JP4722345B2 - 身体の冷却加熱装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓄熱材を封入した冷却加熱部にエアーを送給しながら身体に接当使用する身体の冷却加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、身体の発熱時や夏期等において患部や昇温した頭部等を、冷却せしめた冷却パットを押し当てることにより、症状の治癒或いは鎮静を行うことは既に知られている。
従来、上記のような冷却パットは、高分子化合物からなるゲル状の保冷材をビニール等の皮膜で形成した袋状の容器内に充填密封した構成にし、これを冷蔵庫等で冷やしたのち取り出して、身体の局部に装着して使用するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のような構成による冷却パットは、冷蔵庫等で簡単に冷却し得ると共に、冷却状態を比較的長持ちさせながら周囲を大きく濡らすことがない等の利点はあるが、例えば身体の頭部に装着し単に覚醒を目的として使用する際には、冷蔵庫で冷却したままの冷却パットは、冷た過ぎて長時間の使用に耐えられないものであると共に、このような場合に適温とされる身体(頭脳)温度より所定値だけ低い、略25℃前後の適温に維持することが困難で、冷却パットを上記のような適温で使用すると、該冷却パットは体温又は外気温によって直ちに同程度に昇温して、覚醒等の冷却効果を奏し得ない等の欠点がある。
また上記適温状態で冷却パットを使用しようとすると、冷却パットを昇温後に取り外して幾度となく冷却して、再装着しなければならない等の煩雑な使用態様を必要とする等の課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明による身体の冷却加熱装置は、第1に、密閉状に形成した皮膜20内に蓄熱材22を封入してなる接当部7と、該蓄熱材22をエアーで冷却又は加熱するように密閉状に形成した送気室23とからなる冷却加熱部2と、該冷却加熱部2の送気室23内に冷却又は加熱されたエアーを導管50を介して送給するエアー送給装置5とからなり、送気室23或いは該送気室23と導管50を連結するバルブ部26から、エアーを身体の局部に対し直接的に送出せしめることを特徴としている。
【0005】
第2に、エアー送給装置5側から導管50を介して、冷却エアーと共に冷水を送気室23内に送給するようにしたことを特徴としている。
【0006】
に、導管50の端部を冷却機4の冷却庫40内に巻き込み状態で収納せしめると共に、導管50を介して冷却されたエアーを冷却加熱部2に送給することを特徴としている。
【0007】
に、エアーを送気装置51によって冷却加熱部2に脈流状態で送給することを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面において符号1は本発明に係わる身体の冷却加熱装置を示し、図示例の実施形態では、身体の頭等の局部に装着して冷やすことができる冷却加熱装置(以下冷却装置と言う)1にしており、この冷却装置1は、局部に装着されて接触部分を冷やすようにした冷却加熱部(以下冷却部と言う)2と、該冷却部2を局部に着脱可能に支持する取付部材としてのバンド3と、上記冷却部2に送給するエアーを冷却する冷却機4と、冷却機4で冷却されたエアー(冷却エアー)を可撓性び断熱性を有する導管50を介して、冷却部2に所定の送気量と圧力で送給する送気装置51とからなるエアー送給装置5等で構成している。
【0009】
また上記エアー送給装置5の送気装置51及び冷却機4は、リモート操作可能に設けた操作部6の操作によって、ON,OFF作動及び送気量,送気圧力,温度等の諸要素をコントロール可能にしており、これにより身体の局部毎に好適な冷却エアー(以下冷風と言う)を維持させながら冷却部2に送給し、局部温度及び外気温度によって冷却部2が昇温されることによる、局部冷却効果の低減を防止することができるようにしている。
【0010】
