ軸12に連結され、プロペラ13が
クランク軸9、駆動軸10、前後進切換装置11および
プロペラ軸12を経て伝達されるエンジン動力により回
転駆動される。
【0021】取付装置2は、船尾3にボルト14を介し
て固定されたブラケット15と、該ブラケット15に、
その前端に横架されたチルト軸16を介して上下に揺動
可能に枢着されたスイベルケース17とを備え、スイベ
ルケース17にスイベル軸18が上下方向に指向して回
動自在に枢支されている。前記船外機本体ケース6はこ
のスイベル軸18に上下の連結部材19,19aを介し
て連結されている。したがって船外機本体ケース6すな
わち船外機本体1は、チルト軸16のまわりに上下に揺
動できるとともに、スイベル軸18の軸線まわりに左右
に回動できる。
【0022】図2はエンジン7の右側面図、図3は左側
面図、図4は横断面図である。なお、以下、エンジンま
たは船外機の左右とは、図1に示すように船尾3に取付
けられた船外機を後方から前方へ(図1において左方か
ら右方へ)向って見た時の左右を言う。
【0023】エンジン7の本体部は、エンジンブロック
小組立体20、シリンダヘッド21およびシリンダヘッ
ドカバー22等により構成されている。エンジンブロッ
ク小組立体20は、図4に示すように、クランクケース
の半部を形成するスカート部分20a1 を一体に設けた
シリンダブロック20aと、残りのクランクケース部分
20bとを、ボルト23により一体に締結して構成され
ている。このエンジンブロック小組立体20内には左右
にV形に配置されたシリンダ24,24の対が上下に2
組配置されている。すなわちエンジン7はV型4気筒4
サイクルエンジンで、それぞれのピストン25が連接棒
26を介して上下方向に指向した1本のクランク軸9に
連結されている。
【0024】図5はエンジンブロック小組立体20のシ
リンダヘッド21側の端面図であるが、同図から分かる
ように、前記シリンダ24…は、クランク軸9の軸方向
に沿って隣合う上下1組のピストン25,25および連
接棒26,26を収納すべく左側に配列された上下1組
のシリンダ24a,24bと、クランク軸9の軸方向に
沿って隣合う上下1組のピストン25,25および連接
棒26,26を収納すべく右側に配列された他の上下1
組のシリンダ24c,24dとを後方に向けてV字状に
拡開させてなり、かつこれらのシリンダ24a〜24d
は、左側のシリンダ24a,24bを右側のシリンダ2
4c,24dより高くして、千鳥状に配列されている。
このようなシリンダ配列とすることにより、エンジンブ
ロック小組立体20の横巾を他のV型エンジンに比較し
て狭くし、エンジン7を小型化することができる。
【0025】シリンダヘッド21には、図4に左側(船
外機の左側すなわち同図においては下側)のシリンダ2
4について示してあるように、各シリンダ24に対応し
てそれぞれ吸気通路28が設けられており、これらの吸
気通路28は吸気弁29を介して対応するシリンダ24
に通ずるとともに、他端においてシリンダヘッド21の
側面に開口している。そしてこの開口部にそれぞれ吸気
管30が接続され、エンジンブロック小組立体20の側
面に沿って前方のクランク室側へ延びている。図2の吸
気管30c,30dは図5のシリンダ24c,24dに
対応する吸気管で、図3の吸気管30a,30bは図5
のシリンダ24a,24bに対応する吸気管である。
【0026】エンジンブロック小組立体20の前部の左
右両側にそれぞれサージタンク31L,31Rが設けら
れており、前記吸気管30a,30bはサージタンク3
1Lに、前記吸気管30c,30dはサージタンク31
Rに連通している。一方、エンジンブロック小組立体2
0の前方、左右方向略中央部にスロットル弁32Vを内
蔵したスロットルボディ32が配設され、該スロットル
ボディ32と前記サージタンク31L,31Rとが、ス
ロットルボディ32から左右に分岐した空気通路33と
してのエルボを通じて互いに連通している。スロットル
ボディ32には、左右の吸気取入管34L,34R、吸
気消音室34Vおよび中央の吸気導入管34Cからなる
吸気消音器34を経て上方から空気が導かれる。
【0027】左右の空気通路33,33は左右対称形状
であり、したがってスロットルボディ32から左右のサ
ージタンク31L,31Rに到る空気通路の長さは略等
しく設定される。また、左右のサージタンク31L,3
