JP4378663B1 - 害虫捕獲器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気掃除機の吸引パイプの大きさに拘わらず使用可能で、吸引パイプに負担をかけることなく当該吸引パイプに容易に着脱することができ、且つコンパクトに折り畳める害虫捕獲器の提供。
【解決手段】害虫捕獲器10は、フランジ40が第1姿勢に維持された状態で、電気掃除機の吸引パイプ51の吸込口56を覆うように配置される。この状態で電気掃除機の電源が入れられると、電気掃除機の吸引力によって捕獲袋20が吸引パイプ51内に配置されるとともにフランジ40が吸引パイプ51に当接する。害虫15は、吸引力によって捕獲袋20の開口21内へ吸い込まれ、内奥部27へと誘導される。害虫15は、粘着シート35に粘着して内奥部27で拘束される。フランジ40が第1姿勢から第2姿勢へ姿勢変化されることにより、開口21が閉塞される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気掃除機の吸引パイプに着脱自在に装着され、当該電気掃除機の吸引力を利用してゴキブリやアブラムシ等の害虫を捕獲する害虫捕獲器に関する。
我々の身の回りには、ゴキブリやアブラムシなどの様々な害虫が存在している。これらの害虫を手で触れずに捕獲する方法としては、誘引剤で害虫を誘い込んで粘着テープで捕獲する方法や、害虫へ向けて殺虫剤を噴射する方法などが挙げられるが、なかでも、電気掃除機の吸引力を利用して害虫を捕獲する方法が有効であると考えられている(特許文献1〜3参照。)。
特許文献1に記載の害虫捕獲用袋は、薄い紙或いは薄いプラスチックからなる筒体と、筒体の一端側の開口を覆う網とを有している。この害虫捕獲用袋は、筒体の上記一端側を電気掃除機の吸引パイプ内へ挿し込むことによって吸引パイプに装着される。また、筒体の内面には、粘着材が付着されている。電気掃除機の電源が入れられると、害虫が筒体の他端側の開口から吸い込まれ、網に引っ掛かる。この害虫は、筒体の他端側の開口から這い出そうとするが、筒体の内面に設けられた粘着材によって拘束される。
特許文献2に記載のバキューム害虫捕獲器は、筒体の内側に網が固定されている。筒体が吸引パイプ内へ挿し込まれた状態で電気掃除機の電源が入れられると、害虫が筒体内に吸い込まれて網に引っ掛かる。このバキューム害虫捕獲器は、筒体内の害虫の様子を目視で確認できるように、筒体及び網が透明な部材で構成されている。
特許文献3に記載の捕獲器は、筒体の一端側に半球状の球状部を有している。網は、上記球状部を覆うように配置されている。筒体の他端側が吸引パイプ内に挿し込まれた状態で電気掃除機の電源が入れられると、球状部に害虫が吸い込まれ、その内側において害虫が網に引っ掛かる。
特開平10−179001号公報 実開平7−18577号公報 特開平11−28041号公報
ところで、特許文献1に記載の害虫捕獲器(害虫捕獲用袋)は、筒体を吸引パイプ内に挿入することによって吸引パイプに装着される。その際、筒体を吸引パイプに圧接させるために、害虫捕獲器の使用者は、筒体を吸引パイプ内にある程度強く押し込む必要がある。害虫捕獲器は、害虫が捕獲された後に吸引パイプから取り外されて新しいものに交換されるが、筒体が吸引パイプに圧接しているために、吸引パイプに負担がかかるだけでなく、害虫捕獲器を取り外しにくくなることがあった。すなわち、従来の害虫捕獲器は、吸引パイプに対する着脱が必ずしも容易ではないという問題点があった。
また、特許文献3に記載の害虫捕獲器は、筒体を吸引パイプ内に嵌め込むタイプのものであるため、吸引パイプの大きさによっては使用できないことがあった。すなわち、筒体の外径が吸引パイプの内径に比べて小さい場合には吸引パイプと筒体との間に隙間ができるため、害虫捕獲器を使用することができないという問題点があった。内径寸法の相異なる複数の吸引パイプに装着可能とするために、筒体の外周面にテーパーを設けることが考えられるが、この場合、筒体が長くなり過ぎて害虫捕獲器が大型化するといった別の問題が生じる。
