JPH08308409A - 水耕栽培装置 - Google Patents

水耕栽培装置

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JPH08308409A
JPH08308409A JP7121867A JP12186795A JPH08308409A JP H08308409 A JPH08308409 A JP H08308409A JP 7121867 A JP7121867 A JP 7121867A JP 12186795 A JP12186795 A JP 12186795A JP H08308409 A JPH08308409 A JP H08308409A
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JP
Japan
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cultivation
bars
bar
culture
bed
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Withdrawn
Application number
JP7121867A
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English (en)
Inventor
Kamio Kitahara
上雄 北原
Mitsuhisa Nakahara
光久 中原
Etsuo Kobayashi
悦男 小林
Tomihiro Oda
富広 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kyushu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kyushu Electric Power Co Inc, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Kyushu Electric Power Co Inc
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Publication of JPH08308409A publication Critical patent/JPH08308409A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、栽培バーの間隔を設定するスペーシ
ング作業を人手を用いずに能率的に、しかも経済的に行
うことができる水耕栽培装置を提供することを目的とす
る。 【構成】栽培ベットと、被栽培物を保持し栽培ベット上
に並べて配置される複数の栽培バーと、栽培バーを保持
して栽培ベット上に被栽培物の生育段階に応じた間隔で
並べて配置する栽培バースペーシング装置とを具備し、
栽培バースペーシング装置は、栽培ベット上を走行する
本体と、栽培バーの並び方向に並ぶ複数の吊りレバーを
動作して各栽培バーを保持する保持機構と、各吊りレバ
ーを栽培バーの並び方向に移動して各吊りレバーの間隔
を被栽培物の生育段階に応じた各栽培バーの間隔の大き
さに調節する配置位置調節機構と、保持機構および配置
位置調節機構を昇降する昇降機構とを備えることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水耕栽培装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水耕栽培装置として、養液を入れた栽培
ベット上に、被栽培物を保持する複数の栽培バーを、被
栽培物の生育段階(栽培ステージ)に応じた間隔を存し
て並べて配置し、各栽培バーの間にはその間隔に応じた
幅のスペーサを介在して配置する方式のものがある。
【0003】ここで、栽培バーを被栽培物の生育段階に
応じて間隔を存して配置することは、被栽培物の生育を
隣り合う被栽培物に阻害されることなく順調に行わせる
ためであり、また各栽培バーの間にスペーサを配置する
ことは、栽培ベット内の養液に光が入ると藻が発生する
ので養液に対して光を遮るためである。
【0004】この方式の水耕栽培装置野基本的な構成に
ついて図11を参照して説明する。図11において1は
養液を入れた長方形の栽培ベット、2は栽培ベット1の
幅に応じた長さを有する栽培バーで、野菜などの被栽培
物を保持する孔3が並べて形成されており、長手方向の
両端部は起立されて係止孔4が夫々形成されている。栽
培バー2は栽培ベット1の内部にその幅方向に沿って置
かれ、且つ栽培ベット1の長手方向に複数個並べて配置