1Rもエンジンブロック小組立体20を挟んで左右対称
位置に配置されており、したがって左側の2本の吸気管
30a,30bの長さと、右側の2本の吸気管30c,
30dの長さとは略等しく設定される。
【0028】吸気導入管34Cを通じて上方から取入れ
られた空気は、スロットルボディ32内において流量を
制御された後、左右のサージタンク31L,31Rに分
配され、これらのサージタンク31L,31Rから各吸
気管30a〜30dを通ってそれぞれ対応する各シリン
ダ24に燃焼用空気として供給されるが、吸気ポート2
8(図4参照)においてその空気に、燃料噴射弁35か
ら燃料が噴射、混合される。なお、図2において符号3
2aはスロットル弁軸、符号32bはリンク部材、符号
32cは吸気消音器34の係止部と空気通路33の係止
部との間に掛け渡されたゴム等の止め具であり、図3に
おいて符号32dはスロットル弁開度センサ、符号33
bは吸気温度センサである。なお、スロットルボディ3
2と空気通路33とはボルト32eにより結合され、ス
ロットルボディ32と吸気消音器34とは前記止め具3
2cにより結合され、空気通路33とクランクケース2
0bとはボルト33cにより結合される。
【0029】空気通路33が接続部33aを介して接続
されるサージタンク31L,31Rの容積部は、前記接
続部33aの上下にわたっている。容積部の容積は要求
に応じ設定されるが、該容積部の前記接続部33aより
も下方に位置する部分は、接続部33aから各吸気管3
0の接続部までの空気の流れの外に位置するので、万一
吸気系に水分が浸入した場合の水分分離室としても作用
する。符号31dはドレンボルトである。
【0030】燃料は船側に設けられた燃料タンクから供
給されるようになっており、図2に示すように、船外機
に設けられた燃料受入管37が船側に設けられた燃料タ
ンク(図示せず)に接続される。燃料受入管37から供
給された燃料はフロート41で規制されながら一旦気液
分離器42内に貯留された後、ストレーナ43、高圧ポ
ンプ44、高圧フィルタ45および配管38,39を経
て燃料噴射弁35に供給される。これら船外機側の諸装
置、配管は、図2に示すように、エンジン7の右側に配
設されている。高圧ポンプ44は気液分離器42の内外
何れに配設しても良い。
【0031】図6はエンジン7をクランク軸9の軸線を
含む各種の断面で切断して示した縦断面図であり、シリ
ンダについては前記シリンダ24cの断面とシリンダ2
4bの断面の一部とが示されている。
【0032】図4および図6から明らかなように、各シ
リンダ24の前記吸気通路28および吸気弁29の下方
にはそれぞれ排気通路47L,47Rおよび排気弁46
が設けられており、右側のシリンダ24c,24dの排
気弁46にそれぞれ連なる排気通路47Rと、左側のシ
リンダ24a,24bの排気弁46にそれぞれ連なる排
気通路47Lとは、シリンダヘッド21の巾方向中央す
なわち右側のシリンダ24c,24dおよび左側のシリ
ンダ24a,24b間を下方に延び、下端において合流
してシリンダヘッド21の下面に開口している。
【0033】図2〜図4において、符号36は各シリン
ダ24a〜24d毎に設けられた点火装置であって、そ
れぞれ点火コイル36a、キャップ36bおよび点火プ
ラグ36cから構成されている。
【0034】図3に示すように、エンジンブロック小組
立体20の左側にはスタータモータ48が、その出力軸
49を下向きに突出させて設けられており、該出力軸4
9に駆動ギヤ50が取付けられている。この駆動ギヤ5
0は後述するフライホイールの外周部に一体に形成され
たリングギヤと噛合っている。
【0035】図6に示すように、クランク軸9は前記の
ように上下方向に指向しており、シリンダヘッド21に
このクランク軸9に平行にカム軸51が配設されてい
る。クランク軸9およびカム軸51の上端はそれぞれエ
ンジンブロック小組立体20およびシリンダヘッド21
を貫通して上方へ突出しており、これらの上端にそれぞ
れ駆動プーリ52および従動プーリ53が固設され、両
プーリ52,53間にベルト54が巻掛けられている。
したがってカム軸51はベルト54を介してクランク軸
9により駆動されるが、本エンジン7は4サイクルエン
ジンであるので、クランク軸9とカム軸51の回転比を
2:1とするために、従動プーリ53の径は駆動プーリ
