JPH08309088A - 洗濯機の給水制御装置 - Google Patents

洗濯機の給水制御装置

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JPH08309088A
JPH08309088A JP7144061A JP14406195A JPH08309088A JP H08309088 A JPH08309088 A JP H08309088A JP 7144061 A JP7144061 A JP 7144061A JP 14406195 A JP14406195 A JP 14406195A JP H08309088 A JPH08309088 A JP H08309088A
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washing machine
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Suikou Murakami
穂幸 村上
Masami Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風呂の水が残っているときにはこれを有効に
利用するとともに、給水途中で風呂の水が無くなったと
きには無駄な時間を費やすことなく水道給水路からの給
水を行なえる洗濯機の給水制御装置を提供する。 【構成】 給水ポンプ29の運転を開始し、水位センサ
25により検知される水位が所定時間内に所定水位に到
達しない場合には、ブザー32による異常報知を行な
い、使用者にポンプ給水路の異常の修正を要求する。そ
の後、所定時間内に水位が上昇しないときには、ポンプ
給水の不具合が修正されないと判断し、給水電磁弁27
を開いて水道給水路からの給水を開始する。給水電磁弁
27を開いた後であっても、ポンプ給水が再開されたな
らば、給水電磁弁27を閉じ水道給水を中止することに
より風呂水等を有効に利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道給水路及びポンプ
給水路が設けられた洗濯機の給水制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】給水ポンプ付きの洗濯機では、水道給水
路には給水弁が、ポンプ給水路には給水ポンプがそれぞ
れ備えられ、給水弁の開閉及び給水ポンプの運転が制御
されて洗濯槽への給水が行なわれる。この種の洗濯機と
して、特公平3−6838号公報に記載のものがある。
この従来の洗濯機では、風呂等からの給水を行なうため
の給水ポンプの運転を開始してから一定時間内に洗濯槽
の中の水位が所定水位に到達しないときには、給水ポン
プの運転が停止されるとともに給水弁が開かれて水道給
水路からの給水に移行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術のような洗濯機では、ポンプ給水用のホースが外れた
り吸込み口のフィルタが目詰まりしたときには、たとえ
風呂の水が充分に残っている状態であっても水道給水路
からの給水に移行されるため、風呂の水が有効に利用さ
れないという問題があった。
【0004】本発明はこのような問題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、風呂の
水が残っているときにはこれを最大限有効に利用すると
ともに、風呂の水が無いときには無駄な時間を費やすこ
となく水道給水路からの給水が行なえる洗濯機の給水制
御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記課題
を解決するために成された第1の発明は、水道給水路及
びポンプ給水路が設けられ、該水道給水路に設けられた
給水弁の開閉、及び該ポンプ給水路に設けられた給水ポ
ンプの運転をそれぞれ制御することによって洗濯機に備
えられた洗濯槽への給水を行なう洗濯機の給水制御装置
において、 a)前記ポンプ給水路からの給水が異常であることを検知
する異常検知手段と、 b)前記ポンプ給水路からの給水が異常であることを報知
するための異常報知手段と、 c)前記給水ポンプの運転を開始させることにより前記ポ
