JPH05298497A - Icカードの情報処理方法 - Google Patents

Icカードの情報処理方法

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JPH05298497A
JPH05298497A JP29983292A JP29983292A JPH05298497A JP H05298497 A JPH05298497 A JP H05298497A JP 29983292 A JP29983292 A JP 29983292A JP 29983292 A JP29983292 A JP 29983292A JP H05298497 A JPH05298497 A JP H05298497A
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JP
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card
area
host device
command
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Application number
JP29983292A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Masana
芳弘 正名
Shiro Atsumi
士郎 渥美
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICカードのE2 PROM内の金額等の数値
情報を更新するコマンドを設け、数値情報の更新を1回
のコマンド処理で可能にすることにより、上位装置の処
理を迅速にする。 【構成】 ICカードの情報処理方法において、書換え
可能な不揮発性メモリのエリアの指定と、減算又は加算
の演算処理の指定と、減算量又は加算量である変化量の
指定とを含むコマンド伝文10を上位装置より受信し
て、指定されたエリアに記憶された数値データを変化量
だけ指定された演算処理を行ない、演算処理の結果が負
の値又は、予め設定した数値をオーバした場合は、その
旨を示すレスポンス伝文30を上位装置に返し、結果が
前記の場合以外の時は、前記エリアを前記結果に更新
し、前記結果を含むレスポンス伝文20を前記上位装置
に返す、更新コマンド処理を行なうようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御部、記憶部を含む
集積回路を備え、データ読み出しコマンド、データ書き
込みコマンドなどのコマンドを上位装置より受けて各種
処理を行なうICカードの情報処理方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のICカードは、図12に
示すように塩化ビニール等から成るカード基材1201
の表面に上位装置との信号(データ含む)の授受を行な
うコンタクト部1202と、カード所有者のID情報等
を書込む磁気ストライプ(以下、MSと言う)1103
があり、内部にICチップ1104が埋設されている。
【0003】ICチップ1204は、マイクロプロセッ
サ等の制御部と制御プログラムを記憶するROMと、デ
ータ一時格納用のRAMと、ICカードの取引きデータ
等を記憶するEEPROM等から構成され、EEPRO
Mのデータ構成は複数のデータエリアと、データエリア
それぞれを管理する管理エリアから構成され、エリア指
定によるデータ書き込み、データ読み出しのコマンドが
用意されている。
【0004】この種のICカード12はキャッシュカー
ドやクレジットカードとして使用され、その動作の一例
として銀行のキャッシュカードの引出し業務の上位装置
の処理を図13のフローチャートに示し、上位装置から
ICカードに対する処理を、図14に示す。
【0005】図13において、現金引出し機等の上位装
置で引出し処理が選択されると、引出し処理(ステップ
S1)に入り、ICカードを挿入する(ステップS2)
と、ICカードにリセット信号を送り、レスポンスを受
ける活性化処理を行なう(ステップS3)。次いで、暗
証入力(PIN入力)(ステップS4)に進み、PIN
オープンコマンドを出し(ステップS5)、カードホル
ダの認証を行なう。
【0006】レスポンスが認証(ステップS6)により
OKであれば、引出し金額入力(ステップS9)へ進
み、NGの場合は、ステップS7に進み、NG回数が3
回であれば、取引き不可表示(ステップS8)をして、
ICカード非活性化(ステップS17)に進む。OKの
場合、ステップS9のICカードの残額エリアの残額デ
ータを読み出すコマンドを出し(ステップS10)、残
額から引出し金額を減額した更新残額を求め(ステップ
S11)、更新残額が0円以上(ステップS12)な
ら、ステップS13のICカードへの残額エリアに更新
残額書込みコマンド出力へ進み、通帳に当たる取引き履
