JP2003235427A - 害虫捕獲具 - Google Patents

害虫捕獲具

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JP2003235427A
JP2003235427A JP2002044574A JP2002044574A JP2003235427A JP 2003235427 A JP2003235427 A JP 2003235427A JP 2002044574 A JP2002044574 A JP 2002044574A JP 2002044574 A JP2002044574 A JP 2002044574A JP 2003235427 A JP2003235427 A JP 2003235427A
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opening end
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vacuum cleaner
opening
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JP2002044574A
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Michiko Yamashiro
美智子 山城
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気掃除機を利用しての害虫捕獲を確実に行う
こと。 【解決手段】害虫吸引捕捉のための第1の開口端部3と
電気掃除機ホースへの接続のための第2の開口端部5と
を具えた実質的に筒状の本体1から害虫捕獲具を構成
し、該第2の開口端部は開口に向けて収斂した形状と
し、本体内周面には第2の開口端部に向けて大きく収斂
する端部を具えた栓筒体7の周縁を取り付け、該栓筒体
は少なくとも収斂する端部を弾性材料から形成し、栓筒
体と第2の開口端部との間において有孔盤9の周縁を本
体内周面に取り付けて溜室11を画定した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は害虫捕獲具に関するも
のであり、より詳しくは家庭用電気掃除機と組み合わせ
て用いる使捨て式の害虫捕獲具に関するものである。 【0002】 【従来技術】一般家庭においてゴキブリ、ムカデおよび
クモなどの害虫の捕獲に際しては電気掃除機がよく利用
され、その吸引力によりホース(先端の組付け部材は除
く)で害虫を吸引捕捉して、掃除機内部のゴミ溜室内に
捕獲している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の捕獲方法だと、一旦ゴミ溜室(所謂ゴミパック)内に
捕獲した害虫がゴミ溜室から出てきて逃亡してしまうこ
とが多い。またゴミ溜室を掃除機から外した際にも逃亡
してしまうことがある。つまり害虫の捕獲が確実に行わ
れないという欠点がある。 【0004】かかる従来の電気掃除機を利用した害虫捕
獲方法の欠点に鑑みて、この発明の目的は電気掃除機を
利用しての害虫捕獲を確実に行うことにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】このためこの発明におい
ては、害虫吸引捕捉のための第1の開口端部と電気掃除
機ホースへの接続のための第2の開口端部とを具えた実
質的に筒状の本体から害虫捕獲具を構成し、該第2の開
口端部は開口に向けて収斂した形状とし、本体内周面に
は第2の開口端部に向けて大きく収斂する端部を具えた
栓筒体の周縁を取り付け、該栓筒体は少なくとも収斂す
る端部を弾性材料から形成し、栓筒体と第2の開口端部
との間において有孔盤の周縁を本体内周面に取り付けて
溜室を画定したことを要旨とするものである。 【0006】 【作用】第2の開口端部を電気掃除機のホースに接続し
た状態で、掃除機をオンにして第1の開口端部を害虫に
近づけると、害虫は本体内に吸引捕捉される。ついで栓
筒体に至ると害虫はその収斂端部を押しのけ変形させて
溜室内にはいる。害虫の通過後栓筒体はその弾性により
原形に復するので、害虫は溜室から出ることができな
い。溜室が捕捉された害虫で一杯になったら、捕獲具を
袋などに入れて廃棄する。勿論捕獲した度毎に廃棄して
もよい。 【0007】 【実施例】図1に示すのはこの発明の害虫捕獲具の一実
施例である。この捕獲具は全体として実質的に筒状の本
体1からなるもので、好ましくはプラスチックなどの透
明な材料から形成されている。該本体1は両端部に第1
の開口端部3と第2の開口端部5とを有している。 【0008】第1の開口端部3は害虫を吸引捕捉するた
めのもので、開口に向けて若干発散する形状として、害
虫を捕捉し易いようにするのが望ましい。 【0009】第2の開口端部5は電気掃除機のホースに
接続するためのもので、開口に向けて若干収斂する形状
として、メーカーによる掃除機ホース口径の違いに対応
できる、つまりいかなるメーカーのいかなるタイプの電
気掃除機のホースにでも接続できるようにしてある。 【0010】両端部の間において、本体1の内周面には
栓筒体7が周縁において取り付けられている。この取付
け態様は固定であっても着脱可能であってもよい。後者
の場合は例えば、取り付け部位において本体1の内周面
に雌ネジを刻設し、栓筒体7の外周面には雄ネジを形成
して、両者を螺合させるようにすればよい。 【0011】この栓筒体7は第2の開口端部5に向けて
大きく収斂する形状の端部を有している。つまり端部の
口径は通常の害虫の外形形状より小さくなるように設定
する。また栓筒体7は少なくとも収斂する端部が弾性材
料から形成されており、害虫の通過時には弾性変形によ
り口径を拡大し、害虫の通過後は弾性回復により口径を
縮小する。したがって一旦栓筒体7を通過した害虫は、
栓筒体7中を通って逆戻りすることができないのであ
る。栓筒体7の全体を弾性材料から形成してもよいこと
は勿論である。 【0012】栓筒体7と第2の開口端部5との間には有
孔盤9がその周縁を本体1の内周面に固定して設けられ
ており、栓筒体7との間に捕捉した害虫の溜室11を画
定している。この有孔盤9としては例えば金網などが用
いられる。要するに害虫とともに溜室11内に入った空
気が掃除機側に吸引されて害虫のみが溜室11内に残る
ような構造であればよいのである。 【0013】また必要に応じて栓筒体7の収斂する形状
の端部に長手方向に延在する切れ目を円周方向に複数個
形成して、その変形および復帰を容易にすることもでき
る。 【0014】 【発明の効果】溜室内に捕捉された害虫が絶対に外に出
ることができないので、捕獲が確実となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の害虫捕獲具の一実施例を示す一部切
除斜視図である。 【符号の説明】 1 : 本体 3 : 第1の開口端部 5 : 第2の開口端部 7 : 栓筒体 9 : 有孔盤 11: 溜室

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 害虫の吸引捕捉のための第1の開口端部
    (3)と電気掃除機ホースへの接続のための第2の開口
    端部(5)とを具えた実質的に筒状の本体(1)を有
    し、該第2の開口端部は開口に向けて収斂した形状であ
    り、本体内周面には第2の開口端部に向けて大きく収斂
    する端部を具えた栓筒体(7)の周縁が取り付けられて
    おり、該栓筒体は少なくとも収斂する端部が弾性材料か
    ら形成されており、栓筒体と第2の開口端部との間にお
    いて有孔盤(9)が周縁を本体内周面に固定されて溜室
    を画定していることを特徴とする害虫捕獲具。
JP2002044574A 2002-02-21 2002-02-21 害虫捕獲具 Pending JP2003235427A (ja)

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