JPH08307910A - 多段マトリクス配線方法 - Google Patents

多段マトリクス配線方法

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JPH08307910A
JPH08307910A JP7106637A JP10663795A JPH08307910A JP H08307910 A JPH08307910 A JP H08307910A JP 7106637 A JP7106637 A JP 7106637A JP 10663795 A JP10663795 A JP 10663795A JP H08307910 A JPH08307910 A JP H08307910A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多段マトリクス構成をとる通信装置の小型化
と低コスト化を図ると共に、該装置を保守性と増設性の
優れたものにする。 【構成】 回線形成用の3段のマトリクスのうちの1段
目のマトリクス群を構成する複数の小マトリクスM11
1fが縦に配列され、2段目のマトリクス群を構成する
複数の小マトリクスM21〜M2sが、接続面CBを挟んで
横に配列される。3段目のマトリクス群を構成する複数
の小マトリクスM31〜M3tが、接続面CBの小マトリク
スM11〜M1fと同じ側に縦に配列される。つまり、各小
マトリクスM11〜M1fと各小マトリクスM21〜M2sとが
直交し、各小マトリクスM21〜M2sと各小マトリクスM
31〜M3tが直交配置される。接続面CBで、各小マトリ
クスの入線と出線を接続することで、3段のマトリクス
間のリンク接続が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多段マトリクスを活用
する自動MDF装置及び交換機等において、多段マトリ
クスの段間を配線する多段マトリクス配線方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動MDF装置或いは交換機等の回線形
成を行う通信装置では、多段マトリクス構成が採用され
ている。図2(a),(b)は、従来の通信装置の多段
マトリクス構成を説明する図である。図2(a)の例で
は、通信装置のマトリクスにおける入線と出線の数が、
それぞれ1000本の場合を示している。これを1段の
マトリクスAで構成すると、入線と出線の交差箇所が
1,000,000個となる。この1,000,000
個の交差箇所が選択されることで、選択された入力線
(入線)と所望の出力線(出線)とが接続されて回線が
形成される。一方、同条件の入線数と出線数に対して、
同図(b)のように3段のマトリクスで構成し、各段を
32個の32×64或いは64×64構成の小マトリク
スmで構築すると、交差箇所は262,144個とな
る。即ち、交差箇所が、1段の場合の約1/4となる。
この交差箇所数の差は、規模が大きくなる程拡大する。
交差箇所のコストが高いため、大規模の通信装置では多
段マトリクス構成が必要となってくる。このことは、一
般的によく知られている。
【0003】図3は、従来の自動MDF装置等の多段マ
トリクス配線方法を示す図であり、図4は従来の自動M
DF装置の配線図である。多段マトリクス構成の段間を
接続する配線方法において、自動MDF装置等では、図
3のようにマトリクスmの端子盤間を直接ケーブルでワ
イヤリングして、マトリクス段間の接続を行っている。
図4の自動MDF装置は、多数の加入者を収容して各加
入者に対する所望の回線を形成するために、3段、つま
り1次マトリクスと2次マトリクスと3次マトリクスで
構成されている。1次マトリクスは、多対の加入者側ケ
ーブルに入線側が接続されたi個の小マトリクスm11
1iで形成されている。2次マトリクスは、j個の小マ
トリクスm21〜m2jで形成され、3次マトリクスはk個
の小マトリクスm31〜m3kで形成されている。
【0004】各小マトリクススm11〜m1i,m21
2j,m31〜m3kは、の入力用のコネクタaと出力用の
コネクタbをそれぞれ有している。各1次マトリクスと
