JPH08303232A - 内燃機関の窒素酸化物浄化装置 - Google Patents

内燃機関の窒素酸化物浄化装置

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JPH08303232A
JPH08303232A JP13268695A JP13268695A JPH08303232A JP H08303232 A JPH08303232 A JP H08303232A JP 13268695 A JP13268695 A JP 13268695A JP 13268695 A JP13268695 A JP 13268695A JP H08303232 A JPH08303232 A JP H08303232A
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JP
Japan
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temperature
exhaust gas
catalyst
catalyst device
internal combustion
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JP13268695A
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English (en)
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Koichi Ohata
耕一 大畑
Hajime Suguro
肇 勝呂
Kanehito Nakamura
兼仁 中村
Tsukasa Kuboshima
司 窪島
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浄化率の高い内燃機関の窒素酸化物浄化装置
の提供。 【構成】 触媒装置11と,触媒装置11の温度調整手
段21と,温度検出手段(温度センサ)31と,制御手
段30とを有する。第1発明では,温度と温度変化とに
基づいて,例えば触媒装置11が昇温過程にあり,且つ
触媒装置の温度が浄化率を最大にする温度Tm より低い
場合に昇温し,温度Tm 近傍の所定の範囲で降温を抑制
し,温度Tm を大幅に越えた場合には触媒装置11を降
温させる。第2発明では,触媒装置を複数設け,排気ガ
スが昇温過程にあり上記Tm より低い所定の温度Ts
下のとき,熱応答のよい第1触媒装置12を主として作
動させ,その他の場合は熱応答の遅い第2触媒装置13
を主として作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,内燃機関の排気中に含
まれるNOx を除去する窒素酸化物浄化装置に関する。
【0002】
【従来技術】自動車のエンジン等の排気通路には,排気
ガス中の有害成分を浄化する排気浄化装置が設けられて
いる。そして,上記有害成分の中でも特に環境に影響を
与える一酸化炭素(CO),炭化水素(HC)及び窒素
酸化物(NOx )の三成分について,優れた浄化特性を
発揮する三元触媒が上記浄化装置に用いられている。し
かしながら,理論空燃比(空気/燃料=14.7)より
も酸素過剰(リーン)状態で燃焼が行われるディーゼル
機関においては,排気ガスの組成も燃焼時における上記
空燃比を反映して酸素過剰状態となり,上記三元触媒で
は窒素酸化物(NOx )が効果的に除去できないという
問題があった。そのため,リーン雰囲気においても優れ
たNOx 浄化特性を示す金属担持ゼオライトを用いた窒
素酸化物浄化装置が用いられている。
【0003】そして,最近の研究によれば,この種の窒
素酸化物浄化触媒にHC成分(例えば燃料成分)を添加
すれば窒素酸化物の浄化率が向上することが明らかにさ
れている。そのため,排気管の途中に触媒を配設し,そ
の触媒の上流において,たとえば軽油などの還元剤を排
気管内に供給し,還元剤と排気ガスとを混合して,触媒
上でNOx を還元浄化するという方法が提案されてい
る。
【0004】そして,特開平6−123219号公報で
は,内燃機関から排出された窒素酸化物の量と,排気ガ
スの温度又は触媒装置の温度とから,供給する還元剤
(HC)の量を一義的に決定する方法が提案されてい
る。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,従来の窒素酸
化物浄化装置には,次のような問題点が存在する。即
