JPH08306838A - 電子部品用の接続リード - Google Patents

電子部品用の接続リード

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JPH08306838A
JPH08306838A JP8132659A JP13265996A JPH08306838A JP H08306838 A JPH08306838 A JP H08306838A JP 8132659 A JP8132659 A JP 8132659A JP 13265996 A JP13265996 A JP 13265996A JP H08306838 A JPH08306838 A JP H08306838A
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lead
conductive alloy
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JP8132659A
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Ricardo Cozar
コザール リカルド
Jean-Pierre Reyal
レヤル ジャン−ピエール
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Imphy SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子素子と、複数の接続リードと、外側ケー
スとを有する形式の電子部品の接続リードでの組織硬化
型導電性合金の使用。 【解決手段】 重量%組成:0≦Co≦30、9≦Ni≦21、
5≦Mo≦12、 0.1≦Al+Ti≦9、0≦Nb≦1、0≦C≦
0.15、0≦Mn≦5、0≦Cr≦13、を有し、残部は鉄と製
造に起因する不純物であり、必要に応じてさらに、W、
VおよびBeの中から選択される少なくとも1つの元素を
0.1%以下の割合で含み、銅を 0.3%以下の割合で含む
マルテンサイト型合金である組織硬化型導電性合金を使
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品用の接続
リード(pattes de connexion) に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品、特に集積回路や能動型のディ
スクリート部品では、例えば半導体材料の電子装置が非
常に細いワイヤによって接続リードに接続され、全体が
合成材料の保護ケース中に収容されている。ケースの外
へ延びた接続リードは「内部接続リード」とよばれるケ
ース内に位置する部分と、「外部接続リード」とよばれ
るケース外側に位置する部分とを有している。外部接続
リードは電子部品をそれが組み込まれるプリント回路に
接続するためのものである。この接続リードは約42%の
ニッケルを含有する鉄−ニッケル合金か、銅ベースの合
金であり、所望の電気的特性および機械的特性に応じて
使用する合金が選択される。
【0003】接続リードを作る時には合金ストリップか
ら「リードフレーム」とよばれる素材を機械的手段また
は化学的手段で切り出す。このリードフレームは金属ス
トリップによって互いに接続された複数の接続リードで
構成され、各接続リードはそれらが電子部品に集積され
た時と同じ相対位置関係に配置されている。次いで、リ
ードフレームは油や錆が除去され、洗浄され、ニッケル
メッキされ、貴金属または銅がメッキされた後、半導体
素子に組合わされ、接続される。半導体素子は内部接続
リードの中央に位置した金属部分に接着または半田付け
される。次いで、こうして得られた組立体にポリマーを
射出成形してエンキャプスレートし、最後に外部接続リ
ードを互いに切り離して独立させる。その後、外部接続
リードの錆を取り、錫メッキし、曲げ加工する。こうし
てできた電子部品は「プラスチックケースにエンキャプ
スレート(encapsulate) されている」といわれる。この
エンキャプスレーション法は受動型部品、例えばインダ
クタンス、抵抗ネットワーク、遅延ライン、コンデンサ
でも使いられている。
【0004】電子素子の接続には一般に「テープ自動ボ
ンディング」またはTABと呼ばれる方法も用いられて
いる。この方法ではメッキまたは張合せで銅合金の被膜
を形成したポリイミドフィルムからリードフレームが作
られる。
【0005】上記2つの方法はいずれも使用する合金の
機械特性が不十分であるという欠点がある。特に、圧延
