JP3001796U - 電気掃除機吸い込み口付属品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、電気掃除機の吸引力を利用して、
虫捕りとした電気掃除機の付属品に関するものである。 【構成】（イ） 吸入口部品（１）にバネ仕掛けの吸い
込み弁（２）を取り付け、捕獲部品（３）に格子（４）
を取り付ける。 （ロ） 捕獲部品（３）に捕獲網（５）を入れて、網の
入り口の端を外部に出し、吸入口部品（１）と捕獲部品
（３）の両部品で挟み込むように、差し込み式で結合す
る。 （ハ） セットされた本考案部品を電気掃除機の集塵口
部と差し替えて操作する。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この考案は、電気掃除機の吸引力を利用して、虫捕りとした電気掃除機の 付属品に関するものである。

【従来の技術】

家屋内へ侵入した虫の駆除については、女性や子供にとっては脅威の的で 専ら男性の役目となっている。従来、駆除にあたっては、殺虫剤や捕虫網を 利用したり、叩き潰したりしているが、台所や幼児の寝室などでは危険な場 合もあり、決定的な方法もなく、不適当であった。

【考案が解決しようとする課題点】

本案は、その欠点を除いて、女性でも安全、簡単に捕獲し駆除できる器具 を開発しようとするものである。

【課題を解決するための手段】

いま、その解決手段を図面を追いながら説明すれば、 （イ） 吸入口部品（１）にバネ仕掛けの吸い込み弁（２）を取り付け、 （ロ） 捕獲部品（３）に格子（４）を取り付ける。 （ハ） 吸入口部品（１）を捕獲部品（３）に差し込み式で接続する。そ の際に、捕獲網（５）を中に入れ、網の入り口の端を外部に出し、 両部品の間に挟み込んでセットする。 （ニ） 吸入口部品（１）には、捕獲効率をあげるため、又緩衝用のため 、ゴムかブラシ（６）を取り付ける。 （ホ） 両部品は硬質プラスチックなどで作成するが、透明であれば、捕 獲時などいっそう便利である。

【作用】

本考案は以上のような構造であるから、これを使用するときは、 （イ） 電気掃除機の集塵口部と、本考案部品を差し替える。 （ロ） スイッチを入れ、目的の虫に吸入口部品（１）を被せると、吸入 口部品（１）に吸い込まれた虫は、風圧で押し開けられた吸い込み 弁（２）を通って捕獲網（５）に入る。この時、虫の入った捕獲網 （５）の掃除機本体への吸い込みを、格子（４）が防ぐ。 （ハ） スイッチを切ると、吸い込み弁（２）がバネ仕掛けで戻って入り 口を塞ぎ、虫は完全に捕獲網（５）の中に留まる。 （ニ） 捕獲した虫の駆除にあたっては、吸入口部品（１）と捕獲部品（ ３）を分離し、すばやく捕獲網（５）の口を締めて取り出す。

【実施例】

（イ） 捕獲網（５）に入った虫を取り出す前に、殺虫剤を使用しておく と、より確実である。 （ロ） 本考案を小型化して、ハンディークリーナーにセットできるよう 作成することもできる。この場合、柄の部分を長くする。 尚、捕獲網（５）として、不要のナイロンストッキングを使用すればよい が、適当な使い捨て紙パックを作成してもよい。

【考案の効果】

したがって、電気掃除機を操作出来得る者であれば、子供でも危険な虫を も安全、確実、簡単に捕獲できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の側断面図

【図２】 本考案の平面図

【図３】 本考案の側面図 （１）は吸入口部品 （２）は吸い込み弁 （３）は捕獲部品 （４）は格子 （５）は捕獲網 （６）は緩衝ブラシ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】電気掃除機の吸い込み口に取り付けて虫捕
   りとした電気掃除機の付属品