JPH08310218A - オートエアコン - Google Patents

オートエアコン

Info

Publication number
JPH08310218A
JPH08310218A JP11540795A JP11540795A JPH08310218A JP H08310218 A JPH08310218 A JP H08310218A JP 11540795 A JP11540795 A JP 11540795A JP 11540795 A JP11540795 A JP 11540795A JP H08310218 A JPH08310218 A JP H08310218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
mix door
air mix
temperature
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11540795A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoaki Yagihara
豊明 八木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP11540795A priority Critical patent/JPH08310218A/ja
Publication of JPH08310218A publication Critical patent/JPH08310218A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単なワンタッチ操作で、風量、風音の増大
による不快感を与えることなく、室内の温度を急速に増
大させたり減少させたりする。 【構成】 オートエアコンにおいて、フルスイッチ40
と、このフルスイッチ40の操作時に、外気温度が基準
値以上の時にはエアミックスドア制御手段の制御に優先
してエアミックスドアに対し冷気の合成の度合を最大に
するよう割込み指令し、外気温度が基準値以下の時には
エアミックスドア制御手段の制御に優先してエアミック
スドアに対し暖気の合成の度合を最大にするよう割込み
指令する操作指令部41とを備える。また割込み指令す
る時にフルスイッチ40の発光部66を発光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷気と暖気の合成の度
合を制御するエアミックスドアを備えたオートエアコン
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にオートエアコンはエバポレータに
よって冷却された冷風と、ヒータコアによって加熱され
た暖風とをエアミックスドアによって混合した後、上吹
出口または下吹出口またはその両方の吹出口から車室内
に吹出すようにして空調を行うものである。そして空気
の送風量はこのエアミックスドアの動きに合わせてその
大きさが制御される。
【0003】従来、オートエアコンとしての車両用空気
調和装置は、図3に示すように構成されており、同図に
おいて、電源1はイグニッションスイッチ2及びクーラ
作動スイッチ3を介して信号検出回路4及び演算回路5
に接続され、演算回路5からの出力V0はエアミックス
ドア制御用のアクチュエータ6に制御信号S1を供給す
るエアミックスドア制御手段を構成するエアミックスド
ア制御回路8に供給され、また上記出力V0は送風機駆
動用モータ9に制御信号S2を供給する送風機制御手段
を構成する送風機制御回路11に供給される。
【0004】上記信号検出回路4は設定温度TDを設定
する温度設定器を構成する可変抵抗器12と、日射温度
tSを検出する日射温度センサ13と、車室内温度tRを検
出する内気温度センサ14と、外気温度tAを検出する外
気温度センサ15とから構成され、上記可変抵抗器12
は抵抗16を介して演算回路5を構成する演算増幅器2
7の反転入力側に供給され、また日射温度センサ13は
抵抗17に接続され、この抵抗17との接続点電圧は抵
抗18を介して演算増幅器27の反転入力側に供給さ
れ、また内気温度センサ14は抵抗19に接続され、こ
の抵抗19との接続点電圧は抵抗20を介して演算増幅
器27の反転入力側に供給され、また外気温度センサ1
5は抵抗21に接続され、この抵抗21との接続点電圧
は抵抗22を介して演算増幅器27の反転入力側に供給
される。
【0005】上記演算増幅器27の非反転入力側には抵
抗23と抵抗24との接続点電圧が抵抗25を介して供
給され、その負帰還回路には抵抗26が接続され、この
演算増幅器27から成る演算回路5は、上記設定温度T
D、内気温度tR、日射温度tS、外気温度tAに相当する電
圧信号を加減演算し、 V0=(K1tR+K2tS+K3tA)−TD で示される設定温度TDに対する空調用関数電圧信号V0
を出力するものである。尚、上記K1,K2,K3は演算
増幅器27に接続された各種抵抗により設定される定数