ンプ給水路からの給水を開始し、前記異常検知手段によ
って該ポンプ給水路からの給水の異常が検知されたとき
には、該給水ポンプの運転を継続させたまま前記異常報
知手段を作動させる制御手段と、を備えることを特徴と
している。
【0006】第1の発明における制御手段は、給水ポン
プの運転を開始させることによりポンプ給水路からの給
水を開始する。給水開始後、異常検知手段は、ポンプ給
水路からの給水が行なわれていないか、或いは給水量が
極めて少ないことを検知する。制御手段は、ポンプ給水
の異常が検知された場合には、異常報知手段を作動させ
て使用者に対し注意を喚起する。このとき、給水ポンプ
の運転は停止せずに続行させる。このため、ポンプ給水
の異常がポンプ給水用ホースが外れたり吸い込み口のフ
ィルタが目詰まりするなど一時的なものであって、使用
者が洗濯機の周囲に居れば、使用者が異常報知によって
異常であることを認識して、その異常の原因である不具
合を修正することができる。この結果、ポンプ給水路か
らの給水が再開されるため、風呂の水を洗濯に有効に利
用することができる。
【0007】上記課題を解決するために成された第2の
発明は、水道給水路及びポンプ給水路が設けられ、該水
道給水路に設けられた給水弁の開閉、及び該ポンプ給水
路に設けられた給水ポンプの運転をそれぞれ制御するこ
とによって洗濯機に備えられた洗濯槽への給水を行なう
洗濯機の給水制御装置において、 a)前記洗濯槽の中に給水された水の水位を検知する水位
検知手段と、 b)前記水位検知手段からの検知信号に基づき前記ポンプ
給水路からの給水が異常であることを検知する異常検知
手段と、 c)前記ポンプ給水路からの給水が異常であることを報知
するための異常報知手段と、 d)前記給水ポンプの運転を開始させることにより前記ポ
ンプ給水路からの給水を開始し、前記異常検知手段によ
って該ポンプ給水路からの給水の異常が検知されたとき
には、該給水ポンプの運転を継続させたまま前記異常報
知手段を作動させる制御手段と、を備えることを特徴と
している。
【0008】第2の発明における制御手段は、給水ポン
プの運転を開始させることによりポンプ給水路からの給
水を開始する。給水開始後、異常検知手段は、水位検知
手段からの検知信号に基づいて、ポンプ給水路からの給
水が行なわれていないか、或いは給水量が極めて少ない
ことを検知する。制御手段は、ポンプ給水の異常が検知
された場合には、異常報知手段を作動させて使用者に対
し注意を喚起する。このとき、給水ポンプの運転は停止
せずに続行させる。このため、ポンプ給水の異常がポン
プ給水用ホースが外れたり吸い込み口のフィルタが目詰
まりするなど一時的なものであって、使用者が洗濯機の
周囲に居れば、使用者が異常報知によって異常であるこ
とを認識して、その異常の原因である不具合を修正する
ことができる。この結果、ポンプ給水路からの給水が再
開されるため、風呂の水を洗濯に有効に利用することが
できる。
【0009】なお、第2の発明における異常検知手段
は、具体的には、洗濯槽の中に給水された水の水位が洗
濯槽内に予め設定された所定の水位に所定時間内に到達
しないときにポンプ給水が異常であると判断する。或い
は、所定時間以内に一定値以上の水位上昇が無いときに
ポンプ給水路からの給水が異常であると判断する。この
ようにすることにより、ポンプ給水の異常が確実に検知
できる。
【0010】また、第1又は第2の発明における制御手
段は、ポンプ給水の異常が検知されたときには、異常報
知手段を作動させた後に給水弁を開いて水道給水路から
の給水を行なう構成とすることが好ましい。すなわち、
制御手段は、異常報知を行なった後も給水ポンプの運転
を続行させるが、給水弁を開くことにより水道給水路か
らの給水も開始する。このため、使用者がポンプ給水の
異常に気付かず不具合が修正されなくとも、洗濯に必要
な給水を完了させることができる。
【0011】更に好ましくは、前記制御手段は、ポンプ
給水の異常が検知されたときに異常報知手段を作動さ
せ、その後所定時間以内にポンプ給水の異常状態が解消
されないときに給水弁を開いて水道給水路からの給水を
行なう構成とする。
【0012】すなわち、制御手段は、ポンプ給水の異常
報知後、暫時、給水弁を開かずに給水ポンプを運転させ
たまま待機する。そして、所定時間経過後に異常検知手
