JPH0831110A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH0831110A
JPH0831110A JP6166742A JP16674294A JPH0831110A JP H0831110 A JPH0831110 A JP H0831110A JP 6166742 A JP6166742 A JP 6166742A JP 16674294 A JP16674294 A JP 16674294A JP H0831110 A JPH0831110 A JP H0831110A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力ディジタル信号から精度良く安定にクロ
ックを抽出してA/D変換等の信号処理を行なうこと。 【構成】 磁気テープ1から再生され、等化器4で等化
された2値データのアイパターン波形はA/D変換器5
でディジタル化される。このディジタルデータは遅延回
路6で遅延され減算器7で遅延されないデータと減算さ
れる。一方、A/D変換出力はパターン検出回路31で
データの特定パターンに応じた信号が得られ、この信号
をサンプルホールド回路32に加えて減算器7の出力を
サンプリングする。サンプリングされた出力はデータの
クロックと検出点との位相差を示すものになり、ループ
フィルタ20を通じてVCO21を制御し、その発振出
力をA/D変換器5にサンプルクロックとして供給する
と共に、他の信号処理のためのクロックとして用いる。 【効果】 ディジタル位相検出回路を有するディジタル
PLLが構成され、動作を安定にし、エラーを少なくす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルVTRなど
において用いられる信号処理装置に関し、特にクロック
抽出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタルVTRなどのように高
速度のデータを伝送(記録再生)する装置において、受
信データ列からクロックを抽出する方式として、PLL
を用いることが知られている。また、特に高密度磁気記
録を行なうディジタルVTRにおいては、再生データの
検出方式として、パーシャルレスポンス1、0、−1方
式(以下PR(1、0、−1))を用いることが多くな
っている。
【0003】図7はこのようなディジタルVTRの再生
系の構成例を示すブロック図である。図7において、1
は磁気テープ、2は磁気ヘッド、3は磁気ヘッドの再生
信号を増幅するプリアンプ、4は磁気記録系の周波数特
性を補償し、所定の波形応答を得るための等化回路、5
は等化された波形を以後のデータ復号処理のためにディ
ジタル化するA/D変換器である。
【0004】6はA/D変換されたディジタルデータの
2クロック分の遅延を行なうDフリップフロップ等で構
成される遅延回路、7は遅延回路6の前後のデータを減
算し、PR(1、0、−1)波形とするための減算器、
2はPR(1、0、−1)波形からデータを最尤復号す
るビタビ復号回路、9は記録時にあらかじめデータに付
加しておいたパリティデータを用いて、上記復号したデ
ータに発生した誤りを検出訂正する誤り訂正回路(EC
C)、10は訂正されたデータ列から、元の画像信号を
復号する画像復号回路、11は復号された画像データを
アナログ信号に戻すD/A変換器、12はアナログ画像
信号出力である。
【0005】また22は等化回路4の出力信号と、後述
するVCO(電圧制御発振器)21の出力クロックとの
位相差を検出する位相比較回路、20は位相比較回路2
2の出力を増幅し、VCO21に帰還して所定のPLL
ループ応答特性を得るためのループフィルタ、21はA
/D変換器5にPR(1、0、−1)信号をビタビ復号
するためのサンプリングクロック及び他の回路の動作ク
ロックを供給するVCOである。
【0006】次に、動作について説明する。磁気テープ
1から磁気ヘッド2で再生された微小な信号はプリアン
プ3により以後の信号処理に充分なレベルに増幅され
る。磁気ヘッド2の再生f特(周波数特性)は、面内記
録媒体とリング型磁気ヘッドとの組合せの場合、図8
(a)に示すように、低域では微分特性、高域では各種
の損失による減衰特性となっている。
【0007】そこで図8(b)に示すようなf特を持つ
等化回路4を用い、例えば等化後のf特が図8(c)に
示したコサインロールオフ特性となるよう等化する。コ
サインロールオフ特性はデータ検出点において波形干渉