2次マトリクスの各小マトリクスm11〜m1i,m21〜m
2jの間は、各コネクタa,b間を接続するケーブルでリ
ンク接続され、各2次マトリクスと3次マトリクスの各
小マトリクスm21〜m2j,m31〜m3kの間も、各コネク
タa,b間を接続するケーブルでリンク接続されてい
る。例えば、1次マトリクスにおける小マトリクスm11
の出線は、2次マトリクスの小マトリクスm21の入力用
コネクタaばかりでなく、他の小マトリクスm22〜m2j
の入力用コネクタaにも接続されて分配される。同様
に、2次マトリクスにおける小マトリクスm21の出線
は、3次マトリクスの小マトリクスm31の入力用コネク
タaばかりでなく、他の小マトリクスm32〜m3kの入力
用コネクタaにも接続されて分配される。3次マトリク
スの小マトリクスm31〜m3kの出力用コネクタbが、交
換機側のケーブルに接続される。例えば、各1次マトリ
クスと2次マトリクスと3次マトリクスにおける小マト
リクス数をそれぞれ80,89,47、各小マトリクス
11〜m1iの入線数を45,出線数を89、各小マトリ
クススm21〜m2jの入線数を80,出線数を47、各小
マトリクススm31〜m3kの入線数89,出線数45とす
ると、3600の加入者に対して交換機が約2000の
加入者を収容することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
多段マトリクス配線方法では、次のような課題があっ
た。直接ワイヤリングを行う場合、各段のマトリクスサ
イズが大きくなるとケーブルによる配線量が膨大にな
る。例えば図2(b)において、段間を接続するケーブ
ルの対数は、4096対となる。また、各小マトリクス
間の接続が投網状に展開されるので交差配線が多く、複
雑で作業性が悪い。これらが、装置サイズの大型化、重
量増加、価格の増大等につながり、合理的な実用装置に
なり得なかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、複数段のマトリクスを備え該各段の
マトリクスの交差箇所を選択的に接続して所望の回線を
形成する装置を、前記複数段のマトリクスの段間をリン
ク接続することで構成する多段マトリクス配線方法にお
いて、次のような手段を講じている。即ち、本発明の多
段マトリクス配線方法では、該複数段のマトリクスのう
ち奇数段のマトリクス群の小マトリクスと偶数段のマト
リクス群の小マトリクスとが共通の接続面を挟み且つ互
いに直交配置された状態でコネクタを用いて行うように
している。第2の発明は、第1の発明において、各段の
マトリクス群を構成する複数の小マトリクスを所望数ず
つ複数の同一の搭載面にそれぞれ搭載し、前記各搭載面
の端部にその搭載面に搭載された各小マトリクスの入力
線または出力線を分割して収容するコネクタを複数それ
ぞれ設け、前記奇数段のマトリクスの前記各小マトリク
スと前記偶数段のマトリクスの前記各小マトリクスとを
前記各搭載面の端部に設けられた複数のコネクタを用い
て接続するようにしている。
【0007】
【作用】第1の発明によれば、以上のように多段マトリ
クス配線方法を構成しているので、各段マトリクスの入
線群と出線群の交差箇所を選択的に接続して所望の回線
を形成する通信装置を、複数段のマトリクス群の段間を
リンク接続することで構成する。ここで、複数段のマト
リクス群1,2,3,4…は、複数の小マトリクスでそ
れぞれ構成される。例えば、奇数段のマトリクス群1を
構成する各小マトリクスの出力側が、共通の接続面に接
するようにそれぞれ配置され、偶数段のマトリクス群2
を構成する各小マトリクスの入力側も、その接続面に接
するようにそれぞれ配置される。ここで、マトリクス群
1の小マトリクスとマトリクス群2の小マトリクスは、
互いに直交するように配置される。つまり、90°ひね
られた状態で配置される。それら小マトリクス間をコネ
クタで接続することで、マトリクス群1とマトリクス2
群2間が、接続面でリンク接続される。また、偶数段の
マトリクス群2の出力側も共通の接続面に接する折り返
されて配置され、次段のマトリクス群3の入力側に接続
される。マトリクス群3の小マトリクスも、マトリクス