される。
【0005】栽培ベット1に並べて配置された各栽培バ
ー2における互いに隣り合うものとの間の間隙は、栽培
バー2の孔3に保持されている被栽培物の生育段階に応
じた大きさに設定されている。被栽培物の生育が進むほ
ど互いに隣り合う各栽培バー2の間隙は大きくなる。互
いに隣り合う各栽培バー2の間隙には、その間隙の大き
さに相当する幅寸法を有するスペーサが介在配置されて
いる。このスペーサはその幅の大きさに応じて形態が異
なる。
【0006】例えば、図11において右側部に位置する
2個の栽培バー2の間の間隙には、短冊形の板材からな
るスペーサ5が介在配置されている。このスペーサ5は
2個の栽培バー2の間の間隙の大きさに相当する幅と栽
培バー2の長さに相当する長さを有している。
【0007】また、前記の2個の栽培バー2に対して図
示左側に位置して互いに隣り合う2個の栽培バー2の間
隙には、丸棒からなるスペーサ6が介在配置されてい
る。このスペーサ6は2個の栽培バー2の間の間隙の大
きさに相当する直径と栽培バー2の長さに相当する長さ
を有している。この各栽培バー2に保持される被栽培物
は前記の2個の栽培バー2に保持される被栽培物より生
育段階が初期である。
【0008】図11において7はバー受け高さ調整用の
スペーサで、これは栽培ベット1の幅方向両側において
栽培ベット1の長さ方向に沿って配置され、栽培ベット
1に配置された各栽培バー2およびスペーサ5、6の長
手方向両端を下側から受けて各栽培バー2およびスペー
サ5、6を栽培ベット1の底面から離して支えている。
スペーサ7は支える各栽培バー2で保持する被栽培物の
生育段階に応じて部分毎に異なっている。例えば、スペ
ーサ7において、スペーサ5を挟む2個の栽培バー2を
支持する部分7aは、被栽培物の生育が進んでいるため
に、スペーサ6を挟む2個の栽培バー2を支持する部分
7bより高くなっている。
【0009】ところで、従来の水耕栽培装置において、
互いに隣り合う栽培バー2の間の間隙にスペーサ5、6
を介在配置するスペーシング作業は次に述べる作業で行
われている。初めに必要とする幅を有する複数のスペー
サを用意し、これらスペーサを栽培ベット1に栽培バー
の間隙を存して並べて配置する。次いで、作業者が各栽
培バー2を一本づつ手に持って、栽培ベット1に並べら
れているスペーサの間に挿入して栽培ベット1に配置し
ていく。これにより栽培バー2をスペーサにより精度良
く位置決めして配置される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来栽培バー
の間隔を設定するスペーシング作業は、前述したように
人手により栽培バーを一本づつ持ち上げて各スペーサ間
に挿入していく方法が採用されているが、この方法では
人手によるために作業の能率が著しく悪い。
【0011】また、このスペーシング作業に作業ロボッ
トを用いることが考えられるが、この方法ではロボット
の装置の構成が複雑でコストが大変高くなる。本発明は
前記事情に基づいてなされたもので、栽培バーの間隔を
設定するスペーシング作業を人手を用いずに能率的に、
しかも経済的に行うことができる水耕栽培装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の水耕栽培装置は、養溶液を入れる栽培ベット
と、被栽培物を保持するとともに係止部を有し前記栽培
ベット上に並べて配置される複数の栽培バーと、前記複
数の栽培バーを保持して前記栽培ベット上に前記被栽培
物の生育段階に応じた間隔で並べて配置する栽培バース
ペーシング装置とを具備し、この栽培バースペーシング
装置は、前記栽培ベット上を走行する本体と、この本体
に設けられ前記栽培バーの並び方向に並ぶ複数の吊りレ
バーを有しこの複数の吊りレバーを動作して前記複数の
栽培バーの各係止部に係止して栽培バーを吊下げ保持す
る栽培バー保持機構と、前記本体に設けられ前記栽培バ
ー保持機構の複数の吊りレバーを前記栽培バーの並び方
向に移動して前記複数の吊りレバーの間の間隔を前記被
栽培物の生育段階に応じた前記栽培バーの間隔の大きさ
に調節する栽培バー配置位置調節機構と、前記本体に設
けられ前記栽培バー保持機構および前記栽培バー配置位
置調節機構を昇降する栽培バー昇降機構とを備えること
を特徴とする。
【0013】
【作用】前記構成によれば、栽培バースペーシング作業
を行う場合には、栽培バー保持機構により、栽培バーの
並び方向に並ぶ複数の吊りレバーを動作させて、前記複
数の栽培バーの各係止部に係止して栽培バーを吊下げ保
持し、次いで栽培バー昇降機構により栽培バー保持機構
および栽培バー配置位置調節機構を上昇させて、各吊り