以下各部の詳細な構成及び作用等について説明する。先ず図1〜図5を参照し冷却部2について説明すると、この冷却部2は身体局部の1例とし頭部の局所を効率よく快適に冷やすことができると共に、頭部への装着及び頭部の各局所に対する選択使用を簡単に行うことができる構成にしている。
即ち、冷却部2は、ビニール等の防水性及び可撓性を有する内外の皮膜20によって、蓄熱室21を偏平パイプ状の密閉室に形成し、該蓄熱室21内に一般的に使用されている保温袋充填用のゲル状蓄熱部材等からなる蓄熱材(以下保冷材と言う)22を封入して筒状ブロック体の接当部(接当冷却部)7を構成している。
【0011】
そして、内側皮膜20はその周囲を閉成した内部に、冷風又は温風を送給可能な冷却加熱室としての送気室23を密閉形成しており、該送気室23の一側にワンタッチ着脱可能なカプラ等からなる接手部25を有するバルブ部26を設け、該接手部25を介して前記導管50と着脱可能に連結するようにしている。
また図示例の冷却部2は、送気室23内に含水性を有する布材等からなる保水膜80を中空室の一側から他側に向けて張設し、且つその両側コーナー部に給水性合成樹脂材等からなる保水材81を内装しており、これによってエアー送給装置5側から冷却エアーに冷水を水滴状態で混入送給する場合に、送気室23内で保水膜80或いは保水材81等からなる保水部材8に、所定量分の冷水を安定よく給水保持させながら、冷却部2の冷却効果を冷風と共に向上せしめるようにしている。
【0012】
また前記バルブ部26は、図5で示すように導管50側から送給される冷風を送気室23に送給する経路と、後述するエアー送出口9側へ送給する経路と、送気室23とエアー送出口9の両方に同時送給する経路とを、操作レバー9aの回動操作によって選択切換可能なバルブ構造にしており、これにより使用者の好みと必要により、冷風を所望に切換えて冷却部2を自由に使用することができるようにしている。
【0013】
また冷風の上記のような使用形態は図6で示す別実施形態のように、冷却エアーを送気室23側から局部との接触部側に向けて直接的に送出するように、エアー送出口90を複数開口せしめるようにしてもよいものであり、この場合には該エアー送出口90を開閉可能に閉鎖するバルブ91を皮膜状部材で開閉可能に構成するとよく、これによれば同図の実線で示すように、皮膜20に対しバルブ91の剥離可能に貼着した一側を点線で示すように折り返すことにより、上記エアー送出口90を選択可能に開口させることができる。
従って、冷風を冷却部2に開口したエアー送出口90を介し、当該エアー送出口90に対接する局部に対し、冷却と送風に伴う直接刺激を相乗的に付与することができると共に、また身体局部と接し且つ外気温度に伴い昇温されようとする冷却部2の保冷材22を冷却することができるので、冷却部2の昇温による局部の冷却効果の低減を防止することができる等の利点がある。
【0014】
そして、上記のように構成した冷却部2は接当冷却部7の他側面に上下縁を取着した保持部30を設け、該保持部30と皮膜20間にベルト状のバンド3を挿通自由にすることにより、バンド3を介して冷却部2を身体の適所に簡単に着脱でき、また冷却部2を頭から外すことなくバンド3に沿って任意な位置に移動支持することができる。
尚、バンド3はその両側をベルベットファスナー等の着脱手段で長さ調節を簡単に行うようにしていると共に、図示例の冷却部2及びバンド3は人或いは動物の頭にハチマキ状に巻き付けて着脱可能な構成にしている。
【0015】
次に、エアー送給装置5について図1を参照し説明する。図示例のエアー送給装置5は、家庭用の冷蔵庫を簡単に設置することができる冷却機4を利用しており、該冷却機4の冷却庫40内に送気装置51の吸気口側に連結した導管50の端部側50aを巻き込み載置した状態で収納している。
この構成により導管50は、巻き込み状態で冷却庫40に収納する簡単な手段によって、冷気との接触面積を大きくとることができるから、導管50内のエアーを効率よく簡単に冷却することができると共に、導管50端部から冷気を吸い込み送気装置51によって、冷風を冷却部2の送気室23或いはエアー送出口9,90側に向けて、簡潔で廉価な構成によって円滑に送給することができる等の特徴がある。