が最小になるような特性であり、等化された信号を2値
判別することにより、記録されたデータが復元される。
【0008】このような等化を積分等化と呼び、積分等
化された信号の正負をコンパレータ等により判定するデ
ータ検出法を積分検出と呼ぶ。積分等化された信号のア
イパターンは、図3(a)のようになり、アイ開口の最
大となる点を正確にサンプルするためのクロックを発生
することが必要である。このクロックは、位相検出回路
22、ループフィルタ20、VCO21からなるPLL
により発生する。
【0009】VCO21で発生されたクロックと、等化
回路4の出力信号との位相差を、位相検出回路22によ
り検出し、位相差信号をループフィルタ20を通じてV
CO21に加え、位相差がほぼ0となるように位相ロッ
クをかける。ループフィルタ20のf特、ゲイン、VC
O21の感度等はPLLの位相応答特性がVTRのヘッ
ドテープ系により発生するジッタを充分吸収し、かつ各
種ノイズに応答しにくくなるように設定される。
【0010】上記のようにしてPLLを構成し、例えば
位相比較回路22の動作点を調整する等してPLLのロ
ックの位相を調整することにより、アイ開口が最大とな
る点をサンプルすることができる。等化された信号はP
LLにより発生したクロックで制御されるA/D変換器
5によりサンプルされ、ディジタル化される。ディジタ
ル化された再生信号は遅延回路6により遅延され、減算
器7により元の信号と減算される。この操作により積分
等化波形はPR(1、0、−1)特性を有する波形に変
換されそのアイパターンは図3(b)に示すように3値
となる。次にこのPR(1、0、−1)信号はビタビ復
号回路8により最尤復号される。
【0011】PR(1、0、−1)方式と、ビタビ復号
との組合せは、高密度磁気記録を用いるディジタルVT
R等でよく用いられ、磁気記録系の低域特性の悪さ(S
/N、波形歪等)を回避し、伝送誤りを最少限に保つこ
とができる。ビタビ復号回路8により復号された再生デ
ータはECC9により、伝送路で生じた誤りを訂正し、
画像復号回路10によって画像信号に復元され、D/A
変換器11によってアナログ画像信号に変換され、VT
Rの再生画像信号として出力される。尚、VCO21の
出力はA/D変換器5以外の他の回路の動作クロックと
しても用いられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、等化
回路4で等化された再生信号をA/D変換器5のサンプ
リングクロック等のクロックを、等化回路4から出力さ
れるアナログ信号からPLLにより抽出し、抽出された
クロックによって再生信号をサンプリングするように構
成されている。しかしながら通常、アナログ構成された
PLL回路は、特にディジタルVTRのように再生信号
の品質が悪く、かつ高速である場合、安定性を保つのが
難しく、またサンプリング位相の調整が必要となる等の
問題があった。
【0013】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたもので、入力データから精度良くクロックを
抽出すると共に、動作の安定な信号処理装置を得ること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、入力ディジタル信号中の特定パターンを検出する検
出手段と、上記検出手段の出力に応じたタイミングで上
記入力ディジタル信号の一部を抽出し、抽出されたディ
ジタル信号の差分に基づいて制御信号を生成する制御信
号生成手段と、上記制御信号に基づいて上記入力ディジ
タル信号に同期したクロックを発生する発生手段とを設
けている。
【0015】請求項5の発明においては、入力ディジタ
ル信号をNクロック(N≧2)分遅延するN−1段に接
続された遅延回路と、上記入力ディジタル信号と上記遅
延回路の各段から得られるN−1個のディジタル信号と
のN個のディジタル信号をそれぞれ2値判定し、判定結
果得られるNビットのデータを用いて所定の論理演算を
行う論理演算手段と、上記N個のディジタルデータのう
ち2個のディジタルデータ間の差又は和を求める算術演
算手段と、上記算術演算手段の出力を上記論理演算手段
の出力に基づいてラッチするラッチ回路と、上記ラッチ
回路の出力に応じて発振周波数が制御されその発振出力
を信号処理のためのクロックとして出力する発振器とを
設けている。
【0016】
【作用】請求項1の発明によれば、検出手段により入力
ディジタル信号中の特定パターンを検出し、この検出タ