群2の小マトリクスに対して直交配置であり、この状態
でそれら小マトリクス間をコネクタで接続することで、
マトリクス群2とマトリクス群3間が、リンク接続され
る。以下同様にして、奇数段のマトリクス群の小マトリ
クスと偶数段のマトリクス群の小マトリクスとが、共通
の接続面を挟み且つ互いに直交配置された状態でコネク
タ接続される。第2の発明によれば、第1の発明におけ
る各段のマトリクス群を構成する複数の小マトリクスが
所望数ずつ複数の同一の搭載面に搭載され、該各搭載面
の端部にそれぞれ設けられた複数のコネクタによって、
前記奇数段のマトリクス群の各小マトリクスと前記偶数
段のマトリクス群の前記各小マトリクスとが、接続され
る。従って、前記課題を解決できるのである。
【0008】
【実施例】実施例を説明する前に、本発明の目的を説明
する。図5(a),(b)は、本発明の目的を説明する
ための3段マトリクスのリンク接続を示す図である。こ
の3段マトリクスの各段は、図5の(a)のように、そ
れぞれ複数の小マトリクスM11〜M1f,M21〜M2s,M
31〜M3tで構成されている。図5の(b)は、同図
(a)における各小マトリクスの表記方法を説明するも
のである。複数の入線が例えば1〜k1 である場合、小
マトリクスの左側に1とk1 を記し、複数の出線が例え
ば1〜k3 である場合、小マトリクスの右側に1とk3
を記している。各段のマトリクス間を接続する配線はリ
ンク接続のため、段間における各入力側と出力側とも投
網上に展開される。即ち、小マトリクスM11の出線1〜
2 は、2段目の各小マトリクスM21〜M2sにいく。2
段目の小マトリクスM21から見ると、1段目の各小マト
リクスM11〜M1fからの出線1がきている。結果とし
て、マトリクスの段間では配線の交差が多くなってい
る。一般的に、交差の多い配線を印刷配線板等で実現す
ることは、パターニングに難があって大変である。この
ことは、ケーブルで不揃いの距離をいちいち配線する場
合も同様である。上記段間の関係に着目すると、1段目
の各小マトリクスM11〜M1fの出線1を、2段目の小マ
トリクスM21は受けるので、90°ひねれば、配線が直
線になることがわかる。
【0009】図6は、図5の3段マトリクスを直交配置
した状態を示す図であり、図5と共通する要素には共通
の符号が付されている。1段目の各小マトリクスM11
1fを例えば縦にそれぞれ配置し、2段目の各小マトリ
クスM21〜M2sを横にそれぞれ配置し、さらに3段目の
小マトリクスM31〜M3tを1段目と同様に縦にそれぞれ
配置すると、各段間の配線における交差がなくなる。即
ち、各段のマトリクス間の配線を直結線群にすることが
でき、配線が大幅に簡素化される。しかし、このまま回
線形成用の通信装置を製品化するには、問題がある。中
間段である二段目のマトリクスを構成する小マトリクス
21〜M2sの両側が固定されてしまう。このことは、通
信装置の保守或いは故障修復等を極めて困難する。例え
ば、小マトリクスM21〜M2sのいずれかに故障が発生し
た場合、装置全体を解体する必要がある。即ち、図5の
構成の通信装置では、保守或いは故障修復等において、
通信装置の機能が停止しまうという構造欠陥を持ってい
る。従って、このままでは、実用になり得ない。以下の
実施例に示す本発明は、この点についても解決を与える
ものである。
【0010】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示す3段マトリクス配
線方法の説明図であり、図5及び図6と共通する要素に
は共通の符号が付されている。奇数段のマトリクスであ
る1段目のマトリクスを構成する複数の小マトリクスM
11〜M1fは、入線群と出線群をそれぞれ有している。偶
数段のマトリクスである2段目のマトリクスを構成する
複数の小マトリクスM21〜M2sも、入線群と出線群をそ
れぞれ有している。3段目のマトリクスを構成する複数
の小マトリクスM31〜M3tも入線群と出線群をそれぞれ
有している。各小マトリクスM11〜M1fは、例えば縦に
平行に配列され、それら小マトリクスM11〜M1fの出力
側が、接続面CB側に来るようになっている。各小マト
リクスM11〜M1fに接続される小マトリクスM21〜M2s
