JP2011030553A

JP2011030553A - 害虫捕獲装置

Info

Publication number: JP2011030553A
Application number: JP2009192529A
Authority: JP
Inventors: Keiko Shimoguchi; 惠子下口
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2009-07-31
Filing date: 2009-07-31
Publication date: 2011-02-17

Abstract

【課題】従来の害虫捕獲は、人体・動物・食器・食物・植物にも有害である、もしくはすぐ確実に捕獲できないという問題があった。これは、薬剤を直接害虫に噴霧する方法や誘虫粘着剤入りの仕掛けを置き、待ち伏せして捕獲するためである。
【解決手段】害虫を捕獲する方法として、家庭用電気掃除機の先端に六角筒を装着した伸縮ネットを取り付け、掃除機の吸引力で害虫を捕獲する。この装置を取り付けることにより掃除機本体に何も損害を与えることなく利用できる。吸引した害虫は再び逃げ出してしまわないようにするため、ネットの上部に取り付けた紐を引き出口を塞ぐ。引いた紐は紐止め口に掛けることにより閉じた出口の緩みをなくし確実に捕獲できる。このように、本発明の害虫捕獲装置は、人体・動物・食器・食物・植物に害を与えることなく対象物となるゴキブリ等の害虫を捕獲することができるという、安全度の高い装置を提供できる。
【選択図】図１

Description

本発明は、一般家庭室内の害虫を安全・簡単・確実に捕獲するための装置に関する。

従来の害虫捕獲は、薬剤を直接害虫に噴霧して殺虫するものがある（例えば、特許文献１参照。）。また、誘虫薬剤や粘着剤入りの仕掛けを置き待ち伏せして捕獲するものもある（例えば、特許文献２参照。）。

特開平１０−１３７６３１号公報（第４頁、図１）特開平１１−００００９２号公報（第４頁、図１）

以上に述べた従来の方法は、殺虫剤の噴霧では人体・動物・食器・食物・植物にも有害であり、待ち伏せではすぐ確実に捕獲できなかった。

本発明は、このような従来の問題を解決しようとするものであり人体・動物に安全で、食器・食物・植物にも無害である上に対象となる害虫を確実に捕獲し駆除することを目的とするものである。

そして本発明は、上記目的を達成するために電気掃除機の吸引力を利用し、そのパイプの先端に六角筒を装着した伸縮ネットを取り付け、ゴキブリ等の害虫を安全・確実に捕え捕獲するものである。

また、第２の課題解決手段は、伸縮ネットの先端に引き紐を取り付け、吸引後つまみの部分を持って簡単に紐を引き、さらに引いた紐を紐止め口に掛けることにより閉じた出口の緩みをなくしゴキブリ等の害虫が再び逃げ出すことなく、簡単・確実に捕獲するものである。

上記第１の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち電気掃除機の吸引力を利用するため、対象物となるゴキブリ等の害虫以外のものに薬剤の影響を与えることなく捕獲し、伸縮ネットを使用することで掃除機本体に何も損害を与えることなく利用でき、また六角筒を装着させることにより伸縮ネットそのものを掃除機内に吸い込むことを防ぐことができる。

上記第２の課題解決手段による作用は、害虫がそのままの状態では再び逃げ出してしまうので、伸縮ネットの先端に引き紐を取り付け捕獲後つまみの部分を持ってこの紐を引き出口を塞ぎ、さらに引いた紐を紐止め口に掛けることにより閉じた出口の緩みをなくし、害虫にいっさい触れず確実に捕獲することができる。

上述したように本発明の害虫捕獲装置は、人体・動物・食器・食物・植物に害を与えることなく、対象物となるゴキブリ等の害虫を捕獲することができるという、安全度の高い装置を提供できる。

また、伸縮ネットを通して吸引されるためゴキブリ等の害虫が掃除機内に入り込むことを防ぎ、さらに出口の紐を簡単に引き止めることで出口を塞ぎ、確実に捕獲できるという効果を発揮するものである。

害虫捕獲装置の斜視図本発明の実施形態を示す正面図本発明の実施形態を示す平面図害虫捕獲装置の展開図

以下、本発明の実施形態を図１〜図４に基づいて説明する。

図１は、家庭用電気掃除機の先端を外したパイプの部分に、Ａの六角筒を被せるように装着させＢの伸縮ネットをパイプ内に入れ吸引し、害虫捕獲装置を装着準備する。

害虫捕獲装置を装着した家庭用電気掃除機で対象となるゴキブリ等害虫にパイプの先を近づけ吸引する。

害虫をＢの伸縮ネット内に吸引した後、再び逃げ出すことを防ぐために掃除機の吸引を止めずＥのつまみを持ってＤの紐止め口から外してＣの紐を引き、出口を閉じて再びＤの紐止め口に掛けて固定し、確実に捕獲してから掃除機のスイッチを切って吸引を止める。図２は捕獲後の正面図で図３はその上部から見た平面図である。

捕獲後は、Ａの六角筒部分を持ち電気掃除機のパイプから引き抜いて害虫捕獲装置ごとそのまま処分するか、薬剤入りの袋に包み殺虫処分する。殺虫したくない虫の場合は紐を緩めて室外へ逃がすこともできる。

図４は、害虫捕獲装置の展開図である。Ａの六角筒は強度と柔軟性をもったボール紙で作り、その上部にＢの伸縮ネットを袋状にして取り付ける。筒の形状を六角にするのは、コンパクトに収納するためである。筒の外側からネットを被せるように取り付けることで装着部が、よりしっかりと固定される。

また、ネットに伸縮性を持たせることにより吸引抵抗を少なくし電気掃除機への負担を軽減することができる。ネットの部分は長めにすることで不快な害虫に近づき触れることなく衛生的に処分できる。以上のように、本実施形態によれば害虫を安全・簡単・確実に捕獲するという効果が得られるものである。

Ａ六角筒
Ｂ伸縮ネット
Ｃ紐
Ｄ紐止め口
Ｅつまみ

Claims

家庭用電気掃除機の吸引力を利用し、そのパイプの先端に六角筒を装着した伸縮ネットを取り付け、ゴキブリ等の害虫を安全・確実に捕えられる害虫捕獲装置。
伸縮ネットの先端に引き紐を取り付け、吸引後つまみの部分を持って簡単に紐を引き、さらに引いた紐を紐止め口に掛けることにより閉じた出口の緩みをなくし、ゴキブリ等の害虫が再び逃げ出すことなく、簡単・確実に捕えられる害虫捕獲装置。