JPH08309439A - ロール成形機 - Google Patents

ロール成形機

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JPH08309439A
JPH08309439A JP14266995A JP14266995A JPH08309439A JP H08309439 A JPH08309439 A JP H08309439A JP 14266995 A JP14266995 A JP 14266995A JP 14266995 A JP14266995 A JP 14266995A JP H08309439 A JPH08309439 A JP H08309439A
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JP
Japan
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roll
moving
metal plate
exterior
plate material
Prior art date
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Pending
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JP14266995A
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English (en)
Inventor
Koichi Maruno
昂一 丸野
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WAKO SYST ENG KK
Original Assignee
WAKO SYST ENG KK
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属板材の走行方向と直角方向の断面形状、
すなわち短手方向の幅径又は高さを連続的に変化させた
成形品を成形することのできるロール成形機を提供す
る。 【構成】 基台2上に立設する固定ロールスタンド5、
移動ロールスタンド6は、上回転軸9、下回転軸10の
一方部分を回転自在に軸支する。上回転軸9、下回転軸
10における他方部分の外周に、移動外装ロール12,
14を嵌装する。移動外装ロール12,14は、上回転
軸9、下回転軸10に回転駆動されつつその軸方向に移
動自在であるとともに、移動ロールスタンド6により軸
方向に移動しないように規制される。移動ロールスタン
ド6は駆動軸7により軸方向に移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル状の金属板材を
連続的に幅切り又は曲げ加工するロール成形機に係り、
特に金属板材の走行方向と直角方向の断面形状、すなわ
ち短手方向の幅径又は高さを連続的に変化させた成形品
を成形することのできるロール成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】ロール成形機は、コイル状の金属板材を
複数の成形ロール間に通しながら、まずは金属板材の走
行方向と直角方向の幅径を所望する成形品の展開幅径に
すべくスリッターロールにて幅切り(スリット)し、続
けて段階的な曲げ加工を順次施すことで連続した長尺な
成形品を成形する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のロール成形機にあっては、かなり複雑な形状の
成形品を効率良く成形することができるものの、この成
形品における金属板材の走行方向と直角方向の断面形状
は常に一定であり、この断面形状が連続的に変化するい
わゆるテーパー成形を行うことはロール成形機の構造上
不可能であった。
【0004】そのため、テーパー部を有する成形品はプ
レス成形等によって成形しているが、プレス成形ではロ
ール成形の如き連続成形ができないこともあって、装置
が大掛かりとなって加工費用が多大なものとなることを
余儀なくされていた。そこで、ロール成形機の連続成形
によりテーパー成形を可能とすることに対する要望が増
大している。
【0005】そこで、本発明にあっては、金属板材の走
行方向と直角方向の断面形状を連続的に変化させた、い
わゆるテーパー成形が可能なロール成形機を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成すべ
く、本発明のロール成形機は、連続的に走行する金属板
