JPH05156393A - 電子部品用部材 - Google Patents

電子部品用部材

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JPH05156393A
JPH05156393A JP1781892A JP1781892A JPH05156393A JP H05156393 A JPH05156393 A JP H05156393A JP 1781892 A JP1781892 A JP 1781892A JP 1781892 A JP1781892 A JP 1781892A JP H05156393 A JPH05156393 A JP H05156393A
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JP
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solder
phase
case
soldering
balance
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Application number
JP1781892A
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English (en)
Inventor
Michihiko Inaba
道彦 稲葉
Hirofumi Omori
廣文 大森
Shinichi Nakamura
新一 中村
Yoko Takeuchi
曜子 竹内
Mitsuhiro Tomita
充裕 富田
Yoshinori Honma
美規 本間
Masahiko Yoshiki
昌彦 吉木
Tatsuya Hatanaka
達也 畠中
Futoshi Takahashi
太 高橋
Hideki Matsunaga
秀樹 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、半田付け性、半田耐候性にすぐれ、
かつ電子部品に必要な機械的強度、ボンディング性をも
達成する電子部品用部材を提供することを目的とする。 【構成】本発明の電子部品用部材は、PbおよびInの
少なくとも一種を0.1〜50重量%含有し、残部が実
質的にCu、FeおよびAlのいずれか一種からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品用部材に係
り、特に民生用素子、例えば半導体装置のリードフレー
ム、キャリアフレーム(TAB用テープ)、ボンディン
グワイヤ・バンプ、コネクタ、スイッチ等の材料として
有用な電子部品用部材に関する。
【0002】
【従来の技術】民生用製品、例えばトランジスタ、IC
(集積回路)、LSI(大規模集積回路)等の半導体装
置は、高出力、多機能という製品一般に要求される性質
の他に、量産性がよく、低価格で製造されることも要求
される。
【0003】そこで、これらの要求を満たす半導体装置
として、図5に示す樹脂封止型構造のものが知られてい
る。すなわち、ダイフレーム(もしくはタブ)21の上
に半導体チップであるペレット22がダイボンディング
(もしくはマウント)され、ペレット22の膜状の電極
(チップ電極)とリードフレーム23とがリードワイヤ
24で結線される。そして、最後にこれらを樹脂25で
モールディングして、樹脂封止型の半導体装置が完成す
る。この際リードフレーム23の樹脂モールド25内に
ある部分はインナーリードと呼ばれる。
【0004】ここで、リードフレーム23には、上述の
要求との関連で次の性質が要求される。すなわち、表
面酸化が少ないこと、プレスによる打抜きもしくは塩
化第二鉄溶液等を用いたエッチングにより製造する際の
プレス打抜き性、プレス曲げ性(延性)等の加工性およ
びエッチング性が良好であること、高温特性(例えば
250℃以上の温度における機械的強度)が優れている
こと、半田付性(半田との濡れ性、半田めっき性)、
半田耐候性、めっき性がよいこと、などである。
【0005】そこで、これまでは上記の性質を比較的満
足するリードフレーム材料として42Ni−Fe合金が
広く使用されている。
【0006】一方、民生用の素子でも光半導体を用いた
LED(発光ダイオード)等は、光の反射率を向上させ
るため、Al合金を使用することが多い。そしてこの場
合、強度を高めるためSiやMgを添加することがあ
