JPH08300698A - 熱記録装置 - Google Patents

熱記録装置

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JPH08300698A
JPH08300698A JP10971195A JP10971195A JPH08300698A JP H08300698 A JPH08300698 A JP H08300698A JP 10971195 A JP10971195 A JP 10971195A JP 10971195 A JP10971195 A JP 10971195A JP H08300698 A JPH08300698 A JP H08300698A
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JP
Japan
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drum
ink sheet
ink
thermal recording
image
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JP10971195A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Odai
佳明 尾台
Takeshi Takeda
岳 竹田
Ryoji Arima
亮司 有馬
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、色ずれが少なく、濃度むらやイン
ク汚れが少なく、解像度の高い高品質な画像を簡単な機
構で形成することを目的とするものである。 【構成】 インクシート22が巻き付けられる第1のド
ラム21と被記録材30が巻き付けられる第2のドラム
29とを有する2ドラム式とし、しかも両ドラム21,
29の圧接により転写を行うようにした。また、インク
シート22に対してレーザ光を照射するレーザユニット
27を発熱手段として使用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱により記録材を溶
融又は昇華させ、被記録材に転写する熱記録装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱記録装置は、複写機,ファクシ
ミリ,プリンタ等の各種の記録装置に広く適応されてい
る。このような熱記録装置において、最も一般的な構成
は、サーマルヘッド等の発熱手段とインクシートとを用
いたものであり(特開昭61−112667号公報
等)、表面平滑度の高い熱転写専用記録用紙に対しては
良好な記録が可能である。しかし、普通紙や再生紙等の
表面平滑度の低い用紙に記録しようとした場合、インク
が付着しにくく、画素抜けにより画質が劣化してしま
う。
【0003】一方、資源の有効活用や森林保護といった
環境保護面からは再生紙を使用することが望ましく、ま
た印刷のプルーフとしてあらゆる被記録材に対応した記
録方法が望まれている。このような目的を達するため、
インクシート上のインクを被記録材に直接転写するので
はなく、中間転写媒体を介して被記録材に記録する方法
がある。
【0004】図8は例えば特開平2−265757号公
報に示された従来の熱記録装置の要部を示す構成図であ
る。図において、1は中間転写媒体としての回転可能な
ゴムブランケットドラム、2はゴムブランケットドラム
1の外周面に対向している通電記録ヘッドであり、この
通電記録ヘッド2は、画像の情報を持つ記録信号に従っ
て電流を通電する。3はゴムブランケットドラム1と通
電記録ヘッド2との間に供給されるインクシート(通電
記録シート)であり、このインクシート3上には、熱溶
融インク3Aが塗布されている。3Bは通電記録ヘッド
2の加熱によりインクシート3からゴムブランケットド
ラム1上に転写された像である。
【0005】4はゴムブランケットドラム1の外周面に
対向しているハロゲンランプ、5はハロゲンランプ4の
背部に設けられた反射鏡、6はバックアップローラ、7
はバックアップローラ6とゴムブランケットドラム1と
の間に供給される受像紙、8はゴムブランケットドラム
1から受像紙7上に転写された転写画像である。
【0006】次に、動作について説明する。まず、ゴム
ブランケットドラム1が記録速度に応じた速度で矢印9
A方向へ回転される。その回転に追従し、インクシート
3が矢印9B方向へ移動する。このとき、通電記録ヘッ
ド2によりインクシート3の熱溶融インク3Aがゴムブ
ランケットドラム1上に転写されて像3Bが形成され
る。このゴムブランケットドラム1上の像3Bは、矢印
9A方向へ搬送され、反射鏡5により集光されたハロゲ
ンランプ4の光を吸収し発熱する。これにより、像3B
は、再び溶融又は軟化する。
【0007】一方、バックアップローラ6とゴムブラン
ケットドラム1との間には受像紙7が供給される。供給
された受像紙7は、摩擦により矢印9C方向へ搬送され
るが、このとき溶融又は軟化した像3Bが受像紙7上に
