JP3082227U - 掃除機の吸引機能を活用した害虫捕獲容器 - Google Patents

掃除機の吸引機能を活用した害虫捕獲容器

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JP3082227U
JP3082227U JP2001004305U JP2001004305U JP3082227U JP 3082227 U JP3082227 U JP 3082227U JP 2001004305 U JP2001004305 U JP 2001004305U JP 2001004305 U JP2001004305 U JP 2001004305U JP 3082227 U JP3082227 U JP 3082227U
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孝一 稲垣
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孝一 稲垣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】室内に進入・繁殖したゴキブリやハエ、蜘蛛、
蜂等の小さな害虫を発見した際に、それらの害虫を殺虫
もしくは捕獲しようとすると、その動きの早さや隙間へ
入り込まれるなどにより、失敗する場合が多い。また、
噴射式の殺虫剤の場合にも成功は困難で、殺虫に成功し
ても、物陰で死んだ場合、死骸の除去が困難になること
がある。はたき潰して殺虫した場合も後片づけが面倒で
あり、衛生上不潔であった。 【解決手段】通常どの家庭にもある掃除機を利用し、掃
除機の吸引口に捕獲機を取り付け、逃げる害虫を吸い込
み、捕獲機内へ閉じこめる。その後、捕獲した害虫は捕
獲機内に殺虫剤を噴射して殺虫後に処分するか、生きた
まま室外へ放すことで害虫除去を完遂する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は家庭にある電気掃除機をそのまま使用し、それに連結することにより家 屋内に侵入した害虫などを連結パイプの内部に閉じ込めて、捕獲器内で殺虫剤に より殺虫し処分するか、捕獲器を室外へ持ち出し、解放して室外へ逃がすことが 出来、繰り返し使える害虫捕獲容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
室内に進入・繁殖したゴキブリやハエ、蜘蛛、蜂等の小さな害虫類を発見した際 に、それらの害虫を殺虫もしくは捕獲しようとすると害虫に殺虫剤を吹きかける か身近なもので害虫を叩き潰すしかなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
殺虫剤の吹きかけたり、叩きつぶして殺虫しようとすると、害虫の動きの早さに よって仕損じて隙間へ入り込まれる場合がある。
【0004】 噴射式の殺虫剤の場合にも成功は困難で、殺虫に成功しても物陰で死んだりする ため、死骸を確実に除去できる保証は無い。
【0005】 叩きつぶした場合も後片づけが面倒で、衛生的で無い。
【0006】 殺虫剤では幼児がいる家庭や食事中の散布など、健康面で危険がある。
【0007】 他の捕獲器では、捕獲後に再利用することが不可能もしくは非常に困難であり、 度々使用することで費用が多くかかる。
【0008】 天井や壁、また押し入れの中に逃げ込んだ場合などの捕獲が困難である。
【0009】 あえて殺虫する必要が無い害虫に対しても、生きたまま捕獲し、捕獲した害虫を 簡単に解放することは難しい。
【0010】 他の捕獲器では、容易に捕獲状況を確認出来ないため、捕獲後に処分しようとし た際に、逃がすことがある。
【0011】 他のネットの袋で構成されているような捕獲器では、捕獲した害虫がネットの網 に絡まり、害虫を取り出すことが難しい。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためには、害虫を透明で脱出不可能な容器の中に封じ込め、 その後、害虫を殺虫処分もしくは室外へ解放すれば良い。
【0013】 しかし害虫は、動きが速く捕らえにくいため、吸引するなどの手段が心要である 。
【0014】 しかし、家庭用電気掃除機を使用して集塵袋の中に吸い込んでしまうと害虫の様 子が分からないため、害虫を処分する際に集塵袋から逃げ出す可能性が高い。だ からといって掃除機に殺虫剤を吸引させて殺虫すると、掃除機の機能を害する可 能性がある。
【0015】 そのため、吸引捕獲した害虫を集塵袋へ到達する前に、捕獲した害虫がどのよう な状態にあるのかを確認する事のできる透明性の高い容器に捕獲できれば課題は 解決する。
【0016】 つまり、害虫の所在を確認のできる透明性の高い材質の容器に、害虫が集塵袋へ 到達しないための網と、吸引を止めても害虫が吸い込み口から戻らない弁を有す る容器を、電気掃除機のパイプに連結して、掃除機の吸引機能を利用して捕獲す れば良い。
【0017】 容器中に捕獲した害虫は、様子を伺い知ることができ、しかもネット部分と弁が あるため、害虫を容器内に閉じこめることができる。
【0018】 捕獲後は、殺虫する場合は容器内に殺虫剤を噴射し、殺虫後に容器の取り出し口 を開けて容器外へ排出する
【0019】 殺虫せずに害虫を逃がす場合は容器を室外へ持ち出し、逃がしたい場所で容器の 取り出し口を開けて、取り出し口を下にして害虫を振り落とし解放する。
【0020】 害虫を容器外に排出すれば容器は何度でも繰り返し使用できる。
【0021】
【考案の実施の形態】
電気掃除機の吸引パイプに本考案の容器を連結して吸入口を害虫に近づけて電気 掃除機を稼動させると、害虫は吸入口から吸い込まれ網目を通過しない大きさの 害虫などの吸入物を容器内に固定してある網で捕らえる。
【0022】 捕獲容器全体は、図1のように害虫が逆戻り出来ない弁の付いた吸入パイプ部分 と、害虫が集塵袋に到達しないためのネットが張られた本体部から構成されてい る。
【0023】 本体部は吸入パイプより径が大きいため、害虫を複数捕らえても、詰まって吸引 力が弱まり、捕獲性能が低下する心配はない。