は、横に平行に配列され、各小マトリクスM11〜M1f
各小マトリクスM21〜M2sの間に接続面CBが来るよう
になっている。各小マトリクスM21〜M2sの入力側は、
接続面CB側にそれぞれ位置し、該各小マトリクスM21
〜M2sの出力側も接続面CB側にそれぞれ導かれてい
る。複数の小マトリクスM21〜M2sに接続される各小マ
トリクスM31〜M3tも、接続面CBに対して各小マトリ
クスM11〜M1fと同じ側に、縦に平行に配列されてい
る。小マトリクスM31〜M3tの入力側が、接続面CB側
に来るようになっている。
【0011】図7は、図1の接続を行うコネクタを示す
図である。各小マトリクスM11〜M1fの出力側には、コ
ネクタC11〜C1fがそれぞれ設けられている。各コネク
タC11〜C1fは、小マトリクスM11〜M1fの出線群をそ
れぞれ収容している。各小マトリクスM21〜M2sの接続
面CB側には、コネクタC21〜C2sがそれぞれ備えられ
ている。各コネクタC21〜C2sは小マトリクスM21〜M
2sの入線群及び出線群をそれぞれ収容している。各小マ
トリクスM31〜M3tの入力側には、コネクタのC31〜C
3tがそれぞれ設けられている。各コネクタC31〜C
3tは、小マトリクスM31〜M3tの入線群をそれぞれ収容
している。図7のように、接続面CBで各コネクタC11
〜C1fとコネクタC21〜C2sを直交して接続し、コネク
タC21〜C2sとコネクタC31〜C3tを直交して接続す
る。これにより、3段マトリクス間の配線、即ち、小マ
トリクスM11〜M1f,M21〜M2s,M31〜M3t間のリン
ク接続が行われる。
【0012】以上のように、本実施例では、奇数段の1
段目と3段目のマトリクスの小マトリクスM11〜M1f
31〜M3tと偶数段の2段目のマトリクスの小マトリク
スM21〜M2sとが、直交配置されて接続されるので、コ
ネクタで接続が可能となっている。従来の例えばMDF
装置では、膨大量のケーブルが使用され、それが装置の
大型化と重量化と高価格化の主要因となっていたが、本
実施例では、リンク接続を行うためのケーブルが不要と
なり、装置を小型で軽量にすることができると共に、コ
ストを低減できる。また、小マトリクスM11〜M1f,M
31〜M3tと小マトリクスM21〜M2sとの接続が共通の接
続面CBを挟んで行われるので、中間段である2段目の
マトリクスの小マトリクスM21〜M2sの両側が固定され
ない。よって、装置を解体することなく対象の小マトリ
クスを着脱でき、通信装置の機能を停止をしなくても保
守や故障補修を容易にできる。また、加入者数の増加で
設備の増設をする場合も、各段の小マトリクス数を増や
すだけで対応が可能である。即ち、増設性も優れてい
る。故に、将来の増設を見越した過剰の設備投資を、初
期投資の段階で行う必要がないというメリットを得るこ
とにもなる。
【0013】第2の実施例 図8は、本発明の第2の実施例を示す3段マトリクス配
線方法の説明図であり、図1及び図7と共通する要素に
は共通の符号が付されている。本実施例では1段目のマ
トリクスを構成する複数の小マトリクスM11〜M1fを、
8枚ずつ同一の印刷配線板PB1 にそれぞれ搭載してい
る。例えば、小マトリクスM11〜M18が、同一の印刷配
線板PB1 に搭載される。2段目のマトリクスを構成す
る複数の小マトリクスM21〜M2sも、8枚ずつ同一の印
刷配線板PB2にそれぞれ搭載している。3段目のマト
リクスを構成する複数の小マトリクスM31〜M3tも同様
に、8枚ずつ同一の印刷配線板PB3 にそれぞれ搭載し
ている。8枚の小マトリクスを搭載した各印刷配線板P
1 と各印刷配線板PB2 は直交し、各印刷配線板PB
2 と各印刷配線板PB3 も直交して配置される。それら
印刷配線板PB1 及び印刷配線板PB3 と印刷配線板P
2 との間には、共通の接続面CBとなるセンターボー
ドCBが設けられている。
【0014】各印刷配線板PB1 の端部には、複数の出
力用コネクタC1oがそれぞれ設けられ、各コネクタC1o
には該印刷配線板PBに搭載した各小マトリクスの出
線が、それぞれ分散収容される。例えば、小マトリクス
