JP2927318B2 - 温水暖房システムにおける自動水張り装置 - Google Patents

温水暖房システムにおける自動水張り装置

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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温水暖房システムにお
ける自動水張り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】温水暖房システムを新規に設置したり、
一旦システム内から水を抜いた場合、システム内から空
気を抜く(システム内に水を満たす)ことが必要であ
り、この空気抜きが十分でないと、循環ポンプが空回り
したりする。そこで、従来は、空気抜きが完全であるか
否かを自動的に判定する装置を使用している。図3は、
この従来例にして、1は熱源機、2は温水タンク、3は
熱交換器、4は循環ポンプ、5は温水配管、6は端末
器、7は温水タンク2内に取り付けられた水位検知器に
して、低水位検知センサー7aと高水位検知センサー7
bが取り付けれられている。8は温水タンク2内に連結
された水道8aに取り付けられた給水制御弁、9は自動
給水制御回路(水張り装置)にして、この制御回路9に
は前記水位検知器7からの入力に基づいて給水制御弁8
を制御する制御部10と、給水制御弁8の駆動時間間隔
を計測する時間計測部11と、水張り完了判定部12と
から成り、次の手順で自動水張りが行われる。
【0003】先ず温水タンク2内に水を満たし、循環ポ
ンプ4を駆動してシステム内の一つの端末器6内とこの
温水配管5内に水を満たす。そして、この状態で温水タ
ンク2内の水の減量を水位検知器7で監視して、一定の
水量以下になり、再度給水制御弁8が開かれて給水され
るまでの時間を時間計測部10で計測し、この時間間隔
が一定以上になった場合に空気が完全に抜けたものと判
定して次の端末器に移り、同じ手法で判定を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の自
動水張り装置の場合、基準となる給水時間間隔はすべて
同一であり、この時間内に給水がない場合に水張り完了
と判定している。このため、次のような問題がある。 a.端末器6の位置及び距離は、夫々違っている。例え
ば、熱源機1に近い端末器6、遠い端末器6或いは一階
と二階に設置された端末器6はすべて設置条件が異なる
にも拘らず、すべて一定の時間を超えるまでは水張りを
完了しないものとして判定している。このため、判定に
時間がかかる。 b.端末器6への水張りは、端末器6の循環径路の弁が
開いてから行われるため、基準となる時間間隔は弁の作
動時間を含めた時間を設定する必要がある。しかし、一
度弁が作動した後は弁の作動時間を含めなくてもよく、
同じ時間待つ必要はないが従来例の場合には待ってお
り、この分時間がかかる。
【0005】本発明の目的は、水張りの判定に時間をか
けないで済む自動水張り装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動水張り
装置の構成は次のとおりである。
【0007】熱源機で発生した温水を放熱器内に循環さ
せて暖房を行い、この戻り温水を温水タンク経由で熱源
機内に戻す構成の温水暖房システムであって、温水タン
クに給水制御弁付の給水ラインを連結し、更にこの温水
タンク内に低水位と高水位を検出する水位検知器を取り
付け、循環ポンプを駆動しながら、システム内の空気を
抜き、水位検知器が低水位を検出すると給水制御弁を
いて高水位になるまで給水を行い、水位検知器が高水位
を検出すると給水制御弁を閉じて給水を停止し、次に水
位検知器が低水位を検出するまでの給水時間間隔が一定
時間以上長くなった場合に水張り完了と判定する自動水
張り装置において、自動水張り運転を開始したのち、毎
回の前記給水時間間隔を測定して記憶し、最初に給水を
開始してから最初に高水位を検出して給水制御弁を閉じ
て給水を停止するまでの給水を1回目とし、この1回目
から数えて3回目の給水を行うまでに行う水張りの完了
を判定するための判定基準時間間隔は、あらかじめ設定
された時間間隔とし、4回目以降は、前回の給水時間間
と今回の時間間隔の長さの差が一定値以上大きい場合
にはその後の判定基準時間間隔を短く設定し、反対に
間間隔の差が一定値以下の場合には判定基準時間間隔を
長く設定して水張りの監視を行う判定基準時間間隔演算
回路を設けたことを特徴とする温水暖房システムにお
ける自動水張り装置。
【0008】
【作用】先ず温水タンク内に水を満たし、循環ポンプを
駆動してシステム内の一つの端末器内とこの温水配管内
に水を循環させる。そして、この状態で温水タンク内の
水の減量を水位検知器で監視し、給水制御弁が閉じて次
に再び開くまでの毎回の給水時間間隔を測定して記憶
