JPH08301488A - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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JPH08301488A
JPH08301488A JP7106776A JP10677695A JPH08301488A JP H08301488 A JPH08301488 A JP H08301488A JP 7106776 A JP7106776 A JP 7106776A JP 10677695 A JP10677695 A JP 10677695A JP H08301488 A JPH08301488 A JP H08301488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
positioning
pin
mounting surface
positioning device
Prior art date
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Pending
Application number
JP7106776A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Onodera
隆 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP7106776A priority Critical patent/JPH08301488A/ja
Publication of JPH08301488A publication Critical patent/JPH08301488A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テーブル上でシート状板体を正確な位置決め
することができる位置決め装置を提供する。 【構成】 版台1の載置面の上辺と右辺とに配置された
基準ピン3、載置面下辺と左辺とに配置された押し当て
ピン5を有して構成される。基準ピン3により版台1上
の版材2の上辺と右辺とを係止した状態で押し当てピン
5を移動させて版材2の下辺と左辺に押し当てること
で、版材2を版台1上で位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置決め装置に関し、
特に、テーブルの載置面上に供給されたシート状板体の
載置面上での位置決めを行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の位置決め装置として、例
えば、特開昭62−250457号公報に記載されたも
の(以下「従来技術1」という)、あるいは特公昭64
−11537号公報に記載されたもの(以下「従来技術
2」という)が知られている。
【0003】従来技術1では、シート状板体を載置する
テーブルに出没自在に位置決めピンと刷毛とを設け、こ
の位置決めピンに対応するピン孔を板体に設ける構成が
記載されている。この構成では、キャリアにより保持さ
れた板体を位置決めピンに対応する位置までテーブル上
を搬送し、ピン孔の部分に刷毛を当接させた状態でテー
ブルから位置決めピンを突出させ、係合させることによ
り、板体をテーブル上で正確に位置決めするようにして
いる。
【0004】一方、従来技術2では、板体の吸着部を有
するシャフトに鉤状の案内孔を設け、さらに、移動中に
シャフトを回転させるリンク機構と、このリンク機構の
往復駆動装置が記載されている。そして、この構成で
は、リンク機構によりシャフトおよび吸着部を鉤状の案
内孔により垂直方向と水平方向に移動することでテーブ
ル上で板体を搬送するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術1では、板体のピン孔の位置に応じて板体の位置
が決まることから、実際には、例えば±0.2mm程度
の位置ずれが発生するという問題があり、正確な位置決
めを行うことが難しい。また、従来技術2も、単に板体
を搬送するための技術であり、正確な位置決めを行うこ
とが難しいという問題があった。
【0006】本発明の課題は、上記問題点に鑑み、テー
ブル上で板体を正確な位置決めすることができる位置決
め装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の位置決め装置は、テーブルの上に供給されたシート
状板体を前記載置面上で位置決めするための位置決め装
置において、前記テーブルの所定の位置で前記載置面の
上下方向に突出して前記板体の少なくとも1辺を係止す
る第1の係止片と、前記テーブルの所定の位置で前記載
置面の略水平方向に移動して前記板体の残りの少なくと
も1辺に当接し係止する第2の係止片とを設けたことを
特徴とする。
【0008】この場合、好ましくは、第1の係止片が載
置面から出没自在に構成する。これにより、板体の供給
及び排出の際には載置面以下にその先端を下がって給排