金属シートを用いる最初の方法では接続リードの厚さを
0.1mm以下にすることは困難なため、部品の小型化が制
限される。また、ポリイミドフィルムに被膜を形成する
第2の方法では、取付けを容易にするために内部接続リ
ードを長くすることが望まれても、内部接続リードを長
くすることができない。いずれの場合も、製造上の制
約、特に成形適性と、接続リードに要求される機械強度
とを両方満足する手段は知られていないので、例えば厚
さ1mm以下の集積回路は製造が困難である。しかし、用
途によっては厚さ0.5 mm以下の集積回路を高い製造収率
で製造できることが望まれている。また、厚さ0.5 mm以
下のケースにエンキャプスレートされた素子より成る電
子部品は外部接続リードが非常に脆弱なため取扱いが極
めて困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記欠
点を解決して、電子部品の取扱い、プリント回路への取
付けが容易になる十分な機械的強度を有する厚さ 0.1 m
m 以下の電子部品用の接続リードの製造手段を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子素子と複
数の接続リードと外側ケースとを有する形式の電子部品
の接続リードの製造での組織硬化型(urcissement struc
tural)導電性合金の使用にある。この組織硬化型合金を
組織硬化処理前に切断してリードフレームを作る。切断
は機械的または化学的に行うことができる。組織硬化型
導電性合金は、例えば下記化学重量%組成: 0%≦ Co ≦30% 9%≦ Ni ≦21% 5%≦ Mo ≦12% 0.1%≦Al+Ti≦9% 0%≦ Nb ≦1% 0%≦ C ≦0.15% 0%≦ Mn ≦5% 0%≦ Cr ≦13% を有し、残部は鉄と製造に起因する不純物であり、必要
に応じてさらに、W、VおよびBeの中から選択される少
なくとも1つの元素を 0.1%以下の割合で含み、銅を
0.3%以下の割合で含み、マルテンサイト型合金であ
る。
【0008】この組織硬化型導電性合金は下記化学組成
が好ましい: 8%≦Co≦10% 17%≦Ni≦19% 5%≦Mo≦6% 0.3 %≦Ti≦0.7 %
【0009】組織硬化型導電性合金は下記重量%組成を
有するオーステナイト合金であってもよい: 35%≦Co≦55% 15%≦Cr≦25% 10%≦Ni≦35% 0%≦Fe≦20% 0%≦Mo≦10% 0%≦W≦15% 0%≦Mn≦2% 0%≦C≦0.15% 残部は製造に起因する不純物。
【0010】このオーステナイトの組織硬化型導電性合
金は下記重量%組成を有するのが好ましい: 39%≦Co≦41% 15%≦Fe≦20% 15%≦Ni≦17% 6%≦Mo≦8% 19 %≦Cr≦21%
【0011】本発明はさらに、半導体素子と、複数の接
続リードと、外側ケースとを有する電子部品において、
接続リードが下記重量%組成: 0% ≦ Co ≦30% 9% ≦ Ni ≦21% 5% ≦ Mo ≦12% 0.1 %≦Al+Ti≦9% 0% ≦ Nb ≦1% 0% ≦ C ≦0.15% 0% ≦ Mn ≦5% 0% ≦ Cr ≦13% を有し、必要に応じてさらに、W、VおよびBeの中らか
選択される少なくとも1つの元素を 0.1%以下の割合で
含み、銅を 0.3%以下の割合の含み、残部は鉄と製造に
起因する不純物である、マルテンサイトの組織硬化型導
電性合金で構成されることを特徴とする電子部品を提供
する。
【0012】このマルテンサイトの組織硬化型導電性合
金は下記重量%組成を有するのが好ましい: 8%≦Co≦10% 17%≦Ni≦25% 5%≦Mo≦6% 0.3 %≦Ti≦0.7 %
【0013】本発明の電子部品は下記重量%組成を有す
る組織硬化型オーステナイト合金より成る接続リードを
有することもできる: 35%≦Co≦55% 15%≦Cr≦25% 10%≦Ni≦35% 0%≦Fe≦20% 0%≦Mo≦10% 0%≦W≦15% 0%≦Mn≦2% 0%≦C≦0.15% 残部は鉄と製造に起因する不純物
【0014】この組織硬化型導電性合金は下記重量%組
成を有するのが好ましい: 39%≦Co≦41% 15%≦Fe≦20% 15%≦Ni≦17% 6%≦Mo≦8% 19%≦Cr≦21%。 本発明の電子部品の接続リードの厚さは 0.1 mm 以下に
することができる。
【0015】本発明はさらに、下記工程よりなることを
特徴とする電子素子と、複数の接続リードと、外側ケー
スとを有する電子部品の製造方法を提供する: 1) 組織硬化前に組織硬化型導電性合金からなるリード
