JPH02189030A - 逐次比較型a/dコンバータ - Google Patents

逐次比較型a/dコンバータ

Info

Publication number
JPH02189030A
JPH02189030A JP836989A JP836989A JPH02189030A JP H02189030 A JPH02189030 A JP H02189030A JP 836989 A JP836989 A JP 836989A JP 836989 A JP836989 A JP 836989A JP H02189030 A JPH02189030 A JP H02189030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection point
circuit
series
selection circuit
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP836989A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruji Yamazaki
山崎 治二
Tsutomu Fujino
勉 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP836989A priority Critical patent/JPH02189030A/ja
Publication of JPH02189030A publication Critical patent/JPH02189030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ〉産業上の利用分野 本発明は、逐次比較型A/Dコンバータに関し、特に直
列抵抗回路網の各接続点に得られる電圧を任意に選択出
力する選択回路の構成を、簡単化するのに好適な、逐次
比較型A/Dコンバータに関するものである。
(ロ)従来の技術 一般に、逐次比較型A/Dコンバータには、A/D変換
すべきアナログ信号と比較される他のアナログ信号を出
力するD/Aコンバータが内蔵されている。即ち該D/
Aコンバータは、n(n:自然数)ビット、つまり2・
種類のデジタル選択データに対応すべく、直列接続され
ると共に両端に基準電圧Vddが印加された2“本の直
列抵抗回路網と、これ等2″本の直列抵抗回路網の任意
の接続点における所定電圧を選択出力する為の選択回路
を有している。こうした構成のD/Aコンバータにおい
て、nビットのデジタル選択データが選択回路に印加さ
れると、該デジタル選択データに基づいて、2a木の直
列抵抗回路網の任意の接続点における所定電圧が他のア
ナログ信号として選択回路から選択出力される訳である
が、ここで前記デジタル選択データがどの様なデータと
して選択回路に印加されるかについて説明する。
まず該デジタル選択データは2′木の直列抵抗回路網を
2分割した接続点電位Vdd/2を選択するデータとし
て選択回路に印加され、この時この接続点において得ら
れたアナログ信号Vdd/2とA/D変換すべきアナロ
グ信号のレベル差をコンパレータによって比較する。そ
の後、コンパレータの比較結果に基づいて、A/D変換
すべきアナログ信号のレベルが選択回路から出力される
アナログ信号レベルVdd/2よりも大なる場合、電圧
Vdd/2以上を与える2°−1本の直列抵抗回路網を
2分割した接続点電位3Vdd/4を選択するデータと
してデジタル選択データは選択回路に印加され、この時
この接続点において得られたアナログ信号3Vdd/4
とA/D変換すべきアナログ信号のレベル差がコンパレ
ータによって比較される。また反対に、A/D変換すべ
きアナログ信号のレベルが選択回路から出力されるアナ
ログ信号レベルVdd/2よりも小なる場合、電圧Vd
d/2以下を与える2m−1本の直列抵抗回路網を2分
割した接続点電位Vdd/4を選択するデータとしてデ
ジタル選択データは選択回路に印加され、同様にこの接
続点において得られたアナログ信号Vdd/4とA/D
変換すべきアナログ信号のレベル差がコンパレータによ
って比較きれる。つまり上述した動作を繰り返す様なデ
ータとして前記デジタル選択データは所定の回路から発
生するのである。詳しくは、nビットのデジタル選択デ
ータならば、n種類のデジタル選択データが発生するこ
とになり、A/D変換すべきアナログ信号がn種類のア
ナログ信号(選択回路出力)と逐次n回比較されること
になるのである。即ちこの逐次比較型A/Dコンバータ
は、固定のnビット分解能を持っているのである。
こうしてコンパレータから得られた「1」又は「0」の
