JPH08303099A - ドアヒンジ装置 - Google Patents

ドアヒンジ装置

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JPH08303099A
JPH08303099A JP10833495A JP10833495A JPH08303099A JP H08303099 A JPH08303099 A JP H08303099A JP 10833495 A JP10833495 A JP 10833495A JP 10833495 A JP10833495 A JP 10833495A JP H08303099 A JPH08303099 A JP H08303099A
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door
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side hinge
support shaft
bearing body
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JP10833495A
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Enzo Demukai
圓藏 出向井
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NIPPON DOAACHIETSUKU SEIZO KK
Nippon Door Check Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
NIPPON DOAACHIETSUKU SEIZO KK
Nippon Door Check Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラスドア板の上部に設けるドア側ヒンジ部
材およびフレームが、ガラスドア板の破損時に落下しな
いドアヒンジ装置を提供する。 【構成】間口側ヒンジ部材1と、ガラスドア板17の上
部に設けたフレーム11に取り付けられたドア側ヒンジ
部材9よりなり、間口側ヒンジ部材1の支軸5をドア側
ヒンジ部材9の軸受体14に嵌合させる構成であって、
支軸5に上方側が小径で下方側が大径とされてなる段部
21を形成し、軸受体14に、軸受体14内より支軸5
の小径部21aに向けて突出する方向に付勢されて段部
21に係合する2つのストッパー25を設けたドアヒン
ジ装置の構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラスドアに組み合わせ
るドアヒンジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にガラスドアは、このガラスドアと
ドア間口側の部材との間に介装されるヒンジ装置を直接
には取り付けることができないため、図4に示すよう
に、ガラスドア板26の上縁および下縁に金属製のフレ
ーム27を装着し、このフレーム27内にヒンジ装置の
軸受部を備えたドア側ヒンジ部材31を取付け、ドア間
口の天部29および下部30に間口側ヒンジ部材31を
装着し、間口側ヒンジ部材31の支軸を前記軸受部に嵌
め合わせる構成としている。
【0003】具体的には図5に示すように、ガラスドア
板26の上部に装着した枠状のフレーム27内に水平に
取付基材32を設け、この取付基材32にねじ33によ
ってドア側ヒンジ部材28の支持部材34を取り付け、
この支持部材34上に軸受部材35をその軸受孔36が
上方に向くように取り付けている。一方、ドア間口の天
部29にはねじ37によって間口側ヒンジ部材31を取
り付けており、下方に突出する支軸38を軸受部材35
の軸受孔36に上方より挿入して嵌合させた構成として
いる。
【0004】なお、ガラスドア板26の下部の間口側ヒ
ンジ部材の構成については前述とほぼ同様であり、その
説明は省略する。上記構成において、間口側ヒンジ部材
31の支軸38が回転中心となり、これに嵌合した軸受
部材35を備えたドア側ヒンジ部材28をもつガラスド
ア板26は支軸38を中心に回転でき、所要のドアとし
て機能する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでガラスドア板
26は衝撃を受けたときに割れるという性質をもち、特
に近来はガラスドア板26全体がこなごなに破砕される
ように工夫され、人などにガラス片で危険が及ばないよ
うにしている。このようにガラスドア板26全体がこな
ごなに破砕されたときには、上部に取り付けているフレ
ーム27を下方から支持するものがなくなるため、上部
のフレーム27に設けたドア側ヒンジ部材28の軸受部
材35が支軸38より下方に抜けてしまうことから、ド
ア側ヒンジ部材28を取り付けたフレーム27が落下
し、このフレーム27およびフレーム27に残存してい
るガラス破片によって人を傷つけるという危険性があ
る。
【0006】本発明は前記従来の問題に留意し、ガラス
ドア板が破損しても上部のフレームが落下することのな
いドアヒンジ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記問題を解決するため
に本発明は、間口側ヒンジ部材と、ガラスドア板の上部
に設けたフレームに取り付けられたドア側ヒンジ部材と
を有し、間口側ヒンジ部材の下方に突出する支軸をドア
側ヒンジ部材の軸受体に上方より嵌合させるドアヒンジ
装置において、前記支軸に上方側が小径で下方側が大径
とされてなる段部を形成し、前記軸受体に、軸受体内よ
り前記支軸の小径部に向けて突出する方向に付勢されて
前記段部に係合する複数のストッパーを設けたものであ
る。
【0008】
【作用】上記構成において、ガラスドア板が破損してド
ア側ヒンジ部材の支持がなくなった場合、軸受体のスト
ッパーが支軸の段部に係合して支軸と軸受筒の嵌合は解
けなく、この軸受構造部をもつドア側ヒンジ部材は間口
側ヒンジ部材に保持されることとなり、このドア側ヒン
ジ部材およびこれを取り付けたフレームが落下しない。
【0009】
【実施例】以下、本発明のドアヒンジ装置の一実施例を
図1〜図3に基づき説明する。図1〜図3において1は
間口側ヒンジ部材であり、その基体部2がねじ3によっ
て間口の天部4に固定されている。この間口側ヒンジ部
材1は基体部2の下方に突出自在な支軸5を有してい
る。基体部2の上部には中腹部を枢支部6で枢支された
レバー7を設けており、このレバー7の一端は支軸5に
枢結され、他端は作動ねじ8によって上下に変位できる
ようになっている。
【0010】ドア側ヒンジ部材9は断面U字型の支持体
10を有し、この支持体10の底辺部を、枠型のフレー
ム11の内部に設けた水平な取付基材12にねじ13に