レバーに吊下げられた各栽培バーを上昇させ、さらに栽
培バー配置位置調節機構により栽培バー保持機構の複数
の吊りレバーを栽培バーの並び方向に移動させて、各吊
りレバーに吊下げられた各栽培場バーの間の間隔を被栽
培物の生育段これにより階に応じた大きさに変更する。
その後、栽培バー昇降機構により栽培バー保持機構およ
び栽培バー配置位置調節機構を下降させて、各吊りレバ
ーに吊下げられた各栽培バーを、栽培ベットに並べて配
置されている各スペーサの間に挿入して配置する。
【0014】これにより複数の栽培バーを保持して被栽
培物の生育段階に応じた間隔に調整し、栽培ベットに並
べて配置されている各スペーサの間に挿入する一連の作
業を自動的に設定するスペーシング作業を人手を用いず
自動的に行うことができ、栽培バースペーシング作業を
能率的に行うことができる。しかも、この栽培バースペ
ーシング作業は作業ロボットを用いずに行うことができ
るので経済的である。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照して説
明する。この実施例の水耕栽培装置は図11に示す栽培
ベット1と栽培バー2に図1ないし図9に示すように本
発明の特徴である栽培バースペーシング装置61を組合
せたものである。
【0016】この実施例の水耕栽培装置に構成について
説明する。図9に示すように栽培ベット1はフレーム1
1で支持され、このフレーム11は栽培ベット1の幅方
向左右両側縁の上側において長手方向に沿ってレール1
2が設けられている。
【0017】図1ないし図6は栽培バースペーシング装
置61の構成を示している。栽培バースペーシング装置
61は、本体21、栽培バー昇降機構31、栽培バー配
置位置調節機構41および栽培バー保持機構51を備え
ている、本体21は次に述べる構成をなしている。本体
21は図9に示すように栽培ベット1の幅方向左右両側
縁を跨ぐとともに栽培ベット1の長手方向に所定長さで
延びる四角形をなす下枠21aと、この下枠21aと同
じの大きさの上枠21bとが組み合されて構成され、下
枠21aの各角部の下側に夫々キャスタ22が装着され
ている。本体21はレール12の上側に配置され、キャ
スタ22でレール12上を長手方向に沿って走行するよ
うになっている。
【0018】栽培バー昇降機構31は次に述べる構成を
なしている。32は本体21の下部枠21aにおける栽
培ベット長手方向両端に位置す部分に夫々取付けられた
一対の固定枠、33は固定枠32の上側に水平に配置さ
れた矩形をなす昇降枠である。これら各固定枠32と昇
降枠33の両端部との間には夫々昇降枠33を昇降させ
る上下方向に伸縮するパンタグラフ式のリンク34A、
34Bが夫々設けられている。
【0019】図2および図7に示すようにリンク34
A、34BはX字形に組み合わされて各中間部がピン3
5で連結枢着されたもので立った状態で配置されてい
る。リンク34A、34Bの一端は固定枠32と昇降枠
33に取付けられた枢着具36A、36Bにピンにより
枢着され、リンク34A、34Bの他端は固定枠32と
昇降枠33に取付けられた枢着具37A,37Bに支持
されている。枢着具36A、36Bは夫々水平な長孔3
6aが形成され、リンク34A、34Bの各他端に取付
けたピンが回転および移動自在にされている。
【0020】これにより各固定枠32と昇降枠33の両
端部との間には夫々設けられたリンク34A、34Bは
昇降枠33を下側から支えている。これら各リンク34
A、34Bが連結ピン35を中心として起立する向きに
回動すると、各リンク34A、34Bの一端は枢着具3
6A、36Bを中心として回動するとともに、リンク3
4A、34Bの他端は枢着具37A,37Bの長孔に沿
って回動および移動して、各リンク34A、34B全体
が起立する向きに回動することが可能となる。このよう
に各リンク34A、34Bが起立する向きに回動する
と、昇降枠33が上昇される。逆に各リンク34A、3
4Bが連結ピン35を中心として倒伏する向きに回動す
ると昇降枠33が下降される。
【0021】図中39は各固定枠32と昇降枠33の両
端部との間に夫々配置された作動体で、これら作動体3
8は各固定枠32の中央部に栽培ベット長手方向に沿っ
て配置されて軸受24に回転自在に支持された枢軸23
に取付けられている。作動体38の先端に取付けられた
ピンは、リンク34Aに形成された長孔34aに回転且
つ移動自在に支持されている。
【0022】図中38はハンドルで、これは一方の固定
枠32と昇降枠33の一端部との間に配置されて枢軸2
3に取付けられている。この実施例ではリンク34A、
34Bが倒伏している時にハンドル38は上側に位置し