である。
【0006】上記出力電圧V0は図4(a)の特性Xに
示すように内気温度tR、日射温度tS、外気温度tAが増加
するに伴い、その大きさが直線的に増加するような特性
を示すもので、この出力電圧V0はエアミックスドア制
御回路8に供給され、エアミックスドア制御回路8は上
記出力電圧V0に基づいて図4(c)の信号S1をエアミ
ックスドア制御用アクチュエータ6に送出する。この信
号S1は例えば設定温度TDに対して内気温度tRが高く、
出力電圧V0が大きい場合において最大値となり、これ
によりエアミックスドアの開度がフルクーラ側に最大限
開かれ車両用空気調和装置がフルクーラモードに設定さ
れる。また、この信号S1は内気温度tRが高温側から低
温側に低下するに伴いその大きさが除々に小さくなり、
これによりエアミックスドアの開度が小さくなるように
設定される。また、上記制御信号S1は内気温度tRが低
温となり出力電圧V0が小さくなるとその大きさが最小
値となりエアミックスドアがフルヒータ側に設定され、
車両用空気調和装置がフルヒータモードに設定されるこ
とになる。
【0007】また、上記送風機制御回路11は、上記出
力電圧V0に基づいて図4(b)の信号S2を送風機9側
に供給する。上記制御信号S2はフルクーラ、フルヒー
タの各モードにおいて、その大きさが最大値となり、こ
れにより送風機が高速回転されることになるが、内気温
度tRが設定温度TDに除々に近づくと信号S2は徐々に小
さくなり、これにより送風機の回転数が小さくなってゆ
き、内気温度tRが設定温度TDにほぼ等しい範囲でこの
信号S2は最小値となり、送風機が低速回転となる。従
って、設定温度TDに対し内気温度tRが低温となってお
けば、ヒータモードに設定され、暖風が吹出される。さ
らに、オートエアコンでは上記外気温度tAに基づき空気
吹出口のモードがフェイス、フット、バイレベル等の各
モードに自動設定されるタイプのものもある。
【0008】図5はエアコンの操作パネルであり、フェ
イスモード、ヒータモードの各モード設定用のモード設
定スイッチ30、OFFスイッチ31、AUTO設定ス
イッチ32、エアコンスイッチ33、送風機制御スイッ
チ34、温度下降用スイッチ35と温度上昇用スイッチ
36とより成る前記温度設定器12、内気循環設定スイ
ッチ37、デフロストスイッチ38、設定温度とか吹出
しモード等を表示する表示部39等を備える。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如き
オートモード中に急速に温度を下げたり上げたりするこ
とを望む場合がある。例えば冬季運転スタート時に室内
を急速に暖めたい場合、一般にはAUTO設定スイッチ
32を操作してオートモードとし、温度上昇用スイッチ
36を操作して設定温度を上限に近い温度(例えば30
度)に設定し、室内が希望温度に近づいた時に設定温度
を除々に下げるという操作を行うことが多い。しかしこ
の場合、図4のパターンFに示すようにエアミックスド
アがフルヒータモードでは送風機は高速モードHiであ
るので、温風の中に冷気も混ざっているのではないかと
の疑問が残るばかりでなく、室内温度と設定温度との温
度差が大きくなるために風量が大きくなってしまい、室
内の騒音となる等好ましくない。
【0010】このため、風量、風音の増大による不快感
を避けるために、オートモード中に設定温度を室内温度
よりも少し高く設定した後に、実際の温度上昇に比例し
て設定温度を除々に上昇させるという操作を行ったり、
あるいは、オートモードからマニュアルモードに切り換
えて設定温度を上限に近い温度に設定しつつ風量を減少
させるという操作を行ったりするユーザもいる。
【0011】従来では、例えば室内の温度を急速に暖め
たい場合、オートモード中に設定温度を上限側にセット
するのであればオートモード制御の関係から温風の中に
冷気が含まれてしまうことが多々あり、最短時間で室内
を暖めているとは考えられないこともあるばかりでな
く、室内温度と設定温度との温度差が大きくなるために
風量が大きくなって室内の騒音となる等好ましくない状
況を招くこと上述の通りである。
【0012】これを避けるためにオートモード中に設定
温度を除々に上昇させるという操作を行ったり、敢てマ
ニュアルモードに切り換えて設定温度を上限に近い温度
に設定しつつ風量を減少させるという操作を行ったりす
る場合には、エアコンの操作回数ないし操作時間が嵩
み、非常に面倒である。
【0013】特に車載用のオートエアコンで、車両の走
行運転中に後者の操作を適用する場合では、操作回数な
いし操作時間が嵩むエアコン操作にその注意を取られて
前方不注意を招く等極めて危険を伴う問題がある。
【0014】本発明は、上記課題に鑑みて成されたもの
で、簡単なワンタッチ操作で、風量、風音の増大による
不快感を与えることなく、室内の温度を急速に増大させ
たり減少させたりすることができるオートエアコンを提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外気、内気、日射量等の情報及び室内の設定温度に関係
