JPH08305915A - 入退システム - Google Patents

入退システム

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JPH08305915A
JPH08305915A JP10931595A JP10931595A JPH08305915A JP H08305915 A JPH08305915 A JP H08305915A JP 10931595 A JP10931595 A JP 10931595A JP 10931595 A JP10931595 A JP 10931595A JP H08305915 A JPH08305915 A JP H08305915A
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card
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富生 石川
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カード式ゲート装置で、カードの利用時間帯を
容易に変更できる入退システムを提供する。 【構成】ゲート通行時、主制御部3は、カードリーダ2
によりカード1から読み出されたコードに対応する時間
帯データを記憶部5から読み出し、時計部4による現在
の時刻がその時間帯データの示す時間帯内であれば、ゲ
ート通行可をフラッパ部6へ指示する。したがって、時
間帯データを変更するときは、データ入力部8から変更
データを入力すれば、そのデータが記憶部5に記憶され
るので、カード内のデータを変更しないで容易にカード
利用時間帯つまり上記の判定条件を変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スイミングプールな
どの施設で使われる、磁気カードなどを利用したカード
式ゲート装置の入退場を制御・管理する入退システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の入退システムは、次のように制御
されていた。施設の利用者は、まず自動券売機などで入
退場ゲート用のカードを買う。このとき、カードには,
カード固有の券種コード(たとえば、「0010」)
と、設備の利用可能時間を示す時間帯データ(たとえ
ば、「午前」)などが記憶されている。
【0003】利用者が入場ゲートでカードをカード挿入
口に入れると、カードリーダがカードからデータを読み
込み、まずゲートの制御部が上記の券種コードが有効か
どうか、つまりその設備で使えるコードかどうかを判定
する。有効なら、上記の時間帯データ(上記例では「午
前」)と現在の時刻(たとえば、「午前10:15」)
とを比較し、現在の時刻がそのカードの時間帯データ内
にあればゲートを開き通行を許可する(例では、「午前
10:15」は「午前」の時間帯内にあるので通行可と
なる)。しかし、券種コードが無効のときや、現在の時
刻が時間帯データ外のときは、カードを返却するなど通
行不可の処理をする。また、ゲート退場時も、入場時と
同様にカードチェックが行われる。
【0004】すなわち、従来の入退システムでは、時間
帯データがカードに記憶されていて、それと現在の時刻
とを比較して入退の可否を判定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の入退シ
ステムには次の問題がある。すなわち、設備の管理者
は、上述の時間帯データを変更したい場合がある。たと
えば、上述の「午前」用カードを「午後」用カードに変
更したい場合、あるいは、スイミングプール用のカード
の場合、夏期は設備の利用可能時間つまり時間帯データ
を4時間に設定していたが、冬季になり2時間に設定変
更したい場合などである。
【0006】このような場合、従来のシステムでは、上
述したように時間帯データは各カードに記憶されている
ので、変更するにはカードごとに書き換える必要があ
る。一方、カード枚数はほぼ利用者数だけあり、またゲ
ート数が多い場合はさらに増え、一般に数百枚と多い。
そのため、カードごとのデータ書き換えには時間と手間
がかかり面倒で、書き換えミスのおそれもあった。
【0007】また、同じカードを使う施設間の距離が離
れている場合などは、カードのデータ変更はさらに面倒
であり、管理にも手間がかかる。さらに、カード枚数や
時間帯データの種類が多い場合は、カード判定のために
ゲート側の記憶部に記憶させるデータ数も増え、このた
