JPH08298910A - 釣具ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 釣り具ケースを非力な人でも簡単に大型のも
のを取り扱う事が出来るよう提供することを主たる目的
とする。 【構成】 釣り具ケースの底面にキャスタを形成したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、魚釣用の釣り具及び備
品を収納する釣り具ケースに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の釣り具ケースは持ちはこびによる
移動時、把手によるものや肩から吊り下げるショルダー
バンドの付いたものがあつた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、大型
のケースにおいて、ケース内部に用具及び備品が満載さ
れたとき、老人や女性及び子供等のように非力な場合、
自由に持ちはこび出来ないと言う欠点が有った。

【０００４】

【発明が解決するための手段】上記従来例が有する、問
題点を解決することを課題として、本発明は、釣り具ケ
ースの底面にキヤスタを取付けるよう構成したことを、
請求項１とするものである。

【０００５】又釣り具ケースの底面に取付けられたキヤ
スタを収納可能とすることにより、車内及び傾斜面等で
の放置時の自然移動を防止するよう構成したことを請求
項２とするものである。

【０００６】

【作 用】本発明は、上記構成により、ケースの底面に
取付けられたキャスタの車輪の転がりにより、釣り具ケ
ースを持ち上げなくても場所移動することが出来る。

【０００７】

【実施例】以下本発明の構成を図面に示す実施例を参照
して説明する。 実施例１ 図１は本発明の実施例１の外観斜視図を示す。ケース
（１）の底面外周部にキャスタ（２）を取付ける。階段
や非舗装道路での移動において、ケース（１）を持ち上
げるために把手（３）を持ち運びをするためにショルダ
ーバンド（４）を設けてある。

【０００８】実施例２ 図２は本発明の実施例２の通常移動使用時の外観斜視図
を示す。又、図３は本発明の実施例２のキヤスタ収納時
の断面図を示す。釣り具ケース（１）の下部外周部には
袴状の可動枠（５）が構成されている。摺動レバー
（６）を下方に押し下げると昇降機構（７）に連動され
て、可動枠（５）は下方へスライドしキャスタ（２）の
車輪より下部まで押し下げられ固定される。よって、車
輪は浮いた状態と成り、接地面とは可動枠（５）が接触
し釣り具ケース（１）は固定状態と成る。次に、摺動レ
バー（６）を上方に押し上げると、昇降機構（７）に連
動されて、可動枠（５）は上方へスライドしキャスタ
（２）の車輪は可動枠（５）の底面より下方と成るた
め、シュルダーバンド（４）を引っ張ることにより釣り
具ケース（１）を簡単に移動させることが出来る。

【０００９】

【発明の効果】本発明は、上述したように、釣り具ケー
スの底面にキャスタを取付けることにより、非力な人で
も大きい釣り具ケースを容易に取り扱うことが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の、実施例１の外観斜視図である。

【図２】本発明の，実施例２の通常移動使用時の外観斜
視図である。

【図３】本発明の、実施例２のキヤスタ収納時の断面図
である。

【符号の説明】

（１）釣り具ケース （２）キャスタ （３）把手 （４）ショルダーバンド （５）可動枠 （６）摺動レバー （７）昇降機構

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ケースの底面部に複数個のキャスタを取付
   けたことを特徴とする釣り具ケース。
2. 【請求項２】キャスタを収納可能としたことを特徴とす
   る請求項１の釣り具ケース。