JPH08303859A - 風呂装置の残水検知装置 - Google Patents

風呂装置の残水検知装置

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JPH08303859A
JPH08303859A JP7128902A JP12890295A JPH08303859A JP H08303859 A JPH08303859 A JP H08303859A JP 7128902 A JP7128902 A JP 7128902A JP 12890295 A JP12890295 A JP 12890295A JP H08303859 A JPH08303859 A JP H08303859A
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幸伸 野口
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修一 小野寺
Kikuo Okamoto
喜久雄 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽の残水検知時にポンプの空回りによる騒
音を防止できる風呂装置の残水検知装置を提供する。 【構成】 ポンプを駆動させて(ステップ101)、タ
イマをスタートさせる(ステップ102)。水流スイッ
チにより水流が検出されたか否かを判断する(ステップ
104)。水流スイッチで水流を検出し続けることを条
件として所定時間(30秒)経過するまでポンプを駆動
(ステップ104、105、106)し、30秒経過前
に水流スイッチにより水流無しとの検出情報を受けた時
にはその時点でポンプを停止させ(ステップ109)、
残水なしと判断する(ステップ110)。30秒経過す
るまで水流スイッチが水流を検出し続けた場合には、残
水ありと判断する(ステップ107)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、追焚,注湯機能を有す
る風呂装置に設けられ、空焚き等の防止のため浴槽に水
が残っているか否かを検知する残水検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】追焚,注湯機能を有する風呂装置は、浴
槽に接続された配水管に設けられた追焚手段と、この配
水管を介して注湯を行う注湯手段とを備えている。この
風呂装置の空焚きを防止するため、追焚開始前に浴槽に
水が残っているか否かを検出する残水検知装置を備えて
いるものがある。この残水検知装置は、浴槽の水を配水
管を通して循環させるポンプと、ポンプの駆動、停止を
制御するポンプ制御手段と、ポンプを駆動中の配水管の
中の水流の有無を検出する水流スイッチと、この水流ス
イッチからの情報に基づいて浴槽における残水の有無を
判断する残水判断手段と、を備えている。
【0003】上記残水検知装置では、ポンプを所定時間
駆動させ、この所定時間経過時点で水流スイッチにより
配水管内の水流の有無を検出する。この所定時間は、ポ
ンプ起動から実際に水流が生じるまでの予想最大遅れ時
間と、配水管に残留していた水を浴槽に戻すのに十分な
時間とを加算して決められている。配水管内の残水を浴
槽に戻すのに十分な時間は、配水管の最大長を想定して
決められている。したがって、浴槽に残水が無い場合、
配水管に残留する水は上記所定時間経過前に浴槽に戻さ
れた後、排水管を循環しないので、所定時間経過時点で
は水流は検出されなくなる。また、浴槽に残水が有る場
合、この水は配水管中を循環するので、所定時間経過時
点であっても水流は検出される。そして、残水判断手段
は、所定時間経過時点での水流の有無に基づいて、浴槽
内での残水の有無を判断するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の残水
検知装置では、浴槽に残水がない場合には、配水管に残
留している水は上記所定時間経過前に浴槽に戻されてし
まい、その後はポンプが空回りする。この空回りによっ
て、騒音が発生する不都合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の要旨