ち,排気ガスの温度が低温から上昇する場合には,触媒
装置の有する熱容量によって触媒温度の上昇が遅くな
り,窒素酸化物の浄化率が高い温度領域に達する迄の時
間がかかる。また,触媒装置が浄化率の良好な高温に達
した後,排気ガスの温度が低下すると再び触媒装置の温
度が降下し,浄化率が低下する。
【0006】要すれば,窒素酸化物の浄化率が良好な温
度に触媒装置を長時間保持することが困難であり,平均
した高浄化率の維持が不充分である。本発明は,かかる
従来の問題点に鑑みてなされたものであり,触媒装置を
適切な温度領域に長時間保持し,これによって浄化率を
向上させる内燃機関の窒素酸化物浄化装置を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題の解決手段】第一発明は,内燃機関の排気通路に
介装され,内燃機関から排出された窒素酸化物を還元浄
化する窒素酸化物浄化装置であって,この浄化装置は,
酸素過剰雰囲気下において窒素酸化物を浄化する触媒装
置と,この触媒装置の温度を調整する温度調整手段と,
排気または触媒装置の温度を検出する温度検出手段と,
上記温度調整手段を制御する制御手段とを有しており,
排気もしくは触媒装置の温度と排気もしくは触媒装置の
温度変化とにより,上記触媒装置の温度を窒素酸化物の
浄化率が最大となる温度領域に制御することを特徴とす
る窒素酸化物浄化装置にある。
【0008】上記温度調整の例として,触媒装置の温度
が窒素酸化物の浄化率を最大とする温度Tm より低温の
所定温度範囲にあり,且つ触媒装置温度が上昇過程にあ
る第1状態であると推定する場合は,昇温速度を大きく
するように上記温度調整手段を制御し,触媒装置の温度
が窒素酸化物の浄化率を最大とする温度Tm より高温の
所定温度Th より低温で,且つ触媒装置温度が下降過程
にある第2状態であると推定する場合は,降温速度を小
さくするように上記温度調整手段を制御するものがあ
る。
【0009】上記温度調整手段には,例えば,吸入空気
量を絞りこむ保温・昇温手段,排気抵抗を制御する保温
・昇温手段,又は過給機の過給圧力を調整して吸入空気
量を制御する昇・降温手段,排気中に炭化水素を添加し
て昇温させるHC増量手段などがあり,また触媒装置の
周囲の放熱量を調整する放熱制御手段などがある。ま
た,上記放熱制御手段には,触媒装置の周囲の空気の流
れを調整して触媒装置の放熱量を調整するものなどがあ
る(後述する実施例5,図11参照)。
【0010】一方,第2発明は,内燃機関の排気通路に
介装され,内燃機関から排出された窒素酸化物を還元浄
化する窒素酸化物浄化装置であって,この浄化装置は,
酸素過剰雰囲気下において窒素酸化物を浄化する触媒装
置であって熱応答の速い第一触媒装置及び熱応答の遅い
第二触媒装置と,排気通路における上記第一,第二触媒
装置の配置を変更する流路切り換え手段と,排気または
触媒装置の温度を検出する温度検出手段と,上記流路切
り換え手段を制御する制御手段とを有しており,上記制
御手段は,上記温度検出手段の出力信号を受け,その温
度が上昇過程にあり,且つ触媒装置の温度が窒素酸化物
の浄化率を最大にする温度Tm より低温の所定の温度範
囲にあると判定した場合には,上記第一触媒装置を第二
触媒装置の上流側に配置するか,主として第一触媒装置
に排気が流入するようにし,その他の場合には,第二触
媒装置を第一触媒装置よりも上流側に配置するか,主と
して第二触媒装置に排気が流入するよう上記流路切り換
え手段を操作することを特徴とする内燃機関の窒素酸化
物浄化装置にある。
【0011】第2発明において最も注目すべきことは,
熱応答の速い第1触媒装置と熱応答の遅い第2触媒装置
とが設けられていること,制御手段は,温度検出手段の
出力が昇温過程にあり,かつ触媒装置の温度が窒素酸化
物の浄化率を最大にする温度Tm よりも低温の所定の温
度範囲にあると判定した場合に第1触媒装置を第2触媒
装置の上流側に配置し,その他の場合には第2触媒装置
を第1触媒装置の上流にすることである。 熱応答の速
い上記第1触媒装置には,例えば,複数の小触媒ユニッ
トを直列に配置したいわゆる分割形の触媒装置などがあ
る(後述する実施例6,図12参照)。
【0012】
【作用及び効果】第1発明にかかる窒素酸化物浄化装置
の制御手段は,触媒装置(又は排気ガス)の温度と温度
変化とに基づいて温度調整手段を操作し,窒素酸化物の
浄化率が最大となる温度領域に触媒装置の温度を制御す
る。従って触媒装置の浄化率を高めることが可能であ
る。このことを前記温度調整例に基づいて更に具体的に
以下に説明する。
