JPH0830645B2 - タイヤトレッド長の測定方法 - Google Patents

タイヤトレッド長の測定方法

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JPH0830645B2
JPH0830645B2 JP4302291A JP30229192A JPH0830645B2 JP H0830645 B2 JPH0830645 B2 JP H0830645B2 JP 4302291 A JP4302291 A JP 4302291A JP 30229192 A JP30229192 A JP 30229192A JP H0830645 B2 JPH0830645 B2 JP H0830645B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タイヤトレッド長の
測定方法に係わり、更に詳しくはタイヤトレッドの上面
プロファイルに影響されることなく精度良くタイヤトレ
ッドの長さを測定することができる測定方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤトレッド長さを測定する方
法には、例えばレーザ光をトレッドの流れ方向と直角に
当てて、レーザ光が遮光している間にトレッド進みをパ
ルスでカウントすることにより測定する方法や、トレッ
ドの前端斜め上方からレーザ光を照射してトレッドの前
端を検出するとともに、トレッドの後端をイメージセン
サにより検出し、そして両者により検出した距離を換算
してタイヤトレッドを測定する方法が知られている。
【0003】 しかしながら、押出機により押出された
トレッドは、ロットによりさまさまなプロファイルを持
ち、また下面はフラットな形状をしている。即ち、押
されたトレッドWは、図2に示すようにトレッドWの前
後端面W1,W2は後に端面相互を接合させる関係上、
トレッドWの下面に対して十数度の傾斜角度で切断され
ている。そして、トレッドWの上端部はトレッドWを平
面から見るとプロファイルの影響によって波形状になっ
ており、また下端部はフラットになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】従って、トレッドW
の全長Lを測定しようとする場合に、プロファイルの突
出部分tで測定すると測定誤差が生じ、正確なトレッド
長さを測定することができない。従って、従来の後者の
場合には、トレッドの先端部のバタツキによって前端検
出にバツキが生じ、測定値に影響を与えるという問題
があった。
【0005】また1パルス当りの長さ換算誤差が累積し
て精度の良い測定値を得ることができず、更にまた広い
視野のイメージセンサが必要となり、読み取り速度が制
限されると言う問題があった。また、イメージセンサー
を応用した物体の位置検出においては、像の視野の中心
からはずれるほどイメージセンサ上の結像がぼけて物体
の位置を検出する精度が悪くなることが知られている。
【0006】この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、トレッド上面のプロファイルの影響
を受けずに、トレッドの長さを精確に、かつ自動的に測
定するタイヤトレッド長の測定方法を提供することを目
的とするものである。またこの発明の他の目的は、あら
ゆる長さのトレッド長を精度良く測定できるタイヤトレ
ッド長の測定方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、一定の長さに切断されてコンベアにより
搬送されて来た平面状底面を有するトレッドの底面先端
を光反射型センサで検出すると共に、トレッドの後端検
出用のイメージセンサによりその視野内を撮像し、前記
トレッドの底面後端がその視野内を通過するまで、搬送
方向に沿って所定の間隔で配列された複数の光反射型セ
ンサで順次トレッドの底面先端を検出すると共に、前記
イメージセンサによりその視野内の撮像を繰り返し行
い、その撮像したデータの内、トレッドの底面後端がイ
メージセンサの視野内にあるものを全て記憶装置に記憶
させ、その中からイメージセンサの視野中心に最も近い
トレッド底面後端のデータを選択し、このデータとそれ
に対応した光反射型センサの位置関係からトレッド長を
求めることを要旨とするものである
【0008】
【発明の作用】 この発明は上記のように構成され、搬送
されてくる平面状底面を有するトレッドの底面先端を光
反射型センサで検出し、トレッドの底面後端をイメージ
センサにより検出するため、従来のように、押出機によ
り押出され、上面がロットにより様々な形状に形成され
たトレッドのその上面を基準とせず、平面状底面を基準
にして測定することができるので、トレッド上面のプロ
ファイルに影響を受けることがなく、それによって、ト
レッドの長さを精度よく自動的に測定することができ
る。
【0009】 また、トレッドの底面後端がイメージセ
ンサの視野内を通過するまで、搬送方向に沿って所定の
間隔で配列された複数の光反射型センサで順次トレッド
の底面先端を検出すると共に、イメージセンサによりそ
の視野内の撮像を繰り返し行ない、撮像したデータの
内、トレッドの底面後端がイメージセンサの視野内にあ
るものを全て記憶装置に記憶させ、その中からイメージ
センサの視野中心に最も近いトレッド底面後端のデータ
を選択し、このデータとそれに対応した光反射型センサ
の位置関係からトレッド長を求めるので、イメージセン
サのレンズ収差による誤差を最小限に抑えて、より精度
の高い測定を行うことができる。 そしたまた、トレッド
の長さが異なっていてもそれぞれに対応することが可能
である。
【0010】
【発明の実施例】以下添付図面に基づいて、この発明の
実施例を説明する。図1は、この発明を実施した全体斜
視図を示し、この発明に係る測定装置は、ローラコンベ
ア1のローラ1a間の下部に一定の間隔で配設された複
数の光反射型センサ2(以下エッジセンサ2と言う)
と、このエッジセンサ2の上流側に配設されたイメージ
センサ3及び光電管4とにより構成されている。前記エ
ッジセンサ2は、コンベアフレーム5(図3参照)にト
レッドWと直交する向きに取付けられ、この実施例では
図3に示す視野中心点Oより1600mmの所に、第1番
目のエッジセンサ2を配置し、そしてこのエッジセンサ
2からトレッド搬送方向に100mm間隔で合計10本の
エッジセンサ2を配設してある。
【0011】このため測定範囲は1600mm〜2600
mmであるが、これらエッジセンサ2の配置の幾何学的寸
法を変えることによって、測定レンジは自由に選ぶこと
が出来る。これらの幾何学的寸法はマイクロコンピュー
タ(図示せず)に記憶されて、後述する測定動作にて使
用される。また前記イメージセンサ3の下部には螢光灯
6が配置され、また光電管4の下部にも反射板7が配置
されている。
【0012】なお、イメージセンサ3及び光電管4は、
ローラコンベア1上に架設されたフレーム8に取付けら
れる。なお、図2は、この実施例で使用するトレッドW
を示しており、前端面W1はトレッドWの下面に対して
十数度の傾斜角度で切断され、また後端面W2側底面は
フラットな形状となっている。
【0013】 なお、この本例は一実施例であり、鈍角
端部がトレッドの先端でも後端でも良く、又、鈍角端部
は上面でもよい。その時は反射型センサは上側に取付け
る。次に測定方法を図3、図4(a)、(b)、図5を
参照しながら説明する。図4(a)はエッジセンサ2が
まだトレッドW底面を検出していない時の図である。エ
ッジセンサ2より出た細いビームQはトレッドWの傾斜
した前端面W1による反射光Q1がエッジセンサ2自身
に反射して来ないためOFFである。もうすこしトレッ
ドが進行すると(図4(b))、ちょうど底面のカット
した線の所で反射光Q1がエッジセンサ2自身に反射し
て、ONとなる。即ち、エッジセンサ2がOFFからO
Nの時に、トレッドWの底面先端がエッジセンサ2の直
上にある時である。
【0014】図3の光電管4は、測定装置上にトレッド
Wがあるか否かを検出するものであり、その光軸S上
で、ローラコンベア1の下に配置した反射板との間にト
レッドWが進行して来た時にONとなる。この光電管4
の配置は第1番目のエッジセンサ2とイメージセンサ3
のカメラの間ならどこにあっても良い。イメージセンサ
3のカメラは、トレッドWの進行方向の螢光灯6の遮光
量が検出できる向きで取付けられている。
【0015】この実施例で使用したイメージセンサ3の
カメラは512ビットでローラコンベア1表面上での視
野が200mmになる様にローラコンベア1表面とイメー
ジセンサ3のカメラの高さを選んだ。イメージセンサ3
のビット数と視野は測定精度に関係し、実施例では20
0/512≒0.39mmである。視野内にローラコンベア
1のロール1aが入らない様に図1で示した如く、視野
内のローラコンベア1を分割する。又、イメージセンサ
の視野の中心O、即ちイメージセンサ3がちょうど半分
影になる点を視野中心Oと呼び、その点と第1番目のエ
ッジセンサまでの距離を定数として記憶して置く。
【0016】 図3で図の左手より一定の長さに切断さ
れてコンベアにより搬送されて来た平面状底面を有する
トレッドWの先端が光電管4を遮光した時、図示しない
マイクロコンピュータへの入力信号がOFF→ONとな
り、第1番目のエッジセンサ2の信号入力が可能にな
トレッドWの底面先端は、先ず第1番目に配置され
たエッジセンサ2で検出される。この時、トレッドWの
後端検出用のイメージセンサ3によりその視野内でトレ
ッドWの後端側の撮像が行われる。続いて、第2番目の
エッジセンサ2でトレッドWの底面先端が検出される
と、再びイメージセンサ3によりトレッドWの後端側が
撮像される。搬送されるトレッドWは、トレッドWの底
面後端がイメージセンサ3の視野内を通過するまで、搬
送方向に沿って所定の間隔で配列された複数のエッジセ
ンサ2により、順次トレッドの底面先端を検出すると共
に、それに対応してイメージセンサ3によりその視野内
の撮像が繰り返し行われる。そして、マイクロコンピュ
ータに入力されたそれらの撮像データの内、トレッドの
底面後端がイメージセンサの視野内にあるものが全てマ
イクロコンピュータ(記憶装置)に記憶されると共に、
その際に用いられた各エッジセンサの番号もマイクロコ
ンピュータに記憶される。そして、その中からイメージ
センサ3の視野中心Oに最も近いトレッド底面後端のデ
ータが演算により選択され、このデータとそれに対応し
たエッジセンサ2の位置関係からトレッド長が求められ
る。 即ち、視野中心Oに最もトレッド底面後端が近いデ
ータの暗部(トレッドWにより蛍光灯6からの光が遮断
されて、検出電圧が所定値以下)のビット数を数え、次
式によりトレッド長Lを演算により求めることができ
る。
【0017】トレッド長(L)={(暗部ビット数)−
(総ビット数/2)}×ビット係数+(視野中心より光
反射型センサまでの距離 但し、ビット係数=視野の長
さ/総ビット数。
【0018】 図5にマイクロコンピュータ内の流れを
示した。スタートからエンドまでを各トレッド長の測定
毎に繰り返す。イメージセンサのビット数が全てダーク
(所定の電圧以下を検出)とは、視野内をトレッド後端
側が横断した状態で、蛍光灯6からの光を全て遮断した
状態である。イメージセンサのビット数が全てブライト
(所定の電圧を越えて検出)とは、トレッド後端がイメ
ージセンサの視野内を通過し、その視野内にはトレッド
後端がなく、蛍光灯6からの光が全て入光される状態で
ある。 イメージセンサ3のレンズの収差のために、視野
中心Oから離れるほど、像がぼけたり、直線性が悪くな
ったりするので、実施例では、 視野長さ≧エッジセンサ間距離×2 として、トレッド部の像がイメージセンサ3の中心に
近い測定値を測定結果とし、最適化を図った。即ち、
メージセンサ3の視野中心Oに最も近いトレッド底面後
端のデータをトレッド長を求める際に用いるため、イメ
ージセンサのレンズ収差による誤差を最小限に抑制し、
精度の高い測定を行うことが出来るものである。
【0019】
【発明の効果】上述したように本発明は、一定の長さに
切断されてコンベアにより搬送されて来た平面状底面を
有するトレッドの底面先端を光反射型センサで検出する
と共に、トレッドの後端検出用のイメージセンサにより
その視野内を撮像し、前記トレッドの底面後端がその視
野内を通過するまで、搬送方向に沿って所定の間隔で配
列された複数の光反射型センサで順次トレッドの底面先
端を検出すると共に、前記イメージセンサによりその視
野内の撮像を繰り返し行い、その撮像したデータの内、
トレッドの底面後端がイメージセンサの視野内にあるも
のを全てマイクロコンピュータに記載させ、その中から
イメージセンサの視野中心に最も近いトレッド底面後端
のデータを選択し、このデータとそれに対応した光反射
型センサの位置関係からトレッド長を求めるので、以下
のような優れた効果を奏するものである。即ち、搬送さ
れてくる平面状底面を有するトレッドの底面先端を光反
射型センサで検出し、トレッドの底面後端をイメージセ
ンサにより検出するため、従来のように、押出機により
押出され、上面がロットにより様々な形状に形成された
トレッドのその上面を測定基準とせず、平面状底面を基
準にして測定することができるので、トレッド上面のプ
ロファイルに影響を受けることがなく、それによって、
トレッドの長さを精度よく自動的に測定することができ
る。 また、トレッドの底面後端がイメージセンサの視野
内を通過するまで、搬送方向に沿って所定の間隔で配列
された複数の光反射型センサで順次トレッドの底面先端
を検出すると共に、イメージセンサによりその視野内の
撮像を繰り返し行ない、撮像したデータの内、トレッド
の底面後端がイメージセンサの視野内にあるものを全て
記憶装置に記憶させ、その中からイメージセンサの視野
中心に最も近いトレッド底面後端のデータを選択し、こ
のデータとそれに対応した光反射型センサの位置関係か
らトレッド長を求めるので、イメージセンサのレンズ収
差による誤差を最小限に抑えて、より精度の高い測定を
行うことができる。そしたまた、トレッドの長さが異な
っていてもそれぞれに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施するための測定装置の全体斜視
図である。
【図2】トレッドの全体斜視図である。
【図3】トレッド長の測定方法を示す説明図である。
【図4】(a)は、トレッド長の測定方法を示す説明図
である。(b)は、トレッド長の測定方法を示す説明図
である。
【図5】 マイクロコンピュータ内におけるトレッド長
を測定する手順を説明するフロー図である。
【符号の説明】
1 コンベア(ローラコンベア) 2 光反射型セ
ンサ(エッジセンサ) 3 イメージセンサ W トレッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の長さに切断されてコンベアにより
    搬送されて来た平面状底面を有するトレッドの底面先端
    を光反射型センサで検出すると共に、トレッドの後端検
    出用のイメージセンサによりその視野内を撮像し、前記
    トレッドの底面後端がその視野内を通過するまで、搬送
    方向に沿って所定の間隔で配列された複数の光反射型セ
    ンサで順次トレッドの底面先端を検出すると共に、前記
    イメージセンサによりその視野内の撮像を繰り返し行
    い、その撮像したデータの内、トレッドの底面後端がイ
    メージセンサの視野内にあるものを全て記憶装置に記憶
    させ、その中からイメージセンサの視野中心に最も近い
    トレッド底面後端のデータを選択し、このデータとそれ
    に対応した光反射型センサの位置関係からトレッド長
    めることを特徴とするタイヤトレッド長の測定方法
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JP2002168604A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Yokohama Rubber Co Ltd:The シート材の傾斜端面検知方法及びシート材の長さ測定方法並びにその装置
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