JP2001065263A - 三層式窓サッシ - Google Patents

三層式窓サッシ

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JP2001065263A
JP2001065263A JP2000301230A JP2000301230A JP2001065263A JP 2001065263 A JP2001065263 A JP 2001065263A JP 2000301230 A JP2000301230 A JP 2000301230A JP 2000301230 A JP2000301230 A JP 2000301230A JP 2001065263 A JP2001065263 A JP 2001065263A
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Japan
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fixed
door
vertically slidable
sash
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JP2000301230A
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Hironobu Sato
汎信 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】防犯、防虫および安全性を主体に施錠時ならび
に開錠時に於いても最大の開窓吸排気口空間を確保でき
自然涼風が得られるように、且つ人が侵入できない程度
に開窓部を調整固定できるよう固定窓と昇降可能にした
昇降窓障子、及び昇降移動する防虫用網戸の一体化と嵌
装方法。 【解決手段】三層式窓サッシで、該開口部に複数の窓が
配置され、内側面からガラスが嵌められたほぼ半分の面
積を占める固定窓と、その外側に昇降可能に設けられた
ガラスが嵌められたほぼ半分の面積を占める昇降窓障
子、さらにその外側にも昇降移動するほぼ半分の面積を
占める防虫用網戸が設けられており、これらは窓枠に一
体化され開口部のレールに沿って水平移動するように嵌
めこまれており、昇降窓障子および網戸は所定の開口部
の位置で調整固定できるようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防犯、防虫および安
全性を主体に施錠時に於ける最大の開窓吸排気口空間を
得ること、並びに開錠時に於いても最大の開窓吸排気口
空間を得るため、窓枠に固定窓と昇降可能にした昇降窓
障子、及び昇降移動する防虫用網戸を一体化したもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開昭56−67170号公
報、昇降窓にあるように、上下3枚の窓障子を用いて窓
部を開閉する窓で、中段窓障子を窓外枠の中段高さ位置
に固定し、この中段窓障子よりも室外側に偏倚して上段
窓障子を、又室内側に偏倚して下段窓障子をそれぞれ昇
降自在に取り付け、中段窓障子の直上・直下同一面上に
それぞれ網戸を嵌装固定して、上段・下段の窓障子を窓
外枠中間高さ位置において中段窓障子に重合させて窓部
を解放させる。また実開昭56−67081号公報、換
気窓にあるように、窓枠を上・中・下三段に区画、上段
と下段を開閉可能にし、人が屋外から侵入できない程度
の大きさに開口部し、それぞれの障子が引違い又は片引
きにより開閉自在、且つ人の侵入を阻止しうるガラリ等
を装着させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち前者においては、三枚の窓障子を有し、上下段
の窓障子を中間に固定された窓障子に重合させ窓部を解
放させた場合、下段の解放に防犯上安全性に不安が残
る。人の侵入を阻止するため下段を解放しない場合上段
のみで解放率はほぼ30%であること、また網戸が中段
窓障子の直上・直下にあるため室外側に偏倚して嵌装し
てある上段窓障子の室内側に位置する。本来網戸につい
ては、衛生的また見かけからもガラスの外側に位置すべ
きである。また後者においては窓枠を上・中・下三段に
区画し、上段と下段を解放可能とし吸排気口にできるよ
うにしたもので、上下段とも解放方法を引違い、または
片引き式に形成され、人が侵入できない程度の大きさの
開口部で且つガラリ等を装着、窓として限定されたもの
で、人の出入り可能な戸として利用できず且つ開口度に
も不満が残る。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこの様な問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、簡素な構造で、防犯、防虫および安全性を主体
に、固定窓、昇降可能に設けられたほぼ半分の面積を占
める昇降窓障子、さらに昇降移動するほぼ半分の面積を
占める防虫用網戸を一体化し、施錠時並びに開錠時に於
いても自然涼風が最大に得られるよう開窓吸排気口空間
を得ることを可能にし、また昇降窓障子および網戸は所
定の位置で調整固定できるよう、窓および戸として利用
可能にした改良型を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における三層式窓サッシは、建物の外壁開口部
には複数の窓が配置され、建物の内側面からガラスが嵌
められたほぼ半分の面積を占める固定窓と、その外側に
昇降可能に設けられたガラスが嵌められたほぼ半分の面
積を占める昇降窓障子、さらにその外側にも昇降移動す
るほぼ半分の面積を占める防虫用網戸を嵌装。昇降窓障
子および網戸は所定の開口部の位置で調整固定できるよ
うにしてある。
