JPH08301574A - 吊りプレート - Google Patents

吊りプレート

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Publication number
JPH08301574A
JPH08301574A JP10940195A JP10940195A JPH08301574A JP H08301574 A JPH08301574 A JP H08301574A JP 10940195 A JP10940195 A JP 10940195A JP 10940195 A JP10940195 A JP 10940195A JP H08301574 A JPH08301574 A JP H08301574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof unit
hanging plate
plate
eyebolt
roof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10940195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Moriwaki
秀城 森脇
Kunisuke Iwaki
邦祐 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP10940195A priority Critical patent/JPH08301574A/ja
Publication of JPH08301574A publication Critical patent/JPH08301574A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造物のコスト及び施工工数を低減できるよ
うにすること。 【構成】 吊りプレート13は、屋根ユニット10にお
ける梁11の側面12に、枢支ボルト15を用いて回転
可能に枢支されるとともに、屋根ユニットの吊り上げ用
フックに係止される係止穴16が形成されたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造物を懸吊するため
に使用される吊りプレートに関する。
【0002】
【従来の技術】ユニット建物は、特開平2-171451号公報
に記載の発明のように、複数個の建物ユニットを据え付
け、これらの建物ユニット上に複数個の屋根ユニットを
設置して構成される。各建物ユニットや屋根ユニットは
クレーンを用いて吊り上げられ、所定の位置に据え付け
られる。
【0003】例えば、屋根ユニット1は、図3に示すよ
うに、この屋根ユニット1にアイボルト2を装着し、こ
のアイボルト2にクレーン3のフック(図示せず)を係
止して吊り上げられる。このアイボルト2は、図4に示
すように、屋根ユニット1の、例えば梁4に補強金具5
を溶接等で固着し、この補強金具5に着脱自在に螺着さ
れる。屋根ユニット1の据付後には、アイボルト2は補
強金具5から取り外される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
技術では、補強金具5が大型化し、この補強金具5を梁
4に溶接する溶接長が長くなり、また、アイボルト2を
補強金具5に螺装するために、補強金具5には裏ナット
(不図示)が必要となる。このため、屋根ユニット1等
の構造物のコストが上昇してしまう。
【0005】また、屋根ユニット1等の構造物の据付後
には、アイボルト2を取り外さなければならず、このア
イボルト2の取付・取外し作業が、屋根ユニット1等の
構造物の施工工数を増大させてしまう。
【0006】特に、構造物が屋根ユニット1の場合に
は、補強金具5に取り付けられるアイボルト2との位置
関係から、屋根ユニット1の野地板6に切欠部7を形成
しなければならない。このため、切欠部7が形成された
野地板6の専用部品を用意したり、或いは野地板6に切
欠部7を形成したり、又、屋根ユニット1の据付後に、
現地で野地板6の切欠部7を閉塞する作業を必要とす
る。従って、この屋根ユニット1の場合にも、屋根ユニ
ット1のコストや施工工数が増大してしまう。
【0007】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、構造物のコスト及び施工工数を低減できる
吊りプレートを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、構造物におけるフレームの側面に回転可能に枢支さ
れるとともに、上記構造物の吊り上げ用フックに係止さ
れる係止穴が形成されたものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記構造物が屋根ユニットであり、上
記吊りプレートは、この屋根ユニットの上記フレームと
しての梁の側面に枢支されたものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明には次の作用がある。吊
りプレートは、構造物のフレーム側面に枢支されるとと
もに、フックに係止される係止穴を形成すれば足りるの
で小型化でき、しかも溶接を不要にできる。また、着脱
自在なアイボルトも不要となるので、このアイボルト螺
合用の裏ナットが不要となる。これらのことから、吊り
プレートが設置される構造物のコストを低減できる。
【0011】更に、アイボルトが不要となったことか
ら、構造物の据付前後にアイボルトの着脱作業が不要と
なる。吊りプレートは、構造物の吊り上げ時には立設状
態とし、吊り上げ終了後には回転させて構造物に納めれ
ば良い。従って、吊りプレートを用いれば構造物の施工
工数を低減できる。
【0012】請求項2に記載の発明には次の作用があ
る。構造物が屋根ユニットの場合には、吊りプレートが
屋根ユニットのフレーム側面に枢支されるので、屋根ユ
ニットの野地板を切り欠く必要がない。このため、切欠
部を設けた専用の野地板が不要となり、或いは野地板に
切欠部を形成する作業が不要となる。従って、吊りプレ
ートの小型化、並びに、溶接及びアイボルトの廃止と相
