JPH0676646A - ケーブル線心の識別法 - Google Patents
ケーブル線心の識別法Info
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- JPH0676646A JPH0676646A JP22564892A JP22564892A JPH0676646A JP H0676646 A JPH0676646 A JP H0676646A JP 22564892 A JP22564892 A JP 22564892A JP 22564892 A JP22564892 A JP 22564892A JP H0676646 A JPH0676646 A JP H0676646A
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 7
- 239000004020 conductor Substances 0.000 abstract description 5
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 abstract description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 2
- ONTQJDKFANPPKK-UHFFFAOYSA-L chembl3185981 Chemical compound [Na+].[Na+].CC1=CC(C)=C(S([O-])(=O)=O)C=C1N=NC1=CC(S([O-])(=O)=O)=C(C=CC=C2)C2=C1O ONTQJDKFANPPKK-UHFFFAOYSA-L 0.000 abstract 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 5
- 238000003854 Surface Print Methods 0.000 description 2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】トリプレックス型ケーブルの量産的な製造をな
し得るトリプレックス型ケーブルの線心の識別法を提供
する。 【構成】各線心のシース2に、白テープ3、赤テープ
4、青テープ5を、シース周面に密着させて線心長手方
向に貼着しておき、線心の撚り合せに際してそれ等の中
の不要のものを剥離して、残された色テープにより線心
の識別を行う。
し得るトリプレックス型ケーブルの線心の識別法を提供
する。 【構成】各線心のシース2に、白テープ3、赤テープ
4、青テープ5を、シース周面に密着させて線心長手方
向に貼着しておき、線心の撚り合せに際してそれ等の中
の不要のものを剥離して、残された色テープにより線心
の識別を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトリプレックス型ケーブ
ルの等の製造に際し、その量産性を高めることができる
線心の識別法に関する。
ルの等の製造に際し、その量産性を高めることができる
線心の識別法に関する。
【0002】
【従来の技術】トリプレックス型ケーブルは、単心ケー
ブルと同様に絶縁体上にシースを設けてなる3条の線心
を俵詰みの状態で撚り合わせて構成され、3相電力用の
ケーブルとして多用されている。従来この種のケーブル
を製造するに際しては、下記の何れかの方法によって上
記3条の線心のシース表面に識別手段を施すようにして
いる。
ブルと同様に絶縁体上にシースを設けてなる3条の線心
を俵詰みの状態で撚り合わせて構成され、3相電力用の
ケーブルとして多用されている。従来この種のケーブル
を製造するに際しては、下記の何れかの方法によって上
記3条の線心のシース表面に識別手段を施すようにして
いる。
【0003】すなわち、 (1) トリプレックス型ケーブルを構成する各線心の絶縁
体の色を、低圧ケーブルにおいては、黒、白、赤とし、
高圧ケーブルにおいては、白、赤、青とすることによ
り、線心の絶縁体の色により、線心の識別を行うように
したもの。
体の色を、低圧ケーブルにおいては、黒、白、赤とし、
高圧ケーブルにおいては、白、赤、青とすることによ
り、線心の絶縁体の色により、線心の識別を行うように
したもの。
【0004】(2) 各線心の導体に低圧ケーブルにおいて
は、黒、白、赤の識別用縦添テープを、高圧ケーブルに
おいては、白、赤、青の識別用の縦添テープを線心導体
に挿入し、テープの色により線心の識別を行うようにし
たもの。
は、黒、白、赤の識別用縦添テープを、高圧ケーブルに
おいては、白、赤、青の識別用の縦添テープを線心導体
に挿入し、テープの色により線心の識別を行うようにし
たもの。
【0005】(3) 線心のシース上に色インクにより、低
圧ケーブルにおいては黒、白、赤、高圧ケーブルにおい
ては、白、赤、青の識別用の表面印刷を施し、その色に
より線心の識別を行うようにしたもの。
圧ケーブルにおいては黒、白、赤、高圧ケーブルにおい
ては、白、赤、青の識別用の表面印刷を施し、その色に
より線心の識別を行うようにしたもの。
【0006】(4) 線心の半導電テープに低圧ケーブルに
おいては黒、白、赤、高圧ケーブルにおいては白、赤、
青の色文字を印刷し、その色により線心の識別を行うよ
うにしたもの。
おいては黒、白、赤、高圧ケーブルにおいては白、赤、
青の色文字を印刷し、その色により線心の識別を行うよ
うにしたもの。
【0007】なお、図2は上記(3) の線心識別手段の形
