JPH08299397A - 骨壺埋葬器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 今まで手の届かなかった所に、容易に納骨が
でき、なおかつ確実に納骨が出来る骨壺埋葬器を提供す
る。 【構成】 本体（１）の上部に握り手（２）を設け、ス
ライド握り手（５）を設け、ワイヤー（３）を装着し
た。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、本体にワイヤーを装
着した骨壺埋葬に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、金物の先に曲面のついた骨壺埋葬
器があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ）曲面が一定のため、各サイズの骨壺が固定しにく
かった。 （ロ）埋葬のとき、骨壺の固定はずれがあり骨壺を落と
す事故があった。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本体（１）の上部に握り
手（２）を設け、本体（１）の下部に、ワイヤー通し穴
（４）を設け、本体（１）とスライド握り手（５）の間
にワイヤー（３）を装着したものである。本発明は、以
上の構成よりなりうる骨壺埋葬器である。

【０００５】

【作用】握り手（２）にスライド握り手（５）を上下に
移動することによってワイヤー（３）の長さがかわり、
各サイズの骨壺の固定と固定解除が出来る。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ）本体（１）の上部に、握り手（２）を設け、本体
（１）の下部にワイヤー通し穴（４）を設ける。 （ロ）本体（１）の背面に、スライド握り手（５）を設
ける。 （ハ）本体（１）の下部に、ワイヤー（３）の一方を固
着し、ワイヤー（３）の他方を本体（１）の正面よりワ
イヤー通し穴（４）の背面に通す。 （ニ）ワイヤー（３）をスライド握り手（５）下部の穴
あきボルト（６）に通す。 （ホ）穴あきボルト（６）に、蝶ネジ（７）を設ける。 （ヘ）本体（１）の正面下部に、ゴムストッパー（８）
を設ける。 本発明は以上のような構成よりなっている。本発明を使
用する時は、ワイヤー（３）の輪の中に骨壺を入れスラ
イド握り手（５）を下にさげ、ワイヤー（３）の輪の大
きさを穴あきボルト（６）の上部のワイヤー（３）とス
ライド握り手（５）で調節し、蝶ネジ（７）を締め、握
り手（２）とスライド握り手（５）を、手で同時に握る
ことによって本体（１）の下部のワイヤーがしまり、大
きい骨壺から小さい骨壺まで確実にゴムストッパー
（８）に固定が出来る。なお、図（３）のように本体
（１）の下部に収縮自在部（９）と収縮自在ストッパー
（１０）を設けた、収縮自在装置付骨壺埋葬器にもなり
うる。

【０００７】

【発明の効果】本発明をすることによって、手のとどか
なかった場所の骨壺の出し入れができ、これまでの墓地
関係者の苦痛を解消する。なおかつ骨壺を落とす事故は
ない。

【図面の簡単な説明】

【第１図】本発明の側面図である。

【第２図】本発明の使用状態を示す側面図である。

【第３図】本発明の他の使用状態を示す側面図である。

【符号の説明】

１ 本体 ２ 握り手 ３ ワイヤー ４ ワイヤー通し穴 ５ スライド握り手 ６ 穴あきボルト ７ 蝶ネジ ８ ゴムストッパー ９ 収縮自在部 １０ 収縮自在ストッパー

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 本体（１）の上部に握り手（２）を設
   け、本体（１）の背面にスライド握り手（５）を設け、
   本体（１）の下部とスライド握り手（５）の下部の間に
   ワイヤー（３）を装着した骨壺埋葬器。
2. 【請求項２】 本体（１）の下部に、収縮自在部（９）
   と収縮自在ストッパー（１０）を設けた請求項１記載の
   骨壺埋葬器。