転写されて転写画像8が形成される。即ち、ハロゲンラ
ンプ4の光の照射により溶融又は軟化した像3Bは、バ
ックアップローラ6及びゴムブランケットドラム1への
接触により融点以下に冷却され固化する。そして、像3
Bの受像紙7への接着力がゴムブランケットドラム1に
対する接着力よりも大きいので、像3Bが受像紙7上に
転写されて転写画像8となる。このようにして、受像紙
7上に画像が形成、記録される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の熱記録装置においては、受像紙7上に多色画像
を形成する場合に、ローラ等により受像紙7を一色ごと
に往復させて像形成を行わなければならない。従って、
受像紙7の機構的な搬送精度が極めて重要となり、十分
な精度が得られなければ、各色の工程における色ずれが
起こってしまうという問題点があった。また、多色画像
は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の
3色の色材を用いた減法混色法により得られるが、それ
らの重ね合わせによる色、いわゆる二次色,三次色の再
現性や安定性にも悪影響を及ぼす、即ち得ようとする色
とは異なる色が形成されてしまうという問題点もあっ
た。
【0009】一方、画像形成する際の発熱手段として通
電ヘッドやサーマルヘッド等を用いた場合には、解像度
に限界がある。これに対し、レーザ光を利用すること
で、極めて高い解像度の画像が容易な構成で得られる。
しかし、上述したような従来技術においてレーザ光を利
用しようとすると、被記録材の記録幅全体に対して、レ
ーザ光を照射しなければならず、このためにはポリゴン
ミラーやFθレンズ等を用いてレーザ光を記録面に対し
てビームスキャンしてライン記録とする必要がある。従
って、レーザ出射口から被記録材の照射面までの光路間
にそれらの光学部品が多数介在するために、解像度の劣
化の原因となり、極めて高い解像度での画像形成の実現
は難しい。或は実現できたとしても、高精度を保持する
ために高価な装置になってしまうという問題点もあっ
た。
【0010】さらに、画像形成時やインクシート3の取
り付け・取り外し時にゴムブランケットドラム1上や受
像紙7上に静電気が発生すると、ゴミやほこり等が付着
し、それが画素欠陥の原因となり、画質が劣化してしま
うという問題点もあった。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、表面平滑度の
低い被記録材に対して極めて高い解像度で記録すること
ができ、また画像形成,転写時の異物混入を防止し、高
画質で記録することができる熱記録装置を得ることを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る熱
記録装置は、インクシートが接する回転可能な第1のド
ラムと、この第1のドラムの外周面に対向して設けら
れ、第1のドラムに巻き付けられたインクシートに画像
情報に応じて熱を与える発熱手段と、第1のドラムに接
離可能に設けられ、被記録材が巻き付けられる回転可能
な第2のドラムとを備えたものである。
【0013】請求項2の発明に係る熱記録装置は、イン
クシートに対してレーザ光を照射するレーザユニットを
発熱手段として使用したものである。
【0014】請求項3の発明に係る熱記録装置は、第1
のドラムの周長が、第2のドラムに巻き付けられた被記
録材の周方向に沿った長さの2倍よりも長くなっている
ものである。
【0015】請求項4の発明に係る熱記録装置は、第1
及び第2のドラムのうちの少なくともいずれか一方の外
周部が弾性体により構成されているものである。
【0016】請求項5の発明に係る熱記録装置は、第1
及び第2のドラムのうちの少なくともいずれか一方を、
インクシートのインクの溶融温度未満に加熱するドラム
加熱手段を備えたものである。
【0017】請求項6の発明に係る熱記録装置は、第1
のドラムの外周部に巻き付けられる交換可能な中間転写
媒体を備え、インクシートは中間転写媒体を介して第1
のドラムに巻き付けられるようにしたものである。
【0018】請求項7の発明に係る熱記録装置は、第1
のドラムに対向して設けられ、第1のドラムに巻き付け
られたインクシートの除電を行う除電手段を備えたもの
である。
【0019】請求項8の発明に係る熱記録装置は、第1
のドラムに巻き付けられる前のインクシートのインク層
側に対向するように設けられ、インク層上のごみを除去
するごみ除去手段を備えたものである。
【0020】請求項9の発明に係る熱記録装置は、被記
録材の記録面に対向するように設けられ、記録面上のご
みを除去するごみ除去手段を備えたものである。
【0021】請求項10の発明に係る熱記録装置は、イ
ンクシートにレーザ光を照射し、溶融・昇華したインク
を被記録材に転写する熱記録装置において、インクシー
トの除電を行う除電手段を備えたものである。
【0022】請求項11の発明に係る熱記録装置は、イ
ンクシートにレーザ光を照射し、溶融・昇華したインク
を被記録材に転写する熱記録装置において、インクシー
