JPS59120983A - 太陽電池時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は太陽電池時計に関するものである。

〔背景技術〕

従来、太陽電池時計において、太陽電池セルを配設する
につき、外装ケースの一部に太陽電池セルを複数個配列
していた。そのため、太陽電池セルの表面全体が外から
よく見え、外観上好ましくない。

第１図および第２図は従来例金示す。図において、１は
太陽電池セル、２は環状のプリント基板、３けリード線
、４は時計ムーブメント、５Ｉ−ｉ分針、６け時針であ
る。プリント基板２には配線パターンが施されており、
１２個の太陽電池セル１が６個ずつ直列に２組並列接続
されている。この例ではり一部ａ３やプリント基板２の
パターンや半田付部等が見え、外観上好ましくない。こ
れを見えないように榎うとなれば、太陽電池セル１の位
置決め精度を得ることが大変であり、また大＠電池セル
１の有効面積も減少して好１しくない。

第３図および第４図は他の従来例を示す。この例では分
針５および時針６が太陽電池セル１の配列径よジも長く
形成されている。７は文字板である。そのため、前述の
問題が同様に生じるうえに、太陽電池セル１が分針５お
よび時針６で覆れて必要なエネルギを取シ出せなくなる
という問題がある。

〔発明の目的〕

この発明の目的は、美観を損わずに効率良く集光するこ
とのできる太陽電池時計を提供することである。

〔発明の開示〕

この太陽電池時計は、文字板に対して受光面を垂直にし
て複数個の太陽電池セルを配列し、文字板の前方からの
光を前記太陽電池セルに導く導光体をこの太陽電池セル
の近傍に設けたものである。

この発明の一実施例を第５図ないし第１１図に示す。図
において、１ｏは前ケースであシ、後ケース１１の曲面
に取付けられている。ムーブメント１２は後ケース１１
の中央に設けられた環状のムーブメント嵌合壁１３に嵌
合している。１４は文字板、１５・・分針、１６は時針
である。文字板１４は前クース１ｏの内周孔に嵌合した
透明の前面カバー１５で覆われている。文字板１４の外
周を囲んで太陽電池セル１７が、その受光面が文字板１
０に対して垂直になるように配列されている。

太陽電池セル１７け、帯状のフレキシブルプリント基板
１８に固定され、フレキシブルプリント基板１８は後ケ
ース１１の環状支持壁１９の内周に設けられた環状溝２
ｏに下部が挿入された状態で＠’ｙ−，＜Ｉｓにょシ上
方から押えられている。第９図はフレキシブルプリント
基板１８のパターン１８ａを示し、第１０図はこれに太
陽電池セル１７が取付けられた状態を示す。太陽電池セ
ル］７け、リードａ２１１パターン１８ａにより４側盤
列に接続され、これを−組として６組直列に接続されて
いる。したがって、太陽電池セル１７の４倍の面積のも
のが６個直列にされたことになる。

なお、太陽電池セル１７はムーブメント１２内の駆動用
モータに直接に接続され、あるいはこのモータを駆動す
る二次電池に接続される。一方、曲面カバー１５の内面
外周縁には、内周面２２ａが４５°の傾斜面となったプ
リズム部２２が形成され、前面カバー１５の外周端面は
太陽電池セル１７と対面している。プリズム部２２け導
光体となるものである。プリズム部２２は前面カバー１
５の内面から突出しており、プリズム部２２の傾斜した
内周面２２ａを広げるＶ形の環状溝２３が前面カバー１
５の内面に設けられている。

このように、太陽電池セル１７を垂直とし、前面カバー
１５の外周縁をプリズム部２２に形成したので、前面カ
バー１５の前方からプリズム部２２に入った光は、太陽
電池セル】７の受光面に入る。

太陽電池セル１７の表面電極やリード線やプリント基板
１８のパターン１８ａ等は、太陽電池セル１７が文字板
１４に垂直に配置されている７その下部が文字板１４よ
りも下側に位置しているので、外部からは見えない。曲
面から見えるのは、第５図に示すように、太陽電池セル
１７がプリズム部２２を介して見えるだけである。しか
も、長方形の太陽電池セル１７でありながら扇形に見え
、太陽電池セル】７の相互間の隙間も平行な隙間に見え
る。