よって固定している。支持体10の底辺部上には軸受体
14を配置しており、支持体10の両端片に通したねじ
ボルト15を軸受体14の横方向に形成したねじ孔16
に螺合させている。なお、フレーム11は、ガラスドア
板17の上部に装着している。そして、フレーム11の
ねじボルト15の頭部に対応する位置に調整用の孔18
を形成している。
【0011】図1,図3に示すように、軸受体14には
上方に開口する穴19を設けており、この穴19の上部
には軸受筒20を圧入して固定している。支軸5の下部
には、下端部より少し上方位置に設けられた小径部21
aと、下端部に設けられた大径部21bとからなる段部
21を形成している。また、軸受体14には小径部21
aに対向して両側方から臨むように横方向の2つの孔2
2を形成している。そして、各孔22には、ねじ体23
がねじ込まれ、ねじ体23の先端側にコイルスプリング
よりなる付勢体24と、付勢体24で支軸5の小径部2
1a箇所に両側方から突出する方向に付勢されて先端が
半球状のストッパー25とをそれぞれ設けている。な
お、図3に示すように、軸受体14に設けられた孔22
の先端部22aはストッパー25先端の半球状部分だけ
が通過できるように小さくされ、ストッパー25が過度
に軸受体14の穴19内に突出しないように位置規制さ
れている。
【0012】上記構成において、間口側ヒンジ部材1と
ドア側ヒンジ部材9の連結は次のようにして行われる。
まず、間口側ヒンジ部材1の支軸5をレバー7を作動さ
せて基体部2より引込めておく。ここで、ドアを間口に
はめ込み、軸受体14が支軸5に対応するようにねじボ
ルト15で位置調整する。この後、レバー7を作動させ
て支軸5を基体部2より下方に突出させ、軸受体14の
穴19内に挿入する。この際、軸受体14の穴19には
両側方からストッパー25の先端部が突出しているが、
支軸5の挿入動作により、支軸5の先端の大径部21b
がストッパー25の先端に当接しながら乗り越え、支軸
5の小径部21aにストッパー25の先端が当接または
接近する。なお、ストッパー25は支軸5の大径部21
bが当接した時には付勢体24の付勢力に抗して縮退す
るため、支軸5の挿入動作は支障なく行われる。
【0013】上記のように間口側ヒンジ部材1の支軸5
が、ドア側ヒンジ部材9の軸受体14に挿入された状態
において、ガラスドア板17が破損してドア側ヒンジ部
材9の下方からの支持がなくなった場合には、ストッパ
ー25が支軸5の段部21、すなわち、大径部21bの
上面部分に係合し、ドア側ヒンジ部材9が間口側ヒンジ
部材1によって保持される。したがって、このドア側ヒ
ンジ部材9に結合したフレーム11が落下することがな
くなり、安全性が確保される。特に、2つのストッパー
25により支軸5が両側方より安定な姿勢で係合される
ため、ドア側ヒンジ部材9の間口側ヒンジ部材1による
保持動作が確実に行われる。
【0014】なお上記実施例においては、支軸5をレバ
ー7で上下動するようにしているが、レバー7を除いた
構成としてもよい。また、製造時の寸法精度が保たれる
ならば、軸受体14の位置調整部材は省略してもよい。
さらに、支軸5のストッパー25は先端が半球状で胴部
分が太い形状としたが、この形状に限るものではなく、
また付勢体24はコイルスプリング以外の弾性体でもよ
い。また、ストッパー25をさらに多く設けてもよく、
例えば平面視して支軸5を中心に90度間隔で4箇所設
けたりすることも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明のドアヒンジ装置に
よれば、間口側ヒンジ部材の支軸と、ドア側ヒンジ部材
の軸受体との嵌合において、軸受体にストッパーを設
け、支軸には段部を形成し、前記支軸と軸受体の嵌合が
解けないようにしたため、ガラスドア板が破損してドア
側ヒンジ部材の支持がなくなっても、このドア側ヒンジ
部材は間口側ヒンジ部材で保持されて落下することはな
く、その落下による危険が解消される。特に、ストッパ
ーを複数設けて支軸に対して安定して係合するようにし
たため、ドア側ヒンジ部材の保持動作が一層確実に行わ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のドアヒンジ装置の断面図で
ある。
【図2】同ドアヒンジ装置におけるドア側ヒンジ部材の
上面図である。
【図3】同ドアヒンジ装置の要部の断面図である。
【図4】ドアヒンジ装置を用いた一般的なガラスドア部
の正面図である。
【図5】従来のドアヒンジ装置の断面図である。
【符号の説明】
1 間口側ヒンジ部材 5 支軸 9 ドア側ヒンジ部材 11 フレーム 12 取付基材 14 軸受体 17 ガラスドア板 19 穴 21 段部 21a 小径部 21a 大径部 22 孔 23 ねじ体 24 付勢体 25 ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間口側ヒンジ部材と、ガラスドア板の上
    部に設けたフレームに取り付けられたドア側ヒンジ部材
    とを有し、間口側ヒンジ部材の下方に突出する支軸をド
    ア側ヒンジ部材の軸受体に上方より嵌合させるドアヒン
    ジ装置であって、前記支軸に上方側が小径で下方側が大
    径とされてなる段部を形成し、前記軸受体に、軸受体内
    より前記支軸の小径部に向けて突出する方向に付勢され
    て前記段部に係合する複数のストッパーを設けたことを
    特徴とするドアヒンジ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100723916B1 (ko) * 2005-08-29 2007-06-08 박현석 유리문 상부경첩
JP2011111840A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Nitto Kohki Co Ltd ドアヒンジ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55155882A (en) * 1979-05-17 1980-12-04 Hettich Anton Shelf with glass door
JPH0530379U (ja) * 1991-04-15 1993-04-20 大鳥機工株式会社 回転式又は揺動式ドアの支持装置

Patent Citations (2)

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JP2011111840A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Nitto Kohki Co Ltd ドアヒンジ

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