また、害虫捕獲器を商品として販売することや、害虫捕獲器が使用後にゴミ箱に捨てられること等を考えると、害虫捕獲器はコンパクトに折り畳めるものであることが好ましい。しかしながら、特許文献1〜3に記載の害虫捕獲器は、吸引パイプに挿し込まれる筒体が必要であるため、小型化が困難であった。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、電気掃除機の吸引パイプの大きさに拘わらず使用可能で、吸引パイプに負担をかけることなく当該吸引パイプに容易に着脱することができ、且つコンパクトに折り畳める害虫捕獲器を提供することを目的とする。
(1) 本発明に係る害虫捕獲器は、電気掃除機の吸引パイプの吸込口に着脱可能に装着され、上記電気掃除機の吸引力を利用して害虫を捕獲する害虫捕獲器であって、捕獲袋と、フランジとを備えている。捕獲袋は、通気性及び可撓性を有するシートによって開口を有する袋状に形成されており、内奥部に粘着材が設けられている。フランジは、上記捕獲袋の上記開口の周縁部に設けられている。フランジは、曲折部を介して互いに回動可能な一対の板片からなる。このフランジは、当該一対の板片が回動することによって上記開口を開放する第1姿勢と上記開口を閉塞する第2姿勢との間で姿勢変化可能に構成され、上記捕獲袋は、上記内奥部が上記開口から離れる向きへ弾性変形が可能に構成されている
害虫捕獲器の使用者は、電気掃除機の電源を入れた後に、フランジが第1姿勢に維持された状態で害虫捕獲器を吸引パイプの吸込口付近に配置する。これにより、電気掃除機の吸引力によって捕獲袋が吸引パイプ内へ引き込まれる。この吸引力が捕獲袋を通じてフランジに作用して、フランジが吸引パイプの吸込口の周縁を覆い当該周縁に当接した状態となる。
害虫捕獲器の使用者が吸引パイプを操作して捕獲袋の開口を害虫に近付けると、害虫が捕獲袋内に吸い込まれる。害虫は、電気掃除機の吸引力によって捕獲袋の内奥部へ誘導され、粘着材に粘着する。このようにして害虫が捕獲された後に、使用者は、一対の板片を回動させてフランジを第1姿勢から第2姿勢へと姿勢変化させる。これにより、捕獲袋の開口が閉塞されるので、万一害虫が粘着材に粘着しなかったとしても、害虫が捕獲袋から這い出すおそれはない。使用者が電気掃除機の電源を切ると上記吸引力がなくなるので、フランジが吸込口の周縁に当接した状態が解除される。このように、フランジは、上記吸引力によって吸引パイプに装着され、吸引力がなくなることによって吸引パイプから容易に外れる。したがって、本発明の害虫捕獲器の着脱は、従来の害虫捕獲器に比べて極めて容易である。また、従来の害虫捕獲器のように装着時に筒体を吸引パイプ内に押し込むといった作業が不要であるため、吸引パイプに負担をかけることもない。
本発明の害虫捕獲器は、電気掃除機の吸引力によって吸引パイプの吸込口に装着されるため、吸引パイプの大きさに拘わらず使用することができる。また、本発明の害虫捕獲器は、吸引パイプ内に挿し込まれる筒体を有しておらず、且つ、捕獲袋が可撓性を有しているので、コンパクトに折り畳むことが可能である
さらに、上記捕獲袋は、上記内奥部が上記開口から離れる向きへ弾性変形が可能に構成されているので、電気掃除機の吸引力によって、捕獲袋は、当該捕獲袋の内奥部が開口から離れるように伸張する。捕獲袋の開口から内奥部までの距離が長くなるので、捕獲袋に吸い込まれた害虫が上記吸引力によって加速して粘着材に粘着しやすくなる。また、電気掃除機の電源が切られると、捕獲袋の弾性力によって内奥部が開口と近接する方向へ移動する。したがって、害虫捕獲器の使用者は、フランジが第1姿勢に維持された状態で、害虫が上記内奥部の粘着材に拘束されていることを開口を通じて目視で確認することが可能となる。
なお、本発明における害虫は、人間の生活に直接または間接的に害を与える昆虫のうち、人間が目視で確認できるゴキブリやアブラムシ等の比較的大きな昆虫である。ただし、本発明の害虫捕獲器は、害虫の捕獲みならず、セミなどの昆虫採集にも利用することが可能である。
