JPH08298027A - 細径ケーブル - Google Patents

細径ケーブル

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JPH08298027A
JPH08298027A JP10366395A JP10366395A JPH08298027A JP H08298027 A JPH08298027 A JP H08298027A JP 10366395 A JP10366395 A JP 10366395A JP 10366395 A JP10366395 A JP 10366395A JP H08298027 A JPH08298027 A JP H08298027A
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JP
Japan
Prior art keywords
tape
identification
small
core
conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP10366395A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Saito
斎藤  修
Hidefumi Otsuka
秀文 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は細径多心ケーブルの心線の識別が容
易にでき、かつ、識別テープの色の種類を少なくするこ
とができる細径多心ケーブルを提供することを目的とす
る。 【構成】 中心部に設けられた導体101と、導体10
1の外周に設けられた絶縁体層103と、絶縁体層10
3の外周に巻かれた少なくとも二つの識別テープ3とか
ら成る複数の心線107を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療機器等に用いられ
る細径多心ケーブル及び細径同軸ケーブル等の細径ケー
ブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、医療機器等に用いられる細径多心
ケーブルと細径同軸ケーブル(いずれも導体直径0.1
mm程度)が種々提案されている。このような細径多心ケ
ーブルを図4に示す。図4に示すように細径多心ケーブ
ル100は、導体101と導体101の外周に設けられ
た絶縁体層103と絶縁体層103の外周に巻かれた識
別テープ105とから成る複数の心線107(図4に示
す例では5つ、但し図4では3つのみ見える)と、心線
107を纏めてその外周に設けられた外部導体109
と、外部導体109の外周に設けられたシース111と
から成る。
【0003】また、細径同軸ケーブルの一例を図5に示
す。図5に示すように従来の細径同軸ケーブル120
は、中心部に設けられた内部導体121と、内部導体1
21の外周に設けられた絶縁体層123と、絶縁体層1
23の外周に巻かれた識別テープ125と、識別テープ
125が巻かれた絶縁体層123の外周に設けられた外
部導体127と、外部導体127を被覆するシース12
9とから成る。
【0004】この細径多心ケーブル100と細径同軸ケ
ーブル120では、識別テープ105,125の色を変
えることにより線(細径多心ケーブル100では心線1
07、細径同軸ケーブル120ではその種類)の識別を
行っている。また、他の識別方法としては、絶縁体層1
03,123を着色する方法、絶縁体層103,123
表面に所定の色を印刷する方法、同心円状に整列させ目
印のコアを設けてその何番目かで判断する方法等が挙げ
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
細径多心ケーブル100と細径同軸ケーブル120で
は、識別する線の数が多い場合、識別テープ105,1
25の色の種類が多くなるという問題があった。また、
絶縁体層103,123を着色することにより線を識別
する場合や絶縁体層103,123表面に所定の色を印
刷することにより線を識別する場合、着色或いは印刷の
色の変更に時間が掛かるばかりか、絶縁体層103,1
23が細径であるため、塗料の着色性が悪く、これによ
り識別しにくいという問題があった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、細径ケーブルの心線の識別が容易にでき、かつ、識
別テープの色の種類を少なくすることができる細径ケー
ブルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願第1の発明の細径多心ケーブルは、複数の心線を有