【0013】前記例によれば,低めの温度で昇温しつつ
ある第1状態にある場合には,触媒装置の温度を上昇さ
せるよう温度調整手段を操作する。それ故,低めの温度
にある触媒装置は急速に昇温し浄化率が良好な温度(T
m 近傍)に急接近する。また前記例によれば,触媒装置
の温度が一旦上昇した後は,触媒装置が前記Th から降
下しつつある第2状態に入った場合には,制御手段は温
度調整手段を操作して触媒装置の温度下降を抑制し,最
適温度Tm から離れるのを防止する。
【0014】それ故,浄化装置は,最適温度Tm の近く
にある状態が相対的に長くなり,窒素酸化物の浄化率が
良好となる。そして,第1,第2状態にあるか否かの判
定は温度検出手段を用いて容易に可能である。また車両
等においては,温度調整手段は吸気又は排気を絞るなど
の方法により比較的容易に実現することができる。な
お,触媒装置の温度が大幅に低い場合には,温度調整手
段を操作しても改善効果が少ないから,ロスを避けるた
めに上記第1状態に下限温度を設け,この温度より下で
は温度調整手段を作動させないようにする。
【0015】また,触媒装置の温度が最適温度Tm に近
い場合には,触媒装置の温度が上昇しすぎないように
し,また温度調整手段の不適切な操作によるロスを避け
るために,温度調整手段をみだりに作動させないように
する。これが上記第1状態に上限温度を設け,第2状態
に下限温度を設ける理由である。上記のように,第1発
明によれば,装置を大幅に複雑化することなく,触媒装
置の温度を浄化率の良好な状態に長時間保持し,これに
よって浄化率を良好にする窒素酸化物浄化装置を提供す
ることができる。
【0016】次に第2発明の作用効果について述べる。
第2発明にかかる浄化装置では,昇温過程にあり且つ低
めの温度,即ち所定の温度Ts 以下の場合には,第1触
媒装置が上流に配置される。その結果,第1触媒装置は
上流で高温の排気ガスに熱せられることとなり,そして
第1触媒装置は熱応答が速いから,急速に温度が上昇し
浄化率の良好な状態となる。
【0017】そして,所定の温度Ts を越える状態とな
った場合には,熱応答の遅い第2触媒装置が上流側にあ
り,最適温度Tm から過度に温度が上昇したりすること
(過昇温)や,最適温度Tm から急速に降下すること
(急速降温)を防止する。上記のように,第2発明の浄
化装置は,浄化率が良好な最適温度Tm の近傍に第1又
は第2触媒装置が長時間存在することとなり,全体とし
て浄化率が極めて良好となる。上記のように,第1,第
2発明によれば,触媒装置を適切な温度領域に保持し,
これによって浄化率を向上させる内燃機関の窒素酸化物
浄化装置を提供することができる。
【0018】
【実施例】
実施例1 本例は,図1に示すように,ディーゼルエンジン41の
排気通路45に介装され,エンジン41から排出された
窒素酸化物を還元浄化する窒素酸化物浄化装置1であ
る。浄化装置1は,酸素過剰雰囲気下において窒素酸化
物を浄化する触媒装置11と,触媒装置11の温度を調
整する温度調整手段21と,排気ガスの温度T′を検出
する温度検出手段(温度センサ)31と,温度調整手段
21を制御する制御手段30とを有する。
【0019】制御手段30は,温度検出手段31の出力
信号に基づいて,触媒装置11の温度Tが上昇過程にあ
り,且つ触媒装置11の温度Tが窒素酸化物の浄化率を
最大にする温度Tm (図2)より低温の所定の温度範囲
内(例えば窒素酸化物の浄化率が最大値Em の20%か
ら80%となる範囲)にある第1状態であると推定する
場合,触媒装置11の温度Tを上昇させるよう温度調整
手段21を制御する。温度調整手段21は,排気ガス中
に軽油を添加し触媒装置11の温度を上昇させるHC増
量手段である。
【0020】以下それぞれについて説明を補足する。図
2に,定常状態における触媒装置11の触媒温度TとN
x 浄化率に関する特性を示す。図2中のT1は,触媒
がNOx 浄化を始める浄化立ち上がり温度(例えば18
0℃),Tm は触媒のNOx 浄化率が最も高い温度(例
えば250℃),T3は前記Tm より高温側で触媒のN
x 浄化率が最大値Em の80%程度に低下する温度
(例えば300℃),T2は前記T1とTm の間の温度
で,浄化率が最大値Em の30%程度となる温度(例え
ば230℃),T4 は上記T3 より高い温度で浄化率が
最大値Em の20%程度となる温度(例えば350℃)
である。
【0021】図1に本例のディーゼルエンジンの排気ガ
スの窒素酸化物浄化装置1の構成を示す。本装置1は,
エンジン41の回転数を検出するセンサ32と,制御手