歴エリアに取引き履歴を書込み(ステップS14)、引
出し金額のお金を排出し(ステップS15)、ICカー
ドの非活性化(ステップS17)をし、ICカードを排
出(ステップS18)して、処理を終了する。更新残額
がマイナスの場合は、ステップS16に進み、残額不足
を表示して、ICカードの非活性化(ステップS17)
をし、ICカードを排出して(ステップS18)、処理
を終了する。
【0007】上位装置からのICカードへのアクセス
は、図14の示すとおりである。
【0008】すなわち、活性化処理(ステップS3)、
PINオープン(ステップS5)、残額読出し(ステッ
プS10)、更新残額書込み(ステップS13)、取引
き履歴書込み(ステップS14)の処理であり、金銭等
のデータ更新には、一旦上位装置に読み出しを行ない、
新しく更新データを書き込まなければならなかった。
【0009】さらに、この種のICカード12は、通
常、金銭にかかわる用途などの高いセキュリティを必要
とする用途にはIC部1204を使用する。その場合の
上位装置との処理を図15に示し、ICカード12の内
部処理を図16に示す。まず、上位装置より、S70で
リセット信号が出されると、ICカード11は、イニシ
ャルチェック(ステップS80)を行い、次に、データ
伝送に必要な、通信速度、伝送プロトコル、書込み電圧
等の情報である通信パラメータをAnswerto R
esetとして上位装置に出力し(ステップS81)、
各種コマンド待ち状態に入る(ステップS82)。上位
装置は、Answer to Resetの通信パラメ
ータより、通信仕様を設定し、カード登録NOなどのカ
ード所有者のID情報を読出すためリードコマンドを出
すID情報リード処理(ステップS71)を行い、正統
なカードであることを確認する。次に取引き等の処理の
ために、読み/書きするエリアのアクセス権を得るた
め、所有者のパスワード入力などのアクセス権認証処理
(ステップS72)を行いエリアへのアクセス権を得た
後エリアにアクセスするためのコマンドを実行する(ス
テップS73)。
【0010】ステップS71、S72、S73の処理時
のICカード12の内部処理は、処種コマンド入力によ
り、それぞれ、ステップS83、S84、S85に分岐
し、そのコマンド処理を行って、再びステップS82の
コマンド待ち状態に戻る。
【0011】取引き等の処理が、終了したら、上位装置
は、ICカード12を非活性化(ステップS75)し、
処理を終了する。
【0012】一方、会社内の入退出や、出退勤、駐車場
のゲートオープンなどのあまり高いセキュリティを必要
としない用途には、MS3を使用し、手動の磁気カード
リーダに、カードを通し、MS3内に記憶されているカ
ード所有者のID情報を読出し、確認し、ドアやゲート
をオープンしたり、出退勤の記録としている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のICカードの情報処理方法では、ICカードへ
のデータ書込み、読み出し等のコマンド処理の上位装置
からICカードへのコマンド伝文及びICカードから上
位装置へのレスポンス伝文の伝送速度が9600bps
程度と遅い上、金銭等のデータを更新する際、一旦、読
み出しを行い上位装置で更新して書き込むため、上位装
置の各種処理に時間がかかるという問題点があった。
【0014】また、上記のICカード12では、MS部
1203のリード時に、キズが付きやすく、カードの寿
命がMS1203の寿命により制限される上、強い磁気
により、MS部1203のID情報が消えてしまう欠点
があった。これに対し、あまり高いセキュリティを必要
としない用途に対しても、IC部1204を使用し、図
14に示すようにステップS70、S71を行った後す
ぐに、ステップS75の非活性化の処理を行う方法が考
えられるが、この方法では、ICカードと上位装置のデ
ータ転送速度が9600ボー程度であり、コマンド処理
時間や、上位装置やICカードの送/受切換え時間や電
文の終わりを判定するための時間等のプロトコル上のロ
スタイム、カード挿入/排出の時間などがかかり、MS
1203の使用では、0.数秒の処理が1〜2秒かか
る。
【0015】本発明は、以上述べたコマンド伝文、レス
ポンス伝文の伝送速度が遅いために生じる上位装置の処
理速度が遅くなるという問題点を除去するため、ICカ
ードのEEPROM内の金額等の数値情報を更新するコ
マンドを設け、数値情報の更新を1回のコマンド処理で
可能にすることにより、上位装置の処理を迅速にできる
優れたICカードの情報処理方法を提供することを第1
の目的とし、あまり、高いセキュリティを必要としない
用途の使用において、MSを使用すると、ICカードの
寿命がMSの寿命で決まってしまう問題と、IC部を使
用すると時間がかかりすぎる問題点を除去するために、
リセット信号を受けた後、予めID情報のエリアとし
て、決められているエリアが存在するかを調べ、存在す