そのため、従来のように太陽電池セルを平面的に配置し
たものに比べて美観が向上する。

第１２図は他の実施例を示す。この例は、プリズム部２
２の傾斜した内周面２２ａとこれよりも外周の内外面を
鏡面処理部２４ａ　、　２４ｂ　、　２４ｃとしたもの
である。鏡面処理は、金属蒸着、スパンタリンダ、金属
箔の固定等により行なわれる。このように描成した場合
、反射率の向上によシ集光効率が向上し、また第７図の
ように垂直に入った光は勿論のこと、第１２図に破線で
示すようにプリズム部２２の傾斜内周面２２ａから外ね
で入った光も太陽電池セル１７に照射され、集光効率が
よシ一層向上する。

第１３図および第１４図はさらに他の実施例を示す。こ
の例は、ムーブメント１２の外周に沿って文字板１５′
の内周と後ケース１１′のムーブメント取付壁１３′と
の間に、太陽電池セル１７を垂直に配置したものである
。太陽電池セル１７の内周には環状のプリズム２５が配
置される。２６は中央化粧板である。この場合も、プリ
ズム２５に鏡面処理を施すと、集光効率が向上する。

また、このように時分針１５．１６の回転半径内に太陽
電池セル１７を配置した構成であると、時分針１５．１
６により光が幾分か遮られることになる。しかし、第４
図の例のように平面的に配置したものと異なり、１個の
太陽電池セル１７に対して完全に光を遮ることはないの
で、この点からも効率良く光を電気エネルギに変えるこ
とができる。

なお、前記実施例では導光体としてプリズム部２２また
はプリズム２５を用いたが、鏡や屈折手段を用いてもよ
い。

〔発明の効果〕

この発明の太陽電池時計は美観を損わずに、効率良く集
光することができるといか効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の平面図、第２図はその断面図、第３図
は他の従来例の部分平面図、第４図はその断面図、第５
図はこの発明の一実施例の平面図、第６図はその断面図
、第７図は同じくその部分拡大断面図、第８図は同じく
その分解斜視図、第９図は同じくそのプリント基板の展
開図、第１０図は同じくそのプリント基板の太陽電池セ
ル取付υ之態の展開図、第１１図は同じくそのプリント
基板の配置状態を示す部分正面図、第１２図は他の９３
施例の部分断面図、第１３図はさらに他の実施例の部分
平面図、第１４図はその部分断面図であるう１０・・・
前ケース、１１・・後ケース、１２・・ムーブメント、
１４・・文字板、１５・分針、１６・・・時針、１７・
・太陽１ｔＵセル、１８・・フレキ７ブルフリント基板
、１９・環状支持壁、２０・・・環状溝、２２・プリズ
ム部（反射体）、２３・・・環状溝、２５・プリズム（
導光体〕 代理人　弁理士官井暎夫 手続補正書（自発 昭和５９年　２月　３日 特許庁長官殿 １、　羽生の耘 昭和５７年特許願第２’２９４８３号 ２、発明の名称 太陽電池時計 ３、補正をする者 事件との関係　　出願人 ４、代理人 ５、補正命令の日付 自発補正 ６、補正の対象 （１）　　明細書第３頁第１８行目、「１５・・・分針
、１６は」とあるを「１６ａは分針、１６ｂはＪと訂正
する。 （２）明細書第４頁第２行目、「板１０に」とあるを「
板１４に」と訂正する。 （３）明細書第４頁第７行目、［前ケース１５Ｊとある
を「前ケース１０」と訂正する。 （４）明細書第６頁第２０行目、「時分針１５゜１６」
とあるを「時分針１６ａ、１６ｂＪと訂正する。 （５）明細書第７頁第２行目、［時分針１５．１６Ｊと
あるを「時分針１６ａ、１６ｂＪと訂正する。 （６）明細書第８頁第７行目、ｒ１５・・・分針、１６
・・・時」とあるを「１５・・・前面カバー、１６ａ・
・・分針、１６ｂ・・・時」と訂正する。 （７）図面の第５図および第８図を別紙のとおり補正す
る。 （８）図面の第６図、第７図、第１２図、第１３図およ
び第１４図を別紙るこ朱書するとおり補正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （］）文字板に対して受光面を垂直にして複数個の太陽
   電池セルを配列し、文字板の前方からの光を前記太陽電
   池セルに導く導光体をこの太陽電池セルの近傍傾設けた
   太陽電池時計。 （２）　　前記太陽電池セルを文字板の周囲に配列し、
   前記導光体が、前記文字板の前面に配置した前面カバー
   の周縁部に形成されたプリズム部からなる特許請求の範
   囲第（１）項記載の太陽電池時計。 （３）−前記プリズム部の内周に沿って前記プリズム部
   の傾斜した内周面を広げる環状溝を前記前面カバーの内
   面に設けた特許請求の範囲第（２）項記載の太陽電池時
   計。