JPH08304613A - 採光プリズム - Google Patents
採光プリズムInfo
- Publication number
- JPH08304613A JPH08304613A JP12748795A JP12748795A JPH08304613A JP H08304613 A JPH08304613 A JP H08304613A JP 12748795 A JP12748795 A JP 12748795A JP 12748795 A JP12748795 A JP 12748795A JP H08304613 A JPH08304613 A JP H08304613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prism
- end side
- daylighting
- light
- lighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 下面に鋸歯状の微小プリズム部を有する平板
状の採光プリズムにおいて、採光プリズムの周囲の端側
面よりの入射光線によって作られる虹が発生しないよう
にする。 【構成】 採光プリズム1の周囲の端側面4に、端側面
4の垂直幅と同等以上の垂直幅B10を有する不透明な遮
光体10を、採光プリズム1の端側面に装着する構造に
する。また、複数枚の採光プリズムに対しては、これら
の採光プリズムの周囲の端側面に、この端側面の垂直幅
と同等以上の垂直幅を有する不透明な遮光体を、前記複
数の採光プリズムの端側面のそれぞれに装着する構造に
する。
状の採光プリズムにおいて、採光プリズムの周囲の端側
面よりの入射光線によって作られる虹が発生しないよう
にする。 【構成】 採光プリズム1の周囲の端側面4に、端側面
4の垂直幅と同等以上の垂直幅B10を有する不透明な遮
光体10を、採光プリズム1の端側面に装着する構造に
する。また、複数枚の採光プリズムに対しては、これら
の採光プリズムの周囲の端側面に、この端側面の垂直幅
と同等以上の垂直幅を有する不透明な遮光体を、前記複
数の採光プリズムの端側面のそれぞれに装着する構造に
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は太陽エネルギーの利用
分野に関し、特に太陽光線の採光プリズムの改良に関す
る。
分野に関し、特に太陽光線の採光プリズムの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の太陽光線の採光プリズムの
斜視図を示す。図4に示される採光プリズムは、例えば
特開昭61−18021号公報に記載の太陽光採光装置
に用いられるもので、その採光プリズムは円形平板状
で、下面2に鋸歯状の微小プリズム部3を有し、太陽S
からの入射光線L1を一定方向(図4ではほぼ垂直下
方)に向かう出射光線L2に屈折させる。図示しない
が、採光プリズム1の外周には駆動リングが設けられ、
太陽Sの高度、方位に応じて、出射光線L2が一定方向
に向くように、採光プリズム1を回転させるようになっ
ている。
斜視図を示す。図4に示される採光プリズムは、例えば
特開昭61−18021号公報に記載の太陽光採光装置
に用いられるもので、その採光プリズムは円形平板状
で、下面2に鋸歯状の微小プリズム部3を有し、太陽S
からの入射光線L1を一定方向(図4ではほぼ垂直下
方)に向かう出射光線L2に屈折させる。図示しない
が、採光プリズム1の外周には駆動リングが設けられ、
太陽Sの高度、方位に応じて、出射光線L2が一定方向
に向くように、採光プリズム1を回転させるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5に図4のA部縦断
拡大正面図を示す。採光プリズム1の端側面4から入る
光L3は、分光して虹光L31〜L32となり、配光板6の
範囲5に虹色が現れ、配光板6の作用に支障を来たす問
題がある。
拡大正面図を示す。採光プリズム1の端側面4から入る
光L3は、分光して虹光L31〜L32となり、配光板6の
範囲5に虹色が現れ、配光板6の作用に支障を来たす問
題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の問題
を解決するために、第1の発明として、下面に鋸歯状の
微小プリズム部を有する平板状の採光プリズムにおい
て、前記採光プリズムの周囲の端側面に、この端側面の
垂直幅と同等以上の垂直幅を有する不透明な遮光体を、
前記採光プリズムの端側面に装着した採光プリズムを提
供し、第2の発明として、下面に鋸歯状の微小プリズム