してエアミックスドアの動作を制御するエアミックスド
ア制御手段、及び送風機制御手段とを備えるオートエア
コンにおいて、フルスイッチと、このフルスイッチの操
作時に、外気温度が基準値以上の時には上記エアミック
スドア制御手段の制御に優先して上記エアミックスドア
に対し冷気の合成の度合を最大にするよう割込み指令
し、上記外気温度が基準値以下の時には上記エアミック
スドア制御手段の制御に優先して上記エアミックスドア
に対し暖気の合成の度合を最大にするよう割込み指令す
る操作指令部を備えることを特徴とする。請求項2記載
の発明は、外気、内気、日射量等の情報及び室内の設定
温度に関係してエアミックスドアの動作を制御するエア
ミックスドア制御手段、及び送風機制御手段とを備える
オートエアコンにおいて、フルスイッチと、このフルス
イッチの操作時に、外気温度が基準値以上の時には上記
エアミックスドア制御手段の制御に優先して上記エアミ
ックスドアに対し冷気の合成の度合を最大にするよう割
込み指令し、上記外気温度が基準値以下の時には上記エ
アミックスドア制御手段の制御に優先して上記エアミッ
クスドアに対し暖気の合成の度合を最大にするよう割込
み指令する操作指令部と、上記操作指令部が上記エアミ
ックスドアに対し冷気の合成の度合を最大にするよう割
込み指令する時には冷房が最大であることを表示し、上
記エアミックスドアに対し暖気の合成の度合を最大にす
るよう割込み指令する時には暖房が最大であることを表
示する表示部とを備えることを特徴とする。請求項3記
載の発明は、外気、内気、日射量等の情報、及び室内の
設定温度に関係してエアミックスドアの動作を制御する
エアミックスドア制御手段、及び送風機制御手段とを備
えるオートエアコンにおいて、フルスイッチと、このフ
ルスイッチの操作時に、外気温度が基準値以上の時には
上記エアミックスドア制御手段の制御に優先して上記エ
アミックスドアに対し冷気の合成の度合を最大にするよ
う割込み指令し、上記外気温度が基準値以下の時には上
記エアミックスドア制御手段の制御に優先して上記エア
ミックスドアに対し暖気の合成の度合を最大にするよう
割込み指令する操作指令部と、上記操作指令部が働いた
後、所定時間の経過後に上記操作指令部の指令を解除す
る指令解除部とを備えることを特徴とする。請求項4記
載の発明は、上記操作指令部に、自己の動作を肯定する
操作時に点灯し、自己の動作を否定する反転操作時に消
灯する発光部を備えることを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明では、操作指令部を操作す
ると、先ず外気温度と基準値とを比較し、外気温度が基
準値以上の場合には、制御部の制御に優先してエアミッ
クスドアに対し冷気の合成の度合を最大にするよう指令
し、エアミックスドアを暖房部の入口を全閉に閉じさせ
るべく動作させる。一方、外気温度が基準値以下の場合
には、制御部の制御に優先してエアミックスドアに対し
暖気の合成の度合を最大にするよう指令し、エアミック
スドアを暖房部の入口を全開に開き、かつ通路(ダク
ト)を閉塞すべく動作させる。操作指令部が働く時、制
御部に対しては設定温度の指令が入力されることはない
ので風量が増大されることはない。請求項2記載の発明
では、請求項1記載の発明の作用に加えて、操作指令部
が働く時、表示部に対し冷房が最大であるか、または暖
房が最大であるかを表示する。請求項3記載の発明で
は、請求項1記載の発明の作用に加えて、操作指令部が
働いた後、所定時間、即ち室内の温度を十分に冷やすか
暖めるのに必要な時間が経過すると指令解除部が作動
し、操作指令部の働きを解除する。請求項4記載の発明
では、操作指令部を動作させるべく操作すると操作指令
部に備わる発光部が点灯し、操作指令部をその動作を否
定すべく反転操作すると操作指令部に備わる発光部が消
灯する。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明によるオートエアコンの一実施例を
示す回路図、図5はこのオートエアコンの操作パネルの
一例を示す図であり、図3ないし図5と同じものは同一
符号を用いている。
【0018】各図において、40はフルスイッチであ
り、図5に示すように操作パネルPに設けられており、
このフルスイッチ40には発光部66が設けられてい
る。フルスイッチ40の出力は操作指令部41に供給さ
れる。操作指令部41には外気温度tAに相当する信号が
入力される。操作指令部41は外気温度が基準値(例え
ば25度)より高ければクーラモードであると判定して
エアミックスドア制御回路8に割込み信号D1を入力し
て、エアミックスドア制御回路8がエアミックスドア制
御用のアクチュエータ6をフルクーラモードに設定する
ように指令する。また操作指令部41は外気温度が基準
値(例えば15度)より低ければヒータモードであると
判定してエアミックスドア制御回路8に割込み信号D2