め記憶容量を増やす必要があり経済的でなかった。
【0008】この発明の目的は、入退場ゲートの通行可
否などを判定するデータの変更作業や管理が容易にでき
る入退システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明1による入退システ
ムは、各カードに固有のコードを記憶したカードと、ゲ
ート装置とからなるシステムであって、ゲート装置は、
カードからコードを読み出すカードリーダと、各コード
に対応する時間帯データを記憶するデータ記憶手段と、
コードに対応する時間帯データを入力するデータ入力手
段と、ゲートを開閉するゲート開閉手段と、時刻を計時
する時計手段と、ゲート通行時に、カードリーダにより
読み出されたコードに対応する時間帯データをデータ記
憶手段から読み出し、時計手段による現在の時刻がその
時間帯データの示す時間帯内であれば、ゲート通行可を
ゲート開閉手段へ指示するとともに、データ入力手段か
ら入力があったとき、その入力に基づきデータ記憶手段
のデータを書き換える制御部とを備える。
【0010】発明2による入退システムは、各カードに
固有のコードを記憶したカードと、複数のゲート装置
と、ホストコンピュータとからなるシステムであって、
各ゲート装置は、カードからコードを読み出すカードリ
ーダと、各コードに対応する時間帯データを記憶するデ
ータ記憶手段と、ゲートを開閉するゲート開閉手段と、
時刻を計時する時計手段と、通信回線を介してホストコ
ンピュータから、コードに対応する時間帯データを受信
する通信手段と、ゲート通行時に、カードリーダにより
読み出されたコードに対応する時間帯データをデータ記
憶手段から読み出し、時計手段による現在の時刻がその
時間帯データの示す時間帯内であれば、ゲート通行可を
ゲート開閉手段へ指示するとともに、通信手段がコード
に対応した時間帯データを受信したとき、その受信デー
タに基づきデータ記憶手段のデータを書き換える制御部
とを備え、ホストコンピュータは、コードに対応する時
間帯データを入力するホスト側データ入力手段と、通信
回線を介してゲート装置へコードに対応する時間帯デー
タを送信するホスト側通信手段と、ホスト側データ入力
手段から入力があったとき、その入力データの送信をホ
スト側通信手段へ指示するホスト側制御部とを備える。
【0011】発明3による入退システムは、各カードに
固有のコードを記憶したカードと、ゲート装置と、ホス
トコンピュータとからなるシステムであって、ゲート装
置は、カードからコードを読み出すカードリーダと、ゲ
ート通行可の識別コードを記憶する識別コード記憶手段
と、ゲートを開閉するゲート開閉手段と、通信回線を介
してホストコンピュータから識別コードを受信する通信
手段と、ゲート通行時に、カードリーダにより読み出さ
れたコードが識別コード記憶手段にあれば、ゲート通行
可をゲート開閉手段へ指示するとともに、通信手段が識
別コードを受信したとき、すでに記憶されていた識別コ
ードをあらたに受信した識別コードに更新する制御部と
を備え、ホストコンピュータは、各コードに対応する時
間帯データを記憶するホスト側データ記憶手段と、時刻
を計時する時計手段と、コードに対応する時間帯データ
を入力するホスト側データ入力手段と、通信回線を介し
てゲート装置へ識別コードを送信するホスト側通信手段
と、時計手段により所定時間ごとに、現在の時刻が、ホ
スト側データ記憶手段に記憶されている各時間帯データ
内にあるかどうかを判定し、その時間帯データから外れ
たとき又はあらたに時間帯データに含まれるようになっ
たときは、現在の時刻が含まれている時間帯データに対
応するコードを、識別コードとして送信することをホス
ト側通信手段へ指示するとともに、ホスト側データ入力
手段から入力があったとき、その入力に基づきホスト側
データ記憶手段のデータを書き換えるホスト側制御部と
を備える。
【0012】
【作用】発明1によれば、制御部は、ゲート通行時に、
カードリーダにより読み出されたコードに対応する時間
帯データをデータ記憶手段から読み出し、時計手段によ
る現在の時刻がその時間帯データの示す時間帯内であれ
ば、ゲート通行可をゲート開閉手段へ指示するととも
に、データ入力手段から入力があったとき、その入力に
基づきデータ記憶手段のデータを書き換える。
【0013】すなわち、ゲート通行可否の判定データつ
まり時間帯データを変更するとき、各カードのデータを
書き換える必要はなく、データ記憶手段に記憶されたコ
ードに対応する時間帯データを、データ入力手段によっ
て書き換えればよい。したがって、カード枚数が多くて