段30と,排気通路45の排気温度を検出するための熱
電対式温度センサ31と,前記排気通路45に軽油を噴
射する供給ノズル211と,上記温度センサ31及び軽
油供給ノズル211の後方の排気通路45に配置された
触媒装置11とを有する。また,温度調整手段21は軽
油タンク210と,軽油81と,前記軽油タンク210
と前記軽油供給ノズル211をつなぐ軽油ライン212
と,前記軽油ライン212中に介装されたポンプ213
及び流量制御弁215とを有する。
【0022】回転数センサ32と温度センサ31の出力
信号は制御手段30に接続されている。軽油タンク21
0の軽油81は,ポンプ213によりくみ上げられ,軽
油ライン212,流量制御弁215を通り軽油供給ノズ
ル211から排気通路45中に供給される。軽油81の
供給量は,制御手段30の信号により作動する流量制御
弁215により制御される。
【0023】排気通路45に供給する軽油81の量は,
図3に示すフローチャートに従って制御される。すなわ
ち,ステップ601で,温度センサ31とエンジン回転
数センサ32の信号を制御手段30に取り込みステップ
602に進む。ステップ602で,制御手段30によ
り,温度センサ31とエンジン回転数センサ32の信号
を基に,排気ガス中のHCとNOx 量を算出し,ステッ
プ603に進む。
【0024】ステップ603で,ステップ602で算出
したNOx 量と,排気温度センサ31から得られる排気
温度T′より,NOx 浄化に必要なHC量を算出し,さ
らに,ステップ602で算出した排気ガス中のHC量を
減算して必要な軽油供給量を算出し,ステップ604に
進む。ステップ604で,ある一定時間,排気ガス温度
を制御手段30に記憶させて温度変化勾配を算出し,温
度変化勾配が正であれば,排気ガス温度が昇温状態にあ
ると判断する。そして,排気ガス温度が昇温状態にあ
り,かつ,排気ガス温度が図2に示す所定の温度T2′
以下の場合は,ステップ605進む。
【0025】ステップ605で,正の温度変化勾配の大
きさに応じて軽油供給量を増量側に補正し,ステップ6
06に進む。一方,ステップ604で,排気ガス温度が
T2′以下かつ温度変化勾配が正でない場合は,ステッ
プ603にて算出した軽油供給量を変更せず,ステップ
606に進む。ステップ606で,上記において算出し
た軽油供給量を流量制御弁215を操作して制御し,排
気通路45内に軽油を供給する。
【0026】本例の浄化装置1の効果を図4を用いて説
明する。実線は本例の特性を,破線は従来装置の特性を
示す。図4(a)に示すように排気温度T′が昇温して
定常状態となり,降温する運転パターン(ただし,最高
温度は図2中のT2′より低温)の場合,時間がt1
らt2 の間は,図3のステップ605において,軽油供
給量は従来装置よりも増量側に補正され,ステップ60
6にて排気通路内に供給される(図4(b))。する
と,図4(d)に示すように触媒でのHCの吸着量が増
加し,酸化反応による発熱量が大きくなるため,図4
(c)に示すように触媒温度はより早く昇温し,図4
(e)に示すようにNOx 浄化率が高い温度に素早く到
達し,長時間その近傍に止まる。
【0027】また,供給されたHCは触媒温度が低温の
時に触媒に吸着され,高温時に脱離する特性をもつた
め,低温時に多くのHCを触媒に供給すると,触媒への
吸着HC量が増え,高温時において脱離するHC量も増
える。そして,この脱離したHCは,供給したHCとは
異なる種類のHCとなり,より有効なNOx 還元剤とし
て機能するため,また脱離したHCにより触媒近傍のH
C濃度が高くなるため,NOx 浄化率は一段と向上す
る。
【0028】また,排気ガスが上記T2′を越える場合
には,軽油を増量させないから,最適温度Tm を越えて
触媒装置11の温度を過度に上昇させることはない。上
記のように,本例によれば,触媒装置11を適切な温度
領域に長時間保持し,これによって浄化率を向上させる
窒素酸化物浄化装置1を提供することができる。
【0029】実施例2 本例は,図5に示すように,実施例1において温度調整
手段としてのHC増量手段に替えて吸気絞り弁22を用
いた他の実施例である。本例の浄化装置1は,排気通路
45に排気温度を検出するための温度センサ31と,吸
入空気通路46内に吸入空気量を制御する吸気絞り弁2
2と,排気温度によって吸気絞り弁22の開閉を制御す
る制御手段(ECU)30とを備えている。
【0030】吸気絞り弁22の制御手順を,図6のフロ
ーチャートに示す。図6において,ステップ621で排
気温度を検出して制御手段30に記憶させ,ステップ6