【0024】 弁は害虫が吸い込まれてぶつかった際の衝撃で図3のように開くが一旦害虫が容 器内に入ってしまうと図4のように弁が元の閉まった状態に戻る。
【0025】 弁が自動的に閉まることで、容器内のネットと吸入パイプの弁によって害虫が逃 げる心配が無いため、掃除機の吸引を止めて持ち運ぶことができる。
【0026】 掃除機から外し、掃除機と結合していた口から殺虫剤を容器内の害虫に噴射すれ ば、殺虫剤が効果的に害虫に作用し、殺虫できる。
【0027】 害虫は容器内に閉じこめられるため、虫からの危害を受ける心配は無い。
【0028】 捕獲した害虫は、吸入パイプを外すことで、死骸の状態でも生きたままの状態で も、図2のように取り出し口を開放することで、容易に取り出すことが出来る。
【0029】 害虫を除去した後に、吸入パイプと容器を結合させて置いておくことで、次に害 虫が現れた際に、すぐに使用することができる。
【0030】
【実施例】
例えば、台所にゴキブリが這っていたとする。ゴキブリは隅を這うため、叩きつ ぶそうとしても難しく、直ぐに物陰に逃げ込んでしまう。吸入パイプの先をその まま、もしくは吸入パイプの先に掃除機の拡張パイプ部分や、軟性拡張パイプを 取り付けて、掃除機の吸引を開始した後に、先端部分を害虫に近づける。害虫は 隅を這っても吸引力で容易に容器内へ吸い込まれる。
【0031】 害虫は容器内からは脱出出来ないため、害虫を全て捕獲したのちに容器部分を掃 除機先端部から取り外し、屋外などの安全な場所で、取り外した口から、殺虫剤 を噴射して害虫を殺虫する。
【0032】 弁の付いた吸入パイプ部分を取り外すことで取り出し口を確保し、取り出し口を 下にして害虫の死骸を取り除く。
【0033】 害虫除去後は容器と吸入パイプを再度結合して使用可能な状態に戻しておく。
【0034】
【考案の効果】 本考案を使用することによって、天井や棚やタンス等の物陰など、手の届かない 場所や、食事中など衛生面に気を使う場合の害虫の捕獲が安全、的確にでき、捕 獲した害虫を容易に殺虫出来ることに加え、害虫を生きたまま室外へ放せるため 、不必要な殺生を行わずに害虫の除去ができる。
【0035】 従来の殺虫剤の噴射や叩きつぶすような方法では、家具や床、壁などを汚す可能 性があるが、本考案ではその心配が無い。
【0036】 掃除機を使用できる人であれば、容易に捕獲ができる。
【0030】 害虫に直接手を触れずに害虫の除去ができるため、害虫に刺されたり噛まれたり する心配が無く、衛生的である。
【0031】 網の部分はピンと張っているため、害虫の足などが絡まる心配が無いので、取り 出し口を開放するだけで、害虫を生きたまま室外へ放すことも容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】「透過性のある容器と吸入パイプを結合させた
ものを、掃除機の先端部に固定した状態の斜視図であ
る」
【図2】「吸入パイプを取り外して、害虫の取り出し口
が現れた状態の斜視図である」
【図3】「吸引された害虫が、弁にぶつかって弁が開い
て容器内に害虫が捕獲される状態を表した斜視図であ
る」
【図4】「弁が自動的に閉まることで、容器内の害虫が
弁を逆行できない状態の斜視図である。」
【図5】「家庭用電気掃除機と拡張パイプを容器と吸入
パイプを結合した状態の捕獲容器に接続して、害虫を捕
獲使用としている状態の斜視図である。」
【図6】「吸入パイプと容器を結合した捕獲容器全体の
断面図である。」
【符号の説明】
1.吸入パイプ(害虫は吸引にりここを通り容器内に捕
獲される。容器との脱着が容易にできる構造を有してい
る。吸入パイプの一方には弁付いており、もう一方は、
拡張パイプとの結合のために先太りまたは、先細りの形
状をしている) 2.弁(害虫は吸引され、弁にぶつかることで弁が開
き、容器内へ害虫を通し、その後直ぐに元の閉まった状
態へ戻る) 3.ネット(吸引された害虫は、ネットによって容器内
に留まる) 4.容器(中にネットが張られ、一方を掃除機の先端部
と結合できるような先細りまたは先太りの形状をしてお
り、もう一方は、吸入パイプの弁を容器の内側にして容
易に脱着できる構造になっている) 5.掃除機のパイプ先端部 6.取り出し口(吸入パイプを取り外すことで現れる、
害虫を取り出すための口) 7.結合部(容器に吸引パイプを装着するためのねじ回
しのような形状を吸引パイプに持たせている。接合部を
空気が通らないようになっている) 8.拡張パイプ(一般的な掃除機に標準的に付随してい
るパイプ。吸入パイプとの脱着が容易にできる)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気掃除機の吸い込みパイプ、ノズル等の
    各連結部に掃除機の吸引機能が働くように連結が可能な
    連結部を前後に有し、かつその中間に掃除機のパイプ以
    上の径の中空の形状からなる透明度の高い容器に、吸引
    により吸入口より内部に侵入した害虫などを電気掃除機
    のゴミ集塵袋にまで到達しないように捕獲するための網
    を容器内に設置し、さらに容器内の吸入口に害虫を逃が
    さないための弁のような一方向性の物体透過機能を有
    し、害虫を容器内に留めることができる容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008263875A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 誠 ▲高▼野 害虫用捕獲具、及びこの害虫用捕獲具を備えた吸引装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008263875A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 誠 ▲高▼野 害虫用捕獲具、及びこの害虫用捕獲具を備えた吸引装置

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