る。また、LSIやICに使用するリードフレームには
ボンディング性を向上させるためAlのクラッドを用い
ることがある。
【0007】さらに、リードワイヤには、湾曲したりす
るのに適度な強度を有するCu系の材料が用いられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の材料
を半田付けする場合を考えてみると、まず42Ni−F
eの鉄系合金は、強力なフラックス(溶剤)がないと半
田付けできない。そのため有機系の溶剤(フロン洗浄さ
れる)が使用されてきた。しかし、これらは環境汚染に
つながることから、水溶性のフラックスによっても半田
付けが可能なリードフレーム材料が求められている。
【0009】他方、Al系の材料も直接の半田付けがで
きない。よってAlクラッドを施した場合は、半田付け
する部分に限りそのクラッドを剥離しなければならない
という手間がある。また最近の超音波半田付け法により
Alに直接半田付けする場合も、半田中のSnとAlが
反応して界面に耐蝕性のない層ができるなどの不具合が
ある。
【0010】その他、Cu系の材料は半田付けは可能で
あるが、両者の界面にCu3 Sn、Cu6 Sn5 等の硬
い金属間化合物が生じ、半田が剥離したりするおそれが
ある(半田耐候性が悪い)。
【0011】以上のように、従来では電子部品用部材
(リードフレーム、キャリアフレーム(TABテー
プ)、ボンディングワイヤ・バンプ、コネクタ等)の電
気的接続が必ずしも充分ではなかった。
【0012】例えばリードフレームでは半田付け、半田
めっき性が不充分であり、キャリアフレームでは、S
n,半田めっき性が不充分であり、ボンディングワイヤ
・バンプでは、塑性変形性が不充分であり、さらにコネ
クタ・スイッチでは半田付、半田めっき性が不充分であ
った。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、半田付け性、半田耐候性、めっき性にすぐれた電子
部品用部材を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は上記
課題を解決するために、PbおよびInの少なくとも一
種を0.1〜50重量%含有し、残部が実質的にCu、
FeおよびAlのいずれか一種からなる電子部品用部材
を提供する。
【0015】PbおよびInの少なくとも一種を0.1
〜50重量%としたのは、0.1重量%未満では半田濡
れ性、半田耐候性の向上には不十分であり、他方50重
量%を越えると製造する電子部品用部材の強度が低下す
るためである。
【0016】残部が鉄の場合、Pb,InはFeと相互
に固溶しないため、素材内ではPb(In)相とFe相
に分れる。そこで、このPb,In相が半田中のSnや
Inと共晶組織をつくり、半田付けが容易になるのであ
る。鉄の場合、Pb,Inの含有量は好ましくは0.5
〜30重量%、より好ましくは2〜15重量%がよい。
【0017】Pb,Inの含有により、半田付け性、半
田めっき性、Snめっき性、Au,Agめっき性、塑性
変形等の向上が図れる。
【0018】半田付けをしやすくするための表面処理は
必要に応じて行なう。Pb,Inの添加量が少ない場合
はFe相を選択的にエッチングし、半田付けに掛かる表
面にPb,Inを凝縮させる。エッチングは、非酸化性
雰囲気中で塩酸、硫酸、フッ酸等の酸に浸漬(ディッ
プ)するのがよい。また苛性ソーダへの浸漬も効果的で
ある。
【0019】不可避不純物として、Al,Ti,C,
O,Si,Mn,P,Zn,Ta,Nb等は、5重量%
以内であれば、製品強度、例えばリードフレームの強度
を向上させるのに役立つ。またCrはFe相に固溶して
耐蝕性を向上させるが、所定の効果を発揮させ、かつ半
田をはじかないためには3〜10重量%の含有が望まし
い。
【0020】製造法は溶湯急冷法でもよいし、Fe,P
b,Inそれぞれの元素と固溶体をつくるようなフラッ
クス、例えばTi,Si等を混ぜて溶解し、圧延したも
のを用いてもよい。好ましくは比重差を少なくできる溶
湯急冷法がよい。このとき溶湯急冷速度は、100℃/
秒以上がよく、また精度のよい板厚を得るには双ロール
による冷却が適している。
【0021】つぎに残部がアルミニウムの場合、Pbあ
るいはInは、半田中のSnと共晶組織をつくり、堅固
な接合を保つ。ただし、Pb,Inは、0.1重量%未
満であるとAl相中に固溶して単独の相として出現せ
ず、半田と共晶組織をつくりにくくなる。望ましい添加