し、最初に行った給水から数えて3回目の給水を行うま
での判定基準時間間隔はあらかじめ設定された時間間隔
とし、4回目以降は前回の給水時間間隔と今回の給水時
間間隔との長さの差が一定値以上大きい場合にはその後
の判定基準時間間隔を短く設定し、反対に、この時間間
の長さの差が一定値以下の場合には判定基準時間間隔
が長くなるように判定基準時間間隔演算回路にて演算を
行い、この演算値を基準にして水張りの完了を判定す
る。
【0009】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。
【0010】1は熱源機、2は温水タンク、3は熱交換
器、4は循環ポンプ、5は温水配管、6は端末器、7は
温水タンク2内に取り付けられた水位検知器にして、低
水位検知センサー7aと高水位検知センサー7bが取り
付けれられている。8は温水タンク2内に連結された水
道8aに取り付けられた給水制御弁、9は自動給水制御
回路(自動水張り装置)にして、この制御回路9前記
水位検知器7からの入力に基づいて給水制御弁8を制御
する制御部10と、給水制御弁8の駆動時間間隔を計測
する時間計測部11と、水張り完了判定部12と、判定
基準時間間隔演算部13とから成る。
【0011】上記実施例の場合、温水タンク2内の水を
循環ポンプ4を利用して一つの端末器6の系内に水を循
環させ、その後温水タンク2内に給水するために駆動さ
れる給水制御弁8の作動間隔を時間計測部11で計測し
て記憶し、最初の給水から数えて3回目の給水を行うま
での判定基準時間間隔はあらかじめ設定された時間と
し、4回目以降は前回の給水時間間隔との差を基に判定
基準時間間隔演算部13により、間隔の差が大きい場合
には系内は空気が抜け易いものと判断して、水張り完了
判定部12の判定基準時間間隔を短く設定する。一方、
時間計測部11で計測・記憶される時間間隔の差が小さ
い場合には系内の空気が抜けにくいものと判定基準時間
間隔演算部13が判断して、その後の判定基準時間間隔
を長く設定する。水張り完了判定部12はこの判定基準
時間間隔を基にして水張りの完了を判定する。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のように、水張り時の給水
制御弁の作動間隔の変化から水張りを行っている系内の
空気の抜け易さを判断し、この判断を基に判定基準をつ
くってこれと給水制御弁の作動時間間隔を比較すること
により、夫々の端末器の設置条件に合った水張りを行う
ことができる。よって、一に時間間隔を決めて判定を
行っていた従来例に比較して、水張り時間を大幅に短縮
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動水張り装置の説明図。
【図2】従来の自動水張り装置の説明図。
【符号の説明】
1 熱源機 2 温水タンク 3 熱交換器 4 循環ポンプ 5 温水配管 6 端末器 7 水位検知器 8 給水制御弁 9 制御回路(自動水張り装置) 10 制御部 11 時間計測部 12 水張り完了判定部 13 判定基準時間間隔演算部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源機で発生した温水を放熱器内に循環
    させて暖房を行い、この戻り温水を温水タンク経由で熱
    源機内に戻す構成の温水暖房システムであって、温水タ
    ンクに給水制御弁付の給水ラインを連結し、更にこの温
    水タンク内に低水位と高水位を検出する水位検知器を取
    り付け、循環ポンプを駆動しながら、システム内の空気
    を抜き、水位検知器が低水位を検出すると給水制御弁を
    開いて高水位になるまで給水を行い、水位検知器が高水
    位を検出すると給水制御弁を閉じて給水を停止し、次に
    水位検知器が低水位を検出するまでの給水時間間隔が一
    定時間以上長くなった場合に水張り完了と判定する自動
    水張り装置において、自動水張り運転を開始したのち、
    毎回の前記給水時間間隔を測定して記憶し、最初に給水
    を開始してから最初に高水位を検出して給水制御弁を閉
    じて給水を停止するまでの給水を1回目とし、この1回
    目から数えて3回目の給水を行うまでに行う水張りの完
    了を判定するための判定基準時間間隔は、あらかじめ設
    定された時間間隔とし、4回目以降は、前回の給水時間
    間隔と今回の時間間隔の長さの差が一定値以上大きい場
    合にはその後の判定基準時間間隔を短く設定し、反対に
    時間間隔の差が一定値以下の場合には判定基準時間間隔
    を長く設定して水張りの監視を行う判定基準時間間隔
    算回路を設けたことを特徴とする温水暖房システムに
    おける自動水張り装置。
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