トのインク層上及び被記録材の記録面上の少なくともい
ずれか一方のごみを除去するごみ除去手段を備えたもの
である。
【0023】
【作用】請求項1の発明においては、インクシートが巻
き付けられる第1のドラムと被記録材が巻き付けられる
第2のドラムとを有する2ドラム式としたので、ライン
記録だけでなくシリアル記録も可能となる。
【0024】請求項2の発明においては、発熱手段とし
てレーザユニットを用いたので、解像度の高い画像を形
成することができる。
【0025】請求項3の発明においては、第1のドラム
の周長を第2のドラムに巻き付けられた被記録材の周方
向に沿った長さの2倍よりも長くすることにより、複数
色分のインクシートを第1のドラムに一度に巻き付ける
ことができ、色ずれが少なくなり、二次色,三次色の安
定性が向上する。
【0026】請求項4の発明においては、第1及び第2
のドラムのうちの少なくともいずれか一方の外周部を弾
性体で構成することにより、両ドラムの圧接部分が面状
となり、濃度むらの少ない安定した画像が得られる。
【0027】請求項5の発明においては、加熱手段によ
りインクシートを加熱することによって、濃度むらの少
ない画像を高速で得ることができる。
【0028】請求項6の発明においては、中間転写媒体
を交換することにより、濃度むらが少なく、インク汚れ
のない高品質な画像を得ることができる。
【0029】請求項7の発明においては、除電手段でイ
ンクシートの除電を行うことにより、静電気によるイン
クシートへのごみの付着を防止することができ、これに
より画素抜けや濃度むらの発生を防止することができ
る。
【0030】請求項8の発明においては、ごみ除去手段
でインクシートのインク層上のごみを除去することによ
り、画素抜けや濃度むらの発生を防止することができ
る。
【0031】請求項9の発明においては、ごみ除去手段
で被記録材の記録面上のごみを除去することにより、画
素抜けや濃度むらの発生を防止することができる。
【0032】請求項10の発明においては、除電手段で
インクシートの除電を行うことにより、静電気によるイ
ンクシートへのごみの付着を防止することができ、これ
により画素抜けや濃度むらの発生を防止することができ
る。
【0033】請求項11の発明においては、ごみ除去手
段でインクシートのインク層上や被記録材の記録面上の
ごみを除去することにより、画素抜けや濃度むらの発生
を防止することができる。
【0034】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の実施例1による熱記録装置
の要部を示す斜視図である。図において、21はインク
シート22が巻き付けられる第1のドラム、23は第1
のドラム21を回転させる第1のモータ、24は第1の
ドラム21のための第1の位置決めセンサである。ま
た、インクシート22は、ベースフィルム25上にイン
ク層26を積層したもので、インク層26が第1のドラ
ム21の外周面に接するように巻かれている。
【0035】27は第1のドラム21の外周面に対向し
て設けられている発熱手段としてのレーザユニットであ
り、このレーザユニット27は、LMガイド等の移動ユ
ニット28により第1のドラム21の軸と平行な方向へ
往復動可能になっている。また、レーザユニット27と
は、集光レンズをも含めたものを指しており、レーザそ
のものについては、例えば半導体レーザやYAGレーザ
など、所望の解像度での1画素を記録できれば種類は問
わない。
【0036】29は第1のドラム21の軸と平行な軸を
有し、第1のドラム21に接離可能に設けられている第
2のドラムであり、この第2のドラム29には、例えば
普通紙,ラフ紙,高級紙又はOHPなどの被記録材30
が巻き付けられる。31は第2のドラム29を回転させ
る第2のモータ、32は第2のドラム29のための第2
の位置決めセンサ、33は第2のドラム29を保持し、
画像転写時には第2のドラム29を第1のドラム21に
圧接させるドラム支持体である。このドラム支持体33
は、第1のドラム21側に設けることも可能である。
【0037】なお、第1及び第2のドラム21,29の
材料は、容易に変形するものでなければよく、特に限定
されないが、例えばアルミニウム等の金属製のものが使
用される。また、第1及び第2のドラム21,29は、
その周長が転写する画像の主走査サイズよりも長くなっ
ているとともに、その幅が転写する画像の副走査サイズ
よりも長くなっている。
【0038】また、ベースフィルム25は、例えばPE
Tなどである。サーマルヘッドを熱源とする場合は熱伝
導性が良い方が望ましいが、レーザ光を熱源とする場合
には、断熱性を有し、かつレーザの波長周辺の吸収率が
0に近い方が望ましい。
【0039】さらに、インク層26は、例えばバインダ
と顔料とから構成される。レーザ光を熱源とする場合に
は、ベースフィルム25上に光吸収層を介してインク層
26を積層したり、インク層26に使用するレーザ光の
波長周辺に高い吸収率を持つ物質、例えばカーボンなど
の光吸収物質をインク層26に含有させたりするのがよ
い。