量は5〜25重量%である。
【0022】Pb,In相は、Al相とはある程度の固
溶幅をもちながら、金属素体内で相分離している。図1
はこの相分離している状態を示す金属組織図である。A
l相1の結晶粒度は、JIS−0551オーステナイト
の粒度番号6以上が好ましい(6未満では粗大化しすぎ
るためである)。図中、符号2はPb相もしくはIn相
である。結晶方位については、特に規定する必要がな
い。
【0023】なお、金属素体へは、Al,Pb,In以
外に、Cu,Si,Zn,Mg,Ti,FeおよびNi
を含んでもよい。5重量%までのSi,Znは強度向上
に効果があり、また50重量%までのCu,NiはAl
相中にAlとの金属間化合物をつくるため最も強度を向
上させる。Al,Cu,Feは母材を構成する。特にC
uは導電性、Feは強度を向上させる。Alは接続性を
向上させ、反射率向上によりLED等の応用に好適とな
る。
【0024】図2は、本発明のAl相1とPbもしくは
In相2からなる金属素体(電子部品用部材)3に半田
4を接合したときの金属組織図であるが、金属素体3と
半田4の界面には、PbあるいはIn相2とSn5の共
晶組織が形成される。符号6は、半田4中のPbを示
す。このとき金属素体3表面のAl相1を希塩酸や希フ
ッ酸で選択的にエッチングし、Pb,Inに富む(Pb
−richもしくはIn−rich)状態にすると、共晶組織が
できやすくなる。
【0025】このAl−Pb,In金属素体に対してワ
イヤボンディングするときは、ワイヤはAu,Cu,A
l製のいずれでも直接ボンディングが可能である。この
とき、図3に示すように、ワイヤ7はAl相1とPbも
しくはIn相2の両相に接触するが、ワイヤ7がAu製
の場合は両相1,2と、Cu製,Al製の場合はAl相
1と接合するので問題はない。
【0026】最後に残部が銅の金属素体の場合は、P
b,Inを添加すると、半田ディップ時あるいは半田め
っき後のバーンインで両者に界面にSnとCuの間で前
述の有害な金属間化合物が生成されにくくなり、長時間
使用に対する信頼性が増す。このとき、好ましいPbの
含有範囲は2〜20重量%である。
【0027】なお、不可避的不純物としては、Zn、
S、P、O、C、N、Au、Sn等が考えられるが、微
量ならば性質に影響はない。
【0028】
【実施例】
<実施例1〜14>(リードフレームとしての実施例) 下記表1に示す成分(表中、例えば実施例1のFe−5
Pbは、Pbが5重量%、残部がFeであることを示
す。以下の実施例、表においても同じ。)を有する実施
例1〜14の金属素体を製造した。すなわち、素材は双
ロール法でつくり、板厚1mmまでにおとす。冷却速度は
100℃/秒以上で、その後に板厚0.25mmまで冷間
圧延と焼鈍を繰り返しておとす。金属相はPbあるいは
Inを主成分とした少なくとも1種の相(PbとInが
両方入っていると20%までは固溶するが、それ以上で
あるとPbとInは分離する)と、Al,Cu,Feの
相に分かれる。外層表面には半田めっき、あるいは一部
半田デッップを行なう。評価としては、半田めっき性、
半田付け性、強度(ビッカース硬度)、ボンディング性
である、Al材については反射率も対象とした。実施例
1〜5については溶湯急冷法で、また実施例6について
は溶解法で製造し、さらに前者は冷間圧延を行ない、後
者は熱間圧延と冷間圧延を繰返して厚さ0.25mmの板
に仕上げた。そして、この薄板状のコイルをプレス打抜
きで所定形状のリードフレームにした。
【0029】ついでSi半導体ペレットをダイボンディ
ングし、Au製ワイヤでワイヤボンディングする。そし
てこのペレットとリードフレームを電気的に接続した
後、モールド樹脂でペレットを保護し、カッティングと
ベンディングを施して電子部品を完成させた。
【0030】この電子部品のリードフレームのアウター
リード(リードフレームのうち樹脂モールドから露出し
た部分)について、半田付け試験を行なった。半田はP
b−Sn共晶半田で、”260℃で5秒間浸漬した。フ
ラックスは水溶性のものを用いた。判定は目視で、90
%以上の表面が濡れていれば良好、それ未満は不良とし
た。なお、実施例2と6には表の備考欄に示す表面処理
を行ない、実施例6ではめっきで半田を付けた。
【0031】他方、比較例1として42Ni−Fe合金
のリードフレームについても同様の実験を行なった。
【0032】
【表1】
【0033】表1から分かるように、本実施例1〜6の
