JPH08309172A - 液体処理装置 - Google Patents

液体処理装置

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JPH08309172A
JPH08309172A JP14803295A JP14803295A JPH08309172A JP H08309172 A JPH08309172 A JP H08309172A JP 14803295 A JP14803295 A JP 14803295A JP 14803295 A JP14803295 A JP 14803295A JP H08309172 A JPH08309172 A JP H08309172A
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JP
Japan
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liquid
stirring
reaction
film forming
forming part
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JP14803295A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Nakatani
▲吉▼隆 中谷
Nozomi Nakanishi
望 中西
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 攪拌槽3内の液体2を上下方向軸中心に回転
することで攪拌する攪拌部材4の回転軸から、その回転
軸中心に回転可能な液膜形成部7が径方向外方に張り出
す。この液膜形成部7よりも下方から攪拌槽3内の液体
2を上昇させて液膜形成部7の上面7aに導く。その液
膜形成部7の上面7aに導かれた液体2は薄膜状とされ
た後に落下される。その薄膜状の液体2に対する脱気お
よび給気の少なくとも一方ができる。 【効果】 脱泡効率を向上し、設備コストや設備スペー
スを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、攪拌槽内の液体に対す
る脱気や給気を行なうための液体処理装置に関し、例え
ば、液体中に巻き込まれる気泡の脱泡、反応液の脱水反
応、反応液への反応ガスの供給等を行なうのに利用でき
る。
【0002】
【従来の技術】図7に示す従来の液体処理装置101
は、液体を攪拌して配合するためのもので、攪拌槽10
3と、この攪拌槽103内の液体102を上下方向軸中
心に回転することで攪拌する攪拌部材104とを備え、
その攪拌槽103の上部に真空ポンプ105が接続され
る。その真空ポンプ105により攪拌槽103の内圧を
低下させることで、攪拌に際して液体102中に巻き込
まれる気泡の脱泡を行なう。
【0003】また、そのような真空ポンプ105に代え
て専用の脱泡機を用い、攪拌槽103から取り出した液
体に対する脱泡も行なわれている。
【0004】また、攪拌槽内で攪拌された反応液のエス
テル化等のために、攪拌槽から取り出した反応液を平板
上で薄膜状に流れ落ちるようにし、その状態で真空引き
を行なって脱水反応を行なう真空脱水装置が用いられて
いる。
【0005】また、攪拌槽内で攪拌された反応液の硫酸
化等のために、攪拌槽から取り出した反応液を平板上で
薄膜状に流れ落ちるようにし、その状態で反応ガスを供
給して気液反応等を行なう薄膜反応装置が用いられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の液体処理装置1
01では、配合槽103内の液体102の表面からしか
脱泡ができないため脱泡効率の悪いものである。また、
専用の脱泡機を用いる場合、設備コストや設備スペース
が増大するという問題がある。また、反応液の反応のた
めに専用の真空脱水装置や薄膜反応装置を用いる場合
も、設備コストや設備スペースが増大するという問題が
ある。