する細径多心ケーブルであって、前記心線は、中心部に
設けられる導体と、この導体の外周に設けられる絶縁体
層と、この絶縁体層の外周に設けられる複数の識別テー
プとを有することを特徴とする。また本願第2の発明の
細径同軸ケーブルは、中心部に設けられる内部導体と、
この内部導体の外周に設けられる絶縁体層と、この絶縁
体層の外周に設けられる複数の識別テープと、この識別
テープの外周に設けられる外部導体とを有することを特
徴とする。また、前記請求項1及び2記載の識別テープ
は、接着剤により前記絶縁体層に固定されるものであ
る。さらに、前記請求項1及び2記載の識別テープは、
それぞれの色、模様及びこれらの順番、間隔によって識
別されるものである。
【0008】
【作用】本願第1の発明の細径多心ケーブルは、導体の
外周に設けられた絶縁体層の外周に複数の識別テープが
巻かれた心線を複数有するので、細径多心ケーブルの心
線の識別を容易にし、かつ、識別テープの色の種類を少
なくする。本願第2の発明の細径同軸ケーブルは、導体
の外周に設けられた絶縁体層の外周に複数の識別テープ
が巻かれた心線を複数有するので、細径同軸ケーブルの
識別を容易にし、かつ、識別テープの色の種類を少なく
する。また、識別テープの片面に接着剤を塗布しておく
ことにより、この接着剤を介して識別テープが絶縁体層
に接着され、絶縁体層から剥がれるのを防止する。◎
【0009】さらに、複数の識別テープは、それぞれの
色、模様及びこれらの順番、間隔によって容易に識別さ
れるものであり、これにより心線の種類及びケーブルの
種類等が容易に識別される。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係る細径多心ケーブルの一
実施例の構成を示した図である。尚、図中、図4で示し
たものと同一のものは同一の記号を付して詳細な説明を
省略した。図1に示すように本実施例の細径多心ケーブ
ル1は、導体101と導体101の外周に設けられた絶
縁体層103と絶縁体層103の外周に巻かれる二つの
テープ3a,3bから成る識別テープ3を備える5つの
心線107と、5つの心線107を纏めてその外周に設
けられた外部導体109と、外部導体109の外周に設
けられたシース111とから成る。
【0011】テープ3aとテープ3bは、図2に示すよ
うに平行に並べられて絶縁体層103に巻かれる。この
とき、識別テープ3の片面に接着剤を塗布しておき、こ
の接着剤を介して絶縁体層103に接着することによっ
て識別テープ3が絶縁体層103から剥がれるのを防止
することができる。
【0012】次に、本実施例の細径多心ケーブル1の心
線107の識別方法を説明する。◎図1に示すように心
線107を5つ備える細径多心ケーブル1の場合、例え
ば識別テープ3として青色のテープと赤色のテープと緑
色のテープと黄色のテープの4つのテープを用意する。
そして、絶縁体層103の外周に巻く二つのテープ3
a,3bの色の組み合わせを心線107毎に変えるよう
にする。
【0013】例えば、心線107-1にはテープ3aに青
色のテープ、テープ3bに赤色のテープ、心線107-2
にはテープ3aに青色のテープ、テープ3bに緑色のテ
ープ、心線107-3にはテープ3aに青色のテープ、テ
ープ3bに青色のテープ、心線107-4にはテープ3a
に赤色のテープ、テープ3bに緑色のテープ、心線10
7-5にはテープ3aに赤色のテープ、テープ3bに赤色
のテープをそれぞれ絶縁体層103の外周に巻く。この
場合、3色の識別テープで識別が可能となる。尚、識別
テープ3に4色のテープを用意した場合は、最大で11
通りまで心線107の識別ができる。こうして心線10
7の数より少ない色数の識別テープ3により心線が識別
される。このように本実施例の細径多心ケーブル1は、
2つののテープ3a,3bから成る識別テープ3を絶縁
体層103の外周に巻くようにしている。これにより、
識別テープ3の色の組み合わせを変えることで心線10
7を容易に識別でき、このため識別テープ3の色の種類
を少なくすることができる。
【0014】図3は、本発明に係る細径同軸ケーブルの
一実施例の構成を示した図である。尚、図中、図5で示
したものと同一のものは同一の記号を付して詳細な説明
を省略した。本実施例の細径同軸ケーブル20は、中心
部に設けられた内部導体121と、内部導体121の外
周に設けられた絶縁体層123と、絶縁体層123の外
周に巻かれる二つのテープ23a,23bから成る識別
テープ23と、識別テープ23が巻かれた絶縁体層12
3の外周に設けられた外部導体127と、外部導体12
7を被覆するシース129とから成る。