段の検知信号に基づいてポンプ給水の異常が解消された
か否かを判定し、引き続きポンプ給水が異常であるとき
には給水弁を開いて水道給水路からの給水を開始する。
このため、ポンプ給水が一時的にできなくなくなったと
きでも、所定時間の間に使用者によってポンプ給水路の
不具合が修正された場合には、水道給水路からの給水は
行なわれず、風呂の水が有効に利用される。また、所定
時間の間に不具合が修正されなかった場合には水道給水
路からの給水に移行されるため、ポンプ給水に異常があ
っても洗濯に必要な給水を完了させることができる。
【0013】更に風呂の水を有効利用するために、制御
手段は、給水弁を開いて水道給水路からの給水を開始し
た後にポンプ給水路からの給水の異常が解消されたとき
には、給水弁を閉じて水道給水路からの給水を停止する
構成とすることがより好ましい。この構成によれば、使
用者がポンプ給水の異常に気付くのが遅れたり不具合の
修正に手間取って時間を要したときでも、給水完了前に
その不具合が修正されれば、水道給水路からの給水量は
最小限に抑えられ、風呂の水が有効に使用される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の給水制御装置を適用した洗濯機
のブロック構成図、図2はその洗濯機の縦断面図、図3
は給水制御の処理手順を示すフローチャート、図4は洗
濯機の操作部の入力キー配置を示す平面図、図5は洗濯
槽内の水位の位置を示す図である。
【0015】まず、図2において洗濯機全体の構成を説
明する。機枠10の上部後方には入力キーを備える操作
部11が設けられている。機枠10の内部には外槽12
が配置され、外槽12の内部には周壁に多数の脱水孔を
有する脱水槽を兼用した洗濯槽13が設置されている。
洗濯槽13の底部には洗濯物を攪拌するための回転翼1
4が配置され、モータ15の回転は、モータプーリ1
6、ベルト17、主プーリ18及び動力切換え機構19
を介して洗濯槽13及び回転翼14へ伝達される。動力
切換え機構19は、洗濯時には回転翼14のみを回転さ
せ、脱水時には洗濯槽13及び回転翼14を共に回転さ
せるべくメカニカルな切換えを行なう。外槽12の底部
には排水口20が設けられ、排水電磁弁22によって開
閉される排水管21を通して排水がなされる。また、外
槽12の底部の一角にはエアトラップ23が設けられ、
圧力ホース24を介して水位センサ25に連結されてお
り、水位に応じた空気の圧力を水位センサ25において
検出することにより外槽12の中の水位が検知される。
水道給水路26から給水される水は給水電磁弁27を介
して洗濯槽13へ注水され、ポンプ給水路28からの水
は給水ポンプ29によって吸い上げられて洗濯槽13へ
注水される。
【0016】次に、図2の操作部11における入力キー
配置を図4を参照して説明する。水位選択スイッチは、
洗濯物の量に応じて、洗い行程及びすすぎ行程時の水量
を「少量」、「低」、「中」、「高」の4モードの中か
ら使用者がマニュアル選択するためのスイッチである。
洗い行程時の洗濯水位、及びすすぎ行程時のすすぎ水位
は、マニュアル選択以外に、負荷量センサ等によって検
知される洗濯物の量に応じて自動的に選択されるように
しても良い。風呂水利用スイッチは、ポンプ給水路28
を介して給水される風呂水を、洗い行程時にのみ使用す
るか、洗い行程及びすすぎ行程の1回目の「すすぎ」
(すすぎ行程では「すすぎ」を2回以上行なう)に使用
するか、又は全く使用しないかの3モードの中から使用
者が選択するためのスイッチである。コース選択スイッ
チは、洗濯物の種類等に応じた洗い及びすすぎ行程の時
間等を4つのコースから使用者が選択するためのスイッ
チである。
【0017】続いて、洗濯機の電気的構成を図1を参照
して説明する。主としてマイクロコンピュータから構成
される制御部30に対して、操作部11からはキー入力
信号が、水位センサ25からは水位検知信号が入力され
る。制御部30は、運転プログラムを格納したメモリを
有し、操作部11からのキー入力を受けて運転プログラ
ムに従って、モータ15を駆動するモータ駆動部31、
給水電磁弁27、給水ポンプ29及び排水電磁弁22等
の運転又は動作を制御する。更に、制御部30は、ポン