る場合には、Answer to Resetとして、
通信のために必要な通信パラメータに、ID情報のエリ
アに格納されているカード所有者のID情報を付加して
送信し、高いセキュリティの用途にも、あまり高いセキ
ュリティを必要としない用途にも、IC部のみで対応で
きる優れたICカードを提供することを第2の目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、少なくとも複数のエリアを持つ電気的に
書換え可能な不揮発性メモリを含む記憶部と、上位装置
と信号の授受を行なうインターフェース手段と、前記記
憶部内の制御プログラムにより全体を制御する制御部と
を備え、上位装置からのコマンド伝文受信で、各種処理
を行なうICカードの情報処理方法において、前記書換
え可能な不揮発性メモリのエリアの指定と、減算又は加
算の演算処理の指定と、減算量又は加算量である変化量
の指定とを含むコマンド伝文を前記上位装置より受信し
て、指定された前記エリアに記憶された数値データを変
化量だけ指定された前記演算処理を行ない、前記演算処
理の結果が負の値又は、予め設定した数値をオーバした
場合は、その旨を示すレスポンス伝文を前記上位装置に
返し、前記結果が前記の場合以外の時は、前記エリアを
前記結果に更新し、前記結果を含むレスポンス伝文を前
記上位装置に返す、更新コマンド処理を行なうようにし
たものである。
【0017】また、上位装置からリセット信号を受けた
ら、予めID情報のエリアとして決められているエリア
NO.のエリアが存在するかどうかを調べ、存在する場
合には、データ通信に必要な通信パラメータに、ID情
報のエリアに格納されているカード所有者のID情報デ
ータを付加して、上位装置に出力し、前記エリアが存在
しない場合は、通信パラメータのみを出力し、どちらの
場合もコマンド入力待ちになるようにしたものである。
【0018】
【作用】本願第1の発明によれば、上記のように、EE
PROMへのデータ書込みコマンド、データ読み出しコ
マンドなどのコマンドを上位装置より受けて、各種処理
を行なうICカードの情報処理方法において、上位装置
からEEPROMのエリアと、減算、加算等の処理内容
及び変更数値データを指定し、ICカード内で指定エリ
アの数値の減算、加算等の処理を行ない、結果が負の値
又はエリアオーバフローを生じた場合は、その旨を示す
レスポンスを上位装置に返し、それ以外は、処理結果を
指定エリアに書込み、更新数値データを上位装置に返
す、つまり更新コマンド処理を行なう。
【0019】したがって、データ更新を行なう場合のI
Cカードへのアクセス回数を少なくすることができ、上
位装置の処理速度の向上を図ることができる。
【0020】また、本願第2の発明によれば、ICカー
ドにおいてリセット信号を受けたあと、カード所有者を
特定できるID情報を格納するエリアが存在するかを調
べ、存在しない場合には、通信パラメータを出力し、存
在する場合には、通信パラメータに前記ID情報を付け
て出力するようにしたので、あまりセキュリティを必要
としない用途でも、IC部を使用して短時間での処理が
可能になり、MSが不要になるため、MSにより、カー
ドの寿命が、短かくなるという問題点が解決され、寿命
を長くすることが可能になる。
【0021】また、高いセキュリティを必要とする用途
とあまりセキュリティを必要としない用途の両方に、I
C部のみで対応できるため、ICの処理とMSの処理が
混存しないので、ICカードシステムをシンプルなもの
にできる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら詳細に説明する。
【0023】図1は本発明の第1の実施例を示すICカ
ードの更新コマンド処理のフローチャートであり、図2
は本発明の第1の実施例を示す各種伝文のフレームを示
す図であり、図2(a)は更新コマンド伝文のフレー
ム、図2(b)は正常レスポンス伝文のフレーム、図2
(c)は更新不可レスポンス伝文のフレームを示す図、
図3は本発明が適用されるICカードのブロック図であ
る。
【0024】図3に示すように、ICカード1は、マイ
クロプロセッサ等の制御部2と、制御プログラムを記憶
するROM3と、データ一時格納用のRAM4と、取引
データ、履歴等を記憶するEEPROM5とからなる1
チップ又は複数チップのICチップ6を備え、また、上
位装置と信号の授受を行なうコンタクト部7を備えてい
る。上記EEPROM5は、取引データ、履歴等を格納
する複数のエリアから成るデータエリア5bと各データ
エリアを管理する複数のエリアから成る管理エリア5a
に分かれている。上位装置からコマンド伝文が入ると、
コマンドに応じてROM3内の各コマンドのサブルーチ
ンプログラムを制御部2が処理する。
【0025】以下、第1の実施例について詳細に説明す
る。
【0026】図2(a)は更新コマンド伝文10を示し