も判定データの変更作業が容易に行われる。発明2によ
れば、各ゲート装置の制御部は、発明1と同様に、ゲー
ト通行時に、カードリーダにより読み出されたコードに
対応する時間帯データをデータ記憶手段から読み出し、
時計手段による現在の時刻がその時間帯データの示す時
間帯内であれば、ゲート通行可をゲート開閉手段へ指示
する。
【0014】さらに、各ゲート装置の制御部は、通信手
段がコードに対応した時間帯データを受信したとき、そ
の受信データに基づきデータ記憶手段のデータを書き換
え、ホストコンピュータ側の制御部は、ホスト側データ
入力手段から入力があったとき、その入力データの送信
をホスト側通信手段へ指示する。したがって、発明1と
同様に、時間帯データを変更する場合、ゲート台数が複
数のときや、相互の距離が離れているときでも、ホスト
コンピュータから一括して時間帯データの変更ができる
ので、判定データの変更作業と管理が容易に行われる。
【0015】発明3によれば、ゲート装置の制御部は、
ゲート通行時に、カードリーダにより読み出されたコー
ドが識別コード記憶手段にあれば、ゲート通行可をゲー
ト開閉手段へ指示するとともに、通信手段が識別コード
を受信したとき、すでに記憶されていた識別コードをあ
らたに受信した識別コードに更新する。また、ホストコ
ンピュータ側の制御部は、時計手段により所定時間ごと
に、現在の時刻が、ホスト側データ記憶手段に記憶され
ている各時間帯データ内にあるかどうかを判定し、その
時間帯データから外れたとき又はあらたに時間帯データ
に含まれるようになったときは、現在の時刻が含まれて
いる時間帯データに対応するコードを、識別コードとし
て送信することをホスト側通信手段へ指示するととも
に、ホスト側データ入力手段から入力があったとき、そ
の入力に基づきホスト側データ記憶手段のデータを書き
換える。
【0016】すなわち、ゲート通行可否の判定をするた
めに、発明1や発明2ではすべてのコードに対応する時
間帯データをゲート装置側のデータ記憶手段に記憶させ
ていた。これに対し発明3では、現在の時刻に通行可能
なカードのコードをホストコンピュータ側で所定時間ご
とに管理し、そのコードだけを識別コードとしてゲート
装置側の識別コード記憶手段に伝送する。そこでゲート
装置側では、カードリーダにより読み出されたコード
が、識別コード記憶手段にあれば通行可の判定ができ
る。
【0017】したがって、ゲート通行可否の判定データ
を変更するとき、各カードのデータを書き換える必要は
なく、発明2と同様に、ホストコンピュータ側のホスト
側データ記憶手段に記憶されたデータを書き換えるだけ
でよい。さらに、ゲート装置側の識別コード記憶手段に
は、上述のように現在通行可能なコードだけが記憶され
ればよいので、記憶手段の記憶容量が少なくてすむ。
【0018】以上により、判定データの変更作業と管理
が容易に行われる。
【0019】
【実施例】
(1)発明1について 図1は、発明1の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。このシステムは、カード1(利用券)と、ゲート装
置9とで構成される。カード1には、各カードに固有の
券種コード、たとえば「0010」などの記号や番号が
記憶されている。なお、利用者がカードを自動券売機な
どで購入するときは、そのカードで設備を利用できる利
用可能時間帯(時間帯データ)が利用者にわかるように
自動券売機やカードに表示されている。
【0020】2はカードのデータを読み出し/書き込む
カードリーダライタ、3はゲート装置全体を制御する主
制御部、4は時刻を計時する時計部、6はゲート扉(フ
ラッパ)の開閉を行うフラッパ部、7はゲート通行人を
検知するセンサ部である。5は記憶部で、ここにこの発
明の要部である判定データを記憶する領域があり、各カ
ードの券種コードに対応した時間帯データが、たとえば
図示のように、コード「0010」に対応して時間帯デ
ータ「AM」(午前券)のように記憶される。なお、こ
の時間帯データは、従来のシステムではカード1内に記
憶されていたが、この発明では後述するようにカードに
は書き込まれていない。この記憶部5のデータは、キー
ボードなどのデータ入力部8により書き換えられる。
【0021】図2は、発明1の要部動作を示すフローチ
ャートである。図1を参照しながら動作を説明する。カ
ードリーダライタ2はカード1(利用券)の挿入を待機
していて、挿入されるとカードのデータを読み込み(ス
テップS1)、主制御部3が、券種コード(たとえば
「0010」)を参照する(ステップS2)。