(2) 上記フランジの上記第2姿勢から上記第1姿勢への姿勢変化を規制する規制部材を更に備えていてもよい。
規制部材によってフランジが第2姿勢に維持されるので、開口が確実に閉じられる。したがって、捕獲された害虫が捕獲袋から這い出ることが確実に防止される。
(3) 上記捕獲袋は、上記開口と上記内奥部との間の中間部位がくびれることにより形成された絞り部を有していることが好ましい。
絞り部は、害虫が開口から内奥部へ向けて誘導される空間が部分的に狭くなるように構成される。この絞り部の内径は、害虫の大きさに応じて適切な値に設定されている。具体的には、この内径は、標準的な害虫の大きさ(胴回りの長さ)よりも若干小さく設定されている。捕獲袋に吸い込まれた害虫は、絞り部で引っ掛かるが、電気掃除機の吸引力によって強制的に内奥部へと誘導される。万一害虫が粘着材に拘束されなかった場合、害虫は、絞り部の内側を通じて捕獲袋の外へ這い出そうとする。しかしながら、絞り部の内径が前述のように設定されているので、害虫が内奥部から開口へ向けて移動することが効果的に防止される。
(4) 上記絞り部は、上記捕獲袋の内側に筒状部材が配置されることにより形成され、当該筒状部材の内面が平滑面であってもよい。
これにより、害虫が筒状部材の内側を通じて捕獲袋の開口側から内奥部へスムーズに案内される。
(5) 上記絞り部は、径方向に弾性変形が可能に構成されていることが好ましい。
電気掃除機の吸引力によって絞り部が弾性変形して当該絞り部の内径が一時的に大きくなるので、害虫が内奥部へ容易に移動する。この吸引力がなくなると、絞り部の弾性変形が復元し、内奥部側から開口側への害虫の移動が防止される。
(6) 上記電気掃除機の吸引力によって弾性変形することにより上記絞り部の内側の空間を塞ぐ弾性部材を更に備えていてもよい。
害虫捕獲器の使用者は、害虫が捕獲袋の内奥部に捕獲された後に、開口内に弾性部材を投入する。弾性部材は、絞り部の内側の空間よりも大きいものである。弾性部材は、電気掃除機の吸引力によって弾性変形しながら絞り部の内側に進入する。これにより、絞り部の内側の空間が塞がれ、害虫が内奥部に封じ込められる。したがって、万一害虫が粘着材に十分に粘着しなかったとしても、害虫が内奥部から開口付近まで移動することが防止される。
本発明によれば、フランジは、第1姿勢に維持された状態で電気掃除機の吸引力によって吸引パイプに装着され、この吸引力がなくなることによって吸引パイプから外れる。したがって、電気掃除機の吸引パイプに対して害虫捕獲器を容易に着脱することができる。つまり、電気掃除機の吸引力によって、害虫の捕獲のみならず害虫捕獲器の着脱が可能である。また、従来の害虫捕獲器のように装着時に筒体を吸引パイプ内に押し込むといった作業が不要であるため、吸引パイプに負担をかけることもない。また、本発明の害虫捕獲器は、電気掃除機の吸引力によって吸引パイプの吸込口に装着されるため、吸引パイプの大きさに拘わらず使用することができる。また、本発明の害虫捕獲器は、吸引パイプ内に挿し込まれる筒体を有しておらず、捕獲袋が可撓性を有しているので、コンパクトに折り畳むことができる。
以下、適宜図面が参照されて、本発明の好ましい実施形態が説明される。なお、本実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更され得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る害虫捕獲器10の外観構成を示す模式図であり、フランジ40が第1姿勢に維持された状態を示す。
[害虫捕獲器10]