は、図1に示すように、浴槽に接続の配水管に設けられ
た追焚手段と、この配水管を介して注湯を行う注湯手段
とを備えた風呂装置に用いられ、浴槽の水を配水管を通
して循環させるポンプ1と、ポンプの駆動、停止を制御
するポンプ制御手段2と、ポンプ駆動中の配水管内の水
流の有無を検出する水流検出手段3と、この水流検出手
段からの情報に基づいて浴槽における残水の有無を判断
する残水判断手段4とを備えた残水検知装置において、
さらに、ポンプ駆動開始からの経過時間を計測する計時
手段5を備え、上記ポンプ制御手段2は、上記水流検出
手段3で水流を検出し続けることを条件として上記計時
手段5により計測される経過時間が所定時間に達するま
でポンプ1を駆動し、所定時間の計測前に上記水流検出
手段3により水流無しとの検出情報を受けた時にはその
時点でポンプ1を停止させ、上記残水判断手段4は、上
記所定時間経過まで水流検出手段3が水流を検出し続け
た場合、残水ありと判断し、上記所定時間に達する前に
水流検出手段3が水流無しを検出した場合、残水無しと
判断することを特徴とする。
【0006】請求項2の発明では、請求項1に記載の追
焚付給湯器の残水検知装置において、上記計時手段によ
り計測される経過時間が上記所定時間より短い他の所定
時間に達するまで、ポンプ制御手段はポンプ駆動を継続
し、上記他の所定時間に達した後、上記水流検出手段が
水流検出無しとの検出情報を出力した時点で、上記ポン
プ制御手段がポンプを停止させるとともに、残水判断手
段が残水無しと判断することを特徴とする。
【0007】請求項3の発明では、請求項1に記載の追
焚付給湯器の残水検知装置において、上記計時手段によ
り計測される経過時間が上記所定時間より短い他の所定
時間に達する時点まで、上記水流検出手段により水流を
検出しない場合には、この時点で上記ポンプ制御手段が
ポンプを停止させるとともに、残水判断手段が残水無し
と判断し、上記経過時間が上記他の所定時間に達する前
に水流検出手段が水流を検出した場合には、その後、上
記経過時間が上記他の所定時間に達したか否かに拘わら
ず、水流検出手段が水流無しとの検出情報を出力した時
点で、上記ポンプ制御手段がポンプを停止させるととも
に、残水判断手段が残水無しと判断することを特徴とす
る。
【0008】請求項4の発明では、浴槽の水を配水管を
通して循環させるポンプと、ポンプの駆動、停止を制御
するポンプ制御手段と、ポンプを駆動中の配水管の中の
水流の有無を検出する水流検出手段と、この水流検出手
段からの情報に基づいて浴槽における残水の有無を判断
する残水判断手段とを備えた追焚付給湯器の残水検知装
置において、さらに、ポンプ駆動開始からの経過時間を
計測する第1計時手段と、ポンプ駆動開始後、水流検出
手段により水流が検出されてからの経過時間を計測する
第2計時手段とを備え、上記ポンプ制御手段は、上記第
1計時手段により計測される経過時間が第1所定時間に
達するまでに水流検出手段で水流を検出しない場合には
第1所定時間経過時点でポンプを停止させ、第1所定時
間までに水流検出手段で水流を検出した場合には上記水
流検出手段で水流を検出し続けることを条件として上記
第2計時手段による経過時間が上記第1所定時間より長
い第2所定時間に達するまでポンプを駆動させ、第2所
定時間の経過前に上記水流検出手段により水流無しとの
検出情報を受けた時にはその時点でポンプを停止させ、
上記残水判断手段は、上記第1計時手段による経過時間
が第1所定時間に達するまでに水流検出手段による水流
検出がない場合、および、上記第2計時手段による経過
時間が第2所定時間に達する前に水流検出手段が水流無
しを検出した場合には、残水無しと判断し、第2計時手
段による経過時間が第2所定時間に達するまで水流検出
手段が水流を検出し続けた場合、残水ありと判断するこ
とを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項1〜4に記載の
風呂装置の残水検知装置上記ポンプ制御手段は、残水検
知のためのポンプ駆動を上記注湯手段による注湯後に行
うことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の請求項1の発明では、所定時間前に水
流無しとの検出情報を受けた時、言い換えると浴槽の水
