JPH08303636A - 流体機器における開閉装置 - Google Patents

流体機器における開閉装置

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JPH08303636A
JPH08303636A JP12921195A JP12921195A JPH08303636A JP H08303636 A JPH08303636 A JP H08303636A JP 12921195 A JP12921195 A JP 12921195A JP 12921195 A JP12921195 A JP 12921195A JP H08303636 A JPH08303636 A JP H08303636A
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JP
Japan
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opening
stem
key
closing
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP12921195A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Kadokawa
真也 角川
Hiroshi Nakayama
寛 中山
Shigeki Matsubayashi
茂樹 松林
Takeshi Tanaka
雄志 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tabuchi Co Ltd
Original Assignee
Tabuchi Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tabuchi Co Ltd filed Critical Tabuchi Co Ltd
Priority to JP12921195A priority Critical patent/JPH08303636A/ja
Publication of JPH08303636A publication Critical patent/JPH08303636A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、液体、気体等、各種流体の配管
系に付設されるバルブ又は管体閉塞具等の開閉を、挿脱
可能な専用キーによって行うようにした管用部材の開閉
装置を提供するものである。 【構成】 弁体やプラグ等の回転体と連結するキー嵌合
部を蔽って空転可能とした開閉防止環の中心孔内に、上
記キー嵌合部を位置せしめ、該孔との間隙を可及的に狭
少に保って、別途専用キーによってのみ回転可能にした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液体、気体等、各種
流体の配管系に付設されるバルブ又は管体閉塞具の開閉
を、着脱可能な専用キーによって行うようにした管用部
材の開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から水道管等の止水栓を対象とし
て、その開栓ハンドルを着脱可能に構成し、自由な開栓
を阻止しようとした止水栓は広く知られていた。
【0003】而して、これら開閉防止型の止水栓は、そ
の目的上、例えば共同洗い場等で部外者が勝手に開栓す
ることを防ぎ、或いは工場等で担当者以外の者による栓
の誤操作を予防できれば足りるというものであった。
【0004】従って、従来のこの種開閉防止栓として最
も簡単な構造は、例えばステムナットを備えた止水栓で
あれば、通常その中心孔から露出してハンドルと連結す
るステム上端を、ステムナットの中心孔内に止めるよう
に構成し、開閉時に該中心孔を介してハンドルを挿入し
てステムを回転するというものであった。
【0005】この他、図4に例示したように、止水栓本
体(イ)のステム(ロ)の中間部にステム(ロ)と一体
に回転する回転止部材(ハ)を配置し、該回転止部材の
上部に栓本体(イ)に固着され、直径方向に少なくとも
一対のスリット(ニ)を有するキャップ(ホ)を嵌着す
る一方、該キャップ(ホ)と上記回転止部材(ハ)の間
にステム(ロ)と一体に回転し、所定の回転位置におい
て前記キャップ(ホ)のスリット(ニ)と連通する複数
対のスリット(ト)を備えてなる連結板(ヘ)を設ける
ことにより、上記互いに連通するスリット(ニ)(ト)
を介して図5に示すキーハンドル(チ)を挿脱自在と
し、キーハンドルの爪(リ)によってのみ弁体(ヌ)の
開閉操作が行えるようにしたものである(実開平1−8
9687号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の開閉防
止栓の内、前者即ち、ステム先端を単にステムナットの
中心孔内に位置させた構造では、上記ステムナットを栓
函の立上り胴部から取外すと、そのステムが簡単に露出
してペンチその他の工具で容易に回転させることが可能
になる為、開閉防止の目的が達し難かった。一方、この
弊害を無くす為に上記ステムナットを装着した後、立上
り胴部にビン等で完全に固定するという手段も考えられ
たが、この場合止水栓を完全に組み上げた上で、ピン孔
の加工が必要となるから、その際に生ずる切削屑(切り
粉)等が栓函内の主要シール部に侵入して封水効果を低
下させるなど、好ましくない問題が見られた。
【0007】しかも、上記従来の開閉防止栓におけるス
テム先端のハンドル係合部の断面形状が比較的単純な四
角柱とか、凹溝であったことと、ステムナットの中心孔
とステム先端との間隙が広かったことなどから、必ずし
もキーハンドルが無くともペンチやドライバー等の通常
工具で栓の開閉が可能となるおそれがあった。
【0008】又、後者(第4図に示すもの)では、栓本
体、特にステム(ロ)回りの構造が複雑で高価であった
上、この複雑な内部構造は簡単に変更することが困難で
ある関係上、勢い同一メーカーにおけるこの種の止水栓
は同じ構造となり、一つのキーハンドル(チ)で自由に
開閉操作が行える結果、それがキーハンドル(チ)の転
用による悪用や誤操作による不側の事故を惹起する原因
ともなっていたのである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の開
閉防止栓に見られた課題の解決を含めて、配管系に付設
されるバルブ又は管端閉塞具等の開閉装置を提供するも
のであって、この内、バルブにおいては、弁函の立上り
胴部又は該立上り部に螺装されるステムナットに空転可
能で、且つ取り外し不能な開閉防止環を外嵌し、該開閉
防止環中心部の透孔内に位置して、該透孔との間隙を可
及的に狭少に保持したステム先端のキー嵌合部を円形以
