JPH08308458A - 昆虫等採取用網 - Google Patents

昆虫等採取用網

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JPH08308458A
JPH08308458A JP14514895A JP14514895A JPH08308458A JP H08308458 A JPH08308458 A JP H08308458A JP 14514895 A JP14514895 A JP 14514895A JP 14514895 A JP14514895 A JP 14514895A JP H08308458 A JPH08308458 A JP H08308458A
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JP
Japan
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net
end opening
bag
insects
storage body
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JP14514895A
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English (en)
Inventor
Keiji Ono
啓司 大野
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一旦網袋に入った昆虫等を、所要の収容容器
に収容するのに際して、逃がしてしまうおそれをなくす
とともに、直接手で把持したり摘んだりする必要をなく
すこと。 【構成】 握り柄の先端に網袋を取り付けてなる昆虫等
採取用網であって、その網袋1が、前端開口2と後端開
口3を有し、かつ、その後端開口3に有底の補助収納体
6,10を取外し自在に接続してなること。網袋1の後
端開口3と補助収納体6の前端開口7に、係脱自在な一
対の雌リング8と雄リング9等の接続具を取り付けてい
ること。補助収納体10の内周面に蝿取り紙10″等の
虫粘着材を貼り付けまたは塗布していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は昆虫等採取用網の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、昆虫等採取用網として、網袋を、
その前端開口周縁に取り付けた口金枠の延長端部によっ
て、握り柄の先端に取り付けたものがよく知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記網袋の後端は、当
然のことながら閉じられた状態すなわち盲端をなし、前
端開口から入った昆虫等が少なくともその後端から逃げ
ることがないようにしているものであり、したがって、
その昆虫等の網袋からの取出しは、上記前端開口を通じ
て行っている。しかし、その前端開口を通じて行う取出
しのときに、折角の昆虫等を逃がしてしまうことがあ
る。また、網袋内の昆虫等を取り出すのにそれを直接手
で把持したり摘んだりするのを必ずしも好まない者もい
る。
【0004】本発明の目的は、網袋に入った昆虫等が自
己で補助収納体に入ることができるように、あるいは、
網袋に入っている昆虫等を外部に取り出すことなく補助
収納体に強制的に移動させることができるようにし、そ
れにより、当該昆虫等を補助収納体から直接所要の収容
容器に簡単確実に収容できるようにすること、すなわ
ち、一旦網袋に入った昆虫等を、所要の収容容器に収容
するに際して、逃がしてしまうおそれをなくすととも
に、手で把持したり摘んだりする必要をなくすことにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明昆虫等採取網は、
握り柄の先端に網袋を取り付けてなる昆虫等採取用網で
あって、その網袋1が、前端開口2と後端開口3を有
し、かつ、その後端開口3に有底の補助収納体6(また
は10)を取外し自在に接続してなる。
【0006】この場合、網袋1の後端開口3と補助収納
体6(または10)の前端開口7に、一対の雌リング8
と雄リング9等の係脱自在な接続具を取り付けると、補
助収納体6の接続または取外しに至便である。また、補
助収納体としては網袋と同じ網製であってもよいが、外
部から内部を透視できるボール紙,合成樹脂製等の筒体
である補助収納体10であってもよいこと明らかであ
る。さらに、その補助収納体10の内周面に蝿取り紙1
0″等の虫粘着材を貼り付けまたは塗布しておくと、
蝿,蚊あるいはその他の虫であって、捕った後に捨てる
ようなものであるときには、補助収納体10ごと捨てる
のに好適である。
【0007】
【作用】網袋に補助収納体を接続して使用することによ
り、昆虫等が網袋内に捕らえると、その昆虫等は補助収
納体にまで入る。仮に、網袋内に留まっている昆虫等が
いるときは、それを網袋の外方から追い立てることによ
り、補助収納体に強制的に移動させることができる。し
たがって、所要の時期に、補助収納体を網袋から取り外
し、その前端開口を別に用意する蓋等で閉じ、そのまま
携行することとし、新たな補助収納体を網袋に接続する
ことにより、当該採取作業を続行できる。あるいは、取
り外した補助収納体内の昆虫等を所要の収容容器に入
れ、その補助収納体を再び網袋に接続して繰り返し使用
することができる。
【0008】したがって、当該昆虫等を補助収納体から
直接所要の収容容器に簡単確実に収容でき、一旦網袋に
入った昆虫等を、所要の収容容器に収容するに際して、
逃がしてしまうおそれがなくまた、直接手で把持したり
摘んだりする必要もない。
【0009】また、蝿や蚊のように捕った後に捨てるよ
うなものの場合には、それらを収納した補助収納体のま
ま捨てることにしてもよいものである。
【0010】
【実施例】図1〜3は本発明昆虫等採取用網の第1実施
例を示す。1は網袋、2はその前端開口、3は後端開
口、4は針金を折曲して形成した方形の口金枠で、この