が循環せず、配水管の中に残っていた水が排水されて無
くなった時にポンプを停止させる。このため、ポンプが
空回りせず、これによる騒音発生を防止できる。また、
上記所定時間に達する前に水流無しを検出した場合、残
水無しの判断を速やかに行うことができる。
【0011】請求項2の発明では、ポンプを駆動開始時
点から上記所定時間より短い他の所定時間が経過したこ
とを条件として、水流検出無しとの検出情報に基づい
て、ポンプを停止し、残水無しと判断する。これによ
り、ポンプと水流検出手段の配置やポンプの能力等によ
り、ポンプ起動から、配管内に実際に水流が発生して水
流検出手段で検出されるまでの間に遅れ時間があって
も、残水無しと誤判断することはない。
【0012】請求項3の発明では、請求項2と同様に、
ポンプ起動から、配管内に実際に水流が発生して水流検
出手段で検出されるまでの間に遅れ時間があっても、残
水無しと誤判断するのを防止することができる。しか
も、配水管内に僅かに残水がある場合に、上記他の所定
時間内に一旦水流検出手段で水流検出がなされた後で水
流無しと検出され、この水流無しとの検出情報の出力時
点で、ポンプが停止されるから、ポンプの空回りの可能
性をより一層少なくすることができる。
【0013】請求項4の発明では、請求項1,2,3の
作用効果を全て得ることができる。また、第1計時手段
で駆動開始時点からの経過時間を計測し、この第1計時
手段による経過時間が第1所定時間に達するまでに水流
検出手段による水流検出があった場合には、その時点か
ら第2計時手段が経過時間を計測し、この第2計時手段
による経過時間が第2所定時間に達するまで、水流検出
手段で水流を検出し続けていることを条件にポンプ駆動
を継続する。したがって、浴槽および配水管に残水があ
る場合には、ポンプ駆動時間は、ポンプ駆動開始から水
流検出までの遅れ時間の最大値に対応して設定された第
1所定時間を含まず、実際の遅れ時間を含むだけである
から、その差の分だけ、ポンプ駆動時間を短くできると
ともに、残水判断を速やかに行うことができる。
【0014】請求項5の発明では、ポンプ駆動に先立っ
て注湯が行われ、配水管に水が満たされた状態が確保さ
れているので、ポンプの自吸時間(配水管に水がない場
合にエアを吸い込みその負圧により水を吸い込むまでに
要する時間)を考慮せずに済み、ポンプ運転時間を短く
でき、ひいてはポンプ空回り時間を短くすることができ
る。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図2〜図5に基づいて説
明する。図2に示すように、風呂装置は、浴槽10に接
続された配水管11と、この配水管11に設けられた追
焚手段15と、この配水管11を介して浴槽10に注湯
する注湯手段16とを備えている。この風呂装置に用い
られる残水検知装置は、浴槽10の水を配水管11を通
して循環させる自吸式ポンプ12と、ポンプ12が駆動
している時の配水管11の中の水流の有無を検出する水
流スイッチ13(水流検出手段)と、マイクロコンピュ
ータ20とを備えている。
【0016】マイクロコンピュータ20はポンプ12の
駆動、停止を制御し(ポンプ制御手段)、水流スイッチ
13からの情報に基づいて浴槽10における残水の有無
を判断する(残水判断手段)。さらに、マイクロコンピ
ュータ20は、ポンプ起動からの経過時間を計測するた
めのタイマ(計時手段)を備えている。
【0017】マイクロコンピュータ20は、自動運転ボ
タンからの運転開始指令に応答して、湯張り,追焚,保
温保水(浴槽10の湯を設定温度,設定水位に保つ制
御)を行う。この制御の際に必要に応じて残水検出を行
う。ここで、注意すべきは、残水検出に先立って注湯を
行うことである。これにより、残水検出の際に配水管1
1には常に湯が満たされている。
【0018】次に、マイクロコンピュータ20により実
行される残水検出のためのポンプ制御および残水判断を
図3(a)〜(d)のタイムチャートに基づいて、概略
的に説明する。残水の状況がいかなるものであっても、
タイマがポンプ12の駆動開始時点t0からの経過時間
を計測する。この経過時間が第1所定時間Xに達するま
で(時点t2)、無条件でポンプ12の駆動を続ける。
この第1所定時間Xは、ポンプ駆動開始から実際に配水
