JPH08309783A - 樹脂封止装置の射出機構及びその制御方法 - Google Patents

樹脂封止装置の射出機構及びその制御方法

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JPH08309783A
JPH08309783A JP14534295A JP14534295A JPH08309783A JP H08309783 A JPH08309783 A JP H08309783A JP 14534295 A JP14534295 A JP 14534295A JP 14534295 A JP14534295 A JP 14534295A JP H08309783 A JPH08309783 A JP H08309783A
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plunger
pressure
resin
unit
injection
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JP14534295A
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Itaru Matsuo
至 松尾
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Mitsubishi Electric Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/02Transfer moulding, i.e. transferring the required volume of moulding material by a plunger from a "shot" cavity into a mould cavity
    • B29C45/021Plunger drives; Pressure equalizing means for a plurality of transfer plungers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出動作において、プランジャーの速度制御
及びマルチプランジャー間の等圧化制御を行うことを目
的とする。 【構成】 マルチプランジャー1を支持する等圧ユニッ
ト3内部に液体14を封入し、サーボモータ18により
液体14の圧力及び等圧ユニット3内部の液量を制御す
る。また、異常圧力検出をソフトウェアを介さない電気
回路(比較回路23等)で行ない、駆動モータ10を停
止させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置等の樹脂
封止装置における射出機構及びその制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の樹脂射出機構を示す全体構
成図であり、図において、複数の射出プランジャー1
(マルチプランジャー)は、金型のチェイスブロック2
に摺動自在に取付けられ、上部の封止樹脂(図示せず)
に射出圧を作用させるように構成されている。このプラ
ンジャー1の他端は各プランジャー1間の押圧力を等圧
にするための等圧ユニット3に連結されており、等圧ユ
ニット3内には予圧されてプランジャー1と等圧ユニッ
ト底面間に弾性力を発生させるコイルバネ24が設けら
れている。等圧ユニット3はベースユニット4に据え付
けられ、ベースユニット4はボールネジナット5及びボ
ールネジ6により図示上下方向に駆動される。また、ボ
ールネジ6と一体的に回転するタイミングプーリ7と、
射出用サーボモータ10のタイミングプーリ9との間に
はタイミングベルト8が懸架されている。射出用のサー
ボモータ10はサーボアンプ11を介して制御器12に
より制御されている。13は射出用の運転パターンを設
定し、運転状態を表示するモニター装置である。
【0003】次に、上記射出機構の動作について説明す
る。まず、樹脂射出時の等圧動作について説明すると、
射出時、射出用サーボモータ10の回転駆動が、プーリ
9、ベルト8、プーリ7を介してボールネジ6に回転と
して伝わり、さらにボールネジナット5、ベースユニッ
ト4、及び等圧ユニット3に上下方向の推力として伝達
される。サーボモータ10は制御器12によりトルク制
御されていてベースユニット4に所定推力を与えたまま
停止する。このとき、各プランジャー1の上部には図示
しない封止用樹脂が存在し、樹脂量のバラツキから各プ
ランジャー1にはそれぞれ異なる樹脂圧力が作用する。
そして、この圧力に対し等圧ユニット3内のコイルバネ
24は上記バラツキの中心値付近に予圧されていて、当
該予圧力よりも高い圧力のプランジャー1に対しては、
コイルバネ24が圧縮変形して圧力を吸収し、全体の等
圧化がはかられる。
