JPH08302084A - 射出成形用エチレン系樹脂組成物 - Google Patents

射出成形用エチレン系樹脂組成物

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JPH08302084A
JPH08302084A JP11166295A JP11166295A JPH08302084A JP H08302084 A JPH08302084 A JP H08302084A JP 11166295 A JP11166295 A JP 11166295A JP 11166295 A JP11166295 A JP 11166295A JP H08302084 A JPH08302084 A JP H08302084A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記(A)20〜80重量%、(B)80〜
20重量%(ここで、(A)+(B)=100重量%で
ある。)及び(A)と(B)の合計100重量部あたり
(C)0.01〜0.2重量部を含有する射出成形用エ
チレン系樹脂組成物。 (A):メルトフローレートが0.5〜100g/10
分であり、密度が0.860〜0.920g/cm3
あり、かつ示差走査熱量計による最高融解ピーク温度が
110℃未満であるエチレン−α−オレフィン共重合体 (B):メルトフローレートが0.5〜100g/10
分であり、密度が0.910〜0.965g/cm3
あり、かつ示差走査熱量計による最高融解ピーク温度が
110〜135℃であるエチレン−α−オレフィン共重
合体 (C):ポリオキシエチレンアルキルアミン及びアルキ
ルジエタノールアミドからなる群から選ばれる少なくと
も一種、グリセリン脂肪酸エステル及び直鎖脂肪酸アル
コール 【効果】 柔軟性及び耐熱性に優れ、かつ金型離型性が
改良された射出成形用エチレン系樹脂組成物を提供する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形用エチレン系
樹脂組成物に関するものである。更に詳しくは、本発明
は、柔軟性及び耐熱性に優れ、かつ金型離型性が改良さ
れた射出成形用エチレン系樹脂組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】各種容器、キャップ、パッキンなど、柔
軟性と耐熱性が同時に要求される工業製品は多い。かか
る工業製品をエチレン系樹脂組成物を射出成形して得る
場合、該エチレン系樹脂組成物の射出成形時の金型離型
性に優れることが必須の要件となる。ところが、従来の
エチレン系樹脂組成物は、柔軟性及び耐熱性に優れ、か
つ金型離型性にも優れるという観点からは、必ずしも十
分とはいい難いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状において、
本発明が解決しようとする課題は、柔軟性及び耐熱性に
優れ、かつ金型離型性が改良された射出成形用エチレン
系樹脂組成物を提供する点に存する。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、下記
(A)20〜80重量%、(B)80〜20重量%(こ
こで、(A)+(B)=100重量%である。)及び
(A)と(B)の合計100重量部あたり(C)0.0
1〜0.2重量部を含有する射出成形用エチレン系樹脂
組成物に係るものである。 (A):メルトフローレートが0.5〜100g/10
分であり、密度が0.860〜0.920g/cm3
あり、かつ示差走査熱量計による最高融解ピーク温度が
110℃未満であるエチレン−α−オレフィン共重合体 (B):メルトフローレートが0.5〜100g/10
分であり、密度が0.910〜0.965g/cm3
あり、かつ示差走査熱量計による最高融解ピーク温度が
110〜135℃であるエチレン−α−オレフィン共重
合体 (C):ポリオキシエチレンアルキルアミン及びアルキ
ルジエタノールアミドからなる群から選ばれる少なくと
も一種、グリセリン脂肪酸エステル及び直鎖脂肪酸アル
コール
【0005】以下、詳細に説明する。
【0006】本発明の(A)は、メルトフローレートが
0.5〜100g/10分であり、密度が0.860〜
0.920g/cm3 であり、かつ示差走査熱量計によ
る最高融解ピーク温度が110℃未満であるエチレン−
α−オレフィン共重合体である。
【0007】(A)のα−オレフィンとしては、炭素数
3〜10のものが通常用いられ、具体的には、プロピレ
ン、ブテン−1、ペンテン−1、4−メチルペンテン−
1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1などを
例示することができる。
【0008】(A)のメルトフローレートは0.5〜1
00g/10分、好ましくは1〜50g/10分であ