管11内に水流が生じて水流スイッチ13で検出される
までの遅れ時間の予想最大値より長く設定されている。
ただし、配水管11に水が満たされているので、第1所
定時間Xはポンプ12の自吸時間を考慮せずに済み、非
常に短くて済む。
【0019】浴槽10内の残水の水位が循環器14より
上にある場合には、必ず配水管11にも残水がある。こ
の場合には、図3(a)に示すように、ポンプ駆動開始
時点t0から遅れて(通常1,2秒遅れて)、時点t1
で水流スイッチ13が水流を検出し始める。この検出情
報は、第1所定時間Xが経過した時点t2からマイクロ
コンピュータ20に取り込まれる。浴槽10に上記水位
まで残水がある場合には、以後配水管11を水が循環す
るので、ポンプ12が駆動している間は、水流スイッチ
13が水流を検出し続ける。この場合には、タイマによ
る経過時間が第2所定時間Yに達する時点t3まで、ポ
ンプ12を駆動し続け、この時点t3でポンプ12を停
止する。また、この時点t3まで水流を検出し続けたこ
とに基づいて、残水有りと判断する。上記第2所定時間
Yは、上記最大遅れ時間と配水管12の最大長さを想定
し、配水管12内の残水をすべて浴槽10に戻すことが
できる時間より長く設定してある。この第2所定時間Y
も最大遅れ時間が自吸時間を含まないので、短くするこ
とができる。
【0020】浴槽10内の残水の水位が循環器14より
下にある場合または浴槽10に全く残水が無い場合で
も、配水管11に水が残っている。この場合には、図3
(b)に示すように、前述の場合と同じく、ポンプ駆動
開始時点t0から少し遅れて、時点t1で水流スイッチ
13が水流を検出し始める。この水流が、ポンプ12の
駆動開始時点t0から第1所定時間X経過した後も検出
される場合には、ポンプ12の駆動を継続する。やが
て、配水管11内の水がすべて浴槽10に戻されると、
第2所定時間Yに達する前に、水流スイッチ13が水流
を検出しなくなる。この水流検出が無くなった時点t4
で、ポンプ12を停止させる。このように、第2所定時
間Y経過前であっても水流が無くなった後はポンプ12
を駆動しないので、ポンプ12の空回りを防止でき、ひ
いては騒音発生を防止できる。また、タイマによる経過
時間が第2所定時間Yに達する前に、水流を検出しなく
なったことに基づいて、残水無しと判断するため、残水
無しの判断を速やかに行うことができる。
【0021】浴槽10に残水がなく、しかも配水管11
が短い場合には、図3(c)に示すように、前述の場合
と同じく、水流スイッチ13は、ポンプ駆動開始時点t
0から少し遅れて、時点t1で水流スイッチ13が水流
を検出し始めるが、ポンプ12の駆動開始時点t0から
第1所定時間X経過前に、既に水流を検出しなくなる。
このような場合、本実施例では、第1所定時間Xが経過
した時点t2で、初めて水流無し情報を受けてポンプ1
2を停止するとともに、残水無しと判断する。
【0022】万一、浴槽10に残水が無く、配水管11
にも残水が無い場合には、図3(d)に示すように、水
流は全く検出されない。この場合には、駆動開始時点t
0から第1所定時間X経過を待って、ポンプ12を停止
し、残水無しと判断する。図3(c),図3(d)の場
合、第1所定時間Xが経過するまでは、ポンプ12は空
回りするが、この空回り時間は従来装置に比べて格段に
短い。また、第1所定時間X経過時点t2で残水無しの
判断を下すことができる。
【0023】次に、マイクロコンピュータが自動運転ボ
タンオンに応答して実行するメインルーチンを図4〜図
6を参照して説明する。まず、前述した残水検出を行う
(ステップS1)。次に、ステップS1で残水フラグが
セットされたか否かを判断する(ステップS2)。直前
に自動運転モード状態であった場合には、ここで肯定判
断し、そのまま、後述する追焚モードに進む。浴槽10
が空の場合には当然残水フラグはセットされないので、
ステップS2で否定判断してステップS3に進み、ここ
で、10リットルの注湯を行う。
【0024】次に再び残水検出を行い(ステップS
4)、次に残水フラグがセットされたか否かを判断する
(ステップS5)。浴槽10に若干の残水があった場合
には、この10リットルの注湯で、循環器14を越える
ことがある。この場合にはステップS5で肯定判断し、