フレームを作り、 2) 内部接続リードまたは外部接続リードを作り、 3) 二次的硬化熱処理を行い、 4) 内部接続リードに電子素子を固定し、 5) エンキャプスレーションによって外側ケースを作
り、 6) 外部接続リードを切断する。
【0016】本発明の電子部品は下記の方法で製造する
こともできる: 1) 組織硬化前に組織硬化型導電性合金からなるリード
フレームを作り、 2) 内部接続リードに電子素子を固定し、 3) エンキャプスレーションによって外側ケースを作
り、 4) 外部接続リードを切断し、 5) 外部接続リードを成形し、 6) 外部接続リードを局部的に二次硬化熱処理する。
【0017】本発明の他の対象は、少なくとも一層の組
織硬化型導電性合金の層を有し、必要に応じてポリマー
層を有するリードフレーム用テープを用いたテープ自動
接続(tape automated bonding)による電子部品の製造方
法にある。以下、電子部品の例としてドーピングされた
シリコンチップ上に回路を形成したマイクロプロセッサ
を用いて本発明をより詳細に説明する。
【0018】
【実施例】第1実施例では、マイクロプロセッサ回路が
直径約30μmの金またはアルミニウムのワイヤによって
内部接続リードに接続され、組立体全体がシリカ、その
他の絶縁材料を充填したエポキシ樹脂の容器からなる外
側ケース中にエンキャプスレートされる。外部接続リー
ドはプリント回路に半田付け可能な形状を有し、ケース
の外側まで延びている。
【0019】内部接続リードと外部接続リードは組織硬
化型のマルテンサイト導電性合金で構成され、この合金
は組織硬化後の降伏強度(limite d'elasticite) が 140
0MPaで、下記化学組成(重量%組成): 0% ≦ Co ≦30% 9% ≦ Ni ≦21% 5% ≦ Mo ≦12% 0.1% ≦Al+Ti≦9% 0% ≦ Nb ≦1% 0% ≦ C ≦0.15% 0% ≦ Mn ≦5% 0% ≦ Cr ≦13% を有し、必要な場合にはさらに、W、VおよびBeの中か
ら選択される少なくとも1つの元素を 0.1%以下の割合
で含み、銅を 0.3%以下の割合で含み、残部は鉄と製造
に起因する不純物である。
【0020】この組織硬化型導電性合金は下記化学組成
を有するのが好ましい: 8%≦Co≦10% 17%≦Ni≦25% 5%≦Mo≦6% 0.3%≦Ti≦0.7 % この好ましい化学組成の場合、合金の膨張係数は8×10
-6/K〜12×10-6/Kとなり、シリコン、ポリマーおよ
び接続リードの各膨張係数が良く合う。必要に応じて、
接続リードにニッケルメッキし、続いて金、銀またはパ
ラジウムをメッキすることができ、外側部分に錫メッキ
したり、半田を付着させることができる。
【0021】この電子部品を製造するには、降伏強度が
1,100 MPa以下となるように 750℃〜1000℃の温度で熱
処理して軟くした組織硬化型の導電性合金の厚さ 0.1 m
m 、好ましくは30〜80μmのフィルムからリードフレー
ムを作る。リードフレーム自体は公知のものであり、シ
リコンチップを収容するための複数の切抜き孔を有する
長方形のプレートである。各切抜き孔は一端がこのプレ
ートに接続された複数の薄片を有し、一般に各薄片は同
一領域へ向かって互いに放射状に収束するように延び、
この中心に小さな長方形のプレートがあり、このプレー
ト上にシリコンチップが実装される。各薄片が接続リー
ドを構成する。薄片の収束中心部近くの部分が内部接続
リードを構成し、それを除く部分が外部接続リードを構
成する。切抜き孔は機械的なパンチングまたは化学的に
切り抜くことができる。
【0022】一般には、金属フィルムに切抜き孔を形成
しした後に、陽極脱脂または陰極脱脂をし、洗浄し、次
いでニッケルメッキした後、金、銀、銅またはパラジウ
ムをメッキする。最後に5〜12個のシリコンチップを収
容するための長方形リードフレームに切断する。
【0023】リードフレームに切断後に、曲げまたはプ
レス加工で接続リードに成形し、次いで、例えば 400〜
550 ℃で1〜5時間、好ましくは不活性雰囲気下で、加
熱処理して硬化させる。この熱処理を約 700℃の温度に
数秒〜数分間加熱することで行うこともできる。リード
の成形を切断操作時に行うこともできる。この場合、熱
処理は切断/成形操作後に行う。
【0024】次に、薄片の収束部分の中心にある各プレ
ート上に回路を有するシリコンチップを半田付けまたは
接着し、次いで、金またはアルミニウムのワイヤで回路
を各薄片に接続する。シリコンチップを薄片に接続した
