JPH09195547A - 居住施設のバスユニット - Google Patents

居住施設のバスユニット

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Publication number
JPH09195547A
JPH09195547A JP2322096A JP2322096A JPH09195547A JP H09195547 A JPH09195547 A JP H09195547A JP 2322096 A JP2322096 A JP 2322096A JP 2322096 A JP2322096 A JP 2322096A JP H09195547 A JPH09195547 A JP H09195547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
entrance
bus unit
sliding door
rooms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2322096A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Ishige
敏幸 石毛
Masato Matsubara
正人 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP2322096A priority Critical patent/JPH09195547A/ja
Publication of JPH09195547A publication Critical patent/JPH09195547A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2室に対して一つのバスユニットを共通して
使用するに際して、簡単に出入りでき、施錠も簡単にな
される居住施設のバスユニットを提供すること。 【解決手段】 廊下6に沿って多数の部屋8が設けら
れ、各部屋8は居室12と、二部屋共通の一つのバスユ
ニット14により構成されている。バスユニット14は
二つの居室12の各半部にわたって接合され、接合され
た各居室12部分で仕切り壁10を挟んだ箇所にバスユ
ニット14への出入口30が設けられている。各出入口
30のバスユニット14側には二つの出入口30に共通
のスライディングドア40が設けられ、各出入口30の
居室側にはスイングドア42が設けられている。一方の
出入口30からスライディングドア40を他方の出入口
30側にスライドさせ、他方の出入口30を閉塞してロ
ックピン50をロック孔52に押し込むと、他方の出入
口30が閉塞された状態に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単身者宿舎や合宿所
等の居住施設に好適なバスユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、単身者宿舎や合宿所等の居住施設
では、廊下の両側に沿って、或いは廊下の片側に沿って
複数の部屋が配置されており、浴室や便所は共同のもの
が多かった。近年、人々の個室化生活趣向を考えると、
これら単身者宿舎や合宿所等の居住施設でもバス、トイ
レ付きの個室が望ましい。しかしながら、各個室毎に一
つずつバス、トイレを配置したのでは、経済的制約等か
ら問題が多い。一方、仮設宿舎等では、2室に対して一
つのトイレとシャワーブースを共通して使用されるよう
にしたものも提供されており、この場合、トイレ、シャ
ワーブース室を各居室の間に配置した例がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、2室に対して
一つのトイレとシャワーブースを共通して使用されるよ
うにしたものでは、トイレ、シャワーブース室を使用す
る際に、部屋から廊下に一旦出てからトイレ、シャワー
ブース室に出入りしなければならず、出入りが面倒とな
る不具合があった。また、各部屋の内部からトイレ、シ
ャワーブース室に出入りできるようにしたものでは、ト
イレ、シャワーブース室の使用時に、もう一方の部屋か
ら出入りできないように施錠を行い、使用後、施錠を解
除しなければならず、施錠の操作が面倒になる不具合が
あった。本発明は前記事情に鑑み案出されたものであっ
て、本発明の目的は、2室に対して一つのバスユニット
を共通して使用するに際して、簡単に出入りでき、施錠
も簡単になされる居住施設のバスユニットを提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ほぼ直線状に延在する廊下を有し、前記
廊下に沿って複数の部屋が列設された居住施設におい
て、前記廊下とは反対側に位置する部屋の端部であって
部屋の外側に、隣接する部屋にまたがらせて一つのバス
ユニットを配置し、このバスユニットの出入口を各部屋
に臨ませて設けたことを特徴とする。
【0005】また、本発明は、前記各部屋に臨むバスユ
ニットの出入口には、一枚のスライディングドアがスラ
イド可能に配設され、前記スライディングドアは、一つ
の出入口を開放した状態で他の一つの出入口を閉塞する
ように構成されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記各部屋に臨むバスユニットの出入口で前記スラ
イディングドアの部屋側には、スウィングドアが設けら
れていることを特徴とする。また、本発明は、前記スラ
イディングドアが一つの出入口を開放し、他の一つの出
入口を閉塞した状態で該状態にスライディングドアをロ
ックするロック機構が設けられ、前記各部屋に臨むバス
ユニットの出入口で前記スライディングドアの部屋側に
はそれぞれスウィングドアが設けられ、スライディング