【0040】次に、動作について説明する。まず、イエ
ローのインクシート22を第1のドラム21に巻き付
け、第1の位置決めセンサ24で第1のドラム21の位
置を設定し、レーザユニット27からのレーザ光により
インク層26を溶融させる。これにより、第1のドラム
21の表面に、例えば2000dpiのインクの鏡像画
像を形成する。このとき、第1のドラム21が矢印の方
向へ回転することにより画像の主走査方向が形成され、
移動ユニット28がレーザユニット27を矢印の方向へ
移動させることにより画像の副走査方向が形成される。
【0041】このような鏡像画像の形成後に、インクシ
ート22を除去し、レーザユニット27を初期位置まで
戻す。また、第1の位置決めセンサ24で第1のドラム
21の位置を、第2の位置決めセンサ32で第2のドラ
ム29の位置をそれぞれ設定し、その後第2のドラム2
9を第1のドラム21に圧接させる。そして、両ドラム
21,29を図示しないヒータで加熱しながら矢印の方
向へ同周速で回転させることにより、第1のドラム21
の表面の鏡像画像が第2のドラム29上の被記録材30
に転写され、イエローの画像が得られる。
【0042】同様にして、マゼンタ,シアンの各色画像
を被記録材30上に転写していくことにより、所望のカ
ラー画像が得られる。必要であれば、上記3色のインク
にブラックのインクを加えて画像を形成することもでき
る。
【0043】このような熱記録装置では、ライン記録だ
けでなくシリアル記録、即ちドラム円周方向を主走査方
向とする記録が可能となるため、非常に簡単な構成の光
学系で高解像度の記録が得られ、しかも両ドラム21,
29の圧接により転写を行うため、従来のプラテンロー
ラや搬送ローラで被記録材を往復させて多色転写を行う
工程と比べて、色ずれが少なく、濃度むらやインク汚れ
の少ない高品質な画像が簡単な機構で形成できる。ま
た、上記のように、第1のドラム21上に1色分画像を
形成する毎に被記録材30に転写を行うので、第1のド
ラム21上に3ないし4色の画像を形成する方法に比べ
て、前色の影響を受けにくく、良好な画質が得られる。
上記の装置により転写を行ったところ、濃度1.5以上
で滲みやインク汚れのない二次色,三次色の再現性に優
れた画像が得られた。
【0044】実施例2.なお、上記実施例1では被記録
材30上に画像を1色分ずつ順に転写したが、1度に転
写してもよい。つまり、第1のドラム21上にイエロー
の鏡像画像を形成した後、イエローのインクシート22
を除去するとともにレーザユニット27を初期位置に戻
し、マゼンタのインクシート22を第1のドラム21に
巻き付けて、イエローと同様にマゼンタの鏡像画像を第
1のドラム21上に重ねて形成する。同様にシアン、必
要であればブラックについても鏡像画像を第1のドラム
21上に重ねて形成する。そして、このようにして形成
された3色又は4色の鏡像画像を被記録材30上に1度
に転写する。
【0045】このような方法によっても、濃度1.5以
上で滲みやインク汚れのない二次色,三次色の再現性に
優れた画像が得られた。
【0046】実施例3.次に、図2はこの発明の実施例
3による熱記録装置の要部を示す斜視図である。図にお
いて、34は第1のモータ23により回転される第1の
ドラムであり、この第1のドラム34は、その周長が転
写する画像の主走査サイズの3倍又は4倍よりも長くな
っている。即ち、第1のドラム34の周長は、第2のド
ラム29に巻き付けられた被記録材30の周方向に沿っ
た長さに対して3倍又は4倍よりも長くなっている。3
5は第1のドラム34に巻き付けられたインクシートで
あり、このインクシート35は、1枚に3色分又は4色
分のインク層26が塗布されている。他の構成について
は、上記実施例1と同様である。
【0047】次に、動作について説明する。まず、イエ
ロー,マゼンタ,シアン、必要があればブラックのイン
ク層26が形成されたインクシート35を、隣合った各
色の画像形成開始位置の距離が第2のドラム29の周長
と一致するように第1のドラム34に巻き付ける。そし
て、第1の位置決めセンサ24により第1のドラム34
の位置を設定し、レーザ光によりインク層26を溶融さ
せて、第1のドラム34の表面に例えば2000dpi
のイエロー,マゼンタ,シアン,そしてブラックの鏡像
画像を形成する。このとき、第1のドラム34が矢印の
方向へ回転することにより画像の主走査方向が形成さ
れ、移動ユニット28がレーザユニット27を矢印の方
向へ移動させることにより画像の副走査方向が形成され
る。
【0048】このような鏡像画像の形成後に、インクシ
ート35を除去し、レーザユニット27を初期位置まで
戻す。また、第1の位置決めセンサ24で第1のドラム
34の位置を、第2の位置決めセンサ32で第2のドラ
ム29の位置をそれぞれ設定し、その後第2のドラム2
9を第1のドラム34に圧接させる。そして、第1のド
ラム34の表面のイエロー,マゼンタ,シアン,ブラッ
クの鏡像画像が第2のドラム29上の被記録材30に順
に転写され、所望の画像が得られる。
【0049】この実施例3の装置によっても、濃度1.
