JPH08307456A - 音声会議の記録装置およびその再生装置 - Google Patents

音声会議の記録装置およびその再生装置

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JPH08307456A
JPH08307456A JP7129164A JP12916495A JPH08307456A JP H08307456 A JPH08307456 A JP H08307456A JP 7129164 A JP7129164 A JP 7129164A JP 12916495 A JP12916495 A JP 12916495A JP H08307456 A JPH08307456 A JP H08307456A
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JP
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Application number
JP7129164A
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English (en)
Inventor
Akihiro Fujii
明宏 藤井
Shigeru Fukunaga
茂 福永
Toshihisa Nakai
敏久 中井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声会議の記録データ量を圧縮し、効率のよ
い再生を行う。 【構成】 通常の会話中には無音部分が存在するが、こ
の部分を記録しないようにすれば、ファイルのデータ量
が削減できる。有音検出装置105とファイル作成装置
106は、この無音部分削減のための処理を行う。一
方、再生時は、自分を含む会議参加者のうち、指定した
参加者の音声だけを再生できる。その選択は、単位音声
信号毎に付加された参加者情報を利用する。また、有音
部分だけの再生と無音部分を含んだ実時間の再生もでき
る。時間情報は、単位時間毎に区分された音声信号の同
期を図り、参加者情報に基づいて該当する参加者の音声
信号のみを選別するのに使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の参加者による音
声会議の記録装置およびその再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ワークステーション(WS)やパーソナ
ルコンピュータ(PC)等ネットワークにつながったコ
ンピュータ端末を利用して、自分の机に居ながら、地域
的に隔てられたもの同士で、音声・画像等を通して会議
を行なう多地点間での、電子会議システムが実用化され
ようとしている。その際に、各参加者の発言内容を音声
データとして記録し、後日その音声データを再生すれ
ば、会議中の発言内容を後で確認することができる。
【0003】従来の記録装置では、会議中に出た複数の
同時発言に対して、その中で最大レベルの音声を比較手
段により選択し、選択された最大レベルの音声を音声蓄
積装置に蓄積し、同時に蓄積された音声データに対応し
た話者の識別情報を音声蓄積装置に蓄積していた(文
献:特願開 昭63−261948会議通話の蓄積方
式)。また、再生装置は、話者の識別情報を用いて特定
の話者の発言内容を聞くように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の音声会議の記録装置およびその再生装置には次
のような解決すべき課題があった。即ち、上記のような
従来の方法では、最大レベル以外の人であって同時に発
言した他の人の音声を聞くことができなかった。また、
音声データを記録したファイルと音声データに対応した
話者の識別情報とは別々に記録されるが、そのようなフ
ァイルのコピーには2つのファイルを一括して取り扱う
必要がある。また、長時間の会議をそっくりそのまま記
録することから、記録したデータ量が大量になり、再生
にも時間がかかるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。本発明の記録装置は、記
録対象となる単位時間毎に区分された音声信号を受け入
れて、有音か無音かを判別する有音検出装置と、この音
声信号の有音部分のみを選択して音声ファイルを作成す
るファイル作成装置と、この音声ファイルを記憶するフ
ァイル記憶装置とを備える。
【0006】また、別の記録装置は、複数の会議参加者
別の単位時間毎に区分された音声信号を受け入れて、そ
れぞれ有音か無音かを判別する有音検出装置と、この音
声信号の有音部分のみを選択して会議参加者別に音声フ
ァイルを作成するファイル作成装置と、この音声ファイ
ルを記憶するファイル記憶装置とを備える。
【0007】更に、別の記録装置では、複数の会議参加
者別の単位時間毎に区分された音声信号を受け入れて、
それぞれ有音か無音かを判別する有音検出装置と、この
音声信号の有音部分のみを選択して、各単位音声信号
に、各単位音声信号間の時間的同期を図るための時間情
報と、各単位音声信号を発した会議参加者を識別する参
加者情報とを付加した音声ファイルを作成するファイル
作成装置と、この音声ファイルを記憶するファイル記憶
装置とを備える。
【0008】一方、本発明の再生装置は、音声信号の有
音部分のみを選択して、各単位音声信号に、各単位音声
信号間の時間的同期を図るための時間情報と、各単位音
声信号を発した会議参加者を識別する参加者情報とを付
加した音声ファイルを記憶するファイル記憶装置と、音
声ファイルを再生するための制御を行う音声再生制御装
置と、この音声再生制御装置に制御されて、ファイル記
憶装置に記憶された音声ファイルから指定された部分を
選択して読み出すファイル読み出し装置と、ファイル読
み出し装置の出力する複数の会議参加者による音声信号
を時間的に同期させて混合合成して出力する混合合成装
置とを備える。
【0009】また、別の再生装置は、音声信号の有音部
分のみを選択して、各単位音声信号に、各単位音声信号
間の時間的同期を図るための時間情報と、各単位音声信
号を発した会議参加者を識別する参加者情報とを付加し
た音声ファイルを記憶するファイル記憶装置と、音声フ
ァイルを再生するための制御を行う音声再生制御装置
と、この音声再生制御装置に制御されて、ファイル記憶
装置に記憶された音声ファイルから指定された部分を選
択して読み出すファイル読み出し装置とを備える。音声
再生制御装置は、有音部分のみを選択して記憶された音
声ファイルの再生を行う際に、その音声ファイルに含ま
れた時間情報に基づいて、音声信号の無音部分を生成し
補充して、実時間再生を行う。
【0010】なお、本発明の再生装置は、音声ファイル
は、音声会議の開始時間、終了時間と、参加者を識別す
る情報を含むファイルヘッダと、このファイルヘッダに
連なる複数のフレームから成り、予め設定された制限時
間内に収まる音声信号を記録した各フレームは、フレー
ムヘッダと複数のサブフレームとから成り、フレームヘ
ッダには、時間的同期のための時刻情報と、前フレーム
との関係を示す連結情報と、フレーム長と、記録された
参加者の音声信号を区別する参加者フラグとが含めら
れ、サブフレームには、参加者別の音声情報が、その参
加者を区別するサブフレームヘッダと音声パケットによ
り構成されて含められていることが好ましい。
