JPH07135468A - D/aコンバータ装置 - Google Patents
D/aコンバータ装置Info
- Publication number
- JPH07135468A JPH07135468A JP30469193A JP30469193A JPH07135468A JP H07135468 A JPH07135468 A JP H07135468A JP 30469193 A JP30469193 A JP 30469193A JP 30469193 A JP30469193 A JP 30469193A JP H07135468 A JPH07135468 A JP H07135468A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スタンバイモード機能付きのD/Aコンバー
タにおいて、スタンバイモード制御を、チャンネル数が
増大しても単一の制御入力端子からのみ可能とする。 【構成】 ディジタルデータと、このディジタルデータ
のチャンネルを示すチャンネルデータと、更には、スタ
ンバイモードを示すスタンバイデータとを、シリアルデ
ータとしてシフトレジスタ1へ入力して取込む。チャン
ネルデータをデコーダ2にてデコードして該当チャンネ
ルに対応するデータラッチ5−1〜5−8の1つを介し
てディジタルデータを対応チャンネルのD/Aコンバー
タ4−1〜4−8の1つへ入力すると共に、スタンバイ
データもそのD/Aコンバータへ入力する。
タにおいて、スタンバイモード制御を、チャンネル数が
増大しても単一の制御入力端子からのみ可能とする。 【構成】 ディジタルデータと、このディジタルデータ
のチャンネルを示すチャンネルデータと、更には、スタ
ンバイモードを示すスタンバイデータとを、シリアルデ
ータとしてシフトレジスタ1へ入力して取込む。チャン
ネルデータをデコーダ2にてデコードして該当チャンネ
ルに対応するデータラッチ5−1〜5−8の1つを介し
てディジタルデータを対応チャンネルのD/Aコンバー
タ4−1〜4−8の1つへ入力すると共に、スタンバイ
データもそのD/Aコンバータへ入力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はD/Aコンバータ装置に
関し、特にスタンバイ(待機状態)モードを有するD/
Aコンバータ装置に関するものである。
関し、特にスタンバイ(待機状態)モードを有するD/
Aコンバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】D/Aコンバータ装置の変換方式とし
て、抵抗回路網としていわゆるR−2R方式や抵抗ラダ
ー方式の回路を用いたものがあり、これ等はD/A変換
すべきディジタルデータの各ビットの1,0に応じて、
夫々重み付けられた抵抗素子に対する電流のオンオフを
行って、抵抗回路網に生ずる電圧や電流によりアナログ
信号を得るものである。
て、抵抗回路網としていわゆるR−2R方式や抵抗ラダ
ー方式の回路を用いたものがあり、これ等はD/A変換
すべきディジタルデータの各ビットの1,0に応じて、
夫々重み付けられた抵抗素子に対する電流のオンオフを
行って、抵抗回路網に生ずる電圧や電流によりアナログ
信号を得るものである。
【0003】この抵抗回路網を用いたD/Aコンバータ
装置では、ディジタルデータが入力されないいわゆるス
タンバイモード(待機状態)を有するものが多いが、こ
のスタンバイモード時には抵抗回路網にスタンバイ電流
が流れて消費電力が生ずることを防止する必要がある。
装置では、ディジタルデータが入力されないいわゆるス
タンバイモード(待機状態)を有するものが多いが、こ
のスタンバイモード時には抵抗回路網にスタンバイ電流
が流れて消費電力が生ずることを防止する必要がある。
【0004】このスタンバイ電流をなくす技術として、
特開昭60−256229号公報や特開平2−1710
27号公報等に見られる様に多くの提案がなされてい
る。
特開昭60−256229号公報や特開平2−1710
27号公報等に見られる様に多くの提案がなされてい
る。
【0005】図3はR−2R方式のD/Aコンバータで
あって、スタンバイ電流を防止した従来例の回路図であ
る。図3において、R−2R抵抗ラダー回路30は、デ
ィジタル入力INのビット数Nに対応するC−MOSイ
ンバータ31〜3Nの各出力により駆動されるようにな
っている。これ等各C−MOSインバータ31〜3Nは
ディジタル入力INの各ビットを反転するインバータゲ