材に対し回転する成形ロールを圧接して幅切り又は曲げ
加工することで長尺な成形品を連続的に製造するロール
成形機において、成形ロールは基台上に立設するロール
スタンドに軸支されて回転駆動される回転軸の外周に外
装ロールを嵌装してなり、該外装ロールは前記回転軸の
軸方向の中途部分で2分割されかつ回転軸と一体的に回
転しつつ少なくともその1方の外装ロールは移動外装ロ
ールとしてこれに連設する外装ロール移動手段により前
記回転軸の軸方向に移動自在とするとともに、前記金属
板材が走行する工程に金属板材における走行方向の移動
量を測定する移動量測定手段を設け、さらに該移動量測
定手段と前記外装ロール移動手段との間には制御手段を
設け、該制御手段は前記移動量測定手段からのデータと
予め制御手段に入力設定された成形の設定値とを時系列
的に比較演算し、前記金属板材の移動量に応じ前記外装
ロール移動手段を駆動して前記移動外装ロールを前記回
転軸の軸方向に移動し、金属板材における走行方向と直
角方向の断面形状を連続的に変化させて成形し得る構成
としたことを特徴とするものである。
【0007】または、連続的に走行する金属板材に対し
回転する成形ロールを圧接して切断又は曲げ加工するこ
とで長尺な成形品を連続的に製造するロール成形機にお
いて、成形ロールは基台上に立設するロールスタンドに
軸支されて回転駆動される回転軸の外周に外装ロールを
嵌装してなり、該外装ロールは前記回転軸の軸方向の中
途部分で2分割されかつ回転軸と一体的に回転しつつ少
なくともその1方の外装ロールは移動外装ロールとして
これに連設する外装ロール移動手段により前記回転軸の
軸方向に移動自在とするとともに、前記金属板材が走行
する工程には、金属板材における走行方向の移動量を測
定する移動量測定手段と、金属板材における走行方向と
直角方向の幅径を測定する幅径測定手段とを設け、さら
に前記移動量測定手段及び幅径測定手段と前記外装ロー
ル移動手段との間には制御手段を設け、該制御手段は前
記移動量測定手段と幅径測定手段からのデータと予め制
御手段に入力設定された成形の設定値とを時系列的に比
較演算し、前記金属板材の移動量に応じ前記外装ロール
移動手段を駆動して前記移動外装ロールを前記回転軸の
軸方向に移動し、金属板材における走行方向と直角方向
の断面形状を連続的に変化させて成形し得る構成とした
ことを特徴とするものである。
【0008】また、移動外装ロールはロールスタンドに
対し回転自在に軸支されつつ回転軸の軸方向に一体的に
固定されるとともに、前記ロールスタンドは外装ロール
移動手段により基台上を回転軸の軸方向に移動自在とし
てもよい。
【0009】
【作用】連続的に走行する金属板材に対し回転する成形
ロールを圧接して幅切り又は曲げ加工することで長尺な
成形品を連続的に製造するロール成形機において、成形
ロールは基台上に立設するロールスタンドに軸支されて
回転駆動される回転軸の外周に外装ロールを嵌装してな
り、該外装ロールは前記回転軸の軸方向の中途部分で2
分割されかつ回転軸と一体的に回転しつつ少なくともそ
の1方の外装ロールは移動外装ロールとしてこれに連設
する外装ロール移動手段により前記回転軸の軸方向に移
動自在とするとともに、前記金属板材が走行する工程に
金属板材における走行方向の移動量を測定する移動量測
定手段を設け、さらに該移動量測定手段と前記外装ロー
ル移動手段との間には制御手段を設け、該制御手段は前
記移動量測定手段からのデータと予め制御手段に入力設
定された成形の設定値とを時系列的に比較演算し、前記
金属板材の移動量に応じ前記外装ロール移動手段を駆動
して前記移動外装ロールを前記回転軸の軸方向に移動す
ることで、金属板材における走行方向と直角方向の断面
形状を連続的に変化させて成形し得るものである。
【0010】成形ロールは基台上に立設するロールスタ
ンドに軸支されて回転駆動される回転軸の外周に外装ロ
ールを嵌装してなり、該外装ロールは前記回転軸の軸方
向の中途部分で2分割されかつ回転軸と一体的に回転し
つつ少なくともその1方の外装ロールは移動外装ロール
としてこれに連設する外装ロール移動手段により前記回
転軸の軸方向に移動自在とするとともに、前記金属板材
が走行する工程には、金属板材における走行方向の移動
量を測定する移動量測定手段と、金属板材における走行
方向と直角方向の幅径を測定する幅径測定手段とを設
け、さらに前記移動量測定手段及び幅径測定手段と前記
外装ロール移動手段との間には制御手段を設け、該制御
手段は前記移動量測定手段と幅径測定手段からのデータ
と予め制御手段に入力設定された成形の設定値とを時系