【0007】本発明は、上記課題を解決することのでき
る液体処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の液体処理装置
は、攪拌槽と、この攪拌槽内の液体を上下方向軸中心に
回転することで攪拌する攪拌部材と、この攪拌部材の回
転軸から径方向外方に張り出すと共にその回転軸中心に
回転可能な液膜形成部と、この液膜形成部よりも下方か
ら攪拌槽内の液体を上昇させて液膜形成部の上面に導く
液体送り手段とを備え、その液膜形成部の上面に導かれ
た液体は薄膜状とされた後に落下され、その薄膜状の液
体に対する脱気および給気の少なくとも一方が可能なこ
とを特徴とする。
【0009】その液体送り手段は、攪拌部材に接続され
た液体送り部材と、攪拌部材に回転軸に沿って形成され
た液体通路とを有し、その液体送り部材は攪拌部材の回
転軸中心に回転することで液体を液体通路を通って上昇
させるのが好ましい。その液体送り部材として、例えば
スクリュー羽根やポンプ羽根を用いることができる。そ
の液体通路の出口の開度は変更調節可能とされているの
が好ましい。また、その液体送り手段は、液体送り部材
の攪拌部材に対する相対回転速度の変更調節手段を有す
るのが好ましい。あるいは、その液体送り部材は攪拌部
材と同行回転するのが好ましい。
【0010】
【発明の作用および効果】本発明の液体処理装置によれ
ば、攪拌槽内の液体は攪拌部材により攪拌され、液体送
り手段により液膜形成部の上面に導かれる。その導かれ
た液体は、液膜形成部の回転に基づく遠心力により薄膜
状に広げられる。その薄膜状の液体に対する脱気を行な
うことで、脱泡や脱水反応を行なうことができる。その
薄膜状の液体に対する給気を行なうことで、その液体と
給気した気体との反応を促進することができる。これに
より、専用の脱泡機を用いることなく攪拌槽内で液体の
薄膜脱泡を行なって脱泡効率を向上でき、設備コストや
設備スペースを低減できる。また、反応液の脱水反応や
反応ガスとの反応も、専用の真空脱水装置や薄膜反応装
置を用いることなく攪拌槽内で行なえるので、設備コス
トや設備スペースを低減できる。
【0011】その攪拌槽内の液体を、攪拌部材に接続さ
れた液体送り部材の回転により液体通路を通って上昇さ
せることで、攪拌槽の外部に液体送り手段を設けること
なく、液膜形成部の上面に導くことができる。これによ
り、攪拌槽の密閉性を向上できるので、攪拌槽内の真空
引きにより脱泡や脱水反応を行なう場合に攪拌槽内を高
真空にでき、また、反応ガスを供給する場合のガス漏れ
を防止できる。
【0012】また、攪拌部材に回転軸に沿って液体通路
を設けることで、液体を上昇させるための専用の配管が
不要になり、構造を簡単化できる。
【0013】その液体通路の出口の開度を変更調節する
ことで、液膜形成部の上面に導かれる液体流量が変化す
るので、その液体により形成される液膜の厚さを制御で
きる。また、その液体送り部材の攪拌部材に対する相対
回転速度を変更することで、液膜形成部の上面に導かれ
る液体流量が変化するので、その液体により形成される
液膜の厚さを制御できる。
【0014】その液体送り部材が攪拌部材と同行回転す
ることで、液体送り部材を回転させる専用の駆動手段が
不要になり、構成を簡単化してコストを低減できる。
【0015】
【実施例】図1に示す本発明の実施例の液体処理装置1
は、液体2の配合および反応に用いることができるもの
で、攪拌槽3と、この攪拌槽3内の液体2を上下方向軸
中心に回転することで攪拌する攪拌部材4とを備える。
その攪拌槽3の上部に真空ポンプ8あるいは反応ガス供
給源14が接続される。その攪拌槽3は、円筒状の側壁
3aと、その側壁3aの上部を覆う上壁3bと、その側
壁3aの下部を覆う底壁3cとを有する。その攪拌部材
4は、円筒状シャフト4′と、このシャフト4′の外周
に設けられた攪拌羽根4″とを有する。そのシャフト
4′は、攪拌槽3の上壁3bから、ベアリングと軸封と
で構成される軸封ユニット9を介し上方に突出し、その
軸封ユニット9と攪拌槽3の底壁3cに支持脚11を介