リードフレームは、いずれも良好な半田濡れ性を示し、
不良の42Ni−Fe合金とは好対照をなした。
【0034】<実施例7〜11>上記表1に示す成分を
含んだ溶湯を双ロールドラムで急速に冷却(冷却速度は
約100℃/秒)し、AlとPbもしくはInが均一に
混合してできた3mm厚の板を製造する。この後さらにひ
ずみとりの焼鈍しを行ない、冷間圧延により0.25mm
厚の板材にした。そしてこの板材をプレス成形してイン
ナーリードとアウターリードをもつリードフレームを形
成し、前記実施例1〜14と同様にして樹脂モールドし
た電子部品を製作した。
【0035】その後アウターリードを希フッ酸で洗浄
し、Agを5重量%含んだPb−Sn共晶半田(いわゆ
る含銀半田)により、260℃でアウターリードの接合
を完成させた。この際一部、Pb,In量の少ないもの
については水溶性フラックスを使用した。他方、Pb,
Inの含有量が0.5〜50重量%の範囲外にある比較
例2および3のリードフレームを製造した。
【0036】表2は、これら実施例と比較例のリードフ
レームの機械的強度(ビッカース硬度計)、半田界面と
の接合性(前記実施例1〜6と同じ評価法により「良
好」を○、「不良」×で示した)およびボンディング性
(ピール試験機)を合せて示す。表中、「組織」の欄の
「二相」とはAl相とPb,In相に分れていることを
示し、「単相」とはAl相以外の相が認められないこと
を示す。
【0037】上記表から分かるように、実施例7〜11
のリードフレームは、半田付性、強度、ボンディング性
のいずれにおいても、良好な結果を示した。しかし、P
bの含量が足りない比較例2は半田付性が悪く、他方I
nの含量が多すぎる比較例3は強度において劣ってい
る。
【0038】
【表2】
【0039】上記表2の実施例24,25,26に係る
成分のAl−In溶湯をタンディッシュにとり、このタ
ンディッシュの底に設けた50μmの穴を通して、冷却
した回転ロールの上にAl−In溶湯を噴射・急冷し、
Al−Inが均一に混じり合ったワイヤを得た(単ロー
ル法あるいは双ロール法)。この際の冷却温度は150
℃/秒とした。その後100℃でこのワイヤを30分時
効処理し、さらに室温まで温度を下げた。そして、この
ワイヤをロールに巻き取ってリードワイヤ(ボンディン
グワイヤ)とした。
【0040】このリードワイヤを、超音波ボンダを用い
て、半導体チップのAl電極およびリードフレームに接
続した。この際、半導体チップを載せたステージは20
0℃まで加熱した。その結果、これらAl−Inリード
ワイヤと半導体チップAl電極の接合強度は、60g/
ワイヤと良好で、電極の損傷もなかった。また各Al−
Inリードワイヤとリードフレームとの接合強度もほぼ
同じ程度であった。
【0041】この後、接合した半導体チップ、Al−I
nリードワイヤおよびリードフレームをエポキシ樹脂で
コート・硬化した後、リードフレームのアウターリード
についてカッティングとベンディングを行い、半導体装
置(電子部品)として完成させた。この半導体装置につ
いて、熱応力に対する耐性を調べる温度サイクル試験
(−55℃×30分→25℃×20分→150℃×30
分の温度変化のサイクルを与える試験)を200サイク
ル繰り返してもワイヤの断線は起こらなかった。
【0042】つぎに前記実施例24,25,26と同様
の方法で、上記表3に示した実施例27の成分を有する
リードワイヤを得、そのAl−Inリードワイヤを用い
て図4に示す半導体装置10を製造した。すなわち、半
導体チップ12の電極膜にこのAl−Inリードワイヤ
をボールボンディングした後、ボールを残してワイヤを
切断し、ボール型バンプ13を形成した。このとき電極
膜の損傷は見られなかった <実施例15〜23>(キャリアフレームとしての実施
例) つぎにCu−3InでつくったTAB(Tape Automated
Bonding)用キャリアフレーム14のインナーリード1
4aとボール型バンプ13を接合した。この接合の際に
はインナーリード14a表面のSnメッキがボール型バ
ンプ13のPbと共晶組織をつくった。その結果、イン
ナーリード14aとボール型バンプ13の接合強度は、
70g/リードと良好な値を示した。キャリアフレーム
のつくり方は、絶縁テープ(ポリイミド)を接着剤で付
け、所定のパターンをエッチングでおとしてつくる。圧
延材のつくり方はリードフレームと同じで、板厚は0.
01mmであり、金属相は同じである。
【0043】
【表3】