ドアにより開放された出入口のスウィングドアを開ける
と、前記ロック機構によるロックを解除するロック解除
機構が設けられていることを特徴とする。
【0006】本発明では、各部屋から出入りするバスユ
ニットの二つの出入口は互いに近接した箇所となる。従
って、双方の出入口にドアとそのロック機構を設ける場
合であっても、出入口の近傍においてそれらロック機構
の操作が簡単になされる。また、一枚のスライド式のド
アにより双方の出入口を開閉することも可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を独身寮に適用した
実施例について添付図面に従って説明する。図1は隣り
合う部屋の平面図、図2はバスユニットの出入口部分の
平面図を示す。独身寮は直線状に延在する廊下6を有
し、廊下6に沿って多数の部屋8が設けられ、各部屋8
は仕切り壁10により仕切られ、各部屋8は居室12
と、二部屋共通の一つのバスユニット14により構成さ
れている。前記居室12は廊下6側に配置され、居室1
2の廊下6側には出入口16が設けられ、居室12には
ベット18や机20等が配置される。
【0008】前記バスユニット14は、廊下6とは反対
側に位置する前記居室12端部で居室12の外側に配置
されている。詳細には、廊下6とは反対側に位置する居
室12の端部の半部に採光窓22が設けられ、居室12
の端部の残りの半部の外側にバスユニット14の半部が
配置されている。前記バスユニット14と採光窓22
は、隣接する部屋8毎に左右逆に配置されており、従っ
て、隣接する部屋8どうしは、一つのバスユニット14
の半部がそれぞれ臨み、あるいは、採光窓22が互いに
近接して配置されている。なお、上下に位置する各階の
部屋8の居室12とバスユニット14は、平面視した場
合に同一の位置に配置されている。
【0009】前記バスユニット14は平面視ほぼ矩形に
形成され、4つの側壁24と、下壁、上壁等により箱型
に形成されている。そして、4つの側壁24のうちの一
つの側壁24が二つの居室12の各半部にわたって接合
され、接合された各居室12部分で仕切り壁10を挟ん
だ箇所にバスユニット14への出入口30がそれぞれ設
けられている。前記バスユニット14には、洗面台32
や便器34、シャワーブース36等が配置され、上壁に
は照明器具や換気扇等が設けられている。
【0010】前記各出入口30のバスユニット14側に
は二つの出入口30に共通のスライディングドア40が
設けられ、各出入口30の居室側にはスイングドア42
がそれぞれ設けられている。前記スライディングドア4
0は二つの出入口30間にわたりスライド可能に配設さ
れ、スライディングドア40は、一つの出入口30を開
放した状態で他の一つの出入口30を閉塞する寸法で形
成されている。詳細には、各出入口30は、図2に示す
ように、採光窓22が設けられた壁部の端部44と、仕
切り壁10の端部に設けられた壁部46とにより区画さ
れ、一つの出入口30を開放した状態で、この一つの出
入口30側における前記壁部の端部44にスライディン
グドア40の一端が臨み、この時、スライディングドア
40の他端が他方の出入口30側の壁部の端部44に位
置する大きさで形成されている。
【0011】前記スライディングドア40のスライド方
向における両端には、それぞれロックピン50がスライ
ディングドア40の厚み方向に貫通して配設されてい
る。そして、前記壁部46の両端には、各出入口30を
閉塞した状態の前記ロックピン50に対応する位置に、
前記ロックピン50が挿入されるロック孔52がそれぞ
れ形成されている。従って、例えば、図2に示すよう
に、一方の出入口30からスライディングドア40を他
方の出入口30側にスライドさせ、他方の出入口30を
閉塞してロックピン50をロック孔52に押し込むと、
他方の出入口30がスライディングドア40により閉塞
された状態に保持される。
【0012】前記各居室12側に臨むスイングドア42
は前記壁部46の端部を支点として揺動し、出入口30
を開閉するように構成されている。そして、前記壁部4
6の両端の内部には、それぞれ前記ロックピン50によ
るロック状態を解除するロック解除機構54が設けられ
ている。前記ロック解除機構54は、スイングドア42
に連動して揺動するアーム部材5402により構成さ
れ、スイングドア42を閉じた状態から開くと、アーム
部材5402が揺動し、ロック孔52に挿通されたロッ
クピン50の先端に当接し、ロックピン50をロック孔
52から抜き出すように構成されている。
【0013】本実施例は前記のように構成したので、バ
スユニット14を使用する場合には、スイングドア42
を開き、スライディングドア40を隣位の部屋8側にス
ライドさせると、出入口30が開放される。そして、出
入口30からバスユニット14に入る際に、ロックピン
50を押し込むと、隣位の部屋8からはバスユニット1
4に入れなくなり、個人のプライベートが守られる。そ
して、ロックピン50は出入口30の近傍に設けられて
いるので、その操作も簡単になされる。また、バスユニ
ット14の使用後、バスユニット14を出る際には、ス
イングドア42を開けて部屋8に戻る。スイングドア4
2を開けると、アーム部材5402によりロックピン5
0がロック孔52から抜き出され、スライディングドア
40はスライド可能な状態となる。すなわち、スイング
ドア42を開けることでロックピン50によるにロック
が自動的に解除されるので、いちいちロックピン50を
元に戻す操作を要せず、スイングドア42を開けて部屋
8に戻ることで、バスユニット14はどちらの部屋8か
らでも使用可能な状態となる。
【0014】尚、バスユニット14が備える設備、機器
は実施例のものに限定されず、任意である。