害虫捕獲器10は、電気掃除機(不図示)の吸引力を利用して害虫15(図4参照)を捕獲するための道具である。電気掃除機(以下「掃除機」と略称する。)は、一般家庭で使用される周知のものである。図1に示されるように、害虫捕獲器10は、掃除機の吸引パイプ51の吸込口56に装着されて使用される。ここで、害虫15は、人間の生活に直接または間接的に害を与える昆虫のうち、人間が目視で確認できるゴキブリやアブラムシ等の比較的大きな昆虫である。図1に示されるように、害虫捕獲器10は、捕獲袋20(本発明の捕獲袋の一例)と、フランジ40(本発明のフランジの一例)と、スポンジボール48(本発明の弾性部材の一例)と、を備えている。
[捕獲袋20]
図2は、捕獲袋20の断面構造を示す模式図であり、捕獲袋20が収縮した状態を示す。なお、図2では、捕獲袋20の一部及びフランジ40が省略されている。
捕獲袋20は、害虫15を捕獲するためのものである。害虫15は、掃除機の吸引力によって捕獲袋20内に吸い込まれ、後述する内奥部27(本発明の内奥部の一例、図2参照)で拘束される。捕獲袋20は、例えば布又は紙などのメッシュ状のシート23が開口21を有する袋状に形成されたものである。このため、捕獲袋20は、可撓性を有しており、コンパクトに折り畳むことが可能である。この捕獲袋20は、外力を受けていない状態において、図1に示されるように、概ねすり鉢形状となるように形成されている。すなわち、捕獲袋20は、捕獲袋20内の空間が開口21から内奥部27へ向けて徐々に狭くなるような形状に形成されている(図2参照)。これにより、捕獲された害虫15が内奥部27へ誘導されやすくなっている。なお、捕獲袋20の形状はすり鉢形状に限定されるものではなく、例えば内奥部27を底とする有底筒状に形成されていいてもよい。
捕獲袋20は、メッシュ状のものであるため、通気性を有している。すなわち、捕獲袋20には空気を流通させるための通気孔(不図示)が多数設けられている。この通気孔が大きすぎると、害虫15が通気孔を通り抜けて掃除機本体(不図示)側へ吸い込まれてしまう。逆に、通気孔が小さすぎると、捕獲袋20内で生じる吸引力が弱くなるので、害虫15を捕獲しにくくなる。したがって、捕獲袋20の通気孔の大きさは、これらのことを考慮して適切な大きさに設定されている。
捕獲袋20の内奥部27(図2参照)は、捕獲袋20内に吸い込まれた害虫15が誘導される部分である。この内奥部27には、粘着シート35(本発明の粘着材の一例)が設けられている。粘着シート35は、害虫捕獲器10の未使用時にはその粘着面が保護シート(不図示)によって覆われている。これにより、捕獲袋20が粘着シート35に粘着することが防止されている。保護シートが剥がされると、粘着シート35の粘着面が露出される。
図2に示されるように、捕獲袋20には、収縮材としてのゴム紐22が編み込まれている。ゴム紐22は、その一端が捕獲袋20の開口21付近に固定され、他端が後述する絞り部30(本発明の絞り部の一例)付近に固定されている。ゴム紐22は、内奥部27が第1向き17(図2参照)へ移動したときに伸張することで、内奥部27を開口21側へ引き寄せる弾性力を蓄える。ここで、第1向き17は、内奥部27が開口21から離れる向きである。ゴム紐22は、内奥部27に対する外力が除かれたときに収縮することで、内奥部27を開口21側へ引き寄せる。このように、捕獲袋20は、第1向き17へ弾性変形が可能に構成されている。
図2に示されるように、捕獲袋20の開口21(図1参照)と内奥部27との間の中間部位には、絞り部30が設けられている。ここでの中間部位は、開口21と内奥部27との中間位置に限定されるものではなく、本実施形態のように内奥部27寄りの位置であってもよいし、開口21寄りの位置であってもよい。絞り部30は、本実施形態では、捕獲袋20の内側に筒状部材34(本発明の筒状部材の一例)が配置されることによって形成されている。捕獲袋20は、例えば接着剤などによって筒状部材34の外周面に固定されている。筒状部材34は、大径部31、小径部32、及び大径部33を有している。小径部32の内径は、大径部31の内径及び大径部33の内径よりも小さく設定されている。このような筒状部材34が捕獲袋20の内側に配置されることにより、絞り部30は、くびれるように形成されている。なお、小径部32の内径は、害虫15が容易に通過しない程度の大きさに設定されている。すなわち、小径部32の周方向の長さが害虫15の胴回りの長さよりも小さくなるように設定されている。この小径部32の内面37は、平滑面に形成されている。