部を有する平板状の採光プリズムにおいて、前記採光プ
リズムが複数枚の場合は、これらの採光プリズムの周囲
の端側面に、この端側面の垂直幅と同等以上の垂直幅を
有する不透明な遮光体を、前記複数の採光プリズムの端
側面のそれぞれに装着した採光プリズムを提供しようと
するものである。
を解決するために、第1の発明として、下面に鋸歯状の
微小プリズム部を有する平板状の採光プリズムにおい
て、前記採光プリズムの周囲の端側面に、この端側面の
垂直幅と同等以上の垂直幅を有する不透明な遮光体を、
前記採光プリズムの端側面に装着した採光プリズムを提
供し、第2の発明として、下面に鋸歯状の微小プリズム
部を有する平板状の採光プリズムにおいて、前記採光プ
リズムが複数枚の場合は、これらの採光プリズムの周囲
の端側面に、この端側面の垂直幅と同等以上の垂直幅を
有する不透明な遮光体を、前記複数の採光プリズムの端
側面のそれぞれに装着した採光プリズムを提供しようと
するものである。
【0005】
【作用】本発明による採光プリズムは、その採光プリズ
ムの周囲の端側面が不透明な遮光体で覆われるので、採
光プリズムの端側面から太陽光が入射せず、採光プリズ
ムの下方の配光板には虹が殆ど発生しない。このこと
は、複数枚の採光プリズムに対して、これらの採光プリ
ズムのそれぞれの端側面を覆うように遮光体を設けるよ
うにした場合にも同様である。
ムの周囲の端側面が不透明な遮光体で覆われるので、採
光プリズムの端側面から太陽光が入射せず、採光プリズ
ムの下方の配光板には虹が殆ど発生しない。このこと
は、複数枚の採光プリズムに対して、これらの採光プリ
ズムのそれぞれの端側面を覆うように遮光体を設けるよ
うにした場合にも同様である。
【0006】
【実施例】以下、本発明による採光プリズムの実施例1
及び実施例2について図1乃至図3を参照して説明す
る。図1は本発明による遮光体を装着した採光プリズム
の実施例1の斜視図、図2は図1のB部縦断拡大正面
図、図3は本発明による遮光体を装着した採光プリズム
の実施例2の縦断正面図である。まず、実施例1の場合
は、図1及び図2に示すように、不透明な遮光体10
は、採光プリズム1の周囲の端側面4の垂直幅と少なく
とも同等以上の垂直幅B10を有し、端側面4に装着され
る。従って、採光プリズム1の端側面4に向う太陽光L
3は入射を遮ぎられ、図5に示すような虹5を殆ど発生
しない。次に、実施例2の場合は、図3に示すように、
不透明な遮光体30、31は、複数枚の採光プリズム2
1、22の端側面23、23の垂直幅と同等以上の垂直
幅を有し、それぞれの端側面23に装着される。従っ
て、図5に示されるような虹5は殆ど発生しない。尚、
遮光体は、採光プリズムの端側面に塗布された遮光膜
や、採光プリズムの端側面に一体形成された遮光層であ
っても良い。
及び実施例2について図1乃至図3を参照して説明す
る。図1は本発明による遮光体を装着した採光プリズム
の実施例1の斜視図、図2は図1のB部縦断拡大正面
図、図3は本発明による遮光体を装着した採光プリズム
の実施例2の縦断正面図である。まず、実施例1の場合
は、図1及び図2に示すように、不透明な遮光体10
は、採光プリズム1の周囲の端側面4の垂直幅と少なく
とも同等以上の垂直幅B10を有し、端側面4に装着され
る。従って、採光プリズム1の端側面4に向う太陽光L
3は入射を遮ぎられ、図5に示すような虹5を殆ど発生
しない。次に、実施例2の場合は、図3に示すように、
不透明な遮光体30、31は、複数枚の採光プリズム2
1、22の端側面23、23の垂直幅と同等以上の垂直
幅を有し、それぞれの端側面23に装着される。従っ
て、図5に示されるような虹5は殆ど発生しない。尚、
遮光体は、採光プリズムの端側面に塗布された遮光膜
や、採光プリズムの端側面に一体形成された遮光層であ
っても良い。
【0007】
【発明の効果】本発明による採光プリズムは、上述のよ
うに構成されているので、太陽光が端側面から入射した
場合でも、出射側にて虹が発生せず、自然光が得られる
効果がある。
うに構成されているので、太陽光が端側面から入射した
場合でも、出射側にて虹が発生せず、自然光が得られる
効果がある。
【図1】本発明による遮光体を装着した採光プリズムの
実施例1の斜視図である。
実施例1の斜視図である。
【図2】図1のB部縦断拡大正面図である。
【図3】本発明による遮光体を装着した採光プリズムの
実施例2の縦断正面図である。
実施例2の縦断正面図である。
【図4】従来の太陽光線の採光プリズムの斜視図であ
る。
る。
【図5】図4のA部縦断拡大正面図である。
1:採光プリズム 2:下面 3:微小プリズム 4:プリズム端側面 6:配光板 10:遮光体 B10:遮光体の垂直幅 L1:入射光線 L2:出射光線