時の妨げることを防止できる。
【0009】
【作用】本発明では、第1の係止片を板体の一端を係止
した状態で、第2の係止片を駆動し、載置面に対して略
水平方向に移動させる。これにより、第2の係止片が板
体の他端に押し当てられる結果、板体に多少の位置ずれ
があった場合でも、板体は正しい位置まで移動し、正確
に位置決めされる。
【0010】
【実施例】以下、新聞紙面のデータを直接版材に出力す
るための電子写真プロセスにおいて、帯電や描画などを
行う直接製版記録装置に適用した本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0011】図1〜図3は、直接製版記録装置における
位置決め装置の要部を示したものである。この位置決め
装置は、上面中央部に画定された載置面1aを有する版
台(テーブル)1、載置面1aの図2において上辺と右
辺とに配置された基準ピン(第1の係止片)3、載置面
1aの図2において下辺と左辺とに配置された押し当て
ピン(第2の係止片)5、並びに載置面1aに形成され
た吸着用の溝11を有している。
【0012】図示した実施例では、基準ピン3が載置面
1aの上辺に所定の間隔で3個、右辺に1個設けられて
いる。また、押し当てピン5は、下辺に所定の間隔で3
個、また左辺に1個がそれぞれ設けられている。図1に
おいて、基準ピン3の移動方向をA、押し当てピン5の
移動方向をBとして示している。
【0013】版台1の下側には、図3に示したように、
ボールねじ14、プーリ13、副走査モータ12などで
構成される版台1の移動位置が設けられている。そし
て、副走査モータ12を正転ないし逆転させる際のボー
ルねじ14の回動により、版台1は図2において左右方
向に移動するようになっている。この左右移動により、
後述するように、半導体レーザなどによる版材(板体)
2への描画が行われる。
【0014】また、載置面1a上の溝11は、イジェク
タ10に所定の吸気管系を介して接続されている。そし
て、イジェクタ10を動作させることで、溝11から吸
気が行われる。この吸気により、後述するように載置面
1aに載置された版材2の真空吸着が行われる。
【0015】基準ピン3は、図4にその基準ピンアッセ
ンブリを示したように、その本体部分がリニアボールベ
アリング16の内部に上下方向に移動可能に設けられて
いる。基準ピン3の下端は、エアシリンダ15の駆動軸
15aに連結されている。そして、図4のエアシリンダ
15が駆動されない状態では、基準ピン3の上端は版台
1の上面レベル以下に位置している。
【0016】一方、エアシリンダ15が駆動された場合
には、基準ピン3は駆動軸15aが図4において上方に
移動するのに伴って上方に移動し、その上端が版台1の
上面から突出した状態となる。また、エアシリンダ15
の駆動を解除することで、基準ピン3の上端は版台1の
上面レベル以下に位置する。このようにして基準ピン3
は版台1の上面から出没自在である。
【0017】押し当てピン5は、図5および図6に示し
たように、押し当てピンアッセンブリ4として版台1に
取り付けられる。押し当てピンアッセンブリ4は、押し
当てピン5をその下端部で回動自在に保持する押し当て
ピンガイドシャフト7、押し当てピンガイドシャフト7
の両端が保持された傾斜穴部6、押し当てピン5をその
中央部よりやや下側で回動自在に保持する駆動軸9、駆
動軸9を駆動するエアーシリンダ8などで構成される。
【0018】上記の押し当てピンアッセンブリ4におい
て、エアシリンダ8を動作させた場合、駆動軸9に引か
れて傾斜穴部6の溝に沿って押し当てピン5は図7
(a)の状態から図7(b)のように移動する。この移
動は、図1における方向Bのような回転移動となる。
【0019】以上の構成に係る本実施例の位置決め装置
を備えた直接製版記録装置の動作を図1を用いて説明す
る。まず、図示しない給排版装置から供給された、例え
ば厚さ0.3mmのアルミ材からなる版材2が、版台1
の載置面上に置かれる。ここで、版材2の供給方向は例
えば図示の方向Cであるものとする。
【0020】版材2が版台1上に供給された直後に、エ
アーシリンダ15が動作して、リニアボールベアリング
16上の基準ピン3が版台1上に上昇する。これによ
り、版台1の図1において上辺と右辺とが基準ピン3に
より位置決めのために係止された状態となる。
【0021】また、基準ピン3の上昇後、押し当てピン
アッセンブリ4のエアーシリンダ8が作動し、このた
め、押し当てピンガイドシャフト7が傾斜穴部6に沿っ
て移動することから、押し当てピン5が版台1から上方
に突出し、版材2の図1において左辺及び下辺を載置面
内側方向に押圧する。これにより、基準ピン3に版材2
が押し付けられる結果、版材2が基準ピン3及び押し当
てピン5により位置決めされる。つまり、版材2は基準
ピン3を基準として正しい位置に位置決めされ、位置ず
れが生じることがない。
【0022】版材2のセット完了後は、イジェクタ10
を動作させることで、版台1上の溝11により、版材2