プ給水の異常、及び給水自体の異常を使用者に報知する
ためのブザー32を必要に応じて作動させる。
【0018】上記の構成において、図3のフローチャー
トに沿って給水の制御動作について以下に説明する。本
実施例では、操作部11の水位選択スイッチにて選択可
能な「少量」、「低」、「中」、「高」の4モードに対
応した洗濯水位は、図5の水位L1〜L4の位置にそれぞ
れ予め設定されている。そして、ここでは、各水位L1
〜L4のための水量はそれぞれ20[L]、30[L]、40[L]及び
50[L]であるとする。
【0019】まず、使用者は、操作部11の入力キーを
操作して、上述した水位、風呂水利用及びコースについ
てそれぞれ選択する。次いで、使用者によってスタート
スイッチが操作されると、制御部30は給水ポンプ29
の運転を開始させる(ステップS10)。このため、ポ
ンプ給水路28を介して風呂水が洗濯槽13へ注水され
始める。また、給水ポンプ29の運転が開始されると同
時に、制御部30の第1のタイマによる計時が開始され
る(ステップS11)。
【0020】注水開始後、水位センサ25からの検知信
号に基づいて、所定の水位、例えば少量水位L1に到達
したか否かが判定される(ステップS12)。給水ポン
プ29の揚水能力が10[L/min]で、少量水位L1の水量が
20[L]であるとき、ポンプ給水が正常に行なわれれば約
2分間で少量水位L1までの給水が完了する筈である。
そこで、本実施例では、ポンプ給水を開始してから10分
を経過しても少量水位L1に到達しないときにポンプ給
水が異常であると判断している。すなわち、ステップS
12にて少量水位L1に到達していない場合にはステッ
プS13へ進み、第1のタイマの計時が10分を経過した
か否かが判定される。第1のタイマの計時が10分を経過
するまではステップS12へ戻り、少量水位L1に到達
したか否かの判定が繰り返し行なわれる。
【0021】ステップS13にて第1のタイマの計時が
10分を経過した場合には、ステップはS14へ進み、給
水電磁弁27が開かれているか否かが判定される。給水
開始時には給水電磁弁27は開かれないため、初めてス
テップS14の判定が行なわれるときにはS14からS
15へ進む。そして、ポンプ給水路28に異常があると
判断し、ブザー32を作動させることによりポンプ給水
の異常を報知する。この異常報知は、例えば10秒間ブザ
ー32を連続的に鳴らすことにより使用者に注意を喚起
する。このとき、洗濯機の周囲に使用者が居れば、この
報知によって異常を知り、ホースの外れやフィルタの目
詰まりなどの不具合を修正することが可能である。
【0022】制御部30は、異常報知を行なうと同時に
第2のタイマによる計時を開始する(ステップS1
6)。第2のタイマは、ポンプ給水の異常状態を使用者
に修正させるための時間的余裕を設定するためのもので
あり、第2のタイマが所定時間経過する間にポンプ給水
が行なわれないならば、使用者が洗濯機の周囲に居らず
不具合を修正できないか、或いは実際に風呂水が残って
いないためにポンプ給水が行なえないと判断する。本実
施例では、この時間は1分間に設定されている。
【0023】すなわち、ステップS17にて第2タイマ
の計時が1分経過したか否かが判定され、1分経過した
場合には、ステップS18にて1分前に比較して水位が
上昇したか否かが判定される。ここで、水位が上昇して
いれば、ポンプ給水路28の異常状態が使用者によって
修正されたと判断される。また、水位が上昇していなけ
れば、前述したように、使用者が近くに居ないためにポ
ンプ給水路28の異常状態が修正できないか、或いは風
呂水が実際に残っていないためにポンプ給水が行なえな
いと判断される。そして、水位が上昇していない場合に
は、給水電磁弁27を開いて水道給水路26からの給水
を開始する(ステップS19)。ステップS18にて水
位が上昇しているか否かに拘らず、ステップS20にて
第1のタイマはリセットされてS11へ戻る。従って、
異常報知後、ポンプ給水の異常が修正されたか、或いは
給水電磁弁27が開かれたときには、再び第1のタイマ
による計時がリセットの状態からスタートする。
【0024】給水電磁弁27が開かれた後、10分が経過
しても少量水位L1に到達しない場合には、水道給水路