後述する追焚モードに進む。浴槽10が最初に空の場合
には当然残留フラグはセットされないので、ステップS
5で否定判断してステップS6に進み、ここで、循環器
14の下までの注湯を行う。
【0025】次に再び残水検出を行い(ステップS
7)、次に残水フラグがセットされたか否かを判断する
(ステップS8)。浴槽10に若干の残水があった場合
には、この注湯で、循環器14を越えることがある。こ
の場合にはステップS8で肯定判断し、後述する追焚モ
ードに進む。浴槽10が最初に空の場合には当然残留フ
ラグはセットされないので、ステップS8で否定判断し
てステップS9に進み、ここで、循環器14の上までの
注湯を行う。
【0026】次に再び残水検出を行い(ステップS1
0)、次に残水フラグがセットされたか否かを判断する
(ステップS11)。正常であれば、浴槽10の水位は
循環器14を越えているはずである。したがって、この
ステップS11で肯定判断し、ステップ12に進み設定
水位まで注湯を行った後、ステップ13に進む。ここで
は、設定水位に達したか否かを判断する。このステップ
S13では、通常は設定水位に達しているはずであり、
肯定判断して、沸き上げブザーを鳴らした(ステップS
14)、保温,保水モードに進む(ステップ15)。
【0027】上記ステップS13で否定判断した時に
は、図5の湯張りモードに進む。すなわち、圧力を検出
し(ステップS23)、この検出圧力が設定水位になる
ように注湯量を演算し(ステップS24)、次にこの演
算した注湯量で注湯を実行して設定水位にする(ステッ
プS25)。その後で、再びステップS13に戻りる
が、今度は設定水位に達しているので、ステップ14に
進む。
【0028】前述したように、最初から残水があったた
めにステップS2,S5,S8で肯定判断した場合に
は、図5の追焚モードに進む。すなわち、浴槽10の温
度を測定し(ステップS20),この測定温度が設定温
度になるまで追焚を行う(ステップS21,22)。そ
して、上述の湯張りモード(ステップS23,S24,
S25)に進む。
【0029】前述のステップS11で否定判断した時に
は、図6のステップS30に進み、ここで総注湯量が限
界量180リットルに達したか否かを判断する。否定判
断の場合には30リットル注湯し(ステップS31)、
圧力検出し(ステップS32)、残水検出をする(ステ
ップS33)。次に、残水フラグがセットされたか否か
を判断し(ステップS14)、肯定判断の時にはステッ
プS12に戻る。否定判断の時にはステップS30以下
を繰り返す。ステップS30で肯定判断した時には、栓
抜けがあるとしてエラー表示をし(ステップ35)、こ
のルーチンを終了する。
【0030】次に、追焚時にマイクロコンピュータ20
で実行される残水検出のためのポンプ制御および残水判
断を含むルーチンを図7のフローチャートに基づいて以
下に詳しく説明する。ステップ101でポンプ12に駆
動信号を出力して、ポンプ12を駆動させる。次にステ
ップ102でタイマをスタートさせ、ポンプ起動時から
の経過時間を計時する。次にステップ103で、上記タ
イマで計時された時間が第1所定時間X(例えば10
秒)経過するまで待機する。10秒が経過すると、ステ
ップ103で肯定判断され、次のステップ104に進
む。
【0031】ステップ104では水流スイッチ13が水
流を検出しているか否かを判断する。水流が検出される
とステップ104で肯定判断し、ステップ105に進
む。ステップ105ではタイマの計測時間に基づいてポ
ンプ起動から第2所定時間Y(例えば30秒)を経過し
たか否かを判断する。30秒経過しない場合、ステップ
105で否定判断し、ステップ104に戻る。水流が検
出されている限り、ステップ104で肯定判断し続け、
30秒経過するまで、このループを繰り返し実行する。
これにより、ポンプ起動後10秒から30秒の間は継続
して、水流を監視することができる。30秒が経過する
とステップ105で肯定判断し、このループを抜け出し
て、ステップ106で,ポンプ12を停止させる。そし
て、ステップ107で残水フラグをセットする。この残
水フラグは、浴槽10に残水があるという事実を示して
いる。
【0032】ステップ104で否定判断した場合、すな
