JPH08301357A - 携帯用冷蔵ボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯用冷蔵ボックスを非力な人でも簡単に大
型のものを取り扱い出来るよう提供することを主たる目
的とする。 【構成】 冷蔵ボックスの底面にキャスタを形成したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、魚釣等のレジャー用の
冷蔵ボックスに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の携帯用冷蔵ボックスは持ちはこび
等による移動時、把手によるもの及び、肩から吊り下げ
るショルダーバンドの付いたものがあつた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、大型
の冷蔵ボックスにおいて、ボックス内に冷蔵物が満載の
とき、老人や女性、子供等のように非力な場合、自由に
持ちはこび出来ないと言う欠点が有った。

【０００４】

【発明が解決するための手段】上記従来例が有する、問
題点を解決することを課題として、本発明は、冷蔵ボッ
クスの底面にキヤスタを取付けるよう構成したことを、
請求項１とするものである。

【０００５】又冷蔵ボックスの底面に取付けられたキヤ
スタを収納可能とすることにより、斜面及び車内等での
放置時自然移動を防止するよう構成したことを請求項２
とするものである。

【０００６】

【作 用】本発明は、上記構成により、ボックス底面に
取付けられたキャスタの車輪の転がりにより、冷蔵ボッ
クスを持ち上げなくても場所移動することが出来る。

【０００７】

【実施例】以下本発明の構成を図面に示す実施例を参照
して説明する。 実施例１ 図１は本発明の実施例１の外観斜視図を示す。冷蔵ボッ
クス（１）の底面の四方角部にキャスタ（２）を取付け
る。階段や非舗装道路での移動において、冷蔵ボックス
（１）を持ち上げるために把手（３）を、持ち運びする
ためにショルダーバンド（４）を設けてある。

【０００８】実施例２ 図２は本発明の実施例２の通常移動使用時の外観斜視図
を示す。又、図３は本発明の実施例２のキヤスタ収納時
の断面図を示す。冷蔵ボックス（１）の下部の外周部に
は袴状の可動枠（５）が構成されている。摺動レバー
（６）を下方に押し下げると昇降機構（７）によって、
可動枠（５）は下方へスライドし、可動枠（５）の下面
はキャスタ（２）の車輪より下方位置まで押し下げられ
固定される、よって車輪は浮いた状態と成り、接地面と
可動枠（５）が接触し冷蔵ボックス（１）は固定状態と
なる。次に、摺動レバー（６）を上方に押し上げると、
昇降機構（７）によって可動枠（５）は上方へスライド
しキャスタ（２）の車輪は可動枠（５）の底面より下方
となるため、ショルダーバンド（４）を引っ張ることに
より冷蔵ボックス（１）を簡単に移動させることが出来
る。

【０００９】

【発明の効果】本発明は、上述したように、冷蔵ボック
スの底面にキャスタを取付けることにより、非力な人で
も大型の携帯用冷蔵ボックスを容易に取り扱うことが出
来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の、実施例１の外観斜視図である。

【図２】本発明の、実施例２の通常移動使用時の外観斜
視図である。

【図３】本発明の、実施例２のキヤスタ収納時の断面図
である。

【符号の説明】

（１）冷蔵ボックス （２）キャスタ （３）把手 （４）ショルダーバンド （５）可動枠 （６）摺動レバー （７）昇降機構

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ボックス底面部に複数個のキャスタを取付
   けたことを特徴とする携帯用冷蔵ボックス。
2. 【請求項２】キャスタを収納可能としたことを特徴とす
   る請求項１の携帯用冷蔵ボックス。