成を採用した製造法の流れ図である。この図において、
心線導体に対する絶縁体の押出被覆の工程1、テープ巻
等の工程2、シース押出被覆等の工程3により線心を製
造し、シース上に色インクによる表面印刷の工程4によ
って識別手段を付着させる。上記の工程により色別の所
要条長の線心を用意し、これを撚り合せの工程5におい
て撚り合わせてトリプレックス型ケーブルとする。な
お、図示は工程1〜工程4は1線心についてのみである
が、実際には3線心について行われる。
成を採用した製造法の流れ図である。この図において、
心線導体に対する絶縁体の押出被覆の工程1、テープ巻
等の工程2、シース押出被覆等の工程3により線心を製
造し、シース上に色インクによる表面印刷の工程4によ
って識別手段を付着させる。上記の工程により色別の所
要条長の線心を用意し、これを撚り合せの工程5におい
て撚り合わせてトリプレックス型ケーブルとする。な
お、図示は工程1〜工程4は1線心についてのみである
が、実際には3線心について行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記(1) 〜(4) の何れ
のトリプレックス型ケーブルの線心識別手段の形成方法
においても、絶縁体の押出被覆時またはシースの押出被
覆時には、線心の識別を完了させ、その必要な条長を確
保しておく必要がある。従って、識別用の色分けをした
線心を3相分確保する必要があり、量産的な製造法を採
用することは困難で、受注生産となり納期対応の面で問
題があった。また、識別用の色分けをしたトリプレック
ス型ケーブルの線心を、単心ケーブルに転用することは
できなかった。
のトリプレックス型ケーブルの線心識別手段の形成方法
においても、絶縁体の押出被覆時またはシースの押出被
覆時には、線心の識別を完了させ、その必要な条長を確
保しておく必要がある。従って、識別用の色分けをした
線心を3相分確保する必要があり、量産的な製造法を採
用することは困難で、受注生産となり納期対応の面で問
題があった。また、識別用の色分けをしたトリプレック
ス型ケーブルの線心を、単心ケーブルに転用することは
できなかった。
【0009】本発明は上記の事情に基きなされたもの
で、識別手段を施してない線心を撚り合せるに際して、
各線心に識別手段を施すことにより、例えばトリプレッ
クス型ケーブルのような複数線心ケーブルの量産性の高
い製造をなし得る線心の識別法を提供する。
で、識別手段を施してない線心を撚り合せるに際して、
各線心に識別手段を施すことにより、例えばトリプレッ
クス型ケーブルのような複数線心ケーブルの量産性の高
い製造をなし得る線心の識別法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブル線心の
識別法は、各線心に複数種類の識別用テープを線心長手
方向に貼着しておき、複数条の線心を撚り合せるに際し
て前記複数種類の識別テープの中の所定の識別テープを
剥離することを特徴とする。
識別法は、各線心に複数種類の識別用テープを線心長手
方向に貼着しておき、複数条の線心を撚り合せるに際し
て前記複数種類の識別テープの中の所定の識別テープを
剥離することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成の本発明のケーブル線心の識別法にお
いては、線心の撚り合せに際して不必要な識別テープを
剥離すれば、残された識別テープにより線心の識別が可
能となる。
いては、線心の撚り合せに際して不必要な識別テープを
剥離すれば、残された識別テープにより線心の識別が可
能となる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の斜視図である。こ
の図において、線心1のシース2の押出被覆時に白テー
プ3、赤テープ4、青テープ5を、120°間隔でシー
ス周面に密着させ、線心長手方向に貼着してある。な
お、この図中6は線心導体、7は絶縁体をそれぞれ示
す。
の図において、線心1のシース2の押出被覆時に白テー
プ3、赤テープ4、青テープ5を、120°間隔でシー
ス周面に密着させ、線心長手方向に貼着してある。な
お、この図中6は線心導体、7は絶縁体をそれぞれ示
す。
【0013】線心の撚り合せに先立ち、線心の識別に必
要なテープを残し他のテープを剥離しておく。これによ
り、撚り合せられる線心1は識別手段を有することとな
り、撚り合せによって得られるトリプレックス型ケーブ
ルは線心1に残された色テープによる識別が可能であ
る。
要なテープを残し他のテープを剥離しておく。これによ
り、撚り合せられる線心1は識別手段を有することとな
り、撚り合せによって得られるトリプレックス型ケーブ
ルは線心1に残された色テープによる識別が可能であ
る。
【0014】さらに、上記本発明の線心は1種類の線心
で、不必要な色テープの剥離によって3種類の色テープ
により識別可能な線心とすることができるから、従来の
製造法のように別個の識別手段を具えた3種類の線心を
用意する必要はなくなり、ょうさんてきなトリプレック
ス型ケーブルの製造ができる。
で、不必要な色テープの剥離によって3種類の色テープ
により識別可能な線心とすることができるから、従来の
製造法のように別個の識別手段を具えた3種類の線心を
用意する必要はなくなり、ょうさんてきなトリプレック
ス型ケーブルの製造ができる。
【0015】図1と同一部分には同一符号を付した図2
は本発明の他の実施例の断面図である。この実施例にお
いては、白テープ3、赤テープ4、青テープ5は3層に