絞り部30は、本実施形態ではゴムで構成されており、弾性変形が可能である。このため、絞り部30は、掃除機の吸引力を受けて小径部32の内径が大きくなるように弾性変形する。すなわち、絞り部30は、径方向18(図2参照)への弾性変形が可能である。ここで、径方向18は、絞り部30の小径部32が拡径する方向である。
[フランジ40]
図3は、フランジ40の平面図である。
捕獲袋20の開口21の周縁部は、例えば接着剤によってフランジ40に固定されている。フランジ40は、厚紙が中空の円盤状に形成されたものである。このフランジ40は、害虫捕獲器10を吸引パイプ51に装着するためのものである。フランジ40の内径寸法は、吸引パイプ51の吸込口56(図1参照)の内径寸法よりも若干小さく設定されている。フランジ40の外径寸法は、吸込口56の外径寸法よりも若干大きく設定されている。このため、フランジ40が後述する第1姿勢に維持された状態(図1参照)では、吸引パイプ51の吸込口56がフランジ40によって覆われる(図4参照)。
なお、フランジ40は、その内径寸法が吸込口56の外径寸法よりも大きく設定されていてもよい。また、本実施形態では、フランジ40が円盤状のものである場合について説明するが、フランジ40の形状はこれに限定されるものではない。フランジ40は、例えば中空の矩形状のものであってもよい。
フランジ40は、第1部位41(本発明の一対の板片の一方)及び第2部位42(本発明の一対の板片の他方)からなる。第1部位41と第2部位42とは、曲折部44(本発明の曲折部の一例)を介して連続している。この曲折部44には、ミシン目線が形成されているので、第1部位41及び第2部位42は、曲折部44を介して互いに回動可能である。このため、フランジ40は、第1姿勢(図1参照)と第2姿勢(図6参照)との間で姿勢変化が可能である。フランジ40が第1姿勢に維持された状態では、捕獲袋20の開口21が開放される。フランジ40は、第1部位41と第2部位42とが互いに当接するように曲折部44で回動される(折り曲げられる)ことによって第2姿勢となる。フランジ40が第2姿勢に維持された状態では、捕獲袋20の開口21がフランジ40によって閉塞される。
第1部位41の表面には、粘着シート47(本発明の規制部材の一例)が設けられている。この粘着シート47は、第1部位41の表面のほぼ全域にわたって設けられている。粘着シート47の粘着面は、害虫捕獲器10の未使用時には保護シート(不図示)で覆われている。この保護シートが剥がされることにより、粘着シート47の粘着面が露出される。この状態でフランジ40が第1姿勢から第2姿勢へと姿勢変化されると、第1部位41と第2部位42とが固定される(図6参照)。これにより、フランジ40の第2姿勢から第1姿勢への姿勢変化が規制される。
[スポンジボール48]
スポンジボール48(図1参照)は、捕獲された害虫15が捕獲袋20から這い出すことを防止するためのものである。スポンジボール48は、本実施形態では、弾性変形が可能なスポンジが球形状に形成されたものである。このため、スポンジボール48は、通気性を有している。スポンジボール48は、絞り部30の内側の空間よりも若干大きくなるように構成されている。
[害虫捕獲器10の使用方法]
以下、害虫捕獲器10の使用方法について説明する。図4は、吸引パイプ51を示す模式図であり、害虫捕獲器10が装着された状態を示す。図5は、捕獲袋20の断面構造を示す模式図であり、捕獲袋20が伸張した状態を示す。図6は、害虫捕獲器10の外観構成を示す模式図であり、フランジ40が第2姿勢に維持された状態を示す。なお、図5では、捕獲袋20の一部、ゴム紐22、及びフランジ40が省略されている。