る。該メルトフローレートが過小であると射出成形性に
劣り、一方該メルトフローレートが過大であると成形物
の強度に劣る。なお、本発明のメルトフローレートは、
温度190℃、荷重2.16kgにおける値である。
【0009】(A)の密度は0.860〜0.920g
/cm3 、好ましくは0.860〜0.910g/cm
3 である。該密度が過小であると耐熱性に劣り、一方該
密度が過大であると剛性が増加し、柔軟性に劣る。
【0010】(A)の示差走査熱量計による最高融解ピ
ーク温度は110℃未満である。該温度が高すぎると樹
脂組成物の剛性が増し、柔軟性が失われる。
【0011】(A)は、チーグラー系触媒又はメタロセ
ン系触媒の存在下、エチレンとα−オレフィンを、通常
30〜300℃、常圧〜3000kg/cm2 、溶媒の
存在下又は無溶媒下、気−固、液−固又は均一液相下で
重合して製造される。
【0012】チーグラー系触媒としては、バナジウム化
合物と有機アルミニウム化合物との複合触媒系があげら
れ、メタロセン系触媒としては、遷移金属を含む特定の
構造を有する化合物と有機アルミニウム化合物の複合触
媒系などがあげられる。
【0013】上記のバナジウム化合物としては、一般式
VO(OR)n 3-n (ここで、Rは炭化水素基を示
し、Xはハロゲンを示し、nは0≦n≦3なる数を示
す。)で示され、VOCl3 、VO(OCH3 )C
2 、VO(OCH3 2 Cl、VO(OCH3 3
VO(OC2 5 )Cl2 、VO(OC2 5 2
l、VO(OC2 5 3 、VO(OC3 7 )C
2 、VO(OC3 7 2 Cl、VO(OC3 7
3 、VO(O−iso−C3 7 )Cl2 、VO(O−
iso−C3 7 2 Cl、VO(O−iso−C3
7 3 及びこれらの混合物を例示することができる。
【0014】前記の有機アルミニウム化合物としては、
一般式R' m AlX3-m (ここで、R’は炭化水素基を
示し、Xはハロゲンを示し、mは1≦m≦3なる数を示
す。)で示され、(C2 5 2 AlCl、(C
4 9 2 AlCl、(C6 13 2 AlCl、(C2
5 1.5.AlCl1.5 、(C4 9 1.5 AlCl
1.5 、(C6 13) 1.5 AlCl1.5 、C2 5 AlC
2 、C4 9 AlCl2 、C 6 13AlCl2 などが
例示できる。
【0015】メタロセン系触媒としては、一般式R1 K
2 l 3 m 4 n M(ただし、Mはジルコニウム、チ
タン、ハフニウムまたはバナジウムなどであり、R1
シクロアルカジエニル骨格を有する基であり、R2 、R
3 及びR4 はシクロアルカジエニル骨格を有する基、ア
ルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル
基、アルコシキ基、アリーロキシ基、ハロゲン原子又は
水素であり、kはl以上の整数であり、k+l+m+n
=4である。)で示され、(i)シクロアルカジエニル
骨格を有する配位子を含む遷移金属化合物又は(ii)シ
クロアルカジエニル骨格を有する配位子を少なくとも2
個以上含み、かつ少なくとも2個以上の上記シクロアル
カジエニル骨格を有する配位子が低級アルキレン基を介
して結合されている遷移金属と(iii) 有機アルミニウ
ムオキシ化合物とからなる触媒があげられる。
【0016】本発明の(B)は、メルトフローレートが
0.5〜100g/10分であり、密度が0.910〜
0.965g/cm3 であり、かつ示差走査熱量計によ
る最高融解ピーク温度が110〜135℃であるエチレ
ン−α−オレフィン共重合体である。
【0017】(B)のα−オレフィンとしては、炭素数
3〜10のものが通常用いられ、具体的には、プロピレ
ン、ブテン−1、ペンテン−1、4−メチルペンテン−
1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1などを
例示することができる。これらのα−オレフィンは、そ
の二種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0018】(B)のメルトフローレートは0.5〜1
00g/10分、好ましくは1〜50g/10分であ
る。該メルトフローレートが過小であると射出成形性に
劣り、一方該メルトフローレートが過大であると射出成
形物の強度に劣る。
【0019】(B)の密度は0.910〜0.965g
/cm3 、好ましくは0.920〜0.965g/cm
3 である。該密度が過小であると耐熱性に劣り、一方該
密度が過大であると剛性が増加し、柔軟性に劣る。
【0020】(B)の示差走査熱量計による最高融解ピ
ーク温度は110〜135℃、好ましくは115〜13
5℃である。該温度が低すぎると耐熱性に劣り、一方該
温度が高すぎると樹脂組成物の剛性が増し、柔軟性が失
われる。