Claims (2)
- 【請求項1】 下面に鋸歯状の微小プリズム部を有する
平板状の採光プリズムにおいて、前記採光プリズムの周
囲の端側面に、この端側面の垂直幅と同等以上の垂直幅
を有する不透明な遮光体を、前記採光プリズムの端側面
に装着したことを特徴とする採光プリズム。 - 【請求項2】 下面に鋸歯状の微小プリズム部を有する
平板状の採光プリズムにおいて、前記採光プリズムが複
数枚の場合は、これらの採光プリズムの周囲の端側面
に、この端側面の垂直幅と同等以上の垂直幅を有する不
透明な遮光体を、前記複数の採光プリズムの端側面のそ
れぞれに装着したことを特徴とする採光プリズム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12748795A JPH08304613A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 採光プリズム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12748795A JPH08304613A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 採光プリズム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08304613A true JPH08304613A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14961169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12748795A Pending JPH08304613A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 採光プリズム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08304613A (ja) |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP12748795A patent/JPH08304613A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4241388A (en) | High contrast lamp assembly | |
EP0476893B1 (en) | Uniform intensity profile catadioptric lens | |
EP0234089A3 (en) | Glare-proof transparent cover plate | |
US4892387A (en) | Light controlling sheet | |
US4446372A (en) | Detector cold shield | |
JPS59120983A (ja) | 太陽電池時計 | |
KR20180051116A (ko) | 멀티스크린 디스플레이 장치용 베젤이 보이지 않는 투광커버 | |
GB2107447A (en) | Light | |
JPH08304613A (ja) | 採光プリズム | |
US4118114A (en) | Low-glare overhead projector | |
KR20180081679A (ko) | 멀티스크린 디스플레이 장치용 베젤이 보이지 않는 투광커버 | |
JPH0212600A (ja) | 信号灯器 | |
JP2947197B2 (ja) | バックライトユニット | |
JP3738567B2 (ja) | 遮光層を有するレンズアレイシート | |
JPS58137051U (ja) | 日光の透光性シ−ト材 | |
JPH08330618A (ja) | 太陽電池モジュール | |
JPH0539523Y2 (ja) | ||
JP3076237B2 (ja) | 車両用信号灯具 | |
JPS6211803A (ja) | 光偏向窓ガラス板 | |
JPS599649A (ja) | 透過型投影スクリ−ン | |
JP2696602B2 (ja) | 車両用灯具 | |
GB2194321A (en) | Lens system | |
JPS6066208A (ja) | フアイバ−アレイにおける外乱光防止方法 | |
JPH01120703A (ja) | 車両用灯具 | |
JPH0428144Y2 (ja) |