52の径の2倍にしてある。符号52a,53aは制御
のためのピックアップ用プレートである。
【0036】エンジンブロック小組立体20の下面は開
放部55となっており、該開放部55を密封状に閉塞す
る閉塞板56によってエンジンブロック小組立体20の
下壁が構成されている。閉塞板56はボルト57(図
2、図3参照)によりエンジンブロック小組立体20に
着脱可能に固着されている。クランク軸9の下端部は閉
塞板56を回転自在に貫通して下方に突出しており、こ
の下端にフライホイール58が固着されている。フライ
ホイール58の内側に、該フライホイール58側に固定
されたロータ62と閉塞板56側に固定されたステータ
63とからなる発電機64が装着されている。
【0037】さらに、フライホイール58の外周にはリ
ングギヤ65がギヤ部を焼嵌めする等により一体に形成
されている。このリングギヤ65は、エンジンブロック
小組立体20の左側において、前記スタータモータ48
(図3参照)の出力軸49に設けられた駆動ギヤ50と
噛合っており、エンジン始動時にはクランク軸9がスタ
ータモータ48により駆動される。
【0038】エンジンブロック小組立体20の下面には
エンジンマウントケース4が、前記閉塞板56を介しか
つ前記ボルト57により該閉塞板56と共締めにして、
結合されている。エンジンマウントケース4はさらに後
方すなわちシリンダヘッド側まで延びており、シリンダ
ヘッド21の前記排気通路47L,47Rが開口してい
る下面にも結合されている。
【0039】エンジンマウントケース4は、閉塞板56
とのパッキン面からそれぞれ下方へ延びる周壁70a,
70bおよび前記パッキン面から下方へ延びる囲壁71
を備えている(図6参照)。これらの周壁70a,70
bおよび囲壁71はいずれも前記フライホイール58よ
りも下方の位置まで延びている。そしてフライホイール
58は周壁70bと囲壁71とにより周囲を包囲されて
いる。さらに周壁70aの下端を連ねる底板72aと、
周壁70bの下端を連ねる底板72bとが、それぞれフ
ライホイール58の中心部下方位置まで延びているが、
前記パッキン面から下向きに測った周壁70bの高さ
(すなわち深さ)は周壁70aの高さ(すなわち深さ)
よりも低いので、底板72bと底板72aはフライホイ
ール58の中心部下方において互いに上下に離隔して重
なり合い、この部分に前方へ向って開口したマウント用
の開口部73が形成されている。
【0040】クランク軸9の回転をプロペラ13に伝え
る前記駆動軸10は、底板72b,72aに軸支されて
開口部73を上下に貫通している。なお、駆動軸10の
上端はクランク軸9に嵌着されたカラー部材60に下方
から挿入され、これにスプライン係合している。
【0041】開口部73にはまた、スイベル軸18とエ
ンジンマウントケース4とを連結する前記連結部材19
が前方から入り込んでいる。この連結部材19は、駆動
軸10を間に挟んでその両側を前後方向に延びる左右2
本の連結桿19R,19Lから成っている。連結桿19
R,19Lの先端はマウントラバー74を介してエンジ
ンマウントケース4に連結されている。
【0042】エンジンマウントケース4の下面には、オ
イルパン77の上端周縁部がボルト78により締結され
る。オイルパン77の上面の開口部79は、エンジンマ
ウントケース4内に形成されたオイル連通路80および
閉塞板56に設けられた開口81を通じてエンジンブロ
ック小組立体20内に連通しており、閉塞板56上に溜
まったカム室およびクランク室からの戻りオイルが開口
81、オイル連通路80を通って開口部79からオイル
パン77内に落下するようになっている。ただし開口8
1は閉塞板56の囲壁71に関してフライホイール58
と反対側の部分に設けられているので、閉塞板56上の
オイルが周壁70bおよび囲壁71で囲まれたフライホ
イール58部分に浸入することはない。
【0043】オイルパン77の上部には、フランジの一
部が延長されて形成された排気管部分77aが後方へ張
り出して一体に形成されており、該排気管部分77aに
エンジンマウントケース4の排気通路69に連通する排
気通路82が形成されている。排気通路82はオイルパ
ン77の外側に並設された触媒コンバータ83に連通
し、ここで浄化された排気は排気管84を通って本体ケ
ース6の下部から水中に排出される。オイルパン77内
に貯留されたオイルは、ストレーナ85、吸入管86を