ており、この更新コマンド伝文10のフレームは、スタ
ートキャラクタST11、伝文長LEN12、コマンド
コードCOM13を有している。ここでは、コマンドコ
ードCOM13には更新コマンドコードが入る。一方、
AID14は更新するデータエリアを指定するもので、
次のキャラクタ15で加/減算処理を指定する。次に、
加算又は減算する量、つまり、取引き金額データ16
(数値データTRI)を付け、スタートキャラクタST
11から数値データ16までの伝文をチェックするため
のチェックキャラクタCHK17を付けてコマンド伝文
は終了する。
【0027】チェック(CHK)の方法は、伝文のsu
m(総和)チェックでも、XOR(排他的論理和)値に
よるチェックでも何でも構わない。またST11、LE
N12、COM13、CHK17以外はCOM13の内
容により、そのフォーマットが色々変わり、図2(a)
は更新コマンドの例である。
【0028】以上説明した更新コマンド伝文10が、上
位装置からICカード1へ与えられると、COM13の
更新コマンド処理指定により、制御部2はROM3内の
更新コマンド処理サブルーチンプログラムを実行する。
その処理フローが図1に示される。
【0029】以下、その処理フローについて説明する。
【0030】まず、更新コマンド処理(ステップS2
0)が開始されると、EEPROM5内のコマンド伝文
10で指定されたAID、つまり、データエリアのデー
タ(残額等)を変数ZANと置き(ステップS21)、
次に、加/減算指定のキャラクタ15によって、加、減
どちらの指定かを判定する(ステップS22)。加算指
定の場合、ステップS23へ進み、ZANにコマンド伝
文10内の数値データTRIを加えた更新データNEW
を求める。一方、減算指定の場合は、ZANからTRI
を引いた更新データNEWを求める(ステップS2
5)。
【0031】ステップS23からはステップS24へ進
み、指定AIDの管理エリア内に設定された指定エリア
の最大値MAXよりNEWが大きい場合は、ステップS
27に進み、更新不可レスポンス30を上位装置に出力
して処理終了する。MAX以下の場合は、ステップS2
8へ進み、EEPROM内の指定AIDにNEWの数値
データを書込み、データ更新し、次のステップS29で
上位装置に正常レスポンス20を出力して処理を終了す
る。
【0032】一方、減算の場合は、ステップS25の
後、ステップS26へ進み、NEWが負の値の場合、ス
テップS27へ進み、加算の場合と同様に、更新不可レ
スポンス30を出力する。NEWが0以上の場合は、ス
テップS28、ステップS29と進み、指定AIDにN
EWを書き込んだ後、正常レスポンスをステップS29
で出力し終了する。
【0033】正常レスポンスの場合、図2(b)の示す
伝文形式となる。正常レスポンス伝文20の形式は、S
T21、LEN22、COM23を先ず出力し、ここま
ではコマンド伝文10と同じである。次に、ステータス
コード24を出力する。ステータスコード24はSTS
1(24a)、STS2(24b)の2バイトからな
り、正常終了、エラー終了等の処理結果を示している。
ここでは正常終了なので、例えば、STS1=00H
STS2=00H とする。次に、更新金額データ25
(更新数値データ)を上位装置に知らせるために出力
し、最後にチェックコードCHK26を出力して伝文終
了する。
【0034】一方、更新不可レスポンスの場合の伝文形
式を図2(c)に示す。更新不可レスポンス伝文30の
形式は、ST31、LEN32、COM33に続き、正
常レスポンス伝文20と同様に、ステータスコード34
が出力される。ステータスコード34は更新不可を示す
ためここでは、例えば、STS1=00H (34a)、
STS2=01H (34b)と正常レスポンス時と異な
るコードが入る。次に、チェックキャラクタCHK35
を出力して伝文終了である。その他のエラーの場合は、
ステータスコードがまた違う値になる。またレスポンス
でCOM(23、33)があるのは、どのコマンドのレ
スポンスか判別するためのものである。
【0035】以上説明したように、第1の実施例は、更
新するエリアの指定、加算/減算の指定、加算/減算す
る量(数値)を含む更新コマンドを上位装置から受け取
ることにより、更新可能であれば更新値を指定したエリ
アに書込み、正常終了を示すコードと、更新値を含むレ
スポンスを上位装置に返し、エリアのオーバフロー等で
更新不可の場合は、更新不可を示すコードを含むレスポ
ンスを返すものである。
【0036】第1の実施例のICカード1を使用する
と、図13、図14(従来例)で示される上位装置での
引出し処理は、図4、図5のように変更され、処理が簡
略化される。
【0037】図4は本発明の第1の実施例を示すICカ
ードと上位装置の処理を説明するフローチャートであ
る。
【0038】この引出し処理(ステップ30)におい
て、ステップS31のICカード挿入からステップS3
