JPH08312076A - 樋構造 - Google Patents

樋構造

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Publication number
JPH08312076A
JPH08312076A JP12360195A JP12360195A JPH08312076A JP H08312076 A JPH08312076 A JP H08312076A JP 12360195 A JP12360195 A JP 12360195A JP 12360195 A JP12360195 A JP 12360195A JP H08312076 A JPH08312076 A JP H08312076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gutter
gutter part
rainwater
partition wall
drainage hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP12360195A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Azuma
友紀 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第一樋部の排水孔が落ち葉や、大きいゴミ等
により詰まったり、又、大雨により樋内の流水が急増し
ても、第一樋部からの雨水が溢流することなく、確実に
第二樋部より排水することができる樋構造を提供する。 【構成】 雨水等を受けて横方向に流す軒樋等の樋構造
において、樋10の下流側末端近傍に樋10の内側高さ
より低い隔壁13が樋10内部を横断して設けられ、こ
の樋10が隔壁13により上流側の第一樋部10aと下
流側の第二樋部10bとに分割され、この第一樋部10
aと第二樋部10bのそれぞれに排水孔が設け、上記第
二樋部10bの上方にカバー16が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルコニーの軒先等に
設置して用いられる樋構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軒先に設けられ、屋根等より落下
する雨水を受けて横方向に流し、排水孔より縦樋を経由
して排水するように軒先に設けられる横型の軒樋におい
て、上記軒樋の縦樋に連通する排水孔には、落ち葉や、
その他の大きなゴミ等が詰まって流れが悪くなったり、
場合によっては排水孔が塞がってしまい、排水孔周囲の
樋上面より溢流するといったことが発生する。
【0003】このような問題を解消するために、例え
ば、実開昭62−38330号公報や、実開昭62−3
8330号公報においては、軒樋の排水孔より離れた位
置に網等のゴミ除け体を設けて、排水孔が詰まるのを防
止したり、又、排水孔のほぼ中央部に排水孔より上方ま
で延びる棒状体を倒立させ、ボール等が排水孔を塞がず
に、小さいゴミは流してしまうようにした樋の構造が記
載されいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭62−38330号公報や、実開昭62−3833
0号公報において記載されいる軒樋の排水孔、或いは排
水孔近傍に設けられた構造は、落ち葉や大きいゴミ等に
より排水孔が詰まるの防止することができるが、一端ゴ
ミ除け体に落ち葉や大きいゴミ等が付着してしまうと、
樋上面より雨水が周囲に溢流れするといった問題が新た
に発生することになる。
【0005】本発明は、上記のこのような問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、第一樋部の排水孔が落ち葉や、
大きいゴミ等により詰まったり、又、大雨により樋内の
流水が急増しても、第一樋部からの雨水が溢流すること
なく、確実に第二樋部より排水することができる樋構造
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
樋構造においては、雨水等を受けて横方向に流す軒樋等
の樋構造において、樋の下流側末端近傍に樋の内側高さ
より低い隔壁が樋内部を横断して設けられ、この樋が隔
壁により上流側の第一樋部と下流側の第二樋部とに分割
され、この第一樋部と第二樋部のそれぞれに排水孔が設
けられ、上記第二樋部の上方にカバーが設けられている
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1記載の本発明の樋構造においては、樋
の下流側末端近傍に樋の内側高さより低い隔壁が樋内部
を横断して設けられ、この樋が隔壁により上流側の第一
樋部と下流側の第二樋部とに分割され、この第一樋部と
第二樋部のそれぞれに排水孔が設けられ、上記第二樋部
の上方にカバーが設けられているので、第一樋部の排水
孔が落ち葉や、大きいゴミ等により詰まったり、又、大
雨により樋内の流水が急増しても、第一樋部からの雨水
が樋外へ溢流する前に第二樋部へ溢流し、確実に第二樋
部より排水することができる。尚、上記以外の平常時に
は第二樋部の上方に設けられたカバーにより第二樋部へ
は雨水が流れ込むたとがない。更に、第二樋部の排水孔
が外部より見え易く設けられ、第一樋部の目詰まり状況
が判断できる利点がある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、住宅等の建物の構成の一例を示す要部の
平面図であり、図1において、1は、居室2より屋外側
に張り出して設けられたバルコニーである。図2は、図
1のA部の詳細を示す拡大上面図、図3は、図2の断面
図、更に図4は、図2のB−B断面図である。
【0009】10は、本発明の樋構造を有する樋であ
り、この樋10は、底部11と両側の側部12、12に
より形状が構成されている。樋10は、バルコニー1の
床3の端部3aの下側にほぼ半部が入り込むようにして
配設され、且つ、下流側に向かって流れの勾配が設けら
れている。又、 床3の端部には、樋10内に向かって
ガイド板3bが垂設され、このガイド板3bに沿って雨
水が樋10内に円滑に落下するようになっている。
【0010】上記樋10の下流側末端近傍に樋10の内
側高さより低い隔壁13が樋10内部を横断して設けら
れ、樋10内の流水を遮断できるようになっている。こ
の樋10は隔壁13により上流側の第一樋部10aと下