26のホースの外れ、又は断水等の理由により水道給水
路26からの給水も異常である可能性があると判断され
る。この場合、ステップはS12、S13、S14から
S29へ進み、ブザー32を作動させて給水異常を報知
する。なお、ポンプ給水の異常報知と給水の異常報知と
におけるブザー音の鳴らし方を変えることにより、使用
者に相違する異常状態であることを知らせることが望ま
しい。
【0025】ステップS12にて少量水位L1に到達し
た場合には、ステップS21へ進み、給水電磁弁27が
開かれているか否かが判別される。ステップS21乃至
S25によってなされる一連の処理は、ポンプ給水の異
常報知後で、かつ給水電磁弁27が開かれた後にポンプ
給水が再開された場合に、それを検知して水道給水路2
6からの給水を停止することにより風呂水の有効利用を
図るためのものである。
【0026】ステップS21にて、給水電磁弁27が開
かれている場合には、一旦該給水電磁弁27を閉じた
(ステップS22)後、所定時間、例えば10秒間待機し
(ステップS23)、その待機している間に水位上昇が
あったか否かが判定される(ステップS24)。水位上
昇があった場合には、ポンプ給水路28からの給水が再
開されたと判断できるため、給水電磁弁27を閉じたま
まステップS26へ進む。水位上昇がない場合には、ポ
ンプ給水路28からの給水が行なわれていないと判断で
きるため、給水電磁弁27を開き(ステップS25)、
次いでステップS26へ進む。
【0027】ステップS26では、第3のタイマによる
計時が開始される。続いて、洗濯槽13内の水位が始め
に使用者によって選択された水位に到達したか否かが判
定される(ステップS27)。選択されたモードが「少
量」であった場合には、既にそのモードに対応する少量
水位L1に到達しているため、給水は即座に停止され
る。すなわち、給水ポンプ29が運転されているときに
はその運転が停止され、給水電磁弁27が開かれている
ときにはそれが閉じられる。
【0028】選択されたモードが「低」、「中」、
「高」のいずれかであった場合には、ステップS27か
らS28へ進む。本実施例では、最も高い水位の「高」
モードにおける水量は50[L]であり、水道給水路26か
らの流量が5[L/min]であるとすると、少量水位L1から
高水位L4までは約6分間で到達する筈である。そこ
で、第3のタイマの計時開始後15分が経過しても選択さ
れた水位に到達しないときに、水道給水路26に異常が
あると判断している。
【0029】すなわち、ステップS27にて選択水位に
到達していない場合にはステップS28へ進み、第3の
タイマの計時が15分を経過したか否かが判定される。第
3のタイマによる計時が15分を経過するまではステップ
S27へ戻り、選択水位に到達したか否かの判定が繰り
返し行なわれる。第3のタイマによる計時が15分を経過
した場合には、ステップはS28からS29へ進み、ブ
ザー32を作動させて給水異常を報知する。ステップS
27にて、使用者によって始めに選択された「低」、
「中」、又は「高」モードに対応する水位L2〜L4に到
達したときに給水が終了する。
【0030】なお、上記実施例の説明における所定時間
等の数値は一例であって適宜変更可能である。
【0031】また、上記実施例の説明では、水位センサ
からの検知信号によって給水異常を検知するようにして
いるが、ポンプ給水路に流量センサを設ける等、他の方
法により給水異常を検知するようにしても良い。
【0032】更に、上記実施例は洗濯機自体が給水ポン
プを備えているが、洗濯機は給水ポンプを上述の説明の
如く制御するための制御信号を出力し、外部に備えた給
水ポンプを運転させる構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を適用した洗濯機のブロック
構成図。
【図2】 本発明の実施例を適用した洗濯機の縦断面
図。
【図3】 本発明の実施例における給水制御の処理を示
すフローチャート。
【図4】 洗濯機の操作部の入力キー配置を示す平面
図。
【図5】 洗濯機の洗濯槽内での水位の位置を示す図。
【符号の説明】