経てオイルポンプ87に吸入され、該オイルポンプ87
からエンジン各部に供給される。
【0044】次に、図3、図5および図7を参照しなが
らオイルフィルタ94の配置について説明する。
【0045】図7はシリンダブロック20aおよびクラ
ンクケース20bを図6の7−7線に沿って矢印方向に
見た図であって、オイルポンプ87はシリンダブロック
20aの下部左側、前後方向中心線L寄りの位置に設け
られている。この位置はシリンダ24bの下方位置に当
る。すなわち、図5に示すように、左側のシリンダ24
a,24bは右側のシリンダ24c,24dよりも高く
配置され、シリンダ24bの下方に空間が生じているの
で、オイルポンプ87はこの空間を利用してここに配設
されている。
【0046】オイルポンプ87のロータ軸88はポンプ
ケーシング89を回転自在に貫通して下方に突出し、そ
の下端に被駆動ギヤ90が固設されている。この被駆動
ギヤ90は中間ギヤ91と噛合い、該中間ギヤ91がク
ランク軸7に固設された駆動ギヤ92と噛合っている。
したがってオイルポンプ87は歯車列92,91,90
を介してクランク軸7により駆動される。
【0047】オイルポンプ87から吐出されたオイル
は、該オイルポンプ87の近傍に設けれられたオイルフ
ィルタ94に油路87a(図5参照)を介して導かれて
濾過された後、クランク軸7の主軸受やシリンダヘッド
21内の動弁室等の被潤滑部に供給され、そこを潤滑し
た後にオイルパン77に戻される。このように、オイル
フィルタ94およびオイルポンプ87を何れのシリンダ
ブロック20aの同一側部(左側部)に設けたことによ
り、オイルフィルタ94およびオイルポンプ87を相互
に接近して配置して両者を接続する油路を容易に形成す
ることができる。
【0048】図5において、符号95,95はカム室と
クランク室とを連通するブリーザ通路、符号96はオイ
ルフィルタ94を通過した潤滑油をエンジンブロック小
組立体20からシリンダヘッド21のカム室に供給する
油路の開口部、符号97はカム室に連通する潤滑油戻り
通路である。
【0049】図3から明らかなように、シリンダブロッ
ク20aの左側面にはスタータモータ48、オイルフィ
ルタ94および2本の吸気管30a,30bが配置され
ており、下側の吸気管30bはスタータモータ48およ
びオイルフィルタ94間を横切るように配置されるとと
もに、オイルフィルタ94は上下の吸気管30a,30
b間に形成された空間に配置される。
【0050】図3を図2と比較すると明らかなように、
左側のシリンダ24a,24bは右側のシリンダ24
c,24dよりも高い位置に配置されているので、左側
面下側の吸気管30bの高さは右側面下側の吸気管30
dよりも高い位置にあり、その結果、左側面下側の吸気
管30bの下方に形成されたデッドスペースを利用して
スタータモータ48をレイアウトすることができる。ま
た、2本の吸気管30a,30b間に配置されたオイル
フィルタ94はアンダーケース部6aの上縁(図3参
照)よりも高い位置にあり、したがってオイルフィルタ
94の着脱をアンダーケース部6aに邪魔されずに容易
に行うことができる。
【0051】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことができる。
【0052】例えば、実施例のエンジン7は左右両側面
に各2本の吸気管30a〜30dを備えているが、吸気
管の本数は実施例に限定されるものではない。また実施
例ではフライホイール58をクランク軸9の下端側に設
けているが、フライホイール58をクランク軸9の駆動
プーリ52よりも上方の上端側に設けることも可能であ
る。この場合、吸気消音器34の上端がフライホイール
58と干渉しないように考慮する必要があるが、フライ
ホイール58の下方の駆動プーリ52に巻き掛けたベル
ト54の高さ分のスペースによって吸気消音器34の容
量を確保することができる。またエンジン7の左右のバ
ンクにそれぞれ独立したシリンダヘッドを設けても良
い。また実施例ではオイルフィルタ94を下側の吸気管
30bの上部に設けているが、そのオイルフィルタ94
を上側の吸気管30aの上部に設けても良い。また吸気
消音器34、スロットルボディ32及び空気通路33を
上から下に順次配置する代わりに、それらを下から上に
順次配置しても良い。