22に進む。次にステップ622で,一定時間の間,排
気ガス温度を制御手段30に記憶させて温度変化勾配を
算出し,温度変化勾配か正であれば排気ガス温度が昇温
状態,温度変化勾配が負であれば排気ガスの温度が降温
状態であると判断し,ステップ623に進む。
【0031】ステップ623で,排気ガス温度が昇温状
態であり,かつ,排気温度T′が所定の温度T2′(図
2)より低温の場合,または,排気ガス温度が降温状態
であり,かつ,排気温度が所定の温度T3′(図2)よ
り低温の場合は,ステップ624に進み,その他の場合
はステップ625に進む。そして,ステップ624では
吸気絞り弁22を絞り込み排気温度を上昇させたり,触
媒温度の低下速度を小さくし,ステップ625では吸気
絞り弁22を開放して排気温度を降下させる。ステップ
624または625から最初のステップ621にもど
り,同様の手順を繰り返す。
【0032】本例の効果を図7を用いて説明する。実線
は本例の特性を示し,破線は従来装置の特性である。図
7において,同図(a)に示すように排気温度T′が昇
温しその後降温する運転パターンの場合,排気温度T′
が上昇しつつあり,かつ触媒温度Tが所定の温度T2
(図2)以下の時(図7の時間t3 からt4 の間),同
図(b)に示すように吸気絞りを行うと,排気ガス温度
の昇温勾配が大きくなり,同図(c)に示すように触媒
温度は従来技術より早く昇温し,触媒温度がNOx 浄化
率が高い温度に早く到達する。
【0033】また,排気温度T′が降温し,かつ,触媒
温度が所定の温度T3′(図1)以下の時(図7の時間
5 以降),同図(b)に示すように吸気絞りを行う
と,排気流量が減り,触媒が排気ガスに奪われる熱量が
小さくなるため,同図(c)に示すように触媒温度の冷
却速度が小さくなり,触媒温度をNOx 浄化率が高い温
度に長時間保持できる。その結果,実用運転域でのディ
ーゼル排気ガスNOx 浄化率は大幅に向上する。その他
については,実施例1と同様である。
【0034】実施例3 本例は,図8に示すように,実施例2において温度調整
手段としての吸気絞り弁22(図5)に替えて排気絞り
弁23を用いたもう1つの実施例である。そして,実施
例2の図7のフローチャートのステップ624,625
における吸気絞り弁を排気絞り弁23に変更する。その
他については,実施例2と同様である。
【0035】実施例4 本例は,図9に示すように,実施例2において温度調整
手段としての吸気絞り弁22(図5)に替えて,ターボ
チャージャ44の排気82の圧力を調整するためのバイ
パス通路240とバイパス流路240を開閉する制御弁
24とを設けたもう1つの実施例である。本例の浄化装
置1は,エンジン41の排気通路45に排気温度を検出
するための温度センサ31と,排気ガス82を利用して
吸入空気83を圧送するターボチャージャ44と,吸入
空気通路46に設けた吸入空気圧力センサ33と,排気
通路45に設けられ,ターボチャージャ44をバイパス
するバイパス通路240の流量を制御する制御弁24
と,上記制御弁24を作動させるアクチュエータ241
と,前記制御弁24の作動を制御する制御手段30とを
備えている。
【0036】前記温度センサ31と吸入空気圧力センサ
33の出力信号は制御手段30に接続され,制御手段3
0の制御信号により,前記アクチュエータ241が作動
し,前記制御弁24を開閉する。前記制御弁24を閉じ
ると,前記ターボチャージャ44の圧送による吸入空気
83の量が増加し,一方,前記制御弁24を開くと,前
記ターボチャージャ44の圧送による吸入空気83の量
が減少する。それ故,制御弁24の開閉により,吸入空
気量を制御し排気ガスの温度を調整することができる。
なお,図9において符号49は,エアクリーナである。
【0037】前記制御弁24の作動の制御は,図10の
フローチャートに示す。図10において,ステップ64
1で排気温度を検出して制御手段30に記憶させ,ステ
ップ642に進む。ステップ642で,ある一定時間,
排気ガス温度を制御手段30に記憶させて温度変化勾配
を算出し,温度変化勾配が正であれば排気ガス温度が昇
温状態,温度変化勾配が負であれば排気ガス温度が降温
状態と判断し,ステップ643に進む。
【0038】ステップ643で,排気ガス温度が昇温状
態であり,かつ,排気温度が所定の温度T2′(図2)
以下の場合,または,排気ガス温度が降温状態であり,
かつ,排気温度が所定の温度T3(図1)以下の場合
は,ステップ644に進み触媒温度を上昇させ,その他
の場合はステップ645に進む。ステップ645では,