n個の比較結果は、nビットのシフトレジスタの下位ビ
ットから上位ビットへ比較類に1ビツトづつシフトされ
る。これよりA/D変換用のサンプリング周期において
サンプリングされた、A/D変換すべきアナログ信号は
、シフトレジスタに蓄積きれているnビットのデジタル
データに変換されたことになるのである。
ここで上述した選択回路の入力は、上述の2゜本の直列
抵抗回路網における各抵抗の接続点全てと接続諮れてお
り、こうして該選択回路は、これ等2°本の直列抵抗回
路網の任意の接続点における所定電圧を選択出力してい
た(特開昭60−126703号参照)。
(八)発明が解決しようとする課題 しかしながら前記従来の技術の場合、選択回路の各入力
を、2°木の直列抵抗回路網における各抵抗の接続点全
てと接続していることから、該選択回路を構成する素子
数が多い故に、該選択回路の構成は複雑となってしまっ
ている。この結果、該選択回路を含む従来の逐次比較型
A/Dコンバータを1チツプに内蔵した場合、チップ面
積の小型化が困難となり、或は予め限られたチップ面積
内で従来の逐次比較型A/Dコンバータを構成する場合
、有効に使える他のチップ面積が少なくなって、該A/
Dコンバータ以外の何らかの構成を犠牲にしたり、1チ
ツプにおける集積度が低下したりする等の問題点があっ
た。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、前記問題点を解決する為になされた逐次比較
型A/Dコンバータであり、 複数の抵抗が直列接続された直列抵抗回路網と、 該直列抵抗回路網の一端に第1の基準電圧を印加させる
為の第1のスイッチ回路と、 前記直列抵抗回路網の他端に第2の基準電圧を印加させ
る為に設けられ、前記第1のスイッチ回路と同一動作す
る第2のスイッチ回路と、前記直列抵抗回路網の一端に
第2の基準電圧を印加させる為に設けられ、前記第1及
び第2のスイッチ回路と相補的に動作する第3のスイッ
チ回路と、 前記直列抵抗回路網の他端に第1の基準電圧を印加させ
る為に設けられ、前記第1及び第2のスイッチ回路と相
補的に動作すると共に前記第3のスイッチ回路と同一動
作する第4のスイッチ回路と、 前記直列抵抗回路網の一端及び中間接続点間における、
該中間接続点を含む各抵抗の接続点と接続されるか、或
は前記直列抵抗回路網の他端及び前記中間接続点間にお
ける、該中間接続点を含む各抵抗の接続点と接続され、
前記直列抵抗回路網の中間接続点の電圧を初期選択する
選択回路と、該選択回路から逐次出力される第1のアナ
ログ信号、及びA/D変換すべき第2のアナログ信号を
逐次レベル比較するコンパレータと、前記選択回路にて
初期選択された前記直列抵抗回路網の中間接読点の電圧
に基づく前記コンパレータの比較結果を判定し、判定結
果に基づいて、第1及び第2のスイッチ回路、第3及び
第4のスイッチ回路の駆動状態を制御するスイッチ制御
回路と、 前記コンパレータから得られる比較結果が順次蓄積され
、前記選択回路が前記直列抵抗回路網の一端及び中間接
続点間、又は他端及び中間接続点間における各抵抗の所
定の接続点の電圧を選択出力すべく、蓄積結果が前記選
択回路に帰還される蓄積回路と、 を備えたことを特徴とする。
(*)作用 本発明は、直列抵抗回路網の各接続点に得られる電圧を
任意に選択出力していた選択回路の従来の構成を、簡単
化するのに好適な、逐次比較型A/Dコンバータであっ
て、以下の如く有効である。即ち前記(ニ)項記載の構
成において、第1及び第2のスイッチ回路、又は第3及
び第4のスイッチ回路が相補的に動作している初期状態
で、選択回路が直列抵抗回路網の中間接続点における電
圧を選択し、この電圧が第1のアナログ信号として該選
択回路から出力されると、この第1のアナログ信号及び
A/D変換すべき第2のアナログ信号がコンパレータに
よってレベル比較される。
換言すれば、A/D変換すべき第2のアナログ信号のレ
ベルが、直列抵抗回路網の中間接続点電位を中心に、該
直列抵抗回路網の一端側か或は他端側の何れに在るのか
を示す比較結果「1.又は「0」を、該コンパレータは
出力する。そして該コンパレータの比較結果がスイッチ
制御回路に印加されると、該スイッチ制御回路はコンパ
レータの比較結果を判定し、この判定結果に基づいて、
第1及び第2のスイッチ回路、又は第3及び第4のスイ
ッチ回路の相補的動作を制御するためのスイッチ制御信
号を出力する。これより、第1及び第2のスイッチ回路
、又は第3及び第4のスイッチ回路の相補的動作が、そ
のまま継続されたり、或は切り換えられたりする。この
結果、その後において、直列抵抗回路網中の一端及び中
間接続点間における、該中間接続点を含む各抵抗の接続
点、或は直列抵抗回路網中の他端及び中間接続点間にお