【0004】次に、プランジャー1に異常圧力が働いた
場合の保護動作について説明する。異常圧力が働いた場
合は、射出力の発生源である射出用サーボモータ10の
電流値が上昇するので、図5に示すようなアルゴリズム
で制御器12に組込まれているソフトウエアにより異常
を検出し、サーボモータ10の動作を停止していた。
【0005】また、射出の運転パターンの設定について
図4により説明する。即ち、図4に示すように、従来は
射出圧力及び射出速度の設定をステップ状のパターンで
設定していた。
【0006】さらに、射出の運転状態のモニターリング
について説明すると、従来は射出速度のモニター機能は
なく、射出圧力のモニターについては射出サーボモータ
10の電流値を制御器12で検出し、モニター装置13
で表示していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の射出機構は
以上のように構成されていたので、プランジャーの射出
速度制御時において、負荷反力がコイルバネの予圧力よ
り大きい場合は、バネが変形しプランジャーの先端位置
が変化するので正確な速度制御が困難であった。また、
等圧動作については、バネストロークにより等圧動作が
制限され、樹脂量バラツキが大きい時は、バネが圧縮限
界ストロークに達して、等圧動作が機能しなかった。更
に、等圧動作の精度が(バネ変形ストローク)×(バネ
定数)により決まり、高精度の等圧精度が得られなかっ
た。次に、異常圧力に対する保護は、制御器等に組込ま
れたソフトウエアにより動作していたので、異常圧力に
対する応答動作に遅れがあった。また、射出の運転パタ
ーンの設定については、ステップ状のパターンであるた
め、力や速度が急変して機構の振動等が生じていた。更
に、射出圧力のモニターリングについては、電流値を検
出していたため、モータの加速電流などがデータに含ま
れており、射出途中のデータ精度が悪かった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、プランジャーの射出速度制御時
にプランジャーの先端位置が等圧ユニットに対し変化せ
ず、樹脂量バラツキが大きい時でも高精度に各プランジ
ャー射出圧力の等圧化を図ると共に、異常圧力について
は検出遅れなく保護動作を行い、また射出運転パターン
においては、力や速度を変化させる時振動を生じないパ
ターンを有し、射出圧力のモニターリングについては、
実際にプランジャーに掛かる圧力を精度よくモニターリ
ングすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る樹
脂封止装置の射出機構は、複数のプランジャーを支持す
る等圧ユニットの内部に液体を封入し、等圧ユニット内
部の液体を外部に設けたシリンダー及びサーボモータ駆
動のピストンにより加圧制御及び液量制御するようにし
たものである。
【0010】また、等圧ユニット内部の液体のユニット
外への流出量を計測し、プランジャーの逃げ量を検出し
た。
【0011】更に、等圧ユニット内部に異常圧力が検出
された場合にサーボモータの電流値を制限するようにし
た。
【0012】請求項4の発明は、複数のプランジャーを
支持して各プランジャーを均等に押圧する等圧ユニット
と、この等圧ユニットをプランジャー押圧方向にサーボ
モータにより駆動するプランジャー駆動手段と、プラン
ジャーの射出圧力を検出する圧力検出手段(ロードセル
等)と、プランジャーの射出圧力と所定圧力を比較しプ
ランジャーの異常圧力を検出する比較検出回路を備え、
プランジャーの異常圧力を検出した場合にプランジャー
駆動手段のサーボモータを停止するようにしたものであ
る。
【0013】請求項5の発明は、プランジャー駆動手段
のサーボモータに与える速度指令パターンを、微細なド
ットを結ぶ指数関数又は直線パターンで与えたものであ
る。
【0014】請求項6の発明は、プランジャー駆動手段
のサーボモータに与える射出圧力指令パターンを微細な
ドットを結ぶ指数関数又は直線パターンで与えたもので
ある。
【0015】請求項7の発明に係る樹脂封止装置の射出
制御方法は、まず、等圧ユニット内部の液圧を引き上げ
各プランジャーを等圧ユニットに対し所定距離の位置関
係になるように維持し、次に、この維持状態のままで等
圧ユニットをプランジャー押圧方向にサーボモータによ
り駆動して樹脂注入を行い、樹脂注入後は等圧ユニット
内部の液圧を引き下げて各プランジャーに加わる射出圧
力を均等にするものである。
【0016】
【作用】請求項1の発明の樹脂封止装置の射出機構にお
いて、等圧ユニット内部の液体がパスカルの法則により
各プランジャーに対して均等に加わる。そして、この液
体の圧力及び液量をサーボモータにより制御することに
より射出時の各プランジャーの速度制御及び等圧制御の
制御性を高精度化する。
【0017】また、等圧ユニット内部の液体のユニット