後、ポリマーを加圧下に射出してエンキャプスレーショ
ンによって各チップ用の外側ケースを成形し、全体を 1
70〜250 ℃で4〜16時間硬化させる。ケースのエンキャ
プスレーション作業の完了後、外側ケースの外部に一定
長の薄片が残るように外側ケースの周囲のリードフレー
ムをケースから一定距離の所で切断し、薄片間に残った
過剰な樹脂を除去する。こうして得られたケースには集
積回路が収容され、その外側には外部接続リードが延び
ている。硝酸で錆を除去した後、洗浄し、錫メッキまた
は半田を盛付けて外部接続リードの作製を完了する。本
発明では、厚さが0.1 mm以下で、降伏強度が 1400MPa以
上の接続リードを有する電子部品が得られる。
【0025】接続リードを成形してからリードフレーム
にシリコンチップを取付けるのではなく、シリコンチッ
プを取付け、ケースを成形し、ケース周囲の接続リード
を切断し、曲げ加工で外部接続リードを成形し、次い
で、外部接続リードを例えばレーザを用いた局所的熱処
理で硬化させることもできる。
【0026】用途によっては、非磁性またはステンレス
の組織硬化型導電性合金が好ましい場合がある。その場
合には下記重量%組成のオーステナイトの組織硬化型導
電性合金を用いることができる: 35%≦Co≦55% 15%≦Cr≦25% 10%≦Ni≦35% 0%≦Fe≦20% 0%≦Mo≦10% 0%≦W≦15% 0%≦Mn≦2% 0%≦C≦0.15% 残部は鉄と製造に起因する不純物。
【0027】この組織硬化型オーステナイト合金は下記
重量%組成であるのが好ましい: 39%≦Co≦41% 15%≦Fe≦20% 15%≦Ni≦17% 6%≦Mo≦8% 19%≦Cr≦21%。 この合金が上記のものと異なる点は、接続リードの曲げ
および硬化熱処理前の合金の降伏強度が 1300MPa以下
で、硬化熱処理後には 1500MPa以上になるという点での
みである。
【0028】第2実施例はテープ上にリードフレームを
配置する大規模生産に適した電子部品の製造方法に対応
する。この方法はTABまたはテープ自動ボンディング
として知られている。この第2実施例では、ポリイミド
等のポリマー層と上記組織硬化型導電性合金層とで構成
されるテープを例えば貼合せで作る。次に、例えば化学
エッチングによって組織硬化型導電性合金層に一連のリ
ードフレームを切り抜き、接続リードを作り、上記熱処
理によって硬化する。硬化熱処理を行う前に接続リード
を成形しても、硬化熱処理を最初に行ってから接続リー
ドを成形してもよい。
【0029】次に、周知の方法によって、電子素子、例
えば集積回路を形成したシリコンチップを含む電子素子
を各リードフレームに配置し、内部接続リードを電子素
子に半田付けする。次に、こうして作られた回路を電子
回路は例えばプリント回路へと送られる (例えば外部接
続リードを自動切断し、プリント回路に半田付けによっ
て接続する特殊機械を用いて) 。
【0030】本発明合金を用いると、公知の内部接続リ
ードよりも少なくとも15%長い内部接続リードを作るこ
とができる。本発明合金は非常に優れた機械特性を有す
るので、組織硬化型導電性合金のみで構成されるストリ
ップ (すなわちポリマー層を含まないストリップ) にも
TAB法を適用することができる。本発明方法で得られ
る組織硬化型導電性合金の接続リードを有する外側樹脂
ケース内にシリコンチップを収容した電子部品の合計の
厚さは1mm以下であり、接続リードの厚さは 0.1 mm 以
下、例えば0.03〜0.08mmである。この表面実装型の電子
部品の接続リードは従来のものより脆性が低い。一般
に、本発明の組織硬化型導電性合金はディスクリートな
能動部品および受動型部品、特に表面実装型のインダク
タンス、抵抗性ネットワークまたはコンデンサに使用す
ることができる。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子素子と、複数の接続リードと、外側
    ケースとを有する形式の電子部品の接続リードでの組織
    硬化型導電性合金の使用。
  2. 【請求項2】 組織硬化型導電性合金が下記重量%組
    成: 0%≦ Co ≦30% 9%≦ Ni ≦21% 5%≦ Mo ≦12% 0.1%≦Al+Ti≦9% 0%≦ Nb ≦1% 0%≦ C ≦0.15% 0%≦ Mn ≦5% 0%≦ Cr ≦13% を有し、残部は鉄と製造に起因する不純物であり、必要
    に応じてさらに、W、VおよびBeの中から選択される少
    なくとも1つの元素を 0.1%以下の割合で含み、銅を