害虫捕獲器10の使用者(以下、単に「使用者」という。)は、粘着シート35及び粘着シート47の保護シートを剥がす。これにより、粘着シート35及び粘着シート47の粘着面が露出される。次に、使用者は、掃除機の電源を入れる。これにより、吸引パイプ51内に吸引力が発生する。使用者は、フランジ40が第1姿勢に維持された状態で吸引パイプ51の吸込口56を覆うように害虫捕獲器10を配置する。これにより、捕獲袋20が掃除機の吸引力を受けて吸引パイプ51内へ引き込まれる。この吸引力は捕獲袋20を介してフランジ40に作用するので、フランジ40は、吸引パイプ51の吸込口56の周縁に当接した状態となる(図4参照)。このように、害虫捕獲器10は、掃除機の吸引力によって吸引パイプ51の吸込口56に装着される。
捕獲袋20にはゴム紐22が設けられているので、捕獲袋20は、掃除機の吸引力を受けて内奥部27が開口21から離れるように伸張する(図5参照)。これにより、捕獲袋20の開口21から内奥部27までの距離が長くなる。また、掃除機の吸引力によって絞り部30の小径部32の内径が一時的に大きくなる。
使用者が吸引パイプ51を操作して害虫捕獲器10の開口21を害虫15に近付けると、害虫15が捕獲袋20の開口21内へ吸い込まれる。捕獲袋20の開口21から内奥部27までの距離が長くなっているので、害虫15は、捕獲袋20内を加速しながら内奥部27へと誘導される。その際、絞り部30の小径部32の内径が一時的に大きくなっており、且つ小径部32の内面37が平滑面であるため、害虫15は、絞り部30に引っ掛かることなく内奥部27へと円滑に誘導される。この内奥部27には粘着シート35が設けられているので、害虫15は、粘着シート35に粘着することによって内奥部27に拘束される。
このようにして害虫15が内奥部27に捕獲された後に、使用者は、開口21内にスポンジボール48(図1参照)を投入する。スポンジボール48は、掃除機の吸引力によって弾性変形しながら絞り部30の内側を通過して内奥部27に進入する。これにより、害虫15が内奥部27の粘着シート35に押し付けられるとともに、絞り部30の内側の空間が塞がれて害虫15が内奥部27に封じ込められる(図5参照)。したがって、害虫15の動きにより使用者にとって不快な音がすることがない。また、万一害虫15が粘着シート35に十分に粘着しなかったとしても、害虫15が内奥部27から開口21付近まで移動することが防止される。なお、絞り部30の内側がスポンジボール48で塞がれるが、スポンジボール48は通気性を有しているので、吸引パイプ51が詰まって掃除機に負担がかかることはない。
このようにして害虫15が内奥部27に拘束された後に、使用者は、フランジ40を第1姿勢(図4参照)から第2姿勢(図6参照)へと姿勢変化させる。すなわち、使用者は、第1部位41の表面と第2部位42の表面とが当接するように、フランジ40を曲折部44で折り曲げる。これにより、第1部位41と第2部位42とが粘着シート47で固定され、フランジ40の第2姿勢から第1姿勢への姿勢変化が規制される。その結果、捕獲袋20の開口21が確実に閉塞されるので、万一害虫15が内奥部27を抜け出して開口21付近まで移動したとしても、害虫15が捕獲袋20から這い出すことはない。
使用者が掃除機の電源を切ることにより、掃除機の吸引力がなくなる。これにより、フランジ40を吸込口56の周縁に押し付ける力がなくなるので、害虫捕獲器10は吸引パイプ51から容易に外れる。また、掃除機の吸引力がなくなると、径方向18へ拡径していた絞り部30の小径部32の内径が元に戻る。これにより、小径部32の周方向の長さが害虫15の胴回りの長さよりも小さくなるので、内奥部27側から開口21側への害虫15の移動が防止される。
なお、使用者は、スポンジボール48を投入せず、フランジ40を第1姿勢から第2姿勢へと姿勢変化させる前に掃除機の電源を切ってもよい。掃除機の電源が切られると、ゴム紐22の弾性力によって内奥部27が開口21と近接する方向へ移動する。したがって、使用者は、フランジ40が第1姿勢に維持された状態で、内奥部27に害虫15が拘束されていることを目視で確認することができる。