5以上で滲みやインク汚れのない二次色,三次色の再現
性に優れた画像が得られた。
【0050】なお、上記実施例3ではインクの色数に応
じて第1のドラム34の周長を画像の主走査サイズの3
倍又は4倍以上としたが、インクが2色であれば2倍以
上でよい。
【0051】また、上記実施例3ではインクシート35
の各色の画像開始位置の距離が第2のドラム29の周長
と一致するようにしたが、隣り合った各色のインクが重
ならないように巻き付け、鏡像画像を第1のドラム34
の表面に形成し、被記録材30への転写時に位置決めセ
ンサ24,32により位置合わせを行ってもよい。
【0052】実施例4.次に、図3はこの発明の実施例
4による熱記録装置の要部を示す構成図である。図にお
いて、36はインクシート22が巻き付けられる第1の
ドラム、37は被記録材30が巻き付けられる第2のド
ラムであり、これら第1及び第2のドラム36,37
は、それぞれゴムなどの弾性体により構成されている。
また、被記録材30への画像転写時には、転写箇所に例
えば数mmのニップ幅を有している。他の構成は、上記
実施例1と同様である。
【0053】このような熱記録装置では、第1及び第2
のドラム36,37の圧接部分が面状となるため、濃度
むらのない安定した画像を形成することができる。
【0054】なお、上記実施例4では両方のドラム3
6,37を弾性体で構成したが、いずれか一方の外周部
のみであってもよい。
【0055】実施例5.次に、図4はこの発明の実施例
5による熱記録装置の要部を示す構成図である。図にお
いて、38は第1のドラム21の外周面に対向して設け
られ、第1のドラム21を加熱するドラム加熱手段とし
てのヒートブロアであり、このヒートブロア38は、転
写時にインクの溶融温度を超えない温度、例えば50℃
の熱風を発するものである。39は第2のドラム29の
外周面に接しながら回転するように設けられ、第2のド
ラム29を加熱するドラム加熱手段としてのヒートロー
ラであり、このヒートローラ39は、転写時に例えば5
0℃に発熱するものである。
【0056】このような熱記録装置では、転写時にヒー
トブロア38及びヒートローラ39により第1及び第2
のドラム21,29を加熱することにより、濃度むらの
少ない画像を高速で得ることができる。また、この実施
例5の装置により、濃度1.6以上で滲みやインク汚れ
のない画像が高速で得られた。
【0057】なお、上記実施例5ではドラム加熱手段と
してヒートブロア38及びヒートローラ39を使用し、
それぞれの供給温度を50℃としたが、転写時の環境温
度よりも高く、インク溶融温度以下であれば、供給温度
は変更可能である。好ましくは、インクのガラス転移温
度を少し下回る程度の温度が良い。
【0058】実施例6.次に、図5はこの発明の実施例
6による熱記録装置の要部を示す構成図である。図にお
いて、40は第1のドラム21の外周部に巻き付けられ
ている中間転写媒体であり、この中間転写媒体40は、
例えばシリコンからなっている。また、インクシート2
2は、中間転写媒体40を介して第1のドラム21に巻
き付けられている。他の構成は、上記実施例1と同様で
ある。
【0059】このような熱記録装置では、第1のドラム
21に中間転写媒体40を装着した状態で上記実施例1
と同様の動作を行う。また、中間転写媒体40は、交換
可能になっているため、1色転写したごとに新しいもの
と交換する。これにより、インク汚れの発生が防止さ
れ、一層鮮明な画像を得ることができる。この実施例6
の装置により転写を行ったところ、濃度1.55以上で
滲みやインク汚れのない鮮明な画像が得られた。
【0060】なお、上記実施例6では中間転写媒体40
を1色転写ごとに交換したが、これに限定されるもので
はなく、例えば1画像ごとや数画像ごとに交換するよう
にしてもよい。また、中間転写媒体40は、交換後に再
利用できるものとしても、使い捨てのものとしてもよい
が、1画像転写ごとに交換し再利用するのが好ましい。
【0061】実施例7.次に、図6はこの発明の実施例
7による熱記録装置の要部を示す構成図である。図にお
いて、41は第1のドラム21に対向して設けられ、静
電気によるインクシート22及び第1のドラム21の表
面電位を検出する表面電位センサ、42は表面電位セン
サ41とは異なる箇所で第1のドラム21に対向する除
電手段としての除電エアガンであり、この除電エアガン
42は、インクシート22及び第1のドラム21上の静
電気を除去すると同時にごみも飛散させる。また、除去
エアガン42の幅は、レーザユニット27による副走査
サイズと同等である。
【0062】43は表面電位センサ41からの情報に応
