JPH08311928A - クローラ式作業機械におけるトラックフレーム構造 - Google Patents

クローラ式作業機械におけるトラックフレーム構造

Info

Publication number
JPH08311928A
JPH08311928A JP13845795A JP13845795A JPH08311928A JP H08311928 A JPH08311928 A JP H08311928A JP 13845795 A JP13845795 A JP 13845795A JP 13845795 A JP13845795 A JP 13845795A JP H08311928 A JPH08311928 A JP H08311928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support frame
frame
idler
intermediate beam
track
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP13845795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumichi Iwasa
一通 岩佐
Shuichi Hazama
修一 波左間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP13845795A priority Critical patent/JPH08311928A/ja
Publication of JPH08311928A publication Critical patent/JPH08311928A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クローラ式作業機械において、長さの異なる
種々のトラックフレームを、安価に提供する。 【構成】 中間ビーム8と、アイドラサポートフレーム
10、モータサポートフレーム11との固定をボルト−
ナット12を用いた緊締による固定として、中間ビーム
とアイドラサポートフレームまたは/およびモータサポ
ートフレームとのあいだに、トラックフレーム5の長さ
調整をするためのスペーサブロック9を介装できる構成
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等のクロ
ーラ式作業機械におけるトラックフレーム構造に関する
ものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
油圧ショベル等の作業機械のなかには、走行体をクロー
ラ式(履帯式)としたものがあり、この場合に、作業条
件、作業環境、作業種類等によりクローラ長を種々変化
させたものが要求されることがある。
【0003】しかるに従来、トラックフレームは、アイ
ドラが支持されるアイドラサポートフレームと走行モー
タが支持されるモータサポートフレームとを、中間ビー
ムの両端に溶接して固定していたため、前記クローラ長
を種々変化させたものを製造する場合には、それに対応
した長さのトラックフレームがそれぞれ必要になる。そ
のためには、長さが異なったトラックフレームを多数種
用意しなければならないこととなって部品管理や在庫管
理等の管理が面倒かつ煩雑になるうえ、コスト高になる
という問題もあり、そこで現実には、トラックフレーム
については、長さの異なるものとして標準タイプとロン
グタイプのせいぜい二種類程度しか製造していないのが
実情である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるクローラ
式作業機械におけるトラックフレーム構造を提供するこ
とを目的として創案されたものであって、クローラ式走
行体を構成するトラックフレームを、アイドラが支持さ
れるアイドラサポートフレームと、走行モータが支持さ
れるモータサポートフレームと、これら両フレームが両
端部に一体に固着される中間ビームとを用いて構成して
なるクローラ式作業機械において、前記中間ビームとア
イドラサポートフレームまたは/およびモータサポート
フレームとの固定をボルト−ナットを用いた緊締による
固定として、中間ビームとアイドラサポートフレームま
たは/およびモータサポートフレームとのあいだに、ト
ラックフレームの長さ調整をするためのスペーサブロッ
クを介装できる構成にしたことを特徴とするものであ
る。
【0005】そして本発明は、この構成によって、長さ
の異なる種々のトラックフレームを、安価に提供できる
ようにしたものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図において、1は油圧ショベルであって、該油圧
ショベル1は、後述するクローラ式(無限軌道帯、トラ
ックタイプ)の下部走行体2、該下部走行体2の上方に
旋回自在に支持される上部旋回体3、該上部旋回体3の
前部に取付けられる作業装置4等の各部から構成されて
いるが、これらの基本的構成は従来通りである。
【0007】5は前記下部走行体2を構成する左右のト
ラックフレーム(走行体フレーム)であって、該トラッ
クフレーム5は、旋回サークル6が支持されるカーボデ
ィ7の左右両側に一体的に取付けられるが、このトラッ
クフレーム5は、カーボディ7に溶接固定される中間ビ
ーム8の前後両端部に、必要において後述のスペーサブ
ロック9を介装する状態で、アイドラサポートフレーム
10およびモータサポートフレーム11をそれぞれボル
ト−ナット12を用いて緊締固定することにより形成さ
れている。
【0008】ところで、前記モータサポートフレーム1
1には、走行モータ13、減速機14、駆動プロケット
15等からなる走行駆動装置16が支持されており、ま
たアイドラサポートフレーム10にはアイドラ17が支
持されている。そして、該アイドラ17と前記駆動スプ
ロケット15とのあいだに、クローラ(無限軌道帯、ト
ラック)18が懸回される構成となっている。また中間
ビーム8には、クローラ18の接地側裏面に接当する下
部ローラ19、および反接地側裏面に接当する上部ロー
ラ20が転動自在に支持されている。
【0009】一方、前記スペーサブロック9は、中間ビ
ーム8の前端部とアイドラサポートフレーム10の後端
部とのあいだ、あるいは中間ビーム8の後端部とモータ
サポートフレーム11の前端部とのあいだに、中間ビー
ム8、アイドラサポートフレーム10、モータサポート
フレーム11に対してそれぞれボルト−ナット12によ
り緊締固定される状態で介装されるものであるが、該ス
ペーサブロック9は、前後長さLbの異なる複数種のも
のが用意されている。