ート21〜2Nにより夫々に駆動されている。
あって、スタンバイ電流を防止した従来例の回路図であ
る。図3において、R−2R抵抗ラダー回路30は、デ
ィジタル入力INのビット数Nに対応するC−MOSイ
ンバータ31〜3Nの各出力により駆動されるようにな
っている。これ等各C−MOSインバータ31〜3Nは
ディジタル入力INの各ビットを反転するインバータゲ
ート21〜2Nにより夫々に駆動されている。
【0006】各CMOSインバータ31〜3Nには高電
源電位Hと低電源電位Lとが動作電源として供給されて
いる。高電源電圧Hは制御信号CONTによりオンオフ
されるスイッチ40を介して各C−MOSインバータへ
バイアスとして供給されているものとする。
源電位Hと低電源電位Lとが動作電源として供給されて
いる。高電源電圧Hは制御信号CONTによりオンオフ
されるスイッチ40を介して各C−MOSインバータへ
バイアスとして供給されているものとする。
【0007】かかる構成において、通常時にはスイッチ
40はオンとなっており、C−MOSインバータ31〜
3Nの全ては電源が供給されて活性状態にある。従っ
て、ディジタル入力INの各ビットのうち“1”を示す
ビットに対応するインバータゲートの出力は“0”とな
り、よってそれに対応するC−MOSイレンバータのP
チャンネルMOSトランジスタはオン、NチャンネルM
OSトランジスタはオフとなり、それに対応する抵抗網
30内の2R抵抗は高電源電位Hに接続される。
40はオンとなっており、C−MOSインバータ31〜
3Nの全ては電源が供給されて活性状態にある。従っ
て、ディジタル入力INの各ビットのうち“1”を示す
ビットに対応するインバータゲートの出力は“0”とな
り、よってそれに対応するC−MOSイレンバータのP
チャンネルMOSトランジスタはオン、NチャンネルM
OSトランジスタはオフとなり、それに対応する抵抗網
30内の2R抵抗は高電源電位Hに接続される。
【0008】逆に、ディジタル入力INのうち“0”を
示すビットに対応する2R抵抗は低電源電位Lに接続さ
れることになる。
示すビットに対応する2R抵抗は低電源電位Lに接続さ
れることになる。
【0009】その結果、ディジタル入力データINのビ
ットの組合せに応じて抵抗網30内の各抵抗が高電源電
位Hに接続されることになり、出力OUTにはそれに対
応したアナログ電圧が得られるようになっている。
ットの組合せに応じて抵抗網30内の各抵抗が高電源電
位Hに接続されることになり、出力OUTにはそれに対
応したアナログ電圧が得られるようになっている。
【0010】次に、スタンバイモードでは、制御信号C
ONTによりスイッチ40がオフとされ、従ってC−M
OSインバータ31〜3Nの全ては非活性状態となり、
ディジタル入力INに無関係にR−2R抵抗ラダー回路
30には電源は供給されない。よって、出力OUTはゼ
ロスケールとなり、スタンバイモードとなり、消費電力
が生じないようになっている。
ONTによりスイッチ40がオフとされ、従ってC−M
OSインバータ31〜3Nの全ては非活性状態となり、
ディジタル入力INに無関係にR−2R抵抗ラダー回路
30には電源は供給されない。よって、出力OUTはゼ
ロスケールとなり、スタンバイモードとなり、消費電力
が生じないようになっている。
【0011】図4は従来技術を示す他の回路例であっ
て、図3と同等部分は同一符号にて示している。本例で
は、スタンバイモード時にオフとなるスイッチ40(図
3参照)の代わりに、スタンバイモード時にディジタル
入力INをカットすると共にC−MOSインバータ31
〜3Nへの駆動信号を全て“1”とするオアゲート41
〜4Nを設けたものである。
て、図3と同等部分は同一符号にて示している。本例で
は、スタンバイモード時にオフとなるスイッチ40(図
3参照)の代わりに、スタンバイモード時にディジタル
入力INをカットすると共にC−MOSインバータ31
〜3Nへの駆動信号を全て“1”とするオアゲート41
〜4Nを設けたものである。
【0012】すなわち、ディジタル入力INの各ビット
対応に2入力オアゲート41〜4Nを設け、各オアゲー
ト41〜4Nの1入力には対応ビットをインバータゲー
ト21〜2Nを介して供給し、他入力には制御信号CO
NTを共通に供給している。そして、これ等各オアゲー
ト41〜4Nの出力により各C−MOSインバータ31
〜3Nを駆動するようになっている。
対応に2入力オアゲート41〜4Nを設け、各オアゲー
ト41〜4Nの1入力には対応ビットをインバータゲー