ている。このハンドル38を下側に向けて倒すと、一方
の作動体39が枢軸23を中心にして上向きに回動され
る。この一方の作動体39は枢軸23を介して他方の作
動体39に伝達され、他方の作動体39が上向きに回動
される。各作動体39が上向きに回動されると、これに
連結する各リンク34Aが押し上げられて各リンク34
A、34Bが上向きに回動する。
【0023】栽培バー配置位置調節機構41は次に述べ
る構成をなしている。図1、図4ないし図6に示すよう
に42は支持軸で、これは昇降枠33の左右両側部に夫
々栽培ベット長手方向に沿って設けられている。43は
移動体で、これは一対の支持軸42に夫々複数個づつ移
動自在に並べて支持されている。各支持軸42に夫々複
数個づつ支持された各移動体43には夫々ピン45が取
付けられている。
【0024】各支持軸42に夫々複数個づつ支持された
各移動体43に取付けられた各ピン45には、夫々X字
状に組合されて立てて配置された一対のリンク44の交
差部が回動自在に枢着されている。各支持軸42におい
て夫々各移動体43に支持された各一対のリンク44の
上端と下端は隣り合う他の一対のリンク44の上端と下
端にピンで回動自在に連結されている。
【0025】図1、図3、図5および図6に示すように
図中46は各支持軸42において連結されたリンク44
群の栽培ベット長手方向両端を保持する枠である。これ
ら各枠46のうちリンク44群の一端側の枠46は昇降
枠33に固定され、他端側の枠46には昇降枠33に栽
培ベット幅方向左右両側に渡して設けられた取手47が
取付けられている。
【0026】これにより昇降枠33の左右両側部におい
て夫々栽培ベット長手方向に伸縮する横形のパンタグラ
フが形成される。すなわち、一対の支持軸42では夫々
複数の移動体43が栽培ベット長手方向に沿って移動す
ることが可能であり、複数の移動体43が移動すると複
数の移動体43に夫々支持された各一対のリンク44が
一体に移動する。ここで、一端側の枠46が固定されて
いるために、各移動体43を昇降枠33の一端側に寄せ
ると各移動体43が最も接近するとももに、各一対のリ
ンク44が最も縮小した状態となる。
【0027】そして、図5に示すように取手47を栽培
ベット長手方向他端側へ引くと、他端側の枠46を介し
て各一対のリンク44が他端側へ引かれるとともに、各
移動体43が一体になって支持軸42上を他端側に向け
て移動され、各一対のリンク44が順次栽培ベット長手
方向に広がってゆく。各移動体43の移動距離が長くな
るのに伴い、各移動体43の間隔、すなわち各一対のリ
ンク44が栽培ベット長手方向に広がる長さが大きくな
る。
【0028】図中48は昇降枠33において栽培ベット
長手方向に間隔を存して設けられた複数のガイド体であ
る。これらのガイド体48は各一対のリンク44の開度
を規定するもので、この開度は栽培バー2に保持された
被栽培物の生育段階に応じて設定される。
【0029】栽培バー保持機構51は次に述べる構成を
なしている。図1ないし図7に示すように昇降枠33の
左右両側部に設けられた栽培ベット長手方向に伸縮する
各横形パンタグラフにおいては、各移動体43に夫々吊
りレバー52が吊下げて設けられている。すなわち、吊
りレバー52は、横形パンタグラフの支持軸42に沿っ
て各移動体43毎に並べて設けられている。いいかえれ
ば吊りレバー52は横形パンタグラフ毎に栽培バー2の
並び方向に沿って並べて配置される。
【0030】これら吊りレバー52は、昇降枠33が最
下降位置にある時に栽培ベット1に配置された栽培バー
2の端部2aに形成された係止孔4に届く長さを有し、
且つ静止した状態で栽培バー2の端部2aの外側に位置
するように下部が屈曲されている。各吊りレバー52は
各横形パンタグラフの支持軸42を栽培バー2の端部2
aに対して中心として栽培バー2に接近離間する方向に
揺動可能に設けられており、下端には栽培バー2の係止
孔4に係脱可能に係止する係止部52aが昇降枠33の
内側に向けて形成されている。
【0031】昇降枠33における幅方向左半分と右半分
には夫々レバー作動体53、54が設けられている。こ
れらレバー作動体53、54は夫々矩形枠をなすもの
で、昇降枠33に取付けられた支持体55に昇降枠幅方
向(昇降枠内外方向)に沿ってスライドするスライド部
と、横形パンタグラフの支持軸42に沿って並べて設け
られらている各吊りレバー52を縦断して各吊りレバー
52の内面(昇降枠33面)に接触すされ、スライド部
の昇降枠幅方向(昇降枠内外方向)に沿うスライドに応
じて同じ方向に移動して各吊りレバー52を栽培バー2
に接近離間する方向に揺動させるレバー作動部を有して
いる。なお図中56はレバー作動体53、54のスライ