し固定されたベアリング12とを介し、上下方向軸中心
に回転可能に支持されている。そのシャフト4′の上端
は、カップリング10を介して攪拌槽3に固定されたモ
ータ5に接続されている。そのモータ5により攪拌部材
4が回転駆動されることで、攪拌羽根4″により攪拌槽
3内の液体2が攪拌される。
【0016】その攪拌部材4の回転軸から径方向外方に
張り出す円板状の液膜形成部7が、シャフト4′の外周
に設けられ、その回転軸中心に攪拌部材4と同行回転可
能とされている。その液膜形成部7の上面7aは、径方
向外方に向かうに従い下方に向かうように傾斜する。な
お、攪拌槽3における液体2の貯留量は、液面2aが液
膜形成部7よりも下方に位置するように設定される。
【0017】その液膜形成部7の上面7aに、その液膜
形成部7よりも下方から攪拌槽3内の液体2を上昇させ
て導く手段が設けられている。すなわち、そのシャフト
4′の内部は攪拌部材4の回転軸に沿う液体通路15と
され、その液膜形成部7の上方においてシャフト4′の
外周に形成された複数の開口が液体通路15の出口4a
とされ、そのシャフト4′の下端開口が液体通路15の
入り口4bとされている。さらに、そのシャフト4′の
外周に液面2aの下方において形成された複数の開口も
液体通路15の入り口4cとされている。その液体通路
15内において、スクリュー羽根(液体送り部材)13
が攪拌部材4に直結されている。そのスクリュー羽根1
3は、攪拌部材4の回転軸中心に攪拌部材4と同行して
図中矢印A方向に回転する。そのスクリュー羽根13の
回転により、攪拌槽3内の液体2は図中矢印Bで示すよ
うに、液体通路15に入り口4b、4cから導入され、
その液体通路15内を上昇して出口4aから送り出さ
れ、液膜形成部7の上面7aに導かれる。なお、液体通
路15の入口の数や配置は特に限定されず、液体2の液
質、装置1の高さ、攪拌部材4の回転速度等に応じて適
宜設定すればよい。また、スクリュー羽根13の寸法や
形状は特に限定されず、例えば図示のものより短寸であ
ってもよい。
【0018】その液膜形成部7の上面7aに導かれた液
体2は、液膜形成部7が攪拌部材4と同行回転すること
で、遠心力により均一な厚さの薄膜状に広げられ、しか
る後に液膜形成部7の外周縁から落下する。前記真空ポ
ンプ8により攪拌槽3内の真空引きを行なうことで、そ
の薄膜状の液体2に対する脱気を行なうことができ、液
体2が配合液であって攪拌により気泡を巻き込んでいる
ような場合は脱泡を行なえ、液体2が反応液である場合
はエステル反応等の脱水反応を行なえる。また、前記反
応ガス供給源14により攪拌槽3内に反応ガスを供給す
ることで、その薄膜状の液体2に対する給気を行なうこ
とができ、液体2が反応液である場合は給気した気体と
の反応を促進することができ、その反応は大気圧下でも
大気圧を超える高圧下あるいは大気圧以下の減圧下でも
行なえる。
【0019】上記液体処理装置1によれば、専用の脱泡
機を用いることなく攪拌槽3内で液体2の薄膜脱泡を行
なって脱泡効率を向上でき、設備コストや設備スペース
を低減できる。また、液体2が反応液である場合は脱水
反応や反応ガスとの反応を、専用の真空脱水装置や薄膜
反応装置を用いることなく攪拌槽3内で行なえるので、
設備コストや設備スペースを低減できる。
【0020】また、攪拌槽3内の液体2を、攪拌部材4
に接続されたスクリュー羽根13の回転により液体通路
15を通って上昇させることで、攪拌槽3の外部に液体
送り手段を設けることなく液膜形成部7の上面7aに導
くことができる。これにより、攪拌槽3の密閉性を向上
できるので、攪拌槽3内の真空引きにより脱泡や脱水反
応を行なう場合に攪拌槽3内を高真空にでき、また、反
応ガスを供給する場合にガス漏れを防止できる。
【0021】また、攪拌部材4に回転軸に沿う液体通路
15を設けることで、液体2を上昇させるための専用の
配管が不要になり、構造を簡単化できる。
【0022】さらに、スクリュー羽根13が攪拌部材4
と同行回転することで、そのスクリュー羽根13を回転