外の任意な断面形状とするとともに、上記キー嵌合部に
嵌挿可能なボックス部を形成してなる専用キーによって
のみステムを回転し得るようにするという手段を用い
た。
【0010】又、管端閉塞具については、管端に嵌着可
能なソケット管の末端に、円形以外の任意な断面形状を
有するキー嵌合部を突設してなるプラグを螺装自在とす
る一方、プラグを蔽って空転可能で、且つ取り外し不能
に外嵌される開閉防止環中心部の透孔内に上記キー嵌合
部を位置せしめ、該透孔との間隙を可及的に狭少に保持
したキー嵌合部に嵌挿可能なボックス部を形成してなる
専用キーによってのみプラグを回転可能にするという手
段を講じた。
【0011】
【作用】叙上の構成とした本発明は、バルブの場合も管
端閉塞具においても、固定的に設けられた立上り胴部若
しくはステムナット又はプラグに開閉防止環を空転自
在、且つ取り外し不能に外嵌させたことと、該開閉防止
環の中心部に貫設された透孔に、断面が円形以外のキー
嵌合部を位置させ、キー嵌合部の先端が開閉防止環から
露出しないようにしたことにより、専用キーよってのみ
該ステム等のキー嵌合部の回転が可能であるという特有
の作用が得られるのである。
【0012】又、開閉防止環の透孔とキー嵌合部との隙
間を可及的に狭隘にして、ペンチ等の一般工具の爪先が
挿入し得ないように構成したことも、専用キー以外での
ステム等のキー嵌合部の回転操作を不能にするという作
用に繋がるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に従
って更に詳述する。 〔その1〕この実施例はボール弁、玉形弁、仕切り弁或
いはコック弁等、ステムを介して弁体の回動操作を行う
形式のバルブ類に対する開閉装置に関するが、図1は、
これをボール弁に適用した場合の一例であって、1は弁
函、2はボール弁体、3はボール弁体2に連結し、弁函
1の立上り胴部1aを貫通して設けられたステム、また
4は上記弁函の立上り胴部1aに螺装自在なステムナッ
トを示したものであり、以上の部分は通常広く使用され
ているボール弁と同一構造である。
【0014】又、図1において、5は開閉防止環であっ
て上記ステムナット4に外嵌され、その下端近くを例え
ばC型リング6を介してステムナット4の下縁に接合さ
せることにより、取り外し不能で自由に空転し得るよう
にしたものである。
【0015】この他、上記ステム3の上端部には、断面
形が円形以外の任意な形状を有するキー嵌合部3aを一
体に突成し、その先端面は上記開閉防止環5の中央部に
貫設された透孔5a内に位置させるとともに、キー嵌合
部3aと上記透孔5aとの嵌合間隙を、後述する専用キ
ー8のボックス厚との関係で可及的に狭少に保ち、ペン
チや他の既成の工具の爪等が挿入し得ないように構成し
たものである。
【0016】尚、図中7はステム3の側面に僅かに露頭
する止ピンを示し、特にボール弁、又はコック弁等、弁
体2の回転が90゜範囲にある場合のステム3に対して
ステムナット4の内面に突成されたストッパー(図示せ
ず)間で、該ステム3の回転量を規制するようにしたも
のである。
【0017】また、図2の〔a〕〔b〕〔c〕は専用キ
ー8のボックス部8aの内面形状、即ち前記ステムのキ
ー嵌合部3aの断面形状に符合する形状を例示したもの
で、四角その他の多角形から、ローレット状の凹凸を付
したものなど、任意な形態による嵌合構造が用いられ、
又このボックス部8aは、ハンドル8bによって回転さ
れるのである。
【0018】上記実施例は、弁函1の立上り胴部1aに
ステムナットを有する基本的構造のボール弁について述
べたが、対象となるバルブは既述のように玉形弁、仕切
弁等ステムを介して弁体を回転する構造のバルブについ
て広く適用でき、更にステムナットを備えないバルブに
ついては、上記開閉防止環5を上方に突出するステムの
キー嵌合部3aを蔽って、直接立上り胴部1aに取外し
不能で、且つ空転可能に外嵌すればよいのである。
【0019】〔その2〕又、図3は管端閉塞具に本発明
の技術を適用した他の実施例であって、例えば給水管1
0等の管端10aに継ぎ手11などを介してソケット管
12を接合し、該ソケット管12の管末に、外面中央部
にキー嵌合部13aを突設してなるプラグ13を螺装自
在にする一方、プラグの鍔部13bの下周面に当接する
C型リング14を介して開閉防止環15を取り外し不能
で、且つ空転可能に外嵌したものである。
【0020】尚、上記プラグのキー嵌合部13aは、前
記実施例1におけるステムのキー嵌合部3aと同様の断
面形状(図2参照)とし、又、専用キーのボックス内面
も各キー嵌合部と係合可能な形状に構成するもので、そ
の使用要領は前例ものと全く同様である。
【0021】但し、この実施例の場合、プラグ13と開
閉防止環15はC型リング14で結合されているので、
専用キー8によってプラグ13を回転した場合、両部材
は従属的に動作してプラグの装着及び離脱を可能にする
のである。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明に係る開閉装
置によれば、構造が極めて単純であるから、故障もな
く、安価に得られるだけでなく、開閉防止環は内部と絶
縁された状態で単に空転するだけであるから、ステムや
プラグの回転には一切関係がないし、その透孔とキー嵌
合部の間隙を可及的に狭く構成したことで、外部からペ
ンチなどの通常工具の挿入が至難となり、高い開閉防止
効果が得られるものである。
【0023】又、バルブやプラグにおけるキー嵌合部の
断面形状は、工作上比較的簡単に変更できるので、その
形状に見合う専用キーも多様化し、共用できる範囲が大
幅に制限されるという効果が齎らされる。このことは、
取りも直さず共同水道などにおける部外者の取水を防止
できる他、工場等において担当者以外の者の誤操作によ
る事故の未然防止にも役立つ等、顕著な効果を発揮する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造を示すボール弁の中心部縦断面
図。
【図2】(a)(b)および(c)は、いづれも専用キ
ーのボックス部の底面図であって、対応するキー嵌合部
との係合形状を例示したしたものである。
【図3】管端閉塞具における一実施例を示す要部断面図
【図4】従来の開閉防止栓の一例を示す中心部縦断面図
【図5】図4に示す開閉防止栓のハンドルの縦断面図
【符号の説明】
1 弁函 2 ボール弁体 3 ステム 4 ステムナット 5・15 開閉防止環 6・14 C型リング 7 止ピン 8 専用キー 10 給水管 11 継ぎ手 12 ソケット管 13 プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 雄志 千葉県千葉市美浜区磯辺5−12−3−506