11〜M18を搭載した印刷配線板PBの最上部のコネ
クタC1oには、各小マトリクスM11〜M18の上部の出線
1〜8がそれぞれ接続される。他の位置のコネクタC1o
も同様に、各小マトリクスM1(8n+1) 〜M1(8n+8) (n
=1,2,…)の出線が所定数接続されて収容される。
各印刷配線板PB2 の端部には、複数の入力用コネクタ
2iと複数の出力用コネクタC2oとが、それぞれ設けら
れている。各コネクタC2iには該印刷配線板PB2 に搭
載した各小マトリクスの入線が、分散してそれぞれ収容
され、各コネクタC2oには該印刷配線板PB2 に搭載し
た各小マトリクスの出線が、分散してそれぞれ収容され
る。即ち、接続対象の各印刷配線板PB1 及びPB3
配置に対応して、入線と出線が各コネクタに分散収容さ
れる。各印刷配線板PB3 の端部には、複数の入力用コ
ネクタC3iがそれぞれ設けられている。各コネクタC3i
には、該印刷配線板PB3 に搭載した各小マトリクスの
入線が分散してそれぞれ収容されている。即ち、接続対
象の各印刷配線板PB2 の配置に対応して、入線が各コ
ネクタに分散収容される。
【0015】センタボードCBの各印刷配線板PB1
PB2 ,PB3 の直交点に対応する位置には、プレスフ
ィットピンが打ってある。センタボードCBに複数の各
印刷配線板PB1 ,PB2 ,PB3 上の各コネクタ
1o,C2i,C2o,C3iを圧接することで、3段マトリ
クス間の配線、即ち、小マトリクスM11〜M1f,M21
2s,M31〜M3t間のリンク接続が行われる。以上のよ
うに、本実施例では、第1の実施例と同様、奇数段の1
段目と3段目のマトリクスの小マトリクスM11〜M1f
31〜M3tと偶数段の2段目のマトリクスの小マトリク
スM21〜M2sとが、直交配置されて共通のセンタボード
CBで接続されるので、リンク接続用のケーブルが不要
となり、装置の小型化と軽量化と低コスト化を実現でき
ると共に、保守性や増設性に優れた装置を提供できる。
また、複数の小マトリクスを同一の各印刷配線板P
1 ,PB2 ,PB3 に搭載し、コネクタC1o,C2i
2o,C3iで接続するので、コネクタの収容密度が向上
できると共に、例えば、装置の大きさを第1の実施例よ
りも、小型化できる。また、増設単位を第1の実施例よ
りも大きくすることが可能である。
【0016】なお、本発明は、上記実施例に限定されず
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (1) 本発明は、奇数段のマトリクスの小マトリクス
と偶数段のマトリクスの小マトリクスとが共通の接続面
を挟み且つ互いに直交配置された状態で、コネクタで接
続すればよい。第1,第2の実施例では、それぞれ3段
のマトリクスの場合を説明しているが、その段数を制限
するものではなく任意の複数段のマトリクスに適用でき
る。 (2) 図9は、図1の変形例を示す図である。図1で
は、各小マトリクスM21〜M2sに接続される小マトリク
スM11〜M1fをまとめて配列し、小マトリクスM31〜M
3tもまとめて配列しているが、これらを図9のように、
交互に配列した場合も、第1の実施例と同様の効果が得
られる。
【0017】(3) 第2の実施例では、各印刷配線板
PB1 に1段目のマトリクスの小マトリクス、印刷配線
板PB2 に2段目のマトリクスの小マトリクス、印刷配
線板PB3 に3段目のマトリクスの小マトリクスをそれ
ぞれ複数搭載しているが、各印刷配線板に異なる段の小
マトリクスを共通に搭載すると、増設投資の削減をする
ことができる。図10は、図8の変形例を示す図であ
る。図8では、同一の印刷配線板に1段目、2段目また
は3段目のマトリクスの小マトリクスを8枚ずつ搭載し
ているが、図10のように、例えば、1段目のマトリク
スの小マトリクスと3段目のマトリクスの小マトリクス
を4枚ずつ同一の印刷配線板に搭載する。そして、その
印刷配線板の端部に設けられた複数のコネクタC1o,3i
に1段目のマトリクスの各小マトリクスの出線と、3段
目のマトリクスの小マトリクスの入線をそれぞれ収容し
て、それを2段目のマトリクスの入出力用コネクタC
2i0 に接続するようにすれば、例えば、1段目のマトリ