【0006】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1〜2は三層式窓サッシの室内側
から見た図面であり、外枠サッシ1のレールに沿って窓
枠2が、水平移動可能に嵌めこまれており、窓枠2の内
部に、固定窓3、昇降窓障子4、網戸枠9を嵌装した構
造である。固定窓3、昇降窓障子4内にそれぞれ固定窓
ガラス5、昇降窓障子ガラス6が嵌められ、ストッパー
錠11は、それぞれの昇降窓障子4の上部左右に取り付
け、昇降および開窓状態が任意所定の位置で固定施錠で
きるように設けられてある。なお図面には示さないが施
錠穴は窓枠の内側に所定の間隔をあけて実孔してある。
また図には通常用いられる錠前10を取り付けた形態を
示したものである。
【0007】昇降窓障子4、網戸枠8の昇降手段とし
て、上下導車又は押さえ板バネ等を用い、手動にて駆動
制御を行う。
【0008】ストッパー錠11は、スプリング式等のつ
まみ錠等を用いる。
【0009】図3は、図1のI−Iの断面図であり、内
側面から窓枠2内に固定窓3、昇降窓障子4、網戸枠8
が嵌装一体化される。
【0010】図4は、図1のII−IIの断面図であ
り、窓枠2内に固定窓3、昇降窓障子4、網戸枠8が収
まった状態であり、室内側より内側面固定窓3の上段に
ストッパーガイド13(施錠穴12付き)が嵌装固定さ
れた状態を示している。その外側に昇降可能な昇降窓障
子4、さらにその外側に昇降移動する網戸枠8と、8の
内部に別途、網戸9が嵌めこまれ一体で昇降自在とした
状態を示したものである。
【0011】図5は、昇降移動の網戸枠8に網戸9をケ
ンドン式に装着且つ取り外し自在として用いた場合を示
したものである。
【0012】図6は二枚窓(戸)の例であり開口部の吸
排気口空間の状態図。aは、一方の窓をもう一方の窓に
水平移動し重合させ、昇降窓障子を利用しない場合で通
常用いられる一般的な窓の例と同様で、開口度約50
%。bは、施錠した状態で昇降窓障子を全て下ろした例
で、開口度約50%。cは、一方の窓をもう一方の窓に
水平移動し重合させ、昇降窓障子を全て下ろした例で、
開口度約75%。
【0013】図7は四枚窓(戸)の例であり開口部の吸
排気口空間の状態図。aは、中二枚の窓を外側の窓に水
平移動重ね合わせ、昇降窓障子を利用しない場合で通常
用いられる一般的な窓の例と同様で、開口度約50%。
bは、施錠した状態で昇降窓障子を全て下ろした例で、
開口度約50%。cは、中二枚の窓を外側の窓に水平移
動し重合させ、昇降窓障子を全て下ろした例で、開口度
約75%。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0015】窓枠を三層式にしたことにより、固定窓、
昇降窓障子、網戸が一体化され水平移動できるのと、そ
れぞれの役割を十分に果たすことができる。
【0016】固定窓は特に限定するものではないが、好
ましくは下段に嵌装された方が防犯上も安全性も優れて
いる。
【0017】昇降窓障子の昇降は、最大の開窓吸排気口
空間を得ることが可能なことと、人が侵入できない程度
に上部を開口、所定の位置で調整固定できるので防犯上
も安全性も優れいおり涼風・換気を行うことができる。
【0018】防虫用網戸は通常昇降窓障子の外側に位置
されているが、昇降移動可能なため下げ降ろしたりまた
不必要時にはケンドン式網戸にすることにより取り外し
可能である。
【0019】なお、通常用いられている片引きの大網戸
を窓枠外側に別途取り付けることにより、開口吸排気口
空間全体に網戸が設置された状態が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】室内側からみた平面図である。(二枚戸の例)
【図2】室内側からみた斜視図である。
【図3】図1のI−I線断面図である。
【図4】図1のII−II線断面図である。
【図5】網戸枠、網戸の構造側面よりみた断面図であ
る。
【図6】二枚窓の開口吸排気口空間の状態図である。
【図7】四枚窓の開口吸排気口空間の状態図である。
【符号の説明】
1 外枠サッシ 2 窓枠 3 固定窓 4 昇降窓障子 5 固定窓ガラス 6 昇降窓障子ガラス 7 網 8 網戸枠 9 網戸 10錠前 11ストッパー錠 12施錠穴 13ストッパーガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の外壁開口部に設けられる三層式窓サ
    ッシであって、該開口部には複数の窓が配置され、建物
    の内側面からガラスが嵌められたほぼ半分の面積を占め
    る固定窓と、その外側に昇降可能に設けられたガラスが
    嵌められたほぼ半分の面積を占める昇降窓障子、さらに
    その外側にも昇降移動するほぼ半分の面積を占める防虫
    用網戸が設けられており、これらは窓枠に一体化され、
    開口部のレールに沿って水平移動するように嵌めこまれ
    ており、前記昇降窓障子および網戸は所定の開口部の位
    置で調整固定できるようにしてあることを特徴とする三
    層式窓サッシ。
JP2000301230A 2000-08-25 2000-08-25 三層式窓サッシ Pending JP2001065263A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107013142A (zh) * 2016-01-23 2017-08-04 张誉馨 安装有可电控通风设施的门
CN110080665A (zh) * 2019-05-17 2019-08-02 陈宁 一种多变组合窗
CN112727327A (zh) * 2021-01-15 2021-04-30 广西美祥建筑节能科技有限公司 一种新型节能环保门窗

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