尚、図示例では冷却機4は家庭で汎用されている小型冷蔵庫の冷却庫40を利用したが、これに限ることなく、専用的に構成した薄型の冷却庫40内に導管50を収納すると、利便性を有しながら装置全体を小型で廉価なものにすることができ、また送気装置51は冷却庫40の外部に設してもよいものある。
【0016】
またこの実施形態において、冷却庫40内の冷却温度は氷点下にしないで、略1℃〜5℃程度に設定していると共に、送気装置51から冷却部2に至る導管50は断熱性チューブを用い省エネと放熱防止を図るようにしていることにより、冷却部2の局部との接触温度を略22℃〜27℃程度に冷却維持することができるようにしている。
尚、上記のような温度設定は、例えば冷却部2内に温度センサを設け、これによりエアー送給装置5を制御するようにしてもよいものである。
【0017】
次に以上のように構成した冷却加熱装置1について、冷却部2を頭部に装着して使用する態様について説明する。
先ず、図2で示すように冷却部2をバンド3に挿通支持した状態で図1に示すように頭部に装着し、操作部6を操作しエアー送給装置5を作動させると、冷却機4は導管50の始端部側を冷却し、送気装置51によって導管50を介し冷風をバルブ部26から冷却部2の送気室23内に送給する。
このとき、頭部に装着している冷却部2は、外気温度の影響を受けながら頭部との接触による頭部温度(以下体温という)によって、皮膜20を介し保冷材22を体温程度又は外気温度に近づけるように伝熱昇温しようとするが、保冷材22は連続的に送給される冷風によって冷却され、頭部の局所を冷却するに適温の略22℃〜27℃程度に常時維持される。
【0018】
従って、従来の例えば冷蔵庫等で冷却した袋詰めした保冷材(冷却パット)で頭部を冷やす場合には、適温以下の冷た過ぎる温度で冷やすことによる不快感を伴うこと、及び冷却パットは極めて短時間に体温によって昇温するので頭部の冷却効果を早期に失うと共に、これを長時間用いた場合には冷却パットを頭部から取り外して、新たに冷却しながら都度装着しなければならない等の煩雑な使用方法が求められるものであるが、これに対し本発明によれば、密閉状に形成した皮膜20内に保冷材22を封入してなる接当冷却部7と、該保冷材22を冷却エアーで冷却するように密閉形成した送気室23と、該送気室23内に冷却エアーを導管50を介して送給するエアー送給装置5と、上記接当冷却部7と送気室23とからなる冷却部2を身体の局部に簡単に装着するようにしているので、上記のような、従来の冷却手段による欠点を具合よく解消することができる。
【0019】
即ち、冷却部2は冷風によって保冷材22が逐次冷却されその温度上昇が防止されると共に、保冷材22が冷却熱を良好に蓄熱するので、この分冷却エアー装置5に負担を掛けることなく、冷却部2を長期間にわたり適温範囲に効率よく保持することができ、頭部に対し冷却部2を装着したままの使用を、適温で不快感を伴うことなく快適且つ簡単に使用することができる。
また本発明によれば、頭部の左右側の一方又は額部分に択一的に位置決め接触可能な大きさと構成を以てバンド3に取り付けた冷却部2は、図1で示すように右側頭部の局所に対しても簡単に位置決め接触させることができるので、右脳を集中的に冷やすことによる、この部の脳内温度の抑制及び低温接触感覚を通じて得られる覚醒作用によって、使用者の意識を長時間にわたって右脳側に集中的に持続せしめることを容易に可能にすることができる等の利点を創出する。
【0020】
従って、頭脳の使用において、読み書き計算などの理論的能力を担う左脳を偏重的に使用している近年の傾向、並びに音楽,芸術などの理解や空間的認識並びに創造力,感性を担う右脳使用の低下傾向にあると言われている、左脳偏重使用による左脳巨大化の課題に対しても、右脳側局所を冷却部2によって所望の時間にわたり快適且つ自由に冷しながら、意識の集中も自然に継続するように行うので、右脳の覚醒を促すと共に外部刺激による積極的使用によって、右脳の活性化を適切に図ることができる等の効果を期待することができる。