外への流出量を計測しプランジャーの逃げ量を検出する
ことは、個々のプランジャー髭量を検出するものに比べ
構成が簡単で安価かつコンパクトな装置を提供できる。
【0018】更に、等圧ユニット内部に異常圧力が検出
された場合にサーボモータの電流値を制限するように構
成することで、等圧ユニット内部の圧力異常を簡単な構
成でかつ迅速に保護できる。
【0019】請求項4の発明において、プランジャーの
異常圧力を圧力検出手段(ロードセル等)及び比較検出
回路により検出してプランジャー駆動手段のサーボモー
タを停止させるようにし、ソフトウエアを介さない電気
回路により保護することにより、異常圧力に対する保護
動作が迅速になる。
【0020】請求項5の発明において、プランジャー駆
動手段のサーボモータに与える速度指令パターンを微細
なドットを結ぶ指数関数又は直線パターンで与えること
によって、微細な速度制御ができると共に、速度を変化
させる場合に駆動系の振動を生じない安定した射出動作
を実現する。
【0021】請求項6の発明において、プランジャー駆
動手段のサーボモータに与える射出圧力指令パターンを
微細なドットを結ぶ指数関数又は直線パターンで与える
ことによって、微細な射出制御ができると共に、射出圧
力を変化させる場合に駆動系の振動を生じない安定した
射出動作を実現する。
【0022】請求項7の発明において、等圧ユニット内
部の液圧を引き上げ各プランジャーを等圧ユニットに対
し所定距離の位置関係になるように維持しつつ等圧ユニ
ットをプランジャー押圧方向にサーボモータにより駆動
することにより、プランジャー速度を射出モータ回転速
度に完全に比例した速度とすることができる。また、樹
脂注入後は等圧ユニット内部の液圧を引き下げて各プラ
ンジャーに加わる射出圧力を均等に制御しつつ、樹脂の
硬化を待つ。
【0023】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例に係る樹脂封止装
置の射出機構を示す全体構成図である。図において、1
は複数個の射出プランジャー(マルチプランジャー)、
2は金型のチェイスブロック、3は各プランジャー間の
射出圧を等圧にする等圧ユニット、4は等圧ユニット3
を組込んで動作させるベースユニット、5、6はベース
ユニット4を図示上下方向に駆動するボールネジナット
及びボールネジ、7、9はタイミングプーリー、8はタ
イミングベルト、10は射出用サーボモータ、11はサ
ーボモータ10用のサーボアンプ、12はサーボアンプ
11を制御する制御器、13は射出用の運転パターンを
設定し、運転状態を表示するモニター装置である。14
は等圧ユニット3内部に封入された液体、15は等圧ユ
ニット3内に液体14を供給するホース、16はホース
15を介して等圧ユニット3内に液体14を供給するシ
リンダー、17はシリンダー16内のピストンを駆動す
るボールネジ及びナット、18はボールネジ17を回転
駆動し等圧ユニット3内に液体14を供給すると共に、
一定トルクを発生し液体14を加圧するプランジャーア
ラインモータ(サーボモータ)、19はプランジャーア
ラインモータ18用のサーボアンプ、20はサーボアン
プ19に対し制御器12より与えられるトルク指令の大
きさを制限し等圧ユニット内に発生する液体14の圧力
に制限を加える制限回路、21はボールネジ6を支持
し、全プランジャーに加わる力を検出するロードセル、
22はロードセル21の歪信号を電圧信号に変換する歪
アンプ、23は歪アンプ22から出力される射出圧力に
比例した電圧を基準電圧と比較し、基準電圧以上の異常
圧力を検出すると射出モータ10を停止する信号をサー
ボアンプ11に出力するソフトウェアを含まない比較検
出回路である。
【0024】次に、上記射出機構の動作について説明す
る。まず、射出時の動作について説明すると、射出時は
まず樹脂を所定速度で射出する必要があるので、等圧ユ
ニット3の内部圧力を射出途中に発生する圧力以上に引
き上げてプランジャー1を押し出し、等圧ユニット3に
対し所定距離の位置に固定し、射出途中にプランジャー
1と等圧ユニット3との位置関係が変わらないようにす
る。そのため、プランジャーアラインモータ18で発生
するトルクを制御し、ボールネジナット17及びシリン
ダ16を介して液体15に圧力を加える。そしてその状
態で、射出サーボモータ10の速度制御を行い、ベース
ユニット4、等圧ユニット3を介してプランジャー1を
動作させ、樹脂注入作業を完了する。
【0025】樹脂注入完了後は、各プランジャー1に加
わる射出圧力を同じ圧力にして、その圧力を保ったまま
樹脂の硬化を待つ必要がある。そのため、プランジャー
アラインモータ18により加圧されている等圧ユニット
3内部の液体15の圧力を下げ、かつ各プランジャー間
の樹脂量のバラツキを吸収し、各プランジャーに加わる
射出圧力を均等化するために、一定ストローク分だけ各
プランジャー1を等圧ユニット3内に押込まなければな