【0021】(B)は、チーグラー型触媒の存在下、エ
チレンとα−オレフィンを、通常30〜300℃、常圧
〜3000kg/cm2 、溶媒の存在下又は無溶媒下、
気−固、液−固又は均一液相下で重合して製造される。
【0022】上記のチーグラー型触媒としては、元素周
期表IVb及び/又はVb族遷移金属元素の化合物と元
素周期表IIb及び/又はIIIa族金属元素の化合物
とからなる触媒を用いることが好ましい。遷移金属元素
の化合物としては、チタン、ジルコニウム、ハフニウ
ム、バナジウム等のハロゲン化物、アルコキシドなどを
用いることができる。また、このような遷移金属元素の
化合物と塩化マグネシウム、塩化アルミニウムなどの元
素周期表IIa及び/又はIIIa族典型金属元素のハ
ロゲン化物との複合物も好適に用いることができる。元
素周期表IIb及び/又はIIIa族金属元素の化合物
としては、亜鉛及び/又はアルミニウムの水素化物及び
/又は有機金属化合物を好適に用いることができる。こ
れらのチーグラー型触媒の例は、特開昭49−9708
8号公報、特開昭49−97089号公報、特開昭50
−50487号公報、特開昭52−103485号公
報、特開昭54−26889号公報、特開昭54−14
6285号公報、特開昭56−99209号公報、特開
昭57−131208号公報、特開昭57−14510
6号公報、特開昭58−27706号公報、特開昭58
−65708号公報、特開昭59−133210号公報
などに具体的に記載されている。
【0023】本発明の(C)は、ポリオキシエチレンア
ルキルアミン及びアルキルジエタノールアミドからなる
群から選ばれる少なくとも一種、グリセリン脂肪酸エス
テル及び直鎖脂肪酸アルコールである。すなわち、
(C)として、グリセリン脂肪酸エステル及び直鎖脂肪
酸アルコールは必須の成分であり、ポリオキシエチレン
アルキルアミン及びアルキルジエタノールアミドは少な
くともその一種が用いられる。
【0024】グリセリン脂肪酸エステルとしては、グリ
セリンモノステアリン酸エステル、グリセリンモノヘプ
タデシル酸エステル、グリセリンモノパルミチン酸エス
テル、グリセリンモノミリスチル酸エステル、グリセリ
ンモノラウリル酸エステル、グリセリンモノカプリン酸
エステル、グリセリンモノペラルゴン酸エステルなどが
例示される。
【0025】ポリオキシエチレンアルキルアミンとして
は、たとえば下記一般式(1)で表わされる化合物があ
げられ、中でもm=n=1のN,Nビス(2−ヒドロキ
シエチル)アルキルアミンが好ましい。
【0026】
【0027】(式中、Rは炭素数8〜18のアルキル基
を示し、m及びnはそれぞれ1以上を示す。)
【0028】アルキルジエタノールアミドとしては、ス
テアリルジエタノールアミド、ラウリンジエタノールア
ミド、オレイルジエタノールアミドなどを例示すること
ができる。
【0029】本発明の樹脂組成物は、(A)20〜80
重量%、(B)80〜20重量%(ここで、(A)+
(B)=100重量%である。)及び(A)と(B)の
合計100重量部あたり(C)0.01〜0.2重量部
を含有するものである。なお、好ましくは、(A)40
〜80重量%、(B)60〜20重量%及び(A)と
(B)の合計100重量部あたり(C)0.03〜0.
1重量部を含有するものである。(A)と(B)の割合
において、(A)が過少((B)が過多)であると剛性
が増加し、柔軟性に劣り、一方(B)が過少((A)が
過多)であると耐熱性に劣る。(C)が過少であると金
型離型性に劣り、一方(C)が過多であると成形品の表
面にブリードを生じ、外観が悪くなる。
【0030】なお、(C)において、グリセリン脂肪酸
エステル/直鎖脂肪酸アルコール/(ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン+アルキルジエタノールアミド)の比
率(重量比率)は、通常1/(0.2〜0.6)/
(0.2〜0.6)である。
【0031】本発明の樹脂組成物を得るには、(A)、
(B)及び(C)を、タンブラーブレンダー法、ヘンシ
ェルミキサー法、バンバリーミキサー法、押出造粒法な
どの通常の混合方法により混合すればよい。なお、混合
に際しては、中和剤、分散剤、酸化防止剤、滑剤、耐候
性改良剤、帯電防止剤、顔料、フィラーなどを添加して
用いてもよい。
【0032】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。 実施例1〜2及び比較例1〜2 表1に示す配合をバンバリーミキサーにて150℃の温
度で10分間混練し、65mm径のスクリューを有する
押出機にて180℃で造粒し、下記の項目についての評
価を行なった。結果を表1に示した。
【0033】評価項目及び評価方法は次のとおりであ
る。 (1)メルトフローレート JIS−K7210に従い、温度190℃、荷重 2.