じて除電エアガン42を制御する除電コントローラであ
り、インクシート22及び第1のドラム21の表面電位
に比例して、極性が逆のイオンを除電エアガン42から
射出させる。また、この実施例7で使用するインクシー
ト22は、ベースフィルム25とインク層26との間に
光吸収層44が介在している。この光吸収層44は、レ
ーザ光を吸収して熱に変換するもので、例えばカーボン
からなっている。上記実施例1でも述べたが、光吸収層
44の代わりに、インク層26に光吸収物質を含有させ
ることも可能である。
【0063】次に、動作について説明する。まず、イエ
ローのインクシート22を第1のドラム21に巻き付
け、第1の位置決めセンサ24で第1のドラム21の位
置を設定し、レーザユニット27からのレーザ光により
インク層26を溶融させる。これにより、第1のドラム
21の表面に、例えば2000dpiのインクの鏡像画
像を形成する。このような鏡像画像の形成後に、インク
シート22を除去し、表面電位センサ41でインクシー
ト22が巻き付けられた第1のドラム21の表面電位を
検出する。そして、表面電位が0になるように除電エア
ガン42により除電を行う。以降の動作は上記実施例1
と同様である。
【0064】このような装置では、画像形成中やインク
シート22の着脱時に生じる静電気が除電エアガン42
により除去されるため、空気中のごみや埃がインクシー
ト22に付着することによる画素抜けや濃度むらなどの
発生が防止される。従って、このような熱記録装置によ
り転写を行ったところ、濃度1.5以上で滲みやインク
汚れ、画素抜けのない優れた画像が得られた。
【0065】なお、上記実施例7では第1のドラム21
側のみに表面電位センサ41や除電エアガン42を設け
ているが、第2のドラム29側にも設けると一層効果的
である。
【0066】また、上記実施例7では表面電位に比例し
て除電を行ったが、比例でなくてもよい。さらに、除電
手段の制御パラメータは必ずしも表面電位でなくてもよ
い。さらにまた、除電コントローラ43を使用せずに、
常に一定の除電を行うようにしてもよい。
【0067】また、上記実施例7では除電手段として除
電エアガン42を示したが、除電手段はこれに限定され
るものではなく、例えば除電スプレー,除電ブロア又は
除電ブラシ等であってもよい。
【0068】さらに、上記実施例7では2ドラム式の熱
記録装置に除電手段を設けたが、除電手段は、熱源にレ
ーザ光を使用する熱記録装置全般に有効である。
【0069】実施例8.次に、図7はこの発明の実施例
8による熱記録装置の要部を示す構成図である。図にお
いて、51は第1のドラム21に供給されるインクシー
ト22が巻かれたインクシートロール、52はインクシ
ートロール51から第1のドラム21へインクシート2
2を供給するインクシート搬送ローラ、53は第1のド
ラム21に巻き付けられる前のインクシート22のイン
ク層上のごみを除去するごみ除去手段としての第1のブ
ロアである。
【0070】54は第2のドラム29に供給される被記
録材30が巻かれた被記録材ロール、55は被記録材ロ
ール54から第2のドラム29へ被記録材30を供給す
る被記録材搬送ローラ、56は第2のドラム29に巻き
付けられる前の被記録材30の記録面上のごみを除去す
るごみ除去手段としての第2のブロアである。なお、イ
ンクシートロール51は、イエロー,マゼンタ,シア
ン,必要ならばブラックの3又は4種類が存在する。他
の構成は、上記実施例1と同様である。
【0071】このような熱記録装置では、インクシート
22が第1のドラム21に巻き付けられる前に、インク
層上に付着しているごみが第1のブロア53により除去
される。また、被記録材30が第2のドラム29に巻き
付けられる前に、記録面に付着しているごみが第2のブ
ロア56により除去される。このため、空気中のごみや
埃がインクシート22や被記録材30に付着することに
よる画素抜けや濃度むらの発生が防止される。
【0072】このような熱記録装置により転写を行った
ところ、濃度1.5以上で滲みやインク汚れ、画素抜け
のない優れた画像が得られた。
【0073】なお、上記実施例8ではごみ除去手段とし
て第1及び第2のブロア52,56を示したが、これに
限定されるものではなく、例えばフェルト,有機溶剤
等、非接触,接触、乾式,湿式を問わず、種々の手段を
使用できる。
【0074】また、ごみ除去手段の配置位置も変更可能
であり、例えば第2のブロア56は第2のドラム29に
対向して設けてもよい。
【0075】さらに、上記実施例8では2ドラム式の熱
記録装置にごみ除去手段を設けたが、ごみ除去手段は、
熱源にレーザ光を使用する熱記録装置全般に有効であ