    0.3%以下の割合で含む、マルテンサイト型合金である
    ことを特徴とする請求項1に記載の使用。
  3. 【請求項3】 組織硬化型導電性合金が下記重量%組成
    を有する請求項2に記載の使用: 8%≦Co≦10% 17%≦Ni≦19% 4%≦Mo≦6% 0.3 %≦Ti≦0.7 %。
  4. 【請求項4】 組織硬化型導電性合金が下記重量%組成
    を有するオーステナイト合金である請求項1に記載の使
    用: 35%≦Co≦55% 15%≦Cr≦25% 10%≦Ni≦35% 0%≦Fe≦20% 0%≦Mo≦10% 0%≦W≦15% 0%≦Mn≦2% 0%≦C≦0.15% 残部は製造に起因する不純物。
  5. 【請求項5】 組織硬化型導電性合金が下記重量%組成
    を有する請求項4に記載の使用: 39%≦Co≦41% 15%≦Fe≦20% 15%≦Ni≦17% 6%≦Mo≦8% 19%≦Cr≦21%。
  6. 【請求項6】 半導体素子と、複数の接続リードと、外
    側ケースとを有する電子部品において、接続リードが下
    記重量%組成: 0% ≦ Co ≦30% 9% ≦ Ni ≦21% 5% ≦ Mo ≦12% 0.1 %≦Al+Ti≦9% 0% ≦ Nb ≦1% 0% ≦ C ≦0.15% 0% ≦ Mn ≦5% 0% ≦ Cr ≦13% を有し、必要に応じてさらに、W、VおよびBeの中らか
    選択される少なくとも1つの元素を 0.1%以下の割合で
    含み、銅を 0.3%以下の割合の含み、残部は鉄と製造に
    起因する不純物である、マルテンサイトの組織硬化型導
    電性合金で構成されることを特徴とする電子部品。
  7. 【請求項7】 組織硬化型導電性合金が下記重量%を有
    する請求項6に記載の電子部品: 8%≦Co≦10% 17%≦Ni≦25% 5%≦Mo≦6% 0.3%≦Ti≦0.7 %。
  8. 【請求項8】 半導体素子と、複数の接続リードと、外
    側ケースとを有する電子部品において、接続リードが下
    記重量%組成: 35%≦Co≦55% 15%≦Cr≦25% 10%≦Ni≦35% 0%≦Fe≦20% 0%≦Mo≦10% 0%≦W≦15% 0%≦Mn≦2% 0%≦C≦0.15% を有し、残部は鉄と製造に起因する不純物であるオース
    テナイトの組織硬化型導電性合金で構成されることを特
    徴とする電子部品。
  9. 【請求項9】 組織硬化型導電性合金が下記重量%を有
    する請求項8に記載の電子部品: 39%≦Co≦41% 15%≦Fe≦20% 15%≦Ni≦17% 6%≦Mo≦8% 19%≦Cr≦21%。
  10. 【請求項10】 接続リードの厚さが 0.1 mm 以下であ
    る請求項項6〜9のいずれか一項に記載の電子部品。
  11. 【請求項11】 下記工程よりなることを特徴とする電
    子素子と、複数の接続リードと、外側ケースとを有する
    電子部品の製造方法: 1) 組織硬化前に組織硬化型導電性合金からなるリード
    フレームを作り、 2) 内部接続リードまたは外部接続リードを作り、 3) 二次的硬化熱処理を行い、 4) 内部接続リードに電子素子を固定し、 5) エンキャプスレーションによって外側ケースを作
    り、 6) 外部接続リードを切断する。
  12. 【請求項12】 下記工程よりなることを特徴とする電
    子素子と、複数の接続リードと、外側ケースとを有する
    電子部品の製造方法: 1) 組織硬化前に組織硬化型導電性合金からなるリード
    フレームを作り、 2) 内部接続リードに電子素子を固定し、 3) エンキャプスレーションによって外側ケースを作
    り、 4) 外部接続リードを切断し、 5) 外部接続リードを成形し、 6) 外部接続リードを局部的に二次硬化熱処理する。
  13. 【請求項13】 下記工程よりなることを特徴とする電
    子素子と接続リードとを有する電子部品の製造方法: 1) 組織硬化前の少なくとも1層のオーステナイトまた
    はマルテンサイトの組織硬化型導電性合金の層を有し、
    必要に応じてさらにポリマー層を有するストリップを作
    り、 2) このストリップからリードフレームを切取り、 3) 接続リードを成形してから硬化熱処理するか、硬化
    処理してから接続リードを成形し、 4) 内部接続リードを電子素子に半田付けし、 5) 外部接続リードを切断し、半田付けでプリント回路
    に接続する。
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