8の引出し金額入力までは、従来のICカードを使用し
た図13のステップS2〜ステップS9までの処理と同
じである。ステップS39でICカードに対し残額から
ステップS38で入力された金額を減算する更新コマン
ドを送信し、そのレスポンスを受信し、ステップS40
でレスポンスの内容がOKであれば、ステップS41へ
進み、取引き履歴を書込み、引出し金額を排出して(ス
テップS42)、ステップS44でICカードを非活性
化し、ステップS45でICカードを排出して処理を終
了する。
【0039】ステップS40でレスポンスの内容が、更
新不可であった場合は、ステップS43に進み、残額不
足を表示した後、ステップS44、ステップS45と進
み処理を終了する。つまり図5に示すように、上位装置
から第1の実施例のICカードへのアクセスは、活性化
処理(ステップS32)、PINオープン(ステップS
34)、残額更新処理(ステップS39)、取引き履歴
書込み(ステップS41)の4回で、図7に示す従来の
ICカードの情報処理方法より1回分アクセスが少なく
て済み、処理速度が速くなる。
【0040】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0041】この第2の実施例は、図6のフローチャー
トに示すように、第1の実施例に更に、履歴追記機能を
加えたものである。図7は本発明の第2の実施例を示す
コマンド伝文のフレームを示す図である。
【0042】図7に示すように、更新コマンド伝文40
は、スタートキャラクタST41から、加/減算指定4
5までは、第1の実施例の更新コマンド伝文10と全く
同じであり、加/減算指定45の後、取引き金額データ
47の長さを指定するDLEN46を置き、その後に取
引き金額データ(数値データ)47を置き、次に履歴デ
ータのエリアを指定するAID2(48)を置いて、そ
の後に取引き金額データと増額/減算以外の取引き日内
容等の履歴データ(キャラクタデータ)49を付けて最
後にチェックキャラクタであるCHK50を置いて伝文
を終了する。
【0043】このような更新コマンド伝文40が上位装
置から送られると、COM43の更新コマンド処理指定
により、制御部2はROM3内の図6に示すフローの更
新コマンド処理サブルーチンプログラムを実行する。す
なわち、更新コマンド処理(ステップS50)は第1の
実施例の図1のフローと、処理開始(ステップS50)
からコマンド伝文40で指定したAID1(44)のエ
リアに更新データを書き込む(ステップS58)までは
全く同じであるが、その後にステップS59が入り、E
EPROMのAID2(48)で指定した履歴エリア
に、図8に示すような、加算(入金)か減算(支払)か
と、取引き額(数値データ)と、コマンド伝文40に付
けた履歴データ(取引きの内容)49を書き込んだ後、
正常レスポンスS60を出力して処理終了する。
【0044】正常レスポンス及び更新不可レスポンス
は、第1の実施例と同様のものでよい。履歴を書込むA
ID2(48)のエリアは、複数のレコードに分かれ、
図8に示すような履歴情報を追記してゆくものである。
すなわち、振込みによる加算(入金)、ガス代、カード
引出しなどの減算(支払)を追記することができる。
【0045】以上、説明したように、第2の実施例は、
更新するエリアの指定、加算/減算指定、加算/減算す
る量(数値)、履歴を追記するエリアの指定及び加算/
減算、加算/減算する量以外の履歴データ(日付、内容
等)を含む更新コマンドを上位装置から受けることによ
り、更新可能であれば、更新値を指定した更新するエリ
アに書込み、更に指定した履歴エリアに加算/減算、加
算/減算する量及び日付、取引き内容等の履歴データを
追記し、正常終了のレスポンスを上位装置に返し、更新
不可の場合は更新不可を示すコードを含むレスポンスを
返すものである。
【0046】第2の実施例のICカードを使用すると、
第1の実施例の上位装置の引出し処理(図4参照)にお
いて、ステップS41の取引き履歴書込み処理が必要な
くなり、更に上位装置の処理速度が向上する上、更新、
履歴追記を1つのコマンド処理で行なうため、更新と履
歴が食い違うことがなくなる。
【0047】以上、2つの実施例について説明してきた
が、上記コマンド伝文形式及びレスポンス伝文形式に限
定されるものではない。つまり、コマンド伝文形式で
は、更新コード、更新エリア指定、加算/減算指定、加
算/減算する量及び第2の実施例では更に、履歴を追記
するエリア指定、履歴データを含むコマンド伝文であれ
ば、どのような形式でも良く、またレスポンスも、更新
可能時には、正常レスポンスと分かる手段と、更新値を
含んでおり、更新不可時には、更新不可と分かる手段を
含んでいるものであればどのような形式でも良い。ま
た、加算/減算する量は、2進数データでもJISコー
ド等によるキャラクタコードによるデータでも良いが、
2進数データを使用した方が、ICカード1内の更新に