クスと3段目のマトリクスを同規模で増設する場合に、
増設する印刷配線板の数が少なくて済むと共に、増設単
位を適切にすることができる。
【0018】(4) 上記実施例は、一般的なMDF等
ばかりでなく、光交換機等にも適用が可能である。光交
換機の場合、マトリクスの規模は小さいが、光ファイバ
を用いて各マトリクス間を接続すると、光ファイバの有
する曲げに対する反発力で配線領域が盛り上がり、装置
のスリム化が困難であったが、本発明を用いることで光
ファイバが不要となり、合理的な光交換機を実現でき
る。図11は、光交換機の構成例を示す図である。例え
ば、1段目のマトリクスに対応する光スイッチ10の出
力側と、2段目のマトリクスに対応する光スイッチ20
の入力側を接続面CBで直交配置して接続し、2段目の
マトリクスに対応する光スイッチ20の出力側と3段目
のマトリクスに対応する光スイッチ30の入力側を接続
面CBで直交配置して接続する。このような構成を取る
ことで、リンク接続用の光ファイバが不要となり、合理
的な光交換機を実現できる。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、奇数段のマトリクスと偶数段のマトリクスと
が共通の接続面を挟み且つ互いに直交配置された状態で
コネクタを用いて接続されるので、各段のマトリクス間
のリンク接続をするケーブルが不要となり、通信装置の
小型化と軽量化と低コスト化が可能となると共に、該通
信装置を保守性と増設性に優れたものとすることができ
る。第2の発明によれば、同一の搭載面に各段のマトリ
クスを構成する小マトリクスを任意数搭載して、各段の
マトリクス間の接続を行う構成となるので、さらなる通
信装置の小型化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す3段マトリクス配
線方法の説明図である。
【図2】従来の通信装置の多段マトリクス構成を説明す
る図である。
【図3】従来の多段マトリクス配線方法を示す図であ
る。
【図4】従来の自動MDF装置の配線図である。
【図5】本発明の目的を説明するための3段マトリクス
のリンク接続を示す図である。
【図6】図5の3段マトリクスを直交配置した状態を示
す図である。
【図7】図1の接続を行うコネクタを示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示す3段マトリクス配
線方法の説明図である。
【図9】図1の変形例を示す図である。
【図10】図8の変形例を示す図である。
【図11】光交換機の構成例を示す図である。
【符号の説明】
11〜M1f,M21〜M2s,M31〜M3t 1〜3段目のマトリクスを構成する小マトリクス CB センタボード(接続面) C11〜C1f,C21〜C2s,C31〜C3t,C1o,C2i,C
2o,C3i コネクタ PB1 ,PB2 ,PB3 印刷配線板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力線群と出力線群の間にあり任意の入
    力線を任意の出力線に接続する装置で多段マトリクス構
    成をとるものについて、それらマトリクス段間の接続
    は、奇数段のマトリクスと偶数段のマトリクスとが装置
    当り唯一の共通の接合面を挟み且つ互いに直交配置され
    た状態で、コネクタを用いて行なうことを特徴とする多
    段マトリクス配線方法。
  2. 【請求項2】 前記各段のマトリクスを構成する複数の
    小マトリクスを所望数ずつ複数の同一の搭載面にそれぞ
    れ搭載し、前記各搭載面の端部にその搭載面に搭載され
    た各小マトリクスの入力線または出力線を分割して収容
    するコネクタを複数それぞれ設け、前記奇数段のマトリ
    クスの前記各小マトリクスと前記偶数段のマトリクスの
    前記各小マトリクスとを前記各搭載面の端部に設けられ
    た複数のコネクタを用いて接続することを特徴とする請
    求項1記載の多段マトリクス配線方法。
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