らない。このために制御装置12はプランジャーアライ
ンモータ18のサーボアンプ19に対しトルク指令を0
とするように指令し、さらに射出モータ10を一定トル
クで運転する。ここで、等圧ユニット内の圧力が下がっ
たので、プランジャー1は等圧ユニット3に押し込ま
れ、当該所定量押し込まれたことを等圧ユニット3から
シリンダ16に流出した液体量をプランジャーアライン
モータ18のパルスエンコーダから出力されるパルス数
をカウントすることで検出する。そして、制御器12は
プランジャーアラインモータ18を位置制御し、その位
置でサーボロックを掛け、再びトルク指令を引き上げ
る。そうすると各プランジャー1は、樹脂量のバラツキ
に応じ調圧代を得て等圧となり停止する。
【0026】次に、プランジャーに異常圧力が働いた場
合の保護動作を説明する。異常圧力が働いた場合は、等
圧ユニット3、ベースユニット4、及びボールネジ6を
介してロードセル21に直接圧力が加わる。ロードセル
21の歪信号は歪アンプ22により電圧信号に変換さ
れ、比較回路23において基準電圧と比較され、上記検
出電圧が基準電圧以上であると、異常圧力を検出したと
して射出モータ10を停止する信号をサーボアンプ11
に出力する。また、等圧ユニット3の内部液体に生ずる
異常圧力はプランジャーアラインモータ18の発生する
トルクの大きさを制限回路20で制限することにより保
護をはかっている。
【0027】次に、射出の運転パターンについては、図
2に示すように、時間に対する射出速度や射出圧力をド
ットで指定すると、制御器12がドット間を指数関数又
は直線で結んだパターンに変換して運転パターンとして
いる。
【0028】次に、射出の運転状態のモニターリングに
ついて説明する。まず射出速度については、射出モータ
10のパルスエンコーダのパルス周波数の時間変化を制
御器12で検出し、射出圧力については、ボールネジ6
を支え、全プランジャーに加わる力を直接ロードセル2
1で検出し、これら信号をモニター装置13でグラフィ
ック表示する。
【0029】実施例2.上記実施例では、シリンダー1
6を介して液体14を供給・加圧する駆動源にサーボモ
ータ18を用いているが、応答時間や停止位置精度が問
題とならない場合は、設定圧力が運転途中で可変な圧力
ポンプをもって代用することもできる。また、射出圧力
の検出は、ボールネジ6を支えるロードセル21で行っ
ているが、等圧ユニット3内の圧力を圧力センサを用い
て検出してもよい。更に、等圧ユニット内に封入する液
体は、圧縮率の小さい気体、または粘度の低いゲル状物
体でも代用できる。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明の樹脂封止装置の射出機
構によれば、等圧ユニット内部の液体圧力及び液量をサ
ーボモータにより制御することにより、射出時の速度制
御に対しても、等圧圧力制御に対しても、高精度な制御
性を有し、樹脂量バラツキが大であっても等圧ユニット
内部のプランジャーストローク拡大が容易なので、樹脂
バラツキを吸収し、等圧性を保つことができる。
【0031】また、等圧ユニット内部の液体の流出量を
計測しプランジャーの逃げ量を検出することにより、個
々のプランジャー髭量を検出するものに比べ構成が簡単
で安価かつコンパクトな装置を提供できる。
【0032】更に、等圧ユニット内部に異常圧力が検出
された場合にサーボモータの電流値を制限するように構
成することで、等圧ユニット内部の圧力異常を簡単な構
成でかつ迅速に保護できる。
【0033】請求項4の発明によれば、プランジャーの
異常圧力を圧力検出手段(ロードセル等)及び比較検出
回路により検出してプランジャー駆動手段のサーボモー
タを停止させるようにし、保護回路をソフトウェアを使
わず構成したので、動作遅れなく保護を行なうことが可
能である。
【0034】請求項5の発明によれば、プランジャー駆
動手段のサーボモータに与える速度指令パターンを微細
なドットを結ぶ指数関数又は直線パターンで与えること
によって、微細な速度制御ができると共に、速度を変化
させる場合に駆動系の振動を生じない安定した射出動作
を実現することができる。
【0035】請求項6の発明によれば、プランジャー駆
動手段のサーボモータに与える射出圧力指令パターンを
微細なドットを結ぶ指数関数又は直線パターンで与える
ことによって、微細な射出制御ができると共に、射出圧
力を変化させる場合に駆動系の振動を生じない安定した
射出動作を実現することができる。
【0036】請求項7の発明によれば、樹脂射出時のプ
ランジャー駆動の速度制御に対しても、樹脂注入後のプ
ランジャーの等圧圧力制御に対しても、高精度な制御性
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による樹脂封止装置の射
出機構を示す全体構成図である。
