JP3123771U - 戸当りの補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】床に設置され扉の衝撃をうける戸当りの耐衝撃性を向上できるよう戸当りに取り付ける補助装置を提供する。
【解決手段】戸当り本体(1)に装着するための取付部(6)を有するサポート本体(5)を形成する。この取付部(6)の側方に床に接して延出する支承部(7)を設ける。上記支承部(7)は扉からの衝撃力を受ける方向を向き、かつこの衝撃力に対してほぼ垂直に起立する。この構成により戸当りを床に固定しているアンカーに作用する衝撃が緩和される。
【選択図】図1

Description

本考案は、建物の開口部枠にヒンジを介し回動自在に取り付けられた扉において、該扉の開口角度規制や壁との接触を防止するために設けられる戸当り、特に床付けの戸当りに関し、該戸当りの強度を高められるようにした戸当りの補助装置に係るものである。
開口部枠にヒンジを介して取り付けられた開き扉は、急激な速度で開放されることが多く、このときのエネルギーを緩和するための戸当りが床や壁に設けられている。床に設置する場合の戸当りは、先端に緩衝部材を有する戸当り本体をオールアンカーで床に固定し、該戸当りが扉から受ける衝撃力を、最終的にすべてこのオールアンカーで支えるよう構成されている(例えば、特許文献1参照)。また、最近のOAフロアーでは、戸当りの固定としてオールアンカーを用いずにOAフロアーの裏面側からボルトで固定し、該ボルトで衝撃力を支えている。このように、床に設置する戸当りは、扉からの衝撃力を上記オールアンカーやボルトで支える構造であるから、その支持力を高めるためにはオールアンカー等の固定具を複数設ければよいが、そのような工事は、施工作業の能率上敬遠されている。
JISの試験規格では、衝撃試験の基準が制定されているが、実際の使用勝手と乖離している。すなわち、床に設置した戸当りには、先端に設けた緩衝部材に扉が当ることにより、該先端部に横方向から繰り返し衝撃が不連続に作用するので、その衝撃によりオールアンカーやボルトが曲がり易く、1度そのような屈曲を生じると、さらに繰り返し衝撃が加わることにより容易に疲労折損するおそれがあった。特にOAフロアーの場合には、総じて床厚が薄いので、ボルトが倒れたり、床が壊れることもあった。なお、扉が当接する側面と反対側の戸当り本体の側面に、該戸当り本体と一体的な大きな側壁を有する戸当り(例えば、特許文献2参照)も知られているが、床に設置する戸当りは、一般的に、戸当り本体が円柱状の簡単な構造に設けられている(例えば、特許文献1参照)ので、そのような戸当りを使用する場合には、全体を交換しなければならず、後から補強することはできない。したがって、既存の戸当りをそのまま用いることができないので不経済である。
また、戸当りには、扉を開放状態に保持するための掛止片が付設されることもあるが、そのような掛止片を用いない場合、床と扉の隙間に挿入するため楔状に形成したドアストッパーがしばしば使用されている。このようなドアストッパーは、不使用時に扉の近辺に放置されたりしているので、紛失しやすい。
実公平1−30519号公報(第2図) 意匠登録第889896号公報(使用状態を示す参考図)
本考案の解決課題は、アンカー等の数を増やすこともなく、従来から一般的に用いられている略柱状の床付け用戸当りの耐衝撃性を向上させることができるようにした戸当りの補助装置を提供することである。また、ドアストッパーが用いられる場合、該ドアストッパーが紛失したりしないように収納できるようにした戸当りの補助装置を提供することである。
本考案によれば、先端に緩衝部材を有する戸当り本体に装着可能な取付部と、該取付部の側方に形成され上記戸当り本体を設置した床に沿って延びる支承部を具備する戸当りの補助装置が提供され、また、ドアストッパーを使用する場合には、上記支承部に収納孔を形成した上記戸当りの補助装置が提供され、上記課題が解決される。
本考案は上記のように構成され、戸当り本体に取付部を装着すると、支承部は該戸当り本体を設置した床に沿って位置するので、扉からの衝撃力を従来のように戸当り本体で支えると共に本考案の補助装置の支承部を介して該支承部が床に接する面でも支えることができ、床面上でも衝撃力の一部を吸収することにより、アンカーやボルトに負担かけずに、また、アンカー等の固定自体も複雑にせず強度アップを実現することができる。その上、取付部を従来一般に用いられている円柱状の戸当り本体に対応して円形の装着孔とすれば、既存の戸当りにそのまま嵌着することができ、取り付けが容易かつ経済的である。また、支承部に収納孔を設けておけば、ドアストッパーを収納することができ、紛失するおそれもない。
図1は、本考案の一実施例を示し、戸当りは、耐衝撃性のある金属材料等で柱状に作られた戸当り本体(1)と、該戸当り本体(1)の先端に設けられゴム材料等の弾性材料製の緩衝部材(2)を有し、床(3)に固定したアンカーボルト(4)に上記戸当り本体(1)をねじ着することにより床(3)に固定される。上記戸当り本体(1)は、通常は円柱状であるが、角柱状その他の形状であっても差し支えない。