【0022】この券種コードが記憶部5になければこの
カードは無効カードと判断し(ステップS3分岐N)、
カードを返却するなどのNG処理をして(ステップS
7)ステップS1へ戻る。券種コード(上記の例では
「0010」)が記憶部5にあれば(ステップS3分岐
Y)、その券種コードに対応する時間帯データ(上記の
場合は「AM」)を制御部3が記憶部5から読み出し
(ステップS4)、時計部4によって現在の時刻(たと
えば午前10:15)がその時間帯外かどうかを判断す
る(ステップS5)。時間帯外なら(分岐Y)上記ステ
ップS7と同様にNG処理をする。時間帯内であれば
(分岐N)OK処理とし利用者にゲート通行を許可する
(上記の例では時間帯内なのでOK処理される)。その
後、上記ステップを繰り返す。
【0023】次に、ゲートの管理者が、各カードの利用
可能時間帯を変更したい場合には、記憶部5に記憶され
ている、各カードの券種コードに対応した時間帯データ
を、データ入力部8により書き換える。たとえば、上記
のコード「0010」のカードの時間帯は「AM」とな
っているが、これを「PM」に書き換えたいときは、デ
ータ入力部8から「PM」と入力すれば記憶部5のデー
タが書き換えられる。この操作により、カード1側のデ
ータは書き換えなくても、各カードの券種コードに対応
する時間帯データを書き換えたのと同様の判断が、ゲー
ト装置9側で行われる。
【0024】したがって、上記のシステムによれば、カ
ードに対応する時間帯データを変更したいとき、各カー
ドのデータを従来のように個別に書き換える必要がない
ので、時間帯データの書き換え作業や管理が容易にな
る。 (2)発明2について 図3は発明2の一実施例を示す構成ブロック図である。
【0025】発明2は、発明1のシステムに、通信回線
11を介してパソコン12(ホストコンピュータ)が接
続された構成となっている。このため、ゲート装置9は
通信機能部10を備えている。また、パソコン12は、
ゲート装置9へデータを送信するためのホスト側通信機
能部16、ホスト側記憶部14をもつホスト側制御部1
3、およびデータ入力のためのホスト側データ入力部1
7を備えている。
【0026】発明2と発明1の動作の違いは、発明1に
おけるデータ入力部8の入力機能を、通信回線11を介
してパソコン12のホスト側データ入力部17から行う
ようにした点である。したがって、その他の動作は発明
1と同様である。なお、一般にゲート装置9は複数であ
り、その場合は図4に示すように(ここではゲート装置
が2台のときを示す)、それぞれ通信機能部10a,1
0bをもつゲート装置9a,9bが通信回線11を介し
てパソコン12に接続され一括管理される構成となる
が、動作は上記と同様である。
【0027】したがって、上記のシステムによれば、発
明1と同様に時間帯データの書き換え作業や管理が容易
になるとともに、データを一元管理できる。なお、図3
には示していないが、ゲート装置個別に操作する場合を
考えて、各ゲート装置に発明1と同様のデータ入力部を
設置しておいてもよい。 (3)発明3について 図5は発明3の一実施例を示す構成ブロック図である。
【0028】発明3と、発明1,2との主要な違いは次
の点である。すなわち、発明1,2ではカード判定のた
めのデータ(コードに対応した時間帯データ)を図1,
図3に示したとおり、ゲート装置9の記憶部5が記憶し
ていたのに対し、発明3では通信回線11を介して接続
されたパソコン12のホスト側記憶部14が記憶してい
る。そうして、ゲート装置9の記憶部5には現時点で有
効な(時間帯データ内に含まれる)券種コードだけが識
別コードとして記憶されている。また、構成上は、発明
2(図3)のゲート装置9にあった時計部4は不要と
し、パソコン12側にホスト側時計部15を設置してい
る。その他の構成は発明2と同様である。
【0029】図6は、発明3の要部動作を示すフローチ
ャートである。図5を参照しながら動作を説明する。ま
ず、パソコン12側のフローチャートを説明する。ホス
ト側時計部15により所定時間(たとえば1分)ごとに
(ステップH1)、現在の時刻が、ホスト側記憶部14
に記憶されている各時間帯データ内にあるかどうかを判
定する(ステップH2)。そうして、現在の時刻が時間
帯データから外れたとき、またはあらたに時間帯データ
に含まれるようになったとき、つまり現在の時刻で有効
または無効となる時間帯データに対応するコードに変化
があったときは(ステップH3分岐Y)、有効な券種コ
ードだけを、識別コードとしてホスト側通信機能部16
を介し、ゲート装置9側へ送信する(ステップH4)。