列的に比較演算し、前記金属板材の移動量に応じ前記外
装ロール移動手段を駆動して前記移動外装ロールを前記
回転軸の軸方向に移動することで、予め成形品の展開幅
径に幅切りされた金属板材について、その走行方向と直
角方向の断面形状を連続的に変化させて成形し得るもの
である。
【0011】
【実施例】図1は、本発明のロール成形機の概略断面図
であり、図2は本発明のロール成形機の要部断面図、図
3は本発明のロール成形機のシステムを示す説明図であ
る。以下に述べる本実施例にあっては、ロール成形機に
おける成形加工の内の曲げ加工ではなくスリット加工す
るスリッタースタンドを例にとって説明する。
【0012】図中1はスリッタースタンドと称される本
発明のロール成形機であり、ロール成形システムの先頭
部分に配置されて成形品の展開幅径に金属板材をスリッ
トするものである。なお図1及び図2において、金属板
材Pは図面に向かって手前から奥へ、又は奥から手前に
進行する。2は、ロール成形機1の基台となるベッド、
3は金属板材Pを上から圧接する上成形ロール、4は金
属板材Pを下から圧接する下成形ロール、5はベッド2
に固定され、上成形ロール3及び下成形ロール4の一方
を回転自在に軸支する固定ロールスタンド、6はベッド
2上を成形ロールの軸方向に移動自在で、上成形ロール
3及び下成形ロール4の他方を回転自在に軸支する移動
ロールスタンド、7は図示しないサーボモータから成形
ロールと平行に延設された駆動軸で、その先端に設けた
螺子部7aを移動ロールスタンド6に固設された螺筒8
と螺合させ、駆動軸7を回転させることで移動ロールス
タンド6を成形ロールの軸方向に沿って左右に移動自在
としている。
【0013】上成形ロール3は、駆動モータ(図示せ
ず)により回転駆動される上回転軸9を中心に備え、こ
の上回転軸9の外周に金属板材Pを圧接する固定外装ロ
ール11及び移動外装ロール12を嵌装している。下成
形ロール4は、同じく中心に下回転軸10を備え、この
下回転軸10の外周に金属板材Pを圧接する固定外装ロ
ール13及び移動外装ロール14を嵌装している。この
固定外装ロール11,13は、上回転軸9及び下回転軸
10に対しナット等により分離可能なものの通常は一体
的に固定されている。また、上回転軸9及び下回転軸1
0における移動外装ロール12,14との当接部分の外
周には、軸と平行に長方体状のキー(図示せず)を突設
するとともに、このキーに嵌合しキーより長径なキー溝
(図示せず)を移動外装ロール12,14の内周に凹設
し、キーとキー溝を係合させることで、移動外装ロール
12,14は上回転軸9及び下回転軸10により回転駆
動されるとともに、上回転軸9及び下回転軸10上を軸
方向に移動することができる。
【0014】上回転軸9と下回転軸10の一方部分は、
固定ロールスタンド5内のベアリングに軸支されて回転
自在とし且つ軸方向には移動できないように固定ロール
スタンド5に規制されるとともに、その端部には駆動モ
ータと連結する歯車15,16を互いに咬合させて配設
している。上回転軸9と下回転軸10の他方部分におけ
る移動外装ロール12,14は、移動ロールスタンド6
内のベアリングに軸支され回転自在とするとともに、軸
方向には移動できないように移動ロールスタンド6に規
制されている。そして、上回転軸9と下回転軸10の端
部の歯車15,16を咬合させて相互に逆回転させ、こ
の回転する上成形ロール3と下成形ロール4の僅かな隙
間に金属板材Pを挿通させることで、段部の垂直面が咬
合するスリット位置Sにて金属板材Pをスリットする。
尚、この段部を咬合させずに適宜な間隙を設けた断面を
設定することで、スリット加工でなく曲げ加工を施すこ
とができる。
【0015】そして、金属板材Pが走行する工程におけ
る前記ロール成形機1の上流側の直前には、図3の説明
図に示す如く、金属板材Pにおける走行方向の移動量を
測定する移動量測定手段17と、金属板材における走行
方向と直角方向の幅径を測定する幅径測定手段18を配
設する。この移動量測定手段17と幅径測定手段18に
ついては特に図示しないが、例えば移動量測定手段17
は、走行する金属板材Pの先端部若しくはマーキング部
をフォトトランジスタや光電素子等により検出して起点
位置を設定するとともに、走行する金属板材P表面に密
接して回転する回転体を配設してこの回転数をカウント
する等により金属板材Pの移動量を測定することがで
き、これによりスリット位置Sにおいて金属板材Pがそ
の基準位置からどれだけの寸法スリットされているかが
容易に判別し得る。
【0016】また幅径測定手段18は、例えば線状に形