イミングで入力ディジタル信号の一部を抽出し、その一
部のディジタル信号の差分に応じて生成された制御信号
により入力ディジタル信号に同期したクロックが発生さ
れる。
【0017】請求項5の発明によれば、入力ディジタル
信号は遅延回路の各段においてクロックにより順次遅延
され、各遅延データと上記入力データとのN個のデータ
を2値判定し、この判定結果得られるNビットデータを
用いて所定の論理演算を行ない、上記N個のうちの2個
のデータの差又は和を求め、この差又は和の値を上記論
理演算の結果に応じてラッチすることにより、ラッチさ
れた値はデータと検出点との位相差を示すものとなり、
この位相差を示す信号により発振器を制御し、その発振
出力を信号処理のためのクロックとすることにより、デ
ータ検出点を精度良くサンプリングできると共に、信号
処理のエラーを少なくすることができる。
【0018】
【実施例】図1〜2は本発明の第1の実施例を示す。図
1において、1〜12、20、21は前述した図7の従
来例と同じであり、図7の位相比較回路22に代えて図
1ではディジタル位相検出回路30を設けた点が異な
る。このディジタル位相検出回路30は、パターン検出
回路31とサンプルホールド回路32とからなる。尚、
ディジタル位相検出回路30と遅延回路6、減算器7に
より制御信号生成手段が構成される。また、発振器21
はクロック発生手段である。
【0019】パターン検出回路31には、A/D変換器
5によりディジタル化されたディジタルデータが供給さ
れ、データのパターンに応じた信号を出力する。サンプ
ルホールド回路32には、減算器7の出力であるPR
(1、0、−1)信号が供給され、パターン検出回路3
1の出力で制御されることにより、PR(1、0、−
1)信号をサンプルホールドする。パターン検出回路3
1の方式を選ぶことによってサンプルホールド回路32
の出力には、再生データとA/D変換クロックとの位相
差に応じた信号が得られる。
【0020】図2はディジタル位相検出回路30の具体
的な構成例を示すもので、図1の遅延回路6、減算器7
を含んで構成されている。図2において311〜314
はA/D変換された再生データ301をクロック毎に遅
延する遅延回路、315は遅延回路311〜314の出
力から特定のパターンを抽出する論理演算手段としての
デコーダ、321は図1の減算器7の出力の符号を反転
する符号反転回路、322は減算器7の出力と符号反転
回路321の出力とをデコーダ315から出力される信
号sで切換えるスイッチ、323はスイッチ322の出
力をデコーダ315から出力される信号hでサンプルホ
ールドして位相検出出力302となすラッチである。な
お、減算器7と符号反転回路321とにより算術演算手
段が構成される。
【0021】図2においてA/D変換された再生データ
301は遅延回路311〜314により順次遅延され
る。遅延回路311、313は図1の遅延回路6を構成
し,その出力は減算器7により減算され、PR(1、
0、−1)信号となる。ここで、入力データ及び各遅延
回路311〜314の出力データのMSBをa、b、
c、d、eとする。再生データをA/D変換する際に再
生データの平均値がA/D変換レンジの中央にくるよう
に設定しておけば、a、b、c、d、eは再生データ列
を積分検出した2値データ列となる。このデータ列をデ
コーダ315により、特定の論理でデコードすることに
より、信号s及びhを得る。
【0022】信号sはスイッチ322を制御し、減算器
7の出力とこの出力を符号反転回路321で反転した出
力とを切換える。信号hはラッチ323を制御し、スイ
ッチ322の出力をサンプルホールドする。
【0023】次に、信号s及びhの選び方に関して説明
する。図3(b)はPR(1、0、−1)信号のアイパ
ターンである。このアイパターンはデータ検出点で3値
の値をとる。このアイパターンのゼロクロス点を見る
と、ゼロクロス点を通過する信号は、データと検出点と
の位相差に比例した傾きを持っていることがわかる。但
し、この傾きは正負両方の値を持っている。デコーダ3
15において信号sがこの傾きの正負を判別し、信号h
がゼロクロス点であることを判別するように所定の論理
演算を行なうことによって、ディジタル位相検出回路3
0の位相検出出力302はその平均レベルがデータと検
出点との位相差に比例した値となる。
【0024】上記アイパターンからわかるようにゼロク
ロス点での傾きはデータのパターンによってさまざまな
値をとり、位相比較特性の傾き(位相検出感度)もデー
タのパターンによって変動するが、PLLのループ内で