ける、該中間接続点を含む各抵抗の接続点、の何れかと
接続されている選択回路が、コンパレータの比較結果を
蓄積する蓄積回路の蓄積データによって制御される。従
って、直列抵抗回路網の一端及び中間接続点間、又は他
端及び中間接続点間に生じる電圧レベル範囲内において
、選択回路からレベルの異なる第1のアナログ信号が逐
次出力され、第1及び第2のアナログ信号のレベルがコ
ンパレータによって逐次比較され、該コンパレータによ
る比較結果が、最初の比較結果に続いて蓄積回路に順次
蓄積される。こうして該蓄積回路に蓄積きれたデジタル
データが第2のアナログ信号のA/D変換結果となるの
である。
以上より、選択回路と接続される、直列抵抗回路網中の
抵抗の接続点の数は、該直列抵抗回路網を構成する全抵
抗数の半分でよく、ゆえに、本発明の逐次比較型A/D
コンバータの構成は簡単となる。
(へ〉実施例 本発明の詳細を図示の実施例により具体的に説明する。
図面は本発明の逐次比較型A/Dコンバータを示す回路
図であり、この図面について、符号及び構成を説明する
と、(1)は21−2本だけ直列接続された抵抗値Rの
抵抗、(2−1)(2−2)は抵抗値R/2のシフト抵
抗であり、これ等21−2本の抵抗(1)及びシフト抵
抗(2−1)(2−2)によって2′本の直列抵抗回路
網(3)が構成される。(4−1)(4−2)は抵抗値
Rの抵抗であり、これ等の抵抗(4−1)(4−2)は
夫々前記抵抗(2−1)(2−2)の一端に直列接続さ
れる。そして後述する様に、前記直列抵抗回路網(3)
及び前記抵抗(4−1)の組み合わせ、或は前記直列抵
抗回路網(3)及び前記抵抗(4−2)の組み合わせの
何れかが、択一的に選択される様になっている。
(5)はP型MO9−FET(第1のスイッチ回路であ
って、以下P−MO8と称す)であり、該P−MO8(
5)のドレイン・ソース路は前記抵抗(4−1)と直列
接続されており、且つ該P−MO3(5)のドレイン・
ソース路の一端には第1の基準電圧v。が印加さレル。
(6)ハNu!M OS −F ET(第2のスイッチ
回路であって、以下N−MO8と称す)であり、該N−
MO5(6)のドレイン・ソース路は前記抵抗(2−2
)と直列接続されており、且つ該N−MO8(6>のド
レイン・ソース路の一端は接地(第2の基準電圧)され
る。(7)はN−MOS(第3のスイッチ回路)であり
、該N−MO8(7)のドレイン・ソース路は前記抵抗
(2−1)と直列接続され、且つ該N−MO8(7)の
ドレイン・ソース路の一端は接地される。更に(8)は
P−MOS(第4のスイッチ回路)であり、該P−MO
8(8)のドしイン・ソース路は前記抵抗(4−2)と
直列接続きれ、且つ該P−MO8(8)のドレイン・ソ
ース路の一端には基準電圧V□が印加されている。そし
て前記P−MO5(5)及び前記N−MO5(6)は、
各ゲートを制御されることによって、同一動作を行なう
、同様に、前記N−MO8(7)及び前記P−MO8(
8)も、各ゲートを制御されることによって同一動作を
行なう、更に、前記P−MOS(5)及び前記N−MO
3(6)の組み合わせと、前記N−MO3(7)及び前
記P−MO8(8)の組み合わせは、夫々相補的動作を
行なう様になされている。
ここで抵抗値R/2の前記シフト抵抗(2−1)(2−
2)を設けた理由は、前記P−MO3(5)及び前記N
 −M OS (6)の組み合わせ、又は前記N−MO
8(7)及び前記P−MO8(8)の組み合わせの何れ
が駆動きれている状態であっても、前記直列抵抗回路網
(3)の各接続点に生じる電圧を同一にシフトでき、該
直列抵抗回路網(3〉において希望する同一の各接続点
電位が得られるからである。更に抵抗値Rの抵抗(4−
1)(4−2)は、前記直列抵抗回路網(3)及び前記
抵抗(4−1)の組み合わせ、又は前記直列抵抗回路網
〈3)及び前記抵抗(4−2)の組み合わせの両端に、
基準電圧V□及び接地間の一定電位差を与えるために設
けられている。
(9)は選択回路である。ここで前記直列抵抗回路網(
3)の中間接続点A及び該直列抵抗回路網(3)の一端
Bの間に在る、該中間接続点Aを含む前記抵抗(1)(
2−2)の各接続点に対して、該選択回路(9)の入力
は接続されている。また該選択回路(9)は内部に、後
述のnビットのデジタル選択データをデコードするデコ
ーダ(図示せず)を有しており、即ち該選択回路(9)
は、前記直列抵抗回路網(3)のA及びB点間における
所定の接続点電位を該デコーダ出力に基づいて選択し、
第1のアナログ信号として出力する(但し、該選択回路
(9)は、前記直列抵抗回路網(3)の中間接続点Aに
おける電圧を初期選択するものとする)。
(10)はコンパレータであり、該コンパレータ(10