成されたCCD(電荷結合素子)を用いた光センサを、
金属板材Pの幅方向の端部を挟むように金属板材Pと直
角に配置し、光センサが金属板材Pの端部を検出するこ
とで金属板材Pの幅径を測定することができる。尚、こ
の幅径測定手段18は、一定幅径の金属板材についてス
リット加工のみを行うスリッタースタンドにあっては必
ずしも必要ではないが、金属板材の横ずれを検知するた
めに利用することができる。また、幅径測定手段18
は、スリットした金属板材を曲げ加工する成形ロールス
タンドにあっては、金属板材の正確な加工位置を決定す
るために移動量測定手段17とともに必須なものとな
る。
【0017】そして、図3に示す如く、移動量測定手段
17と幅径測定手段18は制御手段19と電気的に接続
される。この制御手段19はコンピュータを備えて、移
動量測定手段17と幅径測定手段18とから逐次入力さ
れる測定データと、成形品の形状に応じて予め設定され
た加工工程における成形寸法のデータとを比較演算し、
この演算結果に基づいて前述した駆動軸7を設けたサー
ボモータからなる外装ロール移動手段20は、駆動軸7
を回転させることで移動ロールスタンド6を成形ロール
の軸方向に沿って左右に移動させる。これにより、移動
ロールスタンド6により軸方向の移動が規制されている
外装ロール12,14は、図2に示す如く、移動ロール
スタンド6が付勢する方向に移動し、スリット位置Sが
金属板材Pの進行に伴って左右方向に移動する。このス
リット位置Sの移動によりテーパー成形する場合にあっ
ては、固定外装ロール11,13に圧接挟持されている
金属板材Pが横ずれすることなく軸方向に固定される必
要があることから、本実施例にあっては金属板材Pの中
途部分に形成される段部Psを固定外装ロール11,1
3で挟持し、軸方向に金属板材Pが横ずれしないように
している。
【0018】上述したロール成形機1はテーパーのスリ
ット加工を行うものであるが、これにさらにテーパーの
曲げ加工を行うロール成形機を加えたり、テーパーのス
リット加工を行わずにテーパーの曲げ加工のみを行った
りすることは成形品の形状に応じて適宜設定する。ま
た、1のロール成形機で所望するテーパー成形の形状が
得られない場合には、当然のことながらテーパー成形用
のロール成形機を多段構成するものである。
【0019】図4、図5は、このような構成の本発明の
ロール成形機により成形された成形品21の例である。
そして、このような長尺な成形品の成形方法としては、
いくつかの方法がある。ひとつは、予め所望する長さに
金属板材を切断し、これを1枚ずつ本発明のロール成形
機で成形する方法。これは、例えば屋根材を建築現場で
成形する等の場合には有効である。2つ目の方法は、通
常のロール状の金属板材を用い、ロール成形機が1つの
成形品の長さ分に対応する加工をした後、再び移動外装
ロールを初期設定位置に復帰させ、同様な成形加工を連
続する。この場合には、移動外装ロールを初期設定位置
に復帰するのに要する時間分だけ金属板体が走行してし
まうことで、連続する成形品間に捨て代が生じるが、こ
の部分で切断し後加工を施して所望する成形品が得られ
る。3つ目の方法も通常のロール状の金属板材を用い、
ロール成形機が1つの成形品の長さ分に対応する加工を
した後、続けて金属板材の走行方向に対称に成形加工を
行い、その転換部分を切断することで上述した捨て代を
生ずることなく無駄のない加工を行うことができる。但
しこの場合には、成形品が短手方向において対称である
か、若しくは短手方向において非対称な2種の成形品を
成形する場合に限られる。
【0020】尚、上述した実施例にあっては、テーパー
成形するロール成形機について説明したが、必ずしもテ
ーパー成形のみに限定されるものではなく、例えば成形
品のロット変更を行う場合、ロール成形機における加工
寸法を変更させる段取り作業を、制御手段19に所望す
る加工寸法データを入力して移動ロールスタンド6を変
移させることで容易に行うことができるものである。
【0021】さらに、上述した実施例にあっては、金属
板材における短手方向の1辺をテーパー成形する場合に
ついて述べたが、1対のロールスタンドを双方とも移動
自在とする等により、金属板材の両側をスリット加工す
る等、2ヵ所のテーパー成形を同時に行うことも可能で
ある。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のロール成形
機によれば、金属板材の走行方向と直角方向の断面形
状、すなわち短手方向の幅径又は高さを連続的に変化さ
せた、いわゆるテーパー成形を容易に行うことができる