使用される場合は、ループゲインの平均値の変動となる
だけであり問題とならない。
【0025】信号s及びhを得る方法として、本発明で
は積分検出されたデータ列から論理演算によって求める
ようにしている。表1はs及びhの真理値表の一例であ
る。
【0026】
【表1】
【0027】この表1には積分検出データabcdeに
対してb−dすなわち減算器7の出力及び信号s、hの
論理を示した。sはb−dの傾きが正か負か、hはb−
dがゼロクロスであるかどうかを表わす。この真理値表
からs、hは簡単な論理演算で表せることがわかる。例
えば、
【0028】
【数1】
【0029】と表せる。この論理は、積分検出されたデ
ータabcdeに誤りがない場合に成り立つ。データと
クロックとの位相がずれるに従って検出出力302のデ
ータに誤りが生ずるようになり、この場合、ディジタル
位相検出回路30の出力も誤ったサンプリングをするよ
うになるが、平均値を見ると誤りが増加するに従って0
に近付き、結果として図4に示すような位相比較特性が
得られる。図4では約±100°の範囲にわたってリニ
アな比較特性が得られており、PLLとして充分な位相
ロックレンジが得られる。
【0030】本実施例のように、ディジタル位相検出回
路30を用いてクロックを抽出するPLLを構成する
と、クロックでサンプリングされたPR(1、0、−
1)データそのものがゼロクロス点に落ち着くように制
御されるため、ロック位相の変動要素がなくなり、調整
が不要となる。また、ループフィルタ20もディジタル
演算で実現すれば、アナログ回路で問題となるDCオフ
セット等もなくなり、PLL部分の調整はほとんど必要
なくなる。尚、VCO21の出力は他の所定回路に動作
クロックとして供給される。
【0031】以上のように、本実施例によれば、A/D
変換したデータから直接位相検出出力を得るので、クロ
ックを抽出するPLL回路の安定性を向上し、無調整化
することができると共に、エラーを少なくすることがで
きる。
【0032】以上の説明では、データの演算の精度(b
it数)には触れなかったが、通常5bit以下で充分
な特性(S/N)が得られ、性能との兼ね合いで、2b
it程度まで減ずることも可能であり、回路規模も小さ
い。
【0033】上記実施例は本発明をディジタルVTRに
適用した場合を例として説明したが、本発明はこれに限
られることなく、2値データを伝送、再生する系、例え
ば通信(電波、光etc.)光ディスク等に応用でき
る。この場合、それぞれの伝送路の性質に応じてPR
(1、0、−1)以外の例えばPR(1、−1)、PR
(1、1)等3値の検出を選び、本発明と同様のディジ
タル位相検出回路を構成することができる。
【0034】一例としてPR(1、−1)の場合のディ
ジタル位相検出回路の構成例を図5、図6に示す。図
5、図6においては、減算器7が1クロック遅延したデ
ータ間の差をとっているのと、デコーダ315の論理と
が図2と異なっている。
【0035】即ち、図5においては、1個の遅延回路3
11を用いると共に、デコーダ315としてEXOR
(排他的論理和)ゲートを用い、このEXORゲートの
入力と出力のMSBb、cにより信号hを得ると共に、
cを信号sとしている。また、図6では3個の遅延回路
311〜313を用い、各遅延出力及び再生データ30
1のMSBをabcdとしてデコーダ315に加えるこ
とにより、図示の論理式により、s、hを得ている。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、入力ディジタル信号中の特定パターンを検出
し、検出タイミングに応じて抽出したディジタル信号の
差分に基づいて生成した制御信号に基づいてクロックを
発生しているので、入力ディジタル信号の位相と同期し
たクロックを生成することができる効果がある。また、
このように生成したクロックを例えばA/D変換時のク
ロックとして用いることにより、パーシャルレスポンス
方式のようなアイパターンの時間軸方向の窓幅が狭い場
合であっても、A/D変換クロックの位相を最適なもの
にすることができるので、再生エラーを少なくすること
ができる効果がある。
【0037】請求項5の発明によれば、入力ディジタル
信号を遅延回路の各段においてクロックにより順次遅延
し、各遅延データと上記入力ディジタル信号とのN個の
データを2値判定し、この判定結果得られるNビットデ
ータを用いて所定の論理演算を行い、上記N個のデータ
のうちの2個のデータの差又は和を求め、この差又は和