を入力してエアミックスドア制御回路8がエアミックス
ドア制御用のアクチュエータ6をフルヒータモードに設
定するように指令する。
【0019】表示部39には上記の割込み信号D1,D2
が入力され、割込み信号D1が入力された時は「フルク
ーラモード中」と、割込み信号D2が入力された時は
「フルヒータモード中」と表示する。
【0020】42は指令解除部であり、フルスイッチ4
0がオンされた時にタイプアップして所定時間後にリセ
ットされる図示しないタイマを内蔵し、このタイマの出
力に基づき操作指令部41の動作が解除される。
【0021】発光部66はフルスイッチ40がオンされ
た時に点灯され、指令解除部42の解除指令に基づき消
灯される。
【0022】尚、例えばエアミックスドア制御用のアク
チュエータ6、またはエアミックスドアには図示しない
がエアミックスドアの開度を検出する検出部(例えば角
度センサ)が備えられており、検出部からの検出信号が
表示部39へ供給されて、表示部39にエアミックスド
アの開度が例えば数値で表示される。数値で表示する場
合、例えば0〜9を用意し、最小の数値0の時は開度0
%、最大の数値9の時は開度100%とする。
【0023】以上の構成において、動作を説明すると、
先ず冬季等に車両をスタートする時、温度設定器を構成
する可変抵抗器12の設定温度は車両の前回の停車時の
設定温度(例えば25度)となっている。この設定温度
のため図4のパターンGから明かなように送風機は中速
程度で、エアミックスドアはフルヒータ方向に開いてい
る(全開ではない)。
【0024】そこで、運転車がフルスイッチ40をオン
すると、発光部66が点灯され、また操作指令部41が
外気温度tAと基準値とを比較し基準値よりも低ければヒ
ータモードであると判定して、割込み信号D2を出力
し、エアミックスドア制御回路8がエアミックスドア制
御用のアクチュエータ6をフルヒータとするように制御
し、エアミックスドアはフルヒータモードに設定され
る。また、上記割込み信号D2で表示部39が「フルヒ
ータモード中」と表示する。
【0025】以上の動作中、送風機制御回路11には何
等の割込みは与えられないので、送風機制御回路11は
送風機駆動モータ9を通常運転するので、高速での送風
はなされない。フルスイッチ40がオンされてから所定
時間が経過すると指令解除部42から解除信号が出力さ
れ、発光部66は消灯され、表示部39は通常時の表示
を行う。また、フルスイッチ40のオン・オフに拘ら
ず、表示部39の所定の領域には、エアミックスドアの
開度を検出する検出部からの検出信号に応じて、エアミ
ックスドアの開度が数値(例えば0〜9の間に割当てら
れる)で表示される。
【0026】また一方、夏季等に車両をスタートする
時、温度設定器を構成する可変抵抗器12の設定温度は
車両の前回の停車時の設定温度(例えば25度)となっ
ている。この設定温度のため図4のパターンHから明か
なように送風機は中速程度で、エアミックスドアはフル
クーラ方向に閉じている(全閉ではない)。
【0027】そこで、運転車がフルスイッチ40をオン
すると、発光部66が点灯され、また操作指令部41が
外気温度tAと基準値とを比較し基準値よりも高ければク
ーラモードであると判定して、割込み信号D1を出力
し、エアミックスドア制御回路8がエアミックスドア制
御用のアクチュエータ6をフルクーラとするように制御
し、エアミックスドアはフルクーラモードに設定され
る。また、上記割込み信号D1で表示部39が「フルク
ーラモード中」と表示する。
【0028】以上の動作中、送風機制御回路11には何
等の割込みは与えられないので、送風機制御回路11は
送風機駆動モータ9を通常運転するので、高速での送風
はなされない。フルスイッチ40がオンされてから所定
時間が経過すると指令解除部42から解除信号が出力さ
れ、発光部66は消灯され、表示部39は通常時の表示
を行う。また、フルスイッチ40のオン・オフに拘ら
ず、表示部39の所定の領域には、エアミックスドアの
開度を検出する検出部からの検出信号に応じて、エアミ
ックスドアの開度が数値(例えば0〜9の間に割当てら
れる)で表示される。
【0029】尚、発光部66は、エアミックスドアの開
度を検出する検出部からの検出信号に応じて、エアミッ
クスドアの開度が全閉または全開であると認識される時
にも点灯させ、エアミックスドアの開度が全閉または全
開でない状態となったことを認識した時に消灯するとい
う制御を行っても良い。
【0030】また、本発明においては、信号検出回路
4、演算回路5、エアミックスドア制御回路8、送風機
制御回路11の機能を1個または複数のマイクロコンピ
ュータで構成しても良い。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、フルスイ
ッチの操作時に、外気温度が基準値以上の時にはエアミ
ックスドアを冷気の合成の度合を最大にすべく動作さ
せ、外気温度が基準値以下の時にはエアミックスドアを