【0021】
尚、図示例の冷却部2で左側頭部或いは額部側を冷やしたい場合には、冷却部2は点線で示すように頭部に装着したままバンド3の周方向に簡単にスライド移動させることができると共に、冷却部2をバンド3と共に、反転させても装着使用することができるので、所望の位置に冷却部2を適切に位置決めし、例えば数学等の学習を行う際に冷却部2で左脳を冷し、この部の脳内温度上昇を抑制し鎮静作用によってリラックス状態に導き、その活性を図ることができるようにするので、特に受験勉強をする受験生にとっても、利便性を有しその使用効果を発揮させる等の特徴がある。
【0022】
また上記のような使用において、送気室23或いは該送気室23と導管50を連結するバルブ部26から、冷却エアーを身体の局部に対し直接的に送出せしめるようにした冷却装置1は、接当冷却部7で局部を冷やしながら冷風を当該局部の皮膚に対しても直接的に送給するので、冷却部2と異なる冷風による動的冷却刺激を、皮膚を通して脳の働きを同時に効果的に活性させることができ、また学習中に伴う眠気に抗し覚醒を速やかに促すことができる等の利点がある。
【0023】
またこの際、小型コンプレッサを採用する等の手段によって送気装置51を構成し、冷風を断続的な高低圧の脈流状態で冷却部2に送給するようにすると、局部及び皮膚に対する冷風の脈流振動を、簡潔で廉価な構成によって効果的に付与することができると共に、冷風振動によって接触部のツボ刺激をしたりマッサージ作用による血流の促進を図ることができる。
さらに、冷却庫40或いは冷却庫40内の導管50内で生じる結露水を冷風に乗せて送気室23に水滴状態で送給すると、冷たい水を送気室23内の保水部材8に保持させながら冷却部2を効率よく冷却することができると共に、冷却庫40内から単一な導管50を用いる簡潔で廉価な構成によって冷風の送給を円滑に行うことができる等の特徴がある。
【0024】
また以上のように構成した冷却装置1は、上記のような冷却部2に変えて両眼の周囲を冷やすことができる眼部冷却具2aを接手部25に取着することができるようにしている。
この眼部冷却具2aは、前記冷却部2と同様な構成の送気室23を有すると共に、図7で示すように両眼に対応する部分を強く押圧しないように開口し、その周囲をリング上の接当冷却部7にしており、該接当冷却部7に複数のエアー送出口90を図6で示すものと同様な構成によって開閉可能に設けている。
これによれば、冷却部2で眼球の周囲を適切に冷やすことができると共に、例えば眼球の周囲に点在する指圧ツボに位置するエアー送出口90から、冷風を所望に送出しつぼ刺激を相乗的に加えることができる等の特徴がある。
【0025】
尚、本発明は実施形態の使用に限ることなく、従来のものと同様に発熱時や夏期等において、人や動物等の身体の患部や昇温した頭部等を冷却治癒せしめる目的で使用してもよいものであり、この場合には冷却部2を局部に適応する温度に自由に設定するとよい。
また送気室23は図示例のものに限ることなく、例えば冷却加熱部2の蓄熱部材22中に、導管50をエアーの循環路を形成するように直接的に挿入することによって構成してもよいものである。
【0026】
また本発明によれば、図示しない発熱装置を有するエアー送給装置5側から温熱治癒等に好適な温度に過熱した温風を送気室23内に送給してもよく、この場合には、蓄熱部材22は温風により加熱されて温熱適正温度に維持する保熱材となり、送気室23及び接当部(接当加熱部)7を介して、身体の局部に温熱作用を付与する温熱器機にすることができる。
従って、以上のように構成した身体の冷却加熱装置は、上記のような使用例の他、接当部7を例えば日常的に使用する枕、ベッド、マット並びに介護や治療用のものに利用することができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明に係わる身体の冷却加熱装置は、以上説明したように構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。