よる計算処理が楽である上、コマンド伝分が短くなるた
め、その分、処理時間が速くなる。更に、更新するエリ
アも2進数にすれば、EEPROM5のメモリ使用量を
少なくできる。
【0048】なお、上記実施例の図3に示すコンタクト
部7は、接触式のコンタクトに限らず、非接触型のイン
ターフェース手段でも良い。また、上記実施例では更新
可能の最大値MAXを管理エリア5aに設定したが、指
定されたデータエリアの容量に入る最大値をMAXとし
ても良い。
【0049】次に、本発明の第3の実施例について図
9、図10を用いて説明する。
【0050】図9は、本発明の実施例を示すICカード
の内部処理を示すものである。また、図10は、本発明
の実施例を示すICカードのEEPROM使用例であ
る。
【0051】まず、ICカードの内部処理を説明する
と、ICカードに電源、クロックが供給され、リセット
信号が与えられると、内部処理が開始され、イニシャル
チェック(ステップS90)が行なわれる。一方、カー
ド内のEEPROM101は、図10が示すように、管
理エリア102とデータエリア部103に分かれてお
り、管理エリア102は、データエリア部103の各デ
ータエリアのIDNO.を示すAID102−1、開始
アドレスを示すポインタ102−2、サイズ102−
3、アクセス権102−4を持つエリア管理情報10
2′を存在するデータエリアの数だけ持っており、デー
タエリア部103を管理している。
【0052】イニシャルチェック(ステップS90)が
終了すると、ICカードはステップS91に進み、図1
0の管理エリア102を調べ予め、ID情報エリアとし
て決められているAIDをさがすことにより、ID情報
のエリア管理情報102aをさがし、カード所有者のI
D情報が格納されている。ID情報エリア103aが存
在するかを確認し、ID情報エリア103aが存在する
場合は、ステップS92へ進み、通信に必要な、プロト
コルタイプ、通信速度、書込み電圧などの通信パラメー
タを送信し、ステップS93へ進む。ステップS93で
は、ID情報エリア103aに格納されているカードの
会員番号、登録番号、社員番号等のカード所有者を特定
できるID情報データを読み出し、カード外部に出力
し、ステップS94のコマンド入力待ちに入る。一方、
ID情報エリア103aが存在しない場合は、ステップ
S91からステップS95へ進み、通信パラメータを送
信して、ステップS94のコマンド入力待ちに進む。コ
マンド入力待ち(ステップS94)では、ICカードへ
上位装置より、コマンドが入力されると、各コマンド処
理へ分岐し、各処理を実行し、再びコマンド入力待ち
(ステップS35)に戻る。この実施例では、代表的な
コマンド処理であるリードコマンド処理(ステップS9
6)、ライトコマンド処理(ステップS97)認証コマ
ンド処理(ステップS98)の3種類のみフローチャー
トにしたが実際には、他のコマンド処理(ステップS9
9)も存在する。
【0053】以上、本発明の実施例を示すICカードの
内部処理について説明したが、次に、本発明のICカー
ドが、どのように使用されるかを説明する。
【0054】図11は、本発明の実施例のICカードと
上位装置との電文処理例を示すもので、図11(a)
は、あまり高いセキュリティを必要としない用途の場合
を示し、図11(b)は、高いセキュリティを必要とす
る用途の場合を示している。会社内の入退室や駐車場の
ゲートオープン等のあまりセキュリティを必要としない
用途に使用するときは、図11(a)の示すように、上
位装置にICカードを挿入し、リセット信号が供給され
ると、ICカード通信パラメータとカード所有者のID
情報を上位装置に出力する(ステップS100)。上位
装置は、ID情報データを確認し、例えば、入退室の場
合で説明すると、ID情報が入退室可能な者であること
が確認できればドアをオープンし、入退室不可能な者と
確認されたらドアをオープンせず、入退室を許さない。
次に上位装置は非活性化処理(ステップS101)をし
てカードを排出し処理を終了する。従来のICカードに
比べ、リセット処理(ステップS100)を行うだけで
MSを使用したときと同等の処理が行えるため、格段の
処理時間短縮が可能である。
【0055】また、クレジットカードやキャッシュカー
ドといった金銭にかかわる高いセキュリティを必要とす
る用途の場合、図11(b)が示すように、カードを上
位装置に挿入し、上位装置はリセット処理(ステップS
102)を行うと、ICカードは、通信パラメータとI
D情報を上位装置に返し、その後、上位装置は、パスワ
ード入力によるアクセス権認証処理(ステップS10
3)、取引エリアへのデータのリード/ライトといった
アクセス処理(ステップS104)を行い、非活性化処
理(ステップS105)を行って処理を終了する。高い
セキュリティを必要とする用途の場合は、図15に示す
従来のICカードの処理とあまり変わらないが、ID情
報リード処理(ステップS71)が不要になるため若干