まって、屋根ユニットのコストを一層低減できる。
【0013】また、屋根ユニットの据付後、野地板の上
記切欠部を閉塞する作業が不要となるので、アイボルト
の着脱作業の廃止と相まって、屋根ユニットの施工工数
を一層低減できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明に係る吊りプレートの一実施例を
屋根ユニットに使用した例を示す斜視図である。図2
は、図1の吊りプレートの作用を示す動作斜視図であ
る。
【0015】ユニット建物の建物ユニット及び屋根ユニ
ット等の構造物は、クレーンで吊り上げられて所定の位
置に据え付けられる。図1に示す屋根ユニット10で
は、この屋根ユニット10のフレームとしての梁11の
側面に吊りプレート13が設置され、この吊りプレート
13にクレーンのフック14(図2(A))が係止され
て、屋根ユニット10が吊り上げられる。ここで、図1
中の符号17は、屋根ユニット10の野地板を示す。
【0016】吊りプレート13は平板形状であり、一端
が枢支ボルト15を用いて、上記梁11の側面12に矢
印A方向に回転自在に枢支される。また、吊りプレート
13の他端部には、クレーンのフック14に係止される
係止穴16が開設される。
【0017】屋根ユニット10の吊り上げ時には、図2
(A)に示すように、吊りプレート13を屋根ユニット
10に対し立設状態とし、この吊りプレート13の係止
穴16にクレーンのフック14を係止して、屋根ユニッ
ト10を吊り上げる。屋根ユニット10の据付終了後に
は、吊りプレート13を図2(B)の矢印方向に回転さ
せ、屋根ユニット10から突出しないように梁11に納
める。
【0018】上記実施例によれば、吊りプレート13
は、屋根ユニット10のフレーム11の側面12に、枢
支ボルト15を用いて枢支されるとともに、クレーンの
フック14に係止される係止穴16を形成すれば足りる
ので、小型化でき、しかも溶接を不要にできる。また、
着脱自在なアイボルト2(図4)も不要となるので、こ
のアイボルト2の螺合用の裏ナットが不要となる。ま
た、特に屋根ユニット10の場合には、吊りプレート1
3が屋根ユニット10のフレーム11の側面12に枢支
されるので、屋根ユニット10の野地板17を切り欠く
必要がない。このため、切欠部を設けた専用の野地板が
不要となり、或いは野地板に切欠部を形成する作業が不
要となる。これらのことから、吊りプレート13が設置
される屋根ユニット10のコストを低減できる。
【0019】更に、アイボルト2(図4)が不要となっ
たことから、屋根ユニット10の据付前後にアイボルト
2の着脱作業が不要となる。吊りプレート13は、屋根
ユニット10の吊り上げ時には立設状態とし、吊り上げ
終了後には回転させて屋根ユニット10に納めれば良
い。また、屋根ユニット10の据付後、野地板17の切
欠部7(図4)を閉塞する作業が不要となる。これらの
ことから、屋根ユニット10の施工工数を低減できる。
【0020】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、上記実施例
では構造物が屋根ユニット10の場合を述べたが、吊り
プレート13を建物ユニット等の他の構造物に使用して
も良い。この場合には、上記実施例における野地板に関
する効果を除き、同様な効果を奏する。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る吊りプレー
トによれば、構造物のコスト及び施工工数を低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る吊りプレートの一実施例
を屋根ユニットに使用した例を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1の吊りプレートの作用を示す動作
斜視図である。
【図3】図3は、従来のアイボルトを使用した屋根ユニ
ットの懸吊状態を示す側面図である。
【図4】図4は、図3の屋根ユニットの一部及びアイボ
ルトを示す組付斜視図である。
【符号の説明】
10 屋根ユニット 11 梁 12 側面 13 吊りプレート 15 枢支ボルト 16 係止穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物におけるフレームの側面に回転可
    能に枢支されるとともに、上記構造物の吊り上げ用フッ
    クに係止される係止穴が形成されたことを特徴とする吊
    りプレート。
  2. 【請求項2】 上記構造物が屋根ユニットであり、上記
    吊りプレートは、この屋根ユニットの上記フレームとし
    ての梁の側面に枢支された請求項1に記載の吊りプレー
    ト。
JP10940195A 1995-05-08 1995-05-08 吊りプレート Pending JPH08301574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10940195A JPH08301574A (ja) 1995-05-08 1995-05-08 吊りプレート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10940195A JPH08301574A (ja) 1995-05-08 1995-05-08 吊りプレート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08301574A true JPH08301574A (ja) 1996-11-19

Family

ID=14509318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10940195A Pending JPH08301574A (ja) 1995-05-08 1995-05-08 吊りプレート

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JP (1) JPH08301574A (ja)

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