11…操作部 12…外槽 13…洗濯槽 25…水位センサ(水位検知手段) 26…水道給水路 27…給水電磁弁 28…ポンプ給水路 29…給水ポンプ 30…制御部(制御手段) 32…ブザー(異常報知手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道給水路及びポンプ給水路が設けら
    れ、該水道給水路に設けられた給水弁の開閉、及び該ポ
    ンプ給水路に設けられた給水ポンプの運転をそれぞれ制
    御することによって洗濯機に備えられた洗濯槽への給水
    を行なう洗濯機の給水制御装置において、 a)前記ポンプ給水路からの給水が異常であることを検知
    する異常検知手段と、 b)前記ポンプ給水路からの給水が異常であることを報知
    するための異常報知手段と、 c)前記給水ポンプの運転を開始させることにより前記ポ
    ンプ給水路からの給水を開始し、前記異常検知手段によ
    って該ポンプ給水路からの給水の異常が検知されたとき
    には、該給水ポンプの運転を継続させたまま前記異常報
    知手段を作動させる制御手段と、を備えることを特徴と
    する洗濯機の給水制御装置。
  2. 【請求項2】 水道給水路及びポンプ給水路が設けら
    れ、該水道給水路に設けられた給水弁の開閉、及び該ポ
    ンプ給水路に設けられた給水ポンプの運転をそれぞれ制
    御することによって洗濯機に備えられた洗濯槽への給水
    を行なう洗濯機の給水制御装置において、 a)前記洗濯槽の中に給水された水の水位を検知する水位
    検知手段と、 b)前記水位検知手段からの検知信号に基づき前記ポンプ
    給水路からの給水が異常であることを検知する異常検知
    手段と、 c)前記ポンプ給水路からの給水が異常であることを報知
    するための異常報知手段と、 d)前記給水ポンプの運転を開始させることにより前記ポ
    ンプ給水路からの給水を開始し、前記異常検知手段によ
    って該ポンプ給水路からの給水の異常が検知されたとき
    には、該給水ポンプの運転を継続させたまま前記異常報
    知手段を作動させる制御手段と、を備えることを特徴と
    する洗濯機の給水制御装置。
  3. 【請求項3】 前記異常検知手段は、洗濯槽の中に給水
    された水の水位が該洗濯槽内に予め設定された所定の水
    位に所定時間以内に到達しないときに、前記ポンプ給水
    給水路からの給水が異常であると判断することを特徴と
    する請求項2記載の洗濯機の給水制御装置。
  4. 【請求項4】 前記異常検知手段は、洗濯槽の中に給水
    された水の水位が所定時間以内に一定値以上上昇しない
    ときに、前記ポンプ給水路からの給水が異常であると判
    断することを特徴とする請求項2記載の洗濯機の給水制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記ポンプ給水路から
    の給水の異常が検知されたときには、前記異常報知手段
    を作動させた後に前記給水弁を開いて前記水道給水路か
    らの給水を行なうことを特徴とする請求項1、2、3又
    は4記載の洗濯機の給水制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記ポンプ給水路から
    の給水の異常が検知されたときに、前記異常報知手段を
    作動させ、その後所定時間以内に前記ポンプ給水路から
    の給水の異常が解消されないときには、前記給水弁を開
    いて前記水道給水路からの給水を行なうことを特徴とす
    る請求項1、2、3又は4記載の洗濯機の給水制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記給水弁を開いて前
    記水道給水路からの給水を開始した後に前記ポンプ給水
    路からの給水の異常が解消されたときには、該給水弁を
    閉じて該水道給水路からの給水を停止することを特徴と
    する請求項5又は6記載の洗濯機の給水制御装置。
JP7144061A 1995-05-17 1995-05-17 洗濯機の給水制御装置 Expired - Fee Related JP3071126B2 (ja)

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