排気温度が所定の温度T′4 (図2)以上の場合ステッ
プ646に進み触媒温度を下降させ,その他の場合は,
ステップ641にもどり,同様の手順を繰り返す。ステ
ップ644または646では,制御弁24の流路面積を
増加又は減少して触媒温度を上昇又は下降させ,その後
ステップ641にもどり,同様の手順を繰り返す。その
他については,実施例2と同様である。そして,触媒温
度を高浄化率の温度Tm 近傍に長時間保持可能となり,
実用運転域でのディーゼル排気ガスNOx 浄化率を向上
させることができる。
【0039】実施例5 本例は,図11に示すように,実施例2において温度調
整手段としての吸気絞り弁22(図5)に替えて触媒装
置11に放熱制御手段25を設けたもう1つの実施例で
ある。本例の浄化装置1は,排気通路45に排気温度を
検出するための温度センサ31と,前記温度センサ31
の後方に触媒装置11と,触媒装置11の外周部を管状
に取り巻く空気室250と,前記空気室250に空気を
送り込む注入パイプ251と,前記空気室250から空
気を排出する注出パイプ252と,注入パイプ251に
外気を送り込むポンプ255と,前記ポンプ255の作
動を制御する制御手段30とを備えている。
【0040】前記温度センサ31の出力信号は,制御手
段30に接続され,前記制御手段30からの出力信号は
前記ポンプ255に接続され,前記ポンプ255の作動
を制御する。排気温度が低めの所定の温度T2 (図2)
以下の場合は,前記ポンプ255を作動させない。する
と,前記空気室250内の空気の移動は熱対流による動
きだけとなり,触媒装置11からの放熱量は小さく,空
気室250がない場合よりも触媒温度は高くなる。
【0041】一方,排気温度が高めの所定の温度T
4 (図2)以上の場合は,前記ポンプ255を作動さ
せ,強制的に触媒まわりの空気を移動させ,触媒からの
放熱量を増やし,触媒の冷却を早める。特に,触媒担体
が金属の場合,セラミックと比較して,触媒担体と触媒
担体の保持部材との間の熱伝導性が良いため冷却が早
く,さらに,担体自体の熱伝導性も良く,触媒の一部が
冷却されれば触媒全体も速やかに冷却される。そのた
め,触媒担体を冷却する場合に,外周部からの冷却だけ
でも触媒担体を速やかに冷却することができる。このよ
うに放熱制御手段25を操作して,触媒装置11を浄化
率の高い温度Tm の近傍に保持することができる。その
他については実施例2と同様である。
【0042】実施例6 本例は,図12に示すように,エンジン41の排気通路
47に介装され,エンジンから排出された窒素酸化物を
還元浄化する窒素酸化物浄化装置10である。浄化装置
10は,酸素過剰雰囲気下において窒素酸化物を浄化す
る触媒装置であって熱応答性の速い第1触媒装置12及
び熱応答性の遅い第2触媒装置13と,排気通路47に
おける第1,第2触媒装置12,13の配置を変更する
流路切換手段18と,排気通路47の温度を検出する温
度センサ31と,流路切換手段18を操作する制御手段
30とを有する。
【0043】制御手段30は,温度センサ31の出力信
号を受け,その温度T′が上昇過程にあり,且つ触媒装
置12,13の温度Tが窒素酸化物の浄化率を最大にす
る温度Tm 以下で,窒素酸化物の浄化率が最大値Em
10%から30%となる温度Ts 以下であると判定した
場合には第1触媒装置12のみに排気ガスが流入するよ
うにし,その他の場合には第2触媒装置13のみに排気
ガスが流入するよう流路切換手段18を操作する。そし
て,第1触媒装置12は,排気ガスが流れる方向に沿っ
て,間に空隙129を設けて直列に配置された複数の小
触媒ユニット121からなる。
【0044】排気通路47は,第1触媒装置12を配置
する第1通路471と,第2触媒装置13を配置する第
2通路472に分岐し,流路切換手段18は第1通路4
71又は第2通路472に排気ガスの流れを切り換え
る。上記流路切換手段18の制御は,図13に示すフロ
ーチャートに従って行われる。図13において,ステッ
プ661で温度センサ31の出力信号が制御手段30に
読み込まれ,ステップ662に進む。
【0045】ステップ662で,ある一定時間,排気ガ
ス温度T′を制御手段30に記憶させて温度変化勾配を
算出し,排気ガス温度が所定の温度TS 以下,かつ,温
度変化勾配が正であればステップ663に進み,流路切
換手段18を作動させて排気ガスの流れを第1触媒装置
12に流す。排気ガス温度が所定の温度Ts 以下かつ温
度変化勾配が正でなければ,ステップ664に進み,流
路切換手段18を作動させて排気ガス流れを第2触媒装