させる専用の駆動手段が不要になり、構成を簡単化して
コストを低減できる。
【0023】図2は本発明の第1変形例を示す。上記実
施例との相違点は、先ず、攪拌部材4に直結されたスク
リュー羽根13に代えて、攪拌部材4に対し相対回転可
能なスクリュー羽根32が液体通路15に配置されてい
る。そのスクリュー羽根32は軸部32aを有し、その
軸部32aの上端は、シャフト4′の上端開口から、ベ
アリングと軸封とで構成される軸封ユニット33を介し
上方に突出し、シャフト4′に固定された補助モータ3
4に接続されている。その軸部32aは、その軸封ユニ
ット33と攪拌槽3の底壁3cに支持脚35を介し固定
されたベアリング36とを介し、上下方向軸中心に回転
可能に支持されている。また、上記実施例においては攪
拌部材4はモータ5に直結されているが、本変形例にお
いては、そのモータ5の出力軸に取り付けられたスプロ
ケット38とシャフト4′の外周に設けられたスプロケ
ット39とにチェーン40が巻き掛けられることで、モ
ータ5により攪拌部材4が回転駆動される。また、シャ
フト4′の外周に入り口4cは設けられていない。
【0024】上記第1変形例によれば、攪拌部材4の回
転は補助モータ34を介してスクリュー羽根32に伝達
され、そのスクリュー羽根32の回転により液体2は液
体通路15を通って液膜形成部7の上面7aに導かれ
る。また、その補助モータ34によりスクリュー32羽
根を回転駆動することで、スクリュー羽根32の攪拌部
材4に対する相対回転速度を変更調節できる。その相対
回転速度を変更することで、液膜形成部7の上面7aに
導かれる液体2の流量が変化するので、その液膜形成部
7上の液膜の厚さを制御できる。他は上記実施例と同様
で、同一部分は同一符号で示す。
【0025】図3は本発明の第2変形例を示す。上記実
施例との相違点は、先ず、攪拌槽3の底壁3c上に周壁
51が設けられ、この周壁51に囲まれたポンプ室52
が形成され、その周壁51上にシャフト4′を支持する
ベアリング12が支持脚11を介し固定されている。ま
た、攪拌部材4に直結されたスクリュー羽根13に代え
て、そのポンプ室52内において攪拌部材4の下端にポ
ンプ羽根53が直結されている。さらに、液体通路15
にブースターベーン55がシャフト4′と同行回転可能
に設けられている。
【0026】上記第2変形例によれば、攪拌部材4に同
行してポンプ羽根53が回転することで、攪拌槽3の液
体はポンプ室52から液体通路15に入り口4bから導
入され、その液体通路15内を上昇して出口4aから液
膜形成部7の上面7aに導かれる。また、シャフト4′
と同行回転するブースターベーン55により、液体2の
送り出しを促進できる。他は上記実施例と同様で、同一
部分は同一符号で示す。なお、ブースターベーン55を
上下複数設けてもよい。
【0027】図4は本発明の第3変形例を示す。上記実
施例との相違点は、液体通路15の出口4aの開度を変
更調節可能とした点にある。すなわち、シャフト4′の
外周に軸方向移動可能に円筒部材70を嵌め合わせ、そ
の円筒部材70にねじ込まれる固定ねじ71をシャフト
4′の外周に押し付けることで、その円筒部材70の位
置決めを行なえる。その固定ねじ71を緩めて円筒部材
70を移動させることで、液体通路15の出口4aの開
度を変更することができる。その液体通路15の出口4
aの開度を変更調節することで、液膜形成部7の上面7
aに導かれる液体2の流量が変化するので、その液体2
により形成される液膜の厚さを制御できる。他は上記実
施例と同様で、同一部分は同一符号で示す。
【0028】図5は本発明の第4変形例を示す。上記実
施例との相違点は、液膜形成部7の上面7aを水平面と
し、外周に気泡の落下を遮るスクリーン81を設けた点
にある。他は上記実施例と同様で、同一部分は同一符号
で示す。
【0029】図6は本発明の第5変形例を示す。上記実
施例との相違点は、スクリュー羽根13に代えて攪拌槽
3の外部にポンプ91を設け、シャフト4′の内部の液