【0011】
【作用】通常の会話中には無音部分が存在するが、この
部分を記録しないようにすれば、ファイルのデータ量が
削減できる。有音検出装置とファイル作成装置は、この
無音部分削減のための処理を行う。一方、再生時は、自
分を含む会議参加者のうち、指定した参加者の音声だけ
を再生できる。その選択は、単位音声信号毎に付加され
た参加者情報を利用する。また、有音部分だけの再生と
無音部分を含んだ実時間の再生もできる。時間情報は、
単位時間毎に区分された音声信号の同期を図り、参加者
情報に基づいて該当する参加者の音声信号のみを選別す
るのに使用される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。 〈装置の説明〉図1及び図2に、第1の実施例の装置主
要部ブロック図を示す。このうち、図1は多地点間音声
接続装置100と音声記録装置101についてのブロッ
ク構成を示し、図2は音声ファイル再生装置200のブ
ロック構成を示す。また、図3には、第1実施例による
電子会議システムを示す。まず、図3に示すように、会
議参加者はそれぞれ端末301を通じて音声入出力を行
なう。その各端末301(1)〜(n)は、MCU(Mu
ltipoint ControlUnit )302を介して相互に接続さ
れている。また、MCU302は交換器で、この電子会
議の開始や終了等を制御する電子会議制御装置303に
よって制御されている。更に、MCU302内部には、
図1に示した多地点間音声接続装置100と音声記録装
置101と図2に示した音声ファイル再生装置200が
設けられている。
【0013】図1に示すように、多地点間音声接続装置
100は、各端末から受信したそれぞれの音声を混合合
成し、その混合合成された音声を再び各端末に送信する
機能を持つ。図1に示した音声記録装置101は、多地
点間音声接続装置100を通じて入力された音声から有
音部分だけを取り出し、ヘッダ等を付加しながら参加者
別にファイル記憶装置109に記憶する機能を持つ。図
2に示す音声ファイル再生装置200は、ファイル記憶
装置109に記憶されている音声ファイルから、端末か
らの要求に応じて必要な部分を読み出し、要求のあった
端末に送る機能を持つ。
【0014】図1に示す多地点間音声接続装置100
は、各端末301(1)〜301(n)により送られて
くる音声信号が入力する音声信号入力端子T01(1)
〜T01(n)と、入力した複数の音声信号を混合合成
して一つの混合音声信号を出力する混合合成装置102
と、入力した混合合成信号から別の入力された音声信号
の減算を行なう減算装置103と、自分の音声を含まな
い混合合成音声信号を各端末301(1)〜301
(n)に向けて出力する端子T02(1)〜T02
(n)から構成されている。
【0015】また、音声記録装置101に、電子会議制
御装置303からの会議開始・終了等の命令が入力する
端子T03と、入力した音声信号を一定の長さに区切っ
てパケット化するパケット化装置104と、入力した音
声パケットが有音か無音かどうかを判定する有音検出装
置105と、入力した有音データに各種ヘッダを付加し
て音声ファイルを作成するファイル作成装置106と、
ファイルヘッダ記憶装置108と、音声ファイルを蓄積
記憶するファイル記憶装置109から構成されている。
【0016】一方、音声ファイル再生装置200は、音
声ファイルが蓄積されているファイル記憶装置109
と、端末から再生開始や再生方法等の命令信号が入力し
てくる端子T04と、ファイル記憶装置109から音声
ファイルを読み出すファイル読み出し装置201と、読
み出された複数の音声を混合合成する混合合成装置20
2と、無音データを生成する無音データ生成装置204
と、混合合成装置202から出力された混合音声データ
S203と無音データ生成装置204から出力された無
音データS208とを切り分けるスイッチ装置205
と、ファイル読み出し装置201と無音データ生成装置
204とスイッチ装置を制御する音声再生制御装置20
3と、音声信号が出力する端子T05から構成されてい
る。
【0017】〈音声記録装置の動作〉多地点間音声接続
装置100は次のように動作する。図3に示した各端末
301(1)〜301(n)に各参加者が音声を入力す
ると、その音声信号は図3に示したMCU302の図1
に示した多地点間音声接続装置100に、入力端子T0
1(1)〜T01(n)を介して入力される。そして、
端子T01(1)〜T01(n)に入力された音声信号
S101(1)〜S101(n)は、それぞれ混合合成
装置102、減算装置103及びパケット化装置104
に入力される。混合合成装置102に入力された音声信
号S101(1)〜S101(n)は、混合合成装置1
02でそれぞれの振幅値が加算されて混合合成音声デー
タS102となり、減算装置103(1)〜103
(n)に入力される。そして、減算装置103(i)
[i=1,2,…]では、入力した混合合成音声データ
S102から音声信号S101(i)の減算が行なわれ
る。これによって、減算装置103(i)から出力され
る音声信号S103(i)は、自分自身の音声を含まな
い混合合成音声信号になる。そして、音声信号S103
(1)〜S103(n)はそれぞれ端子T02(1)〜
T02(n)より出力され、各端末301(1)〜30
1(n)より音声が出力される。
【0018】音声記録装置101は次のように動作す
る。電子会議が開始されると、図3に示す電子会議制御
装置303より会議開始に関する信号が端子T03を経
てファイル作成装置106に入力される。また、電子会
議の終了時にも、電子会議制御装置303より会議終了
に関する信号が端子T03を経てファイル作成装置10
6に入力される。この会議開始及び終了時のファイル作
成装置106の処理に関しては後で詳しく述べる。
【0019】各端末301(1)〜301(n)より送
られた音声信号S101(1)〜S101(n)がパケ
ット化装置104に入力されると、パケット化装置10
4では入力した音声信号S101(i)[i=1,2,
…]を一定のサンプル数単位に区切る処理を行なう。こ
の区切られた音声データを以下音声パケットと呼ぶこと
にする。このパケット化装置104で生成された各音声
パケットS104(1)〜S104(n)は、有音検出
装置105に入力される。この有音検出装置105では
それぞれの音声パケットが有音であるか無音であるかの
判別を行ない、その判定結果をヘッダに付けた音声パケ
ットS105(1)〜S105(n)が生成される。そ
して、生成された音声パケットS105(1)〜S10
5(n)はファイル作成装置106に入力される。
【0020】なお、この有音検出装置105での有音・
無音の判定方法は、例えば、音声パケット内の全振幅値
の絶対値平均Aを求めたり、絶対値平均Aが閾値Uより
小さければこのパケットは無音であるとういうようにし
て行なう。ファイル作成装置106では、有音検出装置
105より出力された音声パケットのうち、有音と判定
された音声パケットS105(1)〜S105(n)を
有音検出装置105で後で説明するような構成のファイ
ルに記憶していく。その記憶の際に、必要に応じてファ
イルヘッダ記憶装置107及びフレームヘッダ記憶装置
108との間で必要な情報の入出力を行なう。このファ
イル作成処理の詳細は後で述べる。そして、作成された
音声ファイルS106はファイル記憶装置109に記憶