ト21〜2Nを介して供給し、他入力には制御信号CO
NTを共通に供給している。そして、これ等各オアゲー
ト41〜4Nの出力により各C−MOSインバータ31
〜3Nを駆動するようになっている。
【0013】通常モード時には、制御信号CONTは
“0”であるから、各オアゲート41〜4Nの出力は各
ビットのインバータ21〜2Nを経た信号そのままとな
り、よって図3の場合と同様にD/Aコンバータ動作を
なす。
“0”であるから、各オアゲート41〜4Nの出力は各
ビットのインバータ21〜2Nを経た信号そのままとな
り、よって図3の場合と同様にD/Aコンバータ動作を
なす。
【0014】スタンバイモード時には、制御信号CON
Tは“1”であり、よって各オアゲート41〜4Nの出
力は“1”になり、全C−MOSインバータ31〜3N
の出力には低電源電位Lが導出されて、抵抗回路網30
には何等電流は流れない。よって、出力OUTはゼロス
ケールとなりスタンバイモードとなるのである。
Tは“1”であり、よって各オアゲート41〜4Nの出
力は“1”になり、全C−MOSインバータ31〜3N
の出力には低電源電位Lが導出されて、抵抗回路網30
には何等電流は流れない。よって、出力OUTはゼロス
ケールとなりスタンバイモードとなるのである。
【0015】尚、R−2R方式の抵抗回路網に限らず他
の抵抗ラダー方式の場合にも同様な構成が採用されるも
のである。
の抵抗ラダー方式の場合にも同様な構成が採用されるも
のである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のスタン
バイモード付きのD/Aコンバータ装置では、スタンバ
イモード設定用の制御信号CONTを、D/A変換デー
タ(ディジタルデータ)とは別の制御データとして取扱
うようになっている。
バイモード付きのD/Aコンバータ装置では、スタンバ
イモード設定用の制御信号CONTを、D/A変換デー
タ(ディジタルデータ)とは別の制御データとして取扱
うようになっている。
【0017】そのために、制御信号入力端子が別に必要
であり、特に複数チャンネルのD/Aコンバータを1つ
の半導体チップ内に集積化して、各D/Aコンバータを
別々にスタンバイモードに設定制御する必要がある場合
には、チャンネル数分の制御信号入力端子が必要となる
という欠点がある。
であり、特に複数チャンネルのD/Aコンバータを1つ
の半導体チップ内に集積化して、各D/Aコンバータを
別々にスタンバイモードに設定制御する必要がある場合
には、チャンネル数分の制御信号入力端子が必要となる
という欠点がある。
【0018】スタンバイモードの制御をソフトウェア的
に制御することも考えられるが、この場合もディジタル
データとスタンバイ制御信号とは個別に取扱う必要があ
り、よってスタンバイモード設定用ソフトウェアの作成
が必要になるという欠点がある。
に制御することも考えられるが、この場合もディジタル
データとスタンバイ制御信号とは個別に取扱う必要があ
り、よってスタンバイモード設定用ソフトウェアの作成
が必要になるという欠点がある。
【0019】本発明の目的は、ディジタルデータとスタ
ンバイモード制御信号とをシリアルデータとして取扱
い、複数チャンネルのD/Aコンバータに用いても単1
の入力端子のみを設けるだけで良いD/Aコンバータ装
置を提供することである。
ンバイモード制御信号とをシリアルデータとして取扱
い、複数チャンネルのD/Aコンバータに用いても単1
の入力端子のみを設けるだけで良いD/Aコンバータ装
置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によるD/Aコン
バータ装置は、複数チャンネルのディジタルデータを夫
々アナログ化すべく各チャンネルに夫々対応して設けら
れたR−2R方式や抵抗ラダー方式の複数の抵抗回路網
と、前記抵抗回路網各々に対応して設けられ対応抵抗回
路網へのスタンバイ時の電流供給を遮断制御するスイッ
チング手段と、1つのチャンネルのディジタルデータ、
このディジタルデータのチャンネルを示すチャンネルデ
ータ及びスタンバイ時かどうかを示すスタンバイデータ
をシリアルに取込んで格納するレジスタ手段と、前記チ
ャンネルデータが示すチャンネルに対応した抵抗回路網
へ前記レジスタ手段の格納ディジタルデータ及び前記ス
タンバイデータを供給するデータ供給手段とを含み、前
記スタンバイデータに応じて対応チャンネルの前記スイ
ッチング手段を制御するようにしたことを特徴とする。
バータ装置は、複数チャンネルのディジタルデータを夫