【0015】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
ほぼ直線状に延在する廊下を有し、前記廊下に沿って複
数の部屋が列設された居住施設において、前記廊下とは
反対側に位置する部屋の端部であって部屋の外側に、隣
接する部屋にまたがらせて一つのバスユニットを配置
し、バスユニットの出入口を各部屋に臨ませて設けた。
そのため、2室に対して一つのバスユニットを共通して
使用するに際して、簡単に出入りすることができ、ま
た、施錠やその解除も簡単になされ、特に、単身者宿舎
や合宿所等の居住施設に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】隣り合う部屋の平面図である。
【図2】バスユニットの出入口部分の平面図である。
【符号の説明】
6 廊下 8 部屋 10 仕切り壁 12 居室 14 バスユニット 24 側壁 30 出入口 40 スライディングドア 42 スイングドア 50 ロックピン 52 ロック孔 54 ロック解除機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ直線状に延在する廊下を有し、前記
    廊下に沿って複数の部屋が列設された居住施設におい
    て、 前記廊下とは反対側に位置する部屋の端部であって部屋
    の外側に、隣接する部屋にまたがらせて一つのバスユニ
    ットを配置し、 このバスユニットの出入口を各部屋に臨ませて設けた、 ことを特徴とする居住施設のバスユニット。
  2. 【請求項2】 前記各部屋に臨むバスユニットの出入口
    には、一枚のスライディングドアがスライド可能に配設
    され、前記スライディングドアは、一つの出入口を開放
    した状態で他の一つの出入口を閉塞するように構成され
    ている請求項1記載の居住施設のバスユニット。
  3. 【請求項3】 前記各部屋に臨むバスユニットの出入口
    で前記スライディングドアの部屋側には、スウィングド
    アが設けられている請求項2記載の居住施設のバスユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 前記スライディングドアが一つの出入口
    を開放し、他の一つの出入口を閉塞した状態で該状態に
    スライディングドアをロックするロック機構が設けら
    れ、前記各部屋に臨むバスユニットの出入口で前記スラ
    イディングドアの部屋側にはそれぞれスウィングドアが
    設けられ、スライディングドアにより開放された出入口
    のスウィングドアを開けると、前記ロック機構によるロ
    ックを解除するロック解除機構が設けられている請求項
    1記載の居住施設のバスユニット。
JP2322096A 1996-01-16 1996-01-16 居住施設のバスユニット Pending JPH09195547A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2322096A JPH09195547A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 居住施設のバスユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2322096A JPH09195547A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 居住施設のバスユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09195547A true JPH09195547A (ja) 1997-07-29

Family

ID=12104579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2322096A Pending JPH09195547A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 居住施設のバスユニット

Country Status (1)

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JP (1) JPH09195547A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011165053A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Laurel Bank Machines Co Ltd 貨幣取引処理システム
JP2017066764A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 住友林業株式会社 建具ユニット
JP2017128972A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 株式会社サムコーポレーション ドアロックユニット及びこれを用いた部屋

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011165053A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Laurel Bank Machines Co Ltd 貨幣取引処理システム
JP2017066764A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 住友林業株式会社 建具ユニット
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