【0053】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、エンジンブロック小組立体の一側下部にク
ランク軸を駆動するスタータモータを設けるとともに該
スタータモータの上方にオイルフィルタを設け、前記ス
タータモータおよびオイルフィルタ間を通して複数本の
吸気管のうちの少なくとも1本の吸気管を配置したの
で、オイルフィルタおよびスタータモータ間に形成され
たデッドスペースを有効利用して吸気管を配置すること
が可能となって船外機用エンジンの小型化に寄与するこ
とができる。
【0054】また請求項2に記載された発明によれば、
エンジンブロック小組立体の一側部に配置された複数本
の吸気管のうちの隣接する2本の吸気管の間にオイルフ
ィルタを配置したので、前記2本の吸気管の間に形成さ
れたデッドスペースをオイルフィルタの配置に有効利用
することが可能となって船外機用エンジンの小型化に寄
与することができる。
【0055】また請求項3に記載された発明によれば、
エンジンブロック小組立体の下半部を覆うアンダーケー
ス部と、このアンダーケース部の上縁に着脱自在に結合
されてエンジンブロック小組立体の上半部を覆うエンジ
ンカバーとを備えており、オイルフィルタはアンダーケ
ース部の上縁よりも高い位置に着脱自在に設けられてい
るので、アンダーケース部からエンジンカバーを外して
オイルフィルタをメンテナンスするとき、アンダーケー
ス部に邪魔されずにオイルフィルタを容易に着脱するこ
とができる。
【0056】また請求項4に記載された発明によれば、
上下方向に重なり合う複数のシリンダはシリンダブロッ
ク小組立体の左右両側部に交互に振り分けられており、
最下位から2番目のシリンダがシリンダブロック小組立
体の一側部側に形成されているので、最下位のシリンダ
が形成されたシリンダブロック小組立体の他側部にオイ
ルフィルタを配置する場合に比べて、オイルフィルタの
位置を更に高くしてメンテナンス性を一層向上させるこ
とができる。
【0057】また請求項5に記載された発明によれば、
オイルフィルタに潤滑油を供給するオイルポンプを最下
位から2番目のシリンダの下方に配置したので、前記2
番目のシリンダの下方に形成されたデッドスペースを有
効利用してオイルポンプを配置することができる。
【0058】また請求項6に記載された発明によれば、
エンジンブロック小組立体の下半部を覆うアンダーケー
ス部と、このアンダーケース部の上縁に着脱自在に結合
されてエンジンブロック小組立体の上半部を覆うエンジ
ンカバーとを備えており、エンジンブロック小組立体の
一側部におけるアンダーケース部の上縁よりも高い位置
であり、且つ前記一側部に配置された最下位の吸気管よ
りも高い位置にオイルフィルタが着脱自在に設けられて
いるので、オイルフィルタを高い位置に配置することが
可能となり、アンダーケース部からエンジンカバーを外
してオイルフィルタをメンテナンスするとき、アンダー
ケース部に邪魔されずにオイルフィルタを容易に着脱す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】船外機の全体側面図
【図2】エンジンの右側面図
【図3】エンジンの左側面図
【図4】エンジンの横断面図
【図5】エンジンブロック小組立体のシリンダヘッド側
の端面図
【図6】エンジンの縦断面図、
【図7】図6の7−7線矢視図
【符号の説明】
6a アンダーケース部 8 エンジンカバー 9 クランク軸 20 エンジンブロック小組立体 21 シリンダヘッド 24a〜24d シリンダ 30a〜30d 吸気管 32 スロットルボディ 48 スタータモータ 87 オイルポンプ 94 オイルフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02N 11/00 B63H 21/26 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸(9)を縦置きに支持すると
    ともに該クランク軸(9)から後方に向けて拡開するよ
    うに複数のシリンダ(24a〜24d)がV字状に形成
    されたエンジンブロック小組立体(20)と、 エンジンブロック小組立体(20)の後端に結合された
    シリンダヘッド(21)と、 エンジンブロック小組立体(20)の前方に配置された