わち第1所定時間X(10秒)経過後,第2所定時間Y
(30秒)経過前に水流スイッチ13が水流を検出しな
かった時、ステップ109でポンプ駆動を停止させ、ス
テップ110で残水フラグをリセットする。リセットさ
れた残水フラグは、浴槽10には水が無いという事実を
示す。
【0033】前述の実施例において、ポンプ起動から第
1所定時間X経過までの間に、水流スイッチ13の検出
情報を活用してもよい。この場合、水流スイッチ13で
一旦水流を検出した後は、第1所定時間Xを経過してい
るか否かに拘わらず、水流無しの検出情報の出力時点
で、ポンプ12を停止させ、残水無しの判断を下すこと
ができる。このようにすれば、ポンプ12の空回りの可
能性をより一層小さくすることができる。
【0034】上記の工夫は、図8のフローチャートに表
すことができる。すなわち、図4のフローチャートのス
テップ103〜105を、ステップ201〜204に置
き換える。詳述すると、ステップ102でタイマをスタ
ートさせた後、ステップ201で水流スイッチ13がオ
ンか否かを判断する。否定判断の場合、ステップ202
で第1所定時間X(10秒)経過しているか否かを判断
する。ステップ202で否定判断した場合、ステップ2
01に戻る。したがって、水流検出がない場合は、10
秒待機し、10秒経過時点でステップ109に進むた
め、結果として前述の実施例と同じになる。
【0035】10秒経過前にステップ201で肯定判断
すると、即座にステップ203,204のループに移行
する。すなわち、これ以後、水流センサ13を30秒経
過するまで監視し、ステップ203で水流無しと判断し
た時には、即座にステップ109に進み、水流有りの状
態で30秒経過した時には、ステップ204で肯定判断
してステップ106に進む。
【0036】図9は、さらに工夫を加えたポンプ制御,
残水判断のタイムチャートを示す。この実施例でも、第
1所定時間X経過前から水流センサ13からの検出情報
を取り込み、これを活用する。また、水流検出時点t1
からの経過時間を監視する。図9(a)に示すように、
水流が検出され続けている限り、この水流検出時点t1
から第2所定時間Z経過まで、ポンプ12を駆動し続け
る。第2所定時間Zの経過時点t5で、ポンプ12を停
止させるとともに、この第2所定時間Z経過まで水流検
出がなされたことに基づいて、残水有りと判断する。こ
こでの第2所定時間Zは、ポンプ起動から水流検出まで
の遅れ時間を考慮せずに、配水管11の最大長さに基づ
いて決定されるものであり、第1実施例の第2所定時間
Yより短い。図9(a)の場合のポンプ駆動時間は、第
2所定時間Zに、実際の遅れ時間(時点t0から時点t
1までの時間)を付加したものであり、第1所定時間X
を含まないので、第1所定時間Xと実際の遅れの差の分
だけ、前述の実施例より短くすることができる。
【0037】浴槽10に残水が無く、配水管11に比較
的多く水が残っている場合には、図9(b)に示すよう
になり、最初の実施例と同じである。また、浴槽10に
残水が無く、配水管11にも全く水が残っていない場合
には、図9(d)に示すようになり、最初の実施例と同
じである。
【0038】浴槽10に残水が無く、配水管11に僅か
に水が残っている場合には、図9(c)に示すようにな
り、これは図5の実施例と同様に、水流無しの検出情報
を受けた時点で、即座にポンプ12を停止し、残水無し
と判断する。
【0039】図9の制御を実行するためのプログラムを
図10のフローチャートで示す。すなわち、図7のフロ
ーチャートのステップ103〜105を、ステップ30
1〜205に置き換える。詳述すると、ステップ102
でタイマをスタートさせた後、ステップ301で水流ス
イッチ13がオンか否かを判断する。否定判断の場合、
ステップ302で第1所定時間X(10秒)経過してい
るか否かを判断する。ステップ302で否定判断した場
合、ステップ301に戻る。したがって、水流検出がな
い場合は、10秒待機し、10秒経過時点でステップ1
09に進むため、結果として最初の実施例と同じにな
る。
【0040】10秒経過前にステップ301で肯定判断
すると、即座にステップ303に進み、ここで上記タイ
マを一旦クリアして再スタートさせる。なお、ステップ
102,303のタイマは、本実施例のように共通であ