【0044】さらに、これら半導体チップ12、ボール
型バンプ13およびインナーリード14aをポッティン
グ樹脂15で封止した後、前実施例と同様の温度サイク
ル試験を行ったが、半導体装置10の動作に異常は見ら
れなかった。
【0045】評価はSnまたは半田めっき性、ポリイミ
ドとの接着性、エッチング性、強度等である。実施例2
1では電蝕もなくなった(比較例5は電蝕有り)。
【0046】<実施例28〜33>(コネクタ、スイッ
チの実施例) 前記実施例と同様にして、コネクタ、スイッチを製造し
た。
【0047】
【表4】
【0048】スイッチ、コネクタにおいては、接点での
摺動性が必要である。上記表4に示したように、めっき
性、半田付け性、強度に加え、摺動性も評価項目とし
た。
【0049】本実施例によれば、半田付、半田めっき性
および強度、摺動性等の向上が確認できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子部品
用部材は半田付け性、半田耐候性にすぐれ、かつ電子部
品に必要な機械的強度、ボンディング性をも達成する。
したがって、電子部品用の材料としては極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成分からなる金属素体の金属組織
図。
【図2】図1の金属素体に半田付けをしたときの金属組
織図。
【図3】図1の金属素体にワイヤをボンディングしたと
きの金属組織図。
【図4】本発明の一実施例に係るリードワイヤのバンプ
接続により形成した半導体装置の断面図。
【図5】樹脂封止型半導体装置の断面図。
【符号の説明】
1 Al相 2 Pb,In相 4 半田 5 Sn相 6 Pb相 7 リードワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 曜子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (72)発明者 富田 充裕 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (72)発明者 本間 美規 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (72)発明者 吉木 昌彦 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (72)発明者 畠中 達也 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (72)発明者 高橋 太 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (72)発明者 松永 秀樹 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PbおよびInの少なくとも一種を0.
    1〜50重量%含有し、残部が実質的にCu、Feおよ
    びAlのいずれか一種からなる電子部品用部材。
  2. 【請求項2】 前記PbおよびInの含有量は、部材内
    部より表面部において多い請求項1記載の電子部品用部
    材。
JP1781892A 1991-09-30 1992-02-03 電子部品用部材 Pending JPH05156393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1781892A JPH05156393A (ja) 1991-09-30 1992-02-03 電子部品用部材

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-252277 1991-09-30
JP25227791 1991-09-30
JP1781892A JPH05156393A (ja) 1991-09-30 1992-02-03 電子部品用部材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002070762A1 (en) * 2001-03-06 2002-09-12 Kiyohito Ishida Member having separation structure and method for manufacture thereof

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