ものである。また、ロール成形機における加工寸法を変
更させる段取り作業を、制御手段に所望する加工寸法デ
ータを入力することで容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロール成形機の概略断面図である。
【図2】本発明のロール成形機の要部断面図である。
【図3】本発明のロール成形機のシステムを示す説明図
である。
【図4】本発明のロール成形機により成形される成形品
の例を示す斜視図である。
【図5】本発明のロール成形機により成形される成形品
の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ロール成形機 2 基台 3 上成形ロール 4 下成形ロール 5 固定ロールスタンド 6 移動ロールスタンド 7 駆動軸 9 上回転軸 10 下回転軸 11 固定外装ロール 12 移動外装ロール 13 固定外装ロール 14 移動外装ロール 17 移動量測定手段 18 幅径測定手段 19 制御手段 20 外装ロール移動手段 21 成形品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に走行する金属板材に対し回転す
    る成形ロールを圧接して幅切り又は曲げ加工することで
    長尺な成形品を連続的に製造するロール成形機におい
    て、成形ロールは基台上に立設するロールスタンドに軸
    支されて回転駆動される回転軸の外周に外装ロールを嵌
    装してなり、該外装ロールは前記回転軸の軸方向の中途
    部分で2分割されかつ回転軸と一体的に回転しつつ少な
    くともその1方の外装ロールは移動外装ロールとしてこ
    れに連設する外装ロール移動手段により前記回転軸の軸
    方向に移動自在とするとともに、前記金属板材が走行す
    る工程に金属板材における走行方向の移動量を測定する
    移動量測定手段を設け、さらに該移動量測定手段と前記
    外装ロール移動手段との間には制御手段を設け、該制御
    手段は前記移動量測定手段からのデータと予め制御手段
    に入力設定された成形の設定値とを時系列的に比較演算
    し、前記金属板材の移動量に応じ前記外装ロール移動手
    段を駆動して前記移動外装ロールを前記回転軸の軸方向
    に移動し、金属板材における走行方向と直角方向の断面
    形状を連続的に変化させて成形し得る構成としたことを
    特徴とするロール成形機。
  2. 【請求項2】 連続的に走行する金属板材に対し回転す
    る成形ロールを圧接して幅切り又は曲げ加工することで
    長尺な成形品を連続的に製造するロール成形機におい
    て、成形ロールは基台上に立設するロールスタンドに軸
    支されて回転駆動される回転軸の外周に外装ロールを嵌
    装してなり、該外装ロールは前記回転軸の軸方向の中途
    部分で2分割されかつ回転軸と一体的に回転しつつ少な
    くともその1方の外装ロールは移動外装ロールとしてこ
    れに連設する外装ロール移動手段により前記回転軸の軸
    方向に移動自在とするとともに、前記金属板材が走行す
    る工程には、金属板材における走行方向の移動量を測定
    する移動量測定手段と、金属板材における走行方向と直
    角方向の幅径を測定する幅径測定手段とを設け、さらに
    前記移動量測定手段及び幅径測定手段と前記外装ロール
    移動手段との間には制御手段を設け、該制御手段は前記
    移動量測定手段と幅径測定手段からのデータと予め制御
    手段に入力設定された成形の設定値とを時系列的に比較
    演算し、前記金属板材の移動量及び幅径に応じ前記外装
    ロール移動手段を駆動して前記移動外装ロールを前記回
    転軸の軸方向に移動し、金属板材における走行方向と直
    角方向の断面形状を連続的に変化させて成形し得る構成
    としたことを特徴とするロール成形機。
  3. 【請求項3】 移動外装ロールはロールスタンドに対し
    回転自在に軸支されつつ回転軸の軸方向に一体的に固定
    されるとともに、前記ロールスタンドは外装ロール移動
    手段により基台上を回転軸の軸方向に移動自在とするこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のロール成形機。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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