々アナログ化すべく各チャンネルに夫々対応して設けら
れたR−2R方式や抵抗ラダー方式の複数の抵抗回路網
と、前記抵抗回路網各々に対応して設けられ対応抵抗回
路網へのスタンバイ時の電流供給を遮断制御するスイッ
チング手段と、1つのチャンネルのディジタルデータ、
このディジタルデータのチャンネルを示すチャンネルデ
ータ及びスタンバイ時かどうかを示すスタンバイデータ
をシリアルに取込んで格納するレジスタ手段と、前記チ
ャンネルデータが示すチャンネルに対応した抵抗回路網
へ前記レジスタ手段の格納ディジタルデータ及び前記ス
タンバイデータを供給するデータ供給手段とを含み、前
記スタンバイデータに応じて対応チャンネルの前記スイ
ッチング手段を制御するようにしたことを特徴とする。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0022】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、本例ではチャンネル数が8とした場合を示してお
り、各チャンネルのD/Aコンバータの構成は図4に示
した回路構成を適用しており、各チャンネルに対応した
8つのD/Aコンバータ4−1〜4−8が設けられてい
る。
り、本例ではチャンネル数が8とした場合を示してお
り、各チャンネルのD/Aコンバータの構成は図4に示
した回路構成を適用しており、各チャンネルに対応した
8つのD/Aコンバータ4−1〜4−8が設けられてい
る。
【0023】入力データINはシリアルデータであるも
のとし、D/A変換されるべき各チャンネルのディジタ
ルデータは8ビット(D0 〜D7 )であり、スタンバイ
時かどうかを示すスタンバイデータは1ビット(D8 )
であり、当該8ビットデータがどのチャンネルのものか
を示すチャンネルデータは3ビット(D9 〜D11)であ
る。これ等合計12ビットがシリアル入力INとなり、
12ビットのシフトレジスタ1に順次取込まれるように
なっている。
のとし、D/A変換されるべき各チャンネルのディジタ
ルデータは8ビット(D0 〜D7 )であり、スタンバイ
時かどうかを示すスタンバイデータは1ビット(D8 )
であり、当該8ビットデータがどのチャンネルのものか
を示すチャンネルデータは3ビット(D9 〜D11)であ
る。これ等合計12ビットがシリアル入力INとなり、
12ビットのシフトレジスタ1に順次取込まれるように
なっている。
【0024】シフトレジスタ1に取込まれた8ビットデ
ータ(D0 〜D7 )は、各チャンネル対応に設けられて
いる8ビットレジスタ(ラッチ)5−1〜5−8に夫々
並列的に入力可能となっている。この8ビットデータを
どのチャンネルの8ビットレジスタへ取込むかは、チャ
ンネルデコーダ2により決定されるものであり、シフト
レジスタ1の3ビットチャンネルデータ(D9 〜D11)
に応じて決定されることになる。
ータ(D0 〜D7 )は、各チャンネル対応に設けられて
いる8ビットレジスタ(ラッチ)5−1〜5−8に夫々
並列的に入力可能となっている。この8ビットデータを
どのチャンネルの8ビットレジスタへ取込むかは、チャ
ンネルデコーダ2により決定されるものであり、シフト
レジスタ1の3ビットチャンネルデータ(D9 〜D11)
に応じて決定されることになる。
【0025】また、1ビットのスタンバイデータ(D8
)は1ビットラッチ3へ取込まれて、全てのチャンネ
ルのD/Aコンバータ4−1〜4−8の共通スタンバイ
制御信号入力となっている。
)は1ビットラッチ3へ取込まれて、全てのチャンネ
ルのD/Aコンバータ4−1〜4−8の共通スタンバイ
制御信号入力となっている。
【0026】先ず、8ビットのシリアルディジタルデー
タと、スタンバイモードを示す1ビットのスタンバイデ
ータと、更には3ビットのチャンネルデータとが、シリ
アルデータとしてシフトレジスタ1へビットバイビット
に取込まれる。
タと、スタンバイモードを示す1ビットのスタンバイデ
ータと、更には3ビットのチャンネルデータとが、シリ
アルデータとしてシフトレジスタ1へビットバイビット
に取込まれる。
【0027】全てのビットが取込まれると、8ビットデ
ータは各チャンネル対応のレジスタ5−1〜5−8へ転
送されるが、このとき、デコーダ2へもチャンネルデー
タが転送されてデコードされ、このチャンネルデータに
より示されたチャンネルに対応するレジスタ5−1〜5
−8の1つにのみ8ビットデータはラッチされることに
なる。