)の−(反転入力)端子には、前記選択回路(9)から
出力される第1のアナログ信号が印加され、該コンパレ
ータ<10)の+(非反転入力)端子には、A/D変換
の対象となる第2のアナログ信号が印加され、そして両
アナログ信号がレベレ比較きれる。詳しくは、第1のア
ナログ信号〉第2のアナログ信号の時、該コンパレータ
(10)からは「0」の比較結果が得られ、また第1の
アナログ信号く第2のアナログ信号の時、該コンパレー
タ(10)からはrl」の比較結果が得られる。
(11)はスイッチ制御回路であり、該スイッチ制御回
路(11)には、前記直列抵抗回路網(3)の中間接続
点Aの電位(第1のアナログ信号)と第2のアナログ信
号とのレベル比較によって得られる前記コンパレータ(
10)の「1.又は「O4のレベル比較結果が印加゛き
れる。そして該スイッチ制御回路(11)からは、前記
コンパレータ(10)出力に基づいて、前記P −M 
OS (5)(8)及び前記N−MO5(6)(7)の
動作状態を制御する為のスイッチ制御信号が出力される
。具体的には、前記コンパレータ(10)による比較結
果が11」の時、前記N−MO8(7)及び前記P−M
O8(8)をオンする為の「1」のスイッチ制御信号が
、該スイッチ制御回路り11)から出力され、また前記
コンパレータ(10)による比較結果が「0」の時、前
記P−MO8(5)及び前記N−MO8(6)をオンす
る為の10」のスイッチ制御信号が、該スイッチ制御回
路(11)から出力される。尚、該スイッチ制御回路(
11)は、前記コンパレータ<10)の初期出力を受け
ると、常時r1」又は「0」のスイッチ゛制御信号を出
力するものである。また該スイッチ制御回路(11)の
初期出力はr□、であるとする。
こうして前記P−MO8(5)及びN−MOS(7)の
ゲートは、前記スイッチ制御回路(11)から得られる
スイッチ制御信号によって制御され、また前記N−MO
3(6)及びP−MOS(8)のゲートは、インバータ
(12)を介したスイッチ制御信号によって制御される
ことになる。
〈13〉は蓄積回路であり、該蓄積回路(13)には、
前記コンパレータ(10)から得られるnビットの比較
結果が印加される。ここで該蓄積回路(13)は、カウ
ンタ(図示せず)とnビット構成のシフトレジスタ(図
示せず)と選択データ発生回路(図示せず)を内蔵して
いるものとする。即ち、まずカウンタは、前記コンパレ
ータ(10)からの比較結果を受けて該コンパレータ(
10)による比較回数(最大1回)をカウントする。ま
たシフトレジスタは、前記コンパレータ(10)から得
られる「1」又は「0.の比較結果を、LSBからMS
B側へ1ビツトづつシフトしながら蓄積する。モしてカ
ウンタのカウント結果及びシフトレジスタのLSB(下
位1ビツト)に蓄積されているデータに基づいて、選択
データ発生回路からnビットのデジタル選択データが発
生する。ゆえに上述した様に、このnビットのデジタル
選択データは、前記選択回路(9)にフィードバックさ
れて、該選択回路(9)内部のデコーダによってデコー
ドされ、そして該デコーダのデコード出力によって前記
直列抵抗回路網〈3)のA及びB点間における所定の接
続点電位が第1のアナログ信号として得られることにな
る。尚、どの様にしてデジタル選択データが発生するか
については、前記(ロ)項の「従来の技術」で述べたの
と同様である。更にこのシフトレジスタに蓄積きれたn
ビットのデジタルデータが第2のアナログ信号のA/D
変換結果となる。
次に図面の動作について説明する。
まずP−MOS(5)及びN−MOS(6)が駆動され
る初期状態において、直列抵抗回路網(3)の中間接続
点Aにおける電圧が第1のアナログ信号として選択回路
(9)から出力され1.この第1のアナログ信号及びA
/D変換すべき第2のアナログ信号がコンパレータ(1
0)によってレベル比較される。ここでコンパレータ(
10)出力が’li(’)場合、即ち第1のアナログ信
号(中間接続点電位)く第2のアナログ信号の条件を満
たした場合、現在の状態では、選択回路(9)によって
選択可能な電圧がこの中間接続点電位以下の電圧である
ことから、P−MOS(5)及びN−MOS(6)に代
わってN−MOS(7)及びP−MOS(8)をオンし
なければならない。
そこでコンパレータ(10)から出力きれた比較結果「
1」はスイッチ制御回路(11)に印加され、該スイッ
チ制御回路(11)からはrl、のスイッチ制御信号が
発生する。従ってP−MOS(5)及びN−MOS(6
)に代わってN−MOS(7)及びP−MOS(8)が
オンし、選択回路(9)によって中間接続点電位以上の
電圧が選択可能となる。これより直列抵抗回路網(3〉