本考案の補助装置のサポート本体(5)は、金属材料、合成樹脂材料、木材料、セラミックス、岩その他適宜の圧縮強度を有する材料で形成され、上記戸当り本体(1)に装着可能な取付部(6)と、該取付部(6)の側方に形成され戸当り本体(1)を設置した上記床(3)に沿って延びる支承部(7)を具備している。図1に示す実施例では、上記取付部(6)は、上記戸当り本体(1)が円柱状に形成されているので、該戸当り本体(1)に嵌挿できるよう円形の装着孔(8)であるが、戸当り本体の形状に応じて適宜の形状にすることもできる。また、戸当り本体の外周全体を取付部(6)で取り囲んでいるが、該取付部を略U字状の溝に形成して戸当り本体の側方から該戸当り本体に装着できるように形成してもよい(図示略)。なお、上記取付部(6)は、扉(9)が当接する側面と反対側の戸当り本体の側面に上記支承部(7)を位置させることができるよう取付位置を調整可能に戸当り本体に装着してある。図1に示す実施例では、戸当り本体(1)の外周で回転させることができるよう回動可能に嵌挿してあるから、所望の方向に支承部(7)を簡単に配向させることができる。
上記サポート本体(5)の高さは、上記取付部を戸当り本体(1)に装着して該戸当り本体(1)をアンカーボルト(4)にねじ着した際、上面が上記緩衝部材(2)に接し、下面が床(3)に接して上下面が緩衝部材(2)と床(3)で弾性的に挟着されるようにしてある。これにより、上記支承部(7)は、扉(9)から受ける衝撃力の方向を向きかつ衝撃を受ける方向に対して垂直になるよう取り付けでき、その状態で固定される。
上記の構成により支承部(7)が所定の方向を向いた状態でサポート本体(5)を戸当り本体(1)に固定することができるが、さらに確実に固定させるため、上記支承部(7)の下面に回動防止部材を設けてもよい。そのような回動防止部材としては、例えば支承部の下面に静止摩擦係数の高い軟質材料を一体的に若しくは別体的に設けてもよい(図示略)。また、図4〜図6に示すように、支承部(7)の下面に山形状の係止突起(10)を設け、サポート本体(5)を固定した際に該係止突起(10)を床(3)に食い込ませ、それにより衝撃や振動でサポート本体(5)が勝手に回転しないようにすることもできる。
図7、図8は他の実施例を示し、サポート本体(5)は、側方に開口する収納孔(11)を形成した支承部(7)を具備している。この収納孔(11)には、図7に示すように扉(9)と床(3)の隙間に差し込むためのドアストッパー(12)を挿し込むことができ、ドアストッパー(12)が紛失しないようにすることができる。
上記構成により、本考案の補助装置は既存の戸当り本体に簡単に装着することができ、扉の衝撃力を支承部でも分散支持してアンカーボルトに対する衝撃力を緩和することができ、1本のアンカーでも充分に衝撃力に耐えるようにすることができる。
本考案の一実施例を示す分解斜視図。 戸当りに装着した状態の正面図。 図2の正面図。 他の実施例を示し、戸当りに装着した状態の正面図。 図5の平面図。 図5の右側面図。 さらに他の実施例を示し、戸当りに装着した状態の正面図。 図7の平面図。
符号の説明
1 戸当り本体
2 緩衝部材
3 床
4 アンカーボルト
5 サポート本体
6 取付部
7 支承部
8 装着孔
9 扉
10 係止突起
11 収納孔

Claims (7)

  1. 先端に緩衝部材を有する戸当り本体に装着可能な取付部と、該取付部の側方に形成され上記戸当り本体を設置した床に沿って延びる支承部を具備する戸当りの補助装置。
  2. 上記取付部は、戸当り本体に嵌挿する装着孔であり、上記緩衝部材と床により挾着されている請求項1に記載の戸当りの補助装置。
  3. 上記取付部は、扉が当接する側面と反対側の戸当り本体の側面に上記支承部を位置できるよう回動可能に装着されている請求項1に記載の戸当りの補助装置。
  4. 上記支承部の下面には、回動防止部材が設けられている請求項1に記載の戸当りの補助装置。
  5. 上記回動防止部材は、支承部の下面に形成した山形状の係止突起である請求項4に記載の戸当りの補助装置。
  6. 上記回動防止部材は、支承部の下面に形成した静止摩擦係数の高い軟質材料である請求項4に記載の戸当りの補助装置。
  7. 上記支承部には、収納孔が形成されている請求項1に記載の戸当りの補助装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011179267A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Skb:Kk ドアストッパー
CN112065186A (zh) * 2020-09-30 2020-12-11 北京中宇豪电气有限公司 一种门垒支架

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