ータは各チャンネル対応のレジスタ5−1〜5−8へ転
送されるが、このとき、デコーダ2へもチャンネルデー
タが転送されてデコードされ、このチャンネルデータに
より示されたチャンネルに対応するレジスタ5−1〜5
−8の1つにのみ8ビットデータはラッチされることに
なる。
【0028】この8ビットデータは対応D/Aコンバー
タへ供給されてD/A変換されるが、このとき、1ビッ
トのスタンバイデータがスタンバイモード(“1”)を
示すものであれば、各D/Aコンバータ4−1〜4−8
内のオアゲート41〜48の出力が全て強制的に“1”
となり、スタンバイモードとなるのである。
タへ供給されてD/A変換されるが、このとき、1ビッ
トのスタンバイデータがスタンバイモード(“1”)を
示すものであれば、各D/Aコンバータ4−1〜4−8
内のオアゲート41〜48の出力が全て強制的に“1”
となり、スタンバイモードとなるのである。
【0029】図2は本発明の他の実施例のブロック図で
あり、図1と同等部分は同一符号にて示している。本例
では、1ビットのスタンバイデータを8ビットのディジ
タルデータと共に、チャンネル対応の各レジスタ5−1
〜5−8に別々に供給する様にしたものであり、よっ
て、各レジスタ5−1〜5−8は9ビットのラッチ回路
とされている。
あり、図1と同等部分は同一符号にて示している。本例
では、1ビットのスタンバイデータを8ビットのディジ
タルデータと共に、チャンネル対応の各レジスタ5−1
〜5−8に別々に供給する様にしたものであり、よっ
て、各レジスタ5−1〜5−8は9ビットのラッチ回路
とされている。
【0030】こうすることにより、スタンバイモードを
各チャンネル毎に独立に設定制御できることになる。
各チャンネル毎に独立に設定制御できることになる。
【0031】尚、本例では、R−2R方式について示し
たが、一般のラダー抵抗網について適用可能であり、ま
た図3の回路にも適用できることは明らかである。
たが、一般のラダー抵抗網について適用可能であり、ま
た図3の回路にも適用できることは明らかである。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ディジタルデータとス
タンバイモードデータとをシリアルデータとしてシフト
レジスタに取込んで、各チャンネルへ夫々必要に応じて
これ等取込みデータを供給するようにしたので、チャン
ネル数が増えても、外部からのデータ入力端子は1つで
良く、集積化に好適となるという効果がある。
タンバイモードデータとをシリアルデータとしてシフト
レジスタに取込んで、各チャンネルへ夫々必要に応じて
これ等取込みデータを供給するようにしたので、チャン
ネル数が増えても、外部からのデータ入力端子は1つで
良く、集積化に好適となるという効果がある。
【0033】また、複数チャンネルのD/Aコンバータ
のスタンバイモードの設定制御を、全チャンネル同時や
チャンネル個別とすることができるという効果もある。
のスタンバイモードの設定制御を、全チャンネル同時や
チャンネル個別とすることができるという効果もある。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図3】従来のD/Aコンバータの一例を示すブロック
図である。
図である。
【図4】従来のD/Aコンバータの他の例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
1 シフトレジスタ 2 チャンネルデコーダ 3 スタンバイデータラッチ 4−1〜4−8 D/Aコンバータ 5−1〜5−8 データラッチ 21〜2N インバータゲート 30 抵抗回路網 31〜3N C−MOSインバータ 40 スイッチ 41〜4N オアゲート
Claims (3)
- 【請求項1】 複数チャンネルのディジタルデータを夫
々アナログ化すべく各チャンネルに夫々対応して設けら
れたR−2R方式や抵抗ラダー方式の複数の抵抗回路網
と、 前記抵抗回路網各々に対応して設けられ対応抵抗回路網
へのスタンバイ時の電流供給を遮断制御するスイッチン
グ手段と、 1つのチャンネルのディジタルデータ、このディジタル
データのチャンネルを示すチャンネルデータ及びスタン
バイ時かどうかを示すスタンバイデータをシリアルに取
込んで格納するレジスタ手段と、 前記チャンネルデータが示すチャンネルに対応した抵抗
回路網へ前記レジスタ手段の格納ディジタルデータ及び
前記スタンバイデータを供給するデータ供給手段とを含
み、 前記スタンバイデータに応じて対応チャンネルの前記ス