【図2】 この発明の一実施例による射出運転パターン
を示す図である。
【図3】 従来の樹脂封止装置の射出機構を示す全体構
成図である。
【図4】 従来の射出運転パターンを示す図である。
【図5】 従来のソフトウェアによる異常圧力検出のア
ルゴリズムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プランジャー、2 チェイスブロック、3 等圧ユ
ニット、4 ベースユニット、10 射出用サーボモー
タ、11,19 サーボアンプ、12 制御装置、13
モニター装置、14 液体、16 シリンダー、18
プランジャーアラインモータ(サーボモータ)、20
トルク指令制限回路、21 ロードセル、22 歪ア
ンプ、23 比較回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂封止用金型内に樹脂を押圧する複数
    のプランジャーと、上記各プランジャーを支持すると共
    に内部に液体が封入されている等圧ユニットと、上記等
    圧ユニット内部と連結され上記液体を等圧ユニット内部
    に供給するシリンダーと、上記シリンダー内の液体をサ
    ーボモータ駆動のピストンにより加圧制御する液圧制御
    手段を備えたことを特徴とする樹脂封止装置の射出機
    構。
  2. 【請求項2】 上記等圧ユニット内部の液体の当該ユニ
    ット外への流出量を計測し、上記プランジャーの逃げ量
    を検出したことを特徴とする請求項1記載の樹脂封止装
    置の射出機構。
  3. 【請求項3】 上記液圧制御手段は、等圧ユニット内部
    に異常圧力が生じぬようにサーボモータの電流値を制限
    するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の樹脂封止装置の射出機構。
  4. 【請求項4】 樹脂封止用金型内に樹脂を押圧する複数
    のプランジャーと、上記各プランジャーの他端を支持し
    て各プランジャーを均等に押圧する等圧ユニットと、上
    記等圧ユニットをプランジャー押圧方向にサーボモータ
    により駆動するプランジャー駆動手段と、プランジャー
    の射出圧力を検出する圧力検出回路と、プランジャーの
    射出圧力と所定圧力を比較しプランジャーの異常圧力を
    検出する比較検出手段を備え、 プランジャーの異常圧力を検出した場合にプランジャー
    駆動手段のサーボモータを停止させることを特徴とする
    樹脂封止装置の射出機構。
  5. 【請求項5】 樹脂封止用金型内に樹脂を押圧する複数
    のプランジャーと、上記各プランジャーの他端を支持し
    て各プランジャーを均等に押圧する等圧ユニットと、上
    記等圧ユニットをプランジャー押圧方向にサーボモータ
    により駆動するプランジャー駆動手段を備え、 上記プランジャー駆動手段のサーボモータに与える速度
    指令パターンを微細なドットを結ぶ指数関数又は直線パ
    ターンで与えることを特徴とする樹脂封止装置の射出機
    構。
  6. 【請求項6】 樹脂封止用金型内に樹脂を押圧する複数
    のプランジャーと、上記各プランジャーの他端を支持し
    て各プランジャーを均等に押圧する等圧ユニットと、上
    記等圧ユニットをプランジャー押圧方向にサーボモータ
    により駆動するプランジャー駆動手段を備え、 上記プランジャー駆動手段のサーボモータに与える射出
    圧力指令パターンを微細なドットを結ぶ指数関数又は直
    線パターンで与えることを特徴とする樹脂封止装置の射
    出機構。
  7. 【請求項7】 樹脂封止用金型内に樹脂を押圧する複数
    のプランジャーと、上記各プランジャーの他端を連結支
    持すると共に内部に液体が封入されている等圧ユニット
    と、上記等圧ユニット内部の液体を加圧制御する液圧制
    御手段と、上記等圧ユニットをプランジャー押圧方向に
    サーボモータにより駆動するプランジャー駆動手段を備
    えたものにおいて、 等圧ユニット内部の液圧を引き上げ、各プランジャーを
    等圧ユニットに対し所定距離の位置関係になるように維
    持する工程と、 上記維持状態にて等圧ユニットをプランジャー押圧方向
    にサーボモータにより駆動して樹脂注入を行う工程と、 等圧ユニット内部の液圧を引き下げて各プランジャーに
    加わる射出圧力を均等にする工程とからなる樹脂封止装
    置の射出制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107263828A (zh) * 2016-03-31 2017-10-20 住友重机械工业株式会社 注射成型机
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