流側の第二樋部10bとに分割され、この第一樋部10
aの隔壁13の近傍に第一排水孔14が設けられ、下方
の縦樋14aに接続されて排水が行われるようになって
いる。
【0011】又、第二樋部10bの末端には第二排水孔
15が第二樋部10bに連通して設けられ、バルコニー
1外に排水されるようになっており、この第二排水孔1
5の端部に排水孔カバー15aが設けられ、周囲に排水
が飛散することないように、下方に落下するようになっ
ている。
【0012】16は、第二樋部10bの上方を覆うよう
にして設けられたカバーであり、このカバー16によ
り、第二樋部10bの上方が覆われることにより、第二
樋部10内へ雨水が直接流入したり、落ち葉や、大きい
ゴミ等が落下するのが防止され、第一樋部10aの隔壁
13よりオーバーフローしてきた雨水が常に円滑に第二
樋部10bに導入され、第二排水孔15より外部に排水
される。
【0013】上記第二排水孔15より外部に排水された
排水は、外から見えるようになっているので、第一樋部
10aの排水孔14の目詰り状況の確認を容易に行うこ
とができ、警告の役目を果たす利点がある。又、第一樋
部10aの第一排水孔14が詰まってから、第二樋部1
0bの第二排水孔15の目詰りが発生するに至るまでの
時間が充分にあるので、樋内の掃除等のメンテナンスの
必要期間が延長され、その頻度を少なくできる利点があ
る。
【0014】本発明の樋構造は、上記実施例において
は、箱型の樋形状において説明したものであるが、特に
実施例のような箱型の樋に限定されるものではなく、例
えば、断面形状が半円形や、上方に拡幅された台形であ
ってもよく、特に限定されるものではない。
【0015】又、本発明の樋構造において、上記実施例
では、第二排水孔15を第二樋部10bの端部に横方向
に排水するように設けているが、横方向に設けることが
できない場合には、第二排水孔を第二樋部の10bの端
部の底部に設け、この第二排水孔を第一樋部の縦樋14
aと連通させて排水するようにすることも可能である。
【0016】又、隔壁13の上方にネットを張設して、
第一樋部10aよりのオーバーフローと一緒に第二樋部
10bれ流れる落ち葉やゴミ類を遮断するようにする
と、第二樋部の排水孔15の目詰まりが更に起こりにく
くなり、上記したメンテナンスの間隔をより延長できる
利点がある。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の樋構造において
は、樋の下流側末端近傍に樋の内側高さより低い隔壁が
樋内部を横断して設けられ、この樋が隔壁により上流側
の第一樋部と下流側の第二樋部とに分割され、この第一
樋部と第二樋部のそれぞれに排水孔が設けられ、上記第
二樋部の上方にカバーが設けられているので、第一樋部
の排水孔が落ち葉や、大きいゴミ等により詰まったり、
又、大雨により樋内の流水が急増しても、第一樋部から
の雨水が樋外へ溢流する前に第二樋部へ溢流し、確実に
第二樋部より排水することができる。尚、上記以外の平
常時には第二樋部の上方に設けられたカバーにより第二
樋部へは雨水が流れ込むたとがない。更に、第二樋部の
排水孔が外部より見え易く設けられ、第一樋部の目詰ま
り状況が判断できる利点がある。従って、樋構造として
好適に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】住宅等の建物の構成の一例を示す要部の平面
図。
【図2】図1のA部の詳細を示す拡大上面図。
【図3】図2の断面図。
【図4】図2のB−B断面図。
【符号の説明】
1 バルコニー 2 居室 3 床 3a 端部 10 樋 10a 第一樋部 10b 第二樋部 11 底部 12 側部 13 隔壁 14 第一排水孔 15 第二排水孔 15a 排水カバー 16 カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨水等を受けて横方向に流す軒樋等の樋
    構造において、樋の下流側末端近傍に樋の内側高さより
    低い隔壁が樋内部を横断して設けられ、この樋が隔壁に
    より上流側の第一樋部と下流側の第二樋部とに分割さ
    れ、この第一樋部と第二樋部のそれぞれに排水孔が設け
    られ、上記第二樋部の上方にカバーが設けられているこ
    とを特徴とする樋構造。
JP12360195A 1995-05-23 1995-05-23 樋構造 Pending JPH08312076A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12360195A JPH08312076A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 樋構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12360195A JPH08312076A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 樋構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08312076A true JPH08312076A (ja) 1996-11-26

Family

ID=14864655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12360195A Pending JPH08312076A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 樋構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH08312076A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170143A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Eijiyuu Sangyo:Kk バルコニー排水構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007170143A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Eijiyuu Sangyo:Kk バルコニー排水構造

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