される。
【0021】次に、本発明で作成される音声ファイルの
構造について説明する。なお、以下の説明の便宜上、本
システムで記憶できる参加者の最大数をNとする。図4
には、ファイル構造の説明図を示す。図4に示す通り、
このファイルは、ファイル全体と、フレームと、サブフ
レームの階層構造になっている。ファイル全体として
は、開始時間、終了時間、参加者数、参加者名等が記載
されているファイルヘッダと、次に述べる複数のフレー
ムから構成されている。
【0022】フレームは、一つの有音部即ち連続する有
音の集まりが収まっている。ただし、最大でも例えば1
秒間の制限時間までのデータが収まっている。このフレ
ームの内訳は、フレームヘッダと次で述べる複数のサブ
フレームから構成されている。フレームヘッダにはタイ
ムスタンプと呼ぶ時刻情報、前フレームとの連結情報、
フレームのデータ長さ、参加者フラグ等が含まれる。サ
ブフレームは、同時刻に入力された複数地点の音声パケ
ットが収まっている。このサブフレームの内訳は、参加
者フラグがあるサブフレームヘッダと、その参加者達の
音声パケットが収まる部分により構成される。
【0023】このような階層構造にしたのは、参加者別
再生や指定時間範囲の再生の際に、再生に不要な部分は
フレーム単位でスキップできるようにするためである。
つまり、再生時の検索処理が速く、処理の負荷を軽くす
ること目的としている。また、フレームの長さに制限時
間を設けたのは、この制限時間単位に細かく時間で検索
ができるようにするためである。この制限時間は、例え
ば、1秒、10秒等にしておけばよい。
【0024】次に、ファイルヘッダの構造を説明する。
図5は、ファイルヘッダの構造説明図である。ファイル
ヘッダには、図に示すように、ファイル識別子、参加者
数、記録開始時間、記録終了時間、音声パケット長、参
加者データ等が含まれる。ファイル識別子は、このファ
イルが音声会議を記録したファイルであることを示す識
別子である。参加者数は、このファイルに記録されてい
る参加者数である。記録開始時間は、このファイルへの
記録開始時間である。記録終了時間は、このファイルへ
の記録終了時間である。音声パケット長は、一つの音声
パケットのデータ長を示す。参加者データは、参加者番
号、端末名、ユーザ名から構成される。参加者番号は1
〜Nまでの数値となる。端末名は端末の名称で、ユーザ
名は参加者の名前である。また、ファイルヘッダやフレ
ームヘッダに記載する時間情報は、精度が高い方が望ま
しい。これは、例えばマイクロ秒単位で表示することが
考えられる。これは、後で述べる実時間再生の際に、無
音区間の時間を正確に求めるためである。
【0025】図6には、フレームヘッダの構造説明図を
示す。フレームヘッダは、タイムスタンプ、連結情報、
フレーム内参加者フラグ、サブフレーム数、データ長、
サブフレームにより構成される。タイムスタンプは、こ
のフレームの最初の音声データが記録された時の時間で
ある。なお、記録開始時間を“0”とし、この記録開始
時間から経過した時間でもよい。連結情報は、前フレー
ムとの間に無音区間がある場合はOFF、前フレームと
の間に無音区間がなくて連結している場合にはONとな
る情報となる。フレーム内参加者フラグは、このフレー
ムに収まっているデータの参加者は誰かを記録したもの
である。これは、この図6に示すように2進数データ列
に対し、参加者番号の桁のみ“1”にするような内容と
する。サブフレーム数は、サブフレームの全体数を示
し、データ長は、フレームヘッダの分を除いたこのフレ
ームのデータ長である。
【0026】図7には、サブフレームヘッダの構造説明
図を示す。サブフレームヘッダは、サブフレーム内参加
者フラグと、音声パケットから構成される。サブフレー
ム内参加者フラグは、このサブフレームに収まっている
参加者は誰かを記録したものである。これは、図7に示
すように2進数データ列に対し参加者番号の桁のみ
“1”にするような内容のものである。なお、サブフレ
ームヘッダの後に続く音声パケットは、参加者番号の小
さい順に続けて記録する。
【0027】図8には、音声記録装置の動作フローチャ
ート(その1)を示す。なお、その処理P111〜11
8の有音パケット処理を図9に示す。更に、処理P12
0の具体的な例を図10に示す。ここで、図8を含む音
声記録装置動作フローチャートで使用する定数・変数の
意味を説明する。nは、同時刻に入力した有音の音声パ
ケット(以下、有音パケット)の個数である。jは、一
つ前のサブフレームとの間に無音区間があればOFF、
なければONを表す。pは、フレーム内のサブフレーム
の数をカウントするのに使用する変数である。bは、フ
レームのデータ長である。PLは、音声パケットのデー
タ長で、定数である。ALは、ファイルヘッダのデータ
長で定数である。FLは、フレームヘッダのデータ長
で、定数である。SLは、サブフレームヘッダのデータ
長で、定数である。MAXPは、一つのフレームに収め
ることができる最大のサブフレーム数で、定数である。
また、先に一つのフレームには定められた制限時間以内
のデータが収まっていると述べた。この定められた制限
時間をMET[sec ]とする。また1音声パケット内の
サンプル数をL、この音声データのサンプリング速度を
S[Hz]とすると、MAXPは、次の式で表される。 MAXP=S/L×MFT …(1) ここでMAXPが、整数値となるようにパケット長Lの
値を決めておくのが望ましい。
【0028】図8において、まず電子会議制御装置30
3より、会議の記録開始命令がファイル作成装置106
に入力されると、ファイル作成装置106は処理P10
1より記録処理を開始する。処理P102に進むと、フ
ァイルにファイルヘッダ分の空白を空ける。この部分に
は記録終了時に改めてファイルヘッダ記憶装置107に
記憶されているファイルヘッダが記入されることにな
る。処理P102を終えると処理P103に進む。処理
P103では、ファイル識別子、参加者数、記録開始時
間即ち現在の時間、音声パケット長、参加者データをフ
ァイルヘッダ記憶装置107に記憶しておく。処理P1
03を終えると処理P104に進む。処理P104では
nの値を“0”にし、jをOFFにする。処理P104
を終えると処理P105に進む。
【0029】処理P105では変数p,bを“0”に
し、フレームヘッダ記憶装置108の記憶内容をクリア
する。特に、フレームヘッダ記憶装置108に記憶され
ているフレーム内参加者フラグは、全ての桁を“0”に
しておく。処理P105を終えると処理P106に進
む。処理P106の時点で、電子会議制御装置303よ
り会議の記録終了命令がファイル作成装置106に入力
されていなければ、処理P107に進む。もし、処理P
105の時点で、電子会議制御装置303より会議の記
録終了命令があれば、図10(b)の処理P122に進
む。処理P107に進むと、もし今のnが0より大きけ
れば、一つ前に入力した音声パケットの中に有音パケッ
トがあったことになるので、これから処理P108で入
力しようとする音声パケットとの間には無音区間がない
ことになる。よって、n>0であればj=ONとし、n
=0ならj=OFFとする。処理P107を終えると処
理P108に進む。
【0030】処理P108では、有音検出装置105よ
り参加者からの音声パケットが入力されるまで待ち、入
力したら処理P109に進む。処理P109では、入力
した音声パケットのうち有音パケットの個数をnに代入
する。処理P109を終えると処理P110に進む。処
理P110では入力した音声パケットが全て無音のパケ
ットかつまりn=0であるかどうかを調べる。n=0な
ら処理P121に進み、n>0つまり一つでも有音パケ
ットがあれば処理P111に進む。処理P111に進む
と、処理P111ではpの値が0かどうかを調べる。p
=0とはまだフレームにサブフレームが一つもないので
フレームが作られていないことを意味する。p=0なら
ば処理P112に進み、新たなフレームヘッダを作成す
ることになる。p>0ならば処理P121に進み、n>
0つまり一つでも有音パケットがあれば処理P111に
進む。
【0031】処理P111に進むと、処理P111では
pの値が0かどうかを調べる。p=0とは、まだフレー
ムにサブフレームが一つもないのでフレームが作られて
いないことを意味する。処理p=0なら処理P112に
進み、新たなフレームヘッダを作成することになる。p
>0なら新たなフレームヘッダを作成する必要はないの
で処理P114まで進む。処理P112では、ファイル
にフレームヘッダ分の空白を空ける。この部分には後で
フレームヘッダ記憶装置108に記憶されているフレー
ムヘッダが記入されることになる。処理P112を終え
ると処理P113に進む。
【0032】処理P113では、フレームヘッダに記載
するタイムスタンプ及び連結情報をフレームヘッダ記憶
装置108に記憶する。タイムスタンプは現在の時間で
あり、連結情報はjの値(ON/OFF)である。処理
P113を終えると処理P114に進む。処理P114
では、フレームヘッダ記憶装置108に記憶してあるフ
レーム内参加者フラグに、処理P107で入力した有音
パケットに対応した参加者番号を記憶する。この処理
は、既にフレーム内参加者フラグの桁の値が“1”であ
れば、そのまま“1”にし、桁の値が“0”であれば
“1”にする。
【0033】図11に参加者フラグの説明図を示す。こ
の図を用いて参加者フラグの具体例を説明する。まず、
この図において、上記図8の処理P114の前は、フレ
ームヘッダ記憶装置108に記憶されているフレーム内
参加者フラグの状態が(a)である。このとき、処理P
108で入力した有音パケットが参加者番号1と4の2
つとすると、図11(b)に示すように変化する。即
ち、4番目のフレーム内参加者フラグの桁の値が0から
1になる。処理P114を終えると処理P115に進
む。
【0034】処理P115及び処理P116はサブフレ
ームをファイルに記入する処理である。処理P115で
はサブフレームヘッダをファイルに記入する。処理P1
16では処理P108で入力した有音パケットを参加者
番号の小さい順にファイルに記入する。処理P116を
終えると処理P117に進む。処理P117では処理P
115〜処理P116でファイルに記入したサブフレー
ムのデータ長をbの値に加算する。つまりbの値は、次
の通りになる。 b=b+SL+n×PL …(2)
【0035】処理P117を終えると処理P118に進
む。処理P118ではpの値に1を加える。このpは先
に述べた通り、現在記入中のフレーム内のサブフレーム
の個数である。処理P118を終えると処理P119に
進む。処理P119では、現在記入中のフレーム内のサ
ブフレームの個数pが制限値MAXPを越えていないか
どうか調べる。p<MAXPなら、処理P106に戻り
サブフレームの記入を続ける。p=MAXPの場合に
は、処理P120に進み現在記入中のフレームのヘッダ
をファイルに記入し、このフレームを完成させて次のフ
レームを作り始めることになる。処理P120では、現
在の記入位置からこのフレームのヘッダの位置まで戻っ
て、フレームヘッダを記入して、再びここに戻ってく
る。
【0036】図10(a)は、その処理P120の部分
の詳細を示したものである。また、(b)は処理P12
2以下の部分を示したものである。図10(a)におい
て、フレームヘッダ記入処理P120は、まず処理P1
20−1で現在のp,bの値をフレームヘッダ記憶装置
108のサブフレーム数、フレームデータ長に記憶させ
る。処理P120−1を終えると処理P120−2に進
む。処理P120−2では、現在の記入位置から処理P
112で空けておいたフレームヘッダ記入位置まで戻
る。つまり、b+FL分だけファイル記入位置を戻る。
そして、処理P120−3で空けておいたフレームヘッ
ダ記入位置にフレームヘッダ記憶装置108の内容を記
入し、処理P120−4で再び記入位置をこのフレーム
の最後まで進める。つまり、処理P120−4ではファ
イル記入位置をbだけ進ませる。
【0037】再び図8に戻って、処理P120以下の動
作を説明する。処理P110でnの値が“0”、つまり
処理P108で入力した音声パケットのうち有音パケッ
トが一つもなかった場合は、処理P121に進む。処理
P121では、pが“0”かどうか調べる。p=0なら
ば処理P105まで進む。一方処理P110でp>0で
あれば現在作成中のフレームを終了させる処理P120
に進む。
【0038】一方、処理P106で電子会議制御装置3
03より会議の記録終了命令が出ている場合、図10
(b)の処理P122に進む。処理P122でp>0な
ら現在作成中のフレームを終了させる処理P123に進
み、p=0なら処理P123は飛ばして処理P124ま
で進む。処理P123は処理P120と同様にフレーム
ヘッダをファイルに記入してこのフレームの記入を終了
する処理である。処理P123を終えると処理P124
に進む。処理P124では現在の時間を計測し、ファイ
ルヘッダ記憶装置107に記録終了時間として記憶す
る。処理P124を終えると処理P125に進む。処理
P125ではこのファイルの先頭まで戻り、処理P10
2で空けてある部分にファイルヘッダ記憶装置107の
内容を記入する。処理P125を終えると処理P126
に進み音声ファイル作成の処理を終える。その後は、こ
のようにして、図4に示された構造のファイルが生成さ
れる。以上が音声記録装置101の動作の説明である。
【0039】〈音声ファイル再生装置の動作〉次に、図
2に示した音声ファイル再生装置200の動作について
説明する。この音声ファイル再生装置200は図4に示
された構造のファイルから以下のことができる。 (1) 自分を含む会議参加者のうち、ユーザが指定した参
加者(複数でも可)の音声だけを再生できる。 (2) ユーザの指定した時間から再生ができる。 (3) 有音部分だけの再生(スキップ再生)と無音部分を
含んだ再生(実時間再生)ができる。
【0040】図2において、端子T04よりユーザが指
定した上記の再生方法を命じる信号S204が入力され
ると、この信号S204は音声再生制御装置203に入
力される。この音声再生制御装置203は、信号S20
4に基づいて、ファイル読み出し装置201にファイル
記憶装置109に記憶されている音声ファイルから必要
な部分を読み出させ、無音データ生成装置204に必要
な量の無音データS208を生成させる。更に、スイッ
チ装置205に混合合成装置202より出力された混合
音声データS203と無音データS208とを切替える
ことを行なう。なお、この無音データ作成装置204よ
り生成される無音データS208は、実時間再生の際に
有音パケットと有音パケットの間の無音区間を埋めあわ
せるために用いられる。これらの処理の詳細は後で説明
する。
【0041】一方、ファイル読み出し装置201では、
ファイル記憶装置109に記憶されている音声ファイル
内のサブフレームから、必要な音声パケットS202を
取り出し、その音声パケットS202を混合合成装置2
02に送る。次に混合合成装置202では入力された同
じサブフレームにあった音声パケット同士S202を一
つの音声パケットに混合合成する。この混合合成の方法
は、多地点間音声接続装置100の混合合成装置102
と、図1と同様に音声パケットそれぞれの振幅値を加算
する。こうして混合合成された音声データS203はス
イッチ装置205に入力される。
【0042】スイッチ装置205では、スキップ再生の
場合は常に混合合成装置202からの音声データS20
3を出力するが、実時間再生の場合は混合音声データS
203と無音データS208とが音声再生制御装置20
3によって適時切替えられる。そして、スイッチ装置2
05から出力された音声データS209は端子T05を
通じてユーザの端末301に送られて音声が出力され
る。
【0043】図12には、音声ファイル再生装置の動作
フローチャート(その1)を示す。また、その処理P3
11〜P318に示したサブフレーム処理を図13に示
す。更に、図12の処理P304の具体的な内容を図1
4に示す。処理P301で音声ファイル再生装置200
の処理が開始されると、処理P302でファイル記憶装
置109に記憶されているファイルからファイルヘッダ
を読み、そこに記載されている参加者、記録開始時間、
記録終了時間等の情報をユーザの端末301に送り、こ
れらをユーザへ表示させる。ユーザはこれらの情報を見
て、再生したい参加者を選択し、再生を開始したい時間
及び再生終了時間を指定し、また再生方法としてスキッ
プ再生と実時間再生のいずれかを指定する。このうち再
生開始時間及び再生終了時間を特に指定しなければ、お
のおのをファイルの記録開始時間及び記録終了時間とし
てもよい。
【0044】処理P303でユーザより上記の入力があ
ると、処理P304に進む。処理P304では、指定さ
れた再生開始時間に一番近いフレームの先頭まで、ファ
イルの読み出し位置を移動する。この部分は、図14を
参照する。図14において処理P304−1で現在の位
置から記入されているフレームヘッダを読む。処理P3
04−1を終えると処理P304−2に進む。処理P3
04−2ではこのフレームのタイムスタンプの値が再生
開始時間を越えていないかどうかを調べる。もし越えて
いなければ、処理P304−3に進み処理P304−3
でフレームヘッダにあるフレームデータ長分だけファイ
ルの読み出し位置を進め次のフレームの先頭に移動す
る。もし処理P304−2でフレームのタイムスタンプ
が再生開始時間を越えていれば、処理P304−4に進
み、処理P304−4でこのフレームの先頭の位置まで
読み出し位置を戻し、処理P304の処理を終える。
【0045】再び図12に戻って、再生処理の説明を続
ける。処理P304を終えると処理P305に進む。処
理P305では現在の位置から記入されているフレーム
ヘッダを読む。処理P305を終えると処理P306に
進む。処理P306ではユーザが指定した再生方法がス
キップ再生なら処理P309に進み、実時間再生なら処
理P307に進む。処理P307に進んだ場合、処理P
307では一つ前のフレームの間に無音区間があるかど
うか調べる。これは処理P305で読みとったフレーム
ヘッダに記載されている連結情報を調べれば良い。連結
情報がONなら間に無音区間がないので処理P309ま
で進み、連結情報がONなら処理P308に進む。
【0046】処理P308では前フレームと現フレーム
との空白時間分の無音データの生成を無音データ生成装
置204に命じ、スイッチ装置205、端子T05を通
じてユーザの端末301へ送る。この無音データの量
は、前フレームと現フレームのタイムスタンプの差分値
に相当する量から前フレームのサブフレームの個数分の
量を引いた値である。ただし、現フレームが再生時の一
番最初のフレームの場合は、前フレームは無いので、再
生開始時間と現フレームのタイムスタンプとの差分値に
相当する量になる。このように前フレームとの空白時間
分の無音データを入れることでこの部分の音声データが
ファイルになくても実時間再生が可能になる。処理P3
08を終えると処理P309に進む。
【0047】処理P309に進むと、このフレームにユ
ーザが指定した参加者のものがあるかどうかが調べられ
る。これはフレームヘッダのフレーム内参加者フラグ内
に対象となる参加者番号の桁の値が1であるかどうかを
調べる。ユーザが指定した参加者が複数の場合も含め、
一つでもあれば処理P310に進む。処理P308でユ
ーザが指定した参加者のものが一つもなければ処理P3
19に進み、次のフレームに移動する処理を行なうこと
になる。
【0048】さて、処理P309から処理P310に進
むと、ここの処理P310から処理P317まではフレ
ーム内の各サブフレームからのデータ読み出し処理であ
る。これは図13に示している。処理P310では、フ
レーム内で読んだデータ長が収まる変数hを0にする。
処理P310を終えると処理P311に進む。処理P3
11ではサブフレームヘッダを読む。処理P311を終
えると処理P312に進む。処理P312では、サブフ
レームヘッダのサブフレーム参加者フラグにユーザが指
定した参加者が一つでもあるかを調べる。もしあれば処
理P316に進み、一つもなければ処理P313に進
む。処理P316ではサブフレームの中から指定した参
加者の音声パケットをそれぞれ混合合成装置202に送
り、混合合成装置202で合成された音声データをスイ
ッチ装置205、端子T05を通じてユーザの端末30
1に送る。
【0049】図15に、サブフレームヘッダと音声パケ
ットの態様説明図を示す。この図15のようなサブフレ
ームにおいて、ユーザが指定した再生したい参加者番号
が1,2,4であれば、このサブフレームには参加者番
号が1,4の音声パケットがあるので、参加者番号が1
の音声パケット1と参加者番号が4の音声パケット3を
混合合成装置202に送る。その他の音声パケットは読
むが混合合成装置202には送らない。なおサブフレー
ム内にある音声パケットの個数はサブフレーム参加者フ
ラグ内の値が1の桁の個数である。この個数をnとす
る。図15の例では値が1の桁が4個あるのでh=4で
ある。処理P316を終えると処理P317に進む。処
理P317では変数hにこのサブフレームのデータ長を
式(3)に示すように加算する。 h=h+SL+AL×n …(3) ただし、SLはサブフレームヘッダの長さ、ALは音声
パケット一つの長さを示す。
【0050】処理P317を終えると処理P318に進
む。処理P318ではhの値を調べる。hがこのフレー
ムのヘッダに記載されているフレームデータ長(FL)と
同じであれば、このフレームは最後まで読んだことにな
るので処理P322に進む。h=FLでなければ処理P
311に進み、次のサブフレームを読む。処理P322
では、処理P305で読んだフレームヘッダのタイムス
タンプの値が再生終了時間を越えていた場合もしくはフ
ァイルを最後まで読み終えた場合は再生を終了(処理P
323)し、そうでなければ処理P305に戻り次のフ
レームを読む処理を行なう。
【0051】一方、処理P312でこのサブフレームに
は再生したい参加者の音声パケットがなかった場合、処
理P313に進み、この処理P313で再生方法がスキ
ップ再生なら処理P315に進み、実時間再生なら処理
P314へ進む。処理P314では音声パケット一個分
の長さの無音データを無音データ生成装置204に生成
させ、スイッチ装置205、端子T05を通じてユーザ
の端末301へこの無音データを送る。処理P314を
終えると処理P315に進む。処理P315ではこのサ
ブフレームを読み飛ばして次のサブフレームへ進む。こ
の読み飛ばすデータの大きさはAL×nである。処理P
315を終えると処理P317に進む。
【0052】また一方、処理P309でこのフレームに
指定した参加者の音声パケットがない場合、処理P31
9に進んだが、処理P319で再生方法がスキップ再生
なら処理P321まで進み、再生方法が実時間再生なら
処理P320に進む。処理P320では、フレームヘッ
ダに記載されているサブフレーム数分の無音の音声パケ
ットを無音データ生成装置204に生成させ、スイッチ
装置205、端子T05を通じてユーザの端末301へ
この無音データを送る。処理P320を終えると処理P
321に進む。処理P321では、次のフレームまで読
み飛ばす。読み飛ばすデータの長さは、フレームヘッダ
に記載されているフレームデータ長である。処理P32
1を終えると処理P322へ進む。以上が音声ファイル
再生装置200の説明である。
【0053】〈第1の実施例による効果〉以上のように
第1の実施例によれば、次の効果がある。 (1) 無音部分は記録しないので、ファイルのデータ量が
削減する。 (2) 無音部分にはその時間に相当する量の無音データを
挿入することで、実時間の再生が可能である。 (3) 会議参加者全員の音声を別々に記録したので、自分
を含む会議参加者のうち、ユーザが指定した参加者(複
数でも可)の音声だけを取り出して再生できる。 (4) 有音部分だけの再生(スキップ再生)ができるの
で、再生時間を短く済ませることができる。 (5) ユーザの指定した時間からの再生開始・再生終了が
できる。 (6) 参加者や時間の検索はフレームヘッダを調べ、不要
なフレームは読み飛ばすので、これらの検索が早く済
む。 (7) 一つのファイルに記録してあるのでファイルのコピ
ー等が容易である。
【0054】〈第2の実施例〉図16には、第2の実施
例による電子会議システムブロック図を示す。電子会議
を行なう各端末601(1)〜601(n)は、LAN
を通じてつながっている。そして、各端末に入力された
音声データはそれぞれの相手の端末に送られる。そし
て、各端末で受信したそれぞれ音声は混合合成されて音
声出力される。また音声の記録装置、記録した音声ファ
イルの再生装置、ファイル記憶装置109(1)〜10
9(n)はそれぞれの端末にあり、ユーザが好きな時に
記録・再生ができる。
【0055】この例では、各端末601(1)〜601
(n)のそれぞれに、他の端末とで音声データの送受信
を行なう多地点間音声送受信装置400と受信した音声
と自分の音声を記録する音声記録装置101と、記録し
た音声を再生する音声ファイル再生装置200が設けら
れている。
【0056】図17に、第2実施例の装置主要部ブロッ
ク図を示す。多地点間音声送受信装置400は、マイク
等からの音声信号が入力される端子T41と、入力され
た音声信号を一定の長さに区切ってパケット化するパケ
ット化装置401と、音声パケットを他の端末に向けて
送信するパケット送信装置402と、他の端末から送ら
れてきたパケットを受信するパケット受信装置403
と、相手数分の複数のFIFOバッファを持ち、入力し
たパケットを相手別に分けてそれぞれのFIFOバッフ
ァに一時蓄えて到着順にそれぞれから出力するFIFO
バッファ装置404と、入力した複数の音声パケットの
混合合成を行なう混合合成装置102と、混合合成され
た音声データがスピーカへ向けて出力される端子T42
から構成される。
【0057】音声記録装置101は、ユーザからの記録
開始・終了等の命令が入力する端子T43と、入力した
音声パケットが有音か無音かどうかを判定する有音検出
装置105と、入力した有音データに各種ヘッダを付加
して音声ファイルを作成するファイル作成装置106
と、ファイルヘッダ記憶装置107と、フレームヘッダ
記憶装置108と、音声ファイルを蓄積記憶するファイ
ル記憶装置109から構成されている。音声ファイル再
生装置200は、第1の実施例を用いて説明した図2に
示すものと全く同一の構成でよい。
【0058】〈記録装置の動作〉次に、多地点間音声送
受信装置400及び音声記録装置101の動作につい
て、図17を用いて説明する。図17において、端末の
マイク等より入力した音声信号S401は、端子T41
を通じて多地点間音声送受信装置400のパケット化装
置401に入力される。このパケット化装置401は、
入力した音声信号S401を定められたサンプル数単位
に区切り、パケット化する処理を行なう。パケット化装
置401より出力した音声パケットS402は、パケッ
ト送信装置402及び有音検出装置105に入力され
る。音声パケットS402がパケット送信装置402に
入力されると、パケット送信装置402では、宛先等通
信に必要なデータを付けた上で、それぞれの相手に音声
パケットS403を送信する。
【0059】一方、それぞれの相手から送られてきた音
声パケットS404は、パケット受信装置403で受信
される。そしてパケット受信装置403からは、音声パ
ケットS404から宛先等通信に必要だったデータを除
いた音声パケットS405が出力される。そして音声パ
ケットS405は、FIFOバッファ装置404に入力
される。
【0060】FIFOバッファ装置404では、入力さ
れた音声パケットを相手別に分けてそれぞれのFIFO
バッファに記憶し、一つの音声パケットが再生する周期
毎に、それぞれのFIFOバッファから到着順に一個ず
つ音声パケットS104(1)〜S104(n−1)の
混合合成を行い、混合合成された音声パケットS103
が出力される。この混合合成装置102で行なわれる混
合合成の方法は、第1の実施例の混合合成装置102と
同じである。そして、混合合成装置102より出力され
た音声パケットS103は、端子T42を通じて端末の
スピーカ等から出力される。
【0061】音声記録の開始及び終了は適時ユーザが決
めることができる。このユーザからの記録の開始または
終了命令S110は、端子T43を通じてファイル作成
装置106に入力される。ユーザより記録開始の命令が
入力されると、ファイル作成装置106は第1の実施例
と同様の処理でユーザ自身を含む会議参加者の有音パケ
ットを記録し、記録したファイルはファイル記憶装置1
09に蓄えられる。有音検出装置105から先の処理の
詳細は、第1の実施例と同じであるので、説明を省略す
る。
【0062】〈音声ファイル再生装置〉第1の実施例で
は、図3に示すように、音声ファイル再生装置200は
MCU302の内部にあったが、図16に示した第2の
実施例では、それぞれの端末601にある。音声ファイ
ル再生装置の構成図は図2に示すものと同様である。ユ
ーザから再生の開始終了や検索や再生方法等に関する命
令S204がT04を通じて音声ファイル再生装置20
0に入力し、端子T05より再生する音声データS20
9が出力される。音声ファイル再生装置200のその他
の処理は、第1の実施例と同じであるので説明を省略す
る。
【0063】〈第2の実施例の効果〉以上のように第2
の実施例によれば、第1の実施例の効果に加えて、各端
末毎に記録及び再生ができるので、他のユーザに関係な
く好きな時に好きな部分の記録再生ができる。
【0064】〈第3の実施例の装置の構成〉第3の実施
例も第2の実施例と同様、図16のような電子会議上で
のシステムである。第2の実施例と異なる点は、各端末
が送る音声パケットは、送信パケット量を減らしてLA
Nの負荷を軽減するため、有音パケットだけにしたこと
である。なお再生に関しては第2の実施例と同じなので
説明は省略する。図18に、第3の実施例の装置主要部
ブロック図を示す。
【0065】第3の実施例では、各端末601それぞれ
に、他の端末と有音の音声データだけの送受信を行なう
多地点間音声送受信装置500と、受信した音声と自分
の音声を記録する音声記録装置501と、記録した音声
を再生する音声ファイル再生装置200から構成されて
いる。音声ファイル再生装置200は第2の実施例と全
く同一である。
【0066】多地点間音声送受信装置500は、マイク
等からの音声信号が入力される端子T41と、入力され
た音声信号を一定の長さに区切ってパケット化するパケ
ット化装置401と入力した音声パケットが有音か無音
かどうかを判別する有音検出装置502と、音声パケッ
トを他の端末に向けて送信するパケット送信装置402
と、他の端末から送られてきたパケットを受信するパケ
ット受信装置403と、相手数分の複数のFIFOバッ
ファを持ち入力したパケットを相手別に分けてそれぞれ
のFIFOバッファに一時蓄えて到着順に出力するFI
FOバッファ装置404と、入力した複数の音声パケッ
トの混合合成を行なう混合合成装置102と、混合合成
された音声データがスピーカへ向けて出力される端子T
42から構成される。音声記録装置501は、入力した
有音データに各種ヘッダを付加して音声ファイルを作成
するファイル作成装置106と、ファイルヘッダ記憶装
置107と、フレームヘッダ記憶装置108と、音声フ
ァイルを蓄積記憶するファイル記憶装置109から構成
されている。
【0067】〈第3の実施例の装置の動作〉次に、多地
点間音声送受信装置500及び音声記録装置501の動
作について説明する。まず多地点間音声送受信装置50
0について説明する。端末のマイクに等より入力した音
声信号S401は、端子T41を通じて多地点間音声送
受信装置500のパケット化装置401に入力される。
このパケット化装置401は、入力した音声信号S40
1を定められたサンプル数単位に区切り、パケット化す
る処理を行なう。次に音声パケットS402は、有音検
出装置502に入力される。この有音検出装置502
は、入力された音声パケットS402が有音であるか無
音であるかの判別を行ない、その判定結果をヘッダに付
けた音声パケットS501が、パケット送信装置402
及びファイル作成装置106に入力される。なおこの有
音検出装置502での有音・無音の判定方法の例は、第
1の実施例の有音検出装置105と同じようにすればよ
い。
【0068】音声パケットS502がパケット送信装置
402に入力されると、パケット送信装置402では、
入力された音声パケットS502が有音であれば、宛先
等通信に必要なデータを付け音声パケットS403をそ
れぞれの相手に送信する。もし音声パケットS502が
無音であれば送信しない。このようにLANに流す音声
パケットは有音パケットのみになる。
【0069】一方、それぞれの相手から送られてきた有
音の音声パケットS404は、パケット受信装置403
で受信される。そしてパケット受信装置403からは、
音声パケットS404から宛先等通信に必要だったデー
タが取り除かれた音声パケットS405が出力される。
そして音声パケットS405は、FIFOバッファ装置
404に入力される。
【0070】FIFOバッファ装置404では、入力さ
れた音声パケットを相手別に分けてそれぞれのFIFO
バッファに記憶し、一つの音声パケットが再生する周期
毎に、それぞれのFIFOバッファから到着順に一個ず
つ音声パケットS104(1)〜S104(n−1)を
出力する。ただし、有音パケットが送られてこないため
に空になっている地点のFIFOバッファからは、無音
の情報を付けた空の音声パケットが出力される。このF
IFOバッファ装置から出力した音声パケットS105
(1)〜S105(n−1)は、混合合成装置102及
びファイル作成装置106に入力される。この混合合成
装置102で行なわれる混合合成の方法は第1の実施例
の混合合成装置102と同じである。ただし無音の音声
パケットに関しては混合合成を行なわない。そして、混
合合成装置102より出力された音声パケットS103
は、端子T42を通じて端末のスピーカ等から出力され
る。以上が多地点間音声送受信装置500の動作説明で
ある。
【0071】次に、音声記録装置501の動作説明をす
る。ユーザからの音声記録の開始及び終了命令S106
は、第2の実施例と同様に、端子T43を通じてファイ
ル記憶装置109に入力される。ユーザより記録開始の
命令が入力されると、ファイル作成装置106は第1の
実施例及び第2の実施例と同様の処理でユーザ自身を含
む会議参加者の有音パケットを記録し、記録したファイ
ルはファイル記憶装置109に蓄えられる。なおファイ
ル作成装置106の処理の詳細は、第1の実施例及び第
2の実施例と同じであるので説明を省略する。以上が第
3の実施例での音声記録装置501の動作説明である。
【0072】〈第3の実施例の効果〉以上のように第3
の実施例によれば、第1の実施例及び第2の実施例の効
果の他に、LANの負荷を軽減するため、有音パケット
だけを送受信する方式では、記録の際に有音検出を行な
う必要がない。受信した有音パケットをそのまま記録す
ればよいといった効果がある。
【0073】本発明は以上の実施例に限定されない。 (1) 第1〜第3の実施例では、送信側と受信側が多地点
対多地点通信での音声通信を例に説明したが、1対1通
信、1対多地点間通信、多地点対1通信にも適用可能で
ある。 (2) 第1〜第3の実施例では、記録中の参加者は不変で
あったが、記録中に途中参加したり途中退場してもよ
い。またファイルヘッダの参加者データに参加者それぞ
れの参加時間及び退場時間を付けることによって、再生
の際にそれぞれの参加者の参加・退場時間が分かるよう
にしてもよい。なお、この例を図19に示した。この場
合、参加者が参加あるいは退場した際にその時の時間を
ファイルヘッダ記憶装置107に記憶しておくとよい。
【0074】(3) 第1〜第3の実施例で作成されるファ
イルの構造は同じであるので、第1〜第3の実施例で記
録された音声ファイルを他の第1〜第3の実施例で再生
してもよい。 (4) 音声の再生の際は、画像等他に記録してあるメディ
アと同期をとって再生することができる。この同期を取
る際には音声音声ファイル内のタイムスタンプを利用す
ればよい。
【0075】(5) 第1〜第3の実施例中の混合合成装置
102及び混合合成装置202では、必要ならば、各音
声パケット毎に音量、音質等を変えた上で混合合成を行
なってもよい。 (6) 第1〜第3の実施例では、再生中に参加者、再生開
始・終了時間、再生方法を変更することについては述べ
なかったが、再生中にこれらを変更することは可能であ
る。もし再生中にこれらの変更をした場合、それに合わ
せて処理の流れを変えればよい。ただし、再生開始時間
を変更した場合は、ファイルの先頭に戻り再生開始時間
に近いフレームを捜してから再生を開始する。