イッチング手段を制御するようにしたことを特徴とする
D/Aコンバータ装置。 - 【請求項2】 前記スタンバイデータは各チャンネル個
別に供給されるように構成したことを特徴とする請求項
1記載のD/Aコンバータ装置。 - 【請求項3】 前記スタンバイデータは全チャンネルに
共通に供給されるように構成したことを特徴とする請求
項1記載のD/Aコンバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30469193A JPH07135468A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | D/aコンバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30469193A JPH07135468A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | D/aコンバータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07135468A true JPH07135468A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17936066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30469193A Pending JPH07135468A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | D/aコンバータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07135468A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014241422A (ja) * | 2001-03-02 | 2014-12-25 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | 混合アナログおよびデジタル集積回路 |
US10289579B2 (en) | 2015-12-10 | 2019-05-14 | Qualcomm Incorporated | Digital aggregation of interrupts from peripheral devices |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114721A (ja) * | 1988-10-25 | 1990-04-26 | Mitsubishi Electric Corp | デジタル−アナログ変換器 |
JPH02171027A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | R―2r型d/a変換器 |
JPH04170112A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-17 | Fujitsu Ltd | R―2r型d/aコンバータ |
JPH057159A (ja) * | 1990-08-18 | 1993-01-14 | Fujitsu Ltd | デイジタル−アナログ変換器 |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP30469193A patent/JPH07135468A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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JP2014241422A (ja) * | 2001-03-02 | 2014-12-25 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | 混合アナログおよびデジタル集積回路 |
US10289579B2 (en) | 2015-12-10 | 2019-05-14 | Qualcomm Incorporated | Digital aggregation of interrupts from peripheral devices |
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