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
熱記録装置は、インクシートが巻き付けられる第1のド
ラムと被記録材が巻き付けられる第2のドラムとを有す
る2ドラム式としたので、ライン記録だけでなくシリア
ル記録も可能となり、しかも両ドラムの圧接により転写
を行うため、従来のプラテンローラや搬送ローラで被記
録材を往復させて多色転写を行う工程と比べて、色ずれ
が少なく、濃度むらやインク汚れの少ない高品質な画像
を簡単な機構で形成することができるなどの効果を奏す
る。
【0077】請求項2の発明の熱記録装置は、インクシ
ートに対してレーザ光を照射するレーザユニットを発熱
手段として使用したので、上記請求項1の発明と同様の
効果に加えて、解像度の高い画像を形成することができ
るという効果を奏する。
【0078】請求項3の発明の熱記録装置は、第1のド
ラムの周長が、第2のドラムに巻き付けられた被記録材
の周方向に沿った長さの2倍よりも長くなっているの
で、上記請求項1の発明と同様の効果に加えて、複数色
分のインクシートを第1のドラムに一度に巻き付けるこ
とができ、色ずれが少なくなり、二次色,三次色の安定
性が向上するという効果を奏する。
【0079】請求項4の発明の熱記録装置は、第1及び
第2のドラムのうちの少なくともいずれか一方の外周部
が弾性体により構成されているので、上記請求項1の発
明と同様の効果に加えて、両ドラムの圧接部分が面状と
なり、濃度むらの少ない安定した画像が得られるという
効果を奏する。
【0080】請求項5の発明の熱記録装置は、加熱手段
によりインクシートを加熱するようにしたので、上記請
求項1の発明と同様の効果に加えて、濃度むらの少ない
画像を高速で得ることができるという効果を奏する。
【0081】請求項6の発明の熱記録装置は、第1のド
ラムの外周部に巻き付けられる交換可能な中間転写媒体
を備え、インクシートは中間転写媒体を介して第1のド
ラムに巻き付けられるようにしたので、上記請求項1の
発明と同様の効果に加えて、濃度むらが少なく、インク
汚れのない高品質な画像を得ることができるという効果
を奏する。
【0082】請求項7の発明の熱記録装置は、第1のド
ラムに巻き付けられたインクシートの除電を行う除電手
段を第1のドラムに対向して設けたので、上記請求項1
の発明と同様の効果に加えて、静電気によるインクシー
トへのごみの付着を防止することができ、これにより画
素抜けや濃度むらの発生を防止することができるという
効果を奏する。
【0083】請求項8の発明の熱記録装置は、インク層
上のごみを除去するごみ除去手段を、第1のドラムに巻
き付けられる前のインクシートのインク層側に対向する
ように設けたので、上記請求項1の発明と同様の効果に
加えて、画素抜けや濃度むらの発生を防止することがで
きるという効果を奏する。
【0084】請求項9の発明の熱記録装置は、記録面上
のごみを除去するごみ除去手段を、被記録材の記録面に
対向するように設けたので、上記請求項1の発明と同様
の効果に加えて、画素抜けや濃度むらの発生を防止する
ことができるという効果を奏する。
【0085】請求項10の発明の熱記録装置は、インク
シートにレーザ光を照射し、溶融・昇華したインクを被
記録材に転写する熱記録装置において、インクシートの
除電を行う除電手段を備えたので、静電気によるインク
シートへのごみの付着を防止することができ、これによ
り画素抜けや濃度むらの発生を防止することができると
いう効果を奏する。
【0086】請求項11の発明の熱記録装置は、インク
シートにレーザ光を照射し、溶融・昇華したインクを被
記録材に転写する熱記録装置において、インクシートの
インク層上及び被記録材の記録面上の少なくともいずれ
か一方のごみを除去するごみ除去手段を備えたので、ご
み除去手段でインクシートのインク層上や被記録材の記
録面上のごみを除去することにより、画素抜けや濃度む
らの発生を防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1,2による熱記録装置の
要部斜視図である。
【図2】 この発明の実施例3による熱記録装置の要部
斜視図である。
【図3】 この発明の実施例4による熱記録装置の要部
構成図である。
【図4】 この発明の実施例5による熱記録装置の要部
構成図である。
【図5】 この発明の実施例6による熱記録装置の要部
構成図である。
【図6】 この発明の実施例7による熱記録装置の要部
構成図である。
【図7】 この発明の実施例8による熱記録装置の要部
構成図である。
【図8】 従来の熱記録装置の一例の要部を示す構成図
である。
【符号の説明】