【0015】テープ23aとテープ23bは、図3に示
すように平行に並べられて絶縁体層123に巻かれる。
このとき、識別テープ23の片面に接着剤を塗布してお
き、この接着剤を介して絶縁体層123に接着すること
によって、識別テープ23が絶縁体層123から剥がれ
るのを防止することができる。
【0016】次に、本実施例の細径同軸ケーブル20の
識別方法を説明する。例えば識別テープ23として青色
のテープと赤色のテープと緑色のテープと黄色のテープ
の4つのテープを用意する。そして、上記の実施例と同
様に絶縁体層123の外周に巻く二つの着色テープ23
a,23bの色の組み合わせを細径同軸ケーブル20毎
に変えるようにする。尚、識別テープ2に4色のテープ
を用意した場合は、6つまで細径同軸ケーブル20の識
別ができる。こうして細径同軸ケーブル20の数より少
ない色数の識別テープ23により細径同軸ケーブル20
が識別される。
【0017】このように本実施例の細径同軸ケーブル2
0は、2つの着色テープ23a,23bから成る識別テ
ープ23を絶縁体層123の外周に巻くようにしてい
る。これにより、識別テープ23の色の組み合わせを変
えることで細径同軸ケーブル20を容易に識別でき、こ
のため識別テープ23の色の種類を少なくすることがで
きる。
【0018】尚、上記の実施例では識別テープの色の組
み合わせを変えることで心線及び細径ケーブルの識別を
行っているが、本発明はこれに限定されること無く、例
えば複数の識別テープのそれぞれの色及び模様(柄)を
変える方式とともに、その巻く順番を変える方式、複数
の識別テープの巻く間隔を変える方式等により心線及び
細径ケーブルの識別を行うようにしても良い。この場
合、さらに識別テープの色の種類を少なくすることがで
きる。
【0019】また、上記各実施例では、細径多心ケーブ
ルと細径同軸ケーブルについてそれぞれ説明したが、本
発明は例えば細径多心同軸ケーブルについても適用でき
るのはいうまでもないことである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、細径ケー
ブルの心線の識別が容易にでき、かつ、識別テープの種
類を少なくすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る細径多心ケーブルの一実施例の構
成を示した図である。
【図2】図1に示した細径多心ケーブルの識別テープを
示す図である。
【図3】本発明に係る細径同軸ケーブルの一実施例の構
成を示した図である。
【図4】従来の細径多心ケーブルの構成を示した図であ
る。
【図5】従来の細径同軸ケーブルの構成を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 細径多心ケーブル 3,23 識別テープ 20 細径同軸ケーブル 101 導体 103,123 絶縁体層 107 心線 109,127 外部導体 111,129 シース 121 内部導体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の心線を有する細径多心ケーブルで
    あって、 前記心線は、中心部に設けられる導体と、この導体の外
    周に設けられる絶縁体層と、この絶縁体層の外周に設け
    られる複数の識別テープとを有することを特徴とする細
    径多心ケーブル。
  2. 【請求項2】 中心部に設けられる内部導体と、 この内部導体の外周に設けられる絶縁体層と、 この絶縁体層の外周に設けられる複数の識別テープと、 この識別テープの外周に設けられる外部導体とを有する
    ことを特徴とする細径同軸ケーブル。
  3. 【請求項3】 前記識別テープは、接着剤により前記絶
    縁体層に固定されていることを特徴とする請求項1記載
    の細径多心ケーブル。
  4. 【請求項4】 前記識別テープは、接着剤により前記絶
    縁体層に接着されていることを特徴とする請求項2記載
    の細径同軸ケーブル。
  5. 【請求項5】 前記識別テープは、それぞれの色及び模
    様によって識別されることを特徴とする請求項1記載の
    細径多心ケーブル。
  6. 【請求項6】 前記識別テープは、それぞれの色及び模
    様によって識別されることを特徴とする請求項2記載の
    細径同軸ケーブル。
JP10366395A 1995-04-27 1995-04-27 細径ケーブル Pending JPH08298027A (ja)

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