暖気の合成の度合を最大にすべく動作させる操作指令部
を備えたから、簡単なワンタッチ操作で、風量、風音の
増大による不快感を与えることなく、室内の温度を急速
に増大させたり減少させたりすることができ、これを車
両用のオートエアコンに適用した場合には、走行運転の
安全性に支障を来すことが顕著に低下し、安全性の増大
に寄与するところが大きい。請求項2記載の発明によれ
ば、フルスイッチの操作時に、外気温度の状態に応じて
エアミックスドアの開度を全閉または全開に動作させる
操作指令部と、エアミックスドアが全閉の時に最大冷房
を表示し、全開の時に最大暖房を表示する表示部とを備
えたから、請求項1記載の発明の効果に加えて、冷風に
対し暖気が、または温風に対し冷気が混ざっておらず、
最短時間で室内を冷房または暖房していることを知らせ
ることができる。請求項3記載の発明によれば、フルス
イッチの操作時に、外気温度の状態に応じてエアミック
スドアの開度を全閉または全開に動作させる操作指令部
と、操作指令部が働いた後、所定時間経過後に操作指令
部の指令を解除する指令解除部とを備えたから、請求項
1記載の発明の効果に加えて、風量、風音の増大による
不快感を与えることなく、室内の温度を急激に増大させ
たり減少させたりする制御を行った後に、自動的にその
制御を終了させることができ、操作の簡単性が向上す
る。請求項4記載の発明によれば、操作指令部に、自己
の動作を肯定する操作時に点灯し、自己の動作を否定す
る反転操作時に消灯する発光部を備えたから、風量の増
加による不快感を与えることなく、室内を急激に冷や
す、あるいは急激に暖めるという制御が現在実施中であ
るか否かを知らせることができ、特にその制御が実施中
の時に冷風に対し暖気が、または温風に対し冷気が混ざ
っているのではないか、それにより最短時間で室内を冷
房または暖房しているのではないのではないかという疑
問を抱かせることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御系の構成を示す回路図
である。
【図2】本発明の一実施例の操作パネルの構成を示す正
面図である。
【図3】従来の制御系の構成を示す回路図である。
【図4】従来の制御系の特性を示す特性図である。
【図5】従来の操作パネルの構成を示す正面図である。
【符号の説明】
4 信号検出回路 5 演算回路 6 エアミックスドア制御用のアクチュエータ 8 エアミックスドア制御回路(エアミックスドア制御
手段) 9 送風機駆動用モータ 11 送風機制御回路(送風機制御手段) 12 可変抵抗器(温度設定器) 13 日射温度センサ 14 内気温度センサ 15 外気温度センサ 39 表示部 40 フルスイッチ 41 操作指令部 42 指令解除部 66 発光部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気、内気、日射量等の情報及び室内の
    設定温度に関係してエアミックスドアの動作を制御する
    エアミックスドア制御手段、及び送風機制御手段とを備
    えるオートエアコンにおいて、 フルスイッチと、このフルスイッチの操作時に、外気温
    度が基準値以上の時には上記エアミックスドア制御手段
    の制御に優先して上記エアミックスドアに対し冷気の合
    成の度合を最大にするよう割込み指令し、上記外気温度
    が基準値以下の時には上記エアミックスドア制御手段の
    制御に優先して上記エアミックスドアに対し暖気の合成
    の度合を最大にするよう割込み指令する操作指令部を備
    えることを特徴とするオートエアコン。
  2. 【請求項2】 外気、内気、日射量等の情報及び室内の
    設定温度に関係してエアミックスドアの動作を制御する
    エアミックスドア制御手段、及び送風機制御手段とを備
    えるオートエアコンにおいて、 フルスイッチと、このフルスイッチの操作時に、外気温
    度が基準値以上の時には上記エアミックスドア制御手段
    の制御に優先して上記エアミックスドアに対し冷気の合
    成の度合を最大にするよう割込み指令し、上記外気温度
    が基準値以下の時には上記エアミックスドア制御手段の
    制御に優先して上記エアミックスドアに対し暖気の合成
    の度合を最大にするよう割込み指令する操作指令部と、
    上記操作指令部が上記エアミックスドアに対し冷気の合
    成の度合を最大にするよう割込み指令する時には冷房が
    最大であることを表示し、上記エアミックスドアに対し
    暖気の合成の度合を最大にするよう割込み指令する時に
    は暖房が最大であることを表示する表示部とを備えるこ
    とを特徴とするオートエアコン。
  3. 【請求項3】 外気、内気、日射量等の情報及び室内の
    設定温度に関係してエアミックスドアの動作を制御する
    エアミックスドア制御手段、及び送風機制御手段とを備
    えるオートエアコンにおいて、 フルスイッチと、このフルスイッチの操作時に、外気温