置13に流す。そして,ステップ663または664か
らステップ661に戻り,同様の手順を繰り返す。
【0046】触媒が低温(例えば,図1のT1)で昇温
状態にある場合,第1触媒装置12に排気ガスを流すこ
とにより,触媒温度がNOx 浄化率の高い温度に素早く
到達するため,NOx 浄化率は向上する。この第1触媒
装置12が第2触媒装置13よりも昇温速度が早い理由
は,以下に述べる3点である。
【0047】即ち,第1の理由は,第1触媒装置12は
排気ガス流れの圧力損失が小さいため,排気ガスは径方
向中心部では流速が大きく,径方向外周部(排気管壁に
近い部分)では流速が小さい径方向の流速分布ができ
る。その結果,径方向に対して流速が均一な場合に比べ
て,触媒の中心部付近で多くのHCが反応するため,反
応熱により触媒の径方向中心部付近は素早く昇温し,反
応熱が径方向外部に伝播して触媒活性化部分が拡大しH
Cの反応量が増える相乗効果を生むことである。
【0048】第2の理由は,第1触媒装置12の小触媒
ユニット121は,第2触媒装置13の触媒ユニットよ
り体積が小さく熱容量が小さいことである。そして,第
3の理由は,第2触媒装置13は触媒の一部で発熱反応
が起こっても,熱伝導により熱が触媒に拡散し昇温が遅
くなるが,第1触媒装置12の小触媒ユニット121
は,軸方向に対して短いため,熱伝導による熱の拡散が
小さく昇温が早いためである。
【0049】そして,排気温度が所定の温度Ts より高
い(例えば500℃)場合は,排気ガスが第2触媒装置
13に流れるように排気流路47を切り換える。窒素酸
化物の還元触媒は低温域で活性を示さないが,高温域で
も窒素還元能力が低下する特徴を持つため,第1触媒装
置12に比べて昇温が遅い第2触媒装置13は,長時間
窒素酸化物浄化温度域に保持され,実用運転で窒素酸化
物の浄化率は向上する。その結果,触媒装置12又は1
3の触媒温度をNOx 浄化率が高い温度に長時間保持で
き,実用運転域でのディーゼル排気ガスNOx 浄化率は
大幅に向上する。その他については,実施例1と同様で
ある。
【0050】実施例7 本例は,図14に示すように,実施例6において,排気
通路48の上流側に,第1触媒装置12を配置する第1
通路481及びバイパス通路482を設け,流路切換手
段18は,排気ガスの流れを第1通路481又はバイパ
ス通路482のいずれかに切り換えるようにしたもう1
つの例である。そして,下流の排気通路483に第2触
媒装置13が配置される。
【0051】図13のステップ662,663と同様
に,排気ガスの温度が昇温過程にあり,かつ所定の温度
s 以下のときは,排気ガスが第1通路481に流れる
よう流路切換手段18は切り換えられ,その結果第1触
媒装置12が第2触媒装置13の上流側に位置する。そ
の他の場合には,図13のステップ662,664と同
様に,制御手段30は,排気ガスがバイパス通路482
に流れるよう流路切換手段18を操作し,第1触媒装置
12には排気ガスが流入しない。その他については,実
施例6と同様であり,同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の窒素酸化物浄化装置のシステム構成
図。
【図2】実施例1の窒素酸化物浄化装置における排気温
度又は触媒装置温度と窒素酸化物消化率との相関図。
【図3】実施例1の窒素酸化物浄化装置の温度調整手段
の制御フローチャートの一部。
【図4】実施例1の窒素酸化物浄化装置における主な指
標の時間変化の例を示す図。
【図5】実施例2の窒素酸化物浄化装置のシステム構成
図。
【図6】実施例2の窒素酸化物浄化装置の温度調整手段
の制御フローチャート。
【図7】実施例2の窒素酸化物浄化装置の主な指標の時
間変化の例を示す図。
【図8】実施例3の窒素酸化物浄化装置のシステム構成
図。
【図9】実施例4の窒素酸化物浄化装置のシステム構成
図。
【図10】実施例4の窒素酸化物浄化装置の温度調整手
段の制御フローチャート。
【図11】実施例5の窒素酸化物浄化装置のシステム構
成図。
【図12】実施例6の窒素酸化物浄化装置のシステム構
成図。
【図13】実施例6の窒素酸化物浄化装置の温度調整手
段の制御フローチャート。
【図14】実施例7の窒素酸化物浄化装置のシステム構
成図。
【符号の説明】
11,12,13...触媒装置, 21〜24...温度調整手段, 30...制御手段, 31...温度検出手段(温度センサ),