の処理時間短縮がはかれる。
【0056】なお、本実施例では、図9のICカードの
内部処理で、通信パラメータ送信処理(ステップS9
2、S95)の前にID情報エリアの有無を調べている
が、通信パラメータを送信した後でID情報エリアの有
無を調べて、有りの場合だけID情報送信処理(ステッ
プS93)を行っても良い。
【0057】また、この内部処理は、ICカード内のマ
イクロプロセッサと、ROM内の制御プログラムとで行
なわれるソフト処理でも、回路手段によるハード処理で
もどちらの処理でもかまわない。
【0058】また、本発明のICカードに使用する上位
装置は、高いセキュリティを必要とする用途の場合と、
あまり高いセキュリティを必要としない用途の場合と
で、同一のものを使用することもできるが、あまり高い
セキュリティを必要としない場合には、カードの有無を
常に監視し、カードが挿入されたら電源、クロック、リ
セット信号を与え、通信パラメータとID情報を受信し
たらすぐに非活性化してカードを排出する、簡易な専用
リーダを使用すれば、処理時間をより短かくできる。
【0059】なお、上記実施例は、EEPROMで説明
したが、データの追記とリードのみを行い、データの書
き換えて行なわない用途の場合は、EPROM等の電気
的に書込み可能な不揮発性メモリでも良い。また、上記
実施例では、ID情報の有無を管理エリア41を調べ、
判断したが、EEPROM内に、ID情報用の特別なエ
リアを設け、そこにデータが書かれているかを調べ判断
する等の方法をとっても良い。
【0060】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0061】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
第1実施例によれば、ICカードに指定したエリアのデ
ータに、加算、減算等の指定された演算処理を行ない書
き換える更新コマンド処理を行なうようにしたので、デ
ータ更新を行なう場合のICカードへのアクセス回数を
少なくすることができ、上位装置の処理速度の向上を図
ることができる。特に、プリペイドカードのように減額
による更新処理のみ行なう場合に有効である。
【0062】また、本発明の第2実施例によれば、第1
実施例に更に、指定した履歴エリアに履歴データ追記機
能を追加し、1つのコマンドでデータ更新と履歴追記を
可能にしたので、更に処理速度の向上を図ることがで
き、データ更新と履歴内容が食い違うことがないという
利点を有する。特に、第2実施例は、銀行のキャッシュ
カードのように、金額更新と通帳記入(履歴追記)を一
緒に行なう場合に有効でまた、リセット信号を受けたあ
と、カード所有者を特定できるID情報を格納するエリ
アが存在するかを調べ、存在しない場合には、通信パラ
メータを出力し、存在する場合には、通信パラメータに
前記ID情報を付けて出力するようにしたので、あまり
セキュリティを必要としない用途でも、IC部を使用し
て短時間での処理が可能になり、MSが不要になるた
め、MSにより、カードの寿命が、短かくなるという問
題点が解決され、寿命を長くすることが可能になる。
【0063】また、高いセキュリティを必要とする用途
とあまりセキュリティを必要としない用途の両方に、I
C部のみで対応できるため、ICの処理とMSの処理が
混存しないのでICカードシステムをシンプルなものに
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すICカードの更新
コマンド処理のフローチャートである。
【図2】本発明の第1の実施例を示す各種伝文のフレー
ムを示す図である。
【図3】本発明が適用されるICカードのブロック図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施例を示すICカードと上位
装置の処理を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例を示す上位装置とICカ
ードとの情報の授受を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示すICカードの更新
コマンド処理のフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例を示すコマンド伝文のフ
レームを示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例のICカードの履歴デー
タ追記例を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例を示すICカードの内部
処理を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例を示すICカード内の
EEPROMを示す図である。