16kgにて測定した。 (2)密度 150℃で厚さ1mmにプレス成形したシートを使用
し、JIS−K6760により測定した。ただし、
(A)についてはアニールなしで測定した。 (3)示差走査熱量計(DSC)による最高融解ピーク
温度 パーキンエルマー社製7型DSCを使用し、JIS−K
7121により最高融解ピーク温度を測定した。なお、
試験片の状態調節はJIS−K7121の3−(2)項
により行った。 (4)ねじり剛性率 150℃で厚さ3mmにプレス成形したシートを使用
し、JIS−K6730により測定した。 (5)金型離型性 射出成形機(東芝機械社製、商品名 IS−100E
N)を使用し、射出圧力800kg/cm2 、シリンダ
ー温度200℃、金型温度40℃、成形サイクル40秒
の条件により、15cm角×1.5cm厚さの成形品を
射出成形した。このときの金型離型性を目視判定した。
金型離型が容易なものを○、困難なものを×とした。 (6)金型汚染性 金型離型性の評価のため成形品を射出成形した時の金型
の汚れを目視判定した。金型の汚れがないものを○、あ
るものを×とした。 (7)耐熱性 金型離型性評価用に成形した成形品を110℃のオーブ
ン中で1時間経時させた後取り出し、耐熱性を評価し
た。成形品の変形が小さいものを○、変形が大きいもの
を×とした。
【0034】
【表1】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実 施 例 比 較 例 1 2 1 2 配合 (A) ──────共 通 *1───── (B) ──────共 通 *2───── (C) *3 種類 C1 C2 - C3 量(重量部) 0.05 0.05 0 0.05 評価結果 ねじり剛性率 kg/cm 2 130 130 130 130 金型離型性 ○ ○ × ○ 金型汚染性 ○ ○ ○ × 耐熱性 ○ ○ ○ ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0035】*1 (A) (A)の種類:エチレン−ブテン−1共重合体(ブテン
−1含量=22重量%;メルトフローレート=7.5g
/10分;密度=0.873g/cm3 ;示差走査熱量
計による最高融解ピーク温度=59℃) (A)の使用量;(A)/((A)+(B))×100
=75重量% *2 (B) (B)の種類:エチレン−ヘキセン−1共重合体(ヘキ
セン−1含量=6.5重量%;メルトフローレート=3
0g/10分;密度が0.927;示差走査熱量計によ
る最高融解ピーク温度=123℃) (B)の使用量;(B)/((A)+(B))×100
=25重量% *3 (C) C1:グリセリンモノステアリン酸エステル/ステアリ
ルアルコール/ステアリルジエタノールアミド(重量
比)=1/0.33/0.33 C2:グリセリンモノステアリン酸エステル/ステアリ
ルアルコール/N,Nビス(2−ヒドロキシエチル)ア
ルキルアミン(重量比)=1/0.5/0.5 C3:グリセリンモノステアリン酸エステル(のみ) (C)の使用量;(A)と(B)の合計100重量部に
対する量
【0036】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、柔
軟性及び耐熱性に優れ、かつ金型離型性が改良された射
出成形用エチレン系樹脂組成物を提供することができ
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)20〜80重量%、(B)8
    0〜20重量%(ここで、(A)+(B)=100重量
    %である。)及び(A)と(B)の合計100重量部あ
    たり(C)0.01〜0.2重量部を含有する射出成形
    用エチレン系樹脂組成物。 (A):メルトフローレートが0.5〜100g/10
    分であり、密度が0.860〜0.920g/cm3
    あり、かつ示差走査熱量計による最高融解ピーク温度が
    110℃未満であるエチレン−α−オレフィン共重合体 (B):メルトフローレートが0.5〜100g/10
    分であり、密度が0.910〜0.965g/cm3
    あり、かつ示差走査熱量計による最高融解ピーク温度が
    110〜135℃であるエチレン−α−オレフィン共重
    合体 (C):ポリオキシエチレンアルキルアミン及びアルキ
    ルジエタノールアミドからなる群から選ばれる少なくと
    も一種、グリセリン脂肪酸エステル及び直鎖脂肪酸アル
    コール
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JP2001247727A (ja) * 2000-03-02 2001-09-11 Sumitomo Chem Co Ltd 射出成形用エチレン系樹脂組成物
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