JPH08300U - 施錠装置を設けた開閉格子付サッシ窓 - Google Patents

施錠装置を設けた開閉格子付サッシ窓

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JPH08300U
JPH08300U JP3537291U JP3537291U JPH08300U JP H08300 U JPH08300 U JP H08300U JP 3537291 U JP3537291 U JP 3537291U JP 3537291 U JP3537291 U JP 3537291U JP H08300 U JPH08300 U JP H08300U
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sash
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grid
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】防犯機能を持たせたまま、緊急時に容易に脱出
できる開閉格子付き窓サッシを提供する。 【構成】サッシ枠1の外側上下にレール2を取り付けレ
ール2に開閉格子3を設ける。なおレール2と開閉格子
3の寸法はサッシ全長とほぼ同寸法とし、さらに内外サ
ッシ窓4,5と開閉格子3のすべてを締め切った状態
で、内外サッシ窓4,5の2つの枠と開閉格子3との3
つが重合する位置6の外側サッシ窓5枠と開閉格子3と
の間に施錠装置7をさらに同位置の開閉格子3にカギ穴
9を設け施錠機能をもたせた。又、施錠操作の障害とな
る内外サッシ窓4,5の枠を同位置にて必要寸法をくり
ぬき施錠操作開口部8を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、施錠装置及び施錠装置操作開口部を設けた開閉格子付サッシ窓に 関するものである。
(従来の技術) 従来の技術として壁に直接取り付けるもの、サッシに直接取り付けるものいず れもビス付きで一度取り付けると、取り外しが困難である。
又、施錠装置付開閉格子も最近みうけられるが、その構造上にサッシ窓を締め 切った状態の時のみ施錠機能を有するものなどである。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の格子において、固定式の場合さまざまな問題点がある。
まず簡単に取外せないため火災、天災その他緊急時の脱出に間に合わない。こ の問題は深刻な社会問題になりつつある。現に88年9月の西宮市のマンション 火災で通路側窓の固定式格子により脱出出来ず親子3人が死亡した。この事故以 来西宮市において、開閉格子の設置を全国に先駆けて90年7月より条例化して いる。又、西宮市消防局司令長の調査によればこの10年間全国で213人の人 が固定式格子に脱出を阻まれ亡くなっているとの調査報告もある。日常生活に目 を向ければ、物の出し入れが出来ない、サッシの掃除が困難など不便きわまりな い。犯罪は増加の一途をたどり格子が必要とされているわりに普及率が低いのは 、以上のような深刻な問題点が多いからと思われる。
(問題を解決するための手段) 襲来のものがもつ様々な問題点を解決するためこの考案は次のような構成とした 。サッシ枠(1)の外側上下にレール(2)を取り付けレール(2)に開閉格子 (3)を設ける。なおレール(2)と開閉格子(3)の寸法はサッシ全長とほぼ 同寸法とし、さらに内外サッシ窓(4)(5)と開閉格子(3)のすべてを締め 切った状態で、内外サッシ窓(4)(5)の2つの枠と開閉格子(3)との3つ が重合する位置(6)の外側サッシ窓(5)枠と開閉格子(3)との間に施錠装 置(7)をさらに同位置の開閉格子(3)にカギ穴(9)を設け施錠機能をもた せた。
又、施錠操作の障害となる内外サッシ窓(4)(5)の枠を同位置にて必要寸法 をくりぬき施錠操作開口部(8)を設けた。
(作用) 必要により施錠機能を有する開閉格了(3)に施錠する場合開閉格子(3)及び 内外サッシ窓(4)(5)を締め切る。この時点で上記構成により、開閉格子( 3)のカギ穴(9)、施錠装置(7)施錠操作開口部(8)は同位置となり施錠 操作開口部(8)より施錠装置(7)にて施錠機能を有する開閉格子(3)に施 錠を施し、開閉格子(3)を固定することができる。
この施錠完了時点で内外サッシ窓(4)(5)は開閉自在である。
(実施例) この考案のいろいろな実施例を図面を参照しながら説明する。
[第一実施例] 第一図は、この考案の第一実施例を示す施錠完了後の平面及び側面拡大図である 。サッシ枠(1)の外側上下に(2)を取り付けレール(2)に開閉格子(3) を設ける。なおレール(2)と開閉格子(3)の寸法はサッシ枠全長とほぼ同寸 法とし、さらに内外サッシ窓(4)(5)と開閉格子(3)のすべてを締め切っ た状態で、内外サッシ窓(4)(5)の2つの枠と開閉格子(3)との3つが重 合する位置(6)の外側サッシ窓(5)枠と開閉格子(3)との間に施錠装置( 7)をさらに同位置の開閉格子(3)にカギ穴(9)を設け施錠機能を持たせた 。