ド部のスライド長さを規定するストッパである。
【0032】そして、レバー作動体53、54のスライ
ド部が昇降枠幅方向(昇降枠内外方向)に沿って外側に
向けて移動すると、レバー作動部も昇降枠外側に向けて
移動して横形パンタグラフに設けられる各吊りレバー5
2を栽培バー2から離れる向きに押す。各吊りレバー5
2は栽培バー2から離れる向きに揺動して係止部52a
が栽培バー2の係止孔4から離れる。
【0033】逆にレバー作動体53、54のスライド部
が昇降枠幅方向(昇降枠内外方向)に沿って内側に向け
て移動すると、レバー作動部も昇降枠内側に向けて移動
する。横形パンタグラフに設けられる各吊りレバー52
はレバー作動部による栽培バー2から離れる向きの押し
が解除され、栽培バー2に接近する向きに揺動して係止
部52aが栽培バー2の係止孔4に係止する。
【0034】このように構成された水耕栽培装置におい
て栽培バースペーシング作業を行う場合について説明す
る。栽培バー2に保持される被栽培物の生育段階に応じ
て栽培バー2の間隔を設定する。図10(a)ないし
(d)は被栽培物の生育の進行に応じて栽培バー2の間
隔を広げていく段階を示している。各栽培バー2は栽培
ベット1の一端側に長手方向に接近して並べて配置して
おく。
【0035】栽培バー2の間には栽培バー2の間隔に応
じた幅を有するスペーサを用いる。このスペーサは栽培
ベット1においてはじめに栽培バー2を配置した箇所に
対して他端側の個所に長手方向に間隔を存して並べて配
置する。
【0036】そして、栽培バースペーシング装置61に
より栽培バースペーシング作業を行う。栽培バースペー
シング装置61は栽培ベット1における栽培バー2を並
べた個所の上側に配置する。栽培バースペーシング装置
61では、昇降枠33を上昇した状態にし、また栽培バ
ー配置位置調節機構41における各横形パンタグラフを
昇降枠33の一端側(栽培バー2を並べた個所)に縮小
しておく。
【0037】まず、保持機構51における各横形パンタ
グラフにおいてレバー作動体53、54により複数の吊
りレバー52を栽培バー2から離れる位置に揺動させて
おく。
【0038】次いで、栽培バー昇降機構31におけるハ
ンドル38の操作により昇降枠33を下降し、栽培バー
保持機構51におけるレバー作動体に53、54により
複数の吊りレバー52を栽培バー2に接近する向きに揺
動させて、各吊りレバー52の係止部52aを各栽培バ
ー2の両端部2aの係止孔4に係止する。
【0039】次いで、昇降機構31におけるハンドル3
8の操作により昇降枠33を上昇する。これにより栽培
バー配置位置調節機構41も上昇して各栽培バー2は各
横形パンタグラフの各吊りレバー52は各栽培バー2を
吊り上げて栽培ベット1から持ち上げ保持する。
【0040】次いで、栽培バー配置位置調節機構41の
取手47を昇降枠23の他端側に向けて引いて各横形パ
ンタグラフにおける各一対のリンク44を他端側に向け
て移動し開く。ここで、各移動体43も移動してその間
隔が開く。各移動体43とともに各移動体43に設けら
れた各吊りレバー52も移動し、各吊りレバー52に保
持された各栽培バー2を移動する。すなわち、複数の吊
りレバー52を栽培バー2の並び方向に移動する。そし
て、各横形パンタグラフを昇降枠33に設けたガイド体
48のうち所定の栽培バー2の間隔に応じて設定したガ
イド体48の位置で停止する。これにより各栽培バー2
は被栽培物の生育段階に応じた所定の間隔に設定され
る。ここで、各栽培バー2は栽培ベット1において並ん
で配置された各スペーサの間の間隔の上側に位置する。
【0041】その後、栽培バー昇降機構31におけるハ
ンドル38の操作により昇降枠33を下降し、各栽培バ
ー2を栽培ベット1において並んで配置された各スペー
サの間の間隔に挿入される。すなわち、各栽培バー2は
スペーサを挟んで並んで配置される。
【0042】次いで、保持機構51における各横形パン
タグラフにおいてレバー作動体53、54により複数の
吊りレバー52を栽培バー2から離れる向きに揺動させ
る。これにより各吊りレバー52が各栽培バー2から外
れる。
【0043】このようにして複数の栽培バー2を保持し
て被栽培物の生育段階に応じた間隔に調整し、栽培ベッ
ト1に並べて配置されている各スペーサの間に挿入する
一連の作業を自動的に設定するスペーシング作業を人手
を用いず自動的に行うことができ、栽培バースペーシン
グ作業を能率的に行うことができる。
【0044】しかも、この栽培バースペーシング作業は
作業ロボットを用いずに行うことができるので経済的で
ある。なお、本発明は前述した実施例に限定されずに種
々変形して実施することができる。例えば、本体、栽培