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01N 3/24 ZAB F01N 3/24 ZABC 3/28 ZAB 3/28 ZAB 301 301C 301G 301H (72)発明者 中村 兼仁 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 窪島 司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路に介装され,内燃機
    関から排出された窒素酸化物を還元浄化する窒素酸化物
    浄化装置であって,この浄化装置は,酸素過剰雰囲気下
    において窒素酸化物を浄化する触媒装置と,この触媒装
    置の温度を調整する温度調整手段と,排気または触媒装
    置の温度を検出する温度検出手段と,上記温度調整手段
    を制御する制御手段とを有しており,排気もしくは触媒
    装置の温度と排気もしくは触媒装置の温度変化とによ
    り,上記触媒装置の温度を窒素酸化物の浄化率が最大と
    なる温度領域に制御することを特徴とする内燃機関の窒
    素酸化物浄化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,触媒装置の温度が窒
    素酸化物の浄化率を最大とする温度Tm より低温の所定
    温度範囲にあり,且つ触媒装置温度が上昇過程にある場
    合は,昇温速度を大きくするように上記温度調整手段を
    制御し,触媒装置の温度が窒素酸化物の浄化率を最大と
    する温度Tm より高温の所定温度Th より低温で,且つ
    触媒装置温度が下降過程にある場合は,降温速度を小さ
    くするように上記温度調整手段を制御することを特徴と
    する内燃機関の窒素酸化物浄化装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において,前記温度調整手段
    は,吸入空気量を絞りこむ保温・昇温手段,排気抵抗を
    制御する保温・昇温手段,又は過給機の過給圧力を調整
    して吸入空気量を制御する昇・降温手段であることを特
    徴とする内燃機関の窒素酸化物浄化装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において,前記温度調整手段
    は,排気中に燃料等の炭化水素を添加し触媒装置の温度
    を上昇させるHC増量手段であることを特徴とする内燃
    機関の窒素酸化物浄化装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において,前記温度調整手段
    は,触媒装置の周囲からの放熱量を調整する放熱制御手
    段であることを特徴とする内燃機関の窒素酸化物浄化装
    置。
  6. 【請求項6】 内燃機関の排気通路に介装され,内燃機
    関から排出された窒素酸化物を還元浄化する窒素酸化物
    浄化装置であって,この浄化装置は,酸素過剰雰囲気下
    において窒素酸化物を浄化する触媒装置であって熱応答
    の速い第一触媒装置及び熱応答の遅い第二触媒装置と,
    排気通路における上記第一,第二触媒装置の配置を変更
    する流路切り換え手段と,排気または触媒装置の温度を
    検出する温度検出手段と,上記流路切り換え手段を制御
    する制御手段とを有しており,上記制御手段は,上記温
    度検出手段の出力信号を受け,その温度が上昇過程にあ
    り,且つ触媒装置の温度が窒素酸化物の浄化率を最大に
    する温度Tm よりも低温の所定の温度範囲にあると判定
    した場合には,上記第一触媒装置を第二触媒装置の上流
    側に配置するか,主として第一触媒装置に排気が流入す
    るようにし,その他の場合には,第二触媒装置を第一触
    媒装置よりも上流側に配置するか,主として第二触媒装
    置に排気が流入するよう上記流路切り換え手段を操作す
    ることを特徴とする内燃機関の窒素酸化物浄化装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において,前記第一触媒装置
    は,排気ガスが流れる方向に沿って,間に空隙を設けて
    直列に配置された複数の小触媒ユニットからなることを
    特徴とする内燃機関の窒素酸化物浄化装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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