又、施錠操作の障害となる内外サッシ窓(4)(5)の枠を同位置にて必要寸法 をくりぬき施錠操作開口部(8)を設けた。
第一実施例において施錠操作用開口部(8)より施錠装置(7)にて開閉格子( 3)に施錠を施せば、開閉格子(3)のみ固定され内外サッシ窓(4)(5)は 開閉自在である。
[第2実施例] 第2図は、この考案の第2実施例を示す施錠完了後の平面及び側面拡大図である 。代2実施例においては、施錠装置(7)を外側サッシ窓(5)下側枠の適当な 位置に内外サッシ窓(4)(5)の開閉の邪魔にならぬよう埋め込み式に設けた 。サッシ枠(1)外側上下にレール(2)を取り付け、レール(2)に開閉格子 (3)を設ける。なおレール(2)と開閉格子(3)はサッシ枠全長とほぼ同寸 法とし、外側サッシ窓(5)及び開閉格子(3)を締め切った状態で開閉格子( 3)下側枠と外側サッシ窓(5)枠が重合する部分の適当な位置において外側サ ッシ窓(5)下側枠内に、施錠装置(7)を埋め込み式に同位置の開閉格子(3 )にカギ穴(9)を設け施錠機能を持たせた。
第2実施例においては、施錠操作開口部を設けることなく開閉格子(3)と外側 サッシ窓(5)を簡単に固定することが出来る内外サッシ窓は(4)(5)開閉 自在である。
[第3実施例] 第3図は、この考案の第3実施例を示す施錠完了後の平面及び側面拡大図である 。第3実施例ではレール(2)(2′)と開閉格子(3)(3′)をそれぞれ一 つ増やし二つずつとした。施錠装置(7)は内側開閉格子(3′)枠内に設け、 又それぞれの開閉格子(3)(3′)の寸法をサッシ枠全長の約半分とした。
サッシ枠(1)外側上下にサッシ枠全長とほぼ同寸法のレール(2)(2′)を 2本取り付け、合計2本のレール(2)(2′)にサッシ枠全長の約半分の寸法 の開閉格子(3)(3′)をそれぞれに設け、内外開閉格子(3)(3′)と内 外サッシ窓(4)(5)を締め切った状態で4つの枠が重合する位置(6)の内 側格子(3′)に施錠装置(7)を外側格子(3)の同位置にカギ穴(9)をそ れぞれに設け施錠機能を持たせた。さらに施錠操作の障害となる内外サッシ窓( 4)(5)枠の同位置を必要寸法をくりぬき施錠操作開口部(8)とした。
上記の構成により第3実施例において、施錠操作開口部(8)より内側格子(3 ′)枠内に設けた施錠装置(7)にて施錠を施せば、内外格子(3)(3′)は 固定され内外サッシ窓(4)(5)は開閉自在である。
(考案の効果) 上記構成により、火災その他あらゆる緊急時、又物の出し入れ、サッシ窓の清掃 時にも道具を使用することなく、簡単な操作により瞬時に格子を開閉することが できる。従来の固定式だとビス止めしてあるため緊急時にはとても間に合わない 。又、最近みうけられる開閉格子のように構造上サッシ窓を締め切った状態でし か施錠機能を果さないため窓を開けている状態では、外部より施錠解除が出来格 子の持つ機能を果さないため夏場など暑い時期は窓を開けて、昼寝と言う訳にも いかず又、外出は勿論のこと出来ず格子本来の防犯の役目を果さない。このよう な従来のものに比べ本考案は格子に施錠を施してもサッシ窓は開閉自在である。
外部より施錠解除を試見ても格子及びサッシ窓をすべて締め切った状態の時以外 、施錠操作解除が出来ない為いくらサッシ窓が開いていても構造上不可能である 。
このように従来の格子に比べ様々な利点を持つ、時代にマッチした施錠機能を持 つ開閉格子付サッシ窓である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図はそれぞれの考案の第1実施
例、第2実施例、第3実施例の施錠状態を示す平面図及
び側面拡大図出ある。 1・・・・サッシ枠 2 2′・・レール 3 3′・・開閉格子 4・・・・内側サッシ窓 5・・・・外側サッシ窓 6・・・・重合位置 7・・・・施錠装置 8・・・・施錠操作用開口部 9・・・・カギ穴 10・・・・サッシレール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サッシ枠外側(1)にレール(2)を取り付け、施錠機
    能を有する開閉格子(3)をレールに設け、サッシ窓
    (4)(5)及び開閉格子(3)の枠が重合する位置
    (6)に施錠装置(7)と施錠操作開口部(8)を設け
    施錠装置を設けた開閉格子付サッシ窓
JP3537291U 1991-02-21 1991-02-21 施錠装置を設けた開閉格子付サッシ窓 Pending JPH08300U (ja)

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