のA及びB点間の各抵抗の接続点に生じる任意の電圧の
中で、n−1種類の第1のアナログ信号が選択回路(9
)から出力され、nビットのデジタルデータが蓄積回路
(13)内部のシフトレジスタに蓄積される。
これより第2のアナログ信号をA/D変換したnピット
のデジタルデータが得られることになる。
以上より、選択回路(9)の各入力を、直列抵抗回路網
(3)の抵抗(2−1>の一端及び中間接続点A間にお
ける該中間接続点Aを含む各抵抗の接続点、或は直列抵
抗回路網(3)の抵抗(2−2)の一端又は中間接続点
A間における該中間接続点Aを含む各抵抗の接続点の何
れかと接続すればよく、これより選択回路(9)を構成
する素子数の削減に起因して、該選択回路(9)の構成
が簡単となる。ゆえにこの構成の選択回路(9)を含む
逐次比較型A/Dフンバータを1チツプに内蔵した場合
、チップ面積の小型化が可能となり、更に予め限られた
チップ面積内で、この逐次比較型A/Dコンバータを構
成する場合、他のチップ面積を有効に使え、1チツプに
おける集積度が向上することになる。
(ト)発明の効果 本発明によれば、選択回路の各入力を、直列抵抗回路網
の一端又は中間接続点間における該中間接続点を含む各
抵抗の接続点、或は直列抵抗回路網の他端又は中間接続
点間における該中間接続点を含む各抵抗の接続点の何れ
かと接続すればよく、これより選択回路を構成する素子
数の削減に起因して、該選択回路の構成が簡単となる。
ゆえにこの構成の選択回路を含む逐次比較型A/Dコン
バータを1チツプに内蔵した場合、チップ面積の小型化
が可能となり、更に予め限られたチップ面積内でこの逐
次比較型A/Dコンバータを構成する場合、他のチップ
面積を有効に使え、1チツプにおける集積度が向上する
ことになる等の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の逐次比較型A/Dコンバータを示す回路
図である。 、(3)・・・直列抵抗回路網、 (5)(8)・・・
P−MOS、 (6)(7)・・・N−MOS、 (9
)・・・選択回路、(10)・・・コンパレータ、(1
1)・・・スイッチ制御回路、 (13〉・・・蓄積回
路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の抵抗が直列接続された直列抵抗回路網と、 該直列抵抗回路網の一端に第1の基準電圧を印加させる
    為の第1のスイッチ回路と、 前記直列抵抗回路網の他端に第2の基準電圧を印加させ
    る為に設けられ、前記第1のスイッチ回路と同一動作す
    る第2のスイッチ回路と、 前記直列抵抗回路網の一端に第2の基準電圧を印加させ
    る為に設けられ、前記第1及び第2のスイッチ回路と相
    補的に動作する第3のスイッチ回路と、 前記直列抵抗回路網の他端に第1の基準電圧を印加させ
    る為に設けられ、前記第1及び第2のスイッチ回路と相
    補的に動作すると共に前記第3のスイッチ回路と同一動
    作する第4のスイッチ回路と、 前記直列抵抗回路網の一端及び中間接続点間における、
    該中間接続点を含む各抵抗の接続点と接続されるか、或
    は前記直列抵抗回路網の他端及び前記中間接続点間にお
    ける、該中間接続点を含む各抵抗の接続点と接続され、
    前記直列抵抗回路網の中間接続点の電圧を初期選択する
    選択回路と、該選択回路から逐次出力される第1のアナ
    ログ信号、及びA/D変換すべき第2のアナログ信号を
    逐次レベル比較するコンパレータと、 前記選択回路にて初期選択された前記直列抵抗回路網の
    中間接続点の電圧に基づく前記コンパレータの比較結果
    を判定し、判定結果に基づいて、第1及び第2のスイッ
    チ回路、第3及び第4のスイッチ回路の駆動状態を制御
    するスイッチ制御回路と、 前記コンパレータから得られる比較結果が順次蓄積され
    、前記選択回路が前記直列抵抗回路網の一端及び中間接
    続点間、又は他端及び中間接続点間における各抵抗の所
    定の接続点の電圧を選択出力すべく、蓄積結果が前記選
    択回路に帰還される蓄積回路と、 を備えたことを特徴とする逐次比較型A/Dコンバータ
  2. (2)前記直列抵抗回路網の両端に、電圧レベルをシフ
    トする為のシフト抵抗を直列接続したことを特徴とする
    請求項(1)記載の逐次比較型A/Dコンバータ。