【0010】叙述のごとく構成された本発明の実施例に
おいて、トラックフレーム5は、中間ビーム8の前後両
端部に、アイドラ17が支持されるアイドラサポートフ
レーム10と、走行モータ13等の走行駆動装置16が
支持されるモータサポートフレーム11とをボルト−ナ
ット12を用いて緊締固定することで形成されるが、こ
のトラックフレーム5の前後長さLを長くしたい場合に
は、最適な長さのスペーサブロック9を選択し、該スペ
ーサブロック9を、中間ビーム8の前端部または後端部
に、さらには前後両端部にボルト−ナット12で緊締固
定し、このものにアイドラサポートフレーム10および
モータサポートフレーム11を緊締固定すれば良いこと
になる。
【0011】この様に、本発明が実施されたものにおい
ては、最適な長さのスペーサブロック9を選択し、この
ものを中間ビーム8とアイドラサポートフレーム10ま
たは/およびモータサポートフレーム11とのあいだに
介装することで、前後長さLの異なる種々のトラックフ
レーム5を提供できることになって、ユーザの多様なニ
ーズに対応できることになる。しかもこの場合、アイド
ラ17、走行駆動装置16、下部、上部ローラ19、2
0等の走行用部品が取付けられるアイドラサポートフレ
ーム10、モータサポートフレーム11および中間ビー
ム8というトラックフレーム5を構成する主だった部材
については共通のものを採用できながら、その前後長さ
Lを、必要においてスペーサブロック9の選択取付けを
することで調整でき、この結果、部品管理、在庫管理も
容易で、コスト的にも優れたものとなる。
【0012】さらにこのものは、カーボディ7取付け部
位を中心として前半部と後半部との長さが異なる等の変
則的なトラックフレーム5のニーズにも、アイドラサポ
ートフレーム10側のみ或いはモータサポートフレーム
側11のみスペーサブロック9を介装したり、アイドラ
サポートフレーム側10とモータサポートフレーム側1
1とで長さの異なるスペーサブロック9を用いる等すれ
ば対応できることになり、従来は特注としてしか製造で
きなかったものを汎用のものとして安価に提供すること
ができる。
【0013】そのうえ、前記中間ビーム8と両サポート
フレーム10、11およびスペーサブロック9との固定
はボルト−ナット12によるものであるため、製造元だ
けでなく、必要においてディラーやユーザにおいてもト
ラックフレーム5の長さ調整を行なえることになるが、
さらに、アイドラサポートフレーム10を中間ビーム8
或いはスペーサブロック9に固定する際に、ボルトとボ
ルト挿通孔との寸法差を利用してアイドラ17の浮き代
の調整を行うことができるという利点がある。
【0014】尚、本発明を実施するにあたり、図3
(C)に示す如く、ボルト−ナット緊締部に幅狭なスペ
ーサブロック9を介装することにより、トラックフレー
ム5の長さの微調整をすることもできる。また、前後長
さの長いスペーサブロックを用いる場合などには、必要
において、スペーサブロックに下部ローラを取付けるこ
ともできる。さらに、スペーサブロックを一種類のみ用
意し、これを複数個繋ぎ合わせて長さ調整するように構
成することもできる。
【0015】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、中間ビームとアイドラサポートフ
レームまたは/およびモータサポートフレームとの固定
は、ボルト−ナットを用いた緊締による固定であり、こ
のため、適宜長さのスペーサブロックを、中間ビームと
アイドラサポートフレームまたは/およびモータサポー
トフレームとのあいだに介装して緊締固定することで、
長さの異なる種々のトラックフレームを提供できること
になって、ユーザの多様なニーズに対応できることにな
る。しかもこの場合、アイドラサポートフレーム、モー
タサポートフレームおよび中間ビームというトラックフ
レームを構成する主な部材については共通のものを採用
できながら、その長さを、必要においてスペーサブロッ
クの選択取付けをすることで調整でき、この結果、部品
管理、在庫管理も容易なうえ、コスト的にも優れたもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの側面図である。
【図2】下部走行体の斜視図である。
【図3】(A)はスペーサブロックを介装していない状
態を示すトラックフレームの概略図、(B)は前後一組
のスペーサブロックを介装した状態を示すトラックフレ
ームの概略図、(C)は複数のスペーサブロックを介装
した状態を示すトラックフレームの概略図である。
【符号の説明】
2 下部走行体 5 トラックフレーム 8 中間ビーム 9 スペーサブロック 10 アイドラサポートフレーム 11 モータサポートフレーム 12 ボルト−ナット 13 走行モータ 16 アイドラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラ式走行体を構成するトラックフ
    レームを、アイドラが支持されるアイドラサポートフレ
    ームと、走行モータが支持されるモータサポートフレー
    ムと、これら両フレームが両端部に一体に固着される中
    間ビームとを用いて構成してなるクローラ式作業機械に
    おいて、前記中間ビームとアイドラサポートフレームま
    たは/およびモータサポートフレームとの固定をボルト
    −ナットを用いた緊締による固定として、中間ビームと
    アイドラサポートフレームまたは/およびモータサポー
    トフレームとのあいだに、トラックフレームの長さ調整
    をするためのスペーサブロックを介装できる構成にした
    ことを特徴とするクローラ式作業機械におけるトラック
    フレーム構造。
JP13845795A 1995-05-12 1995-05-12 クローラ式作業機械におけるトラックフレーム構造 Withdrawn JPH08311928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13845795A JPH08311928A (ja) 1995-05-12 1995-05-12 クローラ式作業機械におけるトラックフレーム構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13845795A JPH08311928A (ja) 1995-05-12 1995-05-12 クローラ式作業機械におけるトラックフレーム構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08311928A true JPH08311928A (ja) 1996-11-26