が真空吸着される。真空吸着終了後は、基準ピン3、押
し当てピン5を下降させ、副走査モータ12を回転させ
ることによりプーリ13やボールねじ14を介して版台
1が図1において左右方向に移動する。
【0023】ここで、版台1の上方には、図示しない帯
電器や半導体レーザによる描画装置などが設けられてい
る。そして、版台1の上記の移動の際に、版台1が帯電
器の下を通過することにより、版材2表面が均一に帯電
される。次いで、所定の記録定位置まで移動した版台
は、帯電時とは逆に移動し上記の、半導体レーザによっ
て描画される。このようにして描画処理がされた版材2
は、上記の吸着固定が解除された後、版台1から排出さ
れ、次いで公知のように製版機による現像や溶出処理が
行われて刷版となる。
【0024】なお、上記構成の押し当てピンアッセンブ
リ4では、押し当てピン5は傾斜穴部6とピンガイドシ
ャフト7でX、Y軸の両方向にワンモーションで動作可
能な構成であることから、アッセンブリに使用するエア
ーシリンダを1個に削減でき、またその分だけ実装の省
スペース化やコスト削減が図れる。更に、ワンモーショ
ンで動作できるので位置決めセット時間の短縮も図れる
ものである。
【0025】以上、本発明を直接製版記録装置に適用し
た実施例を説明したが、本発明の位置決め装置はその他
の装置にも同様に適用できるものである。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の位置決め装置によれば、第1の係止片で板体の一端を
係止した状態で第2の係止片を移動させて板体の他端に
押し当てることで、板体を位置決めする構成であるの
で、テーブル上で板体が正確に位置決めされる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の位置決め装置の全体構成を示
した斜視図。
【図2】図1の位置決め装置の平面図。
【図3】図1の位置決め装置の側面図。
【図4】実施例の位置決め装置を構成する基準ピンアセ
ンブルの説明図。
【図5】実施例の位置決め装置を構成する押し当てピン
アッセンブリの斜視図。
【図6】(a)は図4の押し当てピンアッセンブリの取
り付け状態を示した平面図、(b)は同じく側面図。
【図7】(a)、(b)は図4の押し当てピンアッセン
ブリの動作の説明図。
【符号の説明】
1 版台 2 版材 3 基準ピン 5 押し当てピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルの上に供給されたシート状板体
    を前記載置面上で位置決めするための位置決め装置にお
    いて、 前記テーブルの所定の位置で前記載置面の上下方向に突
    出して前記板体の少なくとも1辺を係止する第1の係止
    片と、 前記テーブルの所定の位置で前記載置面の略水平方向に
    移動して前記板体の残りの少なくとも1辺に当接し係止
    する第2の係止片とを有して成ることを特徴とする位置
    決め装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の係止片が前記載置面から出没
    自在であることを特徴とする請求項1記載の位置決め装
    置。
JP7106776A 1995-04-28 1995-04-28 位置決め装置 Pending JPH08301488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7106776A JPH08301488A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7106776A JPH08301488A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08301488A true JPH08301488A (ja) 1996-11-19

Family

ID=14442314

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JP7106776A Pending JPH08301488A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 位置決め装置

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JP (1) JPH08301488A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008304836A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Nsk Ltd 露光装置用基板搬送機構及びそれを用いた基板位置調整方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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