図7は、紐46を備える害虫捕獲器10の外観構成を示す模式図であり、フランジ40が第2姿勢に維持された状態を示す。
図7に示されるように、フランジ40に紐46が設けられていてもよい。紐46の両端は、第1部位41及び第2部位42の裏面に例えば接着剤でそれぞれ固定されている。使用者は、掃除機の電源を切った後に紐46を掴んで、捕獲袋20やフランジ40に触れることなく害虫捕獲器10をゴミ箱に捨てることができる。
[本実施形態の作用効果]
以上説明したように、害虫捕獲器10は、掃除機の吸引力によって吸引パイプ51に装着され、この吸引力がなくなることによって吸引パイプ51から外れる。したがって、害虫捕獲器10の着脱は、従来の害虫捕獲器に比べて極めて容易である。つまり、害虫捕獲器10は、掃除機の吸引力を利用して、害虫の捕獲のみならず吸引パイプ51への着脱が可能である。
また、害虫捕獲器10は、従来の害虫捕獲器のように装着時に筒体を吸引パイプ51内に押し込むといった作業が不要であるため、吸引パイプ51に負担をかけることがない。
また、害虫捕獲器10は、掃除機の吸引力によって吸引パイプ51の吸込口56に装着されるため、吸引パイプ51の大きさ(内径寸法)に拘わらず使用することができる。また、害虫捕獲器10は、筒体を吸引パイプ51内に嵌め込むタイプのものではないため、吸込口56が円形でなくても使用することができる。
また、害虫捕獲器10は、吸引パイプ51内に挿し込まれる筒体を有しておらず、且つ、捕獲袋20が可撓性を有しているので、コンパクトに折り畳むことができる。
また、害虫捕獲器10は、掃除機の電源を入れたまま開口21を閉じることができるので、開口21を介して害虫15が逃げ出すことを確実に防止することができる。
なお、害虫捕獲器10は、捕獲袋20に代えて捕獲袋60(本発明の捕獲袋の一例)を備えていていてもよい。図8は、捕獲袋60の断面構造を示す模式図であり、(A)は捕獲袋60が収縮した状態を示し、(B)は捕獲袋60が伸張した状態を示す。なお、図8では、フランジ40が省略されている。
捕獲袋60は、第1向き17へ弾性変形が可能な蛇腹形状に形成されている。ここでの第1向き17は、内奥部67(本発明の内奥部の一例)が開口21から離れる向きである。捕獲袋60は合成樹脂で構成されており、例えばブロー成形により形成され得る。
図8(A)に示されるように、捕獲袋60は、外力を受けていない状態では、内奥部27が開口21と近接するように収縮している。使用者が掃除機の電源を入れることにより、内奥部67が掃除機の吸引力を受けて開口21から離れる向き(図8の右向き)へ移動する(図8(B)参照)。これにより、捕獲袋20は、内奥部67を開口21へ近付ける向き(図8の左向き)への弾性力を蓄える。掃除機の電源が切られると、捕獲袋60は、蓄えた弾性力によって元の形状に復帰してコンパクトになる。
なお、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、以下の形態であってもよい。すなわち、本実施形態では、第1部位41及び第2部位42が粘着シート47によって固定される形態について説明したが、第1部位41と第2部位42とが他の規制部材(例えば洗濯バサミ)によって固定されてもよい。この場合、洗濯バサミを外すことによってフランジ40の第2姿勢から第1姿勢への姿勢変化が可能となるため、害虫捕獲器10を再利用することができる。
また、本実施形態では、フランジ40が厚紙で構成されている場合について説明したが、これに代えて、本発明のフランジが金属で構成されていてもよい。この場合、本発明の第1部位、第2部位、及び規制部材をいわゆるがま口のように構成することで、フランジの第2姿勢から第1姿勢への姿勢変化を規制することが可能である。
また、捕獲袋20は、必ずしも第1向き17へ弾性変形が可能に構成されていなくてもよい。この場合、捕獲袋20にゴム紐22を編み込む必要がないため、害虫捕獲器10をより安価に製造することができる。