    度が基準値以上の時には上記エアミックスドア制御手段
    の制御に優先して上記エアミックスドアに対し冷気の合
    成の度合を最大にするよう割込み指令し、上記外気温度
    が基準値以下の時には上記エアミックスドア制御手段の
    制御に優先して上記エアミックスドアに対し暖気の合成
    の度合を最大にするよう割込み指令する操作指令部と、
    上記操作指令部が働いた後、所定時間の経過後に上記操
    作指令部の指令を解除する指令解除部とを備えることを
    特徴とするオートエアコン。
  4. 【請求項4】 上記操作指令部に、自己の動作を肯定す
    る操作時に点灯し、自己の動作を否定する反転操作時に
    消灯する発光部を備えることを特徴とする請求項1また
    は2あるいは3記載のオートエアコン。
JP11540795A 1995-05-15 1995-05-15 オートエアコン Pending JPH08310218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11540795A JPH08310218A (ja) 1995-05-15 1995-05-15 オートエアコン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11540795A JPH08310218A (ja) 1995-05-15 1995-05-15 オートエアコン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08310218A true JPH08310218A (ja) 1996-11-26

Family

ID=14661813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11540795A Pending JPH08310218A (ja) 1995-05-15 1995-05-15 オートエアコン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08310218A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010143552A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Mitsubishi Motors Corp 車両用空調装置
KR20120066345A (ko) * 2010-12-14 2012-06-22 한라공조주식회사 최대 냉방 모드 표시 조명을 구비한 자동차용 수동 콘트롤러

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010143552A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Mitsubishi Motors Corp 車両用空調装置
KR20120066345A (ko) * 2010-12-14 2012-06-22 한라공조주식회사 최대 냉방 모드 표시 조명을 구비한 자동차용 수동 콘트롤러

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2915097B2 (ja) 自動車の空気調和装置
JPS6061326A (ja) 自動制御空調装置
JPS6248616B2 (ja)
JPH082730B2 (ja) 車両用空調装置
JPH08310218A (ja) オートエアコン
JPS6029319A (ja) 車両用空調装置
JPH02120114A (ja) 車両空調用制御装置
JP2600474Y2 (ja) 自動車用空気調和装置
JP3760660B2 (ja) 冷風吹出防止機能付車両用空調装置
JP2549014Y2 (ja) 自動車用空気調和装置
KR20090112836A (ko) 차량용 공기조화장치의 제어방법
JPH05240497A (ja) 車両用空調装置
KR100222892B1 (ko) 실내 공기 흐름 조절장치 및 방법
JP2519427Y2 (ja) 車両用空調制御装置
JP2982252B2 (ja) 車両用空調装置
JP3070383B2 (ja) 車両用空調制御装置
JP3024772B2 (ja) 自動車用空気調和装置
JP2551111Y2 (ja) 自動車用空気調和装置
JP3186384B2 (ja) 車両用空調装置
KR101250273B1 (ko) 자동차 공기 조화 장치의 외기 모드에서 내기 모드로의전환시 제어 방법
JPS6247726B2 (ja)
JPH0732171Y2 (ja) 車両用空調装置
JP2510905Y2 (ja) 自動車用空気調和機の吹出口モ―ド制御装置
JPH0542814A (ja) 車両用空調装置
JP3237153B2 (ja) 車両用空気調和制御装置