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁函の立上り胴部から突出するステムを蔽
    って立上り胴部若しくはステムナットに対し、開閉防止
    環を空転可能で且つ取り外し不能に外嵌し、該開閉防止
    環の透孔内に、ステム先端に形成され、円形以外の任意
    な断面形状を有するキー嵌合部を露出させることなく、
    上記透孔内壁との間隙が可及的に狭少になるように位置
    させる一方、上記キー嵌合部に挿脱可能なボックス部を
    備えてなる専用キーによってのみステムを回転可能にし
    たことを特徴とするバルブ等の流体機器における開閉装
    置。
  2. 【請求項2】管端に嵌着可能なソケット管の末端に、円
    形以外の任意な断面形状を有するキー嵌合部を突設して
    なるプラグを螺装自在とする一方、該プラグを蔽って空
    転可能で且つ取り外し不能に開閉防止環を外嵌し、上記
    キー嵌合部を開閉防止環の透孔から突出させることな
    く、また透孔内壁との間隙を可及的に狭少になるように
    して、上記キー嵌合部に挿脱可能なボックス部を備えて
    なる専用キーによってのみプラグを回転可能にしたこと
    を特徴とする管端閉塞具のような流体機器における開閉
    装置。
JP12921195A 1995-04-28 1995-04-28 流体機器における開閉装置 Pending JPH08303636A (ja)

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JP (1) JPH08303636A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU691333B2 (en) * 1994-11-29 1998-05-14 Abb Metering Pty Ltd An improved valve

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU691333B2 (en) * 1994-11-29 1998-05-14 Abb Metering Pty Ltd An improved valve

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