ってもよいし、別個のものであってもよい。ステップ3
03の実行後に、ステップ304,305のループに移
行する。すなわち、これ以後、水流センサ13を、上記
タイマの計測時間が第2所定時間Z(20秒)に達する
まで監視し、ステップ304で水流無しと判断した時に
は、即座にステップ109に進み、水流有りの状態で2
0秒経過した時には、ステップ305で肯定判断してス
テップ106に進む。
【0041】なお、本願発明は上述した実施例に拘束さ
れることなく種々の態様が可能である。例えば、上記実
施例では、追焚スイッチがオンされた場合について述べ
たが、浴槽10への注湯時(湯張り時)の浴槽10の水
位判断に利用してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ポンプの空回りを少なくすることができ、これ
による騒音を抑制することができる。また、残水無しの
判断を速やかに行うことができる。請求項2によれば、
ポンプ起動から水流検出までに遅れ時間が有っても、正
確に残水判断をすることができる。請求項3によれば、
ポンプの空回りの可能性をより小さくすることができ
る。 請求項4によれば、請求項1〜3と同じ効果が得られる
とともに、浴槽に残水が有る場合に、ポンプの駆動時間
をより一層短くできるとともに、残水判断もより一層速
やかにすることができる。請求項5の発明によれば、ポ
ンプ駆動に先立って注湯が行われ、配水管に水が満たさ
れた状態が確保されているので、ポンプの自吸時間を考
慮せずに済み、ポンプ運転時間を短くでき、ひいてはポ
ンプ空回り時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の追焚付給湯器の残水検知装置の基本構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の残水検知装置の一実施例の概略構成図
である。
【図3】図2の装置での制御の一例を説明するためのタ
イムチャートである。
【図4】マイクロコンピュータで実行される自動運転プ
ログラムの主要部を示すフローチャートである。
【図5】同プログラムの一部分を示すフローチャートで
ある。
【図6】同プログラムの他の部分を示すフローチャート
である。
【図7】図3の制御を実行するための残水検出ルーチン
を示すフローチャートである。
【図8】残水検出ルーチンの他の例を示すフローチャー
トである。
【図9】さらに他の残水検出例を示すタイムチャートで
ある。
【図10】図9の制御を実行するためのルーチンを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 ポンプ 2 ポンプ制御手段 3 水流検出手段 4 残水判定手段 11 配水管 12 ポンプ 13 水流スイッチ(水流検出手段) 15 追焚手段 16 注湯手段 20 マイクロコンピュータ(ポンプ制御手段、残水判
定手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽に接続の配水管に設けられた追焚手段
    と、この配水管を介して注湯を行う注湯手段とを備えた
    風呂装置に用いられ、浴槽の水を配水管を通して循環さ
    せるポンプと、ポンプの駆動、停止を制御するポンプ制
    御手段と、ポンプ駆動中の配水管内の水流の有無を検出
    する水流検出手段と、この水流検出手段からの情報に基
    づいて浴槽における残水の有無を判断する残水判断手段
    とを備えた残水検知装置において、 さらに、ポンプ駆動開始からの経過時間を計測する計時
    手段を備え、 上記ポンプ制御手段は、上記水流検出手段で水流を検出
    し続けることを条件として上記計時手段により計測され
    る経過時間が所定時間に達するまでポンプを駆動し、所
    定時間の計測前に上記水流検出手段により水流無しとの
    検出情報を受けた時にはその時点でポンプを停止させ、 上記残水判断手段は、上記所定時間経過まで水流検出手
    段が水流を検出し続けた場合、残水ありと判断し、上記
    所定時間に達する前に水流検出手段が水流無しを検出し
    た場合、残水無しと判断することを特徴とする風呂装置
    の残水検知装置。