21,34,36 第1のドラム、22,35 インク
シート、27 レーザユニット(発熱手段)、29,3
7 第2のドラム、30 被記録材、38 ヒートブロ
ア(ドラム加熱手段)、39 ヒートローラ(ドラム加
熱手段)、40中間転写媒体、42 除電エアガン(除
電手段)、53 第1のブロア(ごみ除去手段)、56
第2のブロア(ごみ除去手段)。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクシートが接する回転可能な第1の
    ドラムと、 この第1のドラムの外周面に対向して設けられ、上記第
    1のドラムに巻き付けられたインクシートに画像情報に
    応じて熱を与える発熱手段と、 上記第1のドラムに接離可能に設けられ、被記録材が巻
    き付けられる回転可能な第2のドラムとを備えているこ
    とを特徴とする熱記録装置。
  2. 【請求項2】 発熱手段は、インクシートに対してレー
    ザ光を照射するレーザユニットであることを特徴とする
    請求項1記載の熱記録装置。
  3. 【請求項3】 第1のドラムの周長は、第2のドラムに
    巻き付けられた被記録材の周方向に沿った長さの2倍よ
    りも長くなっていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の熱記録装置。
  4. 【請求項4】 第1及び第2のドラムのうちの少なくと
    もいずれか一方の外周部が弾性体により構成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに
    記載の熱記録装置。
  5. 【請求項5】 第1及び第2のドラムのうちの少なくと
    もいずれか一方を、インクシートのインクの溶融温度未
    満に加熱するドラム加熱手段を備えていることを特徴と
    する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の熱記録
    装置。
  6. 【請求項6】 第1のドラムの外周部に巻き付けられる
    交換可能な中間転写媒体を備え、インクシートは上記中
    間転写媒体を介して第1のドラムに巻き付けられるよう
    になっていることを特徴とする請求項1ないし請求項5
    のいずれかに記載の熱記録装置。
  7. 【請求項7】 第1のドラムに対向して設けられ、上記
    第1のドラムに巻き付けられたインクシートの除電を行
    う除電手段を備えていることを特徴とする請求項1ない
    し請求項6のいずれかに記載の熱記録装置。
  8. 【請求項8】 第1のドラムに巻き付けられる前のイン
    クシートのインク層側に対向するように設けられ、上記
    インク層上のごみを除去するごみ除去手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに
    記載の熱記録装置。
  9. 【請求項9】 被記録材の記録面に対向するように設け
    られ、上記記録面上のごみを除去するごみ除去手段を備
    えていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のい
    ずれかに記載の熱記録装置。
  10. 【請求項10】 インクシートにレーザ光を照射し、溶
    融・昇華したインクを被記録材に転写する熱記録装置に
    おいて、上記インクシートの除電を行う除電手段を備え
    ていることを特徴とする熱記録装置。
  11. 【請求項11】 インクシートにレーザ光を照射し、溶
    融・昇華したインクを被記録材に転写する熱記録装置に
    おいて、上記インクシートのインク層上及び上記被記録
    材の記録面上の少なくともいずれか一方のごみを除去す
    るごみ除去手段を備えていることを特徴とする熱記録装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015098323A1 (ja) * 2013-12-26 2015-07-02 株式会社コガネイ 部品供給装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015098323A1 (ja) * 2013-12-26 2015-07-02 株式会社コガネイ 部品供給装置
WO2015097816A1 (ja) * 2013-12-26 2015-07-02 株式会社コガネイ 部品供給装置

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