コードに変化がなければ(ステップH3分岐N)そのま
まステップH1へ戻る。
【0030】次に、ゲート装置9側のフローチャート1
を説明する。ゲート装置9はパソコン12からの送信を
待機していて、パソコン12から上記の識別コードを通
信機能部10が受信したときは(ステップG1分岐
Y)、記憶部5にすでに記憶されていた券種コードを、
あらたに受信したコードに更新して登録する(ステップ
G2)。この動作を繰り返すことによって、ゲート装置
9の記憶部5には、現時点で有効なコードだけが記憶さ
れることになる。
【0031】さらに、ゲート装置側のフローチャート2
を説明する。ゲート装置9はカードの挿入を待機し挿入
されたらカードを読み込み(ステップG3分岐Y)、券
種コードを読み取りそのコードと記憶部5に記憶されて
いるコードとを比較し(ステップG4)、そのコードが
記憶部5にあるかどうかを判断する(ステップG5)。
あれば(分岐Y)ゲート通行可などのOK処理をし(ス
テップG6)、なければ(分岐N)カード返却などのN
G処理をして(ステップG7)、ステップG3へ戻る。
【0032】なお、フローチャートとしては示していな
いが、コードに対応する時間帯データを変更する場合に
は、ホスト側データ入力部17によって、ホスト側記憶
部14のデータを変更すればよい。以上の動作を、図5
に図示したデータの例で説明する。図示したデータ例で
は、前回の判定時がたとえば12:00だったとし、そ
の直後ゲート装置9の記憶部5に、図示のようにコード
「0010」「0020」「0040」が記憶されてい
たとする。なお、このコードに対応する時間帯データは
「AM」(12:00まで有効なカード)とする。
【0033】1分経過して12:01になると、パソコ
ン12のホスト側記憶部14に記憶されているデータの
うち、時間帯データが「AM」に対応するコードは有効
コードから外れ(利用可能時間帯から外れたので)、あ
らたに時間帯データが「PM」(12:00を過ぎてか
ら有効なカード)に対応するコード「0030」「00
50」が有効コードとなる。
【0034】そこで、パソコン12側から、この有効な
コードだけを通信回線11を介してゲート装置9側へ送
り、記憶部5の内容をこのあらたに有効となったコード
に書き換える。また、コードに対応する時間帯データを
変更したい場合、たとえばコード「0030」の時間帯
データは現在「PM」であるが、「AM」に変更したい
ときは、ホスト側データ入力部17からその変更データ
を入力すると、ホスト側制御部13を介してホスト側記
憶部14のデータを変更できる。
【0035】なお、時間帯データは説明の便宜上「A
M」などの表示としたが、「2時間券」などの時間デー
タであっても、ゲート通過時の時刻を管理するなどによ
り同様の動作を行わせることができる。以上の動作によ
り、発明1,2と同様に時間帯データの書き換え作業や
管理が容易になるとともに、この発明3ではデータを一
元管理でき、さらにゲート装置側の記憶部には現在有効
なカードのコードだけを記憶させればよいので、データ
の記憶領域が少なくて済む。
【0036】
【発明の効果】発明1によれば、カードに対して時間帯
データを変更する場合、ゲート装置の記憶部内のデータ
を変更すれば判定条件が変更されるので、データの変更
作業が容易になる。発明2によれば、ゲート装置と通信
回線を介して接続したホストコンピュータから変更デー
タが入力できるので、ゲート数の多いときや相互の距離
が離れているときにもデータ変更が容易にでき、さらに
データの一元管理が可能となる。
【0037】発明3によれば、ゲート装置には現在有効
なコードだけを記憶させ、データの管理はホストコンピ
ュータ側で行うようにしたので、発明2と同様の効果が
あるとともに、さらにゲート装置の記憶部の記憶容量が
少なくて済むので、データ変更を含む管理がいっそう容
易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明1の一実施例である入退システムを示す構
成ブロック図
【図2】図1の発明に基づく動作を示すフローチャート
【図3】発明2の一実施例である入退システムを示す構
成ブロック図
【図4】図3の発明のゲート装置が複数の場合を例示す
る構成図
【図5】発明3の一実施例である入退システムを示す構
成ブロック図
【図6】図5の発明に基づく動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1…カード、2…カードリーダライタ、3…主制御部、