(1)密閉状に形成した皮膜内に蓄熱材を封入してなる接当部と、該蓄熱材をエアーで冷却又は加熱するように密閉状に形成した送気室とからなる冷却加熱部と、該冷却加熱部の送気室内に冷却又は加熱されたエアーを導管を介して送給するエアー送給装置とから構成したことにより、例えば蓄熱材としての保冷材は冷風によって随時冷却されその温度上昇を防止するので、冷却加熱部を長期間にわたり適温範囲に効率よく保持し、冷却加熱部を装着した使用を不快感を伴うことなく簡単に使用することができる。
【0028】
(2)エアー送給装置側から導管を介して、冷却エアーと共に冷水を送気室内に送給するようにしたことにより、冷たい水を送気室内に保持させながら冷却部を効率よく冷却することができると共に、冷却庫内から単一な導管を用いた冷風の送給を簡潔で廉価な構成によって提供することができる。
【0029】
(3)送気室或いは該送気室と導管を連結するバルブ部から、エアーを身体の局部に対し直接的に送出せしめるようにしたことにより、例えば冷却加熱部によって局部を冷やしながら、冷風を当該局部の皮膚に対しても直接的に送給するので、冷風による接当部と異なる動的冷却刺激を皮膚を通して効果的に付与することができる。
【0030】
(4)導管の端部を冷却機の冷却庫内に巻き込み状態で収納せしめると共に、導管を介して冷却されたエアーを冷却加熱部に送給するようにしたことにより、導管を巻き込み状態で冷却庫に収納する簡単な手段によって、冷気との接触面積を大きくとることができるから、簡単で廉価な構成を以て導管内のエアーを効率よく冷却することができる。
【0031】
(5)エアーを送気装置によって冷却加熱部に脈流状態で送給するようにしたことにより、局部及び皮膚に対する断続的な高低圧の脈流状態の冷却エアー又は温熱エアーによる振動を効果的に付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる身体の冷却加熱装置の全体斜視図。
【図2】 図1の冷却加熱部の一実施形態を示す斜視図。
【図3】 図2の構成を示す平断面図。
【図4】 図2の縦断面図。
【図5】 図2のバルブ部の構成を示す縦断面図。
【図6】 冷却加熱部のエアー送出口の別実施形態の構成を示す平断面図。
【図7】 冷却加熱部の別実施形態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 冷却加熱装置(冷却装置)
2 冷却加熱部(冷却部)
3 バンド部(取付部材)
4 冷却機(冷却加熱機)
5 エアー送給装置
6 操作部
7 接当部(接当冷却部)
9 エアー送出口
20 皮膜
22 蓄熱材(保冷材)
23 送気室(冷却室)
26 バルブ部
40 冷却庫
50 導管

Claims (4)

  1. 密閉状に形成した皮膜(20)内に蓄熱材(22)を封入してなる接当部(7)と、該蓄熱材(22)をエアーで冷却又は加熱するように密閉状に形成した送気室(23)とからなる冷却加熱部(2)と、該冷却加熱部(2)の送気室(23)内に冷却又は加熱されたエアーを導管(50)を介して送給するエアー送給装置(5)とからなり、送気室(23)或いは該送気室(23)と導管(50)を連結するバルブ部(26)から、エアーを身体の局部に対し直接的に送出せしめる身体の冷却加熱装置。
  2. エアー送給装置(5)側から導管(50)を介して、冷却エアーと共に冷水を冷却室(23)内に送給するようにした請求項1の身体の冷却加熱装置。
  3. 導管(50)の端部を冷却機(4)の冷却庫(40)内に巻き込み状態で収納せしめると共に、導管(50)を介して冷却されたエアーを冷却加熱部(2)に送給する請求項1又は2の身体の冷却加熱装置。
  4. エアーを送気装置(51)によって冷却加熱部(2)に脈流状態で送給する請求項1又は2又は3の身体の冷却加熱装置。
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