重ねて貼着されている。この実施例によっても前記実施
例と同様にして、トリプレックス型ケーブルの量産的な
製造が可能である。
は本発明の他の実施例の断面図である。この実施例にお
いては、白テープ3、赤テープ4、青テープ5は3層に
重ねて貼着されている。この実施例によっても前記実施
例と同様にして、トリプレックス型ケーブルの量産的な
製造が可能である。
【0016】本発明は上記実施例のみに限定されない。
例えば、例示のトリプレックス型ケーブルだけでなく、
4心以上の複数線心を有するケーブルの線心識別に適用
することもできる。また、識別テープも例示の色テープ
のほか、印刷により識別記号を施したもの等適当なテー
プを使用することができる。
例えば、例示のトリプレックス型ケーブルだけでなく、
4心以上の複数線心を有するケーブルの線心識別に適用
することもできる。また、識別テープも例示の色テープ
のほか、印刷により識別記号を施したもの等適当なテー
プを使用することができる。
【0017】
【発明の効果】上記から明らかなように本発明のケーブ
ルの線心識別法によれば、複数条の線心を有するケーブ
ルの量産的な製造が可能であり、納期の面で問題を生じ
ることは少ない。また、コストの低減を図ることもでき
る。
ルの線心識別法によれば、複数条の線心を有するケーブ
ルの量産的な製造が可能であり、納期の面で問題を生じ
ることは少ない。また、コストの低減を図ることもでき
る。
【図1】本発明の一実施例の斜視図。
【図2】本発明の他の実施例の断面図。
1………線心 2………シース 3………白テープ 4………赤テープ 5………青テープ
Claims (1)
- 【請求項1】 各線心に複数種類の識別用テープを線心
長手方向に貼着しておき、複数条の線心を撚り合せるに
際して前記複数種類の識別テープの中の所定の識別テー
プを剥離することを特徴とするケーブル線心の識別法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22564892A JPH0676646A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ケーブル線心の識別法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22564892A JPH0676646A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ケーブル線心の識別法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0676646A true JPH0676646A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16832595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22564892A Withdrawn JPH0676646A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ケーブル線心の識別法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0676646A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011147973A1 (fr) * | 2010-05-28 | 2011-12-01 | Prysmian Cables Et Systemes France | Cable comprenant une bande indicatrice amovible, procede et machine de fabrication d'un tel cable |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP22564892A patent/JPH0676646A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011147973A1 (fr) * | 2010-05-28 | 2011-12-01 | Prysmian Cables Et Systemes France | Cable comprenant une bande indicatrice amovible, procede et machine de fabrication d'un tel cable |
FR2960692A1 (fr) * | 2010-05-28 | 2011-12-02 | Prysmian Cables Et Systemes France | Cable comprenant une bande indicatrice amovible, procede et machine de fabrication d'un tel cable |
US9035187B2 (en) | 2010-05-28 | 2015-05-19 | Prysmian Cables Et Systemes France | Cables comprising removable indicator strips, and methods and machines for manufacturing the cables |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |