JPH08307271A - A−d変換器 - Google Patents

A−d変換器

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Publication number
JPH08307271A
JPH08307271A JP7110665A JP11066595A JPH08307271A JP H08307271 A JPH08307271 A JP H08307271A JP 7110665 A JP7110665 A JP 7110665A JP 11066595 A JP11066595 A JP 11066595A JP H08307271 A JPH08307271 A JP H08307271A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP7110665A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Tanaka
信彦 田中
Sayuri Nakahira
小百合 中平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Design Corp, Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp filed Critical Renesas Design Corp
Priority to JP7110665A priority Critical patent/JPH08307271A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPUの負担にならずリアルタイム性を確保
しながら比較モードを実行することのできるA−D変換
器を得る。 【構成】 選択された比較モードにおいて使用される比
較データを格納する比較値レジスタと、前記比較モード
における比較処理により得られた比較結果が格納される
コンパレートデータレジスタと、起動パルスを基に前記
比較値レジスタに格納された比較データにより入力アナ
ログ信号に対し比較動作を行った際の比較結果を前記コ
ンパレートデータレジスタへ格納する制御手段とを備え
たA−D変換器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力されたアナログ
信号を逐次近似レジスタに設定されたデータを基にディ
ジタルデータに変換する逐次比較型のA−D変換器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば「三菱ワンチップマイク
ロコンピュータ ユーザーズマニュアル」1993年2
月 三菱電機株式会社半導体営業企画部発行 第2−3
04頁に示された。従来のA−D変換器の構成を示す機
能ブロック図である。このA−D変換器は、通常のA−
D変換モードと設定された値に対し入力信号レベルを比
較する比較モードとを備えている。図において、1はA
−D変換器3と独立して設けられているCPU、4はA
−D変換器3の制御回路、5はCPU1によりデータが
設定される逐次近似レジスタ、6はA−D変換結果が格
納される変換結果格納レジスタ、7は基準電圧Vref
と逐次近似レジスタ5に格納されているデータとを基に
アナログコンパレータ8の一方の入力端子へ供給される
比較基準電圧CVrefを生成し出力するD−A変換器
である。9はディジタルデータへ変換されるアナログ信
号が入力されるアナログ信号供給端子である。このアナ
ログ信号供給端子9は図面上1つのアナログ信号供給端
子として示してあるが、複数のチャンネルを有し、各チ
ャンネルに対応したアナログ信号供給端子が夫々設けら
れている。10は前記比較モードにおける比較結果が格
納されるコンパレートデータレジスタである。
【0003】このA−D変換器3では、CPU1から出
力される書き込み信号を基に逐次近似レジスタ5にデー
タが書き込まれ、この書き込まれたデータと基準電圧V
refとを基にD−A変換器7により比較基準電圧CV
refが生成され、アナログ信号供給端子9から供給さ
れるアナログ信号レベルが前記比較基準電圧CVref
と比較され、この比較結果を基に得られた前記アナログ
信号の変換結果が変換結果格納レジスタ6に格納され
る。
【0004】また、前記比較モードでは、逐次近似レジ
スタ5に比較値が書き込まれると、選択されたチャンネ
ルのアナログ信号供給端子9から入力されるアナログ信
号と前記比較値とが比較され、この結果得られた比較結
果はコンパレートデータレジスタ10へ格納される。
【0005】図10は、タイマ2を用いて周期的かつリ
アルタイムでA−D変換処理を行う際の前記A−D変換
器3の構成を示す機能ブロック図である。この場合、C
PU1からタイマ2を起動させるために要する信号をタ
イマ2へ出力させ、この結果、タイマ2から所定の周期
で出力されるアンダーフロー信号UDFを基に制御回路
4により周期的かつリアルタイムでA−D変換処理を行
わせようとすると、前記制御回路4は逐次近似レジスタ
5へのデータの書き込みなしでA−D変換処理を実行す
ることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のA−D変換器は
以上のように構成されているので、図10に示すように
タイマ2を使用し、周期的かつリアルタイムでA−D変
換処理を行おうとすると逐次近似レジスタ5へデータの
書き込みが行われず、比較モードを実行することができ
ず、通常のA−D変換処理と比較モードとを実行するた
めにはCPU1による起動が必要であり、リアルタイム
性を確保することが困難となるなどの問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、リアルタイム性を確保しながら
比較モードを実行することのできるA−D変換器を得る
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るA
−D変換器は、比較モードにおいて使用される比較デー
タを格納する比較値レジスタと、起動パルスを基に前記
比較値レジスタに格納された比較データにより入力アナ
ログ信号に対し比較動作を行った際の比較結果をコンパ
レートデータレジスタへ格納する制御手段とを備えたも
のである。
【0009】請求項2の発明に係るA−D変換器は、比
較モードにおいて使用される比較データを格納する比較
値レジスタと、CPUにより制御されるタイマから供給
される起動パルスを基に前記比較値レジスタに格納され
た比較データにより、入力アナログ信号に対し比較動作
を行った際の比較結果をコンパレートデータレジスタへ
格納する制御手段とを備えたものである。
【0010】請求項3の発明に係るA−D変換器は、ア
ナログ信号が入力される複数のチャンネルの夫々のチャ
ンネルに対応して設けられた比較値レジスタと、前記複
数のチャンネルの中からいずれかのチャンネルおよび該
チャンネルに対応して設けられた前記比較値レジスタを
選択する選択手段とを備えたものである。
【0011】請求項4の発明に係るA−D変換器は、比
較モードにおいて使用される比較データを格納するリロ
ードレジスタと、前記比較モードにおける比較結果が格
納されるコンパレートデータレジスタと、起動パルスを
基に前記リロードレジスタに格納されている比較データ
を逐次近似レジスタへ転送し、入力されたアナログ信号
に対し比較動作を行った際の比較結果を前記コンパレー
トデータレジスタへ格納する制御手段とを備えたもので
ある。
【0012】請求項5の発明に係るA−D変換器は、比
較モードにおいて使用される比較データを格納するリロ
ードレジスタと、前記比較モードにおける比較結果が格
納されるコンパレートデータレジスタと、CPUにより
制御されるタイマから供給される起動パルスを基に前記
リロードレジスタに格納されている比較データを逐次近
似レジスタへ転送し、入力されたアナログ信号に対し比
較動作を行った際の比較結果を前記コンパレートデータ
レジスタへ格納する制御手段とを備えたものである。
【0013】請求項6の発明に係るA−D変換器は、起
動パルスを基に複数のリロードレジスタの夫々に格納さ
れている比較データを逐次近似レジスタへ転送し、入力
されたアナログ信号に対し前記比較データを基に比較動
作を行った際の比較結果が格納される、前記複数のリロ
ードレジスタの夫々に対応して設けられた複数のコンパ
レートデータレジスタと、前記複数のリロードレジスタ
の内からいずれかのリロードレジスタおよび該リロード
レジスタに対応して設けられている前記コンパレートデ
ータレジスタを選択する選択手段とを備えたものであ
る。
【0014】請求項7の発明に係るA−D変換器は、複
数のコンパレートデータレジスタに夫々格納された比較
結果を基に、入力されたアナログ信号のレベル範囲を示
す信号を生成し出力するモニタ手段を備えたものであ
る。
【0015】請求項8の発明に係るA−D変換器は、逐
次近似レジスタへデータを設定するための書き込み信号
とA−D変換が終了したことを示す終了信号とを基に、
比較モードへの切り替えを行うモード切替手段と、該モ
ード切替手段により切り替えられた比較モードにおける
比較結果が格納されるコンパレートデータレジスタと、
前記比較モードによる比較結果を前記コンパレートデー
タレジスタへ格納する制御手段とを備えたものである。
【0016】請求項9の発明に係るA−D変換器は、コ
ンパレートデータレジスタへ格納された比較結果を基に
割り込み信号を生成し出力する割込み信号生成回路を備
えたものである。
【0017】請求項10の発明に係るA−D変換器は、
設定される期待値データを基にコンパレートデータレジ
スタに格納された比較結果の内容に応じた割り込み信号
を生成し出力する割込み信号生成回路を備えたものであ
る。
【0018】
【作用】請求項1の発明におけるA−D変換器は、比較
モードが選択されると起動パルスを基に比較値レジスタ
に格納された比較データにより、入力されたアナログ信
号に対し比較処理が実行され、その比較結果がコンパレ
ートデータレジスタへ格納され、リアルタイムな比較モ
ードの実行を可能にする。
【0019】請求項2の発明におけるA−D変換器は、
比較モードが選択されるとCPUにより制御されるタイ
マから供給される起動パルスを基に、比較値レジスタに
格納された比較データにより、入力されたアナログ信号
に対し比較処理が実行され、その比較結果がコンパレー
トデータレジスタへ格納され、リアルタイムな比較モー
ドの実行を可能にする。
【0020】請求項3の発明におけるA−D変換器は、
チャンネルが選択されると複数のチャンネルの夫々のチ
ャンネルに対応して設けられた比較値レジスタから前記
選択されたチャンネルに対応した比較値レジスタが選択
され、起動パルスを基に前記選択された比較値レジスタ
に格納された比較データにより、前記選択されたチャン
ネルから入力されたアナログ信号に対し比較処理が実行
され、その比較結果がコンパレートデータレジスタへ格
納され、前記複数のチャンネルから夫々入力されるアナ
ログ信号に対しリアルタイムな比較モードの実行を可能
にする。
【0021】請求項4の発明におけるA−D変換器は、
比較モードが選択されると、起動パルスを基にリロード
レジスタに格納されている比較データを逐次近似レジス
タへ転送し、入力されたアナログ信号に対し前記比較デ
ータを基に比較動作を行った際の比較結果をコンパレー
トデータレジスタへ格納し、リアルタイムな比較モード
の実行を可能にする。
【0022】請求項5の発明におけるA−D変換器は、
比較モードが選択されると、CPUにより制御されるタ
イマから供給される起動パルスを基にリロードレジスタ
に格納されている比較データを逐次近似レジスタへ転送
し、入力されたアナログ信号に対し前記比較データを基
に比較動作を行った際の比較結果をコンパレートデータ
レジスタへ格納し、リアルタイムな比較モードの実行を
可能にする。
【0023】請求項6の発明におけるA−D変換器は、
比較モードが選択されると、複数のリロードレジスタの
内からいずれかのリロードレジスタおよび該リロードレ
ジスタに対応して設けられているコンパレートデータレ
ジスタが選択され、起動パルスを基に前記選択されたリ
ロードレジスタに格納されている比較データを逐次近似
レジスタへ転送し、入力されたアナログ信号に対し前記
比較データを基に比較処理を行った際の比較結果が、前
記選択されたコンパレートデータレジスタに格納され、
前記入力されたアナログ信号に対しリアルタイムな比較
モードの実行を可能にすると共に、前記夫々のコンパレ
ートデータレジスタに格納された比較結果を基に前記入
力されたアナログ信号のレベル範囲の特定を可能にす
る。
【0024】請求項7の発明におけるA−D変換器は、
比較モードが選択されると、複数のリロードレジスタの
内からいずれかのリロードレジスタおよび該リロードレ
ジスタに対応して設けられているコンパレートデータレ
ジスタが選択され、起動パルスを基に前記選択されたリ
ロードレジスタに格納されている比較データを逐次近似
レジスタへ転送し、入力されたアナログ信号に対し前記
比較データを基に比較処理を行った際の比較結果が、前
記選択されたコンパレートデータレジスタに格納され、
さらに、前記夫々のコンパレートデータレジスタに格納
された比較結果を基に前記入力されたアナログ信号のレ
ベル範囲を示す信号が生成され、前記入力されたアナロ
グ信号に対するリアルタイムな比較処理の実行および前
記アナログ信号のレベル範囲のモニタを可能にする。
【0025】請求項8の発明におけるA−D変換器は、
逐次近似レジスタへデータを設定するための書き込み信
号とA−D変換が終了したことを示す終了信号とを基
に、入力されたアナログ信号とリロードレジスタから逐
次近似レジスタへ転送された比較データとを比較する比
較モードへの切り替えが行われ、この結果、切り替えら
れた比較モードにおける比較処理により得られた比較結
果がコンパレートデータレジスタへ格納され、A−D変
換が実行されていない期間における比較モードへの切り
替えおよび比較モードでの比較処理の実行をCPUを介
すことなくリアルタイムで行うことを可能にする。
【0026】請求項9の発明におけるA−D変換器は、
逐次近似レジスタへデータを設定するための書き込み信
号とA−D変換が終了したことを示す終了信号とを基
に、入力されたアナログ信号とリロードレジスタから逐
次近似レジスタへ転送された比較データとを比較する比
較モードへの切り替えが行われ、この結果、切り替えら
れた比較モードにおける比較処理により得られた比較結
果がコンパレートデータレジスタへ格納され、さらにコ
ンパレートデータレジスタへ格納された比較結果を基に
割り込み信号が生成され出力され、A−D変換が実行さ
れていない期間における前記比較モードへの切り替えお
よびその比較モードでの比較処理の実行をCPUを介す
ことなくリアルタイムで行うと共に、前記比較モードに
おける割り込みの発生を可能にする。
【0027】請求項10の発明におけるA−D変換器
は、逐次近似レジスタへデータを設定するための書き込
み信号とA−D変換が終了したことを示す終了信号とを
基に、入力されたアナログ信号とリロードレジスタから
逐次近似レジスタへ転送された比較データとを比較する
比較モードへの切り替えが行われ、この結果、切り替え
られた比較モードにおける比較処理により得られた比較
結果がコンパレートデータレジスタへ格納され、さらに
コンパレートデータレジスタへ格納された比較結果と期
待値データとを基に割り込み信号が生成され出力され、
A−D変換が実行されていない期間における前記比較モ
ードへの切り替えおよびその比較モードでの比較処理の
実行をCPUを介すことなくリアルタイムで行うと共
に、前記比較モードによる比較内容に応じた割り込みの
発生を可能にする。
【0028】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この実施例1のA−D変換器100の構
成を示す機能ブロック図である。図1において図10と
同一または相当の部分については同一の符号を付し説明
を省略する。図において、14は比較モードで使用する
比較値データを格納する比較値レジスタである。この比
較値レジスタには予めCPU1により比較モードで使用
する比較値データが格納されている。15aおよび15
bは通常のA−D変換を行う際に導通するトランスミッ
ションゲート、16aおよび16bは比較モード時に導
通するトランスミッションゲートである。
【0029】通常のA−D変換動作は、予めチャンネル
と動作モードとを設定した後、トランスミッションゲー
ト15a,15bが導通し、A−D変換が開始され、最
上位ビットから1ビットずつ、アナログ信号供給端子9
から入力されるアナログ信号とD−A変換器7の出力で
ある比較基準電圧CVrefとがアナログコンパレータ
8により比較され、逐次近似レジスタ5の最上位ビット
から順次前記アナログ信号をディジタルデータに変換し
たときの変換値が決定されていき、全ビットの変換が終
了すると、逐次近似レジスタ5には前記アナログ信号を
A−D変換したときのディジタルデータが設定され、こ
のディジタルデータは変換結果格納レジスタ6へ転送さ
れる。
【0030】一方、比較モードでは、チャンネルおよび
動作モードを設定した後、トランスミッションゲート1
6a,16bが導通し、CPU1により起動されたタイ
マ2から出力されるアンダーフロー信号UDFにより比
較処理が開始され、比較値レジスタ14に予め格納され
ている比較データを基にD−A変換器7で生成された比
較基準電圧CVrefとアナログ信号供給端子9から入
力されるアナログ信号とがアナログコンパレータ8で比
較され、この比較結果はコンパレートデータレジスタ1
0へ格納される。
【0031】従って、CPU1はタイマ2を起動させた
後、他の処理に移行し、タイマ2が周期的に出力するア
ンダーフロー信号によりリアルタイムで周期的に比較モ
ードを実行することができる。
【0032】実施例2.図2は、この実施例2のA−D
変換器200の構成を示す機能ブロック図である。図2
において図10および図1と同一または相当の部分につ
いては同一の符号を付し説明を省略する。この実施例2
のA−D変換器200は複数のチャンネルを有し、各チ
ャンネル毎に比較値レジスタを備えている。図におい
て、17は各チャンネル毎に設けられた比較値レジスタ
を選択するセレクタ、18はチャンネルを選択するため
のチャンネルセレクタ(選択手段)である。この場合、
セレクタ17およびチャンネルセレクタ18の制御モー
ド、すなわちセレクタ17およびチャンネルセレクタ1
8を切り替えて特定のチャンネルのみを選択し、選択し
たチャンネルのアナログ信号に対し比較処理を実行する
モードや各チャンネルを順次選択し、選択したチャンネ
ルのアナログ信号に対し比較処理を順次実行するモード
などの選択は制御回路(制御手段)4において予め設定
しておく。
【0033】24a,24b,24c・・・は各チャン
ネル毎に設けられた比較値レジスタであり、チャンネル
数に応じた数だけ設けられている。25はチャンネル0
のアナログ信号供給端子、26はチャンネル1のアナロ
グ信号供給端子、27はチャンネル2のアナログ信号供
給端子である。
【0034】このA−D変換器200では、各チャンネ
ル毎に比較値レジスタが設けられているので、各チャン
ネルの比較値データが夫々一定であって各チャンネルを
順次選択し、選択したチャンネルのアナログ信号に対し
比較処理を順次実行するような動作が要求される場合に
は、CPU1の負担はタイマ2の起動処理と、予め行う
比較値レジスタ24a,24b,24cへの比較値デー
タの書き込みと、前記セレクタ17およびチャンネルセ
レクタ18の制御モードなどの設定だけでよく、前記動
作が行われているときにはCPU1は他の処理動作を実
行することが可能であり、CPU1の負担が軽減された
リアルタイムな比較モードの実行が可能となる。
【0035】実施例3.図3は、この実施例3のA−D
変換器300の構成を示す機能ブロック図である。図3
において図10と同一または相当の部分については同一
の符号を付し説明を省略する。この実施例3のA−D変
換器300は、逐次近似レジスタ5との間で比較値デー
タを授受できると共に、予めCPU1により比較値デー
タを書き込むことのできるリロードレジスタ31を備え
ている。リロードレジスタ31に書き込まれている比較
値データは、タイマ2のアンダーフロー信号UDFによ
り自動的に逐次近似レジスタ5へ設定される。
【0036】このA−D変換器300で連続した比較モ
ードを使用するときには、リロードレジスタ31へ予め
比較値データを設定しておき、起動されたタイマ2から
周期的に出力されるアンダーフロー信号UDFにより前
記リロードレジスタ31に設定されている比較値データ
を逐次近似レジスタ5へ転送し書き込み、比較処理を開
始する。この場合、前記リロードレジスタ31に設定さ
れている比較値データは途中で変更することが可能であ
る。
【0037】このA−D変換器300では、リロードレ
ジスタ31に設定されている比較値データが、逐次近似
レジスタ5へアンダーフロー信号UDFにより転送さ
れ、比較処理が実行されるので、タイマ2から周期的に
出力されるアンダーフロー信号UDFにより連続した比
較モードによる比較処理がCPUへ負担をかけることな
くリアルタイムに実行される。
【0038】実施例4.図4は、この実施例4のA−D
変換器400の構成を示す機能ブロック図である。図4
において図3と同一または相当の部分については同一の
符号を付し説明を省略する。この実施例4のA−D変換
器400は、逐次近似レジスタ5との間で比較値データ
を授受できると共に、予めCPU1により比較値データ
を書き込むことのできる複数のリロードレジスタ41
a,41bを備えている。リロードレジスタ41a,4
1bに書き込まれている比較値データは、タイマ2のア
ンダーフロー信号UDFにより自動的に逐次近似レジス
タ5へ設定される。
【0039】また、複数のコンパレートデータレジスタ
42a,42bを備えており、コンパレートデータレジ
スタ42aには、リロードレジスタ41aに書き込まれ
ている比較値データを基に比較処理が行われたときの比
較結果を格納することができる。また、コンパレートデ
ータレジスタ42bには、リロードレジスタ41bに書
き込まれている比較値データを基に比較処理が行われた
ときの比較結果を格納することができる。
【0040】43はリロードレジスタ41aとリロード
レジスタ41bとを交互に選択するセレクタ(選択手
段)、44はコンパレートデータレジスタ42aとコン
パレートデータレジスタ42bとを交互に選択するセレ
クタ(選択手段)である。これらセレクタ43,44の
制御は設定されたセレクタ制御モードに従って制御回路
4により行われる。
【0041】図5は、リロードレジスタ41aとリロー
ドレジスタ41bとに夫々比較値データA,Bが書き込
まれているときの、アナログ信号供給端子9から入力さ
れるアナログ信号ANinに対するアナログコンパレー
タ8の出力信号Voを示す波形図である。
【0042】このA−D変換器400は、リロードレジ
スタ41aへ比較値データAを、またリロードレジスタ
41bへ比較値データBを書き込んでおき、比較モード
においてタイマ2を起動させ、制御回路4はタイマ2か
ら出力されるアンダーフロー信号UDFを基にセレクタ
43によりリロードレジスタ41aとリロードレジスタ
41bとを交互に選択する。また前記セレクタ43と同
期させてセレクタ44を制御し、セレクタ44によりコ
ンパレートデータレジスタ42aとコンパレートデータ
レジスタ42bとを交互に選択する。
【0043】アナログ信号供給端子9から図5に示す信
号vinが供給されると、リロードレジスタ41aがセ
レクタ43により選択されているときには、信号vin
はタイマ2から出力されるアンダーフロー信号UDFを
基にアナログコンパレータ8により比較値データAと比
較処理されて、その比較結果であるアナログコンパレー
タ8の出力Voは図5に破線で示すvoaとなり、その
比較処理された時点での比較結果がコンパレートデータ
レジスタ42aへ格納される。また、リロードレジスタ
41bがセレクタ43により選択されているときには、
信号vinはアナログコンパレータ8により比較値デー
タBと比較処理されて、その比較結果であるアナログコ
ンパレータ8の出力Voは図5に実線で示すvobとな
り、その比較処理された時点での比較結果がコンパレー
トデータレジスタ42bへ格納される。
【0044】従って、アナログ信号供給端子9から供給
される信号vinのレベルが図5のEで示す範囲にある
ときにはコンパレートデータレジスタ42aに格納され
ている比較結果とコンパレートデータレジスタ42bに
格納されている比較結果とは異なった値となっており、
この両者の比較結果の一致、不一致の関係から前記信号
vinのレベルが比較値Aと比較値Bとの間にあるか否
かをCPU1に負担をかけることなくリアルタイムでモ
ニタすることが可能となる。
【0045】実施例5.図6は、この実施例5のA−D
変換器500の構成を示す機能ブロック図である。図6
において図4と同一または相当の部分については同一の
符号を付し説明を省略する。この実施例5のA−D変換
器500は、前記実施例4のA−D変換器400のコン
パレートデータレジスタ42a,42bに格納された比
較結果の一致、不一致を判定するためのexOR回路
(モニタ手段)51が設けられている。また、リロード
レジスタおよびコンパレートデータレジスタは夫々3つ
以上設けられていてもよい。
【0046】このようなA−D変換器500のアナログ
信号供給端子9から供給される信号が図5に示す信号v
inであり、その信号レベルが比較値Aと比較値Bとの
間にあるときには、コンパレートデータレジスタ42a
に格納されている比較結果とコンパレートデータレジス
タ42bに格納されている比較結果とは異なった値を示
し、exOR回路51の出力は“1”、また前記信号レ
ベルが比較値Aと比較値Bとの間にない信号であるとき
には、コンパレートデータレジスタ42aに格納されて
いる比較結果とコンパレートデータレジスタ42bに格
納されている比較結果とは一致した値を示し、exOR
回路51の出力は“0”となっており、前記信号vin
のレベルが比較値Aと比較値Bとの間にあるか否かをC
PU1に負担をかけることなくリアルタイムでモニタで
きる。
【0047】実施例6.この実施例では、前記実施例5
において10個のリロードレジスタおよびコンパレート
データレジスタが夫々設けられている場合について説明
する。そして、10個のリロードレジスタの夫々には異
なった比較値データC1,C2,C3,・・・C10が
書き込まれている。各比較値データの関係はC1<C2
<C3<・・・<C10である。また、前記比較値C1
による比較結果が格納されるコンパレートデータレジス
タと前記比較値C2による比較結果が格納されるコンパ
レートデータレジスタとの間では、夫々格納されている
比較結果の一致、不一致を判定するためのexOR回路
が設けられる。同様にして前記比較値データC2による
比較結果が格納されるコンパレートデータレジスタと前
記比較値データC3による比較結果が格納されるコンパ
レートデータレジスタとの間では、夫々格納されている
比較結果の一致、不一致を判定するためのexOR回路
が設けられる。同様にして夫々のコンパレートデータレ
ジスタとの間では、夫々格納されている比較結果の一
致、不一致を判定するためのexOR回路が設けられ
る。
【0048】この結果、図7に示すような信号vinが
入力され、タイマ2から出力されるアンダーフロー信号
UDFを基に比較処理が実行されると、信号vinの信
号レベルが比較値データC1と比較値データC2との間
では、前記比較値データC1による比較結果が格納され
るコンパレートデータレジスタと前記比較値データC2
による比較結果が格納されるコンパレートデータレジス
タとの間に設けられているexOR回路の出力は“1”
を示し、同様に信号vinの信号レベルが比較値データ
C2と比較値データC3との間では、前記比較値データ
C2による比較結果が格納されるコンパレートデータレ
ジスタと前記比較値データC3による比較結果が格納さ
れるコンパレートデータレジスタとの間に設けられてい
るexOR回路の出力は“1”を示し、信号vinの信
号レベルの時間的な変化がP1,P3,P5・・・P9
により示される包絡線とP2,P4,・・・P10で示
される包絡線との間に入っているか否かをCPU1に負
担をかけることなくリアルタイムでモニタすることがで
きる。
【0049】実施例7.図8は、この実施例7のA−D
変換器600の構成を示す機能ブロック図である。図8
において図3と同一または相当の部分については同一の
符号を付し説明を省略する。この実施例7のA−D変換
器600は、A−D変換を行わないときには自動的に比
較モードへ切り替えられ、指定されたチャンネルのアナ
ログ信号供給端子9から供給される信号がリロードレジ
スタ31に書き込まれている比較値データと絶えず比較
される。
【0050】図において、61はCPU1から出力され
る書き込み信号をラッチするラッチ回路(モード切替手
段)、62はラッチ回路61の出力により制御回路4か
ら出力されるA−D変換終了信号をゲートするNAND
回路(モード切替手段)である。63はNAND回路6
2の出力により制御され、通常のA−D変換と比較モー
ドとの間の切り替えを行う切り替え回路(モード切替手
段)であり、接点63a側へ切り替えられたときには通
常のA−D変換動作、接点63b側へ切り替えられたと
きには比較モードとなる。64は期待値データを格納す
るレジスタ、65はコンパレートデータレジスタ10に
格納された比較結果と前記期待値データとの一致、不一
致の判定結果を割り込み信号として出力するexOR回
路(割込み信号生成回路)である。
【0051】このA−D変換器600では、指定された
チャンネルのアナログ信号供給端子9から供給されるア
ナログ信号レベルがリロードレジスタ31に書き込まれ
ている比較値データと比較された結果、期待値データ
“1”と一致するときには、前記アナログ信号レベルは
比較値データよりも小さいことを示す割り込み信号を出
力する。また、指定されたチャンネルのアナログ信号供
給端子9から供給されるアナログ信号レベルがリロード
レジスタ31に書き込まれている比較値データと比較さ
れた結果、期待値データ“0”と一致するときには、前
記アナログ信号レベルは比較値データよりも大きいこと
を示す割り込み信号を出力する。
【0052】この実施例のA−D変換器600は、電源
電圧が一定レベル以下であればSTANDBYモードへ
設定を行う回路や、バッテリチャージャなどのチャージ
終了時に自動的にチャージを停止する回路に応用するこ
とが可能である。
【0053】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、逐次近似レジスタとは別に比較モードにおいて使用
される比較データを格納する比較値レジスタを設け、起
動パルスを基に前記比較値レジスタに格納された比較デ
ータにより入力されたアナログ信号に対し比較動作を行
った際の比較結果をコンパレートデータレジスタへ格納
する制御手段を備えるように構成したので、CPUの負
担にならずリアルタイム性を確保しながら比較モードを
実行することのできるA−D変換器が得られる効果があ
る。
【0054】請求項2の発明によれば、逐次近似レジス
タとは別に比較モードにおいて使用される比較データを
格納する比較値レジスタを設け、CPUにより制御され
るタイマから供給される起動パルスを基に前記比較値レ
ジスタに格納された比較データにより入力されたアナロ
グ信号に対し比較動作を行った際の比較結果をコンパレ
ートデータレジスタへ格納する制御手段を備えるように
構成したので、CPUの負担にならずリアルタイム性を
確保しながら比較モードを実行することのできるA−D
変換器が得られる効果がある。
【0055】請求項3の発明によれば、複数のチャンネ
ルの夫々のチャンネルに対応して設けられた比較値レジ
スタと、前記複数のチャンネルの中からいずれかのチャ
ンネルおよび該チャンネルに対応して設けられた前記比
較値レジスタを選択する選択手段と、起動パルスを基に
前記比較値レジスタに格納された比較データにより入力
されたアナログ信号に対し比較動作を行った際の比較結
果をコンパレートデータレジスタへ格納する制御手段を
備えるように構成したので、各チャンネルから入力され
るアナログ信号に対し連続して比較処理を行う場合には
特に有効であり、CPUの負担にならずリアルタイム性
を確保しながら比較モードによる比較処理を実行するこ
とのできるA−D変換器が得られる効果がある。
【0056】請求項4の発明によれば、逐次近似レジス
タへ転送する比較データを格納したリロードレジスタ
と、起動パルスを基に前記リロードレジスタに格納され
ている比較データを前記逐次近似レジスタへ転送し、入
力されたアナログ信号に対し比較動作を行った際の比較
結果をコンパレートデータレジスタへ格納する制御手段
とを備えるように構成したので、CPUの負担にならず
リアルタイム性を確保しながら比較モードによる比較処
理を実行することのできるA−D変換器が得られる効果
がある。
【0057】請求項5の発明によれば、逐次近似レジス
タへ転送する比較データを格納したリロードレジスタ
と、CPUにより制御されるタイマから供給される起動
パルスを基に前記リロードレジスタに格納されている比
較データを前記逐次近似レジスタへ転送し、入力された
アナログ信号に対し比較動作を行った際の比較結果をコ
ンパレートデータレジスタへ格納する制御手段とを備え
るように構成したので、CPUの負担にならずリアルタ
イム性を確保しながら比較モードによる比較処理を実行
することのできるA−D変換器が得られる効果がある。
【0058】請求項6の発明によれば、複数のリロード
レジスタの内からいずれかのリロードレジスタおよび該
リロードレジスタに対応して設けられているコンパレー
トデータレジスタを選択する選択手段と、起動パルスを
基に前記複数のリロードレジスタの夫々に格納されてい
る比較データを逐次近似レジスタへ転送し入力されたア
ナログ信号に対し比較動作を行った際の比較結果を前記
複数のコンパレートデータレジスタへ夫々格納するよう
に構成をしたので、複数の比較データによる比較処理を
行うことができ、CPUの負担にならずリアルタイム性
を確保しながら比較モードによる比較処理を実行するだ
けでなく、さらに前記複数の比較データを用いた比較処
理により得られる複数の比較結果を用いて、入力された
アナログ信号に対し前記比較データを基にしたモニタを
CPUの負担にならずリアルタイム性を確保しながら実
現することを可能にするA−D変換器が得られる効果が
ある。
【0059】請求項7の発明によれば、複数のコンパレ
ートデータレジスタに夫々格納された比較結果を基に、
入力されたアナログ信号のレベル範囲を示す信号を生成
し出力するモニタ手段を備えるように構成したので、C
PUの負担にならずリアルタイム性を確保しながら入力
されたアナログ信号に対し比較データを基にしたモニタ
を実現できるA−D変換器が得られる効果がある。
【0060】請求項8の発明によれば、逐次近似レジス
タへデータを設定するための書き込み信号とA−D変換
が終了したことを示す終了信号とを基に、比較モードへ
の切り替えを行うモード切替手段と、該モード切替手段
により切り替えられた比較モードにおける比較結果が格
納されるコンパレートデータレジスタと、前記比較結果
を前記コンパレートデータレジスタへ格納する制御手段
とを備えるように構成したので、CPUの負担にならず
リアルタイム性を確保しながら、A−D変換が終了して
いるときには自動的に比較モードへの切り替えを行い、
比較モードへ移行することのできるA−D変換器が得ら
れる効果がある。
【0061】請求項9の発明によれば、コンパレートデ
ータレジスタへ格納された比較結果を基に割り込み信号
を生成し出力する割込み信号生成回路を備えるように構
成したので、入力されたアナログ信号と比較データとの
比較結果に応じた割り込み信号を出力できるA−D変換
器が得られる効果がある。
【0062】請求項10の発明によれば、設定される期
待値データを基に比較結果の内容に応じた割り込み信号
を生成し出力する割込み信号生成回路を備えるように構
成したので、前記割り込み信号が意味する比較データと
入力されるアナログ信号との大小関係を前記期待値デー
タに応じて切り替えることが可能となり、内容の異なる
割り込み信号を出力できるA−D変換器が得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるA−D変換器の構
成を示す機能ブロック図である。
【図2】 この発明の実施例2によるA−D変換器の構
成を示す機能ブロック図である。
【図3】 この発明の実施例3によるA−D変換器の構
成を示す機能ブロック図である。
【図4】 この発明の実施例4によるA−D変換器の構
成を示す機能ブロック図である。
【図5】 この発明の実施例4によるA−D変換器の比
較モードにおける比較動作を説明するための、比較値デ
ータと入力されるアナログ信号とアナログコンパレータ
の出力信号を示す波形図である。
【図6】 この発明の実施例5によるA−D変換器の構
成を示す機能ブロック図である。
【図7】 この発明の実施例6によるA−D変換器の比
較モードにおける動作を示す説明図である。
【図8】 この発明の実施例7によるA−D変換器の構
成を示す機能ブロック図である。
【図9】 従来のA−D変換器の構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図10】 タイマを用いたときの従来のA−D変換器
の構成を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU、2 タイマ、4 制御回路(制御手段)、
5 逐次近似レジスタ、10,42a,42b コンパ
レートデータレジスタ、14,24a,24b,24c
比較値レジスタ、18 チャンネルセレクタ(選択手
段)、31,41a,41b リロードレジスタ、51
exOR回路(モニタ手段)、61ラッチ回路(モー
ド切替手段)、62 NAND回路(モード切替手
段)、63切り替え回路(モード切替手段)、65 e
xOR回路(割込み信号生成回路)、100,200,
300,400,500,600 A−D変換器。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたアナログ信号を逐次近似レジ
    スタに設定されたデータを基にディジタルデータに変換
    する逐次比較型のA−D変換器において、選択された比
    較モードにおいて使用される比較データを格納する比較
    値レジスタと、前記比較モードにおける比較処理により
    得られた比較結果が格納されるコンパレートデータレジ
    スタと、起動パルスを基に前記比較値レジスタに格納さ
    れた比較データにより前記入力されたアナログ信号に対
    し比較動作を行った際の比較結果を前記コンパレートデ
    ータレジスタへ格納する制御手段とを備えていることを
    特徴とするA−D変換器。
  2. 【請求項2】 前記起動パルスは、CPUにより制御さ
    れるタイマから供給されることを特徴とする請求項1記
    載のA−D変換器。
  3. 【請求項3】 前記アナログ信号が入力される複数のチ
    ャンネルを有し、前記比較値レジスタは前記複数のチャ
    ンネルの夫々のチャンネルに対応して設けられ、前記複
    数のチャンネルの中からいずれかのチャンネルおよび該
    チャンネルに対応して設けられた前記比較値レジスタを
    選択する選択手段を備えていることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載のA−D変換器。
  4. 【請求項4】 入力されたアナログ信号を逐次近似レジ
    スタに設定されたデータを基にディジタルデータに変換
    する逐次比較型のA−D変換器において、選択された比
    較モードにおいて使用される比較データを格納するリロ
    ードレジスタと、前記比較モードにおける比較結果が格
    納されるコンパレートデータレジスタと、起動パルスを
    基に前記リロードレジスタに格納されている比較データ
    を前記逐次近似レジスタへ転送し前記入力されたアナロ
    グ信号に対し比較動作を行った際の比較結果を前記コン
    パレートデータレジスタへ格納する制御手段とを備えて
    いることを特徴とするA−D変換器。
  5. 【請求項5】 前記起動パルスは、CPUにより制御さ
    れるタイマから供給されることを特徴とする請求項4記
    載のA−D変換器。
  6. 【請求項6】 比較データが格納される複数のリロード
    レジスタと、起動パルスを基に前記複数のリロードレジ
    スタの夫々に格納されている比較データを前記逐次近似
    レジスタへ転送し前記入力されたアナログ信号に対し比
    較動作を行った際の比較結果が格納される、前記複数の
    リロードレジスタの夫々に対応して設けられた複数のコ
    ンパレートデータレジスタと、前記複数のリロードレジ
    スタの内からいずれかのリロードレジスタおよび該リロ
    ードレジスタに対応して設けられている前記コンパレー
    トデータレジスタを選択する選択手段とを備えているこ
    とを特徴とする請求項4または請求項5記載のA−D変
    換器。
  7. 【請求項7】 前記複数のコンパレートデータレジスタ
    に夫々格納された前記比較結果を基に、前記入力された
    アナログ信号のレベル範囲を示す信号を生成し出力する
    モニタ手段を備えていることを特徴とする請求項6記載
    のA−D変換器。
  8. 【請求項8】 入力されたアナログ信号を逐次近似レジ
    スタに設定されたデータを基にディジタルデータに変換
    する逐次比較型のA−D変換器において、比較データを
    格納するリロードレジスタと、前記逐次近似レジスタへ
    データを設定するための書き込み信号とA−D変換が終
    了したことを示す終了信号とを基に、前記入力されたア
    ナログ信号と前記リロードレジスタから逐次近似レジス
    タへ転送された比較データとを比較する比較モードへの
    切り替えを行うモード切替手段と、該モード切替手段に
    より切り替えられた比較モードにおける比較結果が格納
    されるコンパレートデータレジスタと、前記比較モード
    による比較結果を前記コンパレートデータレジスタへ格
    納する制御手段とを備えていることを特徴とするA−D
    変換器。
  9. 【請求項9】 前記コンパレートデータレジスタへ格納
    された比較結果を基に割り込み信号を生成し出力する割
    込み信号生成回路を備えていることを特徴とする請求項
    8記載のA−D変換器。
  10. 【請求項10】 前記割込み信号生成回路は、設定され
    る期待値データを基に前記比較結果の内容に応じた割り
    込み信号を生成し出力することを特徴とする請求項9記
    載のA−D変換器。
JP7110665A 1995-05-09 1995-05-09 A−d変換器 Pending JPH08307271A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5874911A (en) * 1997-04-10 1999-02-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Analog-to-digital converting circuitry
US5928348A (en) * 1997-03-19 1999-07-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of processing interrupt requests and information processing apparatus using the method
KR19990088108A (ko) * 1998-05-08 1999-12-27 칼 하인쯔 호르닝어 A/d변환기용타이머

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US5874911A (en) * 1997-04-10 1999-02-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Analog-to-digital converting circuitry
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