本実施形態では、捕獲袋20の内側に絞り部30が設けられている形態について説明したが、害虫15を通過させるための空間を残して、捕獲袋20の開口21と内奥部27との間を紐で縛るといった方法で本発明の絞り部が構成されてもよい。つまり、シート23と紐で絞り部を構成してもよい。この場合、害虫捕獲器10をさらに安価に製造することができる。
また、害虫捕獲器10が装着される掃除機は、商用電源によって駆動するものに限定されるものではない。すなわち、掃除機は、例えば屋外でも使用可能な充電式の片手持ち運び型のものであってもよい。害虫捕獲器10をこのような掃除機に装着すれば、害虫捕獲器10を例えばセミ取りなどの昆虫採集に使用することも可能である。この場合、捕獲した虫を捕獲袋20から取り出せるように、内奥部27に粘着シート35を設けないようにすることが好ましい。
図1は、本発明の一実施形態に係る害虫捕獲器10の外観構成を示す模式図であり、フランジ40が第1姿勢に維持された状態を示す。 図2は、捕獲袋20の断面構造を示す模式図であり、捕獲袋20が収縮した状態を示す。 図3は、フランジ40の平面図である。 図4は、吸引パイプ51を示す模式図であり、害虫捕獲器10が装着された状態を示す。 図5は、捕獲袋20の断面構造を示す模式図であり、捕獲袋20が伸張した状態を示す。 図6は、害虫捕獲器10の外観構成を示す模式図であり、フランジ40が第2姿勢に維持された状態を示す。 図7は、紐46を備える害虫捕獲器10の外観構成を示す模式図であり、フランジ40が第2姿勢に維持された状態を示す。 図8は、捕獲袋60の断面構造を示す模式図であり、(A)は捕獲袋60が収縮した状態を示し、(B)は捕獲袋60が伸張した状態を示す。
10・・・害虫捕獲器(本発明の害虫捕獲器の一例)
15・・・害虫
17・・・第1向き
18・・・径方向
20,60・・・捕獲袋
21・・・開口
23・・・シート
27,67・・・内奥部
30・・・絞り部(本発明の絞り部の一例)
34・・・筒状部材
35・・・粘着シート(本発明の粘着材の一例)
37・・・内面
40・・・フランジ
41・・・第1部位(本発明の一対の板片の一方)
42・・・第2部位(本発明の一対の板片の他方)
44・・・曲折部(本発明の曲折部の一例)
47・・・粘着シート(本発明の規制部材の一例)
48・・・スポンジボール(本発明の弾性部材の一例)
51・・・吸引パイプ
56・・・吸込口

Claims (6)

  1. 電気掃除機の吸引パイプの吸込口に着脱可能に装着され、上記電気掃除機の吸引力を利用して害虫を捕獲する害虫捕獲器であって、
    通気性及び可撓性を有するシートによって開口を有する袋状に形成され、内奥部に粘着材が設けられた捕獲袋と、
    上記捕獲袋の上記開口の周縁部に設けられたフランジとを備え、
    上記フランジは、曲折部を介して互いに回動可能な一対の板片からなり、当該一対の板片が回動することによって上記開口を開放する第1姿勢と上記開口を閉塞する第2姿勢との間で姿勢変化可能に構成されており、
    上記捕獲袋は、上記内奥部が上記開口から離れる向きへ弾性変形が可能に構成されている害虫捕獲器。
  2. 上記フランジの上記第2姿勢から上記第1姿勢への姿勢変化を規制する規制部材を更に備える請求項1に記載の害虫捕獲器。
  3. 上記捕獲袋は、上記開口と上記内奥部との間の中間部位がくびれることにより形成された絞り部を有している請求項1又は2に記載の害虫捕獲器。
  4. 上記絞り部は、上記捕獲袋の内側に筒状部材が配置されることにより形成され、当該筒状部材の内面が平滑面である請求項に記載の害虫捕獲器。
  5. 上記絞り部は、径方向に弾性変形が可能に構成されている請求項3又は4に記載の害虫捕獲器。
  6. 上記電気掃除機の吸引力によって弾性変形することにより上記絞り部の内側の空間を塞ぐ弾性部材を更に備える請求項3から5のいずれかに記載の害虫捕獲器。
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