【0076】(7) 第1〜第3の実施例では、実時間再生
の際に無音区間には相当する量の無音データを挿入した
が、無音データを挿入する代わりにその無音時間の間は
音声を出力しないようにしてもよい。また、同じく無音
データの代わりに、背景雑音等が乗ったデータを挿入し
てもよい。 (8) 第2〜第3の実施例では通信路がLANであった
が、公衆網等多の通信網にも適応できる。
【0077】(9) 有音か無音かを判別する有音検出装置
は、送信側にあっても受信側にあってもよい。記憶装置
に記憶する前に無用な部分を取り除いてデータ量を減少
できればよい。 (10)時間情報は、会議参加者の音声信号を受けいれた時
刻や、音声ファイルを作成した時刻が適する。また、時
間的同期がとれればよいのだから、時間情報は会議開始
時刻からの経過時間でもよい。
【0078】
【発明の効果】以上説明した本発明の音声会議の記録装
置およびその再生装置によれば、音声信号の有音部分の
みを選択して音声ファイルを作成するので、記録のため
のファイルのデータ量を十分圧縮することができる。ま
た、会議参加者別に音声ファイルを作成したり、単位音
声信号に時間情報や会議参加者情報を付加することによ
り、任意の時間の任意の参加者の音声だけを取り出して
再生でき、再生処理の効率化が図られる。また、有音部
分だけを送受信すれば、音声信号の伝送路の負荷も軽減
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の装置主要部ブロック図(その
1)である。
【図2】第1の実施例の装置主要部ブロック図(その
2)である。
【図3】第1実施例による電子会議システムブロック図
である。
【図4】ファイル構造の説明図である。
【図5】ファイルヘッダの構造説明図である。
【図6】フレームヘッダの構造説明図である。
【図7】サブフレームヘッダの構造説明図である。
【図8】音声記録装置の動作フローチャート(その1)
である。
【図9】音声記録装置の動作フローチャート(その2)
である。
【図10】音声記録装置の動作フローチャート(その
3)である。
【図11】参加者フラグの説明図である。
【図12】音声ファイル再生装置の動作フローチャート
(その1)である。
【図13】音声ファイル再生装置の動作フローチャート
(その2)である。
【図14】音声ファイル再生装置の動作フローチャート
(その3)である。
【図15】サブフレームヘッダと音声パケットの対応説
明図である。
【図16】第2実施例による電子会議システムブロック
図である。
【図17】第2実施例の装置主要部ブロック図である。
【図18】第3実施例の装置主要部ブロック図である。
【図19】参加者毎に参加・退場時間を明記したファイ
ルヘッダ説明図である。
【符号の説明】
100 多地点間音声接続装置 101 音声記録装置 102 混合合成装置 105 有音検出装置 106 ファイル作成装置 109 ファイル記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/56 9466−5K H04L 11/18 H04Q 11/04 9566−5G H04Q 11/04 R

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録対象となる単位時間毎に区分された
    音声信号を受け入れて、有音か無音かを判別する有音検
    出装置と、 この音声信号の有音部分のみを選択して音声ファイルを
    作成するファイル作成装置と、 この音声ファイルを記憶するファイル記憶装置とを備え
    ることを特徴とする音声会議の記録装置。
  2. 【請求項2】 複数の会議参加者別の単位時間毎に区分
    された音声信号を受け入れて、それぞれ有音か無音かを
    判別する有音検出装置と、 この音声信号の有音部分のみを選択して前記会議参加者
    別に音声ファイルを作成するファイル作成装置と、 この音声ファイルを記憶するファイル記憶装置とを備え
    ることを特徴とする音声会議の記録装置。
  3. 【請求項3】 複数の会議参加者別の単位時間毎に区分
    された音声信号を受け入れて、それぞれ有音か無音かを
    判別する有音検出装置と、 この音声信号の有音部分のみを選択して、各単位音声信
    号に、各単位音声信号間の時間的同期を図るための時間
    情報と、各単位音声信号を発した会議参加者を識別する
    参加者情報とを付加した音声ファイルを作成するファイ
    ル作成装置と、この音声ファイルを記憶するファイル記
    憶装置とを備えることを特徴とする音声会議の記録装
    置。
  4. 【請求項4】 音声信号の有音部分のみを選択して、各
    単位音声信号に、各単位音声信号間の時間的同期を図る
    ための時間情報と、各単位音声信号を発した会議参加者
    を識別する参加者情報とを付加した音声ファイルを記憶
    するファイル記憶装置と、 前記音声ファイルを再生するための制御を行う音声再生
    制御装置と、 この音声再生制御装置に制御されて、前記ファイル記憶
    装置に記憶された音声ファイルから指定された部分を選
    択して読み出すファイル読み出し装置と、 ファイル読み出し装置の出力する複数の会議参加者によ
    る音声信号を時間的に同期させて混合合成して出力する
    混合合成装置とを備えたことを特徴とする音声会議の再
    生装置。
  5. 【請求項5】 音声信号の有音部分のみを選択して、各
    単位音声信号に、各単位音声信号間の時間的同期を図る
    ための時間情報と、各単位音声信号を発した会議参加者
    を識別する参加者情報とを付加した音声ファイルを記憶
    するファイル記憶装置と、 前記音声ファイルを再生するための制御を行う音声再生
    制御装置と、 この音声再生制御装置に制御されて、前記ファイル記憶
    装置に記憶された音声ファイルから指定された部分を選
    択して読み出すファイル読み出し装置とを備え、 前記音声再生制御装置は、 有音部分のみを選択して記憶された音声ファイルの再生
    を行う際に、その音声ファイルに含まれた時間情報に基
    づいて、音声信号の無音部分を生成し補充して、実時間
    再生を行うことを特徴とする音声会議の再生装置。
  6. 【請求項6】 音声ファイルは、 音声会議の開始時間、終了時間と、参加者を識別する情
    報を含むファイルヘッダと、 このファイルヘッダに連なる複数のフレームから成り、 予め設定された制限時間内に収まる音声信号を記録した
    各フレームは、 フレームヘッダと複数のサブフレームとから成り、 フレームヘッダには、 時間的同期のための時刻情報と、前フレームとの関係を
    示す連結情報と、フレーム長と、記録された参加者の音
    声信号を区別する参加者フラグとが含められ、 サブフレームには、 参加者別の音声情報が、その参加者を区別するサブフレ
    ームヘッダと音声パケットにより構成されて含められて
    いることを特徴とする請求項4から5に記載の音声会議
    の再生装置。
JP7129164A 1995-04-28 1995-04-28 音声会議の記録装置およびその再生装置 Pending JPH08307456A (ja)

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