    スロットルボディ(32)と、 スロットルボディ(32)からエンジンブロック小組立
    体(20)の左右両側部を通ってシリンダヘッド(2
    1)に接続された複数本の吸気管(30a〜30d)
    と、を備えた船外機用エンジンにおいて、 エンジンブロック小組立体(20)の一側下部にクラン
    ク軸(9)を駆動するスタータモータ(48)を設ける
    とともに該スタータモータ(48)の上方にオイルフィ
    ルタ(94)を設け、前記スタータモータ(48)およ
    びオイルフィルタ(94)間を通して前記複数本の吸気
    管(30a〜30d)のうちの少なくとも1本の吸気管
    (30b)を配置したことを特徴とする船外機用エンジ
    ン。
  2. 【請求項2】 クランク軸(9)を縦置きに支持すると
    ともに該クランク軸(9)から後方に向けて拡開するよ
    うに複数のシリンダ(24a〜24d)がV字状に形成
    されたエンジンブロック小組立体(20)と、 エンジンブロック小組立体(20)の後端に結合された
    シリンダヘッド(21)と、 エンジンブロック小組立体(20)の前方に配置された
    スロットルボディ(32)と、 スロットルボディ(32)からエンジンブロック小組立
    体(20)の左右両側部を通ってシリンダヘッド(2
    1)に接続された複数本の吸気管(30a〜30d)
    と、 を備えた船外機用エンジンにおいて、 エンジンブロック小組立体(20)の一側部に配置され
    た複数本の吸気管(30a,30b)のうちの隣接する
    2本の吸気管(30a,30b)の間にオイルフィルタ
    (94)を配置したことを特徴とする船外機用エンジ
    ン。
  3. 【請求項3】 エンジンブロック小組立体(20)の下
    半部を覆うアンダーケース部(6a)と、このアンダー
    ケース部(6a)の上縁に着脱自在に結合されてエンジ
    ンブロック小組立体(20)の上半部を覆うエンジンカ
    バー(8)とを備えており、オイルフィルタ(94)は
    アンダーケース部(6a)の上縁よりも高い位置に着脱
    自在に設けられていることを特徴とする、請求項1又は
    2記載の船外機用エンジン。
  4. 【請求項4】 上下方向に重なり合う前記複数のシリン
    ダ(24a〜24d)はシリンダブロック小組立体(2
    0)の左右両側部に交互に振り分けられており、最下位
    から2番目のシリンダ(24b)がシリンダブロック小
    組立体(20)の前記一側部側に形成されたことを特徴
    とする、請求項3記載の船外機用エンジン。
  5. 【請求項5】 オイルフィルタ(94)に潤滑油を供給
    するオイルポンプ(87)を前記最下位から2番目のシ
    リンダ(24b)の下方に配置したことを特徴とする、
    請求項4記載の船外機用エンジン。
  6. 【請求項6】 クランク軸(9)を縦置きに支持すると
    ともに該クランク軸(9)から後方に向けて拡開するよ
    うに複数のシリンダ(24a〜24d)がV字状に形成
    されたエンジンブロック小組立体(20)と、 エンジンブロック小組立体(20)の後端に結合された
    シリンダヘッド(21)と、 エンジンブロック小組立体(20)の前方に配置された
    スロットルボディ(32)と、 スロットルボディ(32)からエンジンブロック小組立
    体(20)の左右両側部を通ってシリンダヘッド(2
    1)に接続された複数本の吸気管(30a〜30d)
    と、を備えた船外機用エンジンにおいて、 エンジンブロック小組立体(20)の下半部を覆うアン
    ダーケース部(6a)と、このアンダーケース部(6
    a)の上縁に着脱自在に結合されてエンジンブロック小
    組立体(20)の上半部を覆うエンジンカバー(8)と
    を備えており、エンジンブロック小組立体(20)の一
    側部におけるアンダーケース部(6a)の上縁よりも高
    い位置であり、且つ前記一側部に配置された最下位の吸
    気管(30b)よりも高い位置にオイルフィルタ(9
    4)が着脱自在に設けられていることを特徴とする船外
    機用エンジン。
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