Family

ID=15222473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13845795A Withdrawn JPH08311928A (ja) 1995-05-12 1995-05-12 クローラ式作業機械におけるトラックフレーム構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08311928A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6127227B2 (ja)
JP4161788B2 (ja) 産業車両のアクスル支持構造、および、産業車両
JPH08311928A (ja) クローラ式作業機械におけるトラックフレーム構造
KR970036277A (ko) 크롤러식 차량의 주행장치(The running device in crawler-type vehicle)
US2991132A (en) Vehicle track frame construction
JPH09240523A (ja) 装軌式車両の下部走行体
JP2926381B2 (ja) スラットコンベア
JPH1071893A (ja) 建設機械のステップ構造
JP6541181B2 (ja) クローラ走行装置
JP4297332B2 (ja) 履帯式走行体
JPH11127625A (ja) 作業用走行車
JP2781457B2 (ja) クローラ型走行装置
JPH05305882A (ja) 装軌式車両の下部走行体
JP2001180546A (ja) アイドラ支持構造
JP2977691B2 (ja) 作業車のフレーム構造
JP2550122Y2 (ja) クローラ車両のクローラフレーム
JP3507231B2 (ja) 履帯式走行装置
JPH04133878A (ja) 装軌車両のゴム履帯
JPS6243902Y2 (ja)
JPS6119990Y2 (ja)
JP2002012174A (ja) 無限軌道式走行装置
JPH09104372A (ja) クローラ式走行体の上部転輪取付構造
JPH09193856A (ja) 装軌式車両の走行装置
JPH10100951A (ja) 装軌式車両の下部走行体
JPH09207832A (ja) 装軌式車両

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806