バー保持機構、栽培バー昇降機構および栽培バー配置位
置調節機構は前述した実施例に限定されることなく、種
々変形して実施することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明の水耕栽培装
置によれば、バースペーシング作業を行う場合には、栽
培バー保持機構により、栽培バーの並び方向に並ぶ複数
の吊りレバーを動作させて、複数の栽培バーの各係止部
に係止して栽培バーを吊下げ保持し、次いで栽培バー昇
降機構により各吊りレバーに吊下げられた各栽培バーを
上昇させ、さらに栽培バー配置位置調節機構により各吊
りレバーを栽培バーの並び方向に移動させて、各吊りレ
バーに吊下げられた各栽培場バーの間の間隔を被栽培物
の生育段これにより階に応じた大きさに変更する。その
後、栽培バー昇降機構により各吊りレバーに吊下げられ
た各栽培バーを下降して、栽培ベットに並べて配置され
ている各スペーサの間に挿入して配置する。
【0046】これにより複数の栽培バーを保持して被栽
培物の生育段階に応じた間隔に調整し、栽培ベットに並
べて配置されている各スペーサの間に挿入する一連の作
業を自動的に設定するスペーシング作業を人手を用いず
自動的に行うことができ、栽培バースペーシング作業を
能率的に行うことができる。しかも、この栽培バースペ
ーシング作業は作業ロボットを用いずに行うことができ
るので経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の水耕栽培装置を示す平面
図。
【図2】図1のAーA線に沿う断面図。
【図3】図1のBーB線に沿う断面図。
【図4】同実施例の水耕栽培装置を示す側面図。
【図5】図1のCーC線に沿う断面図。
【図6】図1のDーD線に沿う断面図。
【図7】同実施例の水耕栽培装置における昇降装置を拡
大して示す図。
【図8】同実施例の水耕栽培装置における保持装置を拡
大して示す図。
【図9】同実施例の水耕栽培装置における栽培ベットお
よび本体を示す図。
【図10】同実施例の水耕栽培装置において栽培バーの
配置を変更する例を示す図。
【図11】水耕栽培装置における栽培ベットおよび栽培
バーを示す図。
【符号の説明】
1…栽培ベット、 2…栽培バー、 12…レール、 31…昇降機構、 34…リンク、 38…ハンドル、 41…配置位置調節機構、 42…移動体、 44…リンク、 51…保持機構、 52…吊りレバー、 53…レバー作動体、 54…レバー作動体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中原 光久 佐賀県佐賀市高木瀬東一丁目10番1号 九 州電力株式会社総合研究所農業電化試験場 内 (72)発明者 小林 悦男 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 (72)発明者 小田 富広 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 養液を入れる栽培ベットと、 被栽培物を保持するとともに係止部を有し前記栽培ベッ
    ト上に並べて配置される複数の栽培バーと、 前記複数の栽培バーを保持して前記栽培ベット上に前記
    被栽培物の生育段階に応じた間隔で並べて配置する栽培
    バースペーシング装置とを具備し、 この栽培バースペーシング装置は、前記栽培ベット上を
    走行する本体と、 この本体に設けられ前記栽培バーの並び方向に並ぶ複数
    の吊りレバーを有しこの複数の吊りレバーを動作して前
    記複数の栽培バーの各係止部に係止して吊りレバーを吊
    り下げ保持する栽培バー保持機構と、 前記本体に設けられ前記栽培バー保持機構の複数の吊り
    レバーを前記栽培バーの並び方向に移動して前記複数の
    吊りレバーの間の間隔を前記被栽培物の生育段階に応じ
    た前記栽培バーの間隔の大きさに調節する栽培バー配置
    位置調節機構と、 前記本体に設けられ前記栽培バー保持機構および前記栽
    培バー配置位置調節機構を昇降する栽培バー昇降機構と
    を備えることを特徴とする水耕栽培装置。
JP7121867A 1995-05-19 1995-05-19 水耕栽培装置 Withdrawn JPH08308409A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101029312B1 (ko) * 2008-11-10 2011-04-14 대한민국 분화재배 이동식 저면관수 베드장치
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