  2. 【請求項2】上記計時手段により計測される経過時間が
    上記所定時間より短い他の所定時間に達するまで、ポン
    プ制御手段はポンプ駆動を継続し、上記他の所定時間に
    達した後、上記水流検出手段が水流検出無しとの検出情
    報を出力した時点で、上記ポンプ制御手段がポンプを停
    止させるとともに、残水判断手段が残水無しと判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の風呂装置の残水検知
    装置。
  3. 【請求項3】上記計時手段により計測される経過時間が
    上記所定時間より短い他の所定時間に達する時点まで、
    上記水流検出手段により水流を検出しない場合には、こ
    の時点で上記ポンプ制御手段がポンプを停止させるとと
    もに、残水判断手段が残水無しと判断し、 上記経過時間が上記他の所定時間に達する前に水流検出
    手段が水流を検出した場合には、その後、上記経過時間
    が上記他の所定時間に達したか否かに拘わらず、水流検
    出手段が水流無しとの検出情報を出力した時点で、上記
    ポンプ制御手段がポンプを停止させるとともに、残水判
    断手段が残水無しと判断することを特徴とする請求項1
    に記載の風呂装置の残水検知装置。
  4. 【請求項4】浴槽に接続の配水管に設けられた追焚手段
    と、この配水管を介して注湯を行う注湯手段とを備えた
    風呂装置に用いられ、浴槽の水を配水管を通して循環さ
    せるポンプと、ポンプの駆動、停止を制御するポンプ制
    御手段と、ポンプ駆動中の配水管内の水流の有無を検出
    する水流検出手段と、この水流検出手段からの情報に基
    づいて浴槽における残水の有無を判断する残水判断手段
    とを備えた残水検知装置において、 さらに、ポンプ駆動開始からの経過時間を計測する第1
    計時手段と、ポンプ駆動開始後、水流検出手段により水
    流が検出されてからの経過時間を計測する第2計時手段
    とを備え、 上記ポンプ制御手段は、上記第1計時手段により計測さ
    れる経過時間が第1所定時間に達するまでに水流検出手
    段で水流を検出しない場合には第1所定時間経過時点で
    ポンプを停止させ、第1所定時間までに水流検出手段で
    水流を検出した場合には上記水流検出手段で水流を検出
    し続けることを条件として上記第2計時手段による経過
    時間が上記第1所定時間より長い第2所定時間に達する
    までポンプを駆動させ、第2所定時間の経過前に上記水
    流検出手段により水流無しとの検出情報を受けた時には
    その時点でポンプを停止させ、上記残水判断手段は、上
    記第1計時手段による経過時間が第1所定時間に達する
    までに水流検出手段による水流検出がない場合、およ
    び、上記第2計時手段による経過時間が第2所定時間に
    達する前に水流検出手段が水流無しを検出した場合に
    は、残水無しと判断し、第2計時手段による経過時間が
    第2所定時間に達するまで水流検出手段が水流を検出し
    続けた場合、残水ありと判断することを特徴とする風呂
    装置の残水検知装置。
  5. 【請求項5】上記ポンプ制御手段は、残水検知のための
    ポンプ駆動を上記注湯手段による注湯後に行うことを特
    徴とする請求項1〜4に記載の風呂装置の残水検知装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11148713A (ja) * 1997-11-19 1999-06-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 風呂装置
JP2016057008A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 三菱電機株式会社 給湯機
CN111550917A (zh) * 2020-06-10 2020-08-18 大连理工大学 一种改进的恒温式燃气热水器

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