の値を上記論理演算の結果に応じてラッチし、ラッチさ
れた値により発振器を制御し、その発振出力をクロック
として信号処理に用いるように構成したことにより入力
ディジタル信号から直接位相検出出力を得るので、クロ
ックを安定に抽出することができ、このため、無調整化
することができると共に、信号処理におけるエラーを少
なくすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例で用いられるディジタル位相検出回
路の実施例を示すブロック図である。
【図3】アイパターンを示す波形図である。
【図4】位相検出特性を示すグラフである。
【図5】ディジタル位相検出回路の他の実施例を示すブ
ロック図である。
【図6】ディジタル位相検出回路の他の実施例を示すブ
ロック図である。
【図7】従来のディジタルVTRを示すブロック図であ
る。
【図8】磁気記録再生における再生信号の等化を説明す
るためのグラフである。
【符号の説明】
5 A/D変換器 6 遅延回路 7 減算器 21 電圧制御発振器 30 ディジタル位相検出回路 311〜314 遅延回路 301 再生データ 315 デコーダ 321 反転器 322 スイッチ 323 ラッチ回路 302 位相検出出力

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ディジタル信号中の特定パターンを
    検出する検出手段と、 上記検出手段の出力に応じたタイミングで上記入力ディ
    ジタル信号の一部を抽出し、抽出されたディジタル信号
    の差分に基づいて制御信号を生成する制御信号生成手段
    と、 上記制御信号に基づいて上記入力ディジタル信号に同期
    したクロックを発生する発生手段とを備えた信号処理装
    置。
  2. 【請求項2】 アナログ信号を上記入力ディジタル信号
    に変換する変換手段を備え、 上記変換手段は上記発生手段により発生されたクロック
    を用いて変換を行うことを特徴とする請求項1記載の信
    号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記入力ディジタル信号は、複数の上記
    特定パターンを有することを特徴とする請求項1または
    2記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 上記検出手段は、上記入力ディジタル信
    号をNクロック(N≧2)分遅延するN−1段に接続さ
    れた遅延回路と、 上記入力ディジタル信号と上記遅延回路の各段とから得
    られるN個のデータを2値判定し、判定の結果得られる
    Nビットのデータを用いて上記特定パターンを検出する
    検出回路とを有することを特徴とする請求項1記載の信
    号処理装置。
  5. 【請求項5】 入力ディジタル信号をNクロック(N≧
    2)分遅延するN−1段に接続された遅延回路と、 上記入力ディジタル信号と上記遅延回路の各段から得ら
    れるN−1個のディジタル信号とのN個のディジタル信
    号をそれぞれ2値判定し、判定結果得られるNビットの
    データを用いて所定の論理演算を行う論理演算手段と、 上記N個のディジタルデータのうち2個のディジタルデ
    ータ間の差又は和を求める算術演算手段と、 上記算術演算手段の出力を上記論理演算手段の出力に基
    づいてラッチするラッチ回路と、 上記ラッチ回路の出力に応じて発振周波数が制御されそ
    の発振出力を信号処理のためのクロックとして出力する
    発振器とを備えた信号処理装置。
  6. 【請求項6】 上記論理演算手段は、上記N個のディジ
    タルデータから上記入力ディジタル信号のゼロクロス点
    を判定すると共に、このゼロクロス点を通過するデータ
    の傾きの正負を判定する演算を行い、上記算術演算手段
    は出力の極性を反転可能に構成され、上記ゼロクロス点
    の判定結果に応じて上記ラッチ回路を制御し、上記デー
    タの傾きの正負の判定結果に応じて上記極性を制御する
    ようにした請求項5記載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】 上記Nビットのデータは上記N個のディ
    ジタルデータの各MSBから成る請求項5記載の信号処
    理装置。
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