口金枠4は前端開口2の周縁に所要の方法で取り付けら
れている。5は握り柄で、その先端に網袋1を、口金枠
4の延長端部4′,4′により取り付けている。この握
り柄5としては、単純な一本の棒である以外に、適宜伸
縮できる構成のものであってもよい。6は有底の補助収
納体である。この補助収納体6は、網袋1と同じ網地材
料で作成した小網袋体であり、前端開口7を有するが、
後端すなわち底部は閉じられた状態、すなわち盲端をな
している。
【0011】8,9は、たがいに係脱自在な接続具の一
種、すなわち、一対の雌,雄リングで、雌リング8は網
袋1の後端開口3の外周に取り付けられ、また、雄リン
グ9は補助収納体6の前端開口7の内周に取り付けられ
ている。雌リング8と雄リング9とは、前者の環状凹溝
8′内に後者の円形突縁9′を受入して係合し(図
2)、網袋1に補助収納体6を接続保持するとともに、
その円形突縁9′を環状凹溝8′から離脱することによ
り、網袋1から補助収納体6の接続を簡単に解除できる
ようにしてある。
【0012】したがって、網袋1に補助収納体6を接続
しておき、従来公知の昆虫等採取用網と同じように操作
し、トンボ,蝶等の昆虫を網袋1内に捕らえると、その
昆虫は補助収納体6にまで入ることになる。この場合、
網袋1内に留まっている昆虫がいるときは、それを網袋
1の外方から追い立てることにより、補助収納体6に強
制的に移動させることができること明らかである。
【0013】補助収納体6内の昆虫が所要数になったと
き、その補助収納体6を網袋1から取り外して、その前
端開口7を別に用意する紐,蓋等で閉じ、そのまま携行
することとし、新たな補助収納体6を網袋1に接続して
使用することとしてよく、あるいはまた、取り外した補
助収納体6内の昆虫を所要の収容容器に入れ、その補助
収納体6を再び網袋1に接続して繰り返し使用すること
としてもよい。
【0014】図4,5は本発明昆虫等採取用網の第2実
施例を示す。この第2実施例は、補助収納体と、それの
網袋1への接続構造において、第1実施例と相違するだ
けであるから、同じ部分については同じ符号を付して説
明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0015】すなわち、第2実施例の補助収納体10
は、ボール紙または合成樹脂等で製作した少なくとも一
部において外部から内部を透視できる筒体10′の内周
面にいわゆる蝿取り紙10″を貼り付け、さらに、その
前端開口11の外周に、第1実施例の雄リング9の円形
突縁9′に相当する環状鍔12を一体形成している。筒
体の後端開口13は底網14で閉じている。
【0016】したがって、上記環状鍔12を雌リング8
の環状凹溝8′内に受入係合することにより、網袋1に
補助収納体10を接続保持するとともに(図4)、その
環状鍔12を環状凹溝8′から離脱することにより、網
袋1から補助収納体10の接続を簡単に解除できる。1
5は、補助収納体10の前端開口11を閉じるために用
意した合成樹脂製で透明な蓋である。この実施例では、
補助収納体10が、筒体10′の内周面に蝿取り紙1
0″を貼っているので、蝿や蚊あるいはその他の虫が粘
着させ、その補助収納体10ごと捨てるのに好適であ
る。なお、蝿取り紙10″は、それに限定されるもので
はなく、捕った後に捨てるような蝿,蚊あるいはその他
の虫を粘着させる適宜の虫粘着材を貼り付けまたは塗布
しておいてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明昆虫等採取網によれば次の効果を奏する。網袋に
補助収納体を接続して使用することにより、昆虫等を網
袋内に捕らえると、その昆虫等は補助収納体にまで入
り、仮に、網袋内に留まっている昆虫等がいるときは、
それを網袋の外方から追い立てることにより、補助収納
体に強制的に移動させることができる。したがって、所
要の時期に、補助収納体を網袋から取り外し、その前端
開口を別に用意する蓋等で閉じ、そのまま携行すること
とし、新たな補助収納体を網袋に接続することにより、
当該採取作業を続行できる。あるいは、取り外した補助
収納体内の昆虫等を所要の収容容器に入れ、その補助収
納体を再び網袋に接続して繰り返し使用することができ
る。
【0018】このため、当該昆虫等を補助収納体から直
接所要の収容容器に簡単確実に収容できるもので、すな
わち、一旦網袋に入った昆虫等を、所要の収容容器に収
容するに際して、逃がしてしまうおそれがなくまた、手
で直接把持したり摘んだりする必要もない。
【0019】また、蝿や蚊のように捕った後に捨てるよ
うなものの場合には、それらを収納するとともに適宜閉
蓋して補助収納体ごと捨てることができる。
【0020】本発明昆虫等採取網は、昆虫に限らず小魚
等を掬うのにも同様に使用できる。また、飛んでいる
蝿,蚊その他の虫を捕るにも使用できること明らかであ
るとともに、特に、壁等に止まっている蝿や蚊の場合、
これを従来の蝿叩きで叩くと、それが潰れて壁等を汚し
てしまう欠点があったが、本採取網の使用によってその
欠点を解消できる。そのうえ、蝿や蚊を捕ることが容易
かつ確実に行えるから、従来におけるように、室内空気
を汚し、健康上も悪影響のおそれのある殺虫剤の散布を
無くすか、少なくとも減らすことができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】同上の要部である網袋と補助収納体との接続部
分の断面図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例の要部である網袋と補助収
納体との接続部分の断面図である。
【図5】同上の補助収納体に蓋をした状態の一部切欠斜
視図である。
【符号の説明】
1 網袋 2 前端開口 3 後端開口 4 口金枠 4′ 延長端部 5 握り柄 6 補助収納体 7 前端開口 8 雌リング 8′ 環状凹溝 9 雄リング 9′ 円形突縁 10 補助収納体 10′ 筒体 10″ 蝿取り紙 11 前端開口 12 環状鍔 13 後端開口 14 底網 15 蓋