【図11】本発明の第3の実施例を示すICカードと上
位装置との処理を説明する図である。
【図12】従来のICカードを説明する図である。
【図13】従来のICカードと上位装置の処理を説明す
るフローチャートである。
【図14】従来の上位装置とICカードとの情報の授受
を示す図である。
【図15】従来のICカードと上位装置との処理を説明
する図である。
【図16】従来のICカードと上位装置との処理を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ICカード 2 マイクロプロセッサ等の制御部 3 制御プログラムを記憶するROM 4 データ一時格納用のRAM 5 取引データ、履歴等を記憶するEEPROM 5a 管理エリア 5b データエリア 6 ICチップ 7 コンタクト部 10,14 更新コマンド伝文 11,21,31,41 スタートキャラクタST 12,22,32,42 伝文長LEN 13,23,33,43 コマンドコードCOM 14 AID(更新するデータエリア指定) 15,45 キャラクタ(加/減算指定) 16 取引き金額データ(数値データTRI) 17,26,35,50 チェックキャラクタCHK 20 正常レスポンス伝文 24,34 ステータスコード 25 更新金額データ(更新数値データ) 30 更新不可レスポンス伝文 44 AID1 46 取引き金額データの長さを指定するDLEN 47 取引き金額データ(数値データ) 48 AID2 49 履歴データ(キャラクタデータ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも複数のエリアを持つ電気的に
    書換え可能な不揮発性メモリを含む記憶部と、上位装置
    と信号の授受を行なうインターフェース手段と、前記記
    憶部内の制御プログラムにより全体を制御する制御部と
    を備え、上位装置からのコマンド伝文受信で、各種処理
    を行なうICカードの情報処理方法において、 (a)前記書換え可能な不揮発性メモリのエリアの指定
    と、減算又は加算の演算処理の指定と、減算量又は加算
    量である変化量の指定とを含むコマンド伝文を前記上位
    装置より受信して、指定された前記エリアに記憶された
    数値データを変化量だけ指定された前記演算処理を行な
    い、 (b)前記演算処理の結果が負の値又は、予め設定した
    数値をオーバした場合は、その旨を示すレスポンス伝文
    を前記上位装置に返し、 (c)前記結果が前記の場合以外の時は、前記エリアを
    前記結果に更新し、前記結果を含むレスポンス伝文を前
    記上位装置に返す、更新コマンド処理を行なうことを特
    徴とするICカードの情報処理方法。
  2. 【請求項2】 前記予め設定した数値が、前記エリアの
    容量に入る最大数値であることを特徴とする請求項1記
    載のICカードの情報処理方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも複数のエリアを持つ電気的に
    書換え可能な不揮発性メモリを含む記憶部と、上位装置
    と信号の授受を行なうインターフェース手段と、前記記
    憶部内の制御プログラムにより全体を制御する制御部と
    を備え、上位装置からのコマンド伝文受信で、各種処理
    を行なうICカードの情報処理方法において、 (a)前記書換え可能な不揮発性メモリの第1、第2エ
    リアの指定と、減算又は加算の演算処理の指定と、減算
    量又は加算量である変化量の指定と、第2のエリアに追
    記する情報とを含むコマンド伝文を上記上位装置より受
    信して、指定された前記第1のエリアに記憶された数値
    データを前記変化量だけ、指定された前記演算処理を行
    ない、 (b)前記演算処理の結果が負の値又は予め設定した数
    値をオーバした場合は、その旨を示すレスポンス伝文を
    前記上位装置に返し、 (c)前記結果が前記の場合以外の時は、前記第1のエ
    リアを前記結果に更新し、前記第2のエリアに、指定さ
    れた前記演算処理の情報と変化量及び前記追記する情報
    を追記し、 (d)前記結果を含むレスポンス伝文を前記上位装置に
    返す、更新コマンド処理を行なうことを特徴とするIC
    カードの情報処理方法。
  4. 【請求項4】 前記予め設定した数値が、前記書換え可
    能な不揮発性メモリ内の各エリアを管理する管理エリア
    内に設定された数値であることを特徴とする請求項3記
    載のICカードの情報処理方法。
  5. 【請求項5】 前記予め設定した数値が、前記第1のエ
    リアの容量に入る最大数値であることを特徴とする請求
    項3記載のICカードの情報処理方法。
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