体通路15に代えて、そのポンプ91を介して攪拌槽3
の底部と上部とを接続する配管92を設けた点にある。
そのポンプ91により、攪拌槽3内の液体2は液膜形成
部7よりも下方から配管92を通って上昇し、液膜形成
部7の上面7aに導かれる。他は上記実施例と同様の構
成とされている。
【0030】上記第5変形例によれば、専用の脱泡機を
用いることなく攪拌槽3内で液体2の薄膜脱泡を行なっ
て脱泡効率を向上でき、設備コストや設備スペースを低
減できる。また、液体2が反応液である場合は脱水反応
や反応ガスとの反応を、専用の真空脱水装置や薄膜反応
装置を用いることなく攪拌槽3内で行なえるので、設備
コストや設備スペースを低減できる。
【0031】なお、本発明は上記実施例や変形例に限定
されない。例えば、スクリュー羽根13、32やポンプ
羽根53の形状は特に限定されない。また、液体2を上
昇させるためにスクリュー羽根13を用いるかポンプ羽
根53を用いるかは、装置1の径や高さ、液体2の粘
度、比重、あるいはニュートン流体か否かといった液
質、攪拌部材4の回転速度等に応じて適宜選定すればよ
い。また、液膜形成部7の上面7aは、径方向外方に向
かうに従い上方に向かうよう傾斜するものであってもよ
く、その傾斜の程度は液体2の粘度や液膜形成部7の周
速に応じて適宜設定すればよい。また、液膜形成部7の
形状は、その上面において液体2を液膜上にすることが
できれば円板上に限定されない。また、脱水反応を行な
う場合、攪拌槽3を加熱ジャケット等により覆って内部
を加熱することで脱水を促進してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の液体処理装置の構成説明図
【図2】本発明の第1変形例の液体処理装置の構成説明
【図3】本発明の第2変形例の液体処理装置の構成説明
【図4】本発明の第3変形例の液体処理装置の要部の構
成説明図
【図5】本発明の第4変形例の液体処理装置の要部の構
成説明図
【図6】本発明の第5変形例の液体処理装置の構成説明
【図7】従来例の液体処理装置の構成説明図
【符号の説明】
2 液体 3 攪拌槽 4 攪拌部材 4a 出口 7 液膜形成部 8 真空ポンプ 13、32 スクリュー羽根 14 反応ガス供給源 15 液体通路 34 補助モータ 53 ポンプ羽根 91 ポンプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 攪拌槽と、この攪拌槽内の液体を上下方
    向軸中心に回転することで攪拌する攪拌部材と、この攪
    拌部材の回転軸から径方向外方に張り出すと共にその回
    転軸中心に回転可能な液膜形成部と、この液膜形成部よ
    りも下方から攪拌槽内の液体を上昇させて液膜形成部の
    上面に導く液体送り手段とを備え、その液膜形成部の上
    面に導かれた液体は薄膜状とされた後に落下され、その
    薄膜状の液体に対する脱気および給気の少なくとも一方
    が可能な液体処理装置。
  2. 【請求項2】 その液体送り手段は、攪拌部材に接続さ
    れた液体送り部材と、攪拌部材に回転軸に沿って形成さ
    れた液体通路とを有し、その液体送り部材は攪拌部材の
    回転軸中心に回転することで液体を液体通路を通って上
    昇させる請求項1に記載の液体処理装置。
  3. 【請求項3】 その液体通路の出口の開度は変更調節可
    能とされている請求項2に記載の液体処理装置。
  4. 【請求項4】 その液体送り手段は、液体送り部材の攪
    拌部材に対する相対回転速度の変更調節手段を有する請
    求項2または3に記載の液体処理装置。
  5. 【請求項5】 その液体送り部材は攪拌部材と同行回転
    する請求項2または3に記載の液体処理装置。
JP14803295A 1995-05-22 1995-05-22 液体処理装置 Pending JPH08309172A (ja)

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