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】握り柄の先端に網袋を取り付けてなる昆虫
    等採取用網において、網袋が、前端開口と後端開口を有
    し、かつ、その後端開口に有底の補助収納体を取外し自
    在に接続してなることを特徴とする昆虫等採取用網。
  2. 【請求項2】網袋の後端開口と補助収納体の前端開口
    に、一対の雌リングと雄リング等の係脱自在な接続具を
    取り付けてなることを特徴とする請求項1記載の昆虫等
    採取用網。
  3. 【請求項3】補助収納体が網製であることを特徴とする
    請求項1または2記載の昆虫等採取用網。
  4. 【請求項4】補助収納体がボール紙,合成樹脂製等の筒
    体であることを特徴とする請求項1または2記載の昆虫
    等採取用網。
  5. 【請求項5】補助収納体の内周面に蝿取り紙等の虫粘着
    材を貼り付けまたは塗布してなることを特徴とする請求
    項4記載の昆虫等採取用網。
JP14514895A 1995-05-22 1995-05-22 昆虫等採取用網 Pending JPH08308458A (ja)

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JP14514895A JPH08308458A (ja) 1995-05-22 1995-05-22 昆虫等採取用網

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JPH08308458A true JPH08308458A (ja) 1996-11-26

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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200457750Y1 (ko) * 2009-03-23 2012-01-06 강희준 곤충포집용구
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