JP836989A 1989-01-17 1989-01-17 逐次比較型a/dコンバータ Pending JPH02189030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP836989A JPH02189030A (ja) 1989-01-17 1989-01-17 逐次比較型a/dコンバータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP836989A JPH02189030A (ja) 1989-01-17 1989-01-17 逐次比較型a/dコンバータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02189030A true JPH02189030A (ja) 1990-07-25

Family

ID=11691319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP836989A Pending JPH02189030A (ja) 1989-01-17 1989-01-17 逐次比較型a/dコンバータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02189030A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08274643A (ja) * 1995-03-30 1996-10-18 Nec Corp 信号変換回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08274643A (ja) * 1995-03-30 1996-10-18 Nec Corp 信号変換回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6914547B1 (en) Triple resistor string DAC architecture
US6268817B1 (en) Digital-to-analog converter
US5619203A (en) Current source driven converter
JPH0525409B2 (ja)
JP3857450B2 (ja) 逐次比較型アナログ・ディジタル変換回路
US7295142B2 (en) Digital-to-analog converter with short integration time constant
JP4299419B2 (ja) デジタルアナログ変換回路
US6181265B1 (en) Non-linear digital-to-analog converter
US6094154A (en) Analog-to-digital converter
US6154165A (en) Variable clock rate, variable bit-depth analog-to-digital converter
US6927723B2 (en) A/D converter and A/D conversion method
JPH07106969A (ja) アナログ/デジタル変換器
US6154164A (en) Variable clock rate analog-to-digital converter
US6999016B2 (en) D/A converter and semiconductor device
JPH02189030A (ja) 逐次比較型a/dコンバータ
US6741192B2 (en) A/D conversion method for serial/parallel A/D converter, and serial/parallel A/D converter
US5160930A (en) Reference voltage generating circuit, and A/D and D/A converters using the same
US4803461A (en) R-2R type D/A converter circuit
US6703960B2 (en) Analog-to-digital converter
JPH07106967A (ja) アナログ・デジタル変換器
US5489905A (en) Merged decoding circuit for analog-to-digital flash conversion
US20080309538A1 (en) Digital/analog converting driver and method
EP0660529B1 (en) Digital/analog converting circuit
KR100282443B1 (ko) 디지탈/아날로그 컨버터
JP2877983B2 (ja) A/dコンバータ回路