4…時計部、5…記憶部、6…フラッパ部、7…センサ
部、8…データ入力部、9,9a,9b…ゲート装置、
10,10a,10b…通信機能部、11…通信回線、
12…パソコン、13…ホスト側制御部、14…ホスト
側記憶部、15…ホスト側時計部、16…ホスト側通信
機能部、17…ホスト側データ入力部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各カードに固有のコードを記憶したカード
    と、ゲート装置とからなるシステムであって、 ゲート装置は、 カードからコードを読み出すカードリーダと、 各コードに対応する時間帯データを記憶するデータ記憶
    手段と、 コードに対応する時間帯データを入力するデータ入力手
    段と、 ゲートを開閉するゲート開閉手段と、 時刻を計時する時計手段と、 ゲート通行時に、カードリーダにより読み出されたコー
    ドに対応する時間帯データをデータ記憶手段から読み出
    し、時計手段による現在の時刻がその時間帯データの示
    す時間帯内であれば、ゲート通行可をゲート開閉手段へ
    指示するとともに、データ入力手段から入力があったと
    き、その入力に基づきデータ記憶手段のデータを書き換
    える制御部とを備えたことを特徴とする入退システム。
  2. 【請求項2】各カードに固有のコードを記憶したカード
    と、複数のゲート装置と、ホストコンピュータとからな
    るシステムであって、 各ゲート装置は、 カードからコードを読み出すカードリーダと、 各コードに対応する時間帯データを記憶するデータ記憶
    手段と、 ゲートを開閉するゲート開閉手段と、 時刻を計時する時計手段と、 通信回線を介してホストコンピュータから、コードに対
    応する時間帯データを受信する通信手段と、 ゲート通行時に、カードリーダにより読み出されたコー
    ドに対応する時間帯データをデータ記憶手段から読み出
    し、時計手段による現在の時刻がその時間帯データの示
    す時間帯内であれば、ゲート通行可をゲート開閉手段へ
    指示するとともに、通信手段がコードに対応した時間帯
    データを受信したとき、その受信データに基づきデータ
    記憶手段のデータを書き換える制御部とを備え、 ホストコンピュータは、 コードに対応する時間帯データを入力するホスト側デー
    タ入力手段と、 通信回線を介してゲート装置へコードに対応する時間帯
    データを送信するホスト側通信手段と、 ホスト側データ入力手段から入力があったとき、その入
    力データの送信をホスト側通信手段へ指示するホスト側
    制御部とを備えたことを特徴とする入退システム。
  3. 【請求項3】各カードに固有のコードを記憶したカード
    と、ゲート装置と、ホストコンピュータとからなるシス
    テムであって、 ゲート装置は、 カードからコードを読み出すカードリーダと、 ゲート通行可の識別コードを記憶する識別コード記憶手
    段と、 ゲートを開閉するゲート開閉手段と、 通信回線を介してホストコンピュータから識別コードを
    受信する通信手段と、 ゲート通行時に、カードリーダにより読み出されたコー
    ドが識別コード記憶手段にあれば、ゲート通行可をゲー
    ト開閉手段へ指示するとともに、通信手段が識別コード
    を受信したとき、すでに記憶されていた識別コードをあ
    らたに受信した識別コードに更新する制御部とを備え、 ホストコンピュータは、 各コードに対応する時間帯データを記憶するホスト側デ
    ータ記憶手段と、 時刻を計時する時計手段と、 コードに対応する時間帯データを入力するホスト側デー
    タ入力手段と、 通信回線を介してゲート装置へ識別コードを送信するホ
    スト側通信手段と、 時計手段により所定時間ごとに、現在の時刻が、ホスト
    側データ記憶手段に記憶されている各時間帯データ内に
    あるかどうかを判定し、その時間帯データから外れたと
    き又はあらたに時間帯データに含まれるようになったと
    きは、現在の時刻が含まれている時間帯データに対応す
    るコードを、識別コードとして送信することをホスト側
    通信手段へ指示するとともに、ホスト側データ入力手段
    から入力があったとき、その入力に基づきホスト側デー
    タ記憶手